JP2005106389A - 熱交換チューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】より合理的に構成された熱交換チューブを提供すること。
【解決手段】当該チューブに伝わる熱にて媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、流路区画体たるインナーフィン300の頂部310とチューブ本体部200の内面とのろう付けに要するろう材は、チューブ本体部を構成する第1素材にはクラッドせずに、インナーフィンを構成する第2素材にクラッドする。また、熱交換チューブは、当該チューブの厚さttubeが1.2mm以下、当該チューブの幅wtubeが16mm以下、第1素材の板厚tが0.25mm以下、第2素材の板厚tが0.10mm以下、インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下とする。更に、炉中ろう付けにおいては、流路の内部に設けたろう材が、外部から流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、流路の目詰まりが防止されるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、その流路を流通する媒体が当該チューブに伝わる熱にて熱交換をする熱交換チューブに関する。
冷凍サイクルに用いられる放熱器やエバポレータ等の熱交換器としては、偏平型の熱交換チューブとコルゲート型の放熱フィンとを交互に積層してコアをなすとともに、チューブの端部をタンクに接続してなるものが知られている。冷媒は、タンクから熱交換器の内部に取り入れられて、コアに伝わる熱にて熱交換をしつつ熱交換チューブを流通した後、タンクから外部に排出される。また、このような熱交換器は、熱交換チューブ、フィン、タンク等の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造されている。
この種の熱交換器に用いられる熱交換チューブは、特許文献1乃至33にも開示されている。熱交換チューブは、媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部の内部にコルゲート型のインナーフィンを設けることにより、媒体の熱交換効率を向上することが可能である。また、インナーフィンをチューブ本体部の内面にろう付けすれば、チューブの耐圧強度を向上することが可能である。
特開昭60−114698号公報 実開昭61−8783号公報 特開昭61−66091号公報 実開昭62−8576号公報 実開昭62−142440号公報 実開昭63−134273号公報 実開昭63−150721号公報 実開昭63−159667号公報 実開昭63−179472号公報 実開平1−8071号公報 特開平4−198692号公報 特開平5−1893号公報 特開平5−113297号公報 特開平5−169246号公報 特開平6−74607号公報 特開平6−129734号公報 特開平7−32133号公報 特開平7−265985号公報 特開平8−170888号公報 特開平8−271167号公報 特開平9−206980号公報 特開平10−197180号公報 特開平10−300382号公報 特開平11−101586号公報 特開平11−248383号公報 特開平11−257886号公報 特開平11−264675号公報 特開2000−97589号公報 特開2000−105089号公報 特開2001−38439号公報 特開2001−107082号公報 特開2001−221588号公報 特開2002−350083号公報
さて近年、熱交換チューブは、熱交換器の性能をより向上するべく小型化且つ精密化される傾向にあり、その性能及び製造性を向上するにあたっては、各部の寸法設定やろう材の配置構成等がますます重要な条件となっている。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、現状の製造技術を踏まえつつより合理的に構成された熱交換チューブを提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部と、前記流路を区画するコルゲート型のインナーフィンとを備え、前記インナーフィンの頂部は、前記チューブ本体部の内面にろう付けした偏平型のチューブであって、当該チューブに伝わる熱にて前記媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、前記インナーフィンの頂部と前記チューブ本体部の内面とのろう付けに要するろう材は、前記チューブ本体部を構成する第1素材にはクラッドせずに、前記インナーフィンを構成する第2素材にクラッドした構成の熱交換チューブである。
本願第2請求項に記載した発明は、請求項1において、前記第2素材における前記ろう材のクラッド層の厚さは、前記第2素材の板厚に対し、その割合が5〜10%である構成の熱交換チューブである。
本願第3請求項に記載した発明は、請求項1又は2において、前記第2素材の板厚が0.1mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第4請求項に記載した発明は、請求項3において、前記第2素材の板厚が0.05〜0.07mmである構成の熱交換チューブである。
本願第5請求項に記載した発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記第1素材の板厚が0.25mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第6請求項に記載した発明は、請求項5において、前記第1素材の板厚が0.18〜0.24mmである構成の熱交換チューブである。
本願第7請求項に記載した発明は、請求項1乃至6のいずれかにおいて、当該チューブの厚さが1.2mm以下である構成の記載の熱交換チューブである。
本願第8請求項に記載した発明は、請求項7において、当該チューブの厚さが0.8〜1.2mmである構成の熱交換チューブである。
本願第9請求項に記載した発明は、請求項1乃至8のいずれかにおいて、当該チューブの幅が16mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第10請求項に記載した発明は、請求項9において、当該チューブの幅が12〜16mmである構成の熱交換チューブである。
本願第11請求項に記載した発明は、請求項1乃至10のいずれかにおいて、前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第12請求項に記載した発明は、請求項11において、前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.254mm〜0.559mmである構成の熱交換チューブである。
本願第13請求項に記載した発明は、請求項1乃至12のいずれかにおいて、前記インナーフィンの頂部のピッチは、1.0mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第14請求項に記載した発明は、請求項1乃至13のいずれかにおいて、当該チューブの外郭となる前記第1素材の表面には、Al−Zn合金層を設けた構成の熱交換チューブである。
本願第15請求項に記載した発明は、請求項1乃至14のいずれかにおいて、前記インナーフィンの頂部がフラットである構成の熱交換チューブである。
本願第16請求項に記載した発明は、請求項1乃至15のいずれかにおいて、前記第2素材の幅方向の端部は、前記第2素材にクラッドしたろう材にて前記第1素材とろう付けした構成の熱交換チューブである。
本願第17請求項に記載した発明は、請求項1乃至16のいずれかにおいて、前記第1素材の幅方向の両端部は、当該チューブの幅方向における一方の端部において前記第2素材の幅方向の端部を挟みつつ互いに離れることがないように係合してろう付けした構成の熱交換チューブである。
本願第18請求項に記載した発明は、請求項1乃至17のいずれかにおいて、前記インナーフィンの頂部と頂部との間の部位は、当該チューブの幅方向の中心軸に対して非垂直である構成の熱交換チューブである。
本願第19請求項に記載した発明は、請求項1乃至18のいずれかにおいて、当該チューブは、熱交換器の構成部材であり、前記熱交換器は、当該チューブ及びその他の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造され、前記炉中ろう付けにおいては、前記第2素材にクラッドしたろう材が、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、前記流路の目詰まりが防止されるようにした構成の熱交換チューブである。
本願第20請求項に記載した発明は、請求項19において、前記第2素材にクラッドしたろう材は、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも融点が低い構成の熱交換チューブである。
本願第21請求項に記載した発明は、請求項19において、前記第2素材にクラッドしたろう材は、当該チューブの熱抵抗が前記その他の構成部材よりも小さいことにより、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融する構成の熱交換チューブである。
本願第22請求項に記載した発明は、請求項19乃至21のいずれかにおいて、前記インナーフィンにて区画された複数の流路のうち、前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路の相当直径、又は前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路とその近傍に位置する流路との各相当直径は、前記インナーフィンにて区画された複数の流路の相当直径の全体平均よりも大きい構成の熱交換チューブである。
本願第23請求項に記載した発明は、媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部と、前記流路を区画するコルゲート型のインナーフィンとを備え、前記インナーフィンの頂部は、前記チューブ本体部の内面にろう付けした偏平型のチューブであって、当該チューブに伝わる熱にて前記媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、当該チューブの厚さが1.2mm以下、当該チューブの幅が16mm以下、前記チューブ本体部を構成する第1素材の板厚が0.25mm以下、前記インナーフィンを構成する第2素材の板厚が0.10mm以下、前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第24請求項に記載した発明は、請求項23において、前記第2素材の板厚が0.05〜0.07mmである構成の熱交換チューブである。
本願第25請求項に記載した発明は、請求項23又は24において、前記第1素材の板厚が0.18〜0.24mmである構成の熱交換チューブである。
本願第26請求項に記載した発明は、請求項23乃至25のいずれかにおいて、当該チューブの厚さが0.8〜1.2mmである構成の熱交換チューブである。
本願第27請求項に記載した発明は、請求項23乃至26のいずれかにおいて、当該チューブの幅が12〜16mmである構成の熱交換チューブである。
本願第28請求項に記載した発明は、請求項23乃至27のいずれかにおいて、前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.254mm〜0.559mmである構成の熱交換チューブである。
本願第29請求項に記載した発明は、請求項23乃至28のいずれかにおいて、前記インナーフィンの頂部のピッチは、1.0mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第30請求項に記載した発明は、請求項23乃至29のいずれかにおいて、当該チューブの外郭となる前記第1素材の表面には、Al−Zn合金層を設けた構成の熱交換チューブである。
本願第31請求項に記載した発明は、請求項23乃至30のいずれかにおいて、前記インナーフィンの頂部がフラットである構成の熱交換チューブである。
本願第32請求項に記載した発明は、請求項23乃至31のいずれかにおいて、前記第2素材の幅方向の端部は、前記第1素材とろう付けした構成の熱交換チューブである。
本願第33請求項に記載した発明は、請求項32において、前記第1素材の幅方向の両端部は、当該チューブの幅方向における一方の端部において前記第2素材の幅方向の端部を挟みつつ互いに離れることがないように係合してろう付けした構成の熱交換チューブである。
本願第34請求項に記載した発明は、請求項23乃至33のいずれかにおいて、前記インナーフィンの頂部と頂部との間の部位は、当該チューブの幅方向の中心軸に対して非垂直である構成の熱交換チューブである。
本願第35請求項に記載した発明は、請求項23乃至24のいずれかにおいて、当該チューブは、熱交換器の構成部材であり、前記熱交換器は、当該チューブ及びその他の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造され、前記流路の内部には、前記インナーフィンの頂部と前記チューブ本体部の内面とのろう付けに要するろう材を設け、前記炉中ろう付けにおいては、前記流路の内部に設けたろう材が、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、前記流路の目詰まりが防止されるようにした構成の熱交換チューブである。
本願第36請求項に記載した発明は、請求項35において、前記流路の内部に設けたろう材は、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも融点が低い構成の熱交換チューブである。
本願第37請求項に記載した発明は、請求項35において、前記流路の内部に設けたろう材は、当該チューブの熱抵抗が前記その他の構成部材よりも小さいことにより、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融する構成の熱交換チューブである。
本願第38請求項に記載した発明は、請求項35乃至37のいずれかにおいて、前記インナーフィンにて区画された複数の流路のうち、前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路の相当直径、又は前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路とその近傍に位置する流路との各相当直径は、前記インナーフィンにて区画された複数の流路の相当直径の全体平均よりも大きい構成の熱交換チューブである。
本願第39請求項に記載した発明は、媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部と、前記流路を区画する流路区画体と備え、前記流路区画体は、前記チューブ本体部の内面にろう付けしたチューブであって、当該チューブに伝わる熱にて前記媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、当該チューブは、熱交換器の構成部材であり、前記熱交換器は、当該チューブ及びその他の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造され、前記流路の内部には、前記流路区画体と前記チューブ本体部の内面とのろう付けに要するろう材を設け、前記炉中ろう付けにおいては、前記流路の内部に設けたろう材が、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、前記流路の目詰まりが防止されるようにした構成の熱交換チューブである。
本願第40請求項に記載した発明は、請求項39において、前記流路区画体は、コルゲート型のインナーフィンであり、前記チューブ本体部の内面には、前記インナーフィンの頂部をろう付けした構成の熱交換チューブである。
本願第41請求項に記載した発明は、請求項39において、前記流路区画体は、前記チューブ本体部を構成する素材を成形してなるビードであり、前記チューブ本体部の内面には、前記ビードの頂部をろう付けした構成の熱交換チューブである。
本願第42請求項に記載した発明は、請求項39乃至41のいずれかにおいて、前記流路の内部に設けたろう材は、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも融点が低い構成の熱交換チューブである。
本願第43請求項に記載した発明は、請求項39乃至41のいずれかにおいて、前記流路の内部に設けたろう材は、当該チューブの熱抵抗が前記その他の構成部材よりも小さいことにより、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融する構成の熱交換チューブである。
本願第44請求項に記載した発明は、請求項39乃至43のいずれかにおいて、前記流路区画体にて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下である構成の熱交換チューブである。
本願第45請求項に記載した発明は、請求項44において、前記流路区画体にて区画された前記流路の相当直径が0.254mm〜0.559mmである構成の熱交換チューブである。
本願第46請求項に記載した発明は、請求項39乃至45のいずれかにおいて、前記流路区画体にて区画された複数の流路のうち、前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路の相当直径、又は前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路とその近傍に位置する流路との各相当直径は、前記インナーフィンにて区画された複数の流路の相当直径の全体平均よりも大きい構成の熱交換チューブである。
本発明によれば、より合理的に構成された熱交換チューブを得ることができる。
以下に、本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1に示す熱交換器1は、自動車に搭載される車内空調用冷凍サイクルの放熱器である。この熱交換器1は、熱交換チューブ100と放熱フィン20とを交互に積層してなるコア10と、各熱交換チューブ100の長手方向両端部をそれぞれ連通接続した一対のタンク30とを備えたものである。コア10の上下側部には、補強部材40を設けており、各補強部材40の長手方向両端部は、それぞれタンク30に支持されている。また、タン30の要所には媒体(つまり冷凍サイクルを循環する冷媒)の入口部31及び出口部32が設けられており、入口部31から流入した媒体は、コア10に伝わる熱にて熱交換をしつつ熱交換チューブ100を流通し、出口部32から流出する構成となっている。
熱交換器1の構成部材たるフィン20、タンク30、入口部31、出口部32、サイドプレート40、及び熱交換チューブ100は、それぞれアルミニウム又はアルミニウム合金製の部材からなり、ジグを用いて一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中で過熱処理して一体にろう付けしている。また、このような炉中ろう付けをするにあたり、各部材の要所にはろう材及びフラックスが設けられる。
図2に示す本例の熱交換チューブ1は、媒体を流通する流路101の外郭を構成するチューブ本体部200と、流路101を区画するコルゲート型のインナーフィン300とを備え、インナーフィン300の頂部は、チューブ本体部200の内面にろう付けした偏平型のものである。この熱交換チューブ100の厚さttubeは、1.2mm以下となっている。熱交換チューブ100の厚さttubeのより好ましい値は、0.8〜1.2mmである。また、熱交換チューブ100の幅wtubeは、16mm以下となっている。熱交換チューブ100の幅wtubeのより好ましい値は、12〜16mmである。更に、インナーフィン200にて区画された各流路101の相当直径は、0.559mm以下となっている。流路101の相当直径のより好ましい値は、0.254mm〜0.559mmである。尚、相当直径deを求める式は、de=4×(流路断面面積)/(流路断面の濡れぶち全長)、である。媒体は、かかる熱交換チューブ100に伝わる熱にて熱交換をする。
チューブ本体部200は、アルミ製又はアルミ合金製の帯状の第1素材をロール成形してなるものである。第1素材の幅方向の両端部201は、熱交換チューブ100の幅方向における一方の端部102において、互いに離れることがないように係合してろう付けされている。また、熱交換チューブ100の幅方向における他方の端部103は、第1素材の略中央を湾曲した部位となっている。
インナーフィン300は、アルミ製又はアルミ合金製の帯状の第2素材をロール成形してなるものである。インナーフィンの頂部のピッチPは、1.0mm以下となっている。このインナーフィン300は、チューブ本体部200のロール成形の適宜段階において第1素材の間に挿入されて、チューブ本体部200の内部に設けられる。
本例の場合、流路区画体たるインナーフィン300の頂部310とチューブ本体部200の内面とのろう付けに要するろう材は、チューブ本体部200を構成する第1素材にはクラッドせずに、インナーフィン300を構成する第2素材にクラッドしている。
つまり、インナーフィン300の頂部310とチューブ本体部200の内面とをろう付けする場合は、第1素材及び第2素材の少なくとも一方にろう材をクラッドする必要があり、本例では、第2素材にのみろう材をクラッドする構成を採用した。これは、ろう材を必要最小限に抑えるためである。以下に、その考え方を説明する。
先ず、シリコンを含むろう材は、ろう付けには不可欠ではあるものの、ろう付け後には芯材を侵食する要因となる故に、可能なかぎり少量に抑えることが望ましい。そして、ろう材をクラッドしてなる素材は、芯材とろう材とを所定の割合で重ね合わせ、これを圧延して製造されることから、ろう材のクラッド層の厚さには、その素材の板厚に対して下限が生じる。現在の技術によると、クラッド層の厚さの下限は、素材の板厚に対して約5%となっている。更に、第1素材の板厚tと第2素材の板厚tとを比較すると、第2素材の板厚tは、熱交換チューブ100の構造上、ある程度薄くすることが可能である。故に結論としては、ろう材を少量に設定するには、第2素材にのみろう材をクラッドするとよい訳である。
一方、第1素材の端部201同士のろう付けは、前述した炉中ろう付けにおいて、タンク30側から毛管現象によって浸透するろう材によってなされる構成となっている。このような構成によると、ろう材の使用量を低減でき、第1素材のシリコン拡散層の深さを浅くすることができるので、第1素材の肉厚を薄くすることが可能である。
また、チューブ本体部200に対するインナーフィン300の支持強度やインナーフィン300の耐久性等を向上するには、第2素材の幅方向の端部301は、第2素材にクラッドしたろう材にて第1素材とろう付けするとよい。第2素材の端部301を第1素材にろう付けすれば、媒体流による第2素材の端部301の動揺を防止して、熱交換チューブ100の耐久性や媒体流の安定性を確実に向上することが可能となる。
第1素材の板厚tは、0.25mm以下となっている。第1素材の板厚tのより好ましい値は、0.18〜0.24mmである。また、熱交換チューブ100の外郭となる第1素材の表面には、熱交換チューブ100の耐食性を向上する犠牲層として、Al−Zn合金層を設けている。
一方、第2素材は、図3に示すように、芯材300aの両面にろう材のクラッド層300bを設けてなるものであり、その板厚tは、0.1mm以下となっている。第2素材の板厚tのより好ましい値は、0.05〜0.07mmである。また、第2素材におけるろう材のクラッド層300bの厚さは、第2素材の板厚tに対し、その割合が5〜10%となっている。
また本例の場合、インナーフィン300の頂部310がフラットであるため、インナーフィン300の頂部310とチューブ本体部200の内面とろう付け面積は十分に確保される。つまり、このような構成によると、ろう付け強度及びろう付けの信頼性が確実に向上される。また、インナーフィン300の頂部310がフラットであれば、チューブ本体部200とインナーフィン200との摩擦が増大するので、ろう付け前において熱交換チューブ100を所定の長さに切断する場合において、インナーフィン200の位置ずれが防止されるという利点もある。頂部310におけるフラット部位の幅wflatは、素材の板厚tを1とするとき、2.5〜0.5となっている。
更に、インナーフィン300の頂部310と頂部310との間の部位は、熱交換チューブ100の幅方向の中心軸Lに対して非垂直となっている。具体的には、インナーフィン300の頂部310と頂部310との間の部位と、幅方向の中心軸Lとの交差角度θは、65〜85°となっている。交差角度θが直角の場合は、ろう付け前において熱交換チューブ100を所定の長さに切断する場合において、幅方向の中心軸Lと平行に切断刃を移動すると、インナーフィン300の変形が大きくなるところ、本例では、交差角度θを良好な値に設定することにより、そのような不都合を回避している。
また本例では、炉中ろう付けにおいては、第2素材にクラッドしたろう材が、熱交換器1を構成するタンク30等のその他の構成部材から溶融して流路101の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、流路101の目詰まりが防止されるようにした。これは、流路101の内部に外部からろう材が侵入する際に、熱交換チューブ100の内部が乾いた状態であると、浸入したろう材がその表面張力等の影響で流路101の内部に部分的に溜まり、これが目詰まりの原因になるためである。第2素材にクラッドしたろう材は、タンク30の表面から溶融して流路101の内部に浸入するろう材よりも融点が低いものとなっている。又は、第2素材にクラッドしたろう材は、熱交換チューブ100の熱抵抗がタンク30よりも小さいことにより、タンク30の表面から溶融して流路101の内部に浸入するろう材よりも早く溶融する構成とする。
更に、流路101の目詰まりを防止する点では、インナーフィン300にて区画された複数の流路101のうち、炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路101の相当直径、又は炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路101とその近傍に位置する流路101との各相当直径は、インナーフィン300にて区画された複数の流路101の相当直径の全体平均よりも大きく設定するとよい。これは、溶融したろう材が重力方向に移動する傾向にあることから、炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路101やその近傍に位置する流路101は、他の流路101と比較すると、浸入するろう材の量が多くなり易いためである。本例の場合、熱交換器1は、コア10を横倒しにした状態で炉中ろう付けすることから、熱交換チューブ100の幅方向の一方の端部102に位置する流路101の相当直径を大きく設定し、更に必要があればかかる流路101の近傍に位置する流路101の相当直径も大きく設定する。又は、熱交換チューブ100の幅方向の他方の端部103に位置する流路101の相当直径を大きく設定し、更に必要があればかかる流路101の近傍に位置する流路101の相当直径も大きく設定する。一方の端部102又は他方の端部103に位置する流路101の近傍に位置する流路101の相当直径を大きく設定する場合は、インナーフィン300の所要の部位においては、頂部のピッチPを他の部位における頂部のピッチPよりもある程度大きく設定する。更に、一方の端部102側における流路101の相当直径、並びに他方の端部103側における流路101の相当直径を大きく設定すれば、どちらを下側にしてもよいので、ろう付け姿勢について汎用性を確保することも可能である。
以上説明したように、本例の熱交換チューブ100は、非常に合理的に構成されたものであり、熱交換器1の構成部品として好適に利用することができる。この熱交換チューブ100における各部の数値設定は、現状の製造技術を踏まえつつより優れた熱交換チューブ100の性能を追求して得られた値である。尚、本例における構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例したものに限定されないことは勿論である。
次に、本発明の第2実施例を図4に基づいて説明する。同図に示すように、本例の熱交換チューブ100の場合、第1素材の幅方向の両端部201は、熱交換チューブ100の幅方向における一方の端部102において、互いに離れることがないように係合してろう付けするとともに、第2素材の端部301は、その第1素材の端部201とろう付けしてなるものである。その他の基本構成は、前述した具体例と同様である。
このように、第2素材の端部301は、第1素材の端部201とろう付けするようにしてもよい。
次に、本発明の第3実施例を図5乃至図7に基づいて説明する。図5に示すように、本例の熱交換チューブ100の場合、第1素材の幅方向の両端部201は、熱交換チューブ100の幅方向における一方の端部102において第2素材の幅方向の端部301を挟みつつ互いに離れることがないように係合してろう付けした。第1素材の端部201及び第2素材の端部301は、第2素材にクラッドしたろう材及びタンク30側から浸入するろう材にてろう付けされる。尚、第1素材の端部201形状及び第2素材の端部301形状は、例えば図6及び図7に示すように、適宜に設定することが可能であり、特に限定はしない。その他の基本構成は、前述した具体例と同様である。
このように、第2素材の端部301は、第1素材の端部201に挟むように構成してもよい。本例によれば、第1素材の端部201同士は、第2素材にクラッドしたろう材にてろう付けすることができる。タンク30側から浸入するろう材のみにて第1素材の幅方向の端部201同士をろう付けすると、熱交換チューブ100が比較的長い場合は、ろう材が十分に行き渡らずにこれがろう付け不良の原因となる場合が考えられる。この点本例では、そのような不都合を回避し、第1素材の幅方向の端部201同士のろう付けについて、その信頼性を確実に向上することが可能である。また、第2素材の幅方向の端部301を第1素材の幅方向の両端部201の間に挟むことによれ、インナーフィン300は、熱交換チューブ100の内部において正確に位置決めすることが可能となる。特に、熱交換チューブ100の一方の端部102及び他方の端部103における流路101の大きさも正確に規制することが可能となる。そして、インナーフィン300の位置ズレによる耐圧低下も防止される。
次に、本発明の第4具体例を図8に基づいて説明する。同図に示すように、本例の熱交換チューブ100の場合、流路101を区画する流路区画体としては、第1素材の要所を成形してなるビード202を設けている。チューブ本体部200の内面には、ビード202の頂部をろう付けした。チューブ本体部200とビード202の頂部とのろう付けに要するろう材、及び第1素材の両端部201のろう付けに要するろう材は、流路の内部となる第1素材の片面にクラッドしている。炉中ろう付けにおいては、第1素材にクラッドしたろう材が、外部から流路101の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、流路101の目詰まりが防止される。その他の基本構成は、前述した具体例と同様である。
このように、流路区画体としてビードを設けることも可能である。かかる場合は、ろう材は第1素材にクラッドし、炉中ろう付けにおいては、そのろう材が、熱交換器を構成する他の構成部材から溶融して流路101の内部に侵入するろう材よりも早く溶融するように構成する。
本発明の熱交換チューブは、熱交換器の構成部材として利用することができる。
本発明の実施例に係り、熱交換器を示す説明図である。(第1実施例) 本発明の実施例に係り、ろう付け前における熱交換チューブの断面を示す説明図及びその要部拡大図である。(第1実施例) 本発明の実施例に係り、第2素材の断面を示す説明図である。(第1実施例) 本発明の実施例に係り、ろう付け前における熱交換チューブの断面を示す要部拡大図である。(第2実施例) 本発明の実施例に係り、ろう付け前における熱交換チューブの断面を示す要部拡大図である。(第3実施例) 本発明の実施例に係り、ろう付け前における熱交換チューブの断面を示す要部拡大図である。(第3実施例) 本発明の実施例に係り、ろう付け前における熱交換チューブの断面を示す要部拡大図である。(第3実施例) 本発明の実施例に係り、ろう付け前における熱交換チューブの断面を示す説明図である。(第4実施例)
符号の説明
1 熱交換器
10 コア
20 放熱フィン
30 タンク
31 入口部
32 出口部
40 補強部材
100 熱交換チューブ
101 流路
102 幅方向の一方の端部
103 幅方向の他方の端部
200 チューブ本体部
201 第1素材の端部
202 ビード
300 インナーフィン
300a 芯材
300b ろう材のクラッド層
301 第2素材の端部
310 頂部
tube 熱交換チューブの厚さ
tube 熱交換チューブの幅
flat フラット部位の幅
第1素材の板厚
第2素材の板厚
L 幅方向の中心軸
P インナーフィンの頂部のピッチ
θ 角度

Claims (46)

  1. 媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部と、前記流路を区画するコルゲート型のインナーフィンとを備え、前記インナーフィンの頂部は、前記チューブ本体部の内面にろう付けした偏平型のチューブであって、当該チューブに伝わる熱にて前記媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、
    前記インナーフィンの頂部と前記チューブ本体部の内面とのろう付けに要するろう材は、前記チューブ本体部を構成する第1素材にはクラッドせずに、前記インナーフィンを構成する第2素材にクラッドしたことを特徴とする熱交換チューブ。
  2. 前記第2素材における前記ろう材のクラッド層の厚さは、前記第2素材の板厚に対し、その割合が5〜10%であることを特徴とする請求項1記載の熱交換チューブ。
  3. 前記第2素材の板厚が0.1mm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の熱交換チューブ。
  4. 前記第2素材の板厚が0.05〜0.07mmであることを特徴とする請求項3記載の熱交換チューブ。
  5. 前記第1素材の板厚が0.25mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の熱交換チューブ。
  6. 前記第1素材の板厚が0.18〜0.24mmであることを特徴とする請求項5記載の熱交換チューブ。
  7. 当該チューブの厚さが1.2mm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の熱交換チューブ。
  8. 当該チューブの厚さが0.8〜1.2mmであることを特徴とする請求項7記載の熱交換チューブ。
  9. 当該チューブの幅が16mm以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の熱交換チューブ。
  10. 当該チューブの幅が12〜16mmであることを特徴とする請求項9記載の熱交換チューブ。
  11. 前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の熱交換チューブ。
  12. 前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.254mm〜0.559mmであることを特徴とする請求項11記載の熱交換チューブ。
  13. 前記インナーフィンの頂部のピッチは、1.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか記載の熱交換チューブ。
  14. 当該チューブの外郭となる前記第1素材の表面には、Al−Zn合金層を設けたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか記載の熱交換チューブ。
  15. 前記インナーフィンの頂部がフラットであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか記載の熱交換チューブ。
  16. 前記第2素材の幅方向の端部は、前記第2素材にクラッドしたろう材にて前記第1素材とろう付けしたことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか記載の熱交換チューブ。
  17. 前記第1素材の幅方向の両端部は、当該チューブの幅方向における一方の端部において前記第2素材の幅方向の端部を挟みつつ互いに離れることがないように係合してろう付けしたことを特徴とする請求項16記載の熱交換チューブ。
  18. 前記インナーフィンの頂部と頂部との間の部位は、当該チューブの幅方向の中心軸に対して非垂直であることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか記載の熱交換チューブ。
  19. 当該チューブは、熱交換器の構成部材であり、前記熱交換器は、当該チューブ及びその他の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造され、
    前記炉中ろう付けにおいては、前記第2素材にクラッドしたろう材が、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、前記流路の目詰まりが防止されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか記載の熱交換チューブ。
  20. 前記第2素材にクラッドしたろう材は、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも融点が低いことを特徴とする請求項19記載の熱交換チューブ。
  21. 前記第2素材にクラッドしたろう材は、当該チューブの熱抵抗が前記その他の構成部材よりも小さいことにより、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することを特徴とする請求項19記載の熱交換チューブ。
  22. 前記インナーフィンにて区画された複数の流路のうち、前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路の相当直径、又は前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路とその近傍に位置する流路との各相当直径は、前記インナーフィンにて区画された複数の流路の相当直径の全体平均よりも大きいことを特徴とする請求項19乃至21のいずれか記載の熱交換チューブ。
  23. 媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部と、前記流路を区画するコルゲート型のインナーフィンとを備え、前記インナーフィンの頂部は、前記チューブ本体部の内面にろう付けした偏平型のチューブであって、当該チューブに伝わる熱にて前記媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、
    当該チューブの厚さが1.2mm以下、
    当該チューブの幅が16mm以下、
    前記チューブ本体部を構成する第1素材の板厚が0.25mm以下、
    前記インナーフィンを構成する第2素材の板厚が0.10mm以下、
    前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下であることを特徴とする熱交換チューブ。
  24. 前記第2素材の板厚が0.05〜0.07mmであることを特徴とする請求項23記載の熱交換チューブ。
  25. 前記第1素材の板厚が0.18〜0.24mmであることを特徴とする請求項23又は24記載の熱交換チューブ。
  26. 当該チューブの厚さが0.8〜1.2mmであることを特徴とする請求項23乃至25のいずれか記載の熱交換チューブ。
  27. 当該チューブの幅が12〜16mmであることを特徴とする請求項23乃至26のいずれか記載の熱交換チューブ。
  28. 前記インナーフィンにて区画された前記流路の相当直径が0.254mm〜0.559mmであることを特徴とする請求項23乃至27のいずれか記載の熱交換チューブ。
  29. 前記インナーフィンの頂部のピッチは、1.0mm以下であることを特徴とする請求項23乃至28のいずれか記載の熱交換チューブ。
  30. 当該チューブの外郭となる前記第1素材の表面には、Al−Zn合金層を設けたことを特徴とする請求項23乃至29のいずれか記載の熱交換チューブ。
  31. 前記インナーフィンの頂部がフラットであることを特徴とする請求項23乃至30のいずれか記載の熱交換チューブ。
  32. 前記第2素材の幅方向の端部は、前記第1素材とろう付けしたことを特徴とする請求項23乃至31のいずれか記載の熱交換チューブ。
  33. 前記第1素材の幅方向の両端部は、当該チューブの幅方向における一方の端部において前記第2素材の幅方向の端部を挟みつつ互いに離れることがないように係合してろう付けしたことを特徴とする請求項32記載の熱交換チューブ。
  34. 前記インナーフィンの頂部と頂部との間の部位は、当該チューブの幅方向の中心軸に対して非垂直であることを特徴とする請求項23乃至33のいずれか記載の熱交換チューブ。
  35. 当該チューブは、熱交換器の構成部材であり、前記熱交換器は、当該チューブ及びその他の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造され、
    前記流路の内部には、前記インナーフィンの頂部と前記チューブ本体部の内面とのろう付けに要するろう材を設け、
    前記炉中ろう付けにおいては、前記流路の内部に設けたろう材が、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、前記流路の目詰まりが防止されるようにしたことを特徴とする請求項23乃至34のいずれか記載の熱交換チューブ。
  36. 前記流路の内部に設けたろう材は、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも融点が低いことを特徴とする請求項35記載の熱交換チューブ。
  37. 前記流路の内部に設けたろう材は、当該チューブの熱抵抗が前記その他の構成部材よりも小さいことにより、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することを特徴とする請求項35記載の熱交換チューブ。
  38. 前記インナーフィンにて区画された複数の流路のうち、前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路の相当直径、又は前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路とその近傍に位置する流路との各相当直径は、前記インナーフィンにて区画された複数の流路の相当直径の全体平均よりも大きいことを特徴とする請求項35乃至37のいずれか記載の熱交換チューブ。
  39. 媒体を流通する流路の外郭を構成するチューブ本体部と、前記流路を区画する流路区画体と備え、前記流路区画体は、前記チューブ本体部の内面にろう付けしたチューブであって、当該チューブに伝わる熱にて前記媒体が熱交換をする熱交換チューブにおいて、
    当該チューブは、熱交換器の構成部材であり、前記熱交換器は、当該チューブ及びその他の構成部材を一体に組み立てるとともに、その組み立て体を炉中ろう付けして製造され、
    前記流路の内部には、前記流路区画体と前記チューブ本体部の内面とのろう付けに要するろう材を設け、
    前記炉中ろう付けにおいては、前記流路の内部に設けたろう材が、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することにより、前記流路の目詰まりが防止されるようにしたことを特徴とする熱交換チューブ。
  40. 前記流路区画体は、コルゲート型のインナーフィンであり、前記チューブ本体部の内面には、前記インナーフィンの頂部をろう付けしたことを特徴とする請求項39記載の熱交換チューブ。
  41. 前記流路区画体は、前記チューブ本体部を構成する素材を成形してなるビードであり、前記チューブ本体部の内面には、前記ビードの頂部をろう付けしたことを特徴とする請求項39記載の熱交換チューブ。
  42. 前記流路の内部に設けたろう材は、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも融点が低いことを特徴とする請求項39乃至41のいずれか記載の熱交換チューブ。
  43. 前記流路の内部に設けたろう材は、当該チューブの熱抵抗が前記その他の構成部材よりも小さいことにより、前記その他の構成部材から溶融して前記流路の内部に浸入するろう材よりも早く溶融することを特徴とする請求項39乃至41のいずれか記載の熱交換チューブ。
  44. 前記流路区画体にて区画された前記流路の相当直径が0.559mm以下であることを特徴とする請求項39乃至43のいずれか記載の熱交換チューブ。
  45. 前記流路区画体にて区画された前記流路の相当直径が0.254mm〜0.559mmであることを特徴とする請求項44記載の熱交換チューブ。
  46. 前記流路区画体にて区画された複数の流路のうち、前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路の相当直径、又は前記炉中ろう付けにおいて最も下側に位置する流路とその近傍に位置する流路との各相当直径は、前記インナーフィンにて区画された複数の流路の相当直径の全体平均よりも大きいことを特徴とする請求項39乃至45のいずれか記載の熱交換チューブ。
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