JP2005109025A - 発光素子駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力消費量を増加させることなく、故障した発光素子を検出することが可能な発光素子駆動回路を提供する。
【解決手段】 4個のM用LED23と、赤色の光を発光する表示用LED24と、これらのLED23,24に流れる電流を安定させる定電流回路27とが、直列に接続されており、これらがグループ26を形成している。駆動電源31は、複数のグループ26に対して並列に電源を供給している。グループ26内の4個のM用LED23のうち、断線故障したM用LED23がない場合、表示用LED24に電流が流れるため赤色に点灯する。しかし、断線故障したM用LED23が含まれる場合、表示用LED24に電流が流れないので消灯する。このため、断線故障したM用LED23が含まれるグループ26を特定することができ、修理判断を容易に行うことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、発光素子を駆動する発光素子駆動回路に関し、特に、カラー感熱プリンタの光定着器の光源として用いられる発光素子を駆動する発光素子駆動回路に関するものである。
支持体上に上層から順にイエロー,マゼンタ,シアンの3つの感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙を用い、フルカラー画像を熱記録するカラー感熱プリンタが知られている。このようなカラー感熱プリンタでは、サーマルヘッドにより各感熱発色層を加熱して3色の画像を面順次に熱記録し、各色の画像が熱記録された部分から順次光定着器に送られ、カラー感熱記録紙の記録面の全面に定着光を照射して、下層の感熱発色層への熱記録時に上層の感熱発色層が発色しないように定着している。
このような光定着器では、発光素子である発光ダイオード(以下LEDと省略する)を基板上に多数個配列したLEDアレイを光源として用いることが知られている。イエロー感熱発色層は、波長が約420nm付近の近紫外線である青紫色の光に光定着性を有し、マゼンタ感熱発色層は、波長が約365nm付近の紫外線に光定着性を有している。このため、LEDアレイから照射される定着光は、波長が約420nm付近の近紫外線、または波長が約365nm付近の紫外線である。このように、LEDアレイから照射される定着光は、人間の目に光として感じられる波長を持った光である可視光の波長領域(380nm〜780nm)外であり、LEDの点灯・消灯の目視確認が難しく、LEDの故障を確認するのは困難である。
このように、発光素子等の発光手段が複数設けられた機器では、その機器の特性上、使用者が発光手段の断線故障を目視確認することが難しい場合に、発光手段の断線故障を検出する断線故障検出装置を設けて、発光手段の断線故障を使用者に通知している。例えば、自動車には発光手段であるランプ(テールランプ、ストップランプ等)が複数搭載されているが、運転手は他人の力を借りずに1人でランプの動作チェックを行うことが難しい。このため、ランプの断線故障を運転手に通知するために、ランプの断線故障を検出する断線故障検出装置を設けている。
このような断線故障検出装置では、ランプ駆動回路に検出素子である電流検出抵抗を直列に挿入し、電流検出抵抗とランプとの接続点の検出電圧と、基準電圧とを比較器で比較し、検出電圧が大きいときに断線検出信号を出力するものである。さらに、このような断線故障検出装置において、ランプの個体差や経時劣化による電気特性誤差を考慮して基準電圧を変化させることにより断線故障の検出精度を向上させたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2002−270383号公報 特開平10−309986号公報
しかしながら、LEDの故障を検出するために、LEDアレイを駆動する駆動回路内に前述の特許文献1及び特許文献2に記載の断線故障検出装置を設けると、検出素子における電力損失が大きく、駆動回路での消費電力が増加するという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、電力消費量を増加させることなく、故障した発光素子を検出することができる発光素子駆動回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の発光素子駆動回路は、複数の発光素子を直列に接続した発光素子群と、発光素子群に直列に接続され、可視光を点灯または消灯することにより発光素子群の状態を表示する表示用発光素子と、発光素子群及び表示用発光素子に電源を供給する駆動電源とを備えていることを特徴とするものである。
発光素子群と表示用発光素子とで1グループを形成し、前述の駆動電源は、複数のグループに対して並列に電源を供給することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明の発光素子駆動回路は、複数の発光素子を直列に接続した発光素子群と、発光素子群の端子電圧に基づいて、発光素子群に断線故障、及び短絡故障が発生しているか否かを判定する故障判定回路と、故障判定回路により発光素子群に断線故障が発生していると判定された場合、可視光を点灯する第1表示用発光素子と、故障判定回路により発光素子群に短絡故障が発生していると判定された場合、可視光を点灯する第2表示用発光素子と、発光素子群、故障判定回路、第1表示用発光素子、及び第2表示用発光素子に電源を供給する駆動電源とを備えていることを特徴とするものである。
発光素子群、故障判定回路、第1表示用発光素子、及び第2表示用発光素子で1グループが形成され、前述の駆動電源は、複数のグループに対して並列に電源を供給することを特徴とするものである。
前述の故障判定回路は、前述の端子電圧と第1参照電圧とを比較する第1比較手段と、前記端子電圧と第2参照電圧とを比較する第2比較手段とを備え、第1比較手段は、前述の端子電圧が第1参照電圧よりも高い場合、第1表示用発光素子を点灯させる信号を出力し、第1参照電圧以下の場合、第1表示用発光素子を消灯させる信号を出力し、第2比較手段は、前述の端子電圧が第2参照電圧よりも低い場合、第2表示用発光素子を点灯させる信号を出力し、第2参照電圧以下の場合、第2表示用発光素子を消灯させる信号を出力することを特徴とするものである。
本発明の発光素子駆動回路によれば、駆動回路内での電力消費量を増加させることなく、故障した発光素子が含まれる発光素子群を検出して、修理判断を容易に行うことができる。このため、修理用の特殊な測定器が不要であり、修理コストを低減することが可能である。
図1に示すカラー感熱プリンタ2は、カラー感熱記録紙3を順方向と、その逆方向とに往復搬送しながら、フルカラー画像の熱記録と、画像熱記録済みのカラー感熱記録紙3の光定着とを行う。カラー感熱プリンタ2は、各感熱発色層を加熱して発色させるサーマルヘッド6,このサーマルヘッド6と対向してカラー感熱記録紙3を支持するプラテンローラ7,カラー感熱記録紙3を搬送する搬送ローラ対8,光定着器9,プリンタ各部を制御する制御部11からなる。
カラー感熱記録紙3は、周知のように支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、第1の感熱発色層であるイエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。第2の感熱発色層であるマゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。カラー感熱記録紙3に、例えばブラック感熱発色層を設けて4層構造にしてもよい。
搬送ローラ対8は、給紙されたカラー感熱記録紙3をニップして副走査方向へ搬送する。この搬送中に、カラー感熱記録紙3が、サーマルヘッド6及び光定着器9を通過して、プリント処理が行われる。プリント処理が終了したカラー感熱記録紙3は、図示しないカッターによって所定サイズにカットされ、カラー感熱プリンタ2外へ排出される。搬送ローラ対8は、駆動モータ12によって駆動される。
サーマルヘッド6は、周知のように、多数の発熱素子が主走査方向にライン状に配列されている。各発熱素子は、画素の濃度に応じた熱エネルギーを発生してイエロー,マゼンタ,シアンの各色の画像を各感熱発色層に熱記録する。サーマルヘッド6は、ヘッド駆動回路13によって駆動される。
光定着器9は、イエロー用発光素子アレイ16と、マゼンタ用発光素子アレイ17とを備えている。各アレイ1 6,17は、サーマルヘッド6の順方向の下流側に配置されており、その発光面がカラー感熱記録紙3の記録面に対面する。イエロー用発光素子アレイ16は、発光ピークが420nmの近紫外線を放出してイエロー感熱記録層を定着する定着光源であり、マゼンタ用発光素子アレイ17は、発光ピークが365nmの紫外線を放出してマゼンタ感熱発色層を定着する定着光源である。
図2は、マゼンタ用発光素子アレイ17を下方から見た斜視図である。マゼンタ用発光素子アレイ17は、基板21上に、発光ピークが365nmの紫外線を放出するマゼンタ用発光ダイオード(以下M用LEDと省略する)23を主走査方向及び副走査方向に沿ってマトリックス状に多数個配置し、主走査方向に並んだ右側端列(図中2点鎖線で囲む列)に、可視光、例えば赤色の光(波長が645nm付近の光)を発光する表示用LED24を配置して構成されている。また、このM用発光素子アレイ17の発光面の全体を覆うように保護膜25を設けている。この保護膜は、M用LED23を保護するとともに、集光レンズとして機能する。
また、副走査方向に並んだ5個のLED(図中点線で囲んだLED)がグループ26を形成しており、4個のM用LED23と、1個の表示用LED24とが含まれる。このようなグループ26が、主走査方向に並列に配置されている。
次に、これらのLED23,24を駆動するLED駆動回路について説明を行う。前述のグループ26は、図3に示すように、4個のM用LED23と1個の表示用LED24とともに、これらのLED23,24に流れる電流を安定させる定電流回路27を含んで形成されており、これらが直列に接続されている。LED駆動回路30には、駆動電源31が設けられている。駆動電源31は、複数のグループ26に対して並列に接続されており、複数のグループ26に対して並列に電源を供給している。
このように構成されたM用発光素子アレイ17の作用について説明を行う。M用発光素子アレイ17を発光させる場合、制御部11が、駆動電源31を制御してM用発光素子アレイ17に電源を供給させる。駆動電源31により、複数のグループ26に対して並列に電源が供給される。各グループ26内では、前述したように、4個のM用LED23と、1個の表示用LED24と、定電流回路27とが直列に接続されている。このため、同一グループ26内に断線故障したM用LED23がない時には、そのグループ26内の表示用LED24に電流が流れて、表示用LED24が点灯して、赤色の光を発光する。また、同一グループ26内に断線故障したM用LED23がある時には、そのグループ26内の表示用LED24には電流が流れないので、表示用LED24は発光しない。
M用LED23は、その発光波長のピークが365nm付近の紫外線であり、可視光領域の波長領域(380nm〜780nm)外であり、点灯・消灯を目視確認できないので、M用LED23が故障しているか否かを確認することができなかった。しかし、前述のように、同一グループ26内にM用LED23の断線故障がない場合、表示用LED24が点灯して赤色の光を発光し、同一グループ26内にM用LED23の断線故障がある場合、表示用LED24が消灯するようにしたので、そのグループ26内に断線故障をしたM用LED23があるか否か目視確認できる。
また、断線故障したM用LED23が含まれるグループ26の表示用LED24のみが、消灯するので故障したM用LED23が含まれるグループの場所を特定できる。このため、修理判断を容易に行うことができる。さらに、M用LED23の故障を検出するために、LED駆動回路30内に表示用LED24のみを使用するので、LED駆動回路30での消費電力の増加は小さい。
なお、グループ26に4個のM用発光素子アレイ23が含まれるように説明したが、これに限るものではなく、グループ26のM用LED23の個数は何個でもよい。また、表示用LED24が赤色の光を発光するLEDを用いるように説明を行ったが、これに限るものではなく、可視光を発光するLEDであれば良く、例えば、緑色の光(波長が585nm付近の光)を発光するLEDでも良い。
以上、M用発光素子アレイ17のM用LED23を駆動するLED駆動回路30について説明を行ったが、Y用発光素子アレイ16のY用LEDを駆動する駆動回路も同様の構成であり、作用も同様であるので、詳しい説明を省略する。
前述のLED駆動回路30では、LEDの断線故障のみを検出可能である。しかし、LEDは、熱や振動による取り付け部分の断線や短絡といった故障が発生する。このため、断線故障と共に短絡故障を検出することが必要である。次に、断線故障と短絡故障の両方を検出可能なLED駆動回路について説明を行う。
図4に示すLED駆動回路40は、断線故障、短絡故障の両方を検出することが可能なLED駆動回路である。なお、LED駆動回路30と同じ部品には、同一の符号を付して説明を省略する。LED駆動回路40において、5個のM用LED23と、緑色の光を発光する第1表示用LED41と、赤色の光を発光する第2表示用LED42と、定電流回路27と、故障判定回路43とでグループ44を形成している。このグループ44は、駆動電源31に対して並列に複数配置されて接続されており、駆動電源31が各グループ44に対して並列に電源を供給している。なお、図の煩雑化を避けるために、図4のLED駆動回路40において、駆動電源31が1つのグループ44のみに電源供給する場合の回路構成を示している。また、5個のM用LED23、第1表示用LED41、第2表示用LED42、定電流回路27、故障判定回路43から構成されるグループ44をパッケージ化して、パッケージ毎に設計しても良い。LED駆動回路40では、M用LED23を用いる場合について説明を行うが、Y用LEDについても同様に構成される。
5個のM用LED23は直列に接続されており、その一端は接点P1を介して定電流回路27の一端が接続されており、他端は接点P2を介して駆動電源31のマイナス(GND)端子に接続されている。また、定電流回路27の他端は、接点P3を介して駆動電源31のプラス端子に接続されている。このため、5個のM用LED23、定電流回路27は、駆動電源31に対して直列に接続されて、電源が供給されている。
また、駆動電源31のプラス端子には接点P4を介して、第1表示用LED41、及び第2表示用LED42の一端が接続され、それぞれが並列に配置されている。また、2つの表示用LED41,42の他端は、故障判定回路43に接続されている。この故障判定回路43は、前述の接点P2を介して駆動電源31のマイナス端子に接続されている。また、故障判定回路43は、前述の接点P1と接続されており、さらに、接点P5を介して駆動電源31のプラス端子に接続されている。
次に、故障判定回路43の構成について説明を行う。故障判定回路43は、第1比較手段であるコンパレータ50と、第2比較手段であるコンパレータ51と、4個の抵抗R1,R2,R3,R4と、サーミスタ52とで構成されている。コンパレータ50,51はウィンドコンパレータであり、上限または下限が設定された参照電圧と測定電圧値とを比較して、比較結果を信号で出力する比較器である。また、サーミスタ52は、温度の変化に対して抵抗値を変化させる抵抗器である。
2つの抵抗R1,R2、サーミスタ52は、接点P5と接点P2との間で直列に接続されている。抵抗R1と抵抗R2との間には、接点P6が設けられている。この接点P6とコンパレータ50の非反転入力端子とが接続されており、接点P6の電圧が入力される。また、コンパレータ50の反転入力端子は、接点P1(LED端子)に接続されており、接点P1の電圧が入力される。コンパレータ50の出力端子は、抵抗R3に接続されており、この抵抗R3を介して第1表示用LED41に接続されている。
抵抗R2とサーミスタ52との間には、接点P7が設けられている。この接点7とコンパレータ51の非反転入力端子とが接続されており、接点P7の電圧が入力される。また、コンパレータ51の反転入力端子は、コンパレータ50と同様に接点P1(LED端子)に接続されており、接点P1の電圧が入力される。コンパレータ51の出力端子は、抵抗R4に接続されており、この抵抗R4を介して第2表示用LED42に接続されている。
抵抗R1,R2は、参照電圧を発生させるために設けられており、参照電圧である接点P6,P7の電圧を決定している。なお、抵抗R1,R2の抵抗値を適宜変更することにより、参照電圧を変更することができる。また、抵抗の替わりに電池を用いて参照電圧を発生させても良い。また、サーミスタ52は、温度の変化に対して抵抗値を変化させることにより、接点P6,P7の電圧を一定に保っている。
コンパレータ50,51は、接点P1(LED端子)の電圧と、接点P6,P7の電圧とを比較して、比較結果を出力することにより故障判定を行う。この故障判定は、LEDに断線故障が発生した場合には、LEDの端子電圧が高くなり、LEDに短絡故障が発生した場合には、LEDの端子電圧が低くなるという特徴を利用して行う。以下に、コンパレータ50,51の故障判定について説明を行う。
コンパレータ50は、非反転入力端子に入力された接点P6の電圧(第1参照電圧)と、反転入力端子に入力された接点P1(LED端子)の電圧とを比較する。接点P1(LED端子)の電圧が、接点P6の電圧よりも高い場合には、断線故障が発生していると判定して、出力端子に0Vの信号を出力する。これにより、接点P4と出力端子との間に電位差が発生するので第1表示用LED41に電流が流れるため、第1表示用LED41が緑色の光を点灯する。
また、接点P1(LED端子)の電圧が、接点P6の電圧以下の場合には、断線故障が発生していないと判定して、出力端子に所定電圧値(駆動電源と同様の電圧値)の信号を出力する。これにより、接点P4と出力端子との間に電位差が発生しないので第1表示用LEDには電流は流れないため、第1表示用LED41は点灯しない。
コンパレータ51は、非反転入力端子に入力された接点P7の電圧(第2参照電圧)と、反転入力端子に入力された接点P1(LED端子)の電圧とを比較する。接点P1(LED端子)の電圧が、接点P7の電圧よりも低い場合には、短絡故障が発生していると判定して、出力端子に0Vの信号を出力する。これにより、接点P4と出力端子との間に電位差が発生するので第2表示用LED42に電流が流れるため、第2表示用LED42が赤色の光を点灯する。
また、接点P1(LED端子)の電圧が、接点P7の電圧以上の場合には、短絡故障が発生していないと判定して、出力端子に所定電圧値(駆動電源と同様の電圧値)の信号を出力する。これにより、接点P4と出力端子との間に電位差が発生しないので第2表示用LED42には電流は流れないので、第2表示用LED42は点灯しない。
このように、同一グループ44内にM用LED23の断線故障が発生している場合、第1表示用LED41に緑色の光を点灯させ、短絡故障が発生している場合、第2表示用LED42に赤色の光を点灯させるようにしたので、そのグループ44内に断線または短絡故障をしたM用LED23があるか否か目視確認できる。また、断線または短絡故障したM用LED23が含まれるグループの第1表示用LED41または第2表示用LED42のみが点灯するようにしたので、故障したM用LED23が含まれるグループの場所を特定できる。このため、修理判断を容易に行うことができる。さらに、M用LED23の故障を検出するために、LED駆動回路40内に第1表示用LED41,第2表示用LED42,故障判定回路43を設けたが、これらは電力損失が大きくないので、LED駆動回路40での消費電力の増加は小さい。
なお、LED駆動回路40において、故障判定回路43が判定結果に基づいて、断線故障の場合は、第1表示用LED41を点灯させ、短絡故障の場合には、第2表示用LED42を点灯させるように説明したが、これに限るものではなく、故障判定回路43が制御部11に通知して、制御部11が表示パネル等の表示部に正常の場合に「OK」、故障がある場合に「NG」のメッセージを表示するようにしても良い。
また、故障判定回路43の精度を向上させるために、図6及び図7に示すように故障判定回路を構成しても良い。図6に示す故障判定回路60は、図5に示す故障判定回路43の変形例であり、n個のM用LED23を直列に接続した場合に、1個のM用LED23の端子電圧をn倍した電圧を基準とすることでより精度の高い検出を行うものである。なお、故障判定回路43と同一の部品については同じ符号を付して説明を省略する。
故障判定回路60では、抵抗R2と接点P7との間に抵抗R5を挿入し、抵抗R2と抵抗R5が接点P8を介して接続されている。また、1個のM用LED23の端子間に接点P9、接点P10を設けている。この接点P9は、増幅器61の非反転入力端子に接続されており、接点P10は抵抗R6を介して増幅器61の反転入力端子に接続されている。増幅器61の出力端子は、接点P8に接続されている。また、出力端子は、抵抗R7を介して反転入力端子に接続されている。この増幅器61により、接点P9と接点P10との間のM用LED23の端子電圧が、増幅されて接点P8に入力される。M用LED23がn個直列に接続されている場合に、増幅器61の増幅率がn倍になるように設定されている。
このように、1個のM用LED23の端子電圧をn倍に増幅して、接点P8に入力されるようにしたので、接点P8の電圧はLED23の温度特性による端子電圧を補正した電圧になるため、より精度の高い検出を行うことができる。
図7に示す故障判定回路70は、故障判定回路60とは異なり、n個直列に接続されたM用LED23の端子電圧を1/n倍に分圧した電圧と、1個のM用LED23の端子電圧を比較することにより、精度の高い検出を行うものである。なお、故障判定回路43,60と同一の部品については同じ符号を付して説明を省略する。
故障判定回路70は、接点P1とコンパレータ50の反転入力端子との間に、変圧器71と抵抗R8とが直列に接続されている。また、抵抗R8とコンパレータ50の反転入力端子との間に接点P11が設けられており、この接点P11と接点P2との間にコンデンサ72が設けられている。
変圧器71により、n個のM用LED23の端子電圧が1/n倍に変圧されて、コンパレータ50,51の反転入力端子に入力される。また、1個のM用LED23の端子電圧が、接点P8に入力される。このように、n個のM用LED23の端子電圧が1/n倍に変圧された電圧と、1個のM用LED23の端子電圧とが、コンパレータ50,51で比較されるため、LED23の温度特性による端子電圧の変化を補正した基準電圧に対して比較する動作となり、より精度の高い検出を行うことができる。
カラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。 M用発光素子アレイの構成を示す斜視図である。 第1の実施形態であるLED駆動回路の構成を示す回路図である。 第2の実施形態であるLED駆動回路の構成を示す回路図である。 故障判定回路の構成を示す回路図である。 故障判定回路の変形例を示す回路図である。 故障判定回路の変形例を示す回路図である。
符号の説明
2 カラー感熱プリンタ
9 光定着器
16 Y用発光素子アレイ
17 M用発光素子アレイ
23 M用LED
24 表示用LED
26,44 グループ
27 定電流回路
30,40 LED駆動回路
31 駆動電源
41 第1表示用LED
42 第2表示用LED
43,60,70 故障判定回路
50,51 コンパレータ
61 増幅器
71 変圧器
72 コンデンサ
P1〜P11 接点
R1〜R8 抵抗

Claims (5)

  1. 複数の発光素子を直列に接続した発光素子群と、
    前記発光素子群に直列に接続され、可視光を点灯または消灯することにより前記発光素子群の状態を表示する表示用発光素子と、
    前記発光素子群及び前記表示用発光素子に電源を供給する駆動電源とを備えていることを特徴とする発光素子駆動回路。
  2. 前記発光素子群と前記表示用発光素子とで1グループを形成し、前記駆動電源は、複数の前記グループに対して並列に電源を供給することを特徴とする請求項1記載の発光素子駆動回路。
  3. 複数の発光素子を直列に接続した発光素子群と、
    前記発光素子群の端子電圧に基づいて、前記発光素子群に断線故障、及び短絡故障が発生しているか否かを判定する故障判定回路と、
    前記故障判定回路により前記発光素子群に断線故障が発生していると判定された場合、可視光を点灯する第1表示用発光素子と、
    前記故障判定回路により前記発光素子群に短絡故障が発生していると判定された場合、可視光を点灯する第2表示用発光素子と、
    前記発光素子群、前記故障判定回路、前記第1表示用発光素子、及び前記第2表示用発光素子に電源を供給する駆動電源とを備えていることを特徴とする発光素子駆動回路。
  4. 前記発光素子群、前記故障判定回路、前記第1表示用発光素子、及び前記第2表示用発光素子で1グループが形成され、前記駆動電源は、複数の前記グループに対して並列に電源を供給することを特徴とする請求項3記載の発光素子駆動回路。
  5. 前記故障判定回路は、前記端子電圧と第1参照電圧とを比較する第1比較手段と、前記端子電圧と第2参照電圧とを比較する第2比較手段とを備え、
    前記第1比較手段は、前記端子電圧が前記第1参照電圧よりも高い場合、前記第1表示用発光素子を点灯させる信号を出力し、前記第1参照電圧以下の場合、前記第1表示用発光素子を消灯させる信号を出力し、
    前記第2比較手段は、前記端子電圧が前記第2参照電圧よりも低い場合、前記第2表示用発光素子を点灯させる信号を出力し、前記第2参照電圧以下の場合、前記第2表示用発光素子を消灯させる信号を出力することを特徴とする請求項3または4記載の発光素子駆動回路。
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