JP2005103364A - 米とぎ器 - Google Patents

米とぎ器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005103364A
JP2005103364A JP2003337185A JP2003337185A JP2005103364A JP 2005103364 A JP2005103364 A JP 2005103364A JP 2003337185 A JP2003337185 A JP 2003337185A JP 2003337185 A JP2003337185 A JP 2003337185A JP 2005103364 A JP2005103364 A JP 2005103364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
valve
bran
polishing
discharge valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003337185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4111114B2 (ja
Inventor
Masatoshi Yagi
正俊 八木
Takafumi Tanase
隆文 棚瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003337185A priority Critical patent/JP4111114B2/ja
Publication of JP2005103364A publication Critical patent/JP2005103364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4111114B2 publication Critical patent/JP4111114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

【課題】無水で研米する米とぎ器において、水を用いず、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収するとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃できるようにし、特に、清掃のとき、排米弁の上部や研米部に残米があるとこれを簡単に排出できるようにする。
【解決手段】米表面の糠分などを研米部4により研米分離し、この研米部4の下面を排米弁5により開閉自在に覆い、この排米弁5を排米弁駆動部32により駆動し、この排米弁駆動部32の動作を開始スイッチ82により開始するよう構成し、開始スイッチ82の操作により排米弁5を開くよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無水で研米する米とぎ器に関するものである。
一般的には、炊飯するために米を洗うが、例えば、業務用の穀類洗浄装置は図9から図11に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
図9〜図11は、排米弁装置105および排水系統を示してあり、洗米槽(図示せず)の下部に円筒状の排水ジャケット123を取り付けており、この排水ジャケット123の胴部に排水管124を挿通して接続している。排水ジャケット123は洗米槽と同心とし、排水ジャケット123内には円筒形のこし器125を同心として収容しており、このこし器125は、水、糠等の異物は通過させるが米は通過させない多数のこし孔125Aを形成している。
こし器125は上方拡開状の円筒形であり、その上端開口縁は洗米槽の下端開口縁に外嵌され、こし器125の下端開口縁はシール部材126上に載置されていて、リング形の受け具127によって位置決めされることで、排水ジャケット123と同心とし、排水ジャケット123から取り出し可能としている。
シール部材126は、周縁フランジを有する皿形のリテーナ128上に載置されており、このリテーナ128は、枢支ピン129Aを支点としてロックレバー129を矢印Aの方向に回動することで、連結リング130を介して排水ジャケット123の下縁にシール部材126を押付けて締め上げ可能であるとともに、矢印Bの方向に回動することで、連結リング130の係合を外して受け具127とシール部材126とを一緒にリテーナ128を排水ジャケット123より取外し可能としている。
洗米槽の底部に備えた排米口は、シール部材126の内孔126Aおよびリテーナ128に形成した円孔128Aによって構成され、上下動する弁軸108に備えた円錐形の排米弁109により排米口は開閉自在として排米弁装置105を構成している。
弁軸108に排米弁109を挿入する動作で、排米弁109を軸方向に関して位置決めするとともに抜止めするロック手段131を排米弁109に備えており、ロック手段131は、ばね132によって係合方向に付勢されている回動自在なロックレバー133と、排米弁109を弁軸108に挿入する動作でばね132に抗してロックレバー133を解除方向に回動退避させるカム134と、軸方向の位置決め部135とを備え、排米弁109の底に装着している。
具体的には、排米弁109の中心に弁棒挿通孔109Aを貫通形成しており、この弁棒挿通孔109Aの下方側中途に段差部108Bを形成し、一方、弁棒108には弁棒挿通孔109Aに嵌入した状態でシールするオーリング108Aを有するとともに、段差部135Aに軸方向に関して係合する段差部108Bを有し、両段差部135A、108Bが軸方向の位置決め部135とされているとともに、弁棒108の下端にはくびれ部108Cを介して下方細り状のカム34が形成されている。
米の糠を除去し米粒と糠を分離する機器において、洗米工程は炊飯後の米飯の食味を左右する重要な工程であり、また、非常に手間のかかる工程である。したがって、この洗米工程を自動化し省力化を図る機器は多数ある。
しかし、機械力により水と米を攪拌させるものは米を傷つけやすく、また、糠の混合した水を素早く米と分離することができず、糠臭のする水を米が吸収し、炊飯した米飯が糠臭いご飯となり、さらに、糠に含まれる脂肪酸が酸化し保温臭を増大させてしまう。また、流水の中で米同士を水圧により擦り合わせるものがあるが、大量の水を必要とし、また下水道の汚染の原因となる。
また、糠を取り除いた状態で販売されている無洗米もあるが、水を用いる無洗米は、水を用いた後乾燥させ流通させるため食味は劣り、粘着質の糠を用いる無洗米はシステムが非常に大規模で、かつ糠を用いることも一般家庭用および業務用の機器としては扱いにくく、また、無洗米のみを用いるシステムは比較的簡単ではあるが、無洗米自身の食味性能に問題があった。また、無水で研米すると研米部に割れ米、小米などが残る場合があるという不都合があった(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−294677号公報(第12〜14図)
以上に述べたように、洗米において米を水に浸けると、一旦水に溶けだした糠成分が再度米が吸収してしまうため、水を使わないか、極力水を使用しないことが望ましく、さらに、吸水した米はもろくなるため吸水した米に攪拌等の機械力を加えることは機械力の制御が非常に難しくなる。
また、水を使用しなくても、ブラシのみでは米粒表面に残留する糠の欠片は除去できても、米粒表面を覆う糠成分を含む部分の除去には適さないため、その無洗米を水に浸けると水が白濁しやすくなり、十分な洗米処理ができているとはいえない。さらに、機械力による精米器の構成では、精白米の糠を除去する力が強すぎるため、米粒表面の澱粉細胞を傷つけ易い。
そこで、水を使用せず、容器内の米粒の循環を効率よく促進させることで、処理量が多くても少なくても、米粒へ作用する力を均一にするとともに緩和し、米粒表面を傷つけることなく、米粒表面の糠のみを除去するもので、特に研米部に残米があるとこれを簡単に排出できるものが望まれていた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、水を用いず、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収するとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃できるようにし、特に、清掃のとき、排米弁の上部や研米部に残米があるとこれを簡単に排出できるようにすることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、米表面の糠分などを研米部により研米分離し、この研米部の下面を排米弁により開閉自在に覆い、この排米弁を排米弁駆動部により駆動し、この排米弁駆動部の動作を開始スイッチにより開始するよう構成し、開始スイッチの操作により排米弁を開くよう構成したものである。
これにより、水を用いず、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃することができ、特に、清掃のとき、排米弁の上部や研米部に残米があるとこれを簡単に排出することができる。
本発明の米とぎ器は、水を用いず、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃することができ、特に、清掃のとき、排米弁の上部や研米部に残米があるとこれを簡単に排出することができる。
第1の発明は、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の下面を開閉自在に覆う排米弁と、この排米弁を駆動する排米弁駆動部と、この排米弁駆動部の動作を開始する開始スイッチとを備え、前記開始スイッチの操作により前記排米弁を開くよう構成したものであり、水を用いず、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃することができ、特に、清掃のとき、排米弁の上部や研米部に残米があるとこれを簡単に排出することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、開始スイッチの操作で排米弁を開いている間に、排米弁駆動部の動作を取り消す取り消しスイッチを設けたものであり、取り消しスイッチの操作により排米弁を開いて掃除をする時間を自在に変えることができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、排米弁に帯電防止剤を封入したものであり、静電気などで米が付着するのを防止できる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1および図2に示すように、米とぎ器本体1は、内部に貯米部2を固定しており、この貯米部2の底部に計量部3を配置している。計量部3は回転により一定量の米を研米部4に送り込むもので、この計量部3の下方に研米部4を設けている。糠回収容器35は研米部4で分離された糠などを吸引分離回収するもので、サイクロン6は吸入部18aと糠回収容器35で構成している。
ホッパー10はロート状に構成し、排米弁5の下方に配置しており、このホッパー10により、米は米受け部11に落下する。ホッパー10は米とぎ器本体1とねじ10aで固定されている。ねじ10aは、手で容易に外せる蝶ナットでもよい。また、米受け部11は炊飯用の鍋でもよい。
洗米ドラム12は、上下とも開口の円筒状で、ステンレス鋼板などの金属で形成し、食品衛生に適合した材料が使用される。洗米ドラム12の外周面に、ブラシ13を固定している。ブラシ13の外周面には全面に植毛されている。
分離部14は、上下開放の円筒状で、ステンレス鋼板などの金属で、食品衛生に適合した材料を使用し、パンチングメタルのように多数の穴があいている。この穴は米が通過できず、また米を傷つけず、一方、糠、米粉、その他埃などは通過する大きさとし、およそ直径1.6mm程度が最適である。分離部14の内周面とブラシ13の外周面の隙間13aは、米が1粒ないし2粒程度通過できる距離が最もよい。
外ホッパー15は、分離部14と一定の距離(例えば30mm)に設け、分離部14の外周に円筒ドーナツ状の閉鎖空間16を形成している。外ホッパー15は、ステンレス鋼板等の金属材料で形成している。穴19は計量部3で計量された一定量の米を研米部4に送り込むものである。研米部4は、ブラシ13を装着した洗米ドラム12、分離部14、下面を封止する排米弁5で構成している。
中心軸21は、排米弁5の固定穴20を貫通し、従来例と同様の構成で固定している。軸9は中心軸21が貫通する穴を中心に設け、軸9を上部のベアリング26と下部のベアリング27で支持する軸受25により支持している。軸9はギヤ7によりギヤ駆動で回転し、ギヤ7はモータ8により駆動するよう構成している。
排米弁5は、ステンレス鋼板などの金属で形成し、食品衛生に適合した材料を使用し、円錐形状であるが、この斜面角度は30度以上が良好である。誘導部30は排米弁5の外周下部に設け、米の流れを外周下部より上方に誘導する曲面32より構成している。この誘導部30の曲面32は米が曲面32に沿って研米部4の内周面を上方に移動するのが容易になるように設定している。
洗米ドラム12は、軸9とナット28で固定され回転する。中心軸21と固定される排米弁5の外周部は誘導部30と密着している。この密着部に弾性体を挟着し、さらに密着性を向上させてもよい。上板33は洗米ドラム12の上面を覆い、研米部4の内周側に米を誘導する曲面部34を有している。
排米弁駆動部32は、排米弁5を駆動するもので、中心軸21を下側に押すよう構成している。排米弁5は、図3に示すように、中心軸21と嵌しており、中心軸21の上端に回転軸40を設け、この回転軸40は排出板41で下面を支持されている。排出板41は排出板軸42で回動自在に支持されている。排出板41の他端45には下面側にマイクロスイッチ43を配置し、カム44の位置により排出板41が下方に押されマイクロスイッチ43を動作させるよう構成している。
カム44はカムモータ46により駆動し、カムモータ46は、図4に示すように、モータ8および後述する吸引モータ40とともに、制御手段80により負荷駆動手段81を介して動作を制御される。ここで、制御手段80はマイクロコンピュータを具備し、負荷駆動手段81は双方向性サイリスタまたはリレーで構成している。
開始スイッチ82は排米弁駆動部32の動作を開始し、排米弁5を開くもので、制御手段80に接続し、米とぎ器本体1の上部に設けている。取り消しスイッチ83は排米弁駆動部32の動作を取り消して排米弁5の動作を取り消すもので、制御手段80に接続し、米とぎ器本体1の上部に設けている。操作スイッチ84は運転を開始するとき操作するものである。表示手段85は表示動作をするものである。
図3に示すカム44の位置では、マイクロスイッチ43はオフ状態で排出板41は停止している。カム44はカムモータ46により回転する。カムモータ44は排出板台50に固定している。排出板軸42も排出板台50に固定している。一方、レバー板47はレバー板軸48で回動自在に支持され、このレバー板47は上面でコイルばね49で時計回転方向に引っ張られている。
つぎに、図5に示すように、カム44が反時計方向に回転し、排出板41の他端45が自由になると、排米弁5、中心軸21の重量が重いので、排出板41は反時計方向に回転し、排出板台50に当接する。この位置が排米弁5の最下点である。このとき、レバー板47はコイルばね49の力により時計方向に回転する。
この状態の拡大図が図6である。レバー板47の先端52は排出板41に固定された突起板51と嵌合する。突起板51はビス54などで固定されている。この状態で、排米弁5を上方向に動かそうとしても突起板51の引っかけ部53が先端52とかみ合っているので排出板41は時計方向に回転できない。すなわち、中心軸21は動かない。この位置で研米後の米は下部に排出される。
つぎに、図7に示すように、カム44を反時計方向に回転させる指示を与えると、カム44の先端60がレバー板47の上面を押す。レバー板47は反時計方向に徐々に移動し、レバー板47の先端52は引っかけ部53と離れる。この詳細図が図8である。引っかけ部53が先端52と離れたことにより、排出板41は自由に回動できるようになるが、排米弁5、中心軸21が重いので静止している。カム44がさらに回転し、元の図3の状態に戻ると、排米弁5上方に引っ張りあげられる。この位置が排米弁5の最も上の位置で研米ができる位置である。すなわち、この状態は図2で示す研米状態である。米は排米弁5から漏れでない状態である。
上記構成において動作を説明すると、洗米を目的とする精白米の米粒を研米部4内に投入する。操作スイッチ84を操作することで、モータ8が回転を開始し、軸9に嵌合した洗米ドラム12を回転させる。洗米ドラム12の回転によって研米部4の底部の米は遠心力を与えられ、洗米ドラム12の側面へと米粒を押しつけられるので、順に側面に沿って上昇させられる。
この米の押し上げが設定される高さまで連続して生じるので、研米部4の先端より高く上昇した米粒は力を失って、自由落下または研米部4の上板33に衝突して落下し、底部に戻る。米粒が再び遠心力により側面へと移動して同様の動作を繰り返し行う。すなわち、研米部4の底部の米は遠心力の力を与えられ、洗米ドラム12の側面へと米粒を押しつけられて循環する。
一方、上述した循環は、分離部14の側壁とブラシ13の間を上昇する間、遠心力により米粒同士の擦れ合いを促進させ、さらにブラシ13の先端が米の表面の溝に入り込み、糠あるいは米表面の粉をかき出す。分離した糠などは分離部14の穴より外ホッパー15の閉鎖空間16に排出される。この後、吸引モータ40でサイクロン6に吸引され、糠などが糠回収容器35に溜まり、糠と米が分離され、無水で洗米が行われる。
ここで、ねじ39をはずすことにより、米とぎ器本体1より、上板33、外ホッパー15、研米部4などを分離することができ、各部分を容易に清掃できる。
また、吸引モータ40の排気をパイプ41を経由して外ホッパー15に戻すことにより、強力な旋回流を外ホッパー15内の円筒ドーナツ状の閉鎖空間16に発生させるため、分離部14外周の閉鎖空間16側に出てきた糠などは吹き飛ばされ、効率のよく糠を回収することができる。
米排出については、洗米後、米は研米部4に静止しているが、排米弁駆動部32で中心軸21を下側に押すと、排米弁5と誘導部30との密着部が開き、排米弁5を上面凸の円錐としたことにより、円錐の斜面を順次米が滑り落ち、米受け部11に落下する。このとき、円錐の傾斜は米の残らない角度に設定されているが、糠あるいは、静電気などでもこる場合もある。一方、洗米ドラム12を回転させると、より一層早く、排出することができる。
つぎに、排米弁5の交換について述べる。図5および図6で中心軸21に固定されていた排米弁5は中心軸21が固定されていることにより、誘導部30と離れており、容易に外せる。掃除などを終了し、中心軸21に排米弁5を付けるとき、中心軸21が固定されていることにより、排出弁5により少々の荷重が掛かっても動かないため、排出弁5は誘導部30などに当接せずに容易に取り付けることができる。取り付け後、カムモータ46によりカム44を回転させると、引っかけ部53のロックが外れ、排出板41が自由になるため、図3の状態にもどり、研米ができる。このように、中心軸21がロックされた状態で排米弁5は容易に着脱できる。
また、中心軸21と排米弁5の重量により、排出板軸42に対し、中心軸21と排米弁5は容易に図5の状態になる。また、排出板41に設けた突起66でも、上記と同じ作用がある。
さらに、突起66を突起板51で構成することにより、突起66が長年の寿命でなくなりそうになったとき、突起板51にしておけば、容易に交換でき、初期の状態に戻すことが可能となる。突起板51は剛性のある材料を選択すれば、寿命はさらに伸びる。
以上述べた構成により、開始スイッチ82を押すと排米弁5が下がり、研米部4の下方が開放され、中に残米などがあると、排出される。また、排米弁5が開いている間に、洗米ドラム12とブラシ13よりなる研米部4を回転させると、遠心力で分離された米が下方に排出させる。
また、取り消しスイッチ83を押して研米部4の回転を止め、あるいは、排米弁5を閉めることにより、自由に米排出時間を調整できる。さらに、排米弁5を開いている間に排米弁5を上下させると、振動で米が一層排出しやすくなる。また、排米弁5に帯電防止剤を入れることにより、帯電した米も一層排出しやすくなる。
以上のように、本実施の形態においては、研米部4の下面を開閉自在に覆う排米弁5を排米弁駆動部32により駆動し、この排米弁駆動部32の動作を開始スイッチ82により開始するよう構成し、開始スイッチ82の操作により排米弁5を開くよう構成したので、水を用いず、研米部4で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃することができ、特に、清掃のとき、排米弁5の上部や研米部4に残米があるとこれを簡単に排出することができる。
また、開始スイッチ82の操作で排米弁5を開いている間に、排米弁駆動部32の動作を取り消す取り消しスイッチ83を設けたので、取り消しスイッチ83の操作により排米弁5を開いて掃除をする時間を自在に変えることができる。
また、排米弁5に帯電防止剤を封入したので、静電気などで米が付着するのを防止できる。
以上のように、本発明にかかる米とぎ器は、水を用いず、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃することができ、特に、清掃のとき、排米弁の上部や研米部に残米があるとこれを簡単に排出することができるので、無水で研米する米とぎ器として有用である。
本発明の一実施例を示す米とぎ器の縦断面図 同米とぎ器の研米部の要部拡大縦断面図 同米とぎ器の排米弁駆動部の一部切欠した拡大側面図 同米とぎ器のブロック図 同米とぎ器の排米弁駆動部の排米弁を開いた状態の一部切欠した拡大側面図 同米とぎ器の排米弁駆動部の排米弁を開いた状態の要部拡大断面図 同米とぎ器の排米弁駆動部の排米弁を閉じた状態の一部切欠した拡大側面図 同米とぎ器の排米弁駆動部の排米弁を閉じた状態の要部拡大断面図 従来の米とぎ器の要部縦断面図 従来の米とぎ器の要部平面図 従来の米とぎ器の要部斜視図
符号の説明
4 研米部
5 排米弁
32 排米弁駆動部
82 開始スイッチ

Claims (3)

  1. 米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の下面を開閉自在に覆う排米弁と、この排米弁を駆動する排米弁駆動部と、この排米弁駆動部の動作を開始する開始スイッチとを備え、前記開始スイッチの操作により前記排米弁を開くよう構成した米とぎ器。
  2. 開始スイッチの操作で排米弁を開いている間に、排米弁駆動部の動作を取り消す取り消しスイッチを設けた請求項1記載の米とぎ器。
  3. 排米弁に帯電防止剤を封入した請求項1または2記載の米とぎ器。
JP2003337185A 2003-09-29 2003-09-29 米とぎ器 Expired - Fee Related JP4111114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337185A JP4111114B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 米とぎ器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337185A JP4111114B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 米とぎ器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005103364A true JP2005103364A (ja) 2005-04-21
JP4111114B2 JP4111114B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=34533080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003337185A Expired - Fee Related JP4111114B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 米とぎ器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4111114B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101396045B1 (ko) * 2013-03-11 2014-05-16 가부시끼 가이샤 구보다 쌀 세척 장치의 쌀 배출 밸브 장치
CN112774762A (zh) * 2021-01-11 2021-05-11 郭孜博 一种具有均匀磨皮功能的大米加工设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101396045B1 (ko) * 2013-03-11 2014-05-16 가부시끼 가이샤 구보다 쌀 세척 장치의 쌀 배출 밸브 장치
CN112774762A (zh) * 2021-01-11 2021-05-11 郭孜博 一种具有均匀磨皮功能的大米加工设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4111114B2 (ja) 2008-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101496366B1 (ko) 거름통 어셈블리 및 이를 적용한 음식물 쓰레기 처리장치
JP4750855B2 (ja) 生ゴミ処理装置および生ゴミ処理用容器
KR101821571B1 (ko) 음식물류 폐기물 발생원 집중처리 자원화 시스템
KR20110099423A (ko) 믹서 기능을 갖는 음식물찌꺼기 처리기
US10653266B1 (en) Coffee grounds stirring device
JP4111114B2 (ja) 米とぎ器
KR101792113B1 (ko) 탈수기능이 구비된 싱크대의 음식물쓰레기 감량장치
JP4079039B2 (ja) 米とぎ器
JP2011115713A (ja) メディア洗浄機及びメディア洗浄方法
CN107072417A (zh) 具有清洁特征件的食物制备器具
JP4742445B2 (ja) 米とぎ器
KR100799915B1 (ko) 음식물 처리기
CN218074796U (zh) 清洁器、清洁系统及基站
JPH07301489A (ja) 生ゴミ処理装置
JPH07213951A (ja) 生ごみ処理装置
JPH09119155A (ja) 生ごみの水切装置
CN217338321U (zh) 一种家用食品搅拌器
JP3785979B2 (ja) 米とぎ器
JPH0966276A (ja) 厨芥処理装置
JPH078841A (ja) 遠心分離装置におけるスラツジ排出装置
JP2002331246A (ja) 米とぎ器
CN115120140A (zh) 清洁器、清洁系统、基站及清洁方法
JPS5835313Y2 (ja) 厨芥処理機
CN211211346U (zh) 枸杞种子搓洗装置
JP3531050B2 (ja) 生ゴミ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060529

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080331

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees