JP2005105982A - 内燃機関のカム軸ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロッカーアームのピボット部をカム軸ホルダと一体形成して、カム軸ホルダのシリンダヘッドへの組付けに前に、カム軸ホルダに予めロッカーアームの組付けができるようにして、その組付け性を向上させる。
【解決手段】 上面視略矩形状の外形形状をしたカム軸ホルダ40には、その長手方向一側面40A1から他側面40A2にかけて該ホルダ40を横断する接続構造部47が設けられ、該接続構造部47には、ピボット受部47aが設けられている。また、この接続構造部47には、潤滑オイル通路48dが形成され、このオイル通路48dを通して前記ピボット受部47aに潤滑オイルが供給される。ピボット受部47aにはロッカーアームのピボット軸がその球状支持部を介して支持され、該支持部を支点とするロッカーアームのピボット運動における潤滑がなされる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、OHC式バルブ機構を採用した内燃機関における動弁機構のカム軸ホルダに関する。
従来のOHC式バルブ機構を採用した内燃機関におけるスイングアーム式動弁機構として、ロッカーアームのピボット部がシリンダヘッド部の構造の一部として該ヘッド部に形成されており、また、そのために該ピボット部における潤滑のためのオイル通路が該ヘッド部の構造部の一部として形成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2767453号公報(第3−6頁、第1図)
上述の特許文献1に記載の動弁機構は、図17に図示されるように、吸排気用動弁カム軸050は、カムケース040aと該カムケース上に結合されるカム軸ホルダ040bにより回転自在に支持されており、吸排気用動弁カム軸050の回転よるカム作用はシリンダヘッド部020に軸支された吸排気弁作動態様変更機構060(ロッカーアーム)を介してスイングアーム060aに伝達される。
そして、吸排気作動態様変更機構060からスイングアーム060aに伝達される運動は、弁頭間隙排除機構070によるピボット運動を介して各吸排気弁030上部のリテーナ033を押圧する吸排気弁030を上下動させる運動とされ、該吸排気弁030を開閉作動させるようになされており、このためのピボット運動におけるピボット部047aは実質的にシリンダヘッド部020に設けられている。
上述のように特許文献1に記載の動弁機構においては、前記スイングアームにおけるピボット運動は、シリンダヘッド部に形成されたピボット部においてなされており、このため該ピボット部における潤滑のためのオイル通路は実質的にシリンダヘッド部に形成されている。また、この動弁機構においては、カム軸の回転支持は、カムケースとカムホルダによりなされており、いわゆる2つに分割された半割構造の支持部によりなされている。
そして、前記のようなピボット部と、該ピボット部における潤滑のためのオイル通路がシリンダヘッド部に形成されることは、シリンダヘッド部の構造の複雑化を招くものであり、また、シリンダヘッド部における前記オイル通路形成のための加工作業は行ないにくく、該加工のためのコストも高くつくという課題を残すものである。
さらに、カム軸の回転支持がカムケースとカムホルダとの半割構造である支持部によりなされるから、カム軸の組付時にカムケースにカム軸をセットしてからカムホルダを被せる必要があり、その組付けのための作業は煩雑となり、また半割構造の支持部は共加工、セット流動となり、そのための加工工程上の管理が必要となるという課題も残されている。
したがって、このような状況の中で、上述のような動弁機構の機関への配設において、前記シリンダヘッド部の構造の複雑化、該シリンダヘッド部における潤滑のためのオイル通路形成のための困難性、コスト上昇の排除等が前提とされて、動弁機構の配設が容易で、加工や加工工程上の管理がし易く、さらにカム軸、ロッカーアーム等の組付け性に優れた動弁機構の機関への配設構造が求められている。
本発明は、前記課題を解決するために提供される内燃機関のカム軸ホルダの構造において、シリンダヘッド部に設けられ、カム軸と該カム軸によって駆動されるロッカーアームとを備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、前記カム軸ホルダに前記ロッカーアームのロッカーアームピボット受部が一体に形成されたことを特徴とするものである。
また、シリンダヘッド部に設けられ、カム軸を備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、前記カム軸ホルダのカム軸の軸受部は連続した真円構造とされ、全ての軸受部が一体に形成されるとともに、シリンダヘッド部への取付座面が延長されてオイル通路が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、シリンダヘッド部に設けられ、カム軸と該カム軸によって駆動されるロッカーアームとを備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、前記カム軸ホルダに前記ロッカーアームのロッカーアームピボット受部が一体に形成されたから、シリンダヘッド部へのカム軸ホルダの取付け前に、予めロッカーアームをカム軸ホルダに小組みできるので、セット流動やそのための管理が不要となるため、その組付け性が向上する。
請求項2に係る発明は、シリンダヘッド部に設けられ、カム軸を備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、前記カム軸ホルダのカム軸の軸受部は連続した真円構造とされ、全ての軸受部が一体に形成されるとともに、シリンダヘッド部への取付座面が延長されてオイル通路が形成されているから、シリンダヘッド部に複雑なオイル通路が不要となり、オイル通路の単純化が図られ、通路加工が容易となりその加工時間の短縮を図ることができる。
請求項3に係る発明は、シリンダヘッド部に設けられ、カム軸と該カム軸によって駆動されるロッカーアームを備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、前記カム軸ホルダに前記ロッカーアームのロッカーアームピボット受部が一体に形成されるとともに、前記カム軸ホルダのカム軸の軸受部は連続した真円構造とされ、全ての軸受部が一体形成され、シリンダヘッド部の取付座面が延長されてオイル通路が形成されているから、シリンダヘッド部へのカム軸ホルダの取付けに際し、予めロッカーアームをカム軸ホルダに小組しておくことができ、セット流動やそのための管理が不要となり、かつ組付け性が向上される。また、シリンダヘッド部におけるオイル通路が単純化されるので、通路加工におけるコストの削減を図ることができる。
内燃機関のカム軸ホルダにロッカーアームのロッカーアームピボット受部が一体形成されて実施される。
本発明の実施例を図1ないし図16に基づいて以下に説明する。
図1には本実施例における内燃機関Eのシリンダ上部構造が図示されており、図示されないクランクケースと、該クランクケースに結合されるシリンダブロック10と、該シリンダブロック10に結合されるシリンダヘッド部20と、該シリンダヘッド部20に結合されるヘッドカバーHCとを備えている。
図示されないクランクケース内には、周知のように軸受部を介してクランクシャフトが回転可能に支持され、クランクシャフトのクランクピンにはその一部が図示されるコンロッドCRを介してピストンPが取付けられている。そして、クランクケースに結合されたシリンダブロック10にはシリンダ孔部10aが設けられており、前記ピストンPは該シリンダ孔部10a内を往復摺動する。また、シリンダブロック10の前記シリンダ孔10aの上部と、該シリンダブロック10に結合されるシリンダヘッド部20の下部とにより形成される空間には、燃焼室21が形成される。
燃焼室21には、吸・排気ポート22の開口部22aが開口し、また図1においては図示されるところではないが、点火プラグが臨むようになされており、シリンダヘッド部20部内には吸・排気バルブ装置30と吸・排気のためのポート22が形成され、該ポート22は燃焼室21において開口する開口部22aが前記吸・排気ポート22に連ながり、また前記吸・排気バルブ装置30は動弁機構を介してその下部のバルブヘッド31により、燃焼室21において開口する前記吸・排気ポート22の開口部22aを開閉作動する。
また、シリンダヘッド部20の上方部には、本発明の実施例における特徴的構造部であるスイングアーム式のバルブ駆動方式を行なうためのカム軸ホルダ40やロッカーアーム60等が設けられている。
以下にシリンダヘッド部20の構造と、該シリンダヘッド部20に設けられる動弁機構、カム軸ホルダ40、ロッカーアーム60等の構造の詳細について説明する。
先ず、シリンダヘッド部20の構造について説明すると、図2ないし図5には、前記シリンダヘッド部20の詳細な構造が図示されている。
図2はシリンダヘッド部20の上面図であり、該図には、矩形状類似の外形形状のシリンダヘッド部20が図示され、該図から理解できるように、その中央部近傍位置に図示されない点火プラグの取付孔23が開口され、また、点火プラグ取付けのための開口を挟んで本実施例においては斜め指向の対称位置に本図においては図示されない吸・排気バルブ装置のバルブガイド装着のための一対の孔26,26が開口している。
さらに、シリンダヘッド部20の矩形状に類似した外形形状における2つの長い側面20A1,20A2の一方側の側面20A1寄りの位置には、該側面20A1に沿うように潤滑オイルの供給通路24が形成され、該供給通路24の両端部にはオイル供給のための給油口24a,24aが形成されている。また、前記一方側の側面20A1の外側面には冷却フインFが設けられている。
そして、図3は、図2におけるA-A断面図であり、該図3から理解できるように点火プラグ取付孔23は、シリンダヘッド部20の上部から下部へと貫通する孔であり、該孔23は、その上部開口から延びる大径の孔部と、該大径の孔部に連なり下部開口23aに延びる小径の孔部とからなる。また、前記潤滑オイルの供給通路24がここではリブ状に突出したボス部25の頭部に一条の溝として形成された構造として示され、さらに前記外形形状の一方側面20A1の外側面に設けられた冷却用フインFがその下方側に複数枚設けられた構造が図示されている。
ところで、シリンダヘッド部20は、図1に図示され、また既述のようにシリンダブロック10に結合され、その結合時に該シリンダブロック10のシリンダ孔10aの上部と該ヘッド部20の下部との結合面に形成される空間部が既述の燃焼室21とされる。そして、図4には、該シリンダヘッド部20の底面図が図示され、該図には前記燃焼室21が円形の形状をもって図示されている。
燃焼室21には、その中央の点火プラグ取付孔23の開口23aと、該開口23aを挟んで前記したように斜め指向の略対称位置に配置される吸・排気のための一対の吸・排気ポート22の開口部22aが開口しており、該ポート22の開口部22aは、図4、5の参照により理解できるように点線で示される吸・排気ポート22に連通するとともに、シリンダヘッド部20内に延びる図1に図示される吸・排気バルブ装置30のバルブガイド27装着のための孔26に連通される。
そして、吸・排気のためのポート22の開口部22aには、図1,5に図示される一対の吸・排気バルブ装置30の装着時に、そのバルブヘッド31が配設され、後に説明される吸・排気バルブ装置30の作動時に該吸・排気ポート22の開口部22aが前記バルブ装置30のバルブヘッド31により開閉作動される。また、図4には前記図2,3にその一部が図示される潤滑オイル供給のための給油口24a,24aが示され、さらに前記冷却フインFも図示されている。
シリンダヘッド部20内には、上述のように、また図1,5に図示されるように一対の吸・排気バルブ装置30が装着されるが、そのためのバルブガイド27装着孔26の構造は図4のB-B断面図である前記図5により明確に理解することができる。図5によると、該一対のバルブガイド装着孔26,26は、略同様の構造を有し、略同様の傾斜角をもってシリンダヘッド部20内を貫通するように設けられている。
図1,5によると、バルブガイド装着孔26は、該孔26のバルブヘッド31が配設される開口部である吸・排気ポート22の開口部22aと、該開口部22aに同心とされ、かつ該開口部22aに連通する吸・排気ポート22と所定の角度で交差するように該ポート22の前記開口部22a近傍位置22bにおいて開口26aする孔26であり、該孔26にバルブ装置30のバルブステム32を摺動可能に嵌合せしめる貫通孔28を備えるバルブガイド27が嵌入装着される。
そして、前記孔26に嵌入装着されたバルブガイド27の貫通孔28内にバルブ装置のステム32が挿入されてバルブ装置30が装着されるが、該バルブ装置30の装着に際しては、そのバルブステムエンド33が上方とされて、前記燃焼室21に開口する吸・排気ポート22の開口部22a側から該バルブステムエンド33が挿入され、前記ポート22の開口部22aに近い吸・排気ポート22からバルブガイド27の貫通孔28を通してバルブステム32のステムエンド33が該貫通孔28上部開口を抜けて、該ステムエンド33が該開口から所定長さ突出するまで挿入される(図1,5参照)。
バルブガイド27の貫通孔28開口から抜けて突出したバルブステム32上端のステムエンド33には、図1に図示されるように後述されるロッカーアーム60の一方端67が僅かな隙間をもって対接され、また、ステムエンド33に設けられたバネ受34とステムガイド27に設けられたバネ受29間にはバルブスプリングSが取付けられている。
そして、後に詳しく説明されるところであるが、ロッカーアーム60は、カム軸50の回転によるカム作動で揺動運動されて、バルブステムエンド33を、その対接部を介して上下動させ、バルブステム32下端のバルブヘッド31により前記吸・排気ポート22の開口部22aの開閉をなす。 したがって、吸・排気バルブ装置30の適切な前記装着は、結局、バルブステムエンド33に対接される構造部をもつロッカーアーム60の作動に関連して調整されることでなされる。
シリンダヘッド部20の構造は概ね上述のとおりであり、吸・排気バルブ装置30における作動から明らかなように、また既述のようにシリンダヘッド部20には、その上部に該作動のための前記ロッカーアーム60と、該ロッカーアーム60を揺動駆動するためのカム52を備えたカム軸50等が配設されている。カム軸50は図6ないし図13に図示されるカム軸ホルダ40により支持される。
図6には、カム軸ホルダ40の上面図が図示され、該図によると、カム軸ホルダ40はその上面視において長い側面40A1、40A2と短い側面40B1、40B2とをもつ略矩形状の外形形状をなし、その4隅には軸受構造部41、42,43,44が配設され、これら軸受構造部は、その側面部と前方部において他の軸受構造部と互いに対向し、かつ該対向部間はそれぞれ接続部45、45、46,46を介して接続され、結果として4隅の軸受構造部41,42,43,44は互いに一体的に結合された構造とされている。
つまり、前記略矩形状の外形形状における2つの短い側面40B1,40B2において、前記2つの軸受構造部41,42がそれぞれ互いにその側面を対向させてホルダ40の幅方向に延びる接続部45,45により接続され、すなわち、図6において、その右側の軸受構造部41,42同士、左側の軸受構造部43,44同士がそれぞれホルダ40の幅方向に延びる接続部45,45により接続されている。
そして、この接続部45、45は軸受構造部41と42および43と44の上部から外側部に亘る部分を含んで側面視(図7等参照)略円弧状の形状を呈する接続部45、45であり、該ホルダ40の前記短い側面40B1,40B2である外壁部が前記略円弧状接続部45,45により実質的に形作られている。
各軸受構造部41,42、43,44には軸孔41a,42a,43a,44aが形成されており、前記短い側面40B1,40B2において互いに対向し接続された対をなす軸受構造部41,42および43,44における軸孔41a,42aと43a,44a、すなわち、右側同士および左側同士のそれぞれの対をなす軸受構造部における前記2つの軸孔41a,42aと43a,44aは、図6のZ方向視である図10に図示されるように、その側面視において真円の同心の孔とされ、これら軸孔41a,42aと43a,44aは、後述するカム軸50をベアリングを介して回動可能に支持するために供される軸孔である。
図10,11,12等から理解できるように対をなす軸受構造部41と42および43と44のこれら2つの軸孔41aと42aおよび43aと44aの内径は異なり、また、図11、12に図示されるようにその内径の小さい孔41aおよび43aは貫通しておらず、内径の大きな軸孔42aおよび44aは貫通孔とされており、内径の大きな軸孔42a,44aには後述するカム軸50の挿入のための一部拡径された部分42a1,44a1が設けられている(図10参照)。
そして、2つの対をなす軸孔41a,42aおよび43a,44aにはボールベアリング等の軸受を介して後に説明されるカム軸50が回動可能に支持される。したがって、該軸孔41aと42aおよび43aと44aに支持状態とされた一対のカム軸50,50は、前記軸受構造部41,42の側面間および前記軸受構造部43,44の側面間を横断することになる(図11,12参照)。
また、ホルダ40の略矩形状の長い2つの側面40A1,40A2において互いにその前方部を対向しかつ接続された軸受構造部41と43および42と44同士、すなわち、図6における上側の右側軸受構造部41と左側軸受構造部43同士、下側の右側軸受構造部42と左側軸受構造部44同士がそれぞれ前記長い側面40A1、40A2に沿って延びる2つの細い接続部46、46を介して互いに接続されており、前記長い側面40A1の前記接続部46は該軸受構造部41,43の下部同士(図7参照)を接続しており、前記長い側面40A2の前記接続部46は該軸受構造部42,44の上部同士(図10参照)を接続している。
また、前記一方側の長い側面40A1における接続部46のその付け根部分近傍46aから長い側面40A2における接続部46下部の対向部に向けて該ホルダ40を実質的に横断する2本の比較的細い構造部47,47が延出している。そして、この2本の構造部47,47にはそれぞれ円弧状のピボット受部47a,47aをもつ軸受部が配設されており、該円弧状のピボット受部47a,47aをもつ軸受部には後に説明されるロッカーアーム60のピボット軸70の球状部71が支持される。
図8には、ホルダ40の底面図が図示されており、該図には、略矩形状をなすホルダ40の外形形状におけるその長い側面40A1,40A2に沿って延びる2つの接続部46,46により対をなす2つの軸受構造部41,43および42,44同士が互い一体接続され、また、その短い側面40B1,40B2に沿って延びる2つの接続部45,45により対をなす軸受構造部41,42および43.44同士が互いに一体接続される様子が図示されている。
また、図8には、ホルダ40の長い側面40A1,40A2に沿って延びる2本の接続部46,46の内、一方の接続部すなわち、ホルダの長い側面40A1側の接続部46にはオイル通路48が形成され、この通路48の両端部にはオイル供給のための給油口48a,48aが開口する様子が図示されている。
勿論この2つの給油口は、その上部が図6において図示された2つの給油口48a、48aで示される実質的に同じ給油口であり、この2つの給油口48a,48aは、ホルダ40が前記シリンダヘッド部20に取付けられた時に該ヘッド部20内のオイル通路に連通して、該給油口48a,48aを介して潤滑オイルをホルダ40の各通路内に供給するオイル供給源となる開口である。
さらに、図8には、ホルダ40の長い側面40A1,40A2に沿って延びる2つの接続部46,46の付根部近傍位置46a間において、ホルダ40の幅方向を横断する2本の細い接続構造部47,47が図示され、該接続構造部47,47とホルダ40の短い側面40B1,40B2に沿って延びる外壁部を形成する上述の円弧状接続部45,45とのそれぞれの間には略矩形状の一対の空間部49,49が形成される様子が図示されている。
ところで、既述のようにホルダ40には多くの潤滑のためのオイル通路が形成されているので、ここで、ホルダ40におけるオイル通路について説明を加えておく。
ホルダ40におけるオイルの供給源となる既述の2つの給油口48a,48aが、図6,8に図示されるように、ホルダ40の長い側面40A1,40A2の一方側の側面40A1に沿って延びる細い接続部46の左右軸受構造部41,43への付根部近傍46a,46aに形成されており、この2つの給油口48a,48aはそれぞれシリンダヘッド部20に形成された既述の2つの給油口24a,24aに連通され、これら給油口の連通を介してホルダ40内にオイルが供給される。
2つの給油口48a,48aはそれぞれ、図9に図示されるように、2つの対向する軸受構造部41,43の前方部壁部近傍においてホルダ40の厚み(高さ)方向に延び、該ホルダ40をそれぞれ貫通する貫通孔48b,48bに連がり、該貫通孔48b,48bの中途位置からは前記軸受構造部41,43の貫通しない軸孔に向かって分岐する通路48c,48cが形成され、該分岐通路48c,48cはそれぞれ該貫通しない軸孔41a,43aの内周面に達し開口している。
また、2つの給油口48a,48aからこれら給油口48a,48aを結ぶ通路48が前記ホルダ40の長い側面40A1に沿って延びる細い接続部46内に形成され、この通路48は前記2つの給油口48a,48a近傍位置からそれぞれ前記ホルダ40の幅方向を横断する細い接続構造部47,47内に沿って延びる分岐通路48d,48dを備え、この分岐通路48d,48dは前記円弧状のピボット受部47a,47aをもつ軸受部に達している(図6のE-E断面図である図13も参照)。
2つの給油口48a,48aからは、さらにホルダ40の長い側面40A1に沿って延びる前記細い接続部46内に形成された通路48に接続され、かつ実質的に該通路48の延長部となる外方へと延びる通路48e,48eが形成され、この通路48e,48eは図11,12等に図示されるように、軸受構造部41,43の下部を延長して該軸受構造部41,43の軸孔41a,43aが貫通しない該軸孔外側壁部41b,43b内を上方へと立上るように延びる通路48f,48fを形成している。
この立上り通路48f,48fは、前記軸孔41a,43aにベアリングを介して支持されるカム軸50内の通路48g,48gに連通しており、該カム軸50内の通路48g,48gは48h,48hを介してカム軸50のカム部52,52へと連通する(図11,12,14参照)。
また、前記立上り通路48f,48fはさらに上方へと延びて軸受構造部41,43の上部に達し、そこから軸受構造部41,42および43,44間を接続する前記短い側部40B1,40B2に沿って延びる円弧状接続部内45,45の通路48i,48iを形成し、該通路48i,48iの小さな開口48j,48jからオイルがカム軸50,50に供給される。
カム軸ホルダ40の構造は概ね上述のようなものであり、該ホルダ40は、図2に図示される前記シリンダヘッド部20の上部にその底面部が下にして載置され、すなわち、図8における底面40Cがシリンダヘッド部20の図2,3に図示されるボス部25上に載置されて、図2における点線で図示される配置構成を採って配設され結合される。
そして、この位置において、図8に図示されるオイル供給通路の2つの給油口48a、48aと溝状に長い通路48が、図2における給油口24a,24aと溝状に長い通路24と完全に位置整合され、シリンダヘッド部20内の通路を通った潤滑オイルが該位置整合された2つの給油口24a,24aと48a,48aとの連通および互いの溝状通路24と48を介してホルダ40内に供給される。なお、オイル給油口24a,48aの開口は、シリンダヘッド部20にカム軸ホルダ40を結合するときのスタッドボルトBのための孔として形成された孔でもある。
シリンダヘッド部20に載置されたホルダ40の一対の軸孔41a,42aおよび43a,44aにはそれぞれ、図11,12等に図示されるように、カム軸50が嵌入装着される。この装着されるカム軸50は、図14に図示される構造のものであり、いずれも同じ構造とされ、該カム軸50は図示されるようにそれぞれ所定の長さで所定の径の軸部51と該軸部51の所定の位置において該軸部51外周部から所定の曲線を描いて突出する部分であるカム部52とを備えている。
また、カム軸50は、そのカム部52へのオイル供給のための既述の供給通路48gが該軸の中央部においてその長手方向に延伸し、該通路48gはカム部52に対応する位置で該軸51の径方向に向かって分岐する通路部分48hを有し、該分岐通路部分48hはカム部52の表面に達して該表面において開口している。
カム軸50のそれぞれの両端部にはやや細径部とされた軸部53,54が設けられ、この軸部53,54のそれぞれにはボールベアリング55,56のインナレース部55a,56aが嵌合され、該ボールベアリング55のアウタレース部55b,56bが前記ホルダ40の一対の軸孔41a,42aおよび43a,44aにそれぞれ嵌入されて一対のカム軸50,50がホルダ40に回動可能に支持される(図11,12参照)。
なお、57はフランジ部であり、該フランジ部57に図示されないタイミング歯車が固定されて、クランク軸に連動されるタイミングチエーンの駆動力が該歯車を介してカム軸50、50に伝達され、該カム軸50,50はクランク軸の回転に同調された所定の回転数において回動される。
そして、カム軸50のホルダ40への装着時に、カム軸50、50のカム部52,52が後に述べるロッカーアーム60の略中央部に設けられたローラ61に当接して該ロ−ラ61を押圧し、ロッカーアーム60を揺動運動させる(図1参照)。
ロッカーアーム60は、図15に図示される構造を備え、すなわち、図15(b)に図示されるその上面視において、基部62と、該基部62から互いに平行な関係をもって延伸しその先端が互いに接続された一対のアーム63,63とを備えた形状をなし、このアーム63,63の延伸略中間部には該一対のアーム63,63間を横断する軸部64が固定されており、この軸部64には上述したカム軸50のカム52に当接するローラ61が回転自在に取付けられている。
また、ロッカーアーム60の基部62には後述されるピボット軸70取付用のネジ孔65が設けられ、前記一対のアーム63,63の後部接続部66には、図1に図示されるように、既述の吸排気バルブ装置30のステムエンド33が僅かな隙間をもって対接される所定の曲線を描いた適宜表面加工が施された凹状部67が形成されている。このステムエンド33と凹状部67との隙間をもった対接は、熱膨張時におけるバルブ装置30のバルブヘッド31と吸排気ポート22の開口部22aのバルブフェースとバルブシート22cの密着性が考慮されたものである。
そして、前記基部62のネジ孔65に取付けられるピボット軸70は、図16に図示されるようにその先端部に球状部71である実質的にピボット軸受を形成する構造部を備え、該球状部71先端中央には良好なオイル潤滑のための凹孔72が形成され、また、該球状部71から括れた首部を介して所定長さのネジ部73が形成された軸部74が延伸し、該軸部74の延伸端部にはスパナに供されるために角状とされた構造部75を有している。
ピボット軸70は、図1の参照から明らかなように、その先端部である球状部71が、前記カム軸ホルダ40に形成された既述の円弧状ピボット受部47aによりピボット運動可能に支持され、また、該ピボット軸70のネジ部73が設けられた延伸軸部74が前記ロッカーアーム60の基部62に形成されたネジ孔65にネジ込まれ、所謂アジャストスクリュウ部を構成し、その位置調整がなされてロックナット76により締付け固定されることで、前記ピボット軸70は該ロッカーアーム60の前記基部62である一方側に取付けられる。
上述のことから理解できるように、結局、図1に図示されるように、装着時におけるロッカーアーム60は、その一方側がピボット軸70の球状部71を介してカム軸ホルダ40の円弧状ピボット受部47aにピボット運動可能に支持され、その他方側がその曲線状凹状部67を介して既述の吸・排気バルブ30のステムエンド33に僅かな隙間をもって対接され、その略中央部の回動可能なローラ61が既述のカム軸50のカム52に当接して押圧され、図示されないクランク軸の回転に同調されたカム52の回動に従う揺動運動をなすことになる。
本発明の実施例における各構造部の構造は上述のとおりである。
ここで、これら構造部の互いの装着関係と、該装着がなされた装置の作動について簡単に説明する。
シリンダヘッド部20にはその吸・排気バルブ装置30が装着される(図1参照)。該バルブ装置30の装着は、まず、該バルブ装置30のステム部32が挿入されるバルブガイド27が該ガイド装着孔26に挿入固定され、その後、燃焼室21に開口する2つの吸・排気ポート22の開口部22aからバルブ装置のステムエンド33を先にして挿入されて、バルブ装置30が装着される。また、該燃焼室21の中央に開口する点火プラグ用の孔部23(図2,3,4参照)には、図示されない点火プラグが挿入固定されて装着される。
そして、カム軸ホルダ40には、該ホルダ40のそれぞれ対をなす軸受構造部41と42および43と44の軸孔41aと42aおよび43aと44aにボールベアリング55,56等の軸受を介してカム軸50が取付けられ、カム軸50の取付けは、該対をなす軸受構造部41,42および43,44の軸孔41a,42aおよび43a,44aの大きな軸孔42aおよび44a側からその拡径部42a1,43a1(図10)を利用してカム軸50が挿入されることでなされる(図11,12参照)。
カム軸50の前記取付けは、予め小さな一方の軸孔41aおよび43aにボールベアリング55のアウタレース部55bを嵌合固定しておき、大きな軸孔42a,44aを通してカム軸50を挿し込み、該ベアリング55のインナレース部55aにカム軸50の細い軸部53が嵌合固定される。その後、大きな軸孔42a,44aに対してカム軸50の芯合わせを行いながらボールベアリング56のアウタレース部55bを大きな軸孔42a,44aに嵌合するとともに、そのインナレース部55aをカム軸50に嵌合して、カム軸ホルダ40にカム軸50が取付けられる(図11,12,14参照)。
次いで、カム軸ホルダ40には、ロッカーアーム60が組付けられる。ロッカーアーム60のホルダ40への取付けは、ロッカーアーム60の一方端の取付けネジ孔65にピボット軸70のネジ部73をネジ込み、該ピボット軸70の先端の球状部71をホルダ40の円弧上ピボット受部47aに嵌合支持させることで小組され、仮組立としてなされる(図1,16参照)。
その後、前記吸・排気バルブ装置30、点火プラグが装着されたシリンダヘッド部20がシリンダブロック10に結合され、シリンダヘッド部20には図1に図示されるように、カム軸50やロッカーアームが小組されたカム軸ホルダ40が取付けられる。
カム軸ホルダ40は、図8に図示の底面部40Cが、図2に図示されるシリンダヘッド部20の上面部20Cに位置合わせされて(点線表示部参照)スタッドボルトBにより固定される。位置合わせ状態においては、図8に図示されたカム軸ホルダ40へのオイル供給源となる2つの給油口48a,48aが、図2に図示されるシリンダヘッド部20の2つの給油口24a,24aと互いに一致連通する関係とされる。
シリンダヘッド部20へのカム軸ホルダ40の取付け後に、ホルダ40に小組されたロッカーアーム60の他方端の凹状部67をバルブ装置30のステムエンド33に対接させ、カム軸50に該ロッカーアーム60の略中央に設けられた回転ローラ61が当接するようになされる(図1参照)。
そして、ロッカーアーム60の取付けにおける調整が、前記アジャストスクリュウを構成するピボット軸70のネジ部73のネジ込み量調整でなされ、該調整は、ロッカーアーム60のローラ61がカム52に当接しない状態において、バルブステムエンド33とロッカーアーム60の前記他方端の凹状部67との対接部間に適切な隙間、すなわち、バルブクリアランスが存するように調整され、調整終了後にロックナット76によりネジ部73が固定される。
なお、ロッカーアーム60のホルダ40への組付けは、シリンダヘッド部20にホルダ40を取付けた後になされてもよいことは勿論である。
各構造部の装着の概要は上述のとおりであり、該装着状態において、図示されないクランク軸の回転に連動して、図示されないカムチエーン、タイミングギアを介してカム軸50が回転される。カム軸50の回転によるカム52の回動は、該カム52のカム面52aに当接するロッカーアーム60のローラ61を押圧し、該ローラ61を介してロッカーアーム60をピボット軸70の球状部71を支点として揺動運動させる。
ピボット軸70の球状部71を支点としたロッカーアーム60の前記揺動運動は、吸・排気バルブ装置30のステムエンド33をバルブスプリングSに抗して押し下げ、この押し下げ作用とステム32を押上げようとするバルブスプリングSの作用で該バルブ装置30のステム32は上下動し、該ステム32下端部のバルブヘッド31が既述の燃焼室21における吸排気ポート22の開口部22aを開閉作動する。 そして、周知のように該燃焼室21への吸気作用と燃焼室21からの排気ガスの排気作用がなされる。
本発明の図1ないし図16に図示された実施形態は上記構成であるから、カム軸ホルダ40にロッカーアーム60のロッカーアームピボット受部47aが一体形成されているから、ロッカーアーム60をカム軸ホルダ40に小組みすることが可能となり、かつセット流動や管理が不要となるため、その組付け性が向上する。
カム軸ホルダ40の軸受構造部41,42および43,44の軸孔41a,42aおよび43a,44aは連続した真円構造とされ、全ての軸受構造部が一体に形成されるとともに、シリンダヘッド部20への取付座面が延長されてここにオイル通路が形成されているから、シリンダヘッド部20に複雑なオイル通路を形成する必要性がなく、オイル通路の構造の単純化が図られ、また、通路加工が容易となるのでその加工時間の短縮を図ることができる。
本発明の動弁機構部とその周辺の主要構造部を示す全体図である。 本発明のシリンダヘッド部の構造を示す図であり、図3における上面図である。 本発明のシリンダヘッド部の構造を示す図であり、図2のA-A断面図である。 本発明のシリンダヘッド部の構造を示す図であり、図3における底面図である。 本発明のシリンダヘッド部の構造を示す図であり、図4のB-B断面を示す図であり、カム軸ホルダ等の組付けが破線で示された図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図7における上面図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図6のC-C断面を示す図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図7における底面図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図6のD-D断面を示す図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図6におけるZ方向視を示す図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図7のE-E断面を示す図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図7のF-F断面を示す図である。 本発明のカム軸ホルダの構造を示す図であり、図6のG-G断面を示す図である。 本発明のカム軸の構造を示す図であり、(a)は、軸の長手方向断面図であり、(b)は、軸の端面図である。 本発明のロッカーアームの構造を示す図であり、(a)は、その側断面図であり、(b)は、その上面図であり、(c)は、その端面図であり、さらに(d)は、(a)におけるH-H断面図である。 本発明のピボット軸の構造を示す図であり、(a)は、その側面図であり、(b)は、その端面図である。 従来の動弁機構部とその周辺の主要構造部を示す図である。
符号の説明
10・・・シリンダブロック、10a・・・シリンダ孔、20・・・シリンダヘッド部、20A1,A2・・・長い側面、20B1,B2・・・短い側面、20C・・・上面部、21・・・燃焼室、22・・・吸・排気ポート、22a・・・吸・排気ポート開口部、22b・・・、22c・・・、23・・・点火プラグ取付孔、23a・・・点火プラグ取付孔の開口部、24・・・オイル通路、24a・・・給油口、25・・・ボス部、26・・・バルブガイド装着孔、26a・・・開口、27・・・バルブガイド、28・・・貫通孔、29・・・スプリング受、30・・・吸・排気バルブ装置、31・・・バルブヘッド、32・・・バルブステム、33・・・ステムエンド、34・・・スプリング受、40・・・カム軸ホルダ、40A1,A2・・・、長い側面、40B1,B2・・・短い側面、40C・・・底面部、41,42,43,44・・・軸受構造部、41a,42a,43a,44a・・・軸孔、42a1,44a1・・・拡径孔部、45,46・・・接続部、46a・・・付け根部、47・・・接続構造部、47a・・・ピボット受部、48・・・オイル通路、48a・・・給油口、48b,48c,48d,48e,48f,48g,48h,48i,48j・・・オイル通路、49・・・空間部、50・・・カム軸、51・・・軸部、52・・・カム部、52a・・・カム面、53,54・・・細い軸部、55,56・・・ボールベアリング、55a,56a・・・インナレース、55b,56b・・・アウタレース、57・・・フランジ部、60・・・ロッカーアーム、61・・・ローラ、62・・・基部、63・・・アーム部、64・・・軸部、65・・・ネジ孔、66・・・アーム後部連結部、67・・・凹状部、70・・・ピボット軸、71・・・球状部、72・・・凹孔、73・・・ネジ部、74・・・軸部、75・・・角状構造部、76・・・ロックナット、B・・・スタッドボルト、E・・・内燃機関、F・・・冷却フイン、HC・・・ヘッドカバー、CR・・・コンロッド、P・・・ピストン、S・・・スプリング。

Claims (3)

  1. シリンダヘッド部に設けられ、カム軸と該カム軸によって駆動されるロッカーアームとを備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、
    前記カム軸ホルダに前記ロッカーアームのロッカーアームピボット受部が一体に形成されたことを特徴とする内燃機関のカム軸ホルダ。
  2. シリンダヘッド部に設けられ、カム軸を備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、
    前記カム軸ホルダのカム軸の軸受部は連続した真円構造とされ、全ての軸受部が一体に形成されるとともに、シリンダヘッド部への取付座面が延長されてオイル通路が形成されていることを特徴とする内燃機関のカム軸ホルダ。
  3. シリンダヘッド部に設けられ、カム軸と該カム軸によって駆動されるロッカーアームとを備える内燃機関のカム軸ホルダにおいて、
    前記カム軸ホルダに前記ロッカーアームのロッカーアームピボット受部が一体に形成されるとともに、前記カム軸ホルダのカム軸の軸受部は連続した真円構造とされ、全ての軸受部が一体に形成され、シリンダヘッド部への取付座面が延長されてオイル通路が形成されていることを特徴とする内燃機関のカム軸ホルダ。
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