JP2003246357A - 部材搬送シートおよびそれを用いた部材搬送方法 - Google Patents

部材搬送シートおよびそれを用いた部材搬送方法

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JP2003246357A
JP2003246357A JP2002046923A JP2002046923A JP2003246357A JP 2003246357 A JP2003246357 A JP 2003246357A JP 2002046923 A JP2002046923 A JP 2002046923A JP 2002046923 A JP2002046923 A JP 2002046923A JP 2003246357 A JP2003246357 A JP 2003246357A
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conveying
holding sheet
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JP2002046923A
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Yoshihisa Okamoto
好久 岡本
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OPUTEKU KK
Optech Co Ltd
Original Assignee
OPUTEKU KK
Optech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品や電子部品等の搬送部材をしっかり
と固定するためのリブ構造を必要としない簡単な構造の
部材搬送シートであって、搬送部材が搬送中の振動など
を受けても動かないように保持できる部材搬送シートを
提供すること。 【解決手段】部材搬送シートを、凸部の最高点を結ぶ軌
跡が閉ループを形成しないように構成された凹凸の集合
体からなる部材配置部が少なくとも片面に行列状に形成
されている変形自在な部材保持シートにおいて、前記部
材保持シートの部材配置部が形成されている側の全面に
一様に粘着層が形成されており、前記部材配置部に形成
された粘着層に搬送部材を貼り付けて固定した後、前記
部材配置部が形成されている側の前記部材保持シート全
面に変形自在な保護シートを被覆・粘着してなる構造と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶素子や半導体
素子あるいはこれらの構成部材であるガラス基板やシリ
コン基板などの電子部品や電子部材を搬送するための部
材搬送シート、およびその部材搬送シートを用いた前記
液晶素子や半導体素子などの部材の搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、液晶素子や半導体素子あるい
はそれらの構成部材であるガラス基板やシリコン基板を
搬送する場合には、ポリフェニレンエーテルやポリプロ
ピレンあるいはポリスチレンなどの高分子材料を成形し
て構成した搬送トレイが用いられてきた。この搬送トレ
イは、搬送部材の形状で規制される形をしたポケットを
行列状に配列した押えトレイと受けトレイとからなって
いる。
【0003】図8を用いて、この搬送トレイのポケット
形状の1例を説明する。図8は従来の搬送トレイのポケ
ット構造の1例を示す模式的断面図であり、101は受
けトレイ、102は押えトレイ、103は搬送部材、1
04は受け隙間、105は受けリブ、106は押え隙
間、107は押さえリブである。
【0004】図8に示されるように、搬送部材103は
受けトレイ101に形成された凹状のポケット部の中に
収納されると同時に、押さえトレイ102で押さえつけ
られて動かないように固定されている。このとき、搬送
部材103が受けトレイ101や押さえトレイ102に
接触して汚れたり傷が付いたりするのを防ぐために、搬
送部材103は受けリブ105と押えリブ107とだけ
で押さえつけられており、搬送部材103と受けトレイ
101や押さえトレイ102との間には受け隙間104
や押え隙間106ができて直接接触しないように構成さ
れている。
【0005】また、図8において、搬送部材103の水
平方向への規制は、受けトレイ101のポケット部の壁
が行っている。そのため、受けトレイ101のポケット
部は搬送部材101の形状に対応した形に作られてい
る。例えば、矩形形状のガラス基板を搬送部材103と
して扱うならば、その矩形形状に相似な形のポケット部
が、丸いペレット状の搬送部材に対しては丸い形状ある
いはその丸に外接する正方形などの形のポケット部が形
成される。
【0006】このようにポケット部の壁やリブで搬送部
材を押さえ込むことによって、搬送中に搬送部材が動い
て破損することを防ぐのである。また、搬送部材の上下
に構成される受け隙間104や押え隙間106は、外力
が直接搬送部材に伝達されるのを防ぎ、外力によって搬
送部材が破損されるのを防ぐことができる。また、搬送
部材103は受けトレイ101と押えトレイ102とで
密閉されているために、外部のゴミやホコリが搬送部材
に付着して汚染するのを防ぐ役割をも果たしている。
【0007】図8に示したようなポケットを行列状に構
成した搬送トレイに搬送部材を入れて、そのトレイを何
層も積層したものをビニール袋などに入れて、さらにダ
ンボール箱などに詰めて搬送する場合が多い。
【0008】なお、これら搬送トレイは上述したよう
に、高分子材料を成形して作製されるために、絶縁性が
高く極めて帯電しやすい。搬送トレイが帯電すると、環
境のゴミやホコリを吸着して搬送部材を汚染する場合が
ある。また、搬送部材が半導体素子やアクチブ型液晶素
子のような場合は、素子内のトランジスタを静電破壊し
てしまうこともある。このようなことを防ぐために、搬
送トレイを形成する高分子材料に導電性の粉末を混合す
ることによって表面抵抗を下げてその結果帯電しにくく
する、いわゆる帯電防止処理を施した搬送トレイが用い
られてきた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の搬
送トレイは、押さえトレイと受けトレイのリブで搬送部
材を押えているだけなので、搬送トレイを精度良く作製
したとしても、搬送中に振動などの影響を受けて搬送部
材に力が加わるとそれが動いてしまうことが多々ある。
特に、搬送トレイは上述したように何層も積層して搬送
するのが通常であり、剛性の大きくない高分子素材で作
製された各トレイには様々な荷重が加わって容易に変形
をする。そのため、搬送部材を押さえ込むために精度良
く設計されているとはいえ、前記変形のために上記リブ
は搬送部材をしっかりと押さえ込むことができずに、搬
送トレイのポケット内で搬送部材が動いてしまう。すな
わち、従来の搬送トレイでは、どれほど厳密な設計を行
おうと搬送トレイの変形や成形精度の問題で搬送部材を
押さえて固定することが十分できないという課題を有し
ているのである。
【0010】さらにまた、押さえトレイと受けトレイと
の間に隙間ができた場合は、搬送部材を固定するための
リブが全く効かなくなり、トレイから搬送部材が落下す
るなどの事故が発生するという課題があった。
【0011】そして従来の搬送トレイでは、このように
搬送トレイのポケットの中で搬送部材が動くために、こ
の搬送部材を支持するためのリブと搬送部材がこすれあ
って、一般に搬送部材よりも柔らかい素材を用いている
リブが磨耗してゴミとなってポケット内に散らばってし
まうため、搬送部材を汚染したり汚したりするという課
題があった。
【0012】もちろん、搬送トレイのポケット内で搬送
部材が動くことは、搬送部材そのものが磨耗損傷すると
いう課題をも有していた。
【0013】さらにまた、上記のようにリブの磨耗によ
るゴミが発生した場合に、搬送トレイの素材に帯電防止
処理がなされていると、搬送部材に対してそのゴミが電
気的な短絡を生じさせる原因にもなるという課題を有し
ていた。
【0014】また、従来の搬送トレイは高分子材料の成
形で形作られているために、ポケットの空間などで容積
を取り、特に多数の搬送トレイを積層して搬送する場合
はかさばってしまうという課題を有していた。
【0015】そして、従来の搬送トレイは、搬送部材を
しっかりと固定するためのリブ構造が必要であり、その
ために複雑な構造をプラスティック成形しなければなら
ないために高コストになるという課題を有していた。
【0016】さらにまた、上記のように搬送トレイを積
層して真空パッケージに入れて減圧状態で搬送する場合
は、搬送トレイの間の隙間が広くなるために排気気体の
容積が大きくなり、大きな真空ポンプを用いて減圧しな
ければならないという課題を有していた。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の部材搬送シート
は、凸部の最高点を結ぶ軌跡が閉ループを形成しないよ
うに構成された凹凸の集合体からなる部材配置部が少な
くとも片面に行列状に形成されている変形自在な部材保
持シートにおいて、前記部材保持シートの部材配置部が
形成されている側の全面に一様に粘着層が形成されてお
り、前記部材配置部に形成された粘着層に搬送部材を貼
り付けて固定した後、前記部材配置部が形成されている
側の前記部材保持シート全面に変形自在な保護シートを
被覆・粘着してなる構造とした。
【0018】このような構造にすることによって、搬送
部材を粘着層が十分に固着・保持するため、例え上記保
護シートが剥がれることがあったとしても、搬送部材が
落下するという事故の発生がなくなり上記課題を解決す
ることができた。さらにまた、このような構造にするこ
とにより、搬送中に外部から衝撃が加わったり振動が加
わったりしたとしても搬送部材が動いてゴミやホコリな
どを発生させることがなくなり、また同時に搬送部材が
磨耗によって損傷することもなくなり上記課題を解決す
ることができた。
【0019】さらに、本発明の部材搬送シートは、変形
自在な部材から構成されているために、これらを積層し
て使用してもかさ張らず、コンパクトな梱包で搬送する
ことができ上記課題を解決することができた。そして、
このような構造とすることによりリブなどの複雑な構造
が不要となり、簡単な構造で安く部材搬送シートを作る
ことができ上記課題を解決することができた。
【0020】また、凹凸の集合体からなる部材配置部を
行列状に配置することにより、搬送部材を十分な密着力
ではあるが剥し易く粘着させることができる上に、搬送
部材の取り付け箇所が判り易くなるために、本発明の部
材搬送シートへの部材の脱着が容易になった。
【0021】本発明の部材搬送シートにおいて、上記保
護シートが上記搬送部材に接触しないように上記部材保
持シートと貼り付けることができるように、上記搬送部
材よりも十分大きな容積を有する変形自在な凹部が上記
部材配置部に対応した位置でありかつ上記保護シート上
に形成されている構造とした。このような構造にするこ
とにより、搬送部材と上記変形自在な凹部との間に気体
を密封することができ、この密封気体が外部からの衝撃
や振動に対するダンパーとして作用するため、外部から
の衝撃や振動に強い搬送シートとすることができ上記課
題を解決することができた。なお、この変形自在な凹部
に密封された気体のダンパー作用は、本発明の部材搬送
シートを重畳積層した場合にさらに大きな効果をもたら
す。
【0022】本発明の部材搬送シートにおいて、上記部
材配置部を構成する凹凸の山谷間の深さは上記粘着層の
厚みよりも深い構造とした。このようにすることで、部
材の脱着がより容易に行えるように確実にすることがで
きるようになった。
【0023】本発明の部材搬送シートにおいて、上記部
材保持シート、上記粘着層および上記保護シートの表面
抵抗を1011Ωcm以下とした。このようにすること
により、本発明の部材搬送シートはほとんど帯電するこ
となく使用することができ、また搬送部材が動かないた
めゴミなども発生しないために、汚染や電気的な短絡な
どの不良を起こすことなく搬送が可能となり上記課題を
解決することができた。
【0024】本発明の部材搬送シートを用いた部材搬送
方法として、乾燥気体中で、上記部材保持シートに形成
された部材配置部上に搬送部材を粘着して配列した後、
これら搬送部材を覆うようにして上記保護シートを前記
部材保持シート全面に貼り付けて部材搬送シートを構成
した後、当該部材搬送シートを重畳して密閉容器または
密閉袋に充填し、その後これら密閉容器または密閉袋内
の空気を除去し減圧状態として前記搬送部材を搬送する
方法を用いた。このような搬送方法を用いることによ
り、よりコンパクトに本発明の部材搬送シートを密閉容
器または密閉袋の中に充填して搬送することが可能とな
り上記課題を解決することができた。また、密閉容器ま
たは密閉袋の中を減圧することによって、外気の影響を
受け難くなるため搬送中の搬送部材の劣化の少ない搬送
が可能となった。
【0025】本発明の部材搬送シートを用いた部材搬送
方法として、乾燥気体中で、上記部材保持シートに形成
された部材配置部上に搬送部材を粘着して配列した後、
これら搬送部材を覆うようにして上記保護シートを前記
部材保持シート全面に貼り付けて部材搬送シートを構成
した後、当該部材搬送シートを重畳して密閉容器または
密閉袋に充填し、その後これら密閉容器または密閉袋内
の空気を除去し減圧状態とし、前記密閉容器または密閉
袋の中に乾燥気体を常圧またはそれよりもやや大きな圧
力で充填した状態として前記搬送部材を搬送する方法を
用いた。このような搬送方法を用いることにより、より
コンパクトに本発明の部材搬送シートを密閉容器または
密閉袋の中に充填して搬送することが可能となり上記課
題を解決することができた。また、密閉容器または密閉
袋の中を乾燥気体で置換することによって、外気の影響
を受け難くなるため搬送中の搬送部材の劣化の少ない搬
送が可能となった。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の部材搬送シートお
よびそれを用いた部材搬送方法の実施形態について、図
面を用いて説明する。
【0027】図1は、本発明の部材搬送シートの部材配
置部近傍構造の1実施形態を示した模式的断面図であ
り、1は部材保持シート、2は粘着層、3は保護シー
ト、4は部材配置部、5は搬送部材、6は封止隙間であ
る。また、図2に本発明の搬送シートの平面構造の1実
施形態を示した斜視的平面図を示す。図2において、図
1と同じ作用を有する要素には同一の符号を付してその
説明を省略した。
【0028】部材保持シート1は、厚み80〜700μ
mの高分子シートから形成されている。また、保護シー
ト3は、厚み80〜400μmの高分子シートから形成
されている。部材保持シート1および保護シート3の幅
は数十〜数百mmまで、搬送部材の大きさや数量あるい
は搬送方法によって自由に選択することができる。同様
に、部材保持シート1および保護シート3の長さも、搬
送部材の大きさや数量あるいは搬送方法によって、数十
mm〜数百mまで自由に選択することができる。これら
部材保持シート1と保護シート3とに使用される高分子
材料としては、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、あるいはポリエステルなどを用いることができ
る。
【0029】部材保持シート1の片方の表面には、凹凸
の集合体からなる部材配置部4が形成されている。この
部材配置部4は、図2からも判るように部材保持シート
1の面上で行列状に配置して形成されている。この部材
配置部4の凹凸形状は、これらの凹凸形状に対応した型
を用いたエンボス加工で作製するのが容易である。
【0030】図7に部材配置部4の凹凸パターンの実施
形態の例を示す。図7において、(a)、(b)、およ
び(c)は好ましい凹凸における最高点を結ぶ軌跡パタ
ーンの実施形態例を示しており、(d)、(e)、およ
び(f)は好ましくない凹凸における最高点を結ぶ軌跡
パターンの実施形態例を示している。図7(a)は波線
の集合体からなる縞模様で構成された凹凸パターンであ
り、図7(b)は点が行列状に配列したパターンであ
り、図7(c)は同一中心点を有するC文字形状の集合
パターンである。図7(a)、(b)、および(c)に
示した凹凸パターンにおいては、最高点の軌跡は全て閉
ループを形成していない。図7(d)は波線の集合体か
らなる格子縞模様で構成された凹凸パターンであり、図
7(e)はO文字形状が行列状に配列したパターンであ
り、図7(f)は同一中心点を有するO文字形状の集合
パターンである。図7(d)、(e)、および(f)に
示した凹凸パターンにおいては、最高点の軌跡は全て閉
ループを形成している。
【0031】図7(d)、(e)、および(f)に示さ
れるように、部材配置部に形成されている凹凸パターン
の最高点を結ぶ軌跡が閉ループを構成している場合に、
搬送部材をその部材配置部上に形成されている粘着層に
長時間粘着させると搬送部材が強力に密着して剥離する
のが困難になる場合がある。この原因は、閉ループの中
に閉じ込められた気体(空気)の圧力が関係しているも
のと考えられる。
【0032】一方、図7(a)、(b)、および(c)
に示されるように、部材配置部に形成されている凹凸パ
ターンの最高点を結ぶ軌跡が閉ループを構成していない
場合に、搬送部材をその分材配置部上に形成されている
粘着層に長時間粘着させていたとしても搬送部材が強力
に密着して剥離するのが困難になるという現象は起こら
ない。また、このような凹凸パターンを部材配置部に形
成することによって、搬送部材が粘着層と長時間張り付
いていても小さな力で容易に剥がすことができる上に、
外部からの衝撃や振動では剥がれないだけの粘着強度を
実現することができる。
【0033】従って、部材配置部に形成する凹凸パター
ンにおいては、その最高点を結ぶ軌跡が閉ループを構成
しないことが重要となる。また、その最高点を結ぶ軌跡
が閉ループを構成していない限り、上記凹凸パターンの
パターン形状は搬送部材と粘着層との粘着強度に関係し
ていないように思われる。関係しているのは、上記凹凸
パターンの最高点が形成する総面積であり、この総面積
が大きくなればなるほど粘着力が大きくなり、何も凹凸
パターンが形成されていない場合が最大となる。従っ
て、搬送部材と粘着層との粘着力は、上記凹凸パターン
の最高点が形成する総面積の大きさを調整することで最
適化をはかれば良い。
【0034】一方、部材配置部に形成する凹凸パターン
の深さは、その凹凸パターンの山谷間の深さが粘着層の
厚さよりも十分深ければ、この凹凸パターンが搬送部材
の密着強度に作用する効果が現れることが分かってい
る。すなわち、上記凹凸パターンの山谷間の深さが粘着
層の厚さよりも薄くなると、搬送部材にはこの凹凸パタ
ーンが何も形成されていない場合と同程度の強い密着力
が作用する。
【0035】粘着層2の層厚は粘着剤の材質にも依存す
るが20〜200μmの範囲にあるため、上記凹凸パタ
ーンの山谷間の深さはこれらの粘着層厚に対応して20
〜200μm以上とすることが重要である。
【0036】部材配置部4に形成された上記凹凸パター
ンは、光の屈折や回折によって目視で他の部分と容易に
識別できるために、搬送部材5を配置するためのアライ
メントマークの代わりとしても用いることができる。
【0037】このようにして、搬送部材5を部材配置部
4に粘着して固定した後、図1と2に示すように、搬送
部材5を覆って外部からの機械力や熱などから保護する
と同時に搬送部材5を押えて剥離落下しないようにする
ために、保護シート3を部材保持シート1全面に貼り付
ける。この保護シート3の貼り付けは、部材保持シート
1の全面に形成されている粘着層2に保護シート3を粘
着させることによって容易に行うことができる。部材保
持シート1に形成されている粘着層2と凹凸のない平面
部で密着することと、その密着面の面積を広く取ること
ができるために、保護シート3は部材保持シート1と強
力に密着する。
【0038】保護シート3と部材保持シート1とを密着
させるとき、搬送部材5が厚みを持っているために、部
材保持シート1と保護シート3との界面上の搬送部材3
の周縁に封止隙間6が形成される。この封止隙間6はエ
アパッキンと同様の作用を有して、搬送部材を外部から
の機械力から保護する作用をする。
【0039】図1および図2に示した実施の形態におい
ては、保護シートとして平面状のフィルムシートを用い
た場合を示したが、以下の実施の形態では、変形自在な
凹部を有する保護シートを用いる場合の実施の形態につ
いて説明する。
【0040】図4は変形自在な凹部を有する保護シート
を示した模式的斜視図であり、3は保護シート、7は変
形自在な凹部、8は凹部開口である。保護シート3とし
ては、厚さ80〜400μmの高分子材料が用いられ
る。保護シート3を形成するその高分子材料としては、
塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、あるいは
ポリエステルなどを用いることができる。
【0041】図4の保護シート3には行列状に凹部開口
8が形成されており、その凹部開口8を塞ぐように変形
自在な凹部7が形成されている。保護シート3は上記の
ように非常に薄いために、この凹部7は変形自在となっ
ている。このような変形自在の凹部7は、成形型を用い
て熱成形プレスなどの方法で容易に作製することができ
る。
【0042】この変形自在な凹部を有する保護シートを
用いた部材搬送シートの1実施形態を図3に示す。図3
は変形自在な凹部を有する保護シートを用いた部材実装
シートの1実施形態を示した模式的断面図であり、1は
部材保持シート、2は粘着層、3は保護シート、4は部
材配置部、5は搬送部材、6は封止隙間、7は変形自在
な凹部である。図3に示す構成が図1に示す構成と異な
っている点は、保護シート3が搬送部材5に比較して十
分大きな容積の変形自在な凹部7を有しており、その結
果、封止隙間6が搬送部材5の上面に接触しないほど十
分に広くなっていることである。
【0043】上記封止隙間6には、保護シート3を部材
保持シート1に貼り付けたときに封入された気体(通常
は空気)が入っている。この封止隙間6は四方を粘着層
2で封止されているために、その中に入っている気体は
逃げることなく封入されている。従って、この変形自在
な凹部とその中に封入された気体がエアダンパーとして
作用し、外部の機械力から搬送部材を保護する機能を有
する。
【0044】すなわち、このような変形自在の凹部7を
有する保護シート3を用いた本発明の部材搬送シート
は、搬送部材5を装着してそれを何層も積層しても、搬
送部材5がエアダンパーで保護されるために損傷するこ
となく安全に搬送することが可能となるのである。ま
た、この封入気体として、乾燥空気や乾燥窒素あるいは
乾燥アルゴンなどの気体を用いることによって、搬送部
材の劣化を防ぐこともできる。また、変形自在な凹部7
は、部材保持シート1に貼り付けられていないときは、
凹部空間をつぶして収納できるために、保管時の場所を
取らないという利点がある。
【0045】以上説明した部材搬送シートに用いられる
部材保持シート1、粘着層2、および保護シート3は、
静電気の発生を押さえるとともに、発生した静電気を速
やかに逃がして帯電を防ぐために、帯電防止処理を施す
のが望ましい。この帯電防止処理は、部材保持シート
1、粘着層2、および保護シート3に金属やカーボンな
どの導電性材料粉末を混合したり、界面活性剤を分散さ
せたりすることによって容易に行うことができる。この
ようにして、これら部材保持シート1、粘着層2、およ
び保護シート3の表面抵抗を1011Ωcm以下とする
ことによって、帯電を防ぐことが可能となる。この表面
抵抗の調整は、部材保持シート1、粘着層2、および保
護シート3に混ぜる導電性材料粉末や界面活性剤の種類
と濃度を調整することによって実現することができる。
【0046】次に、本発明の部材搬送シートを用いた部
材搬送方法について説明する。図5は本発明の部材搬送
シートを密閉袋へ充填したときの1実施形態を示した断
面図であり、9は本発明の部材搬送シート、10は密閉
袋、11は開口である。図5における本発明の部材搬送
シート9では、変形自在な凹部有する保護シートを用い
て搬送部材が行列状に封入されている場合を示してある
が、図1に示したような平坦な保護シートを用いて搬送
部材を封入した部材搬送シートを用いても良いことは言
うまでもない。
【0047】図5に示す部材搬送シート9は、部材保持
シート状に搬送部材を配列した後、保護シートで被覆し
て作製したものである。なお、上記搬送部材の配列作業
は、乾燥気体中で行うのが好ましい。具体的には、グロ
ーブボックス中に乾燥空気や乾燥窒素あるいは乾燥アル
ゴンを充填しておき、その中で搬送部材を部材保持シー
ト上に配列し、その後保護シートで密閉する。このよう
にすることにより、搬送部材は上記の乾燥気体中に封入
されているのと同様の効果を受けて、酸素や湿度などに
よる劣化を防ぐことができる。
【0048】密閉袋10は熱硬化性高分子材料または熱
可塑性高分子材料から作られている変形自在な袋であ
り、図では明示していないが、最初は部材搬送シート9
を入れるのに十分大きな開口を持っている。その密閉袋
10に部材搬送シート9を図示するように重畳積層して
入れた後、この密閉袋10の開口を熱圧着装置を用いて
開口11で示すような小さな開口を残して熱圧着して閉
じる。この開口11は、外部から気体を導入したり、密
閉袋中の気体を脱気したりするために用いる。
【0049】図6に密閉容器の開口部の詳細な構造の1
実施形態を示す模式的断面図を示す。図6において、1
2は密閉容器内部、13は内部弁、14は外部弁、15
は通気管である。密閉容器内部12と外気とは、内部弁
13および外部弁14を介して連通されている。しかし
ながら、内部弁13も外部弁14も変形自在なフィルム
状構造をしているために、力が作用すると容易に変形し
て上記連通路を閉ざしてしまう。そのため、密閉袋内部
12と外気との間の連通路を保とうとすると、金属パイ
プなどの剛体から作られた通気管15を内部弁13と外
部弁14の中に差し込んで連通路を確保しなければなら
ない。
【0050】図5に示したように、本発明の部材搬送シ
ートを重畳積層して密閉袋に入れた後、小さな開口だけ
を残してその密閉袋の開口を熱圧着で閉じ、その後図6
に示すように、残した小さな開口に通気管15を差し込
んで通気路を確保する。
【0051】次に通気管15を真空ポンプまたは排気ポ
ンプに連結して、密閉袋内部12の気体を排気する。密
閉袋は上記のように変形自在な袋であるため、内部の気
体が脱気されると大気に押しつぶされて、中に入れられ
た部材搬送シートを押し付け密着する。このような状態
になった後、通気管15を引き抜けば、内部弁13と外
部弁14が密閉袋同様に大気で押しつぶされて連通路を
閉ざし、その結果、密閉袋内部12と外気とを隔離して
しまう。より完全に密閉袋と外気とを隔離するために
は、通気管15を引き抜いた後、外部弁14を熱圧着に
よって閉じれば良い。
【0052】このようにして、本発明の部材搬送シート
を重畳積層した状態で減圧状態の密閉袋に封入すること
ができるのである。本発明の部材搬送シートの形状も変
形自在であるために、上記のようにして密閉袋に封入さ
れたものの容積は最小の値を取ることができる。また、
そのため上記真空ポンプによる減圧工程においても減圧
を効率的に行うことができるので、従来の搬送トレイを
用いて減圧を行う場合に比べて小さな真空ポンプまたは
排気ポンプを用いるだけで十分である。
【0053】また、本発明の部材搬送シートを減圧状態
の密閉袋に封入することによって、図1および2に示し
た封入隙間6に封入されている気体が、自己圧力によっ
てその封入隙間6をより外側に広げようとするために、
エアークッションとしての効果をさらに増大させること
ができ、搬送時の外部衝撃などから搬送部材を保護する
力を増大させることが可能となる。
【0054】このように、搬送部材を減圧状態で保管・
搬送することによって、それら搬送部材を酸素や空気中
に含まれる水分などから隔離することができるため、搬
送時の経時劣化を抑えることができる。このような搬送
方法は、素材が酸素や水分によって影響を受けやすい部
材、例えば有機エレクトロルミネッセンス素子やその材
料基板の搬送に対して効果が大きいものと考えられる。
【0055】また、上記のようにして密閉袋内部を減圧
状態にした後、通気管15を引き抜かないでその通気管
15を通して乾燥気体を密閉袋内部に充填しても良い。
乾燥気体としては、乾燥窒素、乾燥アルゴンなどを用い
るのが望ましい。また、酸素が問題にならない場合は乾
燥空気を用いても良い。このとき、密閉袋内部に充填す
る乾燥気体の圧力は大気圧もしくは密閉袋が破損しない
範囲内で大気圧よりもやや大きい圧力にするのが好まし
い。このように密閉袋内部に乾燥気体を封入した後、通
気管15を引き抜けば、内部弁13が密閉袋同様に大気
で押しつぶされて連通路を閉ざし、その結果、密閉袋内
部12と外気とを隔離してしまう。より完全に密閉袋と
外気とを隔離するためには、通気管15を引き抜いた
後、外部弁14を熱圧着によって閉じれば良い。
【0056】このように、密閉袋内部の気圧を大気圧ま
たはそれよりもやや大きい気圧にすることによって、密
閉袋内部の気圧が大気圧以下の場合に比べると外気から
の酸素や水分の浸入を防ぐ効果が大きくなり、搬送部材
の長時間搬送や長期間保存が可能となる。
【0057】内部を減圧状態にして搬送部材を密閉袋内
部に詰める場合も、内部を大気圧またはそれよりもやや
大きい圧力の乾燥気体を充填して搬送部材を密閉容器内
部に詰める場合も、どちらの場合においても、密閉袋内
部にシリカゲルや塩化カリウムなどの除湿剤を入れるこ
とによって、密閉袋内部の水分を除去することができ
る。このようにすることによって、水分の影響を受けや
すい搬送部材もより長時間搬送や長期間保存をすること
ができる。
【0058】図5と6では、本発明の部材搬送シートを
重畳積層して密閉袋に入れて搬送する場合を示したが、
密閉袋の代わりに密閉容器に本発明の部材搬送シートを
重畳積層して入れて搬送しても良いことは言うまでもな
い。
【0059】また、本発明の部材搬送シートを密閉容器
に入れて搬送する場合は、密閉容器として筒状の容器を
用い、本発明の部材搬送シートをロール状に巻き取って
前記筒状容器に入れて搬送するのと取り扱いが簡単にな
り便利である。
【0060】以上のようにして、本発明の部材搬送シー
トに搬送部材を取り付けて搬送することにより、搬送部
材が搬送シートに密着して動かないため、搬送シート内
でゴミの発生が全くない状態で部材を搬送することがで
きるようになった。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の部材搬送
シートは、凸部の最高点を結ぶ軌跡が閉ループを形成し
ないように構成された凹凸の集合体からなる部材配置部
が少なくとも片面に行列状に形成されている変形自在な
部材保持シートにおいて、前記部材保持シートの部材配
置部が形成されている側の全面に一様に粘着層が形成さ
れており、前記部材配置部に形成された粘着層に搬送部
材を貼り付けて固定した後、前記部材配置部が形成され
ている側の前記部材保持シート全面に変形自在な保護シ
ートを被覆・粘着してなる構造とすることにより、搬送
部材が搬送中の振動などを受けても全く動くことがなく
なり、その結果上記部材搬送シート中にゴミの発生が全
くない搬送ができる。そのことが、より搬送部材の信頼
性を高めたり、またゴミの除去などに費やする費用を削
減したりすることに与える効果は大きい。
【0062】また、上記のように本発明の部材搬送シー
トは、従来の搬送トレイのように複雑なリブ構造を要す
ることなく、簡単な構造で安価に作製することができる
ために、搬送部材のコストダウンに対する効果も大き
い。
【0063】さらに、帯電によって周囲のゴミを吸着し
て搬送部材が汚染することを防ぐために、部材保持シー
ト、粘着層、および保護シートの表面抵抗を1011Ω
cm以下としても、上記のように搬送中に部材搬送シー
トが磨耗してゴミとならないために、それが電気的な短
絡を引き起こすこともなく、搬送部材を清浄な状態に保
った状態で搬送することができるため、搬送部材の信頼
性を高めることができるという効果がある。
【0064】また、搬送部材を変形自在なシート中に保
持して搬送を行うために、搬送シートそのものの形状も
柔軟に変えることができ、その結果、かさ張らず梱包容
器の種類も選ばない搬送を行うことができる。そのこと
が、収納場所を狭く押さえ、梱包費用を削減することに
与える効果は大きい。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部材搬送シートの部材配置部近傍構造
の1実施形態を示した模式的断面図である。
【図2】本発明の搬送シートの平面構造の1実施形態を
示した斜視的平面図である。
【図3】変形自在な凹部を有する保護シートを用いた部
材実装シートの1実施形態を示した模式的断面図であ
る。
【図4】変形自在な凹部を有する保護シートを示した模
式的斜視図である。
【図5】本発明の部材搬送シートを密閉袋へ充填したと
きの1実施形態を示した断面図である。
【図6】密閉容器の開口部の詳細な構造の1実施形態を
示す模式的断面図である。
【図7】部材配置部4の凹凸パターンの実施形態の例を
示した図で、(a)は波線の集合体からなる縞模様で構
成された凹凸パターン、(b)は点が行列状に配列した
パターン、(c)は同一中心点を有するC文字形状の集
合パターン、(d)は波線の集合体からなる格子縞模様
で構成された凹凸パターン、(e)はO文字形状が行列
状に配列したパターン、そして(f)は同一中心点を有
するO文字形状の集合パターンである。
【図8】従来の搬送トレイのポケット構造の1例を示す
模式的断面図である。
【符号の説明】
1…部材保持シート 2…粘着層 3…保護シート 4…部材配置部 5…搬送部材 6…封止隙間 7…変形自在な凹部 8…凹部開口 9…本発明の部材搬送シート 10…密閉袋 11…開口 12…密閉容器内部 13…内部弁 14…外部弁 15…通気管 101…受けトレイ 102…押えトレイ 103…搬送部材 104…受け隙間 105…受けリブ 106…押え隙間 107…押さえリブ
フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA12 AB41 AC03 AC12 AC14 BA12C BA20B BB14B BB14C BC04B BC07B CA04 EA06 EA32 EB23 EB27 EC23 FA04 FB11 FC01 5F031 CA02 CA05 CA13 DA05 DA15 DA19 EA02 MA37 NA04 PA20 PA21 PA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凸部の最高点を結ぶ軌跡が閉ループを形成
    しないように構成された凹凸の集合体からなる部材配置
    部が少なくとも片面に行列状に形成されている変形自在
    な部材保持シートにおいて、前記部材保持シートの部材
    配置部が形成されている側の全面に一様に粘着層が形成
    されており、前記部材配置部に形成された粘着層に搬送
    部材を貼り付けて固定した後、前記部材配置部が形成さ
    れている側の前記部材保持シート全面に変形自在な保護
    シートを被覆・粘着してなることを特徴とする部材搬送
    シート。
  2. 【請求項2】上記保護シートが上記搬送部材に接触しな
    いようにして上記部材保持シートと貼り付けることがで
    きるように、上記搬送部材よりも十分大きな容積を有す
    る変形自在な凹部が上記部材配置部に対応した位置であ
    りかつ上記保護シート上に形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の部材搬送シート。
  3. 【請求項3】上記部材配置部を構成する凹凸の山谷間の
    深さは上記粘着層の厚みよりも深いことを特徴とする請
    求項1および2記載の基板搬送シート。
  4. 【請求項4】上記部材保持シート、上記粘着層および上
    記保護シートの表面抵抗は1011Ωcm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1、2、および3記載の基板搬送
    シート。
  5. 【請求項5】乾燥気体中で、上記部材保持シートに形成
    された部材配置部上に搬送部材を粘着して配列した後、
    これら搬送部材を覆うようにして上記保護シートを前記
    部材保持シート全面に貼り付けて部材搬送シートを構成
    した後、当該部材搬送シートを重畳積層して密閉容器ま
    たは密閉袋に充填し、その後これら密閉容器または密閉
    袋内の空気を除去し減圧状態として前記搬送部材を搬送
    することを特徴とする部材搬送方法。
  6. 【請求項6】乾燥気体中で、上記部材保持シートに形成
    された部材配置部上に搬送部材を粘着して配列した後、
    これら搬送部材を覆うようにして上記保護シートを前記
    部材保持シート全面に貼り付けて部材搬送シートを構成
    した後、当該部材搬送シートを重畳積層して密閉容器ま
    たは密閉袋に充填し、その後これら密閉容器または密閉
    袋内の空気を除去し減圧状態とし、前記密閉容器または
    密閉袋の中に乾燥気体を常圧またはそれよりもやや大き
    な圧力で充填した状態として前記搬送部材を搬送するこ
    とを特徴とする部材搬送方法。
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