JP4025354B2 - エアゾール容器のガス抜きキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾール容器のガス抜きキャップに関し、より詳しくは、化粧品、塗料、殺虫剤、プロパンガス等の内容物を充填したエアゾール容器に装着するだけで簡単に内容物を放出させることができるガス抜きキャップに関する。
従来、エアゾール容器に装着して内容物を放出させるガス抜きキャップとして、特許文献1に記載のものが知られている。これは、ガス抜き時に、キャップの天板部に設けた折曲板をキャップ内側へ折り曲げ、この状態でキャップをエアゾール容器に装着することによって折曲板の押圧部で押ボタンを押圧してガス抜きを行うというものである。そして、ガス抜きしない通常使用時(以下、本明細書において単に「通常使用時」という)には、押ボタン等を囲むカバーキャップとして使用される。
しかしながら、このガス抜きキャップは、内側へ折り曲げた折曲板をキャップ内で支えるための支持手段(固定板)を別個に設けなければならず、その分、キャップの構成要素が増え、製造コストの上昇を招く難点があった。また、通常使用時に、折曲板の押圧部や支持手段がキャップ内で大きく突出することになり、エアゾール容器の押ボタン等との干渉を回避する必要から、キャップ設計の自由度がかなり制限される難点があった。
特開2003−54665号公報
本発明は、従来のガス抜きキャップに上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、エアゾール容器の押ボタン、ステム等を押圧する押圧部材をキャップ内で支えるための特別な支持手段を別個に設ける必要がなく、構成が極めて簡素なガス抜きキャップを提供することにある。
また、本発明の他の技術的課題は、通常使用時に、押圧部材がキャップ内で大きく突出することがなく、エアゾール容器の押ボタンやステム等と干渉するおそれのないガス抜きキャップを提供することにある。
本発明は、ステムを押圧して該ステムを通して内容物を噴射するエアゾール容器に装着されるキャップであって、
傾斜状態に配設された天板部と、前記天板部の下方に周設され、下端部に前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第一側壁部と、前記天板部の上方に周設され、上端部に前記巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第二側壁部と、を含み、
前記天板部から第二側壁部の上端部までの距離が、前記天板部から第一側壁部の下端部までの距離よりも小さく構成され、前記第二側壁部に通孔又は通し溝が設けられており、 前記第二側壁部を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって、傾斜した前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴とする。
また、本発明は、ステムを押圧して該ステムを通して内容物を噴射するエアゾール容器に装着されるキャップであって、
傾斜状態に配設された天板部と、前記天板部の下方に周設され、下端部に前記エアゾール容器の一の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第一側壁部と、前記天板部の上方に周設され、上端部に前記エアゾール容器の他の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第二側壁部と、を含み、
前記天板部から第二側壁部の上端部までの距離が、前記天板部から第一側壁部の下端部までの距離よりも小さく構成され、前記第二側壁部に通孔又は通し溝が設けられており、 前記第二側壁部を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって、傾斜した前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴とする。
本発明に係るガス抜きキャップによれば、エアゾール容器の押ボタン、ステム等を押圧する押圧部材をキャップ内で支えるための特別な支持手段を別個に設ける必要がないので、構成が極めて簡素で安価なガス抜きキャップを提供することができる。
しかも、通常使用時に、押圧部材が大きく突出することがないので、従来品のように、エアゾール容器の押ボタン等との干渉を考慮する必要がなく設計の自由度を確保することができる。
以下、本発明に係るエアゾール容器のガス抜きキャップについて、図1及び図2を参照しながら説明する。
本実施形態のガス抜きキャップ770は、天板部711と、前記天板部711の下方に周設され、下端部に前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起713を備えた第一側壁部712と、前記天板部711の上方に周設され、上端部に前記巻締め部に嵌合可能な嵌合突起715を備えた第二側壁部714とから構成されている。そして、前記天板部711から第二側壁部714の上端部までの距離が、前記天板部711から第一側壁部712の下端部までの距離よりも小さく構成されており、前記第二側壁部714を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、図1に示すように、ガス抜きキャップ770は、円筒状の第一側壁部712と第一側壁部712と同径円筒状の第二側壁部714とが同心状態で上下に連続しており、この円筒内面の中程に天板部711が傾斜状態に配設されて構成されている。そして、この天板部711の中央部から第二側壁部714の上端部までの距離Sを、前記天板部711から第一側壁部712の下端部までの距離Tよりも小さくしてある。そして、第一側壁部712の下端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起713が設けられ、第二側壁部714の上端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起715が設けられている。また、第二側壁部714の中程には、通孔716が開設されている。
ガス抜きキャップ770は、通常使用時には、図1に示すように、第一側壁部712の嵌合突起713をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ770がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。この巻締め部36は、ステム35を備えるバルブユニット34とトップドーム32とを気密状態に連結するものである。このガス抜きキャップ770は、例えばカセットコンロ用のエアゾール容器のように、ステム35に押ボタンが取付けられていないエアゾール容器に好適に使用できる。なお、巻締め部33は、エアゾール容器3の容器本体31とトップドーム32とを気密状態に連結するものである。
ガス抜きをするときには、図2に示すように、ガス抜きキャップ770をエアゾール容器3から取り外した後、ガス抜きキャップ770を反転させ、その第二側壁部714の嵌合突起715をエアゾール容器3の巻締め部36の内側凹部に嵌合させる。このことで、天板部711でエアゾール容器3のステム35を押圧して、エアゾール容器3の内容物を、ステム35を通してガス抜きキャップ770内へ放出させ、さらに通孔716を通して外部へ放出させる。
このように、ガス抜きキャップ770によれば、キャップ自体を反転させてそのままエアゾール容器3の同じ巻締め部36に取り付けるだけで、簡単にガス抜き操作を行うことができる。また、その構造が極めてシンプルなので、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供し得る。更にまた、側壁部の外側端部に設けられた嵌合突起によってキャップの着脱操作を容易に行うことができる。また、天板部711が傾斜状態に設けられているので、天板部711でステム35を押圧する際、天板部711がステム35の噴射孔を塞いでしまうこともない。
なお、このガス抜きキャップ770にあっては、天板部711の周縁部に直接、第一側壁部712及び第二側壁部714を設けているが、本発明は決してこれに限定されるものではなく、図3〜図6に示すガス抜きキャップ775のように、天板部751の周縁部に直接、内壁部757を設け、この内壁部757を介して、第二側壁部754及び第一側壁部752を設けるようにしても良い。
即ち、ガス抜きキャップ775は、図4に示すように、略円板形状の傾斜した天板部751の周縁部から上方へ向けて略円筒形状の内壁部757が立設されており、この内壁部757の上端部から外方へ向けて水平に上壁部758が設けられている。そして、この上壁部758の外周縁部から下方へ向けて略円筒形状の第二側壁部754が設けられ、更にこの第二側壁部754から下方へ向けて略円筒形状の第一側壁部752が設けられている。第二側壁部754と第一側壁部752とは上下に連続して一体に形成されている。
そして、図5に示すように、ガス抜きキャップ775においても、上記ガス抜きキャップ770と同様に、天板部751の中央部から第二側壁部754の上端部までの距離S1を、天板部751の中央部から第一側壁部752の下端部までの距離T1よりも小さくしてあり、第一側壁部752の下端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起753が設けられ、第二側壁部754の上端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起755が設けられている。また、図3及び図5に示すように、ガス抜きキャップ775の上部には、内壁部757、上壁部758、及び第二側壁部754に亘って通し溝756が形成されている。
ガス抜きキャップ775は、通常使用時には、図5に示すように、第一側壁部752の嵌合突起753をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ775がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
ガス抜きをするときには、図6に示すように、ガス抜きキャップ775をエアゾール容器3から取り外した後、ガス抜きキャップ775を反転させ、その第二側壁部754の嵌合突起755をエアゾール容器3の巻締め部36の内側凹部に嵌合させる。このことで、天板部751でエアゾール容器3のステム35を押圧して、エアゾール容器3の内容物を、ステム35及び通し溝756を通して外部へ放出させる。
このように、ガス抜きキャップ775によれば、上述したガス抜きキャップ770と同様、キャップ自体を反転させてそのままエアゾール容器3の同じ巻締め部36に取り付けるだけで、簡単にガス抜き操作を行うことができる。また、その構造が極めてシンプルなので、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供し得る。更にまた、側壁部の外側端部に設けられた嵌合突起によってキャップの着脱操作を容易に行うことができる。
また、第二側壁部754に設けた通し溝756を通して内容物をキャップの側方へ放出させることができるので、ガス抜きキャップ775をエアゾール容器3に嵌合する際、作業者の手や指先等に内容物が付着してしまうおそれもない。この通し溝756または上記ガス抜きキャップ770の通孔716のサイズは、内容物の側方放出部分を視認し易くするために大きく形成することが好ましい。また、天板部751を傾斜させているので、天板部751でステム35を押圧する際、天板部751がステム35の噴射孔を塞いでしまうこともない。
更にまた、図7に示すガス抜きキャップ776ように構成しても良い。ガス抜きキャップ776は、図8に示すように、略円板形状の傾斜した天板部761の周縁部から上方へ向けて略円筒形状の内壁部767が立設されており、この内壁部767の上端部から外方へ向けて水平に上壁部768が設けられている。そして、この上壁部768の外周縁部から下方へ向けて略円筒形状の第二側壁部764が設けられ、更にこの第二側壁部764から下方へ向けて略円筒形状の第一側壁部762が設けられている。第二側壁部764と第一側壁部762とは上下に連続して一体に形成されている。
そして、図9に示すように、ガス抜きキャップ776においても、上記ガス抜きキャップ770と同様、天板部761の中央部から第二側壁部764の上端部までの距離S2を、天板部761の中央部から第一側壁部762の下端部までの距離T2よりも小さくしてあり、第一側壁部762の下端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起763が設けられ、第二側壁部764の上端部の外面に、その全周に亘って嵌合突起765が設けられている。また、図7及び図9に示すように、ガス抜きキャップ776の上部外側には、第二側壁部764の上部に通し溝766が形成されている。
ガス抜きキャップ776は、通常使用時には、図9に示すように、第一側壁部762の嵌合突起763をエアゾール容器3の巻締め部36の内側の凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ776がステム35を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
ガス抜きをするときには、図10に示すように、ガス抜きキャップ776をエアゾール容器3から取り外した後、ガス抜きキャップ776を反転させ、その第二側壁部764の嵌合突起765をエアゾール容器3の巻締め部36の内側凹部に嵌合させる。このことで、天板部761でエアゾール容器3のステム35を押圧して、エアゾール容器3の内容物を、ステム35及び通し溝766を通して外部へ放出させる。
このように、ガス抜きキャップ776によれば、上述したガス抜きキャップ770と同様、キャップ自体を反転させてそのままエアゾール容器3の同じ巻締め部36に取り付けるだけで、簡単にガス抜き操作を行うことができる。また、その構造が極めてシンプルなので、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供し得る。更にまた、側壁部の外側端部に設けられた嵌合突起によってキャップの着脱操作を容易に行うことができる。
また、第二側壁部764に設けた通し溝766を通して内容物をキャップの側方へ放出させることができるので、ガス抜きキャップ776をエアゾール容器3に嵌合する際、作業者の手や指先等に内容物が付着してしまうおそれもない。また、天板部761を傾斜させているので、天板部761でステム35を押圧する際、天板部761がステム35の噴射孔を塞いでしまうこともない。
更にまた、図11〜図13に示すガス抜きキャップ860のように構成しても良い。ガス抜きキャップ860は、天板部861と、天板部861の下方に設けられ、下端部にエアゾール容器の一の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起863を備えた第一側壁部862と、前記天板部861の上方に設けられ、上端部にエアゾール容器の他の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起865を備えた第二側壁部864とを含んで構成されている。そして、前記天板部861から第二側壁部864の上端部までの距離が、前記天板部861から第一側壁部862の下端部までの距離よりも小さく構成されており、前記第二側壁部864を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としている。
即ち、ガス抜きキャップ860は、図11及び図12に示すように、略円板形状の傾斜した天板部861の周縁部から上方へ向けて略円筒形状の内壁部867が立設され、この内壁部867の上端部から外方へ向けて水平に第一上壁部868が設けられ、この第一上壁部868の外周縁部から下方へ向けて略円筒形状の第二側壁部864が設けられている。そして更に、この第二側壁部864の下端部から外方へ向けて水平に第二上壁部869が設けられ、この第二上壁部869の外周縁部から上方へ向けて略円筒形状の中壁部870が設けられ、この中壁部870の上端部から外方へ向けて水平に第三上壁部871が設けられ、この第三上壁部871の外周縁部から下方へ向けて略円筒形状の外壁部872が設けられている。そして、この外壁部872から下方へ向けて略円筒形状の第一側壁部862が設けられている。外壁部872と第一側壁部862とは上下に連続して一体に形成されている。このように、ガス抜きキャップ860の上部には、第二側壁部864、第二上壁部869及び中壁部870によって、エアゾール容器3の内側の巻締め部36を受入れ可能な環状溝部873が形成されている。
そして、天板部861の中央部から第二側壁部864の上端部までの上下方向の距離S4を、天板部861の中央部から第一側壁部862の下端部までの距離T4よりも小さくしてある。また、第一側壁部862の下端部の内面に、複数の嵌合突起863が設けられ、第二側壁部864の上端部の外面に、複数の嵌合突起865が設けられている。また、図11及び図12に示すように、ガス抜きキャップ860の上部には、内壁部867、第一上壁部868、第二側壁部864、第二上壁部869、中壁部870、第三上壁部871、及び外壁部872に亘って、環状溝部873を切るように通し溝866が形成されている。
ガス抜きキャップ860は、通常使用時には、図12に示すように、第一側壁部862の嵌合突起863をエアゾール容器3の外側の巻締め部33の外側凹部に着脱自在に嵌合することによって、ガス抜きキャップ860がステム35及び押ボタン37を囲むようにエアゾール容器3に着脱自在に装着される。
ガス抜きをするときには、図13に示すように、ガス抜きキャップ860をエアゾール容器3から取り外し、ステム35から押ボタンを取り外した後、ガス抜きキャップ860を反転させ、その第二側壁部864の嵌合突起865をエアゾール容器3の内側の巻締め部36の内側凹部に嵌合させる。このことで、天板部861でエアゾール容器3のステム35を押圧して、エアゾール容器3の内容物を、ステム35及び通し溝866を通して外部へ放出させる。
このように、ガス抜きキャップ860によれば、キャップ自体を反転させてエアゾール容器3の巻締め部36に取り付けるだけで、簡単にガス抜き操作を行うことができる。また、その構造が極めてシンプルなので、極めて安価なガス抜きキャップを市場に提供し得る。更にまた、通し溝866を通して内容物をキャップの側方へ放出させることができるので、ガス抜きキャップ860をエアゾール容器3に嵌合する際、作業者の手や指先等に内容物が付着してしまうおそれもない。この通し溝866のサイズは、内容物の側方放出部分を視認し易くするために大きく形成することが好ましい。また、天板部861を傾斜させているので、天板部861でステム35を押圧する際、天板部861がステム35の噴射孔を塞いでしまうこともない。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成しても、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施しても良い。
本発明に係るガス抜きキャップの通常使用時の断面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの変形例の説明図であり、同図(a)は平面図であり、同図(b)は正面図である。 同ガス抜きキャップにおける図3中のA−A線断面図である。 同ガス抜きキャップにおける図3中のB−B線断面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの他の変形例の説明図であり、同図(a)は平面図であり、同図(b)は正面図である。 同ガス抜きキャップにおける図7中のA−A線断面図である。 同ガス抜きキャップにおける図7中のB−B線断面図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。 本発明に係るガス抜きキャップの更に他の変形例の平面図である。 同ガス抜きキャップにおける図11中のA−A線断面図であり、通常使用時の説明図である。 同ガス抜きキャップのガス抜き時の断面図である。
符号の説明
770、775、776、860;ガス抜きキャップ
711、751、761、861;天板部
712、752、762、862;第一側壁部
714、754、764、864;第二側壁部
713、715、753、755、763、765、863、865;嵌合突起
3;エアゾール容器
33;巻締め部
35;ステム
36;巻締め部
37;押ボタン

Claims (2)

  1. ステムを押圧して該ステムを通して内容物を噴射するエアゾール容器に装着されるキャップであって、
    傾斜状態に配設された天板部と、
    前記天板部の下方に周設され、下端部に前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第一側壁部と、
    前記天板部の上方に周設され、上端部に前記巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第二側壁部と、を含み、
    前記天板部から第二側壁部の上端部までの距離が、前記天板部から第一側壁部の下端部までの距離よりも小さく構成され
    前記第二側壁部に通孔又は通し溝が設けられており、
    前記第二側壁部を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって、傾斜した前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としたエアゾール容器のガス抜きキャップ。
  2. ステムを押圧して該ステムを通して内容物を噴射するエアゾール容器に装着されるキャップであって、
    傾斜状態に配設された天板部と、
    前記天板部の下方に周設され、下端部に前記エアゾール容器の一の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第一側壁部と、
    前記天板部の上方に周設され、上端部に前記エアゾール容器の他の巻締め部に嵌合可能な嵌合突起を備えた第二側壁部と、を含み、
    前記天板部から第二側壁部の上端部までの距離が、前記天板部から第一側壁部の下端部までの距離よりも小さく構成され
    前記第二側壁部に通孔又は通し溝が設けられており、
    前記第二側壁部を前記エアゾール容器の巻締め部に嵌合することによって、傾斜した前記天板部でステムを押圧してガス抜きし得ることを特徴としたエアゾール容器のガス抜きキャップ。
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