JP2008077224A - ドキュメント管理システム、ドキュメント管理サーバ、ドキュメント管理方法、及び、プログラム - Google Patents

ドキュメント管理システム、ドキュメント管理サーバ、ドキュメント管理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ドキュメント管理システムにおいて、容量を無駄に使用しないように、有効期限を過ぎた電子ファイルを一定期間保存し、必要に応じてユーザに提供する。
【解決手段】ドキュメント管理サーバ20は、有効期限が設定された電子ファイルを格納し、有効期限が過ぎた電子ファイルを第2格納サーバ40に移動する。第2格納サーバ40では、有効期限が過ぎた電子ファイルを一定期間圧縮して保存し、情報端末10の要求があれば、保存している電子ファイルを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子文書を管理するために好適なドキュメント管理システム、ドキュメント管理サーバ、ドキュメント管理方法、及び、プログラムに関する。
近年、様々な装置に格納されている電子ファイルを一括管理するためのドキュメント管理サーバが提案され、実用化されている。
例えば、特許文献1には、情報端末装置とドキュメント管理サーバとがネットワークを介して接続された構成のドキュメント管理システムが開示されている。このドキュメント管理システムによれば、ユーザは、情報端末装置を操作して、その情報端末装置に与えられた権限の範囲内で、電子ファイルを管理(参照、表示、印刷、登録、削除)することができる。
このようなドキュメント管理システムでは、膨大な数の電子ファイルを管理する。そこで、不要な電子ファイルがドキュメント管理サーバの容量を無駄に使用しないように、格納されている電子ファイル毎に有効期限を設定し、有効期限を過ぎるとその有効期限をもつ電子ファイルを削除していた。
しかし、有効期限を過ぎた電子ファイルを削除してしまうと、それ以降に、その電子ファイルがユーザにとって必要になった場合、不都合である。
特開2003−216467号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ユーザに不都合を与えないように有効期限を過ぎた電子ファイルを管理するドキュメント管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るドキュメント管理システムは、
情報端末と第1サーバと第2サーバとから構成されるドキュメント管理システムであって、
前記情報端末は、
電子ファイルの有効期限を設定し、当該有効期限が設定された電子ファイルを送信する送信手段を備え、
前記第1サーバは、
前記送信手段により送信された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存手段と、
前記第1の保存手段により保存された電子ファイルの有効期限に基づいて当該電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを前記第2サーバに移動する移動手段と、を備え、
前記第2サーバは、
前記移動手段により移動した電子ファイルを第2の状態で保存する第2の保存手段と、
前記情報端末から、ユーザのログイン情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得したログイン情報に対応していて、前記第2の保存手段により保存されている電子ファイルのリストを生成し、前記情報端末に送信する第1の送信手段と、を備え、
前記情報端末は、
前記第1の送信手段により送信された電子ファイルのリストを受信し、表示する表示手段を、備える、
ことを特徴とする。
例えば、前記情報端末は、前記表示手段により表示された電子ファイルのリストに基づいてユーザが選択した電子ファイルの送信することを前記第2サーバに要求する要求手段を備え、
前記第2サーバは、前記要求手段に応答して前記ユーザが選択した電子ファイルを前記情報端末に送信する第2の送信手段を備える、
ことを特徴としてもよい。
例えば、前記第2サーバは、前記第2の保存手段により保存されている電子ファイルを、一定期間保存された後に削除する削除手段を備える、
ことを特徴としてもよい。
例えば、前記第2サーバの前記取得手段は、前記第1サーバを介して前記情報端末からユーザのログイン情報を取得し、
前記第2サーバの前記第1の送信手段は、前記第1サーバを介して生成した電子ファイルのリストを前記情報端末に送信し、
前記情報端末の前記要求手段は、ユーザが選択した電子ファイルを送信することを前記第2サーバに前記第1サーバを介して要求し、
前記第2サーバの前記第2の送信手段は、ユーザが選択した電子ファイルを前記情報端末に前記第1サーバを介して送信する、
ことを特徴としてもよい。
本発明の第2の観点に係るドキュメント管理サーバは、
外部コンピュータと通信可能なドキュメント管理サーバであって、
有効期限が設定された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存手段と、
前記第1の保存手段により保存された電子ファイルの有効期限に基づいて電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを外部コンピュータに移動する移動手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るドキュメント管理方法は、
外部コンピュータと通信可能なドキュメント管理サーバのドキュメント管理方法であって、
有効期限が設定された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存ステップと、
前記第1の保存ステップで保存された電子ファイルの有効期限に基づいて電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを外部コンピュータに移動する移動ステップと、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
有効期限が設定された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存手段、
前記第1の保存手段により保存されている電子ファイルの有効期限に基づいて電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別手段、
前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを外部コンピュータに移動する移動手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ドキュメント管理システムにおいて、ユーザに不都合を与えないように有効期限を過ぎた電子ファイルを管理できる。
以下、本発明の実施形態に係るドキュメント管理システム100について説明する。このドキュメント管理システム100は、図1に示すように、情報端末10と、ドキュメント管理サーバ20と、ネットワーク30と、第2格納サーバ40と、から構成される。
このドキュメント管理システム100は、ドキュメント管理サーバ20が情報端末10と、情報のやり取りを行うことにより、電子化されたドキュメントや電子ファイルを管理するシステムである。本システムを使用することにより、例えば企業、官公庁などの多数の従業員を有する団体は、効率的にドキュメントを管理することができる。また、それらの団体の従業員は管理されたドキュメントを利用することができる。
ここで、本発明の実施形態に係る情報端末10を説明する。情報端末10は、自身が生成した電子ファイル、または、外部から取り込んだ電子ファイルをドキュメント管理サーバ20に送信し、ドキュメント管理サーバ20への当該電子ファイルの登録を要求する。
情報端末10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、操作部15と、通信部16と、表示部17と、から構成される。
CPU11は、情報端末10の全体の動作を制御する。また、CPU11は、HDD14等にあらかじめインストールされた所定のアプリケーションを起動して、電子ファイルに関する処理を実行する。尚、詳細については、後述する。
ROM12は、CPU11が情報端末10全体を制御するためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。例えば、ROM12は、CPU11がドキュメント管理サーバ20に所定の電子ファイルを送信するために制御するプログラム等が格納されている。
RAM13は、CPU11が行う処理に必要なデータ(例えば、電子ファイルのデータ等)を一時的に格納する揮発性メモリである。
HDD14は、CPU11が所定の動作をするために必要なデータ等を格納する。例えば、HDD14は、情報端末10が電子ファイルに対する各種の動作を実行するための所定のアプリケーションプログラムが格納されている。そして、CPU11は、HDD14に格納された当該所定のアプリケーションプログラムを用いて電子ファイルに対する各種の動作を実行することができる。なお、本実施形態では、上記所定のアプリケーションプログラムはHDD14に格納されるが、ROM12に格納されてもよい。
操作部15は、キーボードやマウス等から構成される。ユーザは、操作部15を操作して情報端末10に対して必要な情報を入力することができる。
通信部16は、NIC(Network Interface Card)やモデム等から構成され、他装置との間でデータの送受信を行う。通信部16は、ネットワーク30との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。
表示部17は、操作に必要な情報や電子ファイルを表示するLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)等の表示装置を含む。
次に、本発明の実施形態に係るドキュメント管理サーバ20を説明する。ドキュメント管理サーバ20は、情報端末10から受信した電子ファイルの管理を行う。
ドキュメント管理サーバ20は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、ファイル格納部24と、通信部25と、管理情報格納部26と、から構成される。
CPU21は、ドキュメント管理サーバ20全体を制御する。
CPU21の詳細な動作については後述する。
ROM22は、CPU21がドキュメント管理サーバ20全体を制御するためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。
RAM23は、CPU21が行う処理に必要なデータ(例えば、電子ファイルのデータ等)を一時的に格納する揮発性メモリである。
ファイル格納部24は、ハードディスク装置などから構成され、ドキュメント管理サーバ20が管理する電子ファイル(文書、表、図など)をフォルダに収容して、格納する。例えば、ドキュメント管理サーバ20は、情報端末10に登録するように要求された電子ファイルをファイル格納部24に格納する。
通信部25は、NIC(Network Interface Card)やモデムから構成され、他装置との間でデータの送受信を行う。通信部16は、ネットワーク30との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。
管理情報格納部26は、ハードディスク装置などから構成され、このドキュメント管理サーバ20の管理情報を格納する。例えば、有効期限管理情報、ユーザ個人情報などを格納する。
有効期限管理情報は、ユーザが情報端末10を介して設定した電子ファイル毎の有効期限を管理するための情報である。CPU21は、定期的にこの情報をチェックし、有効期限を過ぎた電子ファイルに対して所定の処理を行う。
図5に示される表は、有効期限管理情報の一例である。左欄からファイル番号、ファイル名、ファイル形式、電子ファイルをドキュメント管理サーバ20に登録した日、ユーザが設定した電子ファイルの有効期限、電子ファイルのアクセス権等が記載されている。
ユーザ個人情報は、ドキュメント管理システム100を使用するユーザに関する情報である。ユーザ個人情報には、ユーザID(ユーザ識別情報)、パスワード、氏名、所属団体、ニックネーム、請求先、連絡先、使用履歴情報などが、含まれている。
本発明の実施形態に係る第2格納サーバ40を説明する。第2格納サーバ40は、有効期限を過ぎた電子ファイルをドキュメント管理サーバ20より受信し、一定期間圧縮して保存する。また、情報端末10の要求に応じて、保存している電子ファイルを情報端末10に送信する。
第2格納サーバ40は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、ファイル格納部44と、通信部45と、管理情報格納部46と、から構成される。
CPU41は、第2格納サーバ40全体を制御する。CPU41の詳細な動作については後述する。
ROM42は、CPU41が第2格納サーバ40全体を制御するためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。
RAM43は、CPU41が行う処理に必要なデータ(例えば、電子ファイルのデータ等)を一時的に格納する揮発性メモリである。
ファイル格納部44は、ハードディスク装置などから構成され、ドキュメント管理サーバ20から受信した電子ファイル(文書、表、図など)を圧縮して、一定期間格納する。
通信部45は、NIC(Network Interface Card)やモデムから構成され、他装置との間でデータの送受信を行う。通信部45は、ネットワーク30との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。
管理情報格納部46は、ハードディスク装置などから構成され、この第2格納サーバ40の管理情報を格納する。例えば、保管期限管理情報やユーザ個人情報などを格納する。
保管期限管理情報は、電子ファイル毎の保管期限を管理するための情報である。CPU21は、定期的にこの情報をチェックし、一定期間圧縮して保管した電子ファイルを削除する。
図6に示す表は、保管期限管理情報の一例である。左欄から、ファイル番号、ファイル名、ファイル形式、電子ファイルが第2格納サーバに格納された日、電子ファイルを第2格納サーバで保管する期間、電子ファイルのアクセス権等が記載されている。
ユーザ個人情報は、ドキュメント管理システム100を使用するユーザに関する情報である。ユーザ個人情報には、ユーザID(ユーザ識別情報)、パスワード、氏名、所属団体、ニックネーム、請求先、連絡先、使用履歴情報などが、含まれている。
次に、本発明の実施形態に係る動作について図5〜8を参照しながら説明する。
始めに、ドキュメント管理サーバ20と情報端末10との間で行われる処理について説明する。情報端末10は、電子ファイルをドキュメント管理サーバ20に登録するときに、その電子ファイルの有効期限を設定し、設定した有効期限情報と共に電子ファイルをドキュメント管理サーバ20に送信する。ドキュメント管理サーバ20では、電子ファイルと設定された有効期限情報とを受信し、格納する。そして、情報端末10に登録結果を送信する。
図7に示す情報端末10とドキュメント管理サーバ20との間で行われる処理を示すシーケンス図を説明する。
先ず、CPU11が操作部15を介してユーザによる登録する電子ファイルの選択を受信する(ステップS101)。
次に、CPU11は、その電子ファイルの有効期限の設定を受け付ける(ステップS102)。
CPU11は、ドキュメント管理サーバ20に電子ファイルとその有効期限情報を送信する(ステップS103)。
ドキュメント管理サーバ20のCPU21は、電子ファイルとその有効期限情報を受信する(ステップS104)。
CPU21は、受信した電子ファイルをファイル格納部24に格納し、受信した有効期限情報を管理情報格納部26に格納する(ステップS105)。
CPU21は、電子ファイルをファイル格納部24に格納した旨の通知(以下、登録結果)を情報端末10に対して送信する(ステップS106)。
情報端末10のCPU11は、ドキュメント管理サーバ20より登録結果を受信する(ステップS107)。
CPU11は、登録結果を表示部17に表示する(ステップS108)。
この様にして、情報端末10は、電子ファイルをドキュメント管理サーバ20に登録し、それと共に電子ファイルの有効期限を設定する。
次に、ドキュメント管理サーバ20が行うファイル移動処理を説明する。ドキュメント管理サーバ20は、自身が格納している電子ファイルをその有効期限に基づいて、第2格納サーバに移動させるか否かを判別する。
図8に示すファイル移動処理のフローチャートを説明する。ファイル移動処理は定期的な割り込み処理で行われる。
先ず、ドキュメント管理サーバ20のCPU21は、ファイル格納部24に電子ファイルが格納されているか否かを判別する(ステップS201)。
ファイル格納部24に電子ファイルが格納されていないと判別した場合(ステップS201;No)、CPU21は、処理を終了する。
ファイル格納部24に電子ファイルが格納されていると判別した場合(ステップS201;Yes)、CPU21は、管理情報格納部26より、ドキュメント管理サーバ20が格納している全ての電子ファイルの有効期限管理情報を取得する(ステップS202)。
CPU21は、有効期限管理情報を参照して、有効期限外の電子ファイルが存在するか否かを判別する(ステップS203)。
有効期限外の電子ファイルが存在すると判別した場合には(ステップS203;Yes)、CPU21は、有効期限外の電子ファイルを圧縮して、第2格納サーバ40に送信して(ステップS204)、処理を終了する。
有効期限外の電子ファイルが存在しないと判別した場合には(ステップS203;No)、CPU21は、処理を終了する。
この様にして、ドキュメント管理サーバ20は、電子ファイルの有効期限外の電子ファイルを第2格納サーバ40に圧縮して格納することにより、ドキュメント管理サーバ20自身の容量を無駄に使わずに済む。
次に、第2格納サーバ40が行う電子ファイル削除処理について説明する。第2格納サーバ40は、一定期間以上格納している電子ファイルを削除する。
図9に示す電子ファイル削除処理のフローチャートを説明する。電子ファイル削除処理は定期的な割り込み処理で行われる。
先ず、第2格納サーバ40のCPU41は、ファイル格納部44に電子ファイルが格納されているか否かを判別する(ステップS301)。
ファイル格納部44に電子ファイルが格納されていないと判別した場合(ステップS301;No)、CPU41は、処理を終了する。
ファイル格納部44に電子ファイルが格納されていると判別した場合(ステップS301;Yes)、CPU41は、管理情報格納部46より、第2格納サーバ40が格納している全ての電子ファイルの保管期限管理情報を取得する(ステップS302)。
CPU41は、保管期限管理情報を参照して、保管期限外の電子ファイルが存在するか否かを判別する(ステップS303)。
保管期限外の電子ファイルが存在すると判別した場合には(ステップS303;Yes)、CPU41は、保管期限外の電子ファイルを削除して(ステップS304)、処理を終了する。
保管期限外の電子ファイルが存在しないと判別した場合には(ステップS303;No)、CPU41は、処理を終了する。
この様にして、全く使用されていない電子ファイルを効率的に削除することができる。
次に、情報端末10と第2格納サーバ40との間で行われる処理を説明する。第2格納サーバ40は、情報端末10の要求に応答して、格納している有効期限外の電子ファイルの内でユーザにアクセス権のある電子ファイルのリストを送信する。情報端末10は、そのリストに基づいてユーザが選択した電子ファイルを第2格納サーバ40に要求し、第2格納サーバ40は、その要求に応答してユーザが選択した電子ファイルを送信する。
図7に示す情報端末10と第2格納サーバ40との間で行われる処理のシーケンス図を説明する。
先ず、情報端末10のCPU11が、操作部15を介してユーザによる第2格納サーバ40に格納されている電子ファイルのリストの要求を受信する(ステップS401)。
次に、CPU11は、ユーザを認識するログイン情報を第2格納サーバ40に送信する(ステップS402)。ここで、ログイン情報とは、ドキュメント管理システム100を使用するユーザのユーザIDとそれに対応するパスワードである。
第2格納サーバ40のCPU41は、情報端末10より送信されたログイン情報を受信する(ステップS403)。
CPU41は、ファイル格納部44に格納していて、且つ、受信したログイン情報により特定されるユーザにアクセス権がある電子ファイルのリストを生成する(ステップS404)。
CPU41は、生成した電子ファイルのリストを情報端末10に送信する(ステップS405)。
情報端末10のCPU11は、第2格納サーバ40より送信された電子ファイルのリストを受信する(ステップS406)。
CPU11は、受信した電子ファイルのリストを表示部17に表示する(ステップS407)。
表示された電子ファイルのリストに基づくユーザによる電子ファイルの選択をCPU11が受信する(ステップS408)。
CPU11は、ユーザが選択した電子ファイルを送信することを第2格納サーバ40に要求する(ステップS409)。
第2格納サーバ40のCPU41は、情報端末10よりユーザが選択した電子ファイルの要求を受信する(ステップS410)。
CPU41は、ユーザが選択した電子ファイルを送信する(ステップS411)。
情報端末10のCPU11は、ユーザが選択した電子ファイルを受信する(ステップS412)。
この様にして、ユーザは第2格納サーバ40に一定期間格納されている有効期限外の電子ファイルを取得することができる。
これらの一連の処理によって、ドキュメント管理サーバ20は、ファイル格納部24の容量を無駄に使用することが避けられる。また、有効期限を過ぎた電子ファイルを第2格納サーバ40に保存し、情報端末10の要求に応じて利用可能にすることによって、有効期限外の電子ファイルでも一定期間利用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
上記実施形態では、図10のシーケンス図が示す処理のように、有効期限を過ぎた電子ファイルのリストを取得し、そのリストに基づいて電子ファイルを取得する際に、情報端末10と第2格納サーバ40との間のみで行われた。しかし、情報端末10と第2格納サーバ40との間にドキュメント管理サーバ20を介して処理を行うようにしてもよい。
ここで、図11に示す情報端末10とドキュメント管理サーバ20と第2格納サーバ40との間で行われる処理のシーケンス図を説明する。
先ず、情報端末10のCPU11が、操作部15を介してユーザによる第2格納サーバ40に格納されている電子ファイルのリストの要求を受信する(ステップS501)。
次に、CPU11は、ユーザを認識するログイン情報をドキュメント管理サーバ20に送信する(ステップS502)。
ドキュメント管理サーバ20のCPU21は、情報端末10より送信されたログイン情報を受信し、受信したログイン情報を第2格納サーバ40に送信する(ステップS503)。
第2格納サーバ40のCPU41は、ドキュメント管理サーバ20より送信されたログイン情報を受信する(ステップS504)。
CPU41は、ファイル格納部44に格納していて、且つ、受信したログイン情報が特定するユーザがアクセス権を持つ電子ファイルのリストを生成する(ステップS505)。
CPU41は、生成した電子ファイルのリストをドキュメント管理サーバ20に送信する(ステップS506)。
ドキュメント管理サーバ20のCPU21は電子ファイルのリストを受信し、受信した電子ファイルのリストを情報端末10に送信する(ステップS507)。
情報端末10のCPU11は、ドキュメント管理サーバ20より送信された電子ファイルのリストを受信する(ステップS508)。
CPU11は、受信した電子ファイルのリストを表示部17に表示する(ステップS509)。
表示された電子ファイルのリストに基づくユーザによる電子ファイルの選択をCPU11が受信する(ステップS510)。
CPU11は、ユーザが選択した電子ファイルを送信することをドキュメント管理サーバ20に要求する(ステップS511)。
ドキュメント管理サーバ20のCPU21は、情報端末10よりユーザが選択した電子ファイルの要求を受信し、その電子ファイルを第2格納サーバ40に送信するように要求する(ステップS512)。
第2格納サーバ40のCPU41は、ドキュメント管理サーバ20よりユーザが選択した電子ファイルの要求を受信する(ステップS513)。
CPU41は、ユーザが選択した電子ファイルを送信する(ステップS514)。
ドキュメント管理サーバ20のCPU21は、ユーザが選択した電子ファイルを受信し、受信した電子ファイルを情報端末10に送信する(ステップS515)。
情報端末10のCPU11は、ドキュメント管理サーバ20よりユーザが選択した電子ファイルを受信する(ステップS516)。
この様にすることによって、ドキュメント管理サーバ20において有効期限内の電子ファイルと有効期限外の電子ファイルとを一括して管理することができる。
また、他の応用例として有効期限の前後で電子ファイルのアクセス権限を変更するようにしてもよい。例えば、有効期限前はユーザ全員が閲覧可能であった電子ファイルを、有効期限後はシステム管理者のみが閲覧可能になるようにしてもよい。
また、有効期限の前後で電子ファイルを編集できる権限を変更するようにしてもよい。例えば、有効期限前は閲覧や上書きや削除ができた電子ファイルを、有効期限後は閲覧のみができるようにしてもよい。
また、電子ファイルの有効期限の前後で当該電子ファイルのアクセスに伴うドキュメント管理システム100の使用料金の単価を変更するようにしてもよい。例えば、電子ファイルの有効期限後は当該電子ファイルのアクセスに伴うドキュメント管理システム100の使用料金の単価を上げてもよい。
また、電子ファイルの有効期限が切れる前に、ユーザに、電子ファイルの有効期限が切れる旨の通知をしてもよい。例えば、電子ファイルの有効期限が切れる一ヶ月前、一週間前、前日に、電子ファイルの有効期限が近づいている旨をメールで通知したり、メニュー画面上で表示して通知したりしてもよい。
本発明の実施形態に係るドキュメント管理システムの構成を示す図である。 情報端末の構成を示す図である。 ドキュメント管理サーバの構成を示す図である。 第2格納サーバの構成を示す図である。 有効期限管理情報の一例である。 保管期限管理情報の一例である。 ドキュメント管理サーバと情報端末との間で行われる処理を説明するためのシーケンス図である。 ファイル移動処理を説明するためのフローチャートである。 電子ファイル削除処理を説明するためのフローチャートである。 第2格納サーバと情報端末との間で行われる処理を説明するためのシーケンス図である。 図10で示す処理の応用例で、第2格納サーバとドキュメント管理サーバと情報端末との間で行われる処理を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
10 情報端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 操作部
16 通信部
17 表示部
20 ドキュメント管理サーバ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 ファイル格納部
25 通信部
26 管理情報格納部
30 ネットワーク
40 第2格納サーバ
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 ファイル格納部
45 通信部
46 管理情報格納部

Claims (7)

  1. 情報端末と第1サーバと第2サーバとから構成されるドキュメント管理システムであって、
    前記情報端末は、
    電子ファイルの有効期限を設定し、当該有効期限が設定された電子ファイルを送信する送信手段を備え、
    前記第1サーバは、
    前記送信手段により送信された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存手段と、
    前記第1の保存手段により保存された電子ファイルの有効期限に基づいて当該電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを前記第2サーバに移動する移動手段と、を備え、
    前記第2サーバは、
    前記移動手段により移動した電子ファイルを第2の状態で保存する第2の保存手段と、
    前記情報端末から、ユーザのログイン情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したログイン情報に対応していて、前記第2の保存手段により保存されている電子ファイルのリストを生成し、前記情報端末に送信する第1の送信手段と、を備え、
    前記情報端末は、
    前記第1の送信手段により送信された電子ファイルのリストを受信し、表示する表示手段を、備える、
    ことを特徴とするドキュメント管理システム。
  2. 前記情報端末は、前記表示手段により表示された電子ファイルのリストに基づいてユーザが選択した電子ファイルの送信することを前記第2サーバに要求する要求手段を備え、
    前記第2サーバは、前記要求手段に応答して前記ユーザが選択した電子ファイルを前記情報端末に送信する第2の送信手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント管理システム。
  3. 前記第2サーバは、前記第2の保存手段により保存されている電子ファイルを、一定期間保存された後に削除する削除手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1及び2に記載のドキュメント管理システム。
  4. 前記第2サーバの前記取得手段は、前記第1サーバを介して前記情報端末からユーザのログイン情報を取得し、
    前記第2サーバの前記第1の送信手段は、前記第1サーバを介して生成した電子ファイルのリストを前記情報端末に送信し、
    前記情報端末の前記要求手段は、ユーザが選択した電子ファイルを送信することを前記第2サーバに前記第1サーバを介して要求し、
    前記第2サーバの前記第2の送信手段は、ユーザが選択した電子ファイルを前記情報端末に前記第1サーバを介して送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のドキュメント管理システム。
  5. 外部コンピュータと通信可能なドキュメント管理サーバであって、
    有効期限が設定された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存手段と、
    前記第1の保存手段により保存された電子ファイルの有効期限に基づいて電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを外部コンピュータに移動する移動手段と、を備える、
    ことを特徴とするドキュメント管理サーバ。
  6. 外部コンピュータと通信可能なドキュメント管理サーバのドキュメント管理方法であって、
    有効期限が設定された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存ステップと、
    前記第1の保存ステップで保存された電子ファイルの有効期限に基づいて電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを外部コンピュータに移動する移動ステップと、を備える、
    ことを特徴とするドキュメント管理方法。
  7. コンピュータを、
    有効期限が設定された電子ファイルを第1の状態で保存する第1の保存手段、
    前記第1の保存手段により保存されている電子ファイルの有効期限に基づいて電子ファイルが期限外であるか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段により期限外であると判別された電子ファイルを外部コンピュータに移動する移動手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015132964A (ja) * 2014-01-13 2015-07-23 沖電気工業株式会社 画像検索端末装置、画像検索プログラム、画像検索表示システム及び画像管理装置。
JP2015172862A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 日本電気株式会社 データライフサイクルを制御する情報処理装置、データライフサイクル制御方法、及びそのためのプログラム
JP2019028637A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社オービックビジネスコンサルタント 会計書類情報管理装置、会計書類情報管理方法、及びプログラム

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