JP2005104491A - 電子部品収納容器 - Google Patents

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JP2005104491A
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Yoshiharu Kaneda
芳晴 金田
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 電子部品の姿勢を保持することができ、コストダウンが可能で、再利用可能な電子部品収納容器を提供する。
【解決手段】 電子部品1を収納、運搬する電子部品用トレー2において、電子部品1より大きな寸法の複数の開口部を有する枠体3と、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープ4とを、前記粘着剤を介して貼り合わせている。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子部品を収納、運搬するトレーやキャリアテープ等の電子部品収納容器に関し、特に収納、運搬時の位置ずれ、割れ、欠けを防止し、コストダウンと再利用を図る技術に関するものである。
電子部品を収納、運搬、自動実装する方法として、テープ方式が多用されており、図3に示すように、電子部品1がキャリアテープ6の凹部内に収納された後、カバーテープ7が熱圧着され、テープ供給方式の電子部品として使用される。
しかし、電子機器の小型・軽量化の要求により、電子部品の小型化・薄型化が急速に進行し、なかでも、図3で例示したWLCSP(Wafer Level Chip Size Package)の場合には、自重が軽く片側に金属の突起電極を持つため、キャリアテープの凹部内で倒れピックアップが困難となったり、カバーテープの剥離時の振動で飛び散るという問題があった。
一方で、図4(a)及びそのY−Y断面である図4(b)に示すように、格子状に配置された複数の開口部に電子部品1を収納する電子部品用トレー2が使用される場合もある。トレー方式により、カバーテープの剥離時の振動で飛び散る問題は無くなるが、電子部品の収納姿勢が傾きピックアップが困難となる問題は残っていた。
また、テープ方式とトレー方式共通の問題として、運搬時に電子部品が収納位置で動き回り、テープやトレーの内面と衝突により欠けを生じたり、欠けた破片が異物として付着する問題もあった。
これに対し、図5(a)及びそのZ−Z断面である図5(b)示すように、電子部品1を収納する複数の開口部を有する枠体3と、UV硬化型粘着テープ4を接着したトレー土台5とを、前記UV硬化型粘着テープ4を介して貼り合わせることにより、開口部に露出したUV硬化型粘着テープ4によって電子部品1を保持する方法(特許文献1参照)が開示されている。
特開2002−64135号公報(第2〜3頁、第1図)
しかしながら、UV硬化型粘着テープを用いた電子部品用トレーには下記のような残された課題があった。すなわち、トレー土台にUV硬化型粘着テープを接着し、さらに枠体を貼り付ける必要があるため、コストが高くなる。また、UV硬化型粘着テープがトレー土台に接着されているため、使用後のトレーの再利用がしにくい。また、トレー土台がUV透過性であるという材料選定上の制約からコストダウンが進まないという課題があった。
本発明の課題は、電子部品の姿勢を保持することができ、コストダウンが可能で、再利用可能な電子部品収納容器を提供することである。
本発明の請求項1記載の電子部品用トレーは、電子部品を収納、運搬する電子部品用トレーにおいて、電子部品より大きな寸法の複数の開口部を有する枠体と、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープとを、前記粘着剤を介して貼り合わせている。
本発明の請求項2記載の電子部品用キャリアテープは、電子部品より大きな寸法の複数の開口部を有するキャリアテープと、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープとを、前記粘着剤を介して貼り合わせている。
本発明の電子部品用トレーによれば、トレー土台が不要であるため、コストダウンが可能である。また、使用後のトレーは、UV照射によりUV硬化型粘着テープの粘着力が低下しているため、粘着テープを枠体から容易に剥離でき、枠体の再利用が可能であるという優れた産業上の効果を奏し得る。
また、本発明の電子部品用キャリアテープによれば、電子部品の姿勢を保持することができるとともに、使用後のキャリアテープは、UV照射によりUV硬化型粘着テープの粘着力が低下しているため、粘着テープをキャリアテープから容易に剥離でき、キャリアテープの再利用が可能であるという優れた産業上の効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照し、従来例と同一物には同一の符号を用いて説明する。
本発明の実施形態である電子部品用トレーは、図1(a)及びそのX−X断面である図1(b)に示すように、電子部品1を収納、運搬する電子部品用トレー2において、電子部品1より大きな寸法の複数の開口部を有する枠体3と、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープ4とを、前記粘着剤を介して貼り合わせている。
本発明によれば、前記開口部内に露出する前記粘着剤によって電子部品の収納位置が保持されるとともに、電子部品の実装時には、UV硬化型粘着テープのテープ基材側からUVを照射することで前記粘着剤を硬化させ粘着力を落とし、容易にピックアップすることができる。
また、本発明によれば、トレー土台が不要であるため、トレー土台の製作費用と粘着テープの接着費用が不要となる。さらに、使用後のトレーは、UV照射によりUV硬化型粘着テープの粘着力が低下しているため、粘着テープを枠体から容易に剥離でき、枠体の再利用が可能である。
本発明の別の実施形態である電子部品用キャリアテープは、図2に示すように、電子部品1を収納、運搬する電子部品用キャリアテープにおいて、電子部品1より大きな寸法の複数の開口部を有するキャリアテープ6と、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープ4とを、前記粘着剤を介して貼り合わせている。
本発明によれば、前記開口部内に露出する前記粘着剤によって電子部品の収納位置が保持されるためカバーテープが不要となり、電子部品の実装時には、UV硬化型粘着テープのテープ基材側からUVを照射することで前記粘着剤を硬化させ粘着力を落とし、容易にピックアップすることができる。
また、本発明によれば、使用後のキャリアテープは、UV照射によりUV硬化型粘着テープの粘着力が低下しているため、粘着テープをキャリアテープから容易に剥離でき、キャリアテープの再利用が可能である。
トレーの枠体及びキャリアテープの材料は、特に限定されないが、電子部品の静電破壊防止や帯電による異物付着防止のため、導電性又は帯電防止処理を施した材料が望ましい。
尚、本発明の電子部品収納容器は、上記の半導体チップを想定した実施形態に限定されるものではなく、矩形平板状の電子部品においても本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る。
(a)本発明の実施形態を示す斜視図。 (b)(a)のX−X断面図 本発明の別の実施形態を示す断面図。 従来の電子部品用キャリアテープを示す断面図。 (a)従来の電子部品用トレーを示す斜視図。 (b)(a)のY−Y断面図 (a)従来の別の電子部品用トレーを示す斜視図。 (b)(a)のZ−Z断面図
符号の説明
1 電子部品
2 電子部品用トレー
3 枠体
4 UV硬化型粘着テープ
5 トレー土台
6 キャリアテープ
7 カバーテープ
8 吸着ノズル

Claims (2)

  1. 電子部品を収納、運搬する電子部品用トレーにおいて、電子部品より大きな寸法の複数の開口部を有する枠体と、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープとを、前記粘着剤を介して貼り合わせていることを特徴とする電子部品用トレー。
  2. 電子部品を収納、運搬する電子部品用キャリアテープにおいて、電子部品より大きな寸法の複数の開口部を有するテープと、UV透過型のテープ基材の1主面にUV硬化型の粘着剤を有するUV硬化型粘着テープとを、前記粘着剤を介して貼り合わせていることを特徴とする電子部品用キャリアテープ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072365A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Mitsubishi Materials Corp パワーモジュール用基板の製造方法

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