JP2005104589A - エアゾール容器のガス抜きキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアゾール容器に装着するだけで内容物を簡単に放出させることができる構成が極めて簡素なガス抜きキャップを提供すること。
【解決手段】 天板部11から周壁部12にかけて開口部13が形成されたキャップ本体1と、基部21が天板部11に揺動可能に連結され、先端部23が周壁部12の開口部13の位置からこの開口部13に対向する周壁部の対向内面14の位置まで移動する押圧部材2と、からガス抜きキャップを構成し、ガス抜き時に、キャップ内側へ揺動させた押圧部材2で押ボタン37又はステム等を押圧するようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エアゾール容器のガス抜きキャップに関し、より詳しくは、化粧品、塗料、殺虫剤、プロパンガス等の内容物を充填したエアゾール容器に装着するだけで簡単に内容物を放出させることができるガス抜きキャップに関する。
従来、エアゾール容器に装着して内容物を放出させるガス抜きキャップとして、特許文献1に記載のものが知られている。これは、ガス抜き時に、キャップの天板部に設けた折曲板をキャップ内側へ折り曲げ、この状態でキャップをエアゾール容器に装着することによって折曲板の押圧部で押ボタンを押圧してガス抜きを行うというものである。そして、ガス抜きしない通常使用時(以下、本明細書において単に「通常使用時」という)には、押ボタン等を囲むカバーキャップとして使用される。
しかしながら、このガス抜きキャップは、内側へ折り曲げた折曲板をキャップ内で支えるための支持手段(固定板)を別個に設けなければならず、その分、キャップの構成要素が増え、製造コストの上昇を招く難点があった。また、通常使用時に、折曲板の押圧部や支持手段がキャップ内で大きく突出することになり、エアゾール容器の押ボタン等との干渉を回避する必要から、キャップ設計の自由度がかなり制限される難点があった。
特開2003−54665号公報
本発明は、従来のガス抜きキャップに上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、エアゾール容器の押ボタン、ステム等を押圧する押圧部材をキャップ内で支えるための特別な支持手段を別個に設ける必要がなく、構成が極めて簡素なガス抜きキャップを提供することにある。
また、本発明の他の技術的課題は、通常使用時に、押圧部材がキャップ内で大きく突出することがなく、エアゾール容器の押ボタンやステム等と干渉するおそれのないガス抜きキャップを提供することにある。
本発明は、ステムを押圧して該ステムを通して内容物を噴射するエアゾール容器に、該ステムを囲むように着脱自在に装着されるキャップであって、
天板部と、該天板部の下方に周設された側壁部とから成り、該天板部から該側壁部にかけて開口部が形成されたキャップ本体と、
前記キャップ本体の開口部に沿って配設され、基部が前記天板部に揺動可能に連結され、先端部が前記側壁部の開口部位置から該開口部に対向する側壁部の対向内面の位置まで移動する押圧部材と、を含み、
前記押圧部材をキャップ内側へ揺動させて該押圧部材の先端部を前記対向内面に当接させた状態で、前記キャップ本体をエアゾール容器に装着することによって該押圧部材でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴とする。
また、本発明は、前記押圧部材の基部と前記キャップ本体の天板部とが薄肉部により揺動可能に連結されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記押圧部材の基部にレバーが設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記キャップ本体の天板部に、前記レバーを受け入れ可能な溝部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記押圧部材の基部以外の部分と前記キャップ本体とが破断部により分離可能に連結されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記押圧部材の基部以外の部分に凹部又は凸部が形成されている一方、前記キャップ本体に該凹部又は該凸部に着脱自在に嵌合する相方凸部又は相方凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明に係るガス抜きキャップによれば、ガス抜き時に、押圧部材をキャップ内側へ揺動させるだけで、押圧部材の先端部を直接、側壁部の対向内面に当接させることができ、そのまま、キャップ本体をエアゾール容器に装着して押圧部材により押ボタン又はステム等を押圧することができる。したがって、この押圧部材をキャップ内で支えるための特別な支持手段を別個に設ける必要がなく、その構成を極めて簡素化でき、製造コストを低く抑えることができる。
しかも、通常使用時には、押圧部材をキャップ本体の天板部から側壁部にかけて形成した開口部に沿って位置させることができるので、通常使用時に押圧部材がキャップ内で大きく突出することがない。したがって、従来品のように、エアゾール容器の押ボタン等との干渉を考慮する必要がなくキャップ設計の自由度を確保することができる。
また、押圧部材の基部とキャップ本体の天板部とを薄肉部を介して揺動可能に連結すれば、キャップ本体と押圧部材とを射出成形によって一体成形することも可能となり、このことによっても製造コストを低く抑えることができる。
更にまた、押圧部材の基部にレバーを設ければ、ガス抜き時にレバーを操作して簡単に押圧部材をキャップ内側へ揺動させることができ、頗る容易にガス抜き操作を行うことが可能となる。
更にまた、押圧部材の基部以外の部分とキャップ本体とを破断部により分離可能に連結すれば、通常使用時に、押圧部材が意図せず揺動してしまうのを防ぐことができ、通常使用時の取り扱い性を向上させることができる。
更にまた、押圧部材の基部以外の部分に凹部又は凸部を形成する一方、キャップ本体にこれら凹部又は凸部に着脱自在に嵌合する相方凸部又は相方凹部を形成すれば、通常使用時に、押圧部材が意図せず揺動してしまうのを防ぐことができる他、ガス抜きするために一旦キャップ内側へ揺動させた押圧部材を、再びキャップ本体の開口部位置に戻して固定することができる。したがって、エアゾール容器のガス抜き作業に使用した後、別のエアゾール容器のカバーキャップとして通常使用することが可能となり、そして、この別のエアゾール容器のガス抜き作業にも利用することができる。
以下、本発明に係るエアゾール容器のガス抜きキャップについて、図1〜図4を参照しながら説明する。本実施形態のガス抜きキャップ100は、キャップ本体1と、キャップ本体1に揺動可能に配設された押圧部材2とから構成されている。
キャップ本体1は、円板状の天板部11と、この天板部11の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部12とから構成され、天板部11と側壁部12との間に円形状の稜線部10を備えている。そして、図2に示すように、天板部11から稜線部10を超え、側壁部12にかけて略L字形状の開口部13が開設されている。本実施形態では、天板部11の中央よりもやや周縁部寄りの位置から、側壁部12の中程にかけて開口部13が開設されている。
また、図3に示すように、キャップ本体1の側壁部12の下端部内面には、その全周に亘って嵌合突起17が設けられている。この嵌合突起17を、エアゾール容器3の巻締め部33の外側凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ100がステム35及び押ボタン37を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。この巻締め部33は、エアゾール容器3の容器本体31とトップドーム32とを気密状態に連結している。
一方、押圧部材2は、中程に直角の屈曲部20を備えて略L字形状に形成されており、通常使用時には、上記キャップ本体1の開口部13を塞ぐように開口部13に沿って配設されている。そして、押圧部材2は、図2に示すように、その基部21が薄肉部22を介してキャップ本体1の天板部11に揺動可能に連結されており、押圧部材2の先端部23がキャップ内側へ移動できるように構成されている。即ち、押圧部材2の先端部23は、通常使用時には、キャップ本体1の側壁部12における開口部13に位置し(図3参照)、ガス抜き時には、この開口部13の位置から、開口部13に対向する側壁部12の対向内面14の位置(図4参照)まで移動して対向内面14に当接する。
また、押圧部材2の先端部23は、図1に示すように、予めキャップ本体1の側壁部12に破断部15を介して分離可能に連結されている。このことで、通常使用時に押圧部材2が意図せず揺動してしまうのを防止している。ガス抜きをする際には、この破断部15を破断して先端部23と側壁部12とを分離することにより押圧部材2をキャップ内側へ揺動させる。
本実施形態では、通常使用時に、略L字形状を成す押圧部材2の外側の面が、キャップ本体1の外側の面と面一になるように形成されている。即ち、押圧部材2の先端部23が破断部15により側壁部12に連結されているとき、押圧部材2の屈曲部20が、キャップ本体1の円形状の稜線部10の延長線と一致し、押圧部材2の外側の面が、基部21と屈曲部20との間において天板部11の上面の延長面と一致し、屈曲部20と先端部23との間において側壁部12の外面の延長面と一致するように、押圧部材2が形成されている。また、押圧部材2の屈曲部20の内側には肉厚部24が設けられており、屈曲部20を補強している。
更にまた、図2に示すように、押圧部材2の基部21には、屈曲部20の反対方向へ延びるレバー25が設けられている。そして、キャップ本体1の天板部11の上面において開口部13の反対側に、レバー25を受入れ可能な溝部16が形成されている。このことで、通常使用時にレバー25を溝部16内に収納することが可能となり、また、ガス抜き時には、レバー25の先端をキャップ本体1に対し持ち上げることによって簡単かつ確実に押圧部材2をキャップ内側へ揺動させることが可能となる。
なお、本実施形態では、レバー25を溝部16内に収納したとき、レバー25の上面と天板部11の上面とが面一になるように溝部16及びレバー25が形成されている。また、図3に示すように、レバー25の先端には、切欠き部26が形成され、レバー25の先端を持ち上げるとき、指先を掛け易くなっている。なお、この切欠き部26に代え、又は切欠き部26と共に、キャップ本体1の溝部16の溝底部に切欠き部を設けても良い。
次に、本実施形態のガス抜きキャップ100によるガス抜き作業について説明する。
ガス抜きキャップ100は、通常使用時には、図3に示すように、押圧部材2の先端部23が破断部15を介して側壁部12に連結されており、押圧部材2がキャップ本体1の開口部13を塞いた状態で自由に揺動できないようになっている。この状態で、ガス抜きキャップ100がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。
ガス抜きをするときには、ガス抜きキャップ100をエアゾール容器3から外した後、破断部15を破断してレバー25をキャップ本体1に対し持ち上げることにより押圧部材2をキャップ内側へ揺動させ、押圧部材2の先端部23を側壁部12の対向内面14に当接させる。
その後、揺動させた押圧部材2でエアゾール容器3の押ボタン37及びステム35を押圧しながら、キャップ本体1をエアゾール容器3に装着する。キャップ本体1を装着することによって、押ボタン37及びステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、押ボタン37及びステム35を通してキャップ本体1内へ放出させ(図4参照)、さらに開口部13を通して外部へ放出させることができる。
このように、本実施形態のガス抜きキャップ100によれば、ガス抜き時に、押圧部材2をキャップ内側へ揺動させるだけで、押圧部材2の先端部23を直接、側壁部の対向内面14に当接させることができ、そのまま、キャップ本体1をエアゾール容器3に装着して押圧部材2で押ボタン37等を押圧することができる。したがって、この押圧部材2をキャップ内で支えるための特別な支持手段を別個に設ける必要がなく、その構成を極めて簡素化でき、製造コストを抑えることができる。
しかも、通常使用時には、キャップ本体1の天板部11から側壁部12にかけて形成した開口部13に沿って押圧部材2を位置させることができるので、通常使用時に押圧部材2がキャップ内で大きく突出することがない。したがって、従来品のように、エアゾール容器3の押ボタン37等との干渉を考慮する必要がなくキャップ設計の自由度を確保することができる。
勿論、図5に示すように、キャップ本体1の天板部11から側壁部12にかけて部分的に開口部を形成するようにしても良い。ここでは、天板部11と側壁部12とにそれぞれ開口部131・132を形成している。この場合でも、通常使用時には押圧部材2を開口部131・132に沿って位置させることができ、押圧部材2がキャップ内で大きく突出することがない。また、天板部11と側壁部12とのいずれか一方に開口部を形成するようにしても良い。
また、本実施形態では、押圧部材2の基部21とキャップ本体1の天板部11とを薄肉部22により揺動可能に連結しているので、キャップ本体1と押圧部材2とを射出成形により一体に成形することができる。この点でも製造コストを低減化できる。
更にまた、本実施形態では、押圧部材2の基部21に屈曲部20の反対方向へ延びるレバー25を設けているので、ガス抜き時に、レバー25の先端をキャップ本体1に対し持ち上げることにより簡単に押圧部材2をキャップ内側へ揺動させることができる。また、キャップ装着する際、起こしたレバー25を保持することによって、確実に押圧部材2で押ボタン37等を押圧することができる。また、本実施形態では、天板部11の上面にレバー25を受入れ可能な溝部16を形成しているので、通常使用時にはレバー25を溝部16内に収納することができ、例えば運搬時等の意図しないときにレバー25が起き上がるのを防ぐことができる。
以上、本発明に係るガス抜きキャップについて代表的な実施形態を説明したが、本発明に係るガス抜きキャップはその他の形態でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、押圧部材2の先端部23とキャップ本体1の側壁部12とを破断部15により分離可能に連結しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図6に示すガス抜きキャップ200のように、押圧部材2の先端部23に凹部28を設けると共に、キャップ本体1の側壁部12にこの凹部28と着脱自在に嵌合する相方凸部18を設け、これら凹部28と相方凸部18とを凹凸嵌合させることによって、通常使用時における押圧部材2の揺動を防止するようにしても良い。
このガス抜きキャップ200の場合、ガス抜きをするために一旦、キャップ内側へ揺動させた押圧部材2を、再びキャップ本体1の開口部13位置に戻して其処に嵌合固定することができる。したがって、このガス抜きキャップ200をガス抜き作業に使用した後、押圧部材2を開口部位置に戻して凹部28と相方凸部18とを再び嵌合させれば、別のエアゾール容器のカバーキャップとして通常使用することもでき、そして、この別のエアゾール容器のガス抜き作業にも利用することができる。つまり、ガス抜きキャップ200を用意しさえすれば、複数のエアゾール容器に対し、カバーキャップとして通常使用でき、そしてガス抜き作業を行うことができるのである。したがって、エアゾール容器を、ガス抜きキャップ200を取り付けていない状態で市場に提供し、手持ちのガス抜きキャップ200でガス抜き作業を行うことも可能となり、資源の節約にも貢献し得る。
なお、押圧部材2の先端部23に凸部を設ける一方、キャップ本体1の側壁部12にこの凸部と着脱自在に嵌合する相方凹部を設け、これら凸部と相方凹部とを嵌合させることによって、通常使用時の押圧部材2の揺動を防止するようにしても良い。また、これら凹凸嵌合や破断部による連結位置は、押圧部材2の先端部23と側壁部12との間に限定されるものではなく、例えば、押圧部材2と天板部11との間を連結したり、レバー25と天板部11との間を連結するようにしても良い。
更にまた、上記実施形態では、キャップ本体1をエアゾール容器3の巻締め部33の外側に装着するように構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図7に示すガス抜きキャップ300のように、ステム35を備えるバルブユニット34とトップドーム32とを気密状態に連結する巻締め部36の内側に装着するように構成しても良い。つまり、ガス抜きキャップ300は、キャップ本体4の側壁部42の下端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起47が設けられており、この嵌合突起47を巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、エアゾール容器3に着脱自在に装着することができる。また、本発明に係るガス抜きキャップを巻締め部36の外側に着脱自在に装着するように構成しても勿論良い。
このガス抜きキャップ300は、図7に示すように、例えばカセットコンロ用のエアゾール容器のように、ステム35に押ボタンが取付けられていないエアゾール容器に好適に使用できる。この場合、キャップ内側へ揺動させた押圧部材5によって直接、ステム35を押圧してガス抜きを行うことになるので、押圧部材5でステム35の噴射孔を塞いでしまわないように、傾斜状態の押圧部材5でステム35を押圧するのが好ましい。
また、上記実施形態では、押圧部材2の基部21にレバー25を延設しているが、この変形例のガス抜きキャップ300のように、必ずしも押圧部材にレバーを設ける必要はない。この場合、ガス抜き時には、押圧部材5を直接、キャップ内側へ押し込むことによって押圧部材5を揺動させる。
更にまた、図8に示すガス抜きキャップ400のように、キャップ本体6の側壁部62の下端部の外面に、部分的に嵌合突起67を設けるようにしても良い。ガス抜きキャップ400では、側壁部62の下端部から中程にかけて二本一対のスリット68を形成し、これらスリット68間に嵌合突起67を設けている。このガス抜きキャップ400の場合、スリット68間の側壁部62を押圧してキャップ内側へ押し込めば、嵌合突起67を後退させることができ、エアゾール容器に装着したキャップを巻締め部から簡単に取り外すことが可能となる。なお、この嵌合突起67をエアゾール容器の巻締め部の内側に嵌合させると同時に、嵌合突起67以外の側壁部62の下端部を巻締め部の外側に嵌合させるように構成しても良い。
更にまた、図9に示すガス抜きキャップ500のように、キャップ本体7の側壁部72の下端部の内面に、側壁部72の下端部に対して傾斜した上面を備えた嵌合突起77を設け、この嵌合突起77を、エアゾール容器3の巻締め部36に設けられた突起39に係合することによって、エアゾール容器3に着脱自在に装着するようにしても良い。つまり、エアゾール容器3の巻締め部36にカラー38が一体に持ち出し形成されており、このカラー38の外周部に計3つの突起39が等間隔に設けられている。このカラー37の外側にキャップ本体7を嵌めた後、キャップ本体7をひねることによって、嵌合突起77の傾斜上面に突起39を係合させてガス抜きキャップ500を固定する。なお、突起39を備えたカラーを別に形成し、この別体のカラーをエアゾール容器に取り付けるようにしても良い。
更にまた、図10に示すガス抜きキャップ600のように、キャップ本体8の側壁部82の下端部の内面に、略コ字形状の嵌合突起87を設け、この嵌合突起87の凹部88にエアゾール容器3の突起39を係合することによって、エアゾール容器3に着脱自在に装着するようにしても良い。カラー38の外側にキャップ本体8を嵌めた後、キャップ本体8をひねることによって、キャップ本体8の嵌合突起87の凹部88に突起39を係合させることによって、ガス抜きキャップ600を固定する。
更にまた、キャップ本体の側壁部の下端部にネジ部を設け、このネジ部をエアゾール容器に形成した相方ネジ部に螺合しててガス抜きキャップを着脱自在に装着するようにしても良い。このように、エアゾール容器に対するガス抜きキャップの装着方法については、ガス抜きキャップの操作性、装着性等を考慮して種々の設計変更が可能である。
更にまた、上記実施形態では、押圧部材2の基部21とキャップ本体1の天板部11とを薄肉部22を介して一体に連結して揺動可能に構成しているが、本発明は決してこれに限定されるものではなく、例えば、押圧部材を天板部に軸支することによって押圧部材を回動可能に構成するようにしても良い。
更にまた、図11〜図13に示すガス抜きキャップ710のように構成しても良い。ガス抜きキャップ710は、天板部111及び該天板部111の下方に周設された側壁部112から成り、該天板部111に開口部113が形成されたキャップ本体101と、上部に押圧突起121を備え、前記キャップ本体101の開口部113に着脱可能に取り付けられた押圧部材102と、を含んで構成されている。そして、前記キャップ本体101から取り外した前記押圧部材102を裏返し、その押圧突起121を下方へ向けた状態で再びキャップ本体101に取り付けることによって、該押圧突起121でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ710のキャップ本体101は、円板状の天板部111と、この天板部111の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部112とから構成され、天板部111と側壁部112との間に円形状の稜線部110を備えている。そして、天板部111から稜線部110を超え、側壁部112にかけて略L字形状の開口部113が開設されている。また、天板部111における開口部113の両側縁には、エアゾール容器3のステム35の押圧方向に対し垂直なスライド溝114が形成されている。また、図12に示すように、キャップ本体101の側壁部112の下端部の内面には、その全周に亘って嵌合突起117が設けられている。この嵌合突起117をエアゾール容器3の巻締め部33の外側凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ710がステム35及び押ボタン37を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
一方、押圧部材102は、上部にその全長に亘って押圧突起121を備え、全体として略四角棒形状を成している。そして、押圧部材102の両側面には、上記スライド溝114にスライド嵌合可能なスライド突起122が形成されている。このように押圧部材102の上部に押圧突起121を設けているので、スライド突起122の形成位置から押圧部材102の上面(押圧突起121の上面)までの距離が、スライド突起122の形成位置から押圧部材102の下面までの距離よりも大きくなっている。
ガス抜きキャップ710は、通常使用時には、図12に示すように、押圧突起121を上方へ向けた状態で押圧部材102がキャップ本体101の開口部113に沿って配設されている。この状態で、ガス抜きキャップ710がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。なお、通常使用時に押圧部材102がキャップ本体101から意図せず脱落してしまうのを防ぐため、スライド溝114内に小突起を設けても良い。
ガス抜きをするときには、ガス抜きキャップ710をエアゾール容器3から外した後、押圧部材102をスライド移動させてキャップ本体101から取り外す。そして、取り外した押圧部材102を裏返して、押圧突起121を下方へ向けた状態で、再びスライド突起122をスライド溝114に嵌合させて押圧部材102をキャップ本体101に取り付ける。
そして、図13に示すように、押圧部材102の押圧突起121でエアゾール容器3の押ボタン37及びステム35を押圧しながら、キャップ本体101をエアゾール容器3に装着する。このことで、押ボタン37及びステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、押ボタン37及びステム35を通してキャップ本体101内へ放出させ、さらに開口部113を通して外部へ放出させるのである。
このように、ガス抜きキャップ710によれば、押圧部材102を裏返してキャップ本体101に取り付けるだけで簡単にガス抜き操作を行うことができ、また、スライド溝114がステム35の押圧方向に対し垂直に形成されているので、ガス抜き時に押圧部材102がスライド移動することもなく確実にガス抜き作業を行うことができる。また、押圧部材102をキャップ本体101の開口部113に沿って位置させることができるので、通常使用時に押圧部材102がキャップ内で大きく突出することがなく、従来品のようにエアゾール容器3の押ボタン37等との干渉を考慮する必要がない。
なお、図14に示すガス抜きキャップ720のように、押圧部材102の押圧突起121の端部に傾斜面123を形成しても良い。この傾斜面123によって、キャップ本体101をエアゾール容器3に装着したまま、押圧部材102を裏返し状態で差し込んでガス抜きをすることが可能となる。ガス抜きキャップ720の他の構成は、上記ガス抜きキャップ710と同様である。
更にまた、図15及び図16に示すガス抜きキャップ730のように構成しても良い。ガス抜きキャップ730は、天板部311及び該天板部311の下方に周設された側壁部312から成り、該天板部311に開口部313が形成されたキャップ本体301と、下部に押圧突起321を備え、該押圧突起321を前記キャップ本体301の外側から前記開口部313に挿通して前記キャップ本体301に取り付けられた押圧部材302と、を含んで構成されている。そして、前記キャップ本体301から取り外した前記押圧部材302を、その押圧突起321を下方へ向けた状態でキャップ本体301の内側に嵌め込むことによって、該押圧突起321でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ730のキャップ本体301は、円板状の天板部311と、天板部311の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部312とから構成されており、天板部311の中央に円形の開口部313が開設されている。そして、側壁部312の上部内面には嵌込凹部316が形成されており、側壁部312の下端部の外面には、その全周に亘って嵌合突起317が設けられている。この嵌合突起317をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ730がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。また、側壁部312の中程部には通孔314が開設されている。
一方、押圧部材302は、円板形状の頭部320と、頭部320の下部に設けられた略円柱形状の押圧突起321とから構成されている。そして、図15に示すように、押圧突起321がキャップ本体301の外側から開口部313に挿通されており、頭部320とキャップ本体301とが複数の破断部315を介して分離可能に連結されている。この破断部315によって、通常使用時に押圧部材302がキャップ本体301から意図せず脱落してしまうのを防いでいる。また、押圧部材302の押圧突起321の先端部には、傾斜面322が形成されている。
ガス抜きキャップ730は、通常使用時には、図15に示すように、押圧部材302がキャップ本体301の上部に配設されており、この状態で、ガス抜きキャップ730がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。
ガス抜きをするときには、ガス抜きキャップ730をエアゾール容器3から外した後、破断部315を破断して押圧部材302をキャップ本体301から取り外す。そして、取り外した押圧部材302を、その押圧突起321を下方へ向けたまま、キャップ本体301の内側の嵌込凹部316内に嵌め込む。図16に示すように、嵌め込まれた押圧部材302は、その破断部315の破断バリ318が嵌込凹部316の内面に押し付けられる結果、嵌込凹部316内で確実に保持される。
そして、押圧部材302の押圧突起321でエアゾール容器3のステム35を押圧しながら、キャップ本体301をエアゾール容器3に装着する。このことで、ステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、ステム35を通してキャップ本体301内へ放出させ、さらに通孔314を通して外部へ放出させるのである。なお、押圧突起321の先端部に傾斜面322を設けているので、押圧突起321でステム35を押圧する際、押圧突起321がステム35の噴射孔を塞いでしまうこともない。
このように、ガス抜きキャップ730によれば、押圧部材302をキャップ本体301の内側に嵌め込むだけで簡単に押圧部材302を固定することができ、簡単かつ確実にガス抜き操作を行うことができる。なお、嵌込凹部302の内壁面にテーパを形成し、このテーパを利用して押圧部材302を嵌込凹部302内に固定するようにしても良い。
更にまた、図17及び図18に示すガス抜きキャップ740のように構成しても良い。ガス抜きキャップ740は、天板部411及び該天板部411の下方に周設された側壁部412から成り、該天板部411に開口部413が形成されたキャップ本体401と、上部に押圧突起421を備え、該押圧突起421を前記キャップ本体401の内側から前記開口部413に挿通して前記キャップ本体401に取り付けられた押圧部材402と、を含んで構成されている。そして、前記キャップ本体401から取り外した前記押圧部材402を、その押圧突起421を下方へ向けた状態でキャップ本体401の内側に嵌め込むことによって、該押圧突起421でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ740のキャップ本体401は、円板状の天板部411と、天板部411の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部412とから構成されており、天板部411の中央に円形の開口部413が開設されている。そして、側壁部412の上部内面には嵌込凹部416が形成されており、側壁部412の下端部の外面には、その全周に亘って嵌合突起417が設けられている。この嵌合突起417をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ740がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。また、側壁部412の中程部には通孔414が開設されている。
一方、押圧部材402は、円板形状の頭部420と、頭部420の上部に設けられた略円柱形状の押圧突起421とから構成されている。そして、図17に示すように、押圧突起421がキャップ本体401の内側から開口部413に挿通されており、頭部420とキャップ本体401とが複数の破断部415を介して分離可能に連結されている。この破断部415によって、通常使用時に押圧部材402がキャップ本体401から意図せず脱落してしまうのを防いでいる。また、押圧部材402の押圧突起421の先端部には、平面視が十字状の溝422が形成されている。
ガス抜きキャップ740は、通常使用時には、図17に示すように、押圧部材402がキャップ本体401の内側に配設されており、この状態で、ガス抜きキャップ740がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。
ガス抜きをするときには、ガス抜きキャップ740をエアゾール容器3から外した後、破断部415を破断して押圧部材402をキャップ本体401から取り外す。そして、取り外した押圧部材402を、その押圧突起421を下方へ向けた状態で、キャップ本体401の内側の嵌込凹部416内に嵌め込む。図18に示すように、嵌め込まれた押圧部材402は、その破断部415の破断バリ418が嵌込凹部416の内面に押し付けられる結果、嵌込凹部416内で確実に保持される。
そして、押圧部材402の押圧突起421でエアゾール容器3のステム35を押圧しながら、キャップ本体401をエアゾール容器3に装着する。このことで、ステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、ステム35を通してキャップ本体401内へ放出させ、さらに通孔414を通して外部へ放出させるのである。なお、押圧突起421の先端部に溝422を設けているので、押圧突起421でステム35を押圧する際、押圧突起421がステム35の噴射孔を塞いでしまうこともない。
このように、ガス抜きキャップ740によれば、押圧部材402を反転させてキャップ本体401の内側に嵌め込むだけで簡単に押圧部材402を固定することができ、簡単かつ確実にガス抜き操作を行うことができる。
更にまた、図19及び図20に示すガス抜きキャップ750のように構成しても良い。ガス抜きキャップ750は、天板部511及び該天板部511の下方に周設された側壁部512から成り、該天板部511に開口部513が形成されたキャップ本体501と、押圧突起521を備え、前記キャップ本体501の天板部511に揺動可能に連結された押圧部材502と、を含んで構成されている。そして、前記押圧部材502をキャップ内側へ揺動させて該押圧部材502を前記天板部511に係止することによって前記押圧突起521でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ750のキャップ本体501は、円板状の天板部511と、天板部511の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部512とから構成されている。そして、天板部511の中程部が直方体状に窪んでおり、この天板部511の窪み514の底部に円形の開口部513が開設されている。また、側壁部512の下端部の内面には、その全周に亘って嵌合突起517が設けられている。この嵌合突起517をエアゾール容器3の巻締め部33の外側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ750がステム35及び押ボタン37を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。また、側壁部512の中程には通孔515が開設されている。
一方、押圧部材502は、四角板状の頭部520と円柱状の押圧突起521とから構成されている。そして、図19に示すように、頭部520の一端が薄肉部522を介して上記天板部511の窪み514に揺動可能に連結されているとともに、頭部520の他端側が破断部523を介して分離可能に連結されている。この破断部523によって、通常使用時に押圧部材502が窪み514内で意図せず揺動してしまうのを防いでいる。また、窪み514の内壁面における上記薄肉部522の反対側には、押圧部材502の頭部520の他端部を係止するための係止突起516が設けられている。
ガス抜きキャップ750は、通常使用時には、図19に示すように、押圧部材502の押圧突起521が上方に上げられて窪み514内に位置している。この状態で、ガス抜きキャップ750がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。
ガス抜きをするときには、図20に示すように、ガス抜きキャップ750をエアゾール容器3に装着したまま、破断部523を破断して押圧部材502をキャップ内側へ揺動させ、その頭部520を窪み514の底部に当接させるとともに、頭部520の他端部を係止突起516に係止させる。このことで、押圧突起521が開口部513を通してキャップ内側へ突出し、エアゾール容器3の押ボタン37及びステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、押ボタン37及びステム35を通してキャップ本体501内へ放出させ、さらに通孔515を通して外部へ放出させる。
このように、ガス抜きキャップ750によれば、キャップ本体501をエアゾール容器3に装着したまま、押圧部材502をキャップ内側へ揺動させるだけで簡単にガス抜き操作を行うことができる。また、通常使用時において、押圧部材502がキャップ内へ突出することがなく、従来品のように、エアゾール容器3の押ボタン37等との干渉を考慮する必要がない。
更にまた、図21及び図22に示すガス抜きキャップ760のように構成しても良い。ガス抜きキャップ760は、天板部611及び該天板部611の下方に周設された側壁部612から成り、該天板部611に開口部613が形成されたキャップ本体601と、前記キャップ本体601の開口部613に沿って配設され、一端側が前記天板部611に揺動可能に連結された押圧部材602と、前記押圧部材602の他端側に揺動可能に連結された支持部材603と、を含んで構成されている。そして、前記押圧部材602をキャップ内側へ揺動させて前記支持部材603を前記キャップ本体601の内側に設けた支持凹部614に突き当てることによって該押圧部材602でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ760のキャップ本体601は、円板状の天板部611と、天板部611の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部612とから構成されており、天板部611には長方形状の開口部613が開設されている。そして、側壁部612の上部内面には支持凹部614が形成されており、側壁部612の下端部の内面には、その全周に亘って嵌合突起617が設けられている。この嵌合突起617をエアゾール容器3の巻締め部33の外側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ760がステム35及び押ボタン37を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
一方、押圧部材602は、上記開口部613に沿って配設されており、一端が薄肉部621を介して天板部611に揺動可能に連結されている。そして、押圧部材602の他端寄りの側縁は、破断部622を介して天板部611に分離可能に連結されている。また、この押圧部材602の他端部には、薄肉部623を介して長方板形状の支持部材603が揺動可能に連結されている。
ガス抜きキャップ760は、通常使用時には、図21に示すように、押圧部材602が破断部622を介して天板部611に連結され、押圧部材602がキャップ本体601の開口部613を塞いた状態で自由に揺動できないようになっている。この状態で、ガス抜きキャップ760がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。
ガス抜きをするときには、図22に示すように、ガス抜きキャップ760をエアゾール容器3に装着したまま、押圧部材602を上方から押して、破断部622を破断することにより押圧部材602をキャップ内側へ向けて下方へ揺動させる。そして、押圧部材602と共にキャップ内側へ押し下げられた支持部材603の先端部を支持凹部614に突き当てる。この支持部材603によって押圧部材602の押し下げ状態を支え、押ボタン37及びステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、押ボタン37及びステム35を通してキャップ本体601内へ放出させることができる。なお、エアゾール容器3の内容物をキャップ本体601の側方へ放出させるため、側壁部612の中程に通孔を開設しても勿論良い。
このように、ガス抜きキャップ760によれば、キャップ本体601をエアゾール容器3に装着したまま、押圧部材602をキャップ内側へ押し下げるだけで、その押し下げ状態を支持部材603で確実に支えることができ、簡単かつ確実にガス抜き作業を行うことができる。また、押圧部材602及び支持部材603がキャップ本体601の開口部613に沿って配設されているので、通常使用時にこれら押圧部材602及び支持部材603がキャップ内で突出することがなく、従来品のように、エアゾール容器3の押ボタン37等との干渉を考慮する必要がない。また、これら押圧部材602及び支持部材603がキャップ本体601の外側へも突出することもない。また、その構造が極めてシンプルで、射出成形により一体に成形することも容易なので、ガス抜きキャップを頗る安価に市場に提供し得る。
更にまた、図23及び図24に示すガス抜きキャップ770のように構成しても良い。ガス抜きキャップ770は、天板部711と、前記天板部711の下方に周設され、下端部に前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起713を備えた第一側壁部712と、前記天板部711の上方に周設され、上端部に前記巻締め部に嵌合可能な嵌合突起715を備えた第二側壁部714と、を含んで構成されている。そして、前記天板部711から第二側壁部714の上端部までの距離が、前記天板部711から第一側壁部712の下端部までの距離よりも小さく構成されており、前記第二側壁部714を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、図23に示すように、ガス抜きキャップ770は、円筒状の第一側壁部712と第一側壁部712と同径円筒状の第二側壁部714とが同心状態で上下に連続しており、この円筒内面の中程に天板部711が傾斜状態に配設されて構成されている。そして、この天板部711の中央部から第二側壁部714の上端部までの距離Sを、前記天板部711から第一側壁部712の下端部までの距離Tよりも小さくしてある。そして、第一側壁部712の下端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起713が設けられ、第二側壁部714の上端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起715が設けられている。また、第二側壁部714の中程には、通孔716が開設されている。
ガス抜きキャップ770は、通常使用時には、図23に示すように、第一側壁部712の嵌合突起713をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ770がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
ガス抜きをするときには、図24に示すように、ガス抜きキャップ770をエアゾール容器3から取り外した後、ガス抜きキャップ770を反転させ、その第二側壁部714の嵌合突起715をエアゾール容器3の巻締め部36の内側凹部に嵌合させる。このことで、天板部711でエアゾール容器3のステム35の押圧して、エアゾール容器3の内容物を、ステム35を通してガス抜きキャップ770内へ放出させ、さらに通孔716を通して外部へ放出させる。
このように、ガス抜きキャップ770によれば、キャップ自体を反転させてそのままエアゾール容器3の同じ巻締め部36に取り付けるだけで、簡単にガス抜き操作を行うことができる。また、その構造が極めてシンプルなので、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供し得る。更にまた、側壁部の外側端部に設けられた嵌合突起によってキャップの着脱操作を容易に行うことができる。
更にまた、図25に示すガス抜きキャップ780のように構成しても良い。ガス抜きキャップ780は、天板部811と、前記天板部811の下方に周設された側壁部812とを含んで構成されている。そして、前記側壁部812を前記エアゾール容器に圧入して取り付けることによって前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ780は、図25に示すように、半球殻状の天板部811と、天板部811の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部812とから構成されており、天板部811に通孔813が開設されている。また、側壁部812の内径は、ステム35を支えるバルブユニット34の突起30の外径より若干小さく形成されている。
そして、ガス抜きをするときには、ガス抜きキャップ780をステム35に被せて、天板部811の内面でステム35を押圧しながら、その側壁部812をエアゾール容器3の突起30の外側に圧入して固定する。このことで、ステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、ステム35を通してガス抜きキャップ780内へ放出させ、さらに通孔813を通して外部へ放出させるのである。
このように、ガス抜きキャップ780によれば、キャップをエアゾール容器3に圧入するだけで、簡単かつ確実にガス抜き作業を行うことができる。また、その構成が極めてシンプルなので、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供することができる。なお、ここでは、ガス抜きキャップ780をバルブユニット34の突起30の外側に圧入する例を説明しているが、本発明は勿論これに限定されるものではなく、例えば、ガス抜きキャップを、エアゾール容器3の巻締め部36の内側または外側に圧入して固定しても良く、また、エアゾール容器3の巻締め部33の内側または外側に圧入して固定しても良い。
更にまた、図26及び図27に示すガス抜きキャップ790のように構成しても良い。ガス抜きキャップ790は、天板部911及び該天板部911の下方に周設された側壁部912から成り、該天板部911及び側壁部912にそれぞれ開口部913、914が形成されたキャップ本体901と、前記天板部911の開口部913に配設され、両端が該天板部911に連結された湾曲した押圧部材902と、前記側壁部912の開口部914に配設され、両端が該側壁部912に連結された湾曲した支持部材903と、を含んで構成されている。そして、前記押圧部材902を押し込んでキャップ内側へ反転突出させた後、前記支持部材903を押し込んでキャップ内側へ反転突出させることによって、該支持部材903で前記押圧部材902の反転状態を支え、反転状態の押圧部材902でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ790のキャップ本体901は、略球殻状の天板部911と、天板部911の周縁部の下方に周設された円筒状の側壁部912とから構成されており、天板部911に長方形状の開口部913が開設されている一方、側壁部912には互いに対向する一対の長方形状の開口部914が開設されている。そして、側壁部912の下端部の外面には、その全周に亘って嵌合突起917が設けられている。この嵌合突起917をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ790がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
一方、押圧部材902は、上に凸の状態で長手方向に湾曲した帯状に形成されており、その両端が上記天板部911に薄肉部921を介して連結され、開口部913に沿って配設されている。この変形例では、互いに平行な一対のスリット922を天板部911に形成することによって開口部913及び押圧部材902を設けている。この押圧部材902を指先等でキャップ内側へ押し込めば、薄肉部921及び押圧部材902自体が弾性変形して、押圧部材902を下に凸の湾曲状態に反転させてキャップ内側へ突出させることができる。
また、支持部材903は、キャップ外側方向へ凸の状態で長手方向に湾曲した帯状に形成されており、その両端が上記側壁部912に薄肉部931を介して連結され、各開口部914に沿って配設されている。この変形例では、互いに平行な一対のスリット932を水平に側壁部912に形成することによって、開口部914及び支持部材903を設けている。この支持部材903を指先等でキャップ内側へ押し込めば、薄肉部931及び支持部材903自体が弾性変形して、支持部材903をキャップ内側へ凸の湾曲状態に反転させてキャップ内側へ突出させることができる。
ガス抜きキャップ790は、通常使用時には、図26(a)(b)に示すように、押圧部材902及び支持部材903がそれぞれキャップ本体901の開口部913、914に沿って位置している。この状態で、ガス抜きキャップ790がエアゾール容器3に適宜に着脱され、通常の使用に供される。
ガス抜きをするときには、図27に示すように、ガス抜きキャップ790をエアゾール容器3から取り外した状態で、まず、押圧部材902を指先等で押し込んでキャップ内側へ反転突出させ、その後、支持部材903を押し込んでキャップ内側へ反転突出させる。このことで、図27(a)に示すように、支持部材903の突出部分が、先に反転突出させた押圧部材902の上面に係止され、支持部材903によって押圧部材902の反転状態を支える。
そして、突出状態の押圧部材902でエアゾール容器3のステム35を押圧しながら、キャップ本体901をエアゾール容器3に装着する。このことで、ステム35の押圧状態が維持され、エアゾール容器3の内容物を、ステム35を通してキャップ本体901内へ放出させるのである。なお、ガス抜きキャップ790をエアゾール容器3に装着したままこれらガス抜き操作を行うことも可能である。また、エアゾール容器3の内容物をキャップ本体901の側方へ放出させるため、側壁部912の中程に通孔を開設しても良い。
このように、ガス抜きキャップ790によれば、押圧部材902を反転突出させた後、支持部材903を反転突出させるだけで、支持部材903の反転状態を確実に支えることができ、簡単かつ確実にガス抜き作業を行うことができる。また、押圧部材902及び支持部材903がキャップ本体901の開口部に沿って配設されているので、通常使用時にこれら押圧部材902及び支持部材903がキャップ内で突出することがなく、従来品のように、エアゾール容器3の押ボタン37等との干渉を考慮する必要がない。また、ガス抜きキャップ790は、その天板部911及び側壁部912にそれぞれ一対のスリット922、932を形成するだけで簡単に構成することができ、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供し得る。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成しても、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施しても良い。
本発明に係るガス抜きキャップの通常使用時における全体斜視図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時における全体斜視図である。 同ガス抜きキャップを通常使用時にエアゾール容器に装着した状態の断面図である。 同ガス抜きキャップをガス抜き時にエアゾール容器に装着した状態の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの変形例を説明する全体斜視図である。 本発明に係るガス抜きキャップの他の変形例を説明する断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例を、ガス抜き時にエアゾール容器に装着する状態の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例を示す図であり、同図(a)はガス抜き時の側面図であり、同図(b)はガス抜き時の底面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例を、ガス抜き時にエアゾール容器に装着する状態の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例を、ガス抜き時にエアゾール容器に装着する状態の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の分解状態の斜視図である。 同ガス抜きキャップを通常使用時にエアゾール容器に装着した状態の断面図である。 同ガス抜きキャップをガス抜き時にエアゾール容器に装着した状態の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例のガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の通常使用時の断面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の通常使用時の断面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の通常使用時の断面図である。 同ガス抜きキャップの説明図であり、同図(a)はガス抜き時の断面図であり、同図(b)はガス抜き時の平面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の通常使用時の全体斜視図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の通常使用時の断面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例のガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の説明図であり、同図(a)は通常使用時の側面図であり、同図(b)は通常使用時の平面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の説明図であり、同図(a)はガス抜き時の平面図であり、同図(b)はガス抜き時の断面図である。
符号の説明
100、200、300、400、500、600;ガス抜きキャップ
1、4、6、7、8 キャップ本体
11 天板部
12、42、62、72、82 側壁部
13、131、132 開口部
14 対向内面
15 破断部
16 溝部
17、47、67、77、87 嵌合突起
18 相方凸部
2、5 押圧部材
21 基部
22 薄肉部
23 先端部
25 レバー
28 凹部
3 エアゾール容器
33 巻締め部
35 ステム
36 巻締め部
37 押ボタン
38 カラー
39 突起

Claims (6)

  1. ステムを押圧して該ステムを通して内容物を噴射するエアゾール容器に、該ステムを囲むように着脱自在に装着されるキャップであって、
    天板部と、該天板部の下方に周設された側壁部とから成り、該天板部から該側壁部にかけて開口部が形成されたキャップ本体と、
    前記キャップ本体の開口部に沿って配設され、基部が前記天板部に揺動可能に連結され、先端部が前記側壁部の開口部位置から該開口部に対向する側壁部の対向内面の位置まで移動する押圧部材と、を含み、
    前記押圧部材をキャップ内側へ揺動させて該押圧部材の先端部を前記対向内面に当接させた状態で、前記キャップ本体をエアゾール容器に装着することによって該押圧部材でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としたエアゾール容器のガス抜きキャップ。
  2. 前記押圧部材の基部と前記キャップ本体の天板部とが薄肉部により揺動可能に連結されている請求項1記載のエアゾール容器のガス抜きキャップ。
  3. 前記押圧部材の基部にレバーが設けられている請求項1又は請求項2記載のエアゾール容器のガス抜きキャップ。
  4. 前記キャップ本体の天板部に、前記レバーを受け入れ可能な溝部が形成されている請求項3記載のエアゾール容器のガス抜きキャップ。
  5. 前記押圧部材の基部以外の部分と前記キャップ本体とが破断部により分離可能に連結されている請求項1乃至請求項4の何れかに記載のエアゾール容器のガス抜きキャップ。
  6. 前記押圧部材の基部以外の部分に凹部又は凸部が形成されている一方、前記キャップ本体に該凹部又は該凸部に着脱自在に嵌合する相方凸部又は相方凹部が形成されている請求項1乃至請求項5の何れかに記載のエアゾール容器のガス抜きキャップ。
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JP2012012117A (ja) * 2011-10-20 2012-01-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd エアゾール容器のガス抜き機構

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