JP2005106598A - 走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法 Download PDF

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裕章 柳本
Toru Kurenuma
榑沼  透
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泰 美野本
Shigeru Miwa
茂 三輪
Takeshi Murayama
健 村山
Yukio Kenbo
行雄 見坊
Yuichi Kunitomo
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武則 広木
Yoshiyuki Nagano
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Abstract

【課題】 ウェハ等の表面上の各種特性を測定するとき試料表面の微小領域で異方摩擦データを取得できる走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法を提供する。
【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡は、探針20を有するカンチレバー21と、探針と試料12の間で生じる物理量を測定する測定部(24,32)と、探針と試料の位置を相対的に変化させ走査動作を行わせる移動機構(14,15,29)とを備える。走査型プローブ顕微鏡では測定部で物理量を一定に保ちながら移動機構により探針で試料の表面を走査して試料の表面を測定する。さらにこの走査型プローブ顕微鏡では、試料と探針の間で摩擦が生じる状態で相対的な横方向の微小変位を直交する2軸方向に独立に加え、2軸方向のそれぞれ摩擦に係るデータを取得する方法が実行される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法に関し、特に、異方性を有する試料における微小領域での方位別摩擦データを取得することのできる走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法に関する。
走査型プローブ顕微鏡は、原子のオーダまたはサイズの微細な対象物を観察できる測定分解能を有する測定装置として知られる。近年、走査型プローブ顕微鏡は、半導体デバイスが作られた基板やウェハの表面の微細な凹凸形状の測定など各種の分野に適用されている。測定に利用する検出物理量に応じて各種のタイプの走査型プローブ顕微鏡がある。例えばトンネル電流を利用する走査型トンネル顕微鏡、原子間力を利用する原子間力顕微鏡、磁気力を利用する磁気力顕微鏡等があり、それらの応用範囲も拡大しつつある。
上記のうち原子間力顕微鏡は、試料表面の微細な凹凸形状を高分解能で検出するのに適し、半導体基板、ディスクなどの分野で実績を上げている。最近ではインライン自動検査工程の用途でも使用されてきている。
原子間力顕微鏡は、基本的な構成として、原子間力顕微鏡の原理に基づく測定装置部分を備える。通常、圧電素子を利用して形成されたトライポッド型あるいはチューブ型のXYZ微動機構を備え、このXYZ微動機構の下端に、先端に探針が形成されたカンチレバーが取り付けられている。探針の先端は試料の表面に対向している。上記カンチレバーに対して例えば光てこ式光学検出装置が配備される。すなわち、カンチレバーの上方に配置されたレーザ光源(レーザ発振器)から出射されたレーザ光がカンチレバーの背面で反射され、光検出器より検出される。カンチレバーにおいて捩れや撓みが生じると、光検出器におけるレーザ光の入射位置が変化する。従って探針およびカンチレバーで変位が生じると、光検出器から出力される検出信号で当該変位の方向および量を検出できる。上記の原子間力顕微鏡の構成について、制御系として、通常、比較器、制御器が設けられる。比較器は、光検出器から出力される検出電圧信号と基準電圧とを比較し、その偏差信号を出力する。制御器は、当該偏差信号が0になるように制御信号を生成し、この制御信号をXYZ微動機構内のZ微動機構に与える。こうして、試料と探針の間の距離を一定に保持するフィードバックサーボ制御系が形成される。上記の構成によって探針を試料表面の微細凹凸に追従させながら走査し、その形状を測定することができる。
上記の原子間力顕微鏡に対して観察対象である試料が用意される。試料は、例えば、表面に多数の半導体デバイスが作りこまれた基板またはウェハである。この試料は試料ステージ上に設けられた試料ホルダ(試料チャック機構)の上に配置され、静電力で固定される。試料ステージは、それ自体、試料を移動させるための移動機構としてXY移動機構およびZ移動機構を備える。XY移動機構およびZ移動機構は、前述したXYZ微動機構に比較して、相対的に大きな距離の移動を可能にする粗動機構である。さらに上記原子間力顕微鏡では、試料表面等で広い範囲の観察を可能にする光学顕微鏡、および光学顕微鏡で得られた像を撮影するTVカメラ等が装備される。
上記の原子間力顕微鏡ではコンタクトモードと呼ばれる測定方式がある。コンタクトモードでは、探針の先を試料の表面に接触させた状態で、探針を走査させる。探針の先端は試料表面の凹凸をなぞって移動し、試料表面における探針の高さ方向のデータに基づき試料表面の凹凸形状の情報を得る。かかるコンタクトモードの測定では、試料の表面形状データの測定と同時に、カンチレバーの捩れ量を光てこ等の方式で測定することにより摩擦力データを取得することが一般的には行われている。さらに摩擦力データを取得する技術に関しては例えば特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1に記載された原子間力顕微鏡では、探針を試料にいったん接触させ、探針に対して横振動を与えたときの捩れ振動の位相と振幅を計測することにより摩擦力データを取得する方法が示されている。
摩擦データを取得する従来の技術は、いずれも、取得される摩擦データはカンチレバーの捩れ方向のみであり、撓み方向すなわちカンチレバーの長手方向の摩擦データを取得できるようには構成されていない。その理由は、原子間力顕微鏡では、通常、撓み方向の信号を、試料表面に探針を押しつけるためのフィードバック信号として用いるからである。このため、撓み方向の信号を摩擦データとして用いることは困難であった。
上記のように、従来の原子間力顕微鏡等では、試料表面が異方性を有する場合において当該試料に対して試料表面の同一の微小領域で方位別摩擦データを得ることができないという問題を有していた。
特開平8−146019号公報
本発明の課題は、試料表面が異方性を有する場合に、走査型プローブ顕微鏡による試料表面の測定動作を利用して同じ微小領域における異方摩擦データを取得することを可能にするものである。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、走査型プローブ顕微鏡を利用してウェハ等の試料の表面上の各種特性を測定することにおいて、試料表面の微小領域で異方摩擦データを取得できる走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法を提供することにある。
本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法は、上記目的を達成するために、次のように構成される。
第1の走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法(請求項1に対応): 走査型プローブ顕微鏡は、試料に対向する探針を有する探針部(カンチレバー等)と、探針が試料の表面を走査するとき探針と試料の間で生じる物理量(原子間力等)を測定する測定部(光てこ式光学検出装置、フィードバックサーボ制御系、走査装置、XYZの微動機構、データ処理等の制御装置等)と、探針と試料の位置を相対的に変化させ走査動作を行わせる移動機構(試料ステージ側のXYステージ、XY微動機構)とを備える。この走査型プローブ顕微鏡では、上記測定部で物理量を一定に保ちながら移動機構により探針で試料の表面を走査して試料の表面を測定する。さらに走査型プローブ顕微鏡では、試料と探針の間で摩擦が生じる状態で相対的な横方向の微小変位を直交する2軸方向に独立に加え、2軸方向のそれぞれの摩擦に係るデータを取得する方法が実行される。
第2の走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法(請求項2に対応)は、上記の第1の方法において、好ましくは、探針部はカンチレバーであり、測定部は物理量を保持するフィードバックサーボ制御部を含み、かつ2軸方向はカンチレバーの捩れ方向と撓み方向であり、捩れ方向の測定値と、フィードバックサーボ制御部がオフしているときの撓み方向の測定値とに基づいて摩擦に係るデータを取得することで特徴づけられる。
第3の走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法(請求項3に対応)は、上記の方法において、好ましくは、摩擦に係るデータは試料の表面上の位置情報と関連づけて記録されることで特徴づけられる。
本発明によれば、走査型プローブ顕微鏡によって試料表面の測定領域を測定するとき、微小領域の各測定点に関して直交する2軸方向の摩擦力のデータを個別にかつ高い精度で取得することができる。さらにX軸方向およびY軸方向の微小な振幅または走査で段差等の急激な形状変化を検出でき、これとAFM等の形状測定走査と組み合わせることにより次の目標高さを制御情報として利用することもできる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1に従って本発明に係る走査型プローブ顕微鏡(SPM)の全体の構成を説明する。この走査型プローブ顕微鏡は、代表的な例として、原子間力顕微鏡(AFM)を想定している。
走査型プローブ顕微鏡の下側部分には試料ステージ11が設けられている。試料ステージ11の上に試料12が置かれている。試料ステージ11は、直交するX軸とY軸とZ軸で成る3次元座標系13で試料12の位置を変えるための機構である。試料ステージ11は、XYステージ14とZステージ15と試料ホルダ16とから構成されている。試料ステージ11は、通常、試料側で変位(位置変化)を生じさせる粗動機構部として構成される。試料ステージ11の試料ホルダ16の上面には、比較的大きな面積でかつ薄板形状の上記試料12が置かれ、保持されている。試料12は、例えば、表面上に半導体デバイスの集積回路パターンが製作された基板またはウェハである。試料12は試料ホルダ16上に固定されている。試料ホルダ16は試料固定用チャック機構を備えている。
図2に従って試料ステージ11の具体的な構成例を説明する。図2で、14はXYステージであり、15はZステージである。XYステージ14は水平面(XY平面)上で試料を移動させる機構であり、Zステージ15は垂直方向に試料12を移動させる機構である。Zステージ15は例えばXYステージ14の上に搭載されて取り付けられている。
XYステージ14は、Y軸方向に向けて配置された平行な2本のY軸レール201とY軸モータ202とY軸駆動力伝達機構203から成るY軸機構部と、X軸方向に向けて配置された平行な2本のX軸レール204とX軸モータ205とX軸駆動力伝達機構206から成るX軸機構部とから構成されている。上記XYステージ14によって、Zステージ15はX軸方向またはY軸方向に任意に移動させられる。またZステージ15には、試料ホルダ16をZ軸方向に昇降させるための駆動機構が付設されている。図2では当該駆動機構は隠れており、図示されていない。試料ホルダ16の上には試料12を固定するためのチャック機構207が設けられる。チャック機構207には、通常、機械式、吸着や静電等の作用を利用した機構が利用される。
図1において、試料12の上方位置には、駆動機構17を備えた光学顕微鏡18が配置されている。光学顕微鏡18は駆動機構17によって支持されている。駆動機構17は、光学顕微鏡18を、Z軸方向に動かすためのフォーカス用Z方向移動機構部17aと、XYの各軸方向に動かすためのXY方向移動機構部17bとから構成されている。取付け関係として、Z方向移動機構部17aは光学顕微鏡18をZ軸方向に動かし、XY方向移動機構部17bは光学顕微鏡18とZ方向移動機構部17aのユニットをXYの各軸方向に動かす。XY方向移動機構部17bはフレーム部材に固定されるが、図1で当該フレーム部材の図示は省略されている。光学顕微鏡18は、その対物レンズ18aを下方に向けて配置され、試料12の表面を真上から臨む位置に配置されている。光学顕微鏡18の上端部にはTVカメラ(撮像装置)19が付設されている。TVカメラ19は、対物レンズ18aで取り込まれた試料表面の特定領域の像を撮像して取得し、画像データを出力する機能を有する。
試料12の上側には、先端に探針20を備えたカンチレバー21が接近した状態で配置されている。カンチレバー21は取付け部22に固定されている。取付け部22は、例えば、空気吸引部(図示せず)が設けられると共に、この空気吸引部は空気吸引装置(図示せず)に接続されている。カンチレバー21は、その大きな面積の基部が取付け部22の空気吸引部で吸着されることにより、固定され装着される。
上記の取付け部22は、Z方向に微動動作を生じさせるZ微動機構23に取り付けられている。さらにZ微動機構23はカンチレバー変位検出部24の下面に取り付けられている。
カンチレバー変位検出部24は、支持フレーム25にレーザ光源26と光検出器27が所定の配置関係で取り付けられた構成を有する。カンチレバー変位検出部24とカンチレバー21は一定の位置関係に保持され、レーザ光源26から出射されたレーザ光28はカンチレバー21の背面で反射されて光検出器(分割フォトダイオード等)27に入射されるようになっている。上記カンチレバー変位検出部は光てこ式光学検出装置を構成する。この光てこ式光学検出装置によって、カンチレバー21で捩れや撓み等の変形が生じると、当該変形による変位を検出することができる。
カンチレバー変位検出部24はXY微動機構29に取り付けられている。XY微動機構29によってカンチレバー21および探針20等はXYの各軸方向に微小距離で移動される。このとき、カンチレバー変位検出部24は同時に移動されることになり、カンチレバー21とカンチレバー変位検出部24の位置関係は不変である。
上記において、Z微動機構23とXY微動機構29は、通常、圧電素子で構成されている。Z微動機構23とXY微動機構29によって、探針20の移動について、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の各々へ微小距離(例えば数〜10μm、最大100μm)の変位を生じさせる。
上記のXY微動機構29はさらに回転傾斜機構30に取り付けられている。回転傾斜機構30は、XY微動機構29から下側の部分を全体として回転または傾斜させる機能を有するもので、それによってカンチレバーおよび探針を適宜な姿勢にさせることが可能となる。回転傾斜機構30の構成は、圧電素子、モータ、その他のアクチュエータ等の任意のものを採用することができる。
回転傾斜機構30は、光学顕微鏡18に関するユニットが取り付けられる前述した不図示のフレーム部材に取り付けられている。
上記の取付け関係において、光学顕微鏡18による観察視野には、試料12の特定領域の表面と、カンチレバー21における探針20を含む先端部(背面部)とが含まれる。
次に、走査型プローブ顕微鏡の制御系を説明する。制御系の構成としては、比較器31、制御器32、第1制御装置33、第2制御装置34が設けられる。制御器32は、例えば原子間力顕微鏡(AFM)による測定機構を原理的に実現するための制御器である。また第1制御装置33は複数の駆動機構等のそれぞれの駆動制御用の制御装置であり、第2制御装置34は上位の制御装置である。
比較器31は、光検出器27から出力される電圧信号Vdと予め設定された基準電圧(Vref)とを比較し、その偏差信号s1を出力する。制御器32は、偏差信号s1が0になるように制御信号s2を生成し、この制御信号s2をZ微動機構23に与える。制御信号s2を受けたZ微動機構23は、カンチレバー21の高さ位置を調整し、探針20と試料12の表面との間の距離を一定の距離に保つ。上記の光検出器27からZ微動機構23に到る制御ループは、探針20で試料表面を走査するとき、光てこ式光学検出装置によってカンチレバー21の長手方向に沿った撓み方向に係る変形状態を検出しながら、探針20と試料12との間の距離を上記の基準電圧(Vref)に基づいて決まる所定の一定距離に保持するためのフィードバックサーボ制御のループである。この制御ループによって、カンチレバー21の撓み量は一定に保たれ、これにより探針20は試料12の表面から一定の距離に保たれ、この状態で試料12の表面を走査すると、試料表面の凹凸形状を測定することができる。なお制御器32の動作状態をオン・オフすることによりフィードバックサーボ制御のオン状態またはオフ状態が制御される。制御器32をオフ状態にしてフィードバックサーボ制御をオフにすると、その直前の高さ位置にカンチレバー21および探針20は保持されることになる。
次に第1制御装置33は、走査型プローブ顕微鏡の各部を駆動させるための制御装置であり、次のような機能部を備えている。
光学顕微鏡18は、フォーカス用Z方向移動機構部17aとXY方向移動機構部17bとから成る駆動機構17によって、その位置が変化させられる。第1制御装置33は、上記のZ方向移動機構部17aとXY方向移動機構部17bのそれぞれの動作を制御するための第1駆動制御部41と第2駆動制御部42を備えている。
光学顕微鏡18によって得られた試料表面やカンチレバー21の像は、TVカメラ19によって撮像され、画像データとして取り出される。光学顕微鏡18のTVカメラ19で得られた画像データは、第1制御装置33に入力され、内部の画像処理部43で処理される。
制御器32等を含む上記のフィードバックサーボ制御ループにおいて、制御器32から出力される制御信号s2は、走査型プローブ顕微鏡(原子間力顕微鏡)における探針20の高さ信号を意味するものである。探針20の高さ信号すなわち制御信号s2によって探針20の高さ位置の変化に係る情報を得ることができる。探針20の高さ位置情報を含む上記制御信号s2は、前述のごとくZ微動機構23に対して駆動制御用に与えられると共に、制御装置33内のデータ処理部44に取り込まれる。
試料12の表面の測定領域について探針20による試料表面の走査は、XY微動機構29を駆動することにより行われる。XY微動機構29の駆動制御は、XY微動機構29に対してXY走査信号s3を提供するXY走査制御部45によって行われる。
また試料ステージ11のXYステージ14とZステージ15の駆動は、X方向駆動信号を出力するX駆動制御部46とY方向駆動信号を出力するY駆動制御部47とZ方向駆動信号を出力するZ駆動制御部48とによって制御される。
またカンチレバー21と探針20の姿勢を必要に応じて回転・傾斜させる回転傾斜機構30の動作は、回転傾斜機構30に対して指令信号s4を提供する回転傾斜制御部49によって行われる。
さらに上記のフィードバックサーボ制御ループのオン・オフを行えるように制御器32の動作状態を制御するサーボオン・オフ制御部50が設けられる。
なお第1制御装置33は、必要に応じて、設定された制御用データ、入力した光学顕微鏡画像データや探針の高さ位置に係るデータ等を記憶・保存する記憶部(図示せず)を備える。
上記第1制御装置33に対して上位に位置する第2制御装置34が設けられている。第2制御装置34は、通常の計測プログラムの記憶・実行および通常の計測条件の設定・記憶、自動計測プログラムの記憶・実行およびその計測条件の設定・記憶、計測データの保存、計測結果の画像処理および表示装置(モニタ)35への表示等の処理を行う。特に、本発明の場合には、自動計測において試料表面の微小領域に対して直交する2軸の方向にて摩擦力を測定する計測プロセスを含んでおり、この計測プロセスのためのプログラムを備えている。計測条件の設定では、測定範囲、測定スピードといった基本項目、直交2軸方向の計測条件など、自動計測の条件の設定が行われ、それらの条件は設定ファイルに記憶され、管理される。さらに、通信機能を有するように構成し、外部装置との間で通信を行える機能を持たせることもできる。
第2制御装置34は、上記の機能を有することから、処理装置であるCPU51と記憶部52とから構成される。記憶部52には上記のプログラムおよび条件データ等が記憶・保存されている。また第2制御装置34は、画像表示制御部53と通信部等を備える。加えて第2制御装置34にはインタフェース54を介して入力装置36が接続されており、入力装置36によって記憶部52に記憶される測定プログラム、測定条件、データ等を設定・変更することができるようになっている。
第2制御装置34のCPU51は、バス55を介して、第1制御装置33の各機能部に対して上位の制御指令等を提供し、また画像処理部43やデータ処理部44等から画像データや探針の高さ位置に係るデータを提供される。
次に上記の走査型プローブ顕微鏡(原子間力顕微鏡)の基本動作を説明する。
試料ステージ11上に置かれた半導体基板等の試料12の表面の所定領域に対してカンチレバー21の探針20の先端を臨ませる。通常、探針接近用機構であるZステージ15によって探針20を試料12の表面に近づけ、原子間力を作用させてカンチレバー21に撓み変形を生じさせる。このとき上記フィードバックサーボ制御ループはオン状態にされている。カンチレバー21の撓み変形による撓み量を、前述した光てこ式光学検出装置によって検出する。この状態において、試料表面に対して探針20を移動させることにより試料表面の走査(XY走査)が行われる。探針20による試料12の表面のXY走査は、探針20の側をXY微動機構29で移動(微動)させることによって、または試料12の側をXYステージ14で移動(粗動)させることによって、試料12と探針20の間で相対的なXY平面内での移動関係を作り出すことにより行われる。
探針20側の移動は、カンチレバー21を備えるXY微動機構29に対してXY微動に係るXY走査信号s3を与えることによって行われる。XY微動に係る走査信号s3は第1制御装置33内のXY走査制御部45から与えられる。他方、試料側の移動は、試料ステージ11のXYステージ14に対してX駆動制御部46とY駆動制御部47から駆動信号を与えることによって行われる。
上記のXY微動機構29は、圧電素子を利用して構成され、高精度および高分解能な走査移動を行うことができる。またXY微動機構29によるXY走査で測定される測定範囲については、圧電素子のストロークによって制約されるので、最大でも約100μm程度の距離で決まる範囲となる。XY微動機構29によるXY走査によれば、微小な狭域範囲の測定となる。他方、上記のXYステージ14は、通常、駆動部として電磁気モータを利用して構成するので、そのストロークは数百mmまで大きくすることができる。XYステージによるXY走査によれば、広域範囲の測定となる。
上記のごとくして、試料12の表面上の所定の測定領域を探針20で走査しながら、フィードバックサーボ制御ループに基づいてカンチレバー21の撓み量(撓み等による変形量)が一定になるように制御を行う。カンチレバー21の撓み量は、常に、基準となる目標撓み量(基準電圧Vrefで設定される)に一致するように制御される。その結果、探針20と試料12の表面との距離は一定の距離に保持される。従って探針20は、例えば、試料12の表面の微細凹凸形状(プロファイル)をなぞりながら移動(走査)することになり、探針の高さ信号を得ることによって試料12の表面の微細凹凸形状を計測することができる。
次に上記走査型プローブ顕微鏡に基づく異方摩擦データを取得する方法について説明する。
図3は、試料12の表面上における1点で異方摩擦データを取得する手順を示したフローチャートである。このフローチャートで示された開始点は、その前の段階でZステージ15によって試料12の表面に対する探針20の接近動作が行われ、かつZ微動機構23によって探針20を退避させて、試料表面に対して非接触状態が形成されている時点である。また探針20のX,Yの位置は、試料12の表面における測定領域において予め設定された複数の測定点の1つの測定点の座標に一致している。次に、図3に示された各ステップを説明する。
探針の接近(ステップS11):
このステップでは、Z微動機構23に関係する探針20の高さ位置制御に関係する上記フィードバックサーボ制御ループをオン状態に維持してZ微動機構23による試料12への探針20の接近動作を行う。
接触状態での停止(ステップS12):
光てこ式光学検出装置から得られるカンチレバー21に関する撓み方向の信号を監視することにより、予め設定した押付け力となる位置でZ微動機構23による接近動作を停止する。この際、カンチレバー21は試料表面に対する所定の押付け力によりその長手方向において撓みを生じた状態にある。
X,Y,Zの座標値の記録(ステップS13):
接触状態で停止した時点で、当該停止位置に関する試料表面の測定点の座標を記録する。この座標値データは、記憶部52に保存される。
Z微動機構のフィードバックサーボ制御のオフ(ステップS14):
この段階でZ微動機構23のフィードバックサーボ制御ループの動作状態をオフ状態にし、Z微動機構23で設定される位置を固定し、探針20と試料12との接触状態を保持する。
捩れ方向摩擦力データの取得(ステップS15):
次にXY微動機構29のX微動機構部分を駆動することによりカンチレバー21に対してその捩れ方向に例えば微小振動または摩擦力を生じさせるための所定走査動作を与え、このときの捩れ信号を取得する。図4にカンチレバー21の捩れ方向に微小振動等を与えたときの走査状態を示す。図4では、カンチレバー21の捩れ方向301を走査方向とするときにおける、カンチレバー21の側面図(A)、平面図(B)、端面図(C)が示されている。カンチレバーの捩れ方向301に微小振動等を与えて摩擦力に起因する捩れ302が発生すると、レーザ光源26からのレーザ光27の進路が振れ、光検出器(分割フォトダイオード)27で振れ変位に応じたレーザ光経路の変位を検出し、捩れ方向の信号(摩擦力データ)を得ることができる。
捩れ方向に微小振動等を与えて摩擦力に起因する捩れ信号を取得するプロセスの詳細は次の通りである。捩れ信号を取り出すためには、上記のごとく、探針を試料に接近させた後、Z方向の座標を保った状態でカンチレバーをX方向に徐々に動かすという過程が含まれる。このときのカンチレバー駆動量を変位入力として横軸にとり、カンチレバーの捩れに応じたレーザ光反射光路の変位から得られる摩擦力データを縦軸にとり、グラフを描くと図5のごとくなる。グラフ303において、最初は探針先端が試料に固着したままであるので、変位入力に応じた摩擦力データ特性304が得られ、最大静止摩擦305を越えた点ですべり306を生じ始める。一旦、すべりを生じ始めると、ほぼ一定出力になる。このようなグラフ特性に基づいて必要とする捩れ信号と取り出す。
なお試料表面は微小振動の方向に対して平行な関係となっておらず、傾斜している場合もあり得る。この場合には、X軸のプラス方向変位(X+)とマイナス方向変位(X−)の各変位時では捩れ信号に傾きの影響によるオフセットが生じることになる。この様子を図6に示す。図6で61はオフセットの量を表している。このような影響は2種類の手法のいずれかにより除去または解析される。第1の手法は、X+,X−の平均値を摩擦データとすることで傾斜影響を除去する。第2の手法は、X+,X−を別々に取得し、その後でAFM測定による形状データから補正を行う。また試料表面が微小振動の方向に対して傾斜している場合、図5で示したグラフ上では傾きのオフセットとして現われる。
撓み方向摩擦力データの取得(ステップS16):
次にXY微動機構29のY微動機構部分を駆動することによりカンチレバー21に対してその撓み方向に例えば微小振動または摩擦力を生じさせるための所定走査動作を与え、このときの撓み信号を取得する。図7と図8にカンチレバー21の撓み方向に微小振動等を与えたときの走査状態を示す。図7は撓み方向における押出し方向に走査を行う場合の側面図(A)と平面図(B)を示し、図8は撓み方向における引き方向に走査を行う場合の側面図(A)と平面図(B)を示す。カンチレバーの撓み方向307に微小振動等を与えて摩擦力に起因する撓み308,309が発生すると、レーザ光源26からのレーザ光27の進路が振れ、光検出器(分割フォトダイオード)27で振れ変位に応じたレーザ光経路の変位を検出し、撓み方向の信号(摩擦力データ)を得ることができる。撓み信号に基づく摩擦力データに関しても図5で説明したものと同様なグラフ特性を有している。
撓み信号に関してはカンチレバー形状に起因して上記捩れ信号とは出力が異なるので、捩れ信号に対する補正計数K(Kp=Y+方向、Km=Y−方向)が必要になる。なお撓み信号は、Y+方向とY−方向とで非対称であるため、KpとKmは別々に定義される。具体的には、同一の基準試料に対してカンチレバー21を回転傾斜機構30によって相対的に90度回転させてそれぞれ捩れ信号と撓み信号を測定して補正係数を求める。補正係数の演算は、実際の測定前でも、後でもかまわない。なお、補正係数を求める方法としては、回転傾斜機構による他に、等方性が確認されている試料を用いる方法や、試料を手動あるいはアナライザ等により回転させて載せ直す方法等がある。
上記の取得した撓み信号に対して、上記の補正係数を乗じ、撓み方向の摩擦力データを得る。なお、傾斜の影響除去または解析に関しては、捩れ方向の場合と同様な処理が行われる。
探針の退避(ステップS17):
最後に、Z微動機構23を駆動して探針20を試料12の表面から退避させる。
図3のフローチャートの説明で、カンチレバー21における捩れ方向および撓み方向の摩擦力データを得るプロセスを実行するために、摩擦力を生じせしめるための微小振動または所定走査動作を行わせる例を説明した。この微小振動に関しては、摩擦力データが取得できればよく、例えば方位分解能を高めるために小さい振幅が好ましい。また微小振動の振幅は、カンチレバーや探針のサイズやバネ定数との関係で決められる。また微小振動の周期も、系の応答時間に応じて決まり、十分な摩擦力を生じさせるように設定されることが望ましい。
また捩れ方向および撓み方向の摩擦力信号の取得に関して、摩擦力を生じさせるための所定の走査動作を行わせて得られる上記の図5に示したグラフにおいて、静止摩擦またはすべり摩擦を得ることができる。カンチレバーの駆動範囲すなわち変位入力範囲は、予め設定しておいてもよいし、すべり出しを検出して終了してもよい。すべり出しは、出力がほぼ一定になる状態を検出することで確認することができる。
上記のプロセスでは、フィードバックサーボ制御ループがオフしているときの捩れ方向の摩擦力に係る測定値を取得したが、捩れ方向の摩擦力信号に関しては、フィードバックサーボ制御ループがオフしていることは必須ではなく、Z微動機構23のフィードバックサーボ制御はオンでもオフでもかまわない。
前述の実施形態の説明では、試料12の表面における測定領域の1点での異方摩擦データを取得するプロセスを示した。このプロセスをXY微動機構29による走査と組み合わせることにより異方摩擦力データマップを得ることができる。この際には、Z座標値も同時に記録して保存しているため、通常のAFM測定として表面形状を併せて計測することができる。
さらにX,Yの振幅範囲内で試料表面上に急激な段差等がある場合には、その部分で摩擦データが急激に変化するため、AFM測定走査における次の測定点に対する制御情報としても用いることができる。このことは、X方向押付け時のYZ面、およびY方向押付け時のXZ面についても同様である。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に示したものにすぎず、また数値および各構成の組成(材質)については例示にすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、走査型プローブ顕微鏡による基板等の試料の表面の凹凸測定で、測定領域の微小領域に関して異方摩擦データを迅速かつ正確に取得することに利用される。
本発明に係る異方摩擦データ取得方法を実施する走査型プローブ顕微鏡の代表例である原子間力顕微鏡装置の全体的な構成を示す構成図である。 試料ステージの具体的な構成を示す斜視図である。 本発明に係る異方摩擦データ取得方法を示すフローチャートである。 捩れ方向のカンチレバーの変形を示す図である。 摩擦力の計測方法を説明するためのグラフである。 試料傾斜時におけるX軸微小振動の付与時のねじれ信号波形図である。 撓み方向であって押出し方向に走査させたときのカンチレバーの変形を示す図である。 撓み方向であって引き方向に走査させたときのカンチレバーの変形を示す図である。
符号の説明
11 試料ステージ
12 試料
16 試料ホルダ
17 駆動機構
18 光学顕微鏡
19 TVカメラ
20 探針
21 カンチレバー
22 取付け部
23 Z微動機構
29 XY微動機構
30 探針傾斜機構
33 第1制御装置
34 第2制御装置

Claims (3)

  1. 試料に対向する探針を有する探針部と、前記探針が前記試料の表面を走査するとき前記探針と前記試料の間で生じる物理量を測定する測定部と、前記探針と前記試料の位置を相対的に変化させ走査動作を行わせる移動機構とを備え、前記測定部で前記物理量を一定に保ちながら前記移動機構により前記探針で前記試料の表面を走査して前記試料の表面を測定する走査型プローブ顕微鏡において、
    前記試料と前記探針の間で摩擦が生じる状態で相対的な横方向の微小変位を直交する2軸方向に独立に加え、前記2軸方向のそれぞれの摩擦に係るデータを取得することを特徴とする走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法。
  2. 前記探針部はカンチレバーであり、前記測定部は前記物理量を保持するフィードバックサーボ制御手段を含み、かつ前記2軸方向は前記カンチレバーの捩れ方向と撓み方向であり、前記捩れ方向の測定値と、前記フィードバックサーボ制御手段がオフしているときの前記撓み方向の測定値とに基づいて前記摩擦に係るデータを取得することを特徴とする請求項1記載の走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法。
  3. 前記摩擦に係るデータは前記試料の表面上の位置情報と関連づけて記録されることを特徴とする請求項1または2記載の走査型プローブ顕微鏡の異方摩擦データ取得方法。
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