JP2003027550A - ヌメリ除去部材 - Google Patents
ヌメリ除去部材Info
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Abstract
ならず、この受けカゴの上部に設けられる菊割れフタの
ヌメリも除去できる汎用性のあるヌメリ除去部材を提供
すること。 【解決手段】 流しのゴミ受けカゴの上部に設けられる
菊割れフタ1に対し着脱自在に設置されるヌメリ除去部
材10であって、外周面13に前記菊割れフタ1の環状
枠部内周面5に係止する係止部14を備えた割りリング
体11と、前記菊割れフタ1の前記環状枠部内周面5に
沿って前記割りリング体11に保持された複数の粒状の
ヌメリ除去剤12とからなる。
Description
カゴのヌメリを除去するのみならず、この受けカゴの上
部に設けられる菊割れフタのヌメリも除去できる新規な
ヌメリ除去部材に関するものである。
の排水口に設置されるゴミ受けカゴのヌメリを除去する
ヌメリ除去部材として、前記ゴミ受けカゴの上部に設け
られる菊割れフタに対し着脱自在に設置できるカセット
枠体があるけれども、その菊割れフタは汎用タイプのも
のではなく特殊な構造をしている。
複数の開口が形成されているという特異な構成を有し、
前記カセット枠体に設けられた粒状のヌメリ除去剤を前
記開口内に押し込むことによって前記カセット枠体は前
記菊割れフタの裏面に装着される。
メリ除去剤が菊割れフタの前記外周面部に沿って移動可
能なように構成されており、かつ、前記開口に対応する
位置の上下部分にスリットが設けられており、流しの排
水流路は、この上スリットからカセット枠体内のヌメリ
除去剤に至り下スリットを経て前記ゴミ受けカゴに至る
だけで、前記排出孔を通る排水流路は直接前記ゴミ受け
カゴに至ることから、前記菊割れフタのヌメリは除去し
難くかった。
を除去するのみならず、この受けカゴの上部に設けられ
る菊割れフタのヌメリも除去できる汎用性のあるヌメリ
除去部材を提供することを目的とする。
に、この発明は、流しのゴミ受けカゴの上部に設けられ
る菊割れフタに対し着脱自在に設置されるヌメリ除去部
材であって、外周面に前記菊割れフタの環状枠部内周面
に係止する係止部を備えた割りリング体と、前記菊割れ
フタの前記環状枠部内周面に沿って前記割りリング体に
保持された複数の粒状のヌメリ除去剤とからなる。
いて説明する。なお、この発明はそれによって限定され
るものではない。
られている割りリング体を菊割れフタの上面部に設置し
てあるこの発明の第1の実施形態を示す。
の排水口内にはめ込まれるゴミ受けカゴ(図示せず)の
上部に設けられる。2は、流しのシンクに水、湯または
混合水を溜めるための溜蓋である。
成される平面視円形の底部と、上方開口4aを形成する
縦断面略門型の環状枠部4とより主としてなる。前記環
状枠部4は、縦の長さ(高さ)がAの内周面5を有す
る。前記底部は、中心部に丸孔7を有するとともに、ゴ
ミ受けカゴに連通する複数の排水用長孔6を内周面5の
側に有する。排水用長孔6は、円周方向よりも径方向に
長い。そして、溜蓋2は、上方開口4aを介して環状枠
部4内に前記底部まで挿入され、環状枠部4の前記内周
面5に形成された環状突条部8に溜蓋2の外周面2aが
押圧される形で菊割れフタ1上に固定設置され前記排水
用長孔6および丸孔7を覆う。
する。
けカゴの上部に設けられる菊割れフタ1に対し着脱自在
に設置される。
た可撓性の割りリング体11と、例えばシリコンの表面
にチタン膜をコーティングしてなる複数の粒状のヌメリ
除去剤12とからなる。この実施形態では各ヌメリ除去
剤12は略球形である。
1と一体に成形されてなる。
を有するとともに、図1に示すように外周面13に環状
枠部4の前記内周面5に係止する係止部14を有する。
この係止部14は、例えば複数の連続した突起15より
構成される。
の通りである。前記切欠部分Kの幅を狭くするように割
りリング体11を撓み変形させながら上方開口4aから
環状枠部4内に前記底部まで挿入して環状枠部4の前記
内周面5に臨ませ、この状態で割りリング体11の変形
を解除すると元の姿勢に弾性的に復帰する。同時に環状
枠部4の前記内周面5に突起15が食い込み、それによ
って、前記菊割れフタ1の上方開口4a内に割りリング
体11を弾性的に嵌合保持させることができる。
リング体11の径方向の長さDや内径R、あるいは、突
起15の突出量B、また、割りリング体11の厚みCが
適宜設定される。
4の前記内周面5に沿った状態で前記割りリング体11
に保持されている。すなわち、略球形のヌメリ除去剤1
2は、割りリング体11の両面a,bから半分ずつ突出
した状態で設けられており、割りリング体11が菊割れ
フタ1内で嵌合保持されている状態では、各ヌメリ除去
剤12が、隣接する菊割れ舌片3,3間に形成されてい
る前記排水用長孔6の径方向外方側の部分に位置決めさ
れている。
したときの流しの排水は、各ヌメリ除去剤12から菊割
れフタ1の前記底部に至り、排水用長孔6を経てゴミ受
けカゴに至るとともに、菊割れ舌片3上に排水の一部が
滞留する。そのため、ゴミ受けカゴのヌメリを除去でき
るとともに、このゴミ受けカゴの上部に設けられる菊割
れフタ1のヌメリも除去できる。
しているので、底部の径が異なるタイプの菊割れフタに
も適用できる。つまり、環菊割れフタの内周面に突起1
5が食い込むことが可能であるので、汎用性のあるヌメ
リ除去部材10を提供することができる。
体と別体に設けてあるこの発明の第2の実施形態を示
す。なお、図3〜図5において、図1、図2に示す符号
と同一のものは同一または相当物である。
部材で、流しのゴミ受けカゴ31の上部に設けられる菊
割れフタ1に対し着脱自在に設置される。ヌメリ除去部
材30は、樹脂成形された可撓性の割りリング体32
と、例えばシリコンの表面にチタン膜をコーティングし
てなる複数の粒状のヌメリ除去剤12とからなる。この
実施形態では各ヌメリ除去剤12は略球形である。
部33およびこの上リング部33と同形の下リング部3
4を薄肉の繋ぎ部35で繋いでなる構成を有し、両リン
グ部33,34および繋ぎ部35は一体成形されてい
る。Sは、割りリング体32内の空間である。上リング
部33は、複数の凸部分33aを有するとともに、外周
に菊割れフタ1の環状枠部4の前記内周面5に係止する
係止部を有する。この係止部は、複数の突起33bより
構成される。同様に、下リング部34は、複数の凹部分
34aを有するとともに、外周に菊割れフタ1の環状枠
部4の前記内周面5に係止する係止部を有する。この係
止部は、複数の突起34bより構成される。突起33b
および突起34bによって菊割れフタ1の環状枠部4の
前記内周面5に係止する係止部39が構成されている。
3aと凹部分34aによって形成される略球状の空間を
有する収容部36を菊割れフタ1の内周面5に沿って複
数設けてなる。この略球状の空間は前記空間Sに連通す
る。そして、各収容部36にはヌメリ除去剤12が収容
されている。この実施形態では、前記収容部36は、1
個のヌメリ除去剤12が収容できる程度の大きさに設定
されている。
る程度の大きさに収容部の空間を設定してもよい。この
場合、空間の大きさとして、各収容部に収容される複数
のヌメリ除去剤が移動可能な大きさとしてもよい。
方向に沿って放射状に形成された複数の内スリット40
と、外周の側に径方向に沿って放射状に形成された複数
の外スリット41とを有する。この外スリット41は、
前記係止部39に跨がって形成されている。
したときの流しの排水は、内スリット40と外スリット
41からヌメリ除去剤12が収容されている収容部36
に至る一方で、内スリット40と外スリット41から排
出されて菊割れフタ1の前記底部に至り、排水用長孔6
を経てゴミ受けカゴ31に至るとともに、菊割れ舌片3
上に排水の一部が滞留する。そのため、ゴミ受けカゴの
ヌメリを除去できるとともに、このゴミ受けカゴの上部
に設けられる菊割れフタ1のヌメリも除去できる。
しているので、底部の径が異なるタイプの菊割れフタに
も適用できる。
と下部材とに二分割して互いに着脱自在とし、前記上部
材と下部材間の空間内で菊割れフタの円周面上をヌメリ
除去剤が移動可能なように構成してもよい。
のゴミ受けカゴのヌメリを除去するのみならず、この受
けカゴの上部に設けられる菊割れフタのヌメリも除去で
きる汎用性のあるヌメリ除去部材を提供できる。
である。 (B)上記実施形態におけるE−E線矢視図である。
面図である。 (B)上記実施形態における使用状態を示す構成説明図
である。
示す分解斜視図である。
10…ヌメリ除去部材、11…割りリング体、12…ヌ
メリ除去剤、13…外周面、14…係止部。
Claims (4)
- 【請求項1】 流しのゴミ受けカゴの上部に設けられる
菊割れフタに対し着脱自在に設置されるヌメリ除去部材
であって、外周面に前記菊割れフタの環状枠部内周面に
係止する係止部を備えた割りリング体と、前記菊割れフ
タの前記環状枠部内周面に沿って前記割りリング体に保
持された複数の粒状のヌメリ除去剤とからなることを特
徴とするヌメリ除去部材。 - 【請求項2】 前記ヌメリ除去剤は、前記割りリング体
に一体に設けられている請求項1に記載のヌメリ除去部
材。 - 【請求項3】 前記ヌメリ除去剤は、前記割りリング体
と別体に設けられている請求項1に記載のヌメリ除去部
材。 - 【請求項4】 前記割りリング体は上部材と下部材とに
二分割され、前記上部材と下部材間の空間内で前記ヌメ
リ除去剤が移動可能なように構成されている請求項1ま
たは請求項3に記載のヌメリ除去部材。
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---|---|---|---|
JP2001221806A JP4658399B2 (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | ヌメリ除去部材 |
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---|---|---|---|---|
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JP2006226035A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 蓋 |
KR200495889Y1 (ko) | 2020-06-16 | 2022-09-14 | 한동희 | 싱크대 배수구 거름망 |
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-
2001
- 2001-07-23 JP JP2001221806A patent/JP4658399B2/ja not_active Expired - Fee Related
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