JP2005107422A - カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカス方式の違いやフォーカス制御方式の違いによって、撮影装置側から出力されるフォーカス制御信号を変更する必要がなく、これら方式の異なる光学機器装置を共通の撮影装置と組合せて使用することが可能となるカメラシステムを提供する。
【解決手段】撮影装置と、光学機器装置とが着脱交換可能なカメラシステムにおいて、撮影装置側に設けられたフォーカスコントロール信号を出力するカメラ制御部と、光学機器装置側に設けられたフォーカスレンズの制御とレンズ全体の制御を司るレンズ制御部とを有し、レンズ制御部において、カメラ制御部から出力されるフォーカスコントロール信号を用い、フォーカス方式の違いやフォーカス制御方式等の違いに応じて、フォーカスレンズ駆動手段の駆動信号を生成し、フォーカスレンズを制御可能に構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、テレビカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置と、テレビレンズまたはビデオレンズ等の光学機器装置を備えたカメラシステムに関するものである。
従来におけるテレビ放送や、ビデオ撮影に用いられるカメラシステムでは、カメラレンズ一体型の自動でフォーカス調整を行うオートフォーカス(以降AFと記す)方式のビデオカメラと、交換レンズ方式の操作部材を手動操作により制御するマニュアルフォーカス方式のカメラシステムが主流であった。
一方、交換レンズ方式のカメラシステムにも、近年、AF方式のレンズが使用されるようになってきており、今までは、専用のレンズとカメラによるシステムとなっていたが、昨今、マニュアルフォーカス方式のレンズとAF方式のレンズを共用する要望が高まってきている。
しかしながら、これら交換レンズはその方式に応じて、操作性、制御性、携帯性等の理由により、フォーカス調整時において、マニュアルフォーカス方式はフォーカスレンズ群がズームレンズ群より被写体側にある前玉フォーカスレンズを操作し、フォーカスレンズ群がズームレンズ群よりCCD側にあるAF方式はリアフォーカスレンズを操作する方式が採られているのが一般的である。
このようなビデオレンズ、ビデオカメラ、テレビレンズ、あるいはテレビカメラをはじめとする光学装置でのAF方式として、例えば、特許文献1に記載されている、映像信号の中から、水平同期信号及び、垂直同期信号を検出し、映像信号処理のための基準信号を生成し、そして基準信号より、被写体の鮮鋭度評価値に応じた信号を抽出して評価し、その信号が大きくなる方向へフォーカスレンズを移動させ、最大となるところで停止させる山登り方式と呼ばれる方式が主流となっている。
また、カメラシステム全体の小型軽量化に伴い、AFレンズにおいても、小型軽量化できるリアフォーカス方式のズームレンズが用いられている。リアフォーカス方式のズームレンズでは変倍系による変倍動作に伴って同一の物体であってもフォーカス用レンズ群の光軸方向の位置が異なってくる為に変倍動作と連動させてフォーカス用レンズ群の位置を調整する必要がある。このようなフォーカス用のレンズ群の調整機構を有する光学装置は従来より、例えば、特許文献2、特許文献3等にも示されているように、種々のものが提案されている。
つぎに、このような従来例におけるリアフォーカス方式のズームレンズにおいて、フォーカス用のレンズ群の調整機構を有する光学装置の概要を説明する。
図4において、ズームレンズは物体側より順に、131の固定の前玉レンズ群(第1群)、132の光軸上移動する変倍用のズームレンズ群(第2群,バリエータともいう。)、136の固定のレンズ群(第3群)、118の変倍に伴う像面変動を補正すると共にフォーカス調整を行うために光軸上移動するフォーカスレンズ群(第4群)の4つのレンズ群より成っている。
また、111はズームリングである。ズームリング111は回転に応じて、ズームレンズ群132を固定鏡筒に施された、カム溝に沿って移動し、変倍可能となるように作動する。
115は、連動ギア133、134、ズームリング111を介し、ズームレンズ群132を駆動するズームモータである。また、119、120は各々フォーカスレンズ群118の移動枠122の案内棒である。
121はフォーカスモータであり、例えばステップモータより成っている。
122は移動枠であり、フォーカスレンズ群118に固定され、かつメネジ部が施され、出力軸123のオネジ部と噛み合っている。
123はフォーカスモータ121の出力軸であり、その一部にはフォーカスレンズ群118を移動させる為のオネジ部が施されている。フォーカスモータ121が駆動すると、出力軸123が回転し、そのネジが回転することで、移動枠122が光軸方向に移動し、フォーカスレンズ群118を駆動する。135は露出を決める絞りユニット(ここでは紙面と直角に挿入されている)、137は固定鏡筒である。
以上の構成によってフォーカスモータ121が駆動すると、前述したように、フォーカスレンズ群118は出力軸123に設けたネジの送りによって光軸方向に移動する。また、ズームモータ115が駆動すると連動ギア133,134が回転し、そしてズームリング111に連動し、ズームリング111が回転することで、ズームレンズ群132が固定鏡筒に施された、カム溝に沿って移動し、光軸方向に移動する。
図6は、この様な従来例のズームレンズにおけるズームレンズ群132とフォーカスレンズ群118の光軸上の位置関係を複数の物体距離に応じて示した軌跡データである。これは、被写体距離が無限(INF)からMODの各被写体に対しての合焦しつづけるためのリアフォーカスレンズの移動量を示している。
リアフォーカス方式レンズの場合、ズームレンズ群よりCCD側にフォーカスレンズ群があるため、図4の様な構造のもとで単純にズームモータ115を駆動し、ズームレンズ群132を駆動した場合、変倍に伴って像面変動が生じてしまう。そのため、現在のフォーカス状態を維持するためには、図6の軌跡データに従い、ズーム位置と物体距離により、フォーカスレンズ位置を求め、ズームレンズ群に連動してフォーカスレンズ群118を制御する必要がある。
つぎに、従来例におけるリアフォーカス方式のレンズ操作機構について、図5のブロック図を用いて説明する。但し、既に図4で説明したもの(図4と同一符号のもの)については、ここでは割愛する。
図5において、102はCCD等の撮像素子、103はカメラ処理回路である。撮像素子102で得られる映像信号から、水平同期信号及び、垂直同期信号を検出し、基準信号を作成し、104のAF回路に出力する。AF回路104では、得られた基準信号を用いて、合焦、非合焦の判別を判定している。これらの結果はCPU140に取り込まれる。
106はズーム位置検出手段であり、ズームレンズ群132の光軸上の位置を検出する。107はズームモータドライバで、ズームモータ115を駆動する。
125はフォーカスモータドライバで、ステップモータであるフォーカスモータ121を駆動する。このステップモータの入力パルス数は連続してレンズ制御部139を介し、CPU140内にてカウントし、フォーカスレンズ群118の絶対位置のエンコーダとして用いている。
138は、絞りユニット135に連動し、絞り値を検出する絞り位置検出手段である。
139はレンズ内部にあるレンズ制御部であり、ズーム操作回路141からのコントロール信号を用い、ズームレンズ群の駆動信号を生成する。また、CPU140から出力されたフォーカスコントロール信号を用い、フォーカスレンズ群118の駆動信号を生成する。
140はCPUであり、カメラ内部に構成され、AF回路104とともにAFの制御行い、また、フォーカスのコントロール信号を生成、出力する。141はズーム操作回路で、操作者によってズーム操作手段142が操作された際、その内容をズームコントロール信号として、レンズ制御部139に伝える。
145は図6に示した軌跡データを記憶する軌跡データメモリである。通常、レンズの倍率の違い等によって、ズームレンズ移動量など、光学特性が異なるため、軌跡データは、レンズごとに異なってしまう。そのため、カメラ側にて、リアフォーカス方式レンズのフォーカス制御を行うためには、レンズ接続時に、軌跡データをレンズ側より、カメラ側に通信し、送信、記憶しておく必要がある。
このように構成したものにおいて、フォーカス調整は、AF時、AF回路104、CPU140にて、合焦判定を行い、フォーカスの合う方向に、フォーカスレンズ群118を移動するように、レンズ制御部139、フォーカスモータドライバ125を介して、フォーカスモータ121を駆動し、フォーカスを合わせる。また、ズーム制御は通常、レンズ側で行い、ズーム操作手段142の操作量に応じた操作信号を、ズーム操作回路141からズームコントロール信号として出力し、レンズ制御部139にて、ズーム駆動信号とし、ズームモータ115にて、ズームレンズ群132を駆動する。
AF合焦後、上記のように、ズーム操作手段142にて、ズームレンズ群132だけを移動させた場合、前述したが、ズームレンズ群132の移動に応じて、像面が変動し、フォーカスの合焦状態が維持できない。そのため、合焦状態を維持するためには、ズームレンズ群132の位置とフォーカスレンズ群118の位置を、ズーム位置検出手段106から出力される値とフォーカスモータ121からの入力パルス数によって求め、レンズ側から取得した接続レンズの図6で説明した軌跡データのマップ上の一点を決定する。そして、ズームレンズ群132とフォーカスレンズ群118の位置より決定した一点が通る上記軌跡データ上を移動するように、ズームレンズ群132の位置に応じたフォーカスレンズ移動量をコントロール信号に変換し、CPU140より出力する。レンズ制御部139は、そのコントロール信号に応じて、フォーカスモータ121を駆動してフォーカスレンズ群118の位置を制御することで、フォーカスの合焦維持が可能となる。
このように、リアフォーカスレンズ方式のAFレンズの場合、ズーム駆動時のフォーカスコントロール信号は、フォーカス操作手段を操作したときに出力する操作量に応じた操作信号とは異なり、現在のズーム位置と、フォーカス位置から、フォーカス合焦維持可能な軌跡データの一点を算出し、その軌跡データ上をズーム操作手段の操作量に応じて、移動するズームレンズ群位置から求められる軌跡上を移動するフォーカスレンズ移動量となる。
これに対して、従来のマニュアルフォーカス方式を搭載したビデオレンズ、ビデオカメラ、テレビレンズまたはテレビカメラをはじめとした光学装置においては、リアフォーカス方式のズームレンズと異なり、前玉フォーカス方式が採られていて、フォーカスレンズ群がズームレンズ群より、被写体側にあることから、変倍系による変倍動作に伴って、フォーカス用のレンズ群の光軸方向の位置が異なることはないため、変倍動作と連動させてフォーカス用レンズ群の位置を調整する必要はない。
つぎに、従来例におけるマニュアルフォーカス方式のレンズ操作機構について、図7のブロック図を用いて説明する。但し、既に図4、図5で説明したもの(図4、図5と同一符号のもの)については、ここでは割愛する。
図7において、109はカメラ101を経由してズームレンズ、フォーカスレンズを操作可能なコントローラである。また、110はズーム、フォーカス操作回路であり、これにはズーム操作手段112、フォーカス操作手段113が接続されていて、その操作量に応じたコントロール信号を生成、出力する。
112はズームレンズ群をサーボ駆動するための操作信号を出力するズーム操作手段、113はフォーカスレンズ群をサーボ駆動するための操作信号を出力するフォーカス操作手段である。
114は連動ギアに接続され、フォーカスレンズ群を駆動するフォーカスモータ、116はフォーカスモータドライバで、レンズ制御部143からのフォーカス駆動信号を受け、フォーカスモータ114を駆動する。
117は、フォーカス位置検出手段で、現在のフォーカスレンズ群の位置を検出し、レンズ制御部143に伝える。
124はフォーカスレンズ群に連動し、回転させることで、フォーカスレンズ群を移動させ、フォーカス調整が可能なフォーカスリング、143はズームモータ115、フォーカスモータ114を制御するレンズ制御部、144はカメラの制御をつかさどり、コントローラ109が接続された場合、そのフォーカス、ズームのコントロール信号をレンズ制御部143に出力する、カメラ制御部である。
フォーカス操作手段113を操作すると、その操作信号がズーム、フォーカス操作回路110を介し、フォーカスコントロール信号として、レンズ制御部143に入力される。同様にズーム操作手段112を操作した場合、その操作信号がズーム、フォーカス操作回路110を介し、ズームコントロール信号として、レンズ制御部143に入力される。このコントロール信号をレンズ制御部143にて、モータ駆動可能なズーム駆動信号、フォーカス駆動信号に変換し、それぞれのドライバ回路107、116に出力する。ドライバ回路107、116はその駆動信号に応じて、ズームモータ115、フォーカスモータ114を駆動し、ズームリング111、フォーカスリング124を回転させ、ズームレンズ群、フォーカスレンズ群を移動する。また、通常、このようなシステムで使用するカメラは、カメラに接続された、コントローラ109より、ズーム、フォーカスがコントロール可能である。コントローラ109から出力されるコントロール信号は、操作量に応じた信号がカメラ制御部144を介し、レンズ制御部143に出力される。
以上のように、オートフォーカス(AF)時のリアフォーカス方式のレンズにおいては、その合焦後のズーム操作時、合焦を維持するために出力するフォーカスコントロール信号は、前述したように、図6の軌跡データに従い、ズーム位置と物体距離により、フォーカスレンズ位置を求め、ズームレンズ群に連動してフォーカスレンズ群118を制御することが必要となる。
一方、マニュアルフォーカス時の前玉フォーカスレンズ方式のレンズにおいては、前述したように変倍動作と連動させてフォーカス用レンズ群の位置を調整する必要はないが、カメラ側より、フォーカス操作手段を用いて、フォーカス調整をおこなう場合においては、コントロール信号はそのフォーカス操作手段の操作量に応じたコントロール信号となり、その信号の生成方法が異なってしまうため、カメラ側でフォーカス制御を行う場合、マニュアルフォーカス方式か、オートフォーカス方式かどちらか一方の方式を採用したものしか使用することができないこととなる。
つぎに、従来例におけるマニュアルフォーカス方式とオートフォーカス方式の両方式のレンズを使用可能としたレンズ操作機構について、図8のブロック図を用いて説明する。但し、既に説明したもの(図4〜図7等と同一符号のもの)については、ここでは割愛する。
図8において、200はレンズの制御を司る、レンズ制御部である。またテレビカメラ101には、レンズが接続されている。レンズは、マニュアルフォーカス方式レンズあるいは、オートフォーカス式レンズである。
レンズが接続された場合、カメラ内のカメラ制御部105は、レンズ内のレンズ制御部に対し、接続されているレンズがマニュアルフォーカス方式レンズか、オートフォーカス式レンズであるか判別するために、接続レンズ識別信号を出力する。その接続レンズ識別信号をうけて、レンズ側では、マニュアルフォーカス方式レンズか、オートフォーカス式レンズであるかをカメラ制御部105に返信する。ただし、カメラ制御部105から受けた、接続レンズ識別信号に対し、返信が不可能なレンズもあるため、その場合、カメラ制御部105は一定時間に、返信がない場合、接続されたレンズをマニュアルフォーカス方式レンズとし、制御を開始する。
マニュアルフォーカス方式レンズの制御は、前述したマニュアルフォーカス方式を搭載したレンズのフォーカス、ズーム駆動方法によって、説明したので割愛する。オートフォーカス方式レンズの場合、前述したように、そのフォーカスレンズを制御するため、レンズより、合焦後のズーム操作時に合焦を維持するために出力するフォーカスコントロール信号は、図6の軌跡データに従い、ズーム位置と物体距離により、フォーカスレンズ位置を求め、ズームレンズ群に連動してフォーカスレンズ群を制御する必要があるため、ズーム移動量に応じたコントロール信号となる。そのため、カメラ制御部105はレンズより図6のような軌跡データを取得するための、軌跡データ取得信号を出力し、レンズ制御部200が、その軌跡データ取得信号を受け取ると、カメラ制御部105にそのレンズ特有の軌跡データを出力する。カメラ制御部105は、その軌跡データを受け取ると、軌跡データメモリ145に、記憶する。そして、その記憶した軌跡データを用いて、オートフォーカス方式レンズ制御が行われる。制御方法に関しては、前述したので、割愛する。このように、接続されたレンズのフォーカス制御方式を識別し、1台のカメラで両方式のレンズを接続し、制御可能としている。
このような、テレビカメラの場合、オートフォーカス方式レンズを接続したとき、必ず、データ量の大きい軌跡データを、レンズから、電源投入時に取得する必要がある。
特開平6−62305号公報 特開平1−280709号公報 特開平8−220414号公報
上記したように、従来におけるテレビ放送や、ビデオ撮影に用いられるカメラシステムにおいては、前玉フォーカス方式、リアフォーカス方式等のレンズ機構におけるフォーカス方式の違い、あるいはマニュアルフォーカス方式、オートフォーカス方式等のレンズ操作機構におけるフォーカス制御方式の違い、等が混在しており、このような方式の異なるレンズを交換レンズ方式で使用する場合、レンズとカメラの組み合わせによっては、このようなフォーカス制御方式の違いから、それらが正常に作動しないという問題が発生する。
例えば、マニュアルフォーカス方式のもとでレンズ側から前玉フォーカスレンズを操作する際のフォーカスコントロール信号と、オートフォーカス方式のもとでカメラ側からリアフォーカスレンズの合焦後におけるズームレンズ操作時のフォーカスコントロール信号とは、それらの信号が異なることから両立することができない。そのため、それぞれ専用のカメラと専用のレンズという組み合わせとするか、レンズのフォーカス制御方法ごとにカメラ側にて、レンズを認識し、コントロール方式を切り換え、両コントロール信号を演算、出力する必要が生じる。また、リアフォーカス方式の交換レンズの場合には、これ以外にも前述したように、その合焦後におけるズーム操作時、合焦を維持する上で必要となるフォーカスコントロール信号を生成するために、カメラ側の制御部がレンズからデータ量の大きい図6で説明した軌跡データを、電源投入時に取得することが必要となる。
そこで、本発明は、上記課題を解決し、テレビカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置と、テレビレンズまたはビデオレンズ等の光学機器装置とが着脱交換可能なカメラシステムにおいて、フォーカス方式の違いやフォーカス制御方式の違いによって、撮影装置側から出力されるフォーカス制御信号を変更する必要がなく、これら方式の異なる光学機器装置を共通の撮影装置と組合せて使用することが可能となるカメラシステムを提供することを目的とするものである。
本発明は、以下のように構成したカメラシステムを提供するものである。
すなわち、本発明のカメラシステムは、撮影装置と光学機器装置とが着脱交換可能なカメラシステムにおいて、前記撮影装置側に設けられたフォーカスコントロール信号を出力するカメラ制御部と、前記光学機器装置側に設けられたフォーカスレンズの制御とレンズ全体の制御を司るレンズ制御部とを有し、前記レンズ制御部において、前記カメラ制御部から出力されるフォーカスコントロール信号を用い、フォーカス方式の違い、及び/またはフォーカス制御方式の違いに応じてフォーカスレンズ駆動手段の駆動信号を生成し、フォーカスレンズを制御可能としたことを特徴としている。
また、本発明のカメラシステムは、前記フォーカス方式の違いが、フォーカスレンズがズームレンズ群より被写体側にある前玉フォーカス方式か、CCD側にあるリアフォーカス方式かによるカメラシステムとすることができる。
また、本発明のカメラシステムは、前記フォーカス制御方式の違いを、操作部材を手動操作により制御するマニュアルフォーカス制御方式か、自動でフォーカス調整を行うオートフォーカス制御方式かの違いによるカメラシステムとすることができる。
また、本発明のカメラシステムは、前記レンズ制御部で生成されるフォーカスレンズ駆動手段の駆動信号を、前記撮影装置のズーム位置とフォーカス指令(コントロール)から算出されるフォーカスレンズ移動量としての駆動信号とすることができる。
また、本発明のカメラシステムは、前記フォーカスレンズ駆動手段を、前記レンズ制御部から出力されるフォーカス駆動信号に応じてフォーカスモータドライバ部によって駆動され、フォーカスレンズを移動するフォーカスモータと、フォーカスレンズの位置を検出して前記レンズ制御部に伝達するフォーカス位置検出手段とにより、フォーカス調整可能に構成することができる。
また、本発明のカメラシステムは、前記フォーカスモータを、ステップモータで構成することができる。
また、本発明のカメラシステムは、前記フォーカス位置検出手段によるフォーカスレンズの位置の検出を、前記ステップモータの基準点からのステップ数から算出するように構成することができる。
本発明によれば、テレビカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置と、テレビレンズまたはビデオレンズ等の光学機器装置とが着脱交換可能なカメラシステムにおいて、フォーカス方式の違いやフォーカス制御方式の違いによって、撮影装置側から出力されるフォーカス制御信号を変更する必要がなく、これら方式の異なる光学機器装置を共通の撮影装置と組合せて使用することが可能となるカメラシステムを実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例により説明する。
本発明の実施例は、テレビカメラ、ビデオカメラ等の動画像撮影装置と、テレビレンズまたはビデオレンズを始めとする光学機器装置で構成されたカメラシステムにおいて、リアフォーカス方式や前玉フォーカス方式のいずれの方式のもの、あるいはマニュアルフォーカス方式やオートフォーカス方式のいずれの方式のものが接続されても、フォーカス制御信号をレンズのフォーカス方式ごとに変更することなく、1台のカメラで共通に使用可能なカメラシステムを構成したものである。以下に、その具体的構成について、図に基づいて説明する。
図1はリアフォーカス方式のレンズ機構が接続される場合における操作機構を説明するためのブロック図であり、図2は前玉フォーカス方式のレンズ機構が接続される場合における操作機構を説明するためのブロック図である。
図1及び図2において、101はビデオカメラ、またはテレビカメラ等のカメラ、102はCCD等の撮像素子、103はカメラ処理回路であり、撮像素子102で得られる映像信号から、水平同期信号及び、垂直同期信号を検出し、基準信号を作成し、104のAF回路に出力する。AF回路104では、得られた基準信号を用いて、合焦、非合焦の判別を判定している。これらの結果はカメラ制御部105に取り込まれる。
105はカメラ制御部であり、カメラ内部に構成され、AF回路104とともにAFの制御を行い、また、フォーカスのコントロール信号を生成、出力や、コントローラ109から入力されたズーム、フォーカスの送信号を元にコントロール信号をレンズへ出力する。
また、106はズーム位置検出手段であり、ズームリング111にかみ合ったギアに連結され、ズームレンズの位置を検出する。107はズームモータドライバで、ズーム駆動信号によりズームモータ115を駆動する。108はレンズ内部にあるレンズ全体の制御を司るレンズ制御部であり、ズーム、フォーカス操作回路110や、コントローラ109からのコントロール信号を用い、ズームレンズ、フォーカスレンズの駆動信号を生成する。また、このレンズ制御部108はカメラ制御部105から出力されたフォーカスコントロール信号を用い、前玉フォーカス方式、リアフォーカス方式等のフォーカス方式の違い、あるいはマニュアルフォーカス方式、オートフォーカス方式等のフォーカス制御方式の違いに応じて、フォーカスレンズ群118を駆動する駆動信号を生成する。
109はカメラ101を経由してズームレンズ、フォーカスレンズを操作可能なコントローラである。110は、ズーム操作手段112、フォーカス操作手段113が接続され、その操作量に応じたコントロール信号を生成、出力するズーム、フォーカス操作回路、111はズームリングである。ズームリング111は回転に応じて、ズームレンズ群132を、固定鏡筒に加工が施された、カム溝に沿って移動させ、変倍可能となっている。
112はズームレンズ群をサーボ駆動するための操作信号を出力するズーム操作手段、113はフォーカスレンズ群118をサーボ駆動するための操作信号を出力するフォーカス操作手段である。
114は連動ギアに接続され、フォーカスレンズ群118を駆動するフォーカスモータ、115はギアを介し、ズームリング111を回転させ、ズームレンズを駆動するズームモータ、116はフォーカスモータドライバで、レンズ制御部108からのフォーカス駆動信号を受け、フォーカスモータ114を駆動する。
117は、フォーカス位置検出手段で、現在のフォーカスレンズ群118の位置を検出し、レンズ制御部108に伝える。118はフォーカスレンズ群、119,120はフォーカスレンズ群118の移動枠122の案内棒である。121はフォーカスモータであり、例えばステップモータより成っている。
122は移動枠であり、フォーカスレンズ群118に固定され、かつメネジ部が施され、オネジ部と噛み合っている。123はフォーカスモータ121の出力軸であり、その一部にはフォーカスレンズ群118を移動させる為のオネジ部が施されている。フォーカスモータ121が駆動すると、出力軸123が回転し、そのネジが回転することで、移動枠122が光軸方向に移動し、フォーカスレンズ群118を駆動する。124は前玉フォーカスレンズ群に連動し、回転させることで、前玉フォーカスレンズ群を移動させ、フォーカス調整が可能なフォーカスリング、125はフォーカスモータドライバで、ステップモータであるフォーカスモータ121を駆動する。
以下に、本実施例におけるリアフォーカス方式と前玉フォーカス方式のいずれの方式でも共通に使用可能なカメラシステムについて、図3のフローチャートを用いて説明する。
本実施例では、カメラ101内部のカメラ制御部105より出力されるコントロール信号はフォーカスレンズ群を駆動するコントロール信号そのものとしフォーカス位置を示す、位置信号あるいはフォーカスの駆動方向と駆動スピードを定める速度信号とする。
次に、レンズ側での処理をフローチャートにて説明する。
step101にて、レンズ制御部108はカメラ制御部より、フォーカスコントロール信号を取得する。そして、step102にて、このレンズがリアフォーカス方式レンズか、前玉フォーカス方式レンズかを判別する。リアフォーカス方式レンズの場合step103に進み、前玉フォーカス方式レンズの場合は、step104へ進む。リアフォーカス方式レンズの場合、現在のモードが、オートフォーカス(AF)モード状態か、マニュアルフォーカスモード状態か判別する(step103)。AFモードの場合、step105に進み、ズーム位置検出手段106にて、現在、ズームレンズが駆動中かどうか判断する。step105で、ズームレンズが駆動していないと判断された場合、step106へ進み、AF処理をおこなう。AF処理に関しては以下、説明する。AFモードでない場合、step111に進む。
従来例でも記載したが、AF処理では、カメラ101及びレンズにおいて、以下のような制御が行われる。
被写体を撮影しているとき、レンズを通った光がCCD102の撮像面上に結像し、CCD102にて映像信号に変換し、出力される。カメラ処理回路103では、CCD102から入力された映像信号をフィルタ等により処理し、映像信号から、水平同期信号及び、垂直同期信号を検出し、基準信号を作成する。AF回路104では、撮影画面の中央に設定された焦点検出エリア内において、AF評価値として、基準信号から鮮鋭度を算出する。ここで焦点検出エリアが撮影画面の中央に設定されていれば、被写体は常に撮影エリアの中央において合焦されることになる。そしてフォーカスモータ121の駆動ステップ数のカウント数により、フォーカスレンズ群118の位置を検出し、カメラ制御部105では、AF回路104で算出された鮮鋭度およびフォーカス位置を元に、鮮鋭度が最大となるようなフォーカスレンズ群118の目標位置を算出し、レンズ制御部108にフォーカスコントロール信号を入力する。そして、レンズ制御部108からのフォーカス駆動信号により、フォーカスモータドライバ125が、フォーカスモータ121を駆動し、フォーカスレンズ群118を駆動することで、フォーカスレンズ群118の制御を行い、被写体への合焦処理を行う。
step105では、ズーム駆動中であるとき、また、step103にて、AFモードでない、マニュアルフォーカス状態で、且つ、step111で、ズーム駆動中であると判断されたとき、ズーム駆動中、現在のフォーカス状態を維持するため、ズーム位置とフォーカス位置から求められる図6の軌跡データ上を移動するフォーカス制御を行うため、フォーカスレンズ群118の制御を優先し、カメラ101からのフォーカスコントロールは行わず、次のstep107に進む。
step107では、レンズ制御部108でズーム位置検出手段106より、現在のズームレンズ位置を取得しstep108に進む。step108ではフォーカスモータ121の駆動ステップ数により、フォーカス位置を算出する。このフォーカス位置の算出方法は、電源投入時のフォーカス位置の原点(基準点)出しを行い、その基準点からのステップ数を常にカウントしておき、フォーカス位置検出時のステップ数から、フォーカス位置を算出する。また、フォーカスモータが通常のDCモータで、フォーカス位置検出手段を構成した場合、ズームレンズ同様に位置検出手段の出力により、フォーカスレンズ群118の位置を取得する。そして、検出したズーム位置とフォーカスレンズ群の位置を、レンズ内に記憶する。
次のstep109では、図6の軌跡データ上を移動するフォーカス制御を行うため、図6に代表される軌跡データを用いて、軌跡データの一点を算出し(合焦時は、フォーカス合焦維持可能な一点である)、その軌跡データ上をズームレンズ移動量(操作量)に応じて、移動するズームレンズ群の位置から求められる軌跡上を移動するフォーカスレンズ群118の移動量を算出する。そして、その移動に必要なフォーカス駆動信号をレンズ制御部108より出力し(step110)、フォーカスモータ121をフォーカスモータドライバ125により駆動する(step120)。
また、step111にて、ズーム駆動中でないとき、step112に進み、カメラ制御部105からのフォーカスコントロール信号が、ポジション信号か、スピード信号かを確認する。ポジション信号の場合、フォーカスモータ121の駆動ステップ数により、フォーカス位置を算出する(step113)。そして、フォーカスコントロール信号と、算出したフォーカス位置より、レンズ制御部108にて、フォーカス駆動信号を生成する(step114)。この場合、ポジションサーボとなるので、フォーカスコントロール信号が示す位置とフォーカスモータ121より算出したフォーカス位置が等しいと判断したとき、フォーカスモータ121を停止させる。
step112に戻り、スピード信号によるスピードサーボと判断したときは、フォーカスコントロール信号をスピードサーボ信号として、フォーカス駆動信号を生成する(step115)。そして、フォーカスモータ121をフォーカスモータドライバ125により駆動する(step120)。
step102に戻り、カメラ101に接続されたレンズがリアフォーカス方式レンズでなく、前玉フォーカス方式レンズの場合(この場合、図2あたる)、step104へ進み、リアフォーカス方式レンズであった場合と同様、フォーカスコントロール信号が、ポジション信号か、スピード信号かを確認する。ポジション信号の場合、図2のフォーカスモータ114に連動するフォーカス位置検出手段117の出力より、フォーカス位置を取得する(step116)。そして、フォーカスコントロール信号と、取得したフォーカス位置より、レンズ制御部108にて、フォーカス駆動信号を生成する(step118)。この場合、ポジションサーボとなるので、フォーカスコントロール信号が示す位置とフォーカス位置検出手段117より検出したフォーカス位置が等しいと判断したとき、フォーカスモータ114を停止させる。step104にて、スピード信号によるスピードサーボと判断したときは、フォーカスコントロール信号をスピードサーボ信号として、フォーカス駆動信号を生成する(step117)。そして、フォーカスモータ114をフォーカスモータドライバ116により駆動する(step120)。
このように、カメラ側から出力されるフォーカスコントロール信号を、前玉フォーカス方式レンズ、リアフォーカス方式レンズの違いや、そのフォーカス制御方法の違いにより、わざわざ変更することなく、レンズ側にて、その前玉フォーカス方式レンズ、リアフォーカス方式レンズかを判断し、そのフォーカス方式に合わせた制御をレンズ側にて、おこなうことで、カメラ側へ、大きな軌跡データ送信の必要もなく、また、フォーカス制御信号をレンズのフォーカス方式ごとに変更することなく、1台のカメラにて、前玉フォーカス方式レンズ(マニュアルフォーカス)、リアフォーカス方式レンズ(AF)の接続使用が可能となる。
本発明の実施例におけるリアフォーカス方式のレンズ機構が接続された場合における操作機構を説明するためのブロック図。 本発明の実施例における前玉フォーカス方式のレンズ機構が接続された場合における操作機構を説明するためのブロック図。 本発明の実施例におけるリアフォーカス方式と前玉フォーカス方式のいずれの方式でも共通に使用可能なカメラシステムを説明するためのフローチャート。 従来例におけるリアフォーカス方式を用いたズームレンズ鏡筒の断面図。 従来例におけるリアフォーカス方式のレンズ操作機構を説明するためのブロック図。 ズームレンズ群132とフォーカスレンズ群118の光軸上の位置関係を複数の物体距離に応じて示した軌跡データ。 従来例における前玉フォーカス方式のレンズ操作機構を説明するためのブロック図。 従来例におけるマニュアルフォーカス方式とオートフォーカス方式の両方式のレンズを使用可能としたレンズ操作機構を説明するためのブロック図。
符号の説明
101:ビデオカメラ、またはテレビカメラ
102:CCD等の撮像素子
103:カメラ処理回路
104:AF回路
105、144:カメラ制御部
106:ズーム位置検出手段
107:ズームモータドライバ
108、139、143、200:レンズ制御部
109:コントローラ
110:ズーム、フォーカス操作回路
111:ズームリング
112、142:ズーム操作手段
113:フォーカス操作手段
114、121:フォーカスモータ
115:ズームモータ
116、125:フォーカスモータドライバ
117:フォーカス位置検出手段
118:フォーカスレンズ群
119、120:案内棒
122:移動枠
123:出力軸
124:フォーカスリング
131:前玉レンズ群
132:ズームレンズ群
133、134:連動ギア
135:絞りユニット
136:固定レンズ群
137:固定鏡筒
138:絞り位置検出手段
140:CPU
141:ズーム操作回路
145:軌跡データメモリ

Claims (7)

  1. テレビカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置と、テレビレンズまたはビデオレンズ等の光学機器装置とが着脱交換可能なカメラシステムにおいて、前記撮影装置側に設けられたフォーカスコントロール信号を出力するカメラ制御部と、前記光学機器装置側に設けられたフォーカスレンズの制御とレンズ全体の制御を司るレンズ制御部とを有し、
    前記レンズ制御部において、前記カメラ制御部から出力されるフォーカスコントロール信号を用い、フォーカス方式の違い、及び/またはフォーカス制御方式の違いに応じてフォーカスレンズ駆動手段の駆動信号を生成し、フォーカスレンズを制御可能としたことを特徴とするカメラシステム。
  2. 前記フォーカス方式の違いが、フォーカスレンズがズームレンズ群より被写体側にある前玉フォーカス方式か、CCD側にあるリアフォーカス方式かによることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 前記フォーカス制御方式の違いが、操作部材を手動操作により制御するマニュアルフォーカス制御方式か、自動でフォーカス調整を行うオートフォーカス制御方式かによることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  4. 前記レンズ制御部で生成されるフォーカスレンズ駆動手段の駆動信号が、前記撮影装置のズーム位置とフォーカス指令(コントロール)から算出されるフォーカスレンズ移動量としての駆動信号であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  5. 前記フォーカスレンズ駆動手段が、前記レンズ制御部から出力されるフォーカス駆動信号に応じてフォーカスモータドライバ部によって駆動され、フォーカスレンズを移動するフォーカスモータと、フォーカスレンズの位置を検出して前記レンズ制御部に伝達するフォーカス位置検出手段と、を有しフォーカス調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  6. 前記フォーカスモータが、ステップモータであることを特徴とする請求項5に記載のカメラシステム。
  7. 前記フォーカス位置検出手段は、前記フォーカスレンズの位置の検出を、前記ステップモータの基準点からのステップ数から算出することを特徴とする請求項6に記載のカメラシステム。
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