JP2005106184A - 遊星歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音振対策のためにピニオンギアを不等間隔で配置する遊星歯車装置のキャリアの強度を低下させるのを防ぐとともに、製造コストの増大を防止する。
【解決手段】サンギア3と、このサンギア3に歯合するとともにキャリアで支持された複数のピニオンギア2と、これらピニオンギア2と歯合するインターナルギア4とを備えて、ピニオンギア2が周方向で不等間隔に配置された遊星歯車装置において、キャリアは、ピニオンギア2を軸支するシャフト17を支持するキャリアプレート15と、このキャリアプレート15に対向する位置でシャフト17を支持するフロントベースプレート16と、このフロントベースプレート16の外周からキャリアプレート15側に延設されて、インターナルギア4を覆う筒状部12とを備え、筒状部12には、キャリアの重心位置と回転中心が一致するようにバランスを修正するための潤滑穴を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の自動変速機等に用いられる遊星歯車装置の改良に関する。
自動変速機などに用いられる遊星歯車装置では、音振対策のためにピニオンギアを周方向で不等間隔に配置するものがある。
ピニオンギアの位置が不等間隔となるため、回転中心と重心位置がずれるため、バランスをとる必要があり、例えば、ピニオンギアを支持するキャリアに軸方向で穴を設け、この穴を設けることで回転中心と重心位置を一致させるものが知られている(特許文献1)。
特開平9−229146号
しかしながら、上記従来例では、穴を設けたキャリアの強度および剛性が低下するという問題があり、さらに、遊星歯車装置の製造工程においてキャリアに穴を設ける行程を追加する必要があり、製造コストが増大する、という問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ピニオンギアを不等間隔で配置する遊星歯車装置のキャリアの強度を低下させるのを防ぐとともに、製造コストの増大を防止することを目的とする。
本発明は、サンギアと、このサンギアに歯合するとともにキャリアで支持された複数のピニオンギアと、これらピニオンギアと歯合するリングギアとを備えて、前記ピニオンギアが周方向で不等間隔に配置された遊星歯車装置において、
前記キャリアは、ピニオンギアを軸支するシャフトを支持する第1のプレートと、この第1のプレートに対向する位置で前記シャフトを支持する第2のプレートと、この第2のプレートの外周から前記第1のプレート側に延設されて、前記リングギアを覆う筒状部とを備え、前記筒状部には、キャリアの重心位置と回転中心が一致するようにバランスを修正するための孔部を設ける。
したがって、本発明によれば、リングギアを覆うように形成した筒状部を有するキャリアからなる遊星歯車装置では、前記従来例のように回転中心に近い第1のプレートでバランスの修正を行う場合に比して、リングギアや第1のプレートを覆う外周側の筒状部に形成した孔部でバランスを取るようにしたので、少ない加工量で重量バランスの修正を行うことが可能となり、第1のプレートの強度を確保しながら製造コストの低減を図ることができるのである。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明を適用した自動変速機1の遊星歯車装置を示し、図1は自動変速機の半断面図、図2はキャリアの正面図、図3はキャリアの断面図を示す。
図1に示す自動変速機は、遊星歯車装置1、5の2組が連結されており、これら遊星歯車装置の回転要素を選択的に係止または連結することで動力伝達経路を切り替え、変速を行うものである。
遊星歯車装置1は、キャリアケース10に収装されたピニオンギア2と、内周側でピニオンギア2と噛み合うサンギア3と、外周側でピニオンギア2と噛み合うインターナルギア(リングギア)4を主体に構成される。
サンギア3は、図中右側(以下、自動変速機の前方側とする)に配置したクラッチ21を介して選択的に入力軸30に連結され、遊星歯車装置5側(図中左側で、以下、自動変速機の後方側とする)でピニオンギア2を軸支するキャリアプレート15は、前方側に配置したクラッチ22を介して選択的に入力軸30に連結される。なお、遊星歯車装置1は自動変速機の前方側に配置され、遊星歯車装置5は自動変速機の後方側に配置される。
一方、インターナルギア4は、後方側に配置した連結部材23を介して遊星歯車装置5のピニオンギア51のシャフト52に結合される。なお、遊星歯車装置5のサンギア3は入力軸30側に連結され、リングギア53は選択的にケーシング8に係止され、ピニオンギア51を支持するキャリアプレート54は、出力軸31に連結される。
ここで、キャリアケース10は、図2で示すように、図中右側(図1のクラッチ21、22側で自動変速機の前方側)にはピニオンギア2のシャフト17の一端を支持する貫通孔18を備えたフロントベースプレート16が遊星歯車装置1の半径方向に配置され、このフロントベースプレート16の外周には、円筒状の筒状部12が形成される。
筒状部12はフロントベースプレート16から自動変速機の後方側(図中右側)に延設され、この筒状部12の内側には、図中左側(図1の遊星歯車装置5側)にピニオンギア2のシャフト17の他端を支持するキャリアプレート15がフロントベースプレート16と同軸的に配置される。キャリアプレート15の外周15aと筒状部12の内周との間には、図1で示すように、ピニオンギア2と噛み合うインターナルギア4が挿入される。このため、キャリアプレート15の外周15aと筒状部12の内周との間には、図2のように所定の間隙を設けている。
キャリアプレート15には、フロントベースプレート16の貫通孔18と対向する位置にシャフト17を支持する貫通孔19が形成される。この貫通孔19を形成した半径方向の外周15aからは、回転中心Cへ向けたピン穴171が所定の深さまで形成される。そして、図1で示すように、ピニオンギア2を軸支するシャフト17は、キャリアプレート15のピン穴171に圧入されたピン170によって軸方向の位置決めが行われる。なお、キャリアプレート15は所定の位置でフロントベースプレート16に結合され、一体となって回転する。また、サンギア3などは、フロントベースプレート16の中心から所定の内径で形成した貫通孔161を介してキャリアケース10の内周に配置される。また、シャフト17の所定の位置には直径方向にピン170を挿通する貫通孔が形成される。
図2において、キャリアケース10の外周となる筒状部12の外周には、フロントベースプレート16側にワンウェイクラッチ6の摺接面となるインナーレース11が形成され、図1で示すように、インナーレース11とケーシング8側との間に介装したワンウェイクラッチ6によって、キャリアケース10は所定の回転方向でケーシング8に係止され、ピニオンギア2の公転を規制する。
一方、筒状部12の図中左側の端部外周には、図1に示すブレーキ7と係合するスプライン部13が形成され、ブレーキ7の差動時にはスプライン部13を介してキャリアケース10はケーシング8に係止され、ピニオンギア2の公転が規制される。
そして、このスプライン部13とインナーレース11の間で、キャリアプレート15の外周15aに設けたピン穴171と対向する筒状部12には、ピン穴171を組み込むための作業穴14が所定の内径で貫通形成される。なお、作業穴14は筒状部12の外周で、スプライン部13やインナーレース11と重ならない位置に設定される。
また、筒状部12のスプライン部13とインナーレース11の間には、上記作業穴14と重ならない位置に、潤滑油を流すための潤滑穴141が貫通形成される。
次に、上記作業穴14と潤滑穴141の配置について、図3を参照しながら説明する。図3は、3つのピニオンギア2を周方向に不等間隔で配置するとともに、複数の潤滑穴141を設けた場合の一例を示し、図2の矢示Aから見た正面図である。この場合、ピニオンギア2を周方向で不等間隔に配置することで、ギアの噛み合いによる振動や騒音を低減する。
図3において、キャリアケース10の内周に配置されるキャリアプレート15には、ピニオンギア2のシャフト17を支持する3つの貫通孔19(a)〜(c)が設けられ、回転中心Cに対して貫通孔19(a)と19(b)および貫通孔19(a)と19(c)がなす角度をそれぞれ117°とし、3つの貫通孔19(a)〜(c)が117°、126°、117°の不等間隔で配置される。なお、(a)〜(c)は図3において貫通孔などを識別するための添え字である。また、図示はしないが、貫通孔19に対向するフロントベースプレート16の貫通孔18も、同様に117°、126°、117°の不等間隔に配置されている。
したがって、基準となる貫通孔を19(a)とすると、貫通孔19(b)、(c)は基準となる貫通孔19(a)から周方向で等しい角度(117°)に設定される一方、貫通孔18(b)、(c)がなす角度を異なる角度(126°)に設定したものである。
そして、キャリアケース10の外周を構成する筒状部12には、上述のように、回転中心Cから各貫通孔19の中心をそれぞれ通る半径の延長線上に作業穴14を貫通形成する。ここで、各貫作業穴14(a)〜(c)の内径は同一とする。
次に、基準となる貫通孔19(a)を含む貫通孔19(b)、(c)が回転中心Cに対してなす角度は、回転中心Cに対して貫通孔19(b)、(c)がなす角度よりも小さいので、図4で示すように、例えば、各作業穴14間にそれぞれ潤滑穴141(a)〜(c)を配置するとピニオンギア2を組み込んだ状態のキャリアケース10の重心Cgは、基準となる貫通孔19(a)側に偏ってしまう。
そこで、基準となる貫通孔19(a)に対応する作業穴14(a)を基準となる作業穴14(a)として、この基準となる作業穴14(a)側に潤滑穴141(a)、(b)の周方向の位置を移動するとともに、図4において基準となる作業穴14(a)の反対側に位置する潤滑穴141(c)を削除し、キャリアケース10の重心を回転中心Cに一致させる。
したがって、基準となる作業穴14(a)と他の作業穴14と(b)、(c)の角度が120°未満の場合には、作業穴14(a)と14(b)の間および作業穴14(a)と作業穴14(c)の間の2カ所に潤滑穴141(a)、(b)を形成する。さらに、潤滑穴141(a)、(b)と作業穴14(a)がなす角度は、重心Cgと回転中心Cが一致するように設定すればよい。
こうして、ピニオンギア2を軸支するキャリアプレート15がインターナルギア4を覆うような筒状部12を備えるキャリアケース10に収装され、ピニオンギア2の周方向の位置が不等間隔に設定される場合では、回転中心Cに対する角度が小さい作業穴14間に潤滑穴141を設け、各作業穴14(a)〜(c)の内径を同一とする。
これにより、2つの角度(作業穴14(a)、(b)のなす角度と作業穴14(a)、(c)のなす角度)が残りの一つの角度よりも小さいときには、これら作業穴14(a)、(b)の間と、作業穴14(a)、(c)の間にのみ潤滑穴141(a)、(b)を形成することで、ピニオンギア2の偏りによって重心Cgが回転中心Cから基準となる作業穴14(a)側へずれるのを、キャリアプレート15の外周に形成される筒状部12に設ける潤滑穴141(a)、(b)の位置を変更することで修正でき、前記従来例のようにキャリアプレート15には重心Cgを調整するための穴を形成する必要がないので、キャリアプレート15の剛性を確保することができるのである。
既存の潤滑穴141の位置を変更するだけであるので、新たな加工工程を設ける必要がなくなり、製造コストの上昇を防ぐことが可能となる。
さらに、潤滑穴141を作業穴14の内径と同一とすれば、一つの回転工具で作業穴14と潤滑穴141の加工を行うことが可能となって、製造コストを低減することができるのである。
こうして、インターナルギア4を覆うように形成した筒状部12を設けたキャリアケース10からなる遊星歯車装置1では、不等間隔に配置されたピニオンギア2の数よりも筒状部12に形成される作業穴14と潤滑穴141の数の和が大きい場合には、潤滑穴141の数を減らすことで、重心Cgのずれを修正し、あるいは、ピニオンギア2の位置に規制されない潤滑穴141の位置を円周方向へ移動することで、キャリアプレート15の強度を低下させることなく、遊星歯車装置1の重心Cgのずれを修正することができ、例えば、騒音と振動を抑制するためにピニオンギア2を不等間隔に配置した場合の強度及び剛性を確保できる。
さらには、前記従来例のように回転中心Cに近いキャリアプレート15でバランスの修正を行う場合に比して、キャリアプレート15を覆う外周側の筒状部12でバランスを取るようにしたので、少ない加工量でバランスの修正を行うことが可能となり、製造コストの低減を図ることができるのである。
また、上記では筒状部12の外周にワンウェイクラッチ6のインナーレース11と、ブレーキ7に係合するスプライン部13を設けた例を示したが、遊星歯車装置1を使用する部位に応じて筒状部12の外周形状を変更することができ、摩擦締結要素との係合部や回転要素との連結部などを形成することができる。
図5は、第2の実施形態を示し、前記第1実施形態の潤滑穴141を削除して、作業穴14の内径を変更することで、重心Cgのずれを修正するものである。
各作業穴14(a)〜(c)の位置関係は前記第1実施形態と同様であり、基準となる作業穴14(a)と隣り合う作業穴14(b)、(c)が回転中心Cに対してなす角度は117°、作業穴14(b)、(c)が回転中心Cになす角度は126°の不等間隔に設定されている。
この場合、重心Cgは上記図4で示したように、作業穴14(b)、(c)が基準となる作業穴14(a)側へ偏るため、重心Cgも基準となる作業穴14(a)側に移動しようとする。
そこで、重心Cgが偏る作業穴14(a)の内径を大きくする一方、他の作業穴14(b)、(c)の内径を小さくすることで、作業穴14(a)側のキャリアケース10の質量を低減する一方、作業穴14(b)、(c)側のキャリアケース10の質量を増大させる。
なお、作業穴14(b)、(c)の内径は、ピン170及びこのピン170をピン穴171へ挿入または圧入する工具が干渉しない所定の値以上とする。
各作業穴14の内径を変更することで、キャリアプレート15の強度を落とすことなくバランスを取ることができ、潤滑穴141が必要でないキャリアケース10においては、既存の作業穴14の内径を変更するだけでよいので、前記従来例のようにバランスの修正のために新たな行程を追加する必要がなく、製造コストの上昇を抑制できるのである。
また、重量バランスの修正をキャリアケース10の外周を構成する筒状部12としたので、前記従来例のように回転中心Cに近いキャリアプレート15で重量バランスを修正するのに対して、回転中心Cから遠い筒状部12で重量バランスを取るようにしたので、作業穴14の内径の変更といった、小さな変更により重心Cgの修正を行うことが可能となる。
なお、前記第1実施形態において、潤滑穴141の位置を変更する例を示したが、図示はしないが、潤滑穴141の内径を変更しても上記と同様の作用効果がある。
以上のように、本発明に係る遊星歯車装置では、回転中心Cから遠い筒状部で重量バランスの修正を行うことで、キャリアプレート15の強度を確保しながら、不等間隔に配置したピニオンギア2の重心Cgを回転中心Cに一致させることができるので、強度と静粛性が要求される、車両の自動変速機に適用することができる。
本発明の実施形態を示す自動変速機の要部断面図。 同じく遊星歯車装置を構成するキャリアケースの断面図を示す。 同じく図2の矢示図で、キャリアケースの正面図を示す。 作業穴14を不等間隔で配置し、各作業穴14間に潤滑穴141を設けた場合の重心Cgを示すキャリアケースの正面図。 第2の実施形態を示し、キャリアケースの正面図。
符号の説明
1、5 遊星歯車装置
2 ピニオンギア
3 サンギア
4 インターナルギア(リングギア)
6 ワンウェイクラッチ
11 インナーレース
12 筒状部
14 作業穴
15 キャリアプレート
16 フロントベースプレート
141 潤滑穴

Claims (6)

  1. サンギアと、このサンギアに歯合するとともにキャリアで支持された複数のピニオンギアと、これらピニオンギアと歯合するリングギアとを備えて、前記ピニオンギアが周方向で不等間隔に配置された遊星歯車装置において、
    前記キャリアは、
    ピニオンギアを軸支するシャフトを支持する第1のプレートと、
    この第1のプレートに対向する位置で前記シャフトを支持する第2のプレートと、
    この第2のプレートの外周から前記第1のプレート側に延設されて、前記リングギアを覆う筒状部とを備え、
    前記筒状部には、キャリアの重心位置と回転中心が一致するようにバランスを修正するための孔部を設けたことを特徴とする遊星歯車装置。
  2. 前記第1のプレートにはシャフトの軸方向位置を決める位置決め手段を設け、前記筒状部には、この位置決め手段を組み付けるための作業穴を複数貫通形成するとともに、バランスを修正するための前記孔部を潤滑穴として設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車装置。
  3. 前記孔部の数と前記作業穴の数の和が、ピニオンギアの数よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の遊星歯車装置。
  4. 前記孔部は、重心位置と回転中心が一致するように、重心位置がずれた側の筒状部の周方向で位置を決定したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の遊星歯車装置。
  5. 前記第1のプレートにはシャフトの軸方向位置を決める位置決め手段を設け、前記筒状部には、この位置決め手段を組み付けるための作業穴を複数貫通形成し、前記作業穴の内径をキャリアの重心位置と回転中心が一致するように、少なくとも一つが異なる内径に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車装置。
  6. 前記筒状部の外周には、摩擦締結要素との係合部または回転要素との連結部を形成し、前記孔部をこれら摩擦締結要素との係合部または回転要素との連結部に潤滑油を供給する潤滑穴として形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の遊星歯車装置。
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