JP2005104441A - 姿勢可変自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 仰臥姿勢と腰掛け姿勢を容易に変型可能とすることにより、交通状況に応じた運転姿勢を選択することを可能とした自転車等を提供する。
【解決手段】 本体フレームの後輪中央部を支持点として、逆V字型に屈曲可能な可動フレームを設け、ペダルを取り付けた先端部を移動させることにより、駆動力伝達経路を保持した状態で、ペダル、サドルの位置を、腰掛け姿勢で乗車するのに適した状態と仰臥姿勢で乗車するのに適した状態に変化させることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】 本体フレームの後輪中央部を支持点として、逆V字型に屈曲可能な可動フレームを設け、ペダルを取り付けた先端部を移動させることにより、駆動力伝達経路を保持した状態で、ペダル、サドルの位置を、腰掛け姿勢で乗車するのに適した状態と仰臥姿勢で乗車するのに適した状態に変化させることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、自転車等であって、乗車姿勢を可変としたものに関する。
通常の腰掛け式自転車は、身体を腰と腕とで支えるため、長時間の乗車では負担が大きい。また、頭がうつむく姿勢であるため、視界が狭くなる等の欠点がある。これに対して、リカンベントと呼ばれる仰臥姿勢で運転する自転車等は、空気抵抗、安定性、身体保持面が広いことによる快適性等の長所を持つが、反面、姿勢が低いことによる認識性の悪さ、停車時の足つきの悪さ、等が問題となり、特に交通量が多く、停車、発進を繰り返す街路走行には適さない。
仰臥姿勢と腰掛け姿勢を容易に変型可能とすることにより、交通状況に応じた運転姿勢を選択することを可能とした自転車等を提供する。
本体フレームの後輪中央部を支持点として、中間部の適当な位置に1関節を持つ可動フレームが設けられていて、ペダル側スプロケット(ギア)とペダルのセットが、その先端に取り付けられている。
この先端部は、本体フレームのサドル下部分とハンドル下部分、及びその中間部分の任意の位置に固定することができる。先端部をサドル下に固定すると、可動フレームは関節部で折り曲げられ、ペダルの位置は腰掛け姿勢で乗車するのに適した状態となる。また、ハンドル下に固定すると、可動フレームは伸ばされた状態となり、ペダルの位置は仰臥姿勢で乗車するのに適した状態となる。
この先端部は、本体フレームのサドル下部分とハンドル下部分、及びその中間部分の任意の位置に固定することができる。先端部をサドル下に固定すると、可動フレームは関節部で折り曲げられ、ペダルの位置は腰掛け姿勢で乗車するのに適した状態となる。また、ハンドル下に固定すると、可動フレームは伸ばされた状態となり、ペダルの位置は仰臥姿勢で乗車するのに適した状態となる。
いずれの場合にも、ペダル側スプロケット、中継ギア、後輪側スプロケットは可動フレームと同期して動くため、チェーンが外れる危険はない。
この可動フレームは先端部をサドル下に固定した時に、関節部分が持ち上げられた状態となり、ハンドル下に固定した時には、引き下げられた状態となるため、関節部分付近にサドル支持構造を付加することにより、フレームの動きに連動して、サドルの位置を調整することが可能になる。
本発明によれば、自転車等において、仰臥姿勢と腰掛け姿勢を容易に変更し、交通状況に応じた運転姿勢を選択することが可能となる。
図1、図2は、この発明の実施例である。
図1は、仰臥姿勢運転状態を示す側面図である。
図2は、腰掛け姿運転状態を示す側面図である。
図1は、仰臥姿勢運転状態を示す側面図である。
図2は、腰掛け姿運転状態を示す側面図である。
実施例ではフレームの全体は、固定フレーム11と、可動フレームにより構成されている。可動フレームは、前部可動フレーム3と、後部可動フレーム4に分かれていて、両者はヒンジ部5で連結され、たて方向に可動する。後部可動フレーム4は、可動フレーム後端部6で固定フレーム11の後輪車軸位置に取り付けられている。また、前部可動フレーム3の前端部分には、ペダル、スプロケット2が取り付けられている。
また、この前部可動フレーム3の前端部分は、固定フレームのスライドガイド12に沿って自由に移動することができ、最前部はハンドル下、最後部はサドル下、またはその中間の任意の位置に、ロック機構により固定できる。この時、固定された後輪車軸とペダル側スプロケット2の距離は大きく変化するが、可動フレームが逆V字型に屈曲することにより、前部可動フレーム3、ヒンジ部5、後部可動フレーム4からなる駆動力伝達経路の長さはおおむね一定に保たれるため、どの固定位置においても同一のチェーン伝達機構による駆動が可能である。なお、実施例は、1本のチェーンとギアの組み合わせであるが、2本のチェーンとギアの組み合わせ、シャフトとギアの組み合わせ等でも同じ効果が得られる。また、シートのサドル部分8は、前部可動フレーム3に連結され、同期して位置が変化する。シートの背もたれ部分9は、固定フレーム11に連結されている。サドル部と背もたれ部も連結されている。
一般的なの腰掛け姿勢での乗車に際しては、前部可動フレーム3の前端部分1を、サドル下に固定することにより、サドル部は自動的に腰掛けに適した位置に固定される。同時に固定フレーム11に連結された背もたれ部9は邪魔にならない位置に下げられる。次に、ハンドル10はこれに合わせて、立てた状態で固定する。これにより、腰掛け姿勢での乗車が可能になる。
仰臥姿勢での乗車に際しては、前部可動フレーム3の前端部分1を、ハンドル下に固定することにより、サドル部は自動的に仰臥姿勢に適した位置に固定される。同時に固定フレーム11に連結された背もたれ部9はサドル部とともにシート形状となる位置にセットされ、上体を支えることができる。次に、ハンドル10はこれに合わせて、寝かせた状態で固定する。これにより、仰臥姿勢での乗車が可能になる。
1可動フレーム前端部
2ペダル側スプロケット
3前部可動フレーム
4後部可動フレーム
5ヒンジ部
6可動フレーム後端部
7チェーン
8サドル部
9背もたれ部
10ハンドル
11固定フレーム
12スライドガイド
2ペダル側スプロケット
3前部可動フレーム
4後部可動フレーム
5ヒンジ部
6可動フレーム後端部
7チェーン
8サドル部
9背もたれ部
10ハンドル
11固定フレーム
12スライドガイド
Claims (2)
- 自転車等において、駆動力伝達経路を支持する構造材を逆V字型に折れるようにして、伸縮させて位置関係を変化させることにより、仰臥姿勢と腰掛け姿勢の両方、またはその中間の姿勢を取って運転することを可能とする駆動力伝達経路支持構造。
- 上記の構造を持ち、駆動力伝達経路を支持する構造材、及び固定構造材によってサドルを支持することにより、駆動系の位置変化に連動してサドル及び背もたれ部分を適正に変化させることを可能とするサドル支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003373446A JP2005104441A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 姿勢可変自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003373446A JP2005104441A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 姿勢可変自転車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005104441A true JP2005104441A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34544118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003373446A Pending JP2005104441A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 姿勢可変自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005104441A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100877230B1 (ko) * | 2007-04-04 | 2009-01-09 | 조정환 | 자전거 |
CN101780829A (zh) * | 2010-03-16 | 2010-07-21 | 付明刚 | 坐卧两用自行车 |
JP2014524389A (ja) * | 2011-08-22 | 2014-09-22 | フダーク、ボリス | アップヒル、ダウンヒル及び/又はトレイル状態に可変に対応する自転車 |
JP2021513932A (ja) * | 2018-02-16 | 2021-06-03 | ワジンスキ, パヴェルWAWRZYNSKI, Pawel | 形状変化が可能な二輪自転車 |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003373446A patent/JP2005104441A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100877230B1 (ko) * | 2007-04-04 | 2009-01-09 | 조정환 | 자전거 |
CN101780829A (zh) * | 2010-03-16 | 2010-07-21 | 付明刚 | 坐卧两用自行车 |
JP2014524389A (ja) * | 2011-08-22 | 2014-09-22 | フダーク、ボリス | アップヒル、ダウンヒル及び/又はトレイル状態に可変に対応する自転車 |
JP2021513932A (ja) * | 2018-02-16 | 2021-06-03 | ワジンスキ, パヴェルWAWRZYNSKI, Pawel | 形状変化が可能な二輪自転車 |
JP7365706B2 (ja) | 2018-02-16 | 2023-10-20 | ワジンスキ,パヴェル | 形状変化が可能な二輪自転車 |
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