JP3785979B2 - 米とぎ器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無水で研米する米とぎ器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的には、炊飯するために米を洗うが、業務用の穀類洗浄装置、例えば特開平7−144140号公報に開示されているように、米の糠を除去し米粒と糠を分離する機器において、洗米工程は炊飯後の米飯の食味を左右する重要な工程であり、また、非常に手間のかかる工程である。したがって、この洗米工程を自動化し省力化を図る機器は多数ある。
【0003】
しかし、機械力により水と米を攪拌させるものは米を傷つけやすく、また、糠の混合した水を素早く米と分離することができず、糠臭のする水を米が吸収し、炊飯した米飯が糠臭いご飯となり、さらに、糠に含まれる脂肪酸が酸化し保温臭を増大させてしまう。また、流水の中で米同士を水圧により擦り合わせるものがあるが、大量の水を必要とし、また下水道の汚染の原因となる。
【0004】
また、糠を取り除いた状態で販売されている無洗米もあるが、水を用いる無洗米は、水を用いた後乾燥させ流通させるため食味は劣り、粘着質の糠を用いる無洗米はシステムが非常に大規模で、かつ糠を用いることも一般家庭用および業務用の機器としては扱いにくく、また、無洗米のみを用いるシステムは比較的簡単ではあるが、無洗米自身の食味性能に課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べたように、洗米において米を水に浸けると、一旦水に溶けだした糠成分が再度米が吸収してしまうため、水を使わないか極力水を使用しないことが望ましく、さらに、吸水した米はもろくなるため吸水した米に攪拌等の機械力を加えることは機械力の制御が非常に難しくなる。
【0006】
また、水を使用しなくても、ブラシのみでは米粒表面に残留する糠の欠片は除去できても米粒表面を覆う糠成分を含む部分の除去には適さないため、その無洗米を水に浸けると水が白濁しやすくなり、十分な洗米処理ができているとは言えない。さらに、機械力による精米器の構成では、精白米の糠を除去する力が強すぎるため、米粒表面の澱粉細胞を傷つけ易い。
【0007】
そこで、水を使用せず、容器内の米粒の循環を効率よく促進させることで、処理量が多くても少なくても米粒へ作用する力を均一かつ緩和させ、米粒表面を傷つけることなく、米粒表面の糠のみを除去するものが望まれていた。
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収するとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、容易に清掃できるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、米表面の糠分などを研米分離する研米部の外周に、分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部を配置し、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーを設け、この外ホッパーに糠排出部を設け、この糠排出部に連接して吸入部を設けるとともに糠排出部の上面を開口部により開口し、外ホッパーと吸入部の上面と開口部とを上板により覆い、吸入部の上部に配設した吸引モータにより吸入部内の空気を吸引するよう構成し、研米部と、分離部と、外ホッパーと、上板とを米とぎ器本体と分離できるよう構成したものである。
【0010】
これにより、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに吸入部で回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、米とぎ器本体より簡単に分解でき、容易に清掃することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記研米部と、分離部と、外ホッパーと、上板とを米とぎ器本体と分離できるよう構成したものであり、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに吸入部で回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、米とぎ器本体より簡単に分解でき、容易に清掃することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記吸引モータの排気を外ホッパーに注入し、排気を循環させるよう構成したものであり、分離部で分離した糠などを排気の流速を利用して、外ホッパーの円筒ドーナツ状の空間内の空気をより高速化することができ、糠などの分離部からの剥離を容易にすることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記各部品を取り付けた後、吸入部の下部糠回収容器を装着したとき、米とぎ器本体の電源をオンにする糠スイッチを設けたものであり、糠回収容器の装着忘れ時に電源を入れても、米とぎ器本体が動作せず、米とぎ器本体内への糠飛散を防止することができる。
【0014】
請求項に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、米とぎ器本体の前面に前面板を開閉自在に設け、前記前面板に騒音防止壁を設けたものであり、米とぎ器本体内の騒音を遮断し、静音化された米とぎ器を提供することができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、上記請求項に記載の発明において、前面板を開いたときに、外ホッパー、吸入部を着脱可能としたものであり、使用中は内部が見えず、デザイン的に優れた外観とすることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1および図2に示すように、米とぎ器本体1は、内部に貯米部2を固定しており、この貯米部2の底部に計量部3を配置している、計量部3は回転により一定量の米を研米部4に送り込むもので、この計量部3の下方に研米部4を設けている。糠回収容器35は研米部4で分離された糠などを吸引分離回収するもので、サイクロン6は吸入部18aと糠回収容器35で構成している。
【0018】
ホッパー10はロート状に構成し、排出部5の下方に配置しており、このホッパー10により、米は米受け部11に落下する。ホッパー10は洗米器本体1とねじ10aで固定されている。ねじ10aは、手で容易に外せる蝶ナットでもよい。また、米受け部11は炊飯用の鍋でもよい。
【0019】
洗米ドラム12は、上下とも開口の円筒状で、ステンレス鋼板などの金属で形成し、食品衛生に適合した材料が使用される。洗米ドラム12の外周面に、ブラシ毛13を固定している。ブラシ毛13の外周面には全面に植毛されている。
【0020】
分離部14は、上下開放の円筒状で、ステンレス鋼板などの金属で、食品衛生に適合した材料を使用し、パンチングメタルのように多数の穴があいている。この穴は米が通過できず、また米を傷つけず、一方、糠、米粉、その他埃などは通過する大きさとし、およそ直径1.6mm程度が最適である。分離部14の内周面とブラシ13の外周面の隙間13aは、米が1粒ないし2粒程度通過できる距離が最もよい。
【0021】
外ホッパー15は、分離部14と一定の距離(例えば30mm)に設け、分離部14の外周に円筒ドーナツ状の閉鎖空間(空間)16を形成している。外ホッパー15は、ステンレス鋼板等の金属材料で形成している。穴19は計量部3で計量された一定量の米を研米部4に送り込むものである。研米部4は、ブラシ13を装着した洗米ドラム12、分離部14、下面を封止する排出部5で構成している。
【0022】
中心軸21は、排出部5の固定穴20を貫通し、ナット22でねじ部23と固定している。軸9は中心軸21が貫通する穴を中心に設け、軸9を上部のベアリング26と下部のベアリング27で支持する軸受25により支持している。軸9はギヤ7によりギヤ駆動で回転し、ギヤ7はモータ8により駆動するよう構成している。
【0023】
排出部5は、ステンレス鋼板などの金属で形成し、食品衛生に適合した材料を使用し、円錐形状であるが、この斜面角度は30度以上が良好である。誘導部30は排出部5の外周下部に設け、米流れを外周下部より上方に誘導する曲面32より構成している。この誘導部30の曲面32は米が曲面32に沿って研米部4の内周面を上方に移動するのが容易になるように設定している。
【0024】
洗米ドラム12は、軸9とナット28で固定され回転する。中心軸21と固定される排出部5の外周部は誘導部30と密着している。この密着部に弾性体を挟着し、さらに密着性を向上させてもよい。ソレノイド32は中心軸21を下側に押すよう構成している。上板33は洗米ドラム12の上面を覆い、研米部4の内周側に米を誘導する曲面部34を有している。
【0025】
つぎに、図3に示すように、上板33には、サイクロン6の吸引管34を設けている。外ホッパー15は糠排出部18を外周面に配設しており、こりの糠排出部18のサイクロン6に吸入する部分が吸入部18aである。分離部14で分離された糠などが、サイクロン6に流入するとき、糠排出部18を通過する。糠排出部18は有底で、糠排出部18の上面を開口部18bにより開口している。この上面の開口部18bは、上板33で閉じられ、糠排出管を形成している。
【0026】
上板33と外ホッパー15の当接部は、シリコンパッキンなどのシール材を挟着すれば、密閉度が一層向上する。サイクロン6は下部に糠回収容器35を備えている。また、外ホッパー15には空気取り入れ口36を設けている。外ホッパー15の外郭上面にねじ受け穴37を複数箇所設けている。このねじ受け穴37と同位置に上板33に貫通穴38を複数個設け、ねじ39によりねじ受け穴37および貫通穴38を介して研米部4などを内蔵して、米とぎ器本体1に固定している。
【0027】
つぎに、図4に示すように、吸引モータ40は吸引部40aを吸引管34に接続して設けている。一方、吸引モータ40の排出部40bは、パイプ41と接続し、さらに、このパイプ41は空気取り入れ口36に着脱可能に嵌入している。
【0028】
糠スイッチ42は、糠回収容器35が装着されると動作するもので、この糠スイッチ42は糠回収容器35が装着されたとき、米とぎ器本体1の電源をオンにする。糠スイッチ42はマイクロスイッチ、リードスイッチなど糠回収容器35が装着されたことを検知するスイッチであればよい。スイッチ43は、外ホッパー15が装着されると動作するもので、スイッチ43は外ホッパー15が装着されたとき、米とぎ器本体1の電源をオンにする。スイッチ43はマイクロスイッチ、リードスイッチなど外ホッパー15が装着されたことを検知するスイッチであればよい。
【0029】
つぎに、図5に示すように、米とぎ器本体1の前面側の外ホッパー15、サイクロン6の収納位置に相当する高さ位置に前面板46を開閉自在に取り付け、前面板46の下方に騒音防音壁47を設けている。前面板46の下方に米受け部11を取り出す開閉板44を開閉自在に設け、開閉板44の上面に騒音防音壁47と重なり合う薄板部45を設けている。騒音防音壁47は、開閉板44との間に防音パッキンなどを挟着することができる構成となっている。
【0030】
上記構成において動作を説明すると、洗米を目的とする精白米の米粒を研米部4内に投入する。操作スイッチ(図示せず)を操作することで、モータ8が回転を開始し、軸9に嵌合した洗米ドラム12を回転させる。洗米ドラム12の回転によって研米部4の底部の米は遠心力を与えられ、洗米ドラム12の側面へと米粒を押しつけられるので、順に側面に沿って上昇させられる。
【0031】
この米の押し上げが設定される高さまで連続して生じるので、研米部4の先端より高く上昇した米粒は力を失って、自由落下または研米部4の上板33に衝突して落下し、底部に戻る。米粒が再び遠心力により側面へと移動して同様の動作を繰り返し行う。すなわち、研米部4の底部の米は遠心力の力を与えられ、洗米ドラム12の側面へと米粒を押しつけられて循環する。
【0032】
一方、上述した循環は、分離部14側壁とブラシ13の間を上昇する間、遠心力により米粒同士の擦れ合いを促進させ、さらにブラシ13の先端が米の表面溝に入り込み、糠あるいは米表面の粉をかき出す。分離した糠などは分離部14の穴より外ホッパー15の閉鎖空間16に排出される。この後、吸引モータ40でサイクロン6に吸引され、糠などが糠回収容器35に溜まり、糠と米が分離され、無水で洗米が行われる。
【0033】
さらに、ねじ39をはずすことにより、米とぎ器本体1より、上板33、外ホッパー15、研米部4などを分離することができ、各部分を容易に清掃できる。また、吸引モータ40の排気をパイプ41を経由して外ホッパー15に戻すことにより、強力な旋回流を外ホッパー15内の円筒ドーナツ状の閉鎖空間16に発生させるため、分離部14外周の閉鎖空間16側に出てきた糠などは吹き飛ばされ、効率のよく糠を回収することができる。
【0034】
米排出については、洗米後、米は洗米部4に静止しているが、ソレノイド32で中心軸21を下側に押すと、排出部5と誘導部30との密着部が開き、排出部5を上面凸の円錐としたことにより、円錐の斜面を順次米が滑り落ち、米受け部11に落下する。このとき、円錐の傾斜は米の残らない角度に設定されているため、米残りはない。洗米ドラム12を回転させると、より一層早く、排出することができる。
【0035】
また、糠スイッチ42は糠回収容器35が装着されたとき、米とぎ器本体1の電源をオンにするため、糠回収容器35の装着忘れ時に電源を入れても、米とぎ器本体1が動作せず、米とぎ器本体1内への糠飛散を防止できる。
【0036】
また、外ホッパー15が装着されたとき、米とぎ器本体1の電源をオンにするスイッチ43を設けているので、外ホッパー15の装着忘れ時に電源を入れても、米とぎ器本体1が動作せず、米とぎ器本体1内への糠の飛散を防止することができる。
【0037】
また、米とぎ器本体1の前面板46に突起よりなる騒音防止壁47を設けているので、米とぎ器本体1内の騒音を遮断することができ、静音化された米とぎ器を提供することができる。
【0038】
また、前面板46を開いたときに、外ホッパー15、サイクロン6を着脱可能としているので、使用中は内部が見えず、デザイン的に優れた外観とすることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記研米部と、分離部と、外ホッパーと、上板とを米とぎ器本体と分離できるよう構成したから、研米部で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに吸入部で回収できるとともに、糠移動経路に糠などが付着したとき、米とぎ器本体より簡単に分解でき、容易に清掃することができる。
【0040】
また、請求項2に記載の発明によれば、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記吸引モータの排気を外ホッパーに注入し、排気を循環させるよう構成したから、分離部で分離した糠などを排気の流速を利用して、外ホッパーの円筒ドーナツ状の空間内の空気をより高速化することができ、糠などの分離部からの剥離を容易にすることができる。
【0041】
また、請求項3に記載の発明によれば、米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記各部品を取り付けた後、吸入部の下部糠回収容器を装着したとき、米とぎ器本体の電源をオンにする糠スイッチを設けたから、糠回収容器の装着忘れ時に電源を入れても、米とぎ器本体が動作せず、米とぎ器本体内への糠飛散を防止することができる。
【0042】
また、請求項に記載の発明によれば、米とぎ器本体の前面に前面板を開閉自在に設け、前記前面板に騒音防止壁を設けたから、米とぎ器本体内の騒音を遮断し、静音化された米とぎ器を提供することができる。
【0043】
また、請求項に記載の発明によれば、前面板を開いたときに、外ホッパー、吸入部を着脱可能としたから、使用中は内部が見えず、デザイン的に優れた外観とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す米とぎ器の縦断面図
【図2】 同米とぎ器の研米部の要部拡大縦断面図
【図3】 同米とぎ器の研米部の要部分解斜視図
【図4】 同米とぎ器の研米部の要部を示す縦断面図
【図5】 同米とぎ器の要部側面図
【符号の説明】
1 米とぎ器本体
4 研米部
14 分離部
15 外ホッパー
16 閉鎖空間(空間)
18 糠排出部
18a 吸入部
18b 開口部
33 上板
40 吸引モータ

Claims (5)

  1. 米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記研米部と、分離部と、外ホッパーと、上板とを米とぎ器本体と分離できるよう構成した米とぎ器。
  2. 米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記吸引モータの排気を外ホッパーに注入し、排気を循環させるよう構成した米とぎ器。
  3. 米表面の糠分などを研米分離する研米部と、この研米部の外周に配置し分離された糠分などを分離する多数の穴部を配設した円筒状の分離部と、この分離部の外周に円筒ドーナツ状の空間を形成する外ホッパーと、この外ホッパーに設けた糠排出部と、この糠排出部に連接して設けた吸入部と、前記糠排出部の上面を開口した開口部と、前記外ホッパーと前記吸入部の上面と前記開口部を覆う上板と、前記吸入部の上部に配設し吸入部内の空気を吸引する吸引モータとを備え、前記各部品を取り付けた後、吸入部の下部糠回収容器を装着したとき、米とぎ器本体の電源をオンにする糠スイッチを設けた請求項1に記載の米とぎ器。
  4. 米とぎ器本体の前面に前面板を開閉自在に設け、前記前面板に騒音防止壁を設けた請求項1記載の米とぎ器。
  5. 前面板を開いたときに、外ホッパー、吸入部を着脱可能とした請求項に記載の米とぎ器。
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