JP4715764B2 - エンジンの可変動弁装置及び調整方法 - Google Patents

エンジンの可変動弁装置及び調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンの可変動弁装置に関し、特に、バルブリフト量を正確に調整するための技術に関する。
従来より、エンジンの吸排気バルブの開閉時期やバルブリフト量をエンジンの運転状態に応じて変化させることは一般に知られている。そのような可変動弁装置の一例として、特許文献1,2には、カムシャフトに設けた偏心輪に外輪を嵌める一方、該カムシャフトに吸気バルブをリフトさせる揺動カムを揺動自在に支持し、偏心輪の回転に伴う外輪の変位を揺動カムにリンク機構で伝えるようにし、このリンク機構を、外輪に連結した規制リンクと、揺動カムに連結したリンクとによって構成し、規制リンクの揺動支点と揺動カムの軸心との距離をエンジンの運転状態に応じて変化させるようにしたものが開示されている。
この可変動弁装置によれば、エンジン高回転高負荷時には規制リンクの揺動支点を揺動カム軸心に近づけることにより、バルブ開弁開始時期を早めてバルブリフト量を大きくし、エンジン低回転低負荷時には前記揺動支点を離すことにより、バルブの開弁開始時期を遅らせてバルブリフト量を小さくすることができる。
特開2006−29246号公報 特開2006−105082号公報
しかしながら、多気筒型のエンジンにおいては、エンジンの気筒数に合わせて複数の揺動カムやリンク機構が設けられているので、部品毎の寸法誤差や組み付け誤差等に起因して、各気筒間でのバルブリフト特性にバラツキが生じやすい。
そこで、従来の可変動弁装置では、リンクロッドを組み付けた後、バルブリフト量を測定して、長さの異なるリンクロッドを選択して取り替える等、リフト調整作業が煩雑になって作業効率が低下していた。また、リンク機構に調整機構を設けてバルブリフト量を調整することも考えられるが、リンク機構の構成が複雑化するため、装置のコストアップにつながる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リンク機構の構成を複雑にすることなく、各気筒間のバルブリフト特性のバラツキを抑制できるようにすることにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、コントロールアームに周方向に長軸を有する長孔を形成し、コントロール軸に螺合されたスタッドボルトの軸部と長孔との周方向の隙間にスペーサを嵌合して、コントロール軸に対するコントロールアームの位相を調整するようにしたことを特徴とする。
具体的に、本発明は、エンジンのクランク軸と平行に配置された駆動軸と、複数の気筒のそれぞれに対応して前記駆動軸に揺動可能に軸支され、各バルブを開閉させる複数の揺動カムと、前記駆動軸と平行に且つ回動可能に配置されたコントロール軸と、軸方向に貫通する嵌挿孔を有し該嵌挿孔に前記コントロール軸が挿通されることで該コントロール軸に対して回動可能に軸支され、気筒単位で配置された複数のコントロールアームと、前記揺動カムと前記コントロールアームとを連結し、且つエンジンの運転状態に応じて回動する前記コントロール軸の位相に基づいて該揺動カムの揺動範囲を制御してバルブリフト特性を変更するリンク機構とを備えたエンジンの可変動弁装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1の発明は、前記コントロール軸には、締結ボルトと螺合するネジ孔が径方向に形成され、
前記コントロールアームには、周方向に長軸を有する長孔が前記嵌挿孔に貫通するように径方向に形成され、
前記コントロールアームの径方向外側には、該コントロールアームの長孔を塞ぎ且つ前記締結ボルトを挿通する挿通孔が形成された座金が配置され、
前記座金の挿通孔及び前記コントロールアームの長孔に前記締結ボルトの軸部が挿通され且つ該締結ボルトのネジ部が前記コントロール軸のネジ孔に螺合されることで、該座金と該コントロールアームとが共締めされて該コントロール軸に締結され、
前記締結ボルトの軸部と前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の2つの隙間のうち少なくとも一方には、該コントロールアームの周方向への回動を規制して所定の位相状態を保持するスペーサが嵌合され、
前記スペーサは、前記締結ボルトの軸線方向において少なくとも前記座金に対して非接触な状態で嵌合されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記スペーサは、前記締結ボルトの軸線方向において前記座金及び前記コントロール軸に対して非接触な状態で嵌合されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記締結ボルトは、両端に雄ネジ部を有し、一端が前記コントロール軸のネジ孔に螺合され、他端が前記コントロールアームの長孔及び前記座金の挿通孔を挿通して締結ナットと螺合されたスタッドボルトで構成されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1項の発明において、前記コントロールアームは、前記嵌挿孔を中心とする円弧形状の外周面を有し、
前記座金は、前記コントロールアームの外周面の曲率半径と略同じ曲率半径の合わせ面を有し、
前記コントロールアームの外周面に前記座金の合わせ面が当接された状態で、該コントロールアームと該座金とが前記締結ボルトにより共締めされていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項の発明において、前記スペーサは、前記締結ボルトの軸部と前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の2つの隙間の両方にそれぞれ嵌合されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1項の発明において、前記スペーサは、前記締結ボルトの軸部と前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の隙間に嵌合させた状態で、その上端部が前記コントロールアームの外周面よりも径方向外方に突出しており、
前記座金の合わせ面には、前記スペーサの上端部に対応した嵌合溝が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、エンジンのクランク軸と平行に配置された駆動軸と、
複数の気筒のそれぞれに対応して前記駆動軸に揺動可能に軸支され、各バルブを開閉させる複数の揺動カムと、
前記駆動軸と平行に且つ回動可能に配置されたコントロール軸と、
軸方向に貫通する嵌挿孔を有し該嵌挿孔に前記コントロール軸が挿通されることで該コントロール軸に対して回動可能に軸支され、気筒単位で配置された複数のコントロールアームと、
前記揺動カムと前記コントロールアームとを連結し、且つエンジンの運転状態に応じて回動する前記コントロール軸の位相に基づいて該揺動カムの揺動範囲を制御してバルブリフト特性を変更するリンク機構とを備えたエンジンの可変動弁装置において、該コントロール軸に対する該コントロールアームの位相を調整するためのエンジンの可変動弁装置の調整方法を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項7の発明は、前記コントロールアームの嵌挿孔に前記コントロール軸を軸支する手順と、
両端に雄ネジ部を有するスタッドボルトの一端を、前記コントロールアームに径方向に形成され且つ周方向に長軸を有する長孔に挿通させて、前記コントロール軸に径方向に形成されたネジ孔に螺合する手順と、
前記コントロールアームを回動させて前記コントロール軸に対する該コントロールアームの位相を調整する手順と、
前記スタッドボルトの軸部と、前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の2つの隙間のうち少なくとも一方に、該コントロールアームの周方向への回動を規制するスペーサを嵌合する手順と、
前記スタッドボルトを挿通する挿通孔を有する座金を前記コントロールアームの径方向外側に配置して該コントロールアームの長孔を塞ぐ手順と、
前記座金の挿通孔から突出した前記スタッドボルトの他端に締結ナットを螺合し、前記座金と前記コントロールアームとを共締めして前記コントロール軸に締結する手順とを備えたことを特徴とするものである。
以上説明したように、本発明によれば、コントロールアームを回動させてコントロール軸に対するコントロールアームの位相を調整した後、締結ボルトの軸部とコントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の隙間にスペーサを嵌合するようにしたから、リンク機構の構成を複雑にすることなく複数の気筒間のバルブリフト特性のバラツキを抑えることができる。また、スペーサを嵌合するだけという非常に簡便な作業でコントロール軸に対するコントロールアームの位相状態が確実に保持されるため、組付調整作業の作業性が向上する。
また、スペーサが締結ボルトの軸線方向において少なくとも座金に対して非接触な状態で嵌合されているから、座金とコントロールアームとを締結ボルトで共締めしたときに、座金がコントロールアームに対して浮いた状態となって締め付けが悪くなる等の不具合を防止することができ、安定した締結力を確保することができる。
また、スペーサを隙間に嵌合した状態で、スペーサの上端部がコントロールアームの外周面よりも径方向外方に突出させるようにすれば、作業者が組付調整作業をする際に、スペーサを入れ忘れることを防止したり、異なるサイズのスペーサに取り替える交換作業を容易に行うことができて好ましい。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−全体構成−
図1は、本発明の実施形態に係る可変動弁装置をエンジンの吸気バルブに適用した全体構成を示す斜視図であり、図2は可変動弁装置を下方から見たときの全体構成を示すA矢視図である。また、図3はコントロールアーム周辺を拡大して示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、このエンジンは1つの気筒に2つの吸気バルブ1(図6参照)と2つの排気バルブ(図示省略)とを有する4バルブのダブルオーバヘッドカム方式を採用したものである。
図1及び図2において、3はエンジンのクランク軸に同期して回転するカムシャフト(駆動軸)である。吸気バルブ1はカムシャフト3に揺動自在に支持された揺動カム40によって駆動され、バルブリフト量及びバルブタイミングがエンジンの運転状態に応じて変更される。
吸気バルブ1のリフト量及びタイミングの変更のために、複数の偏心輪6が軸方向に間隔をあけてカムシャフト3に一体に形成され、各偏心輪6に外輪7が回転自在に外嵌めされている。この外輪7と前記揺動カム40とが1本の連結リンク8(リンク機構)によって連結されている。揺動カム40は揺動自在にカムシャフト3に軸支されている。なお、図示しないが、揺動カム40の円筒部48を軸受部材によってエンジンのシリンダヘッドやカムキャリア等に軸支するようにすれば、揺動カム40をスムーズに揺動させつつ支持安定化が図れるため好ましい。
また、前記カムシャフト3と平行に且つ回動可能に回動軸11(コントロール軸)が設けられており、軸方向に貫通する嵌挿孔12bを有する複数のコントロールアーム12が、その嵌挿孔12bに回動軸11を挿通することで回動軸11に対して回動可能に軸支されている。複数のコントロールアーム12は軸方向に間隔をあけて気筒単位で配置されている。
以下、本発明の特徴部分である、回動軸11に対するコントロールアーム12の位相を調整するための構成について説明する。図4はコントロールアーム周辺の構成を示す側面断面図であり、図5は回動軸を中心にコントロールアームを回動させた状態を示す側面断面図である。図5では、図4に示す例よりも時計回りに3度回転させた状態を示している。
前記回動軸11には、一端が回動軸11に径方向に形成されたネジ孔11aに締結され、他端がコントロールアーム12に径方向に形成され且つ周方向に長軸を有する長孔12aを挿通して回動軸11の径方向外方に延びるスタッドボルト17が取り付けられている。このスタッドボルト17は、コントロールアーム12の一端側(図1では右端側)に配置されている。
前記スタッドボルト17の軸部とコントロールアーム12の長孔12aの内周面とで区画される周方向の2つの隙間には、スペーサ18,18が嵌め込まれている。このスペーサ18は、該周方向の隙間に見合う厚さが異なるサイズのものが複数用意されており、回動軸11とコントロールアーム12とを組み立てる際に、回動軸11に対するコントロールアーム12の位相を調整した後で当該隙間に適合する大きさのものを作業者が選択して嵌め込むものである。このスペーサ18により、コントロールアーム12の周方向への回動が規制され、所定の位相状態が保持されるようになっている。また、スペーサ18の上端部はコントロールアーム12の外周面よりも上方に突出している。これにより、作業者がスペーサ18を入れ忘れることを防止でき、また、異なるサイズのスペーサ18に取り替える交換作業を容易に行うことができる。
前記スペーサ18は、図4に示すような周方向の中央となる基準用のものから、図5に示すように薄め及び厚めに2〜3段階のサイズ違いのものを用意すればよい。これは、左右の隙間の合計値は同じであり、嵌められるスペーサ18は薄いものと厚いものとを組み合わせて用いるためである。
前記コントロールアーム12の外周面は、嵌挿孔12bを中心とする円弧形状に形成されている。コントロールアーム12の外周面には、コントロールアーム12の長孔12aを塞ぐ座金16が配置されている。
前記座金16は、コントロールアーム12の外周面の曲率半径と略同じ曲率半径の合わせ面を有し、この合わせ面に、コントロールアーム12の長孔12aに嵌め込まれたスペーサ18の上端部に対応する位置に周方向に長軸を有する長孔の嵌合溝16aが形成されている。また、嵌合溝16aの底部には、スタッドボルト17を挿通する挿通孔16bが形成されている。
そして、前記座金16がコントロールアーム12の長孔12aを塞ぐようにかぶせられ、座金16の合わせ面とコントロールアーム12の外周面とが当接される。座金16の挿通孔16bから突出したスタッドボルト17の他端には締結ナット19が螺合され、これにより、座金16とコントロールアーム12とが共締めされて回動軸11に締結されている。ここで、スペーサ18は、スタッドボルト17の軸方向において、座金16及び回動軸11に対して非接触な状態で嵌合されるようにサイズが設定されている。
なお、図1においてコントロールアーム12から取り外した状態の座金16は、説明のために裏返した状態で記載している。また、座金16は、締結ナット19から軸方向に間隔をあけて配置された締結ボルト14によっても締結されている。この締結ボルト14の先端部は、座金16の挿通孔16c及びコントロールアーム12の挿通孔12cを貫通して回動軸11に螺合されている。これにより、座金16とコントロールアーム12とが共締めされて回動軸11に締結される。
また、コントロールアーム12の他端側(図1では左端側)には、コントロールアーム12の外周面の曲率半径と略同じ曲率半径の合わせ面を有する座金15が締結ボルト14により取り付けられている。この締結ボルト14の先端部は、座金15及びコントロールアーム12を貫通して回動軸11に螺合されている。これにより、座金15とコントロールアーム12とが共締めされて回動軸11に締結される。
以下、回動軸11に対するコントロールアーム12の位相を調整するための調整方法について説明する。
まず、コントロールアーム12の嵌挿孔12bに回動軸11を軸支し、気筒単位でコントロールアーム12を配置する。そして、スタッドボルト17の一端を、コントロールアーム12の長孔12aに挿通させて、回動軸11のネジ孔11aに螺合する。
次に、コントロールアーム12を回動させて回動軸11に対するコントロールアーム12の位相を調整する。そして、スタッドボルト17の軸部とコントロールアーム12の長孔12aの内周面とで区画される周方向の2つの隙間に調整値に応じたサイズのスペーサ18を嵌合して、コントロールアーム12の周方向への回動を規制する。
次に、座金16をコントロールアーム12の外周面に当接させてコントロールアーム12の長孔12aを塞ぐ。そして、座金16の挿通孔16bから突出したスタッドボルト17の他端に締結ナット19を螺合し、座金16とコントロールアーム12とを共締めして回動軸11に締結する。
このように、スペーサ18を嵌合するだけという非常に簡便な作業で回動軸11に対するコントロールアーム12の位相状態が確実に保持されるため、組付調整作業の作業性が向上するとともに、複数の気筒間のバルブリフト特性のバラツキを抑えることができる。
また、各コントロールアーム12と前記外輪7とは、前記偏心輪6の回転に伴う外輪7の変位を前記揺動カム40が揺動するように規制する規制リンク13によって連結されている。
前記回動軸11は、エンジンの運転状態に応じて図示しないモータを作動させて前記コントロールアーム12を回動させ、前記規制リンク13の位置を変えて吸気バルブ1のリフト量及びタイミングを変更させるようになっている。この場合、コントロールアーム12は、エンジン負荷が高くなるほどバルブリフト量が大きくなるように制御される。以下、可変動弁装置のバルブリフト特性の変更について具体的に説明する。
−可変動弁装置のバルブリフト特性の変更−
図6に示すように、吸気バルブ1のステム上端に直動式のタペット21が設けられ、該タペット21に揺動カム40が当接している。吸気バルブ1は、タペット21内部に設けられたリテーナ22とシリンダヘッドに設けられたリテーナ23との間に設けられたバルブスプリング24によって吸気ポート25を閉じる方向に付勢されている。
前記連結リンク8は一端が揺動カム40に連結ピン31にて回動自在に連結され、規制リンク13は一端がコントロールアーム12の先端に連結ピン32にて回動自在に連結されている。そうして、この連結リンク8と規制リンク13とは、外輪7を中間において連係している。すなわち、連結リンク8及び規制リンク13の各々の他端は外輪7を一部を外方へ突出させてなる突出部に連結ピン33によって同軸で回動自在に連結されている。連結ピン31〜33はいずれもカムシャフト3と平行に延びている。
なお、カムシャフト3(偏心輪6)の回転方向は図6における時計方向(右回り)に設定されている。
前記外輪7と連結リンク8とに連結される連結ピン33はカムシャフト3の上方に配置され、連結点の側方にコントロールアーム12の回動軸11が配置されている。コントロールアーム12の先端の連結ピン32は規制リンク13の回動中心である。図6に示すようにコントロールアーム12の回動によって連結ピン32を上方へ移動させてカムシャフト3の上方に位置付けると、小リフト制御状態となる。
図6及び図7に示すように、外輪7の位置は偏心輪6の回転に伴って変化し、揺動カム40が、図6に示すように吸気バルブ1のリフト量零の状態と、図7に示すように直動式のタペット21を介して吸気バルブ1を大きくリフトさせた状態(揺動カム40が直動式のタペット21を介して吸気バルブ1を大きくリフトさせた状態)との間で揺動する。
図8は、大リフト制御状態を示す断面図である。図8に示すように、コントロールアーム12の回動によって連結ピン32を下方へ移動させてカムシャフト3に近接させると、大リフト制御状態となる。
図8において、偏心輪6が回転すると、それに伴って外輪7が変位するが、その変位は規制リンク13によって規制される。すなわち、規制リンク13は回動軸11の下方に配置された連結ピン32を中心に回動するから、外輪7の連結ピン33は、偏心輪6が1回転する度に、連結ピン32を中心として往復円弧運動をすることになる。
この往復円弧運動に伴って、外輪7に連結リンク8で連結された揺動カム40は、図8に示すように吸気バルブ1のリフト量零の状態と、図9に示すように直動式のタペット21を介して吸気バルブ1を大きくリフトさせた状態(揺動カム40が直動式のタペット21を介して吸気バルブ1を大きくリフトさせた状態)との間で揺動する。
図8に示す状態では、揺動カム40はその基円面がタペット21に接しており、バルブリフト量は零(吸気バルブ1は閉)となる。図9に示す状態では、揺動カム40はそのカム面のカムノーズ側の端がタペット21に接しており、バルブリフトピーク(吸気バルブ1は開)となる。
このように、前記連結リンク8と規制リンク13とが外輪7を中間において連係しているから、コントロールアーム12によって規制リンク13の位置を大きく変更させて揺動カム40によるバルブリフト量を大きく変化させることができ、このバルブリフト量の制御のみでエンジンの運転状態に応じた最適な吸気量を得ることができるため、スロットルレスとしてポンピングロスを低減することができるとともに、大リフト制御時の吸気充填効率を向上させることができる。
−揺動カムの構成−
図10は揺動カムの構成を示す斜視図、図11は揺動カムを図10とは反対方向から見たときの構成を示す斜視図である。図10及び図11に示すように、揺動カム40は、1つの気筒に対して2つ設けられた吸気バルブ1,1(図6参照)をそれぞれ開閉するための一対のカム部47,47と、両カム部47,47同士を連結する円筒部48とを有し、カムシャフト3の軸線を通る平面で、カムプロフィール面を有する第1分割体41と、カムプロフィール面を有さない第2分割体45とに分割されている。第1及び第2分割体41,45は、締結ボルト44により互いに締結されて一体に構成されている。揺動カム40をなす両カム部47,47及び円筒部48には、カムシャフト3を挿通するための貫通孔49が軸方向に貫通して形成されている。
前記揺動カム40のカム部47,47のカムプロフィール面には、曲率半径が所定角度範囲だけ一定になっている基円面(ベースサークル領域)と、ベースサークル領域に続いて曲率半径が漸次大きくなっているカム面(カムノーズ領域)とが形成されている(図15参照)。
前記第1分割体41の軸方向の一端側には、第2分割体45よりも軸方向外方に延び且つその先端部に、前記連結リンク8に連結する連結ピン31の一端部を支持する第1ピン支持部42を有する延長部43が形成されている。
前記第2分割体45には、前記第1ピン支持部42に対向して前記連結ピン31の他端部を支持する第2ピン支持部46が形成されている。
図12は連結ピンの揺動カムへの取り付けを説明する平面図である。図12に示すように、前記連結ピン31は、ヘッド部31aと、ヘッド部31aよりも小径でネジ部を有する基端側軸部31bと、該基端側軸部31bよりも小径で連結リンク8の回動中心となる連結軸部31cと、連結軸部31cよりも小径に形成された先端側軸部31dとで構成されている。
前記第1ピン支持部42には、連結ピン31の基端側軸部31bのネジ部と螺合するネジ孔42aと、ヘッド部31aと嵌合する嵌合孔42bとが、揺動カム40の貫通孔49の軸方向と平行に形成されている。嵌合孔42bはネジ孔42aよりも大径で連結ピン31の挿通方向手前側(図12では左側)に形成されている。
前記第2ピン支持部46には、第1ピン支持部42のネジ孔42aと同軸で且つ連結ピン31の先端側軸部31dと嵌合する嵌合孔46aと、嵌合孔46aよりも孔径が小さい逃げ孔46bとが形成されている。
そして、連結ピン31は、第1ピン支持部42の嵌合孔42b及びネジ孔42aを挿通して、先端側軸部31dが嵌合孔46aに嵌合される。そして、基端側軸部31bのネジ部がネジ孔42aに螺合されることで、連結ピン31が第1及び第2ピン支持部42,46に跨って、その両端部が支持される。
このように、連結ピン31が揺動カム40の軸方向の一端側寄りに配置されるため、連結ピン31を介して揺動カム40に連結される連結リンク8は、同様に揺動カム40の一端側寄り(図1では左側寄り)に配置される。
図13は第1分割体の分割面の構成を示す斜視図、図14は第2分割体の分割面の構成を示す斜視図である。また、図15は揺動カムを軸方向から見たときの構成を示す側面図である。
図13〜図15に示すように、前記第1及び第2分割体41,45の分割面における径方向内側と外側との間には段差が設けられており、分割面における径方向内側は、カムシャフト3の軸線を通る分割基準面55をなしている。そして、第1分割体41の分割面の径方向外側には、一対のカム部47,47及び円筒部48の軸方向の全体に亘って分割基準面55よりも突出した嵌合凸部56が形成されている。また、第2分割体45の分割面の径方向外側には、嵌合凸部56に対応して分割基準面55よりも窪んだ嵌合凹部57が形成されている。
図15及び図16に示すように、第1及び第2分割体41,45は、締結ボルト44により互いに一体に締結されている。具体的に、第1分割体41には締結ボルト44の軸部を挿通する挿通孔51が形成され、第2分割体45には挿通孔51と同軸で且つ締結ボルト44の先端ネジ部と螺合するネジ孔52が形成されている。
前記第2分割体45のネジ孔52は、その軸線が揺動カム40のカム部47,47と軸方向にオーバーラップする位置で且つ貫通孔49を挟んで対向する位置(合計4箇所)に形成されている。このネジ孔52のうち、曲率半径が漸次大きくなっているカム面(カムノーズ領域)側に形成されたネジ孔52の下孔53は、カムノーズ領域に貫通しないように有底孔で形成されている。一方、カムノーズ領域に続いて曲率半径が所定角度範囲だけ一定になっている基円面(ベースサークル領域)側に形成されたネジ孔52の下孔54は、ベースサークル領域に貫通しないように、ネジ孔52の軸線と直交する方向で且つカムプロフィール面の領域外に開口している。下孔54の開口部は、図16に示すように軸方向に長軸を有する長孔形状に形成されている。
以上説明したように、本実施形態に係るエンジンの可変動弁装置によれば、コントロールアーム12を回動させて回動軸11に対するコントロールアーム12の位相を調整した後、スタッドボルト17の軸部とコントロールアーム12の長孔12aの内周面とで区画される周方向の隙間にスペーサ18を嵌合するようにしたから、連結リンク8の構成を複雑にすることなく複数の気筒間のバルブリフト特性のバラツキを抑えることができる。また、スペーサ18を隙間に嵌合するだけという非常に簡便な作業で回動軸11に対するコントロールアーム12の位相状態が確実に保持されるため、組付調整作業の作業性が向上する。
また、スペーサ18がスタッドボルト17の軸線方向において少なくとも座金16に対して非接触な状態で嵌合されているから、座金16とコントロールアーム12とをスタッドボルト17で共締めしたときに、座金16がコントロールアーム12に対して浮いた状態となって締め付けが悪くなる等の不具合を防止することができ、安定した締結力を確保することができる。
また、スペーサ18を隙間に嵌合した状態で、スペーサ18の上端部がコントロールアーム12の外周面よりも径方向外方に突出させるようにすれば、作業者が組付調整作業をする際にスペーサ18を入れ忘れることを防止したり、異なるサイズのスペーサ18に取り替える交換作業を容易に行うことができて好ましい。
なお、本実施形態では吸気バルブの可変動弁装置について説明したが、本発明は、排気バルブの可変動弁装置として採用することもでき、また、動弁形態としては、タペット型式に限らず、ロッカーアーム型式にも採用することができる。
以上説明したように、本発明は、リンク機構の構成を複雑にすることなく、各気筒間のバルブリフト特性のバラツキを抑制できるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態に係る可変動弁装置を示す斜視図である。 可変動弁装置の全体構成を示すA矢視図である。 コントロールアーム周辺を拡大して示す斜視図である。 コントロールアーム周辺の構成を示す側面断面図である。 コントロールアームを回動させた状態を示す側面断面図である。 小リフト制御時におけるバルブリフト量零時の状態を示す断面図である。 小リフト制御時におけるバルブリフトピーク時の状態を示す断面図である。 大リフト制御時におけるバルブリフト量零時の状態を示す断面図である。 大リフト制御時におけるバルブリフトピーク時の状態を示す断面図である。 揺動カムの構成を示す斜視図である。 揺動カムを別の角度から見たときの構成を示す斜視図である。 連結ピンの揺動カムへの取り付けを説明する平面図である。 第1分割体の構成を示す斜視図である。 第2分割体の構成を示す斜視図である。 揺動カムを軸方向から見たときの構成を示す側面図である。 揺動カムの構成を示す正面図である。
符号の説明
1 吸気バルブ
3 カムシャフト(駆動軸)
8 連結リンク(リンク機構)
11 回動軸(コントロール軸)
11a ネジ孔
12 コントロールアーム
12a 長孔
12b 嵌挿孔
16 座金
16a 嵌合溝
16b 挿通孔
17 スタッドボルト(締結ボルト)
18 スペーサ
19 締結ナット
40 揺動カム

Claims (7)

  1. エンジンのクランク軸と平行に配置された駆動軸と、
    複数の気筒のそれぞれに対応して前記駆動軸に揺動可能に軸支され、各バルブを開閉させる複数の揺動カムと、
    前記駆動軸と平行に且つ回動可能に配置されたコントロール軸と、
    軸方向に貫通する嵌挿孔を有し該嵌挿孔に前記コントロール軸が挿通されることで該コントロール軸に対して回動可能に軸支され、気筒単位で配置された複数のコントロールアームと、
    前記揺動カムと前記コントロールアームとを連結し、且つエンジンの運転状態に応じて回動する前記コントロール軸の位相に基づいて該揺動カムの揺動範囲を制御してバルブリフト特性を変更するリンク機構とを備えたエンジンの可変動弁装置であって、
    前記コントロール軸には、締結ボルトと螺合するネジ孔が径方向に形成され、
    前記コントロールアームには、周方向に長軸を有する長孔が前記嵌挿孔に貫通するように径方向に形成され、
    前記コントロールアームの径方向外側には、該コントロールアームの長孔を塞ぎ且つ前記締結ボルトを挿通する挿通孔が形成された座金が配置され、
    前記座金の挿通孔及び前記コントロールアームの長孔に前記締結ボルトの軸部が挿通され且つ該締結ボルトのネジ部が前記コントロール軸のネジ孔に螺合されることで、該座金と該コントロールアームとが共締めされて該コントロール軸に締結され、
    前記締結ボルトの軸部と前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の2つの隙間のうち少なくとも一方には、該コントロールアームの周方向への回動を規制して所定の位相状態を保持するスペーサが嵌合され、
    前記スペーサは、前記締結ボルトの軸線方向において少なくとも前記座金に対して非接触な状態で嵌合されていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  2. 請求項1において、
    前記スペーサは、前記締結ボルトの軸線方向において前記座金及び前記コントロール軸に対して非接触な状態で嵌合されていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記締結ボルトは、両端に雄ネジ部を有し、一端が前記コントロール軸のネジ孔に螺合され、他端が前記コントロールアームの長孔及び前記座金の挿通孔を挿通して締結ナットと螺合されたスタッドボルトで構成されていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項において、
    前記コントロールアームは、前記嵌挿孔を中心とする円弧形状の外周面を有し、
    前記座金は、前記コントロールアームの外周面の曲率半径と略同じ曲率半径の合わせ面を有し、
    前記コントロールアームの外周面に前記座金の合わせ面が当接された状態で、該コントロールアームと該座金とが前記締結ボルトにより共締めされていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1項において、
    前記スペーサは、前記締結ボルトの軸部と前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の2つの隙間の両方にそれぞれ嵌合されていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1項において、
    前記スペーサは、前記締結ボルトの軸部と前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の隙間に嵌合させた状態で、その上端部が前記コントロールアームの外周面よりも径方向外方に突出しており、
    前記座金の合わせ面には、前記スペーサの上端部に対応した嵌合溝が形成されていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  7. エンジンのクランク軸と平行に配置された駆動軸と、
    複数の気筒のそれぞれに対応して前記駆動軸に揺動可能に軸支され、各バルブを開閉させる複数の揺動カムと、
    前記駆動軸と平行に且つ回動可能に配置されたコントロール軸と、
    軸方向に貫通する嵌挿孔を有し該嵌挿孔に前記コントロール軸が挿通されることで該コントロール軸に対して回動可能に軸支され、気筒単位で配置された複数のコントロールアームと、
    前記揺動カムと前記コントロールアームとを連結し、且つエンジンの運転状態に応じて回動する前記コントロール軸の位相に基づいて該揺動カムの揺動範囲を制御してバルブリフト特性を変更するリンク機構とを備えたエンジンの可変動弁装置において、該コントロール軸に対する該コントロールアームの位相を調整するためのエンジンの可変動弁装置の調整方法であって、
    前記コントロールアームの嵌挿孔に前記コントロール軸を軸支する手順と、
    両端に雄ネジ部を有するスタッドボルトの一端を、前記コントロールアームに径方向に形成され且つ周方向に長軸を有する長孔に挿通させて、前記コントロール軸に径方向に形成されたネジ孔に螺合する手順と、
    前記コントロールアームを回動させて前記コントロール軸に対する該コントロールアームの位相を調整する手順と、
    前記スタッドボルトの軸部と、前記コントロールアームの長孔の内周面とで区画される周方向の2つの隙間のうち少なくとも一方に、該コントロールアームの周方向への回動を規制するスペーサを嵌合する手順と、
    前記スタッドボルトを挿通する挿通孔を有する座金を前記コントロールアームの径方向外側に配置して該コントロールアームの長孔を塞ぐ手順と、
    前記座金の挿通孔から突出した前記スタッドボルトの他端に締結ナットを螺合し、前記座金と前記コントロールアームとを共締めして前記コントロール軸に締結する手順とを備えたことを特徴とするエンジンの可変動弁装置の調整方法。
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