JP2005109752A - 情報収集装置、プログラムおよび情報収集システム - Google Patents

情報収集装置、プログラムおよび情報収集システム Download PDF

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繁 谷澤
Yoshitaku Ohashi
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Abstract

【課題】 通信アドレスの無駄な割り当てを防止する。
【解決手段】 蓄積手段103が、監視対象の状態を表す情報を受信し、データ作成手段104が、この情報を表すデータを作成する。タイミング記憶手段105は、通知先にデータが更新されたことを通知するタイミングを記憶している。接続要求手段107が、通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて要求元と外部との通信の中継を行う中継装置30に対して、計時手段102により計時された時刻がタイミング記憶手段105に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する。アドレス取得手段108が、割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信し、アドレス通知手段109が、通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、通知先へ送信する。切断手段110が、電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに中継装置30との通信回線を切断する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、動的通信アドレスを取得して通信を行う装置に関する。
データ通信を用いて、遠隔地の情報を監視するための技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示されている技術においては、監視カメラ、管理コンピュータ、インターネットおよび携帯電話機が主要な構成要素である。監視カメラは、インターネットに常時接続されている。管理コンピュータには、ユーザIDと監視カメラのIP(Internet Protocol)アドレスとが対応付けられて記憶されている。ユーザが携帯電話機を用いて管理コンピュータにアクセスし、正式な利用者であると認証されると、管理コンピュータは、暗号化したパスワードを監視カメラに送信するとともに、このパスワードと監視カメラのIPアドレスとをユーザの携帯電話機に送信する。ユーザが携帯電話機を用いてパスワードを監視カメラに送信すると、監視カメラは、そのパスワードが管理コンピュータから受信したパスワードと同一か否かを判定し、同一である場合には接続を許可する。なお、上記のIPアドレスは、監視カメラをインターネットに接続するたびに変わる動的IPアドレスである。停電等により通信が切断された場合、再接続時に新規のIPアドレスが与えられると、そのIPアドレスを管理コンピュータに通知するようになっている。このようにして、特許文献1の技術は、常時接続であるにも関わらず、監視カメラからの情報の不正な入手の防止を図っている。
特開2002−208078号公報
ところで、遠隔地の情報としては、上記の他にも様々なものがある。例えば、温度、湿度、機械の電流・電圧などである。これらの情報は、例えば1日1回といった頻度で周期的に情報を取得すれば十分である場合がある。このような場合に特許文献1の技術を用いると、情報の取得が行われていない時間帯もIPアドレスが割り当てられたままとなる。近年、IPアドレスの不足が問題となっており、IPアドレスの無駄な割り当ては避けるべきである。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、通信アドレスの無駄な割り当てを防止することのできる技術の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、通信手段と、計時手段と、監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成するデータ作成手段と、予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶するタイミング記憶手段と、前記通知先の電子メールアドレスを記憶する通知先記憶手段と、通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置に対して、前記計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する接続要求手段と、前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信するアドレス取得手段と、前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信するアドレス通知手段と、前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する切断手段とを有する情報収集装置を提供する。
また、本発明は、コンピュータ装置を、通信手段と、計時手段と、監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成するデータ作成手段と、予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶するタイミング記憶手段と、前記通知先の電子メールアドレスを記憶する通知先記憶手段と、通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置に対して、前記計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する接続要求手段と、前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信するアドレス取得手段と、前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信するアドレス通知手段と、前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する切断手段として機能させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置と、1または複数の情報収集装置とを備え、前記情報収集装置の各々は、通信手段と、計時手段と、監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成するデータ作成手段と、予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶するタイミング記憶手段と、前記通知先の電子メールアドレスを記憶する通知先記憶手段と、前記中継装置に対して、前記計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する接続要求手段と、前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信するアドレス取得手段と、前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信するアドレス通知手段と、前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する切断手段を有することを特徴とする情報収集システムを提供する。
本発明によれば、蓄積手段が、監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する。データ作成手段が、前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成する。タイミング記憶手段が、予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶する。通知先記憶手段が、前記通知先の電子メールアドレスを記憶する。接続要求手段が、通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置に対して、計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する。アドレス取得手段が、前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信する。アドレス通知手段が、前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信する。切断手段が、前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する。
本発明によれば、通信アドレスの無駄な割り当てを防止することができる。通信アドレスは、接続毎に変化するが、これをその都度電子メールで通知するため、外部からの不正アクセスが防止できる。また、情報収集装置側に固定のグローバルアドレスを割り当てる必要がなく、監視情報の送信先である端末装置もメールアドレスのみ有していればよいため、安価にシステムを構築することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[構成]
図1は、本実施形態にかかるシステム全体の構成を示す図である。
情報収集装置10は、通信装置50を介して、移動通信網80経由で通信を行う機能を備えている。情報収集装置10の構成については後述する。
通信装置50は、情報収集装置10に接続されており、情報収集装置10と外部との移動通信網80経由でのデータ通信を仲介する。なお、通信装置50は、データ通信機能を備えた携帯電話機であってもよい。また、情報収集装置10が通信装置50の機能を備えていてもよい。
中継装置30は、ISP(Internet Service Provider)が管理するWWW(World Wide Web)サーバである。中継装置30は、クライアントからの接続要求を受信すると、PPP(Point to Point Protocol)に従って、クライアントにグローバルIPアドレスを割り当てる。このIPアドレスは、動的IPアドレスである。すなわち、中継装置30は、ISPが保有するIPアドレスの中からその時点で空いているアドレスの1つをクライアントに割り当てる。そして、このIPアドレスは、通信回線を接続してから切断するまでの間だけ割り当てられるアドレスであり、次回の接続においては別のアドレスが割り当てられる。
移動機41は、移動通信網80経由でデータ通信を行う機能を備えた携帯電話機である。なお、移動機41は、携帯電話機能を備えていない通信装置であってもよい。パーソナルコンピュータ42は、インターネット70経由でデータ通信を行う機能を備えている。これ以降の説明では、移動機41とパーソナルコンピュータ42とを区別する必要のないときは、これらを端末装置40と総称する。端末装置40は、ブラウザプログラムを記憶しており、ブラウザプログラムを実行することによってWebブラウザを表示させることができる。また、これによって、端末装置40は、後述する情報収集装置10から送信されたHTML(Hyper Text Markup Language)データに基づいてWebページを表示させることができる。また、端末装置40は、メーラプログラムを記憶しており、メーラプログラムを実行することによって電子メールの作成、閲覧および送受信が可能になっている。
情報収集装置10には、1つまたは複数の監視機器60が接続されている。監視の対象としては、例えば、倉庫に設置された冷蔵庫(図示省略)が挙げられる。監視機器60は、例えば、冷蔵庫内の温度を測定する温度センサ、湿度を測定する湿度センサ、電流計、電圧計、冷蔵庫のドアの施錠を検知するドアセンサなどである。情報収集装置10は、これらの監視機器60から受信した情報を記憶し、この情報をWebブラウザで表示させるためのHTMLデータを作成する機能を有する。本実施形態では、主に温度センサの例を用いて説明する。
また、情報収集装置10は、情報収集装置10自身に割り当てられたIPアドレスを書き込んだ電子メールを作成し、この電子メールを送信する機能を有する。
図2は、情報収集装置10のハードウェア構成を示す図である。情報収集装置10は、CPU11(Central Processing Unit)、RAM12(Random Access Memory)、不揮発性メモリ13、通信IF(インターフェイス)14および時計15を備えている。
不揮発性メモリ13には、プログラム131が書き込まれている。CPU11は、情報収集装置10に電源(図示省略)が投入されると、不揮発性メモリ13に書き込まれているプログラム131を読み出し、RAM12をワークエリアとして実行する。CPU11がプログラム131を実行することによって、情報収集装置10には、図3に示すモジュール群が仮想的に形成される。なお、外部の装置にプログラム131を記憶させておき、通信網を介してプログラム131をダウンロードして不揮発性メモリ13に記憶させることとしてもよい。
次に、図3を用いて、情報収集装置10に仮想的に形成されるモジュール群について説明する。
通信手段101は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従ってインターネット70経由で通信を行う手段である。この通信手段101により、情報収集装置10は、外部の装置とインターネット70経由で通信を行うことが可能となっている。
計時手段102は、時計である。
蓄積手段103は、監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する手段である。蓄積手段103は、例えば、温度センサによって一定時間間隔(例えば、30分毎)で測定された温度を表す温度データを温度センサから受信する。不揮発性メモリ13には、温度データを蓄積するためのデータベースが記憶されており、蓄積手段103は、受信した温度データをデータベースに書き込む。蓄積手段103は、湿度、電流、電圧、ドア鍵の施錠に関しても情報を蓄積する。
データ作成手段104は、蓄積手段103により蓄積された情報を表すデータを作成する手段である。ここで、データとは、監視機器60から受信した情報を表すWebページを表示するためのHTMLデータである。HTMLデータの作成は、毎日予め定められた時刻に行ってもよいし、温度センサから温度データを受信するたびに行ってもよい。あるいは、端末装置40から監視情報の送信要求があったときにHTMLデータを作成することとしてもよい。このHTMLデータが表す内容は、直前の24時間分の蓄積値、現在値、最大/最小値などである。図7は、このようにして作成されたHTMLデータによって端末装置40に表示されるWebページの例である。
タイミング記憶手段105は、予め定められた通知先にデータ作成手段104によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶する手段である。ここで、タイミングとは、Webページを表示するためのHTMLデータが更新されたことを通知する通知時刻であり、この通知時刻を表す情報が不揮発性メモリ13に記憶されている。この通知時刻は、データ作成手段104によってHTMLデータが更新された直後の時刻がデフォルト値として設定されている他、端末装置40のユーザが所望の通知時刻を端末装置40から情報収集装置10に送信することによって設定することも可能である。
通知先記憶手段106は、HTMLデータ更新の通知先の電子メールアドレスを記憶する手段である。具体的には、通知先記憶手段106は、端末装置40のメールアドレスを不揮発性メモリ13に記憶させる。
接続要求手段107は、通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて要求元と外部との通信の中継を行う中継装置30に対して、計時手段102により計時された時刻がタイミング記憶手段105に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する手段である。具体的には、接続要求手段107は、時計15が示す時刻が不揮発性メモリ13に記憶されている通知時刻と一致したときに、中継装置30に対してインターネット70経由での通信回線の接続要求を送信する。
情報収集装置10から接続要求を受信した中継装置30は、PPPで定められた手順に従って情報収集装置10に動的IPアドレスを割り当て、情報収集装置10との通信回線の接続を行う。
アドレス取得手段108は、中継装置30により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信する手段である。具体的には、中継装置30は、情報収集装置10にIPアドレスを割り当てた後、情報収集装置10に割り当てたIPアドレスを内包したパケットを生成し、そのパケットを情報収集装置10に送信する。情報収集装置10は、中継装置30から送信されたパケットに内包されているIPアドレスを取り出し、不揮発性メモリ13に記憶させる。
アドレス通知手段109は、アドレス取得手段108により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、この電子メールを通知先の電子メールアドレス宛で送信する手段である。具体的には、アドレス通知手段109は、中継装置30から割り当てられたIPアドレスを書き込んだ電子メールを作成し、不揮発性メモリ13から通知先である端末装置40のメールアドレスを読み出し、このメールアドレス宛で電子メールを送信する。
切断手段110は、アドレス通知手段109により電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに中継装置30との通信回線を切断する手段である。所定の時間とは、情報収集装置10が端末装置40からの通信回線の接続を許可する時間である。この時間は、端末装置40のユーザが情報収集装置10により作成されたWebページをブラウザに表示させて、その内容を確認するのに十分な時間がユーザに与えられるように、例えば10分といった時間が設定される。
[動作]
上記の構成による情報収集システムの動作について説明する。ただし、情報収集装置10は、ハードウェアがソフトウェアを用いることによって動作する装置であるから、以降の説明においては、動作の主体を、仮想的に形成されるモジュールではなく、ハードウェアとする。図5は、CPU11がプログラム131を実行することによって行われる処理のフローを示す図である。
ここで、情報収集装置10、通信装置50および端末装置40には既に電源が投入されており、情報収集装置10においてはプログラム131が実行されているものとする。また、不揮発性メモリ13には、15時31分という通知時刻が記憶されているものとする。すなわち、情報収集装置10は、毎日15時31分に、Webページを表示するためのHTMLデータが更新されたことを通知先に通知するように設定されている。
まず、情報収集装置10のCPU11は、HTMLデータが更新されたことを通知先に通知する通知時刻が到来したか否かを判定する(ステップA01)。具体的には、CPU11は、時計15によって計時された時刻と不揮発性メモリ13に記憶されている時刻とが一致したか否かを判定する。
通知時刻が到来したと判定されると(ステップA01:YES)、CPU11は、中継装置30に対してインターネット70経由での通信回線の接続を要求する(ステップA02)。情報収集装置10から送信された要求を受信すると、中継装置30は、PPPで定められた手順に従って情報収集装置10の認証を行い、情報収集装置10にIPアドレスを割り当てる。このIPアドレスは、動的IPアドレスである。すなわち、通信回線を接続してから切断するまでの間だけ割り当てられるアドレスであり、次回の接続においては別のアドレスが割り当てられる。
次に、中継装置30は、情報収集装置10に割り当てたIPアドレスを内包したパケットを生成し、そのパケットを情報収集装置10に送信する。CPU11は、中継装置30から送信されたパケットを受信し、そのパケットに内包されているIPアドレスを取り出し、不揮発性メモリ13に記憶させる(ステップA03)。
次に、CPU11は、中継装置30から受け取ったIPアドレスを書き込んだ電子メールを作成し、不揮発性メモリ13から通知先である端末装置40のメールアドレスを読み出し、このメールアドレス宛で電子メールを送信する(ステップA04)。
端末装置40は、情報収集装置10から送信された電子メールを受信する。端末装置40のユーザは、この電子メールを開封し、閲覧する。図4は、端末装置40に表示される電子メールを示す図である。この電子メールには、中継装置30によって情報収集装置10に割り当てられたIPアドレスが書き込まれている。
次に、ユーザは、このIPアドレスの文字列の場所にカーソルを移動し、決定の指示を入力する。すると、端末装置40は、このIPアドレス宛で通信回線の接続を要求する信号を送信する。あるいは、端末装置40が電子メールに書き込まれているIPアドレスを認識し、このIPアドレス宛でWeb接続要求を送信することとしてもよい。
CPU11は、端末装置40から送信されたWeb接続要求を受信する(ステップS05)。
次にCPU11は、Webページの目次を表すHTMLデータを端末装置40に送信する(ステップS06)。このHTMLデータを受信した端末装置40は目次のページを表示する。図6は、端末装置40に表示される目次のページの例である。
ユーザは、所望の目次にカーソルを移動し、決定の指示を入力する。例えば、「履歴データ」を選択したとすると、端末装置40には、図7に示す画面が表示される。「履歴データ」を選択すると、所定の期間(例えば、過去1か月分)のデータを端末装置40にダウンロードすることができる。「条件抽出」を選択すると、通知先のメールアドレスを変更するための画面が表示され、所望のメールアドレスを入力することによって通知先を変更することができる。「登録設定変更」を選択すると、Webページの更新の通知時刻を変更するための画面が表示され、所望の時刻を入力することによって通知時刻を変更することができる。「特記」を選択すると、操作説明の画面が表示される。
ユーザは、所望の項目の閲覧、ダウンロード、変更が完了したならば、端末装置40を用いた通信を終了させる。
この間、CPU11は、Webページの更新を通知する電子メールを送信した時刻から所定の時間(例えば10分)が経過したか否かを判定する(ステップA07)。所定の時間が経過したならば、CPU11は(ステップA07:YES)、中継装置30との通信回線を切断する(ステップA08)。従って、10分以内に端末装置40からWeb接続がない場合は通信終了となるが、次回のHTMLデータ更新時に同様な動作を繰り返す。通信回線が切断されると、情報収集装置10に割り当てられたIPアドレスは開放され、中継装置30は、他の装置にこのIPアドレスを割り当てることが可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、周期的に通信回線の接続を行う情報収集装置に動的IPアドレスが割り当てられ、所定の時間が経過すると通信回線が切断されるから、IPアドレスの無駄な割り当てを防止することができる。
また、定期的にIPアドレスが変更され、さらに、割り当てられたIPアドレスを予め定められた通知先に対して通知するから、第三者による不正な情報の取得を防止することができる。
また、移動通信網経由の通信を用いるから、遠隔地からの情報収集に好適である。
なお、上述の実施形態においては、情報収集装置が1台である場合について説明したが、本発明においては複数の情報収集装置を用いることができるのは言うまでもない。複数の情報収集装置を用いる場合には、中継装置への接続時間帯が情報収集装置間で重複しないように予め接続時間帯をずらしておくことが好ましい。このようにすれば、情報収集装置に対して割り当てられるIPアドレスは1つで済むことになり、IPアドレスの割り当て数を節約することが可能となる。
[変形例]
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
インターネット以外の通信方式を用いる情報収集システムに適用するように本発明を変形してもよい。例えば、情報収集装置、中継装置、端末装置をLAN(Local Area Network)に接続し、中継装置が情報収集装置に動的な通信アドレスを割り当てるシステムに本発明を適用してもよい。
また、情報収集装置が有線接続によってインターネット経由の通信を行うように本発明を変形してもよい。
タイミング記憶手段にWebページの更新を通知する時間間隔を記憶させておき、タイマを用いて前回の通知時刻からの経過時間を計時し、記憶させた時間間隔と経過時間が等しくなったときにWebページの更新を通知するようにしてもよい。
Webページの更新を通知するタイミングは、等間隔でなくてもよい。例えば、ユーザのスケジュールに合わせて、特定の日だけ異なる時刻を設定するようにしてもよい。
通知時刻の設定は、端末装置から行うようにしてもよい。また、情報収集装置と中継装置との通信回線を接続してから切断するまでの時間の設定を端末装置から行うようにしてもよい。
情報収集装置と中継装置との通信回線を接続してから切断するまでの時間を目次の画面に表示するようにしてもよい。
予め設定された制限時間内に端末装置が通信回線の接続を切断した場合には、その時点で情報収集装置と中継装置との通信回線の接続を切断するようにしてもよい。
監視機器は監視カメラあるいはマイクロホンであってもよい。この場合、情報収集装置10は、監視カメラで撮影された画像を表す画像データあるいはマイクロホンで採取された音声を表す音声データを生成し、端末装置に送信する。
本発明の一実施形態に係る情報収集システムを示す図である。 情報収集装置10のハードウェア構成を示す図である。 情報収集装置10に仮想的に形成されるモジュール群を示す図である。 端末装置40に表示される電子メールの例を示す図である。 CPU11によって行われる処理のフローを示す図である。 端末装置40に表示されるWebページの例を示す図である。 端末装置40に表示されるWebページの例を示す図である。
符号の説明
10…情報収集装置、30…中継装置、40…端末装置、41…移動機、42…パーソナルコンピュータ、50…通信装置、60…監視機器、70…インターネット、80…移動通信網、
11…CPU、12…RAM、13…不揮発性メモリ、14…通信IF、15…時計、
101…通信手段、102…計時手段、103…蓄積手段、104…データ作成手段、105…タイミング記憶手段、106…通知先記憶手段、107…接続要求手段、108…アドレス取得手段、109…アドレス通知手段、110…切断手段。

Claims (5)

  1. 通信手段と、
    計時手段と、
    監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成するデータ作成手段と、
    予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶するタイミング記憶手段と、
    前記通知先の電子メールアドレスを記憶する通知先記憶手段と、
    通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置に対して、前記計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する接続要求手段と、
    前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信するアドレス取得手段と、
    前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信するアドレス通知手段と、
    前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する切断手段と
    を有する情報収集装置。
  2. 前記タイミングは一定の時間間隔を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
  3. 前記タイミングを表す情報を外部から通信回線を介して受信する受信手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
  4. コンピュータ装置を、
    通信手段と、
    計時手段と、
    監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成するデータ作成手段と、
    予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶するタイミング記憶手段と、
    前記通知先の電子メールアドレスを記憶する通知先記憶手段と、
    通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置に対して、前記計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する接続要求手段と、
    前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信するアドレス取得手段と、
    前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信するアドレス通知手段と、
    前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する切断手段
    として機能させるためのプログラム。
  5. 通信回線の接続の要求元に通信アドレスを動的に割り当てて該要求元と外部との通信の中継を行う中継装置と、
    1または複数の情報収集装置とを備え、
    前記情報収集装置の各々は、
    通信手段と、
    計時手段と、
    監視対象の状態を表す情報を受信して蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段により蓄積された情報を表すデータを作成するデータ作成手段と、
    予め定められた通知先に前記データ作成手段によりデータが更新されたことを通知するタイミングを表す情報を記憶するタイミング記憶手段と、
    前記通知先の電子メールアドレスを記憶する通知先記憶手段と、
    前記中継装置に対して、前記計時手段により計時された時刻が前記タイミング記憶手段に記憶されているタイミングと一致したときに、通信回線の接続を要求する接続要求手段と、
    前記中継装置により割り当てられた通信アドレスを表すデータを受信するアドレス取得手段と、
    前記アドレス取得手段により受信された通信アドレスを書き込んだ電子メールを作成し、該電子メールを前記通知先の電子メールアドレス宛で送信するアドレス通知手段と、
    前記アドレス通知手段により前記電子メールが送信されてから所定の時間が経過したときに前記中継装置との通信回線を切断する切断手段
    を有する
    ことを特徴とする情報収集システム。
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