JP4866571B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態にかかる熱交換器1は、車両用空調装置などの冷媒回路に接続されて蒸発器として機能するものである。上記熱交換器1は、コア部4と、該コア部4における両端部(図1における上下端部)に配置された第1,第2ヘッダタンク6,7と、該コア部4における両側端部(図1における左右端部)にそれぞれ配置されたエンドプレート8とを備えている。
次に、本実施形態に係る熱交換器1のろう付け接合による製造方法について説明する。
次に、本実施形態に係る熱交換器1における冷媒の循環動作について、図9を参照しながら説明する。なお、熱交換器1には、例えば冷媒回路に接続された膨張弁などによって膨張、冷却された冷媒が流入する。
したがって、本実施形態の熱交換器1においては、接続部50の内側壁部32aの延長部32eとエンドプレート8との間に間隙Lを設け、組み付け時のコア部4の盛り上がり部分が内側壁部32aの延長部32eに当接しないようにしている。このため、接続部50を盛り上がりに合わせて傾けて接合する必要がないため、ろう付け過程で、コア部4の配列方向の長さが減少しても、接続部50が変位することはなく、接続部50の位置精度を高くし、ろう付け品質を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 チューブ
2a チューブ
2b チューブ
3 フィン
4 コア部
4a 上流側コア部(コア部)
4b 下流側コア部(コア部)
5 ろう材
6 第1ヘッダタンク
6a タンク側嵌合部
7 第2ヘッダタンク
9 中空開口
32a 内側壁部
32c 接続部側嵌合部
32e 延長部
37 流入配管
38 流出配管
41 第1上流側空間
42 第1下流側空間
43 第2上流側空間
44 第2下流側空間
50 接続部
53 コネクタ部
L 間隙
L1 チューブの板厚
L2 フィンの板厚
Claims (4)
- チューブ及びフィンが被処理空気の通気方向に対して略垂直な方向に交互に複数段並ぶように配列されたコア部と、該複数のチューブの内部流路と連通する中空空間が形成されるとともに、上記複数のチューブ及びフィンの配列方向に延びて上記コア部の両端部にそれぞれ配置される第1,第2ヘッダタンクとを備え、上記チューブとフィンと第1,第2ヘッダタンクとが組み付けられた後にろう付け接合された熱交換器であって、
上記第1ヘッダタンクの内部には、該第1ヘッダタンクの中空空間を被処理空気の通気方向に仕切るための仕切板が設けられ、該仕切板よりも通気方向一側の空間は冷媒が流入する流入空間とされ、該仕切板よりも通気方向他側の空間は冷媒が流出する流出空間とされ、
上記コア部には、上記流入空間に連通するチューブと、上記流出空間に連通するチューブとが設けられ、
上記第1ヘッダタンクにおける上記チューブ及びフィンの配列方向の端部には、冷媒が流入する流入配管と上記流入空間とを接続するとともに、冷媒が流出する流出配管と上記流出空間とを接続するための接続部が設けられ、
上記接続部は、上記チューブ及びフィンの配列方向内側に位置する内側壁部と、上記チューブ及びフィンの配列方向外側に位置する外側部材とを備え、
上記内側壁部は、上記第2ヘッダタンク側へ向かって上記コア部の側方まで延びた延長部を有し、
上記接続部には、上記内側壁部と上記外側部材とで上記延長部まで延びる通路部が形成され、
上記流入配管と流出配管との一方の配管は、上記接続部の通路部における延長部に対応する部位に接続されて該通路部を介して上記流入空間と流出空間とのうち対応する空間に接続され、他方の配管は、上記接続部における第1ヘッダタンクの端部に対応する部位に接続されて上記流入空間と流出空間とのうち対応する空間に接続され、
上記チューブにクラッドされたろう材によって該チューブと上記フィンとがろう付け接合され、
上記延長部と上記コア部の側面との間には、上記チューブと上記フィンと上記第1,第2ヘッダタンクとがろう付け接合される前において、上記チューブの板厚及び該チューブにクラッドされたろう材の厚みの総和と該チューブのろう材クラッド率と上記コア部の段数との積以上の間隙が設けられていることを特徴とする熱交換器。 - チューブ及びフィンが被処理空気の通気方向に対して略垂直な方向に交互に複数段並ぶように配列されたコア部と、該複数のチューブの内部流路と連通する中空空間が形成されるとともに、上記複数のチューブ及びフィンの配列方向に延びて上記コア部の両端部にそれぞれ配置される第1,第2ヘッダタンクとを備え、上記チューブとフィンと第1,第2ヘッダタンクとが組み付けられた後にろう付け接合された熱交換器であって、
上記第1ヘッダタンクの内部には、該第1ヘッダタンクの中空空間を被処理空気の通気方向に仕切るための仕切板が設けられ、該仕切板よりも通気方向一側の空間は冷媒が流入する流入空間とされ、該仕切板よりも通気方向他側の空間は冷媒が流出する流出空間とされ、
上記コア部には、上記流入空間に連通するチューブと、上記流出空間に連通するチューブとが設けられ、
上記第1ヘッダタンクにおける上記チューブ及びフィンの配列方向の端部には、冷媒が流入する流入配管と上記流入空間とを接続するとともに、冷媒が流出する流出配管と上記流出空間とを接続するための接続部が設けられ、
上記接続部は、上記チューブ及びフィンの配列方向内側に位置する内側壁部と、上記チューブ及びフィンの配列方向外側に位置する外側部材とを備え、
上記内側壁部は、上記第2ヘッダタンク側へ向かって上記コア部の側方まで延びた延長部を有し、
上記接続部には、上記内側壁部と上記外側部材とで上記延長部まで延びる通路部が形成され、
上記流入配管と流出配管との一方の配管は、上記接続部の通路部における延長部に対応する部位に接続されて該通路部を介して上記流入空間と流出空間とのうち対応する空間に接続され、他方の配管は、上記接続部における第1ヘッダタンクの端部に対応する部位に接続されて上記流入空間と流出空間とのうち対応する空間に接続され、
上記フィンにクラッドされたろう材によって該フィンと上記チューブとがろう付け接合され、
上記延長部と上記コア部の側面との間には、上記チューブと上記フィンと上記第1,第2ヘッダタンクとがろう付け接合される前において、上記フィンの板厚及び該フィンにクラッドされたろう材の厚みの総和と該フィンのろう材クラッド率と上記コア部の段数との積以上の間隙が設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1または2の熱交換器において、
上記第1ヘッダタンクにおける上記チューブ及びフィンの配列方向の端部には、中空空間の開口部が設けられ、該開口部の周縁には、上記接続部にかしめて該接続部を上記第1ヘッダタンクに保持するためのタンク側嵌合部が設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項3の熱交換器において、
上記内側壁部と外側部材との少なくとも一方には、接続部側嵌合部が設けられ、
上記接続部側嵌合部は、上記内側壁部と外側部材との他方にかしめられていることを特徴とする熱交換器。
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