JPH078841A - 遠心分離装置におけるスラツジ排出装置 - Google Patents

遠心分離装置におけるスラツジ排出装置

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JPH078841A
JPH078841A JP17994493A JP17994493A JPH078841A JP H078841 A JPH078841 A JP H078841A JP 17994493 A JP17994493 A JP 17994493A JP 17994493 A JP17994493 A JP 17994493A JP H078841 A JPH078841 A JP H078841A
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JP
Japan
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rotor
sludge
rod
link
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP17994493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Sugimoto
久 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
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Publication of JPH078841A publication Critical patent/JPH078841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/08Skimmers or scrapers for discharging ; Regulating thereof
    • B04B2011/086Skimmers or scrapers for discharging ; Regulating thereof with a plurality of scraper blades

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータに強固に締結された蓋板を外すことな
く、また、スラツジに触れることなくその排出を行う。 【構成】 ケース10の上面に突出した駆動軸15に
は、伸縮可能なXリンク20を介してスクレーパ29が
取り付けられている。スラツジAの堆積したロータ1を
上下逆さにしてケース10に載せると、Xリンク20が
常には閉じているため、スクレーパ29が蓋板3の開口
部4を通つてロータ1内に入り込む。ロータ1を載せる
最終工程で、その内底面がロツド17の上端に当たつて
押し下げることにより両Xリンク20が開かれて、スク
レーパ29がロータ1の内壁に押し付けられる。操作軸
31を回転させると、駆動軸15が回転駆動されて、ス
クレーパ29がロータ1の内壁に摺接しつつ旋回し、ス
ラツジAを掻き落とす。スラツジはケース10内を通つ
てスラツジ回収容器11内に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工機械のオイル、研
削盤のクリーク液あるいは汚水等の被処理液から遠心力
を利用してその中に混じつたスラツジを分離する遠心分
離装置において、そのロータの内壁に堆積したスラツジ
を排出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この種の遠心分離装置の一般的な
構造と作動を、本発明の一実施例に係る図1を参照して
説明する。
【0003】符号1は、モータの駆動力により縦軸2回
りに回転駆動されるカツプ形のロータであつて、その上
面に中央に開口部4を設けた蓋板3が被着されており、
スラツジの混入した被処理液が供給管5により蓋板3の
開口部4を通してロータ1内に供給されると、ロータ1
の回転に伴う遠心力の作用によつて被処理液中に混じつ
たスラツジが分離してロータ1の内壁に強制的に堆積さ
せられ、清浄化された上澄液は蓋板3の開口部4から溢
れ出して、カバーにロータ1の回りを囲むように形成さ
れた貯留槽7内に流れ落ちたのち、そこに設けられた取
出口8から取り出されるようになつている。
【0004】そして、ロータ1の内壁に堆積したスラツ
ジAを排出する場合は、ロータ1を取り出したのち蓋板
3を外し、堆積したスラツジAを素手やスクレーパを用
いて掻き出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスラツジの排出
方法では、まず、蓋板3にはスラツジの分離作業中に1
50Kg/cm2 以上の圧力が加わることから強固にねじ止
めする必要があつて、そのような強固にねじ止めされた
蓋板3を排出作業を行うごとに付け外ししなければなら
ないため、その作業が大変であつた。
【0006】また、ロータ1内に堆積したスラツジは汚
物であるから、素手で掻き出すのはもちろんのこと、ス
クレーパを用いたとしても、汚くてきつい等の悪条件の
揃つた作業となつていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の遠心分離装置に
おけるスラツジ排出装置は、叙上の点に鑑み完成された
ものであつて、ロータを上下逆さの姿勢で載置し得る駆
動機構収納用のケースをスラツジ回収容器上に載置し、
ケースの上面に、ハンドルまたはモータの駆動力で縦軸
回りに回転駆動される駆動軸を突出して、その駆動軸の
上端に設けたシリンダ部にロツドを付勢ばねにより上動
付勢して摺動自由に嵌装し、2本のリンクをX字形に軸
支したXリンクの各リンクの一端を、それぞれ駆動軸と
ロツドとに連結するとともに、その各リンクの他端の間
にロータの内壁に摺接するスクレーパをわたして連結
し、常にはロツドが上動してXリンクをスクレーパが蓋
板の開口部内を通過可能に閉じ、ロツドを付勢力に抗し
て押下することによりXリンクを開く構成とし、また、
ケースの上面と底面に、蓋板の開口部とスラツジ回収容
器にそれぞれ連通する窓孔を開口した構成とした。
【0008】
【作用】ロータ内にスラツジが多量に堆積したら、ロー
タを外し、ロータを上下逆さにしてスラツジ回収容器の
上に載せられたケースの上面に載せる。
【0009】その際、ケースの上面に突出した駆動軸に
装着されたXリンクは閉じているので、それに連結され
たスクレーパが下側に来た蓋板の開口部を通つてロータ
内に入り込む。ロータを載せる最終工程で、その内底面
がロツドの上端に当たつてそれを付勢ばねの付勢力に抗
して押し下げるので、それによりXリンクが開かれてス
クレーパがロータの内壁に押し付けられる。
【0010】その状態から、駆動軸をハンドル操作によ
りあるいはモータの駆動力で回転駆動すると、スクレー
パがロータの内壁に摺接しつつ旋回して、内壁に堆積し
たスラツジを掻き落とす。
【0011】掻き落とされたスラツジは蓋板の開口部か
らケースの上面の窓孔を通つてケース内に落とされ、さ
らに、ケースの底面に設けた窓孔を通つてスラツジ回収
容器内に排出される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図2、3において、符号10は、上面を開
放した駆動機構収納用のケースであつて、1斗缶あるい
はドラム缶等からなるスラツジ回収容器11の上に載置
されるとともに、そのケース10の上面に、上記のロー
タ1を上下逆さの姿勢で載置できるようになつている。
【0013】そのケース10内に収納されたギヤボツク
ス13には、シリンダ部16を上端に形成した駆動軸1
5がそのシリンダ部16をケース10の上面に突出させ
て縦軸回りの回転自由に支持されている。そのシリンダ
部16には、ロツド17がその上端をシリンダ部16の
上方に突出させて摺動自由に嵌装され、ロツド17の下
面に付勢用の圧縮コイルばね18が装着されている。
【0014】駆動軸15の両側には、2本のリンク21
a、21bを軸22によりX字形に組んだXリンク20
が2組対称位置に配置され、それぞれのXリンク20の
各リンク21a、21bの一端が、駆動軸15とロツド
17とにそれぞれ軸23によつて連結されているととも
に、各リンク21a、21bの他端が、その間にわたさ
れた取付板25に、リンク21a、21bに突設した軸
26を取付板25に形成した長孔27に嵌めて取付板2
5の長さ方向に沿つたスライド自由に連結されており、
各取付板25に、ロータ1の内壁に摺接する板状のスク
レーパ29が取り付けられている。
【0015】そして、常には、ロツド17が圧縮コイル
ばね18の弾拡力で上動されることにより両側のXリン
ク20が閉じて、両スクレーパ29がロータ1の蓋板3
の開口部4内を通過可能な内方位置に引つ込み、ロツド
17を圧縮コイルばね18の弾力に抗して押し下げる
と、両Xリンク20が開くようになつている。
【0016】ケース10の側面には、ハンドル32を設
けた操作軸31が水平軸回りの回転自由に支持され、そ
の先端に嵌着された傘歯車33が、上記の駆動軸15に
嵌着された傘歯車34とギヤボツクス13内でかみ合わ
されている。
【0017】また、ケース10の底面にはスラツジ回収
容器11内に連通する窓孔36が開口されている。
【0018】本実施例はこのような構造になり、次にそ
の作動を説明する。ロータ1内にスラツジAが多量に堆
積したら、ロータ1を外し、図2に示すように、ロータ
1を上下逆さにしてスラツジ回収容器11の上に載せら
れたケース10の上面に載せる。
【0019】その際、ケース10の上面に突出した駆動
軸15に装着されたXリンク20が閉じてそれに連結さ
れたスクレーパ29が内方に引つ込んでいるので、スク
レーパ29が下側に来た蓋板3の開口部4を通つてロー
タ1内に入り込む。ロータ1を載せる最終工程で、その
内底面がロツド15の上端に当たつてそれを圧縮コイル
ばね18の付勢力に抗して押し下げ、それにより図3に
示すように両Xリンク20が開かれて、スクレーパ29
がロータ1の内壁に押し付けられる。
【0020】その状態から、ハンドル32を持つて操作
軸31を回転させると、傘歯車33、34のかみ合いに
より駆動軸15が回転駆動され、スクレーパ29がロー
タ1の内壁に摺接しつつ旋回して、その内壁に堆積した
スラツジAを掻き落とす。
【0021】掻き落とされたスラツジは蓋板3の開口部
4からケース10内に落とされ、さらに、ケース10の
底面に設けた窓孔36を通つてスラツジ回収容器11内
に排出される。
【0022】このように、スラツジの排出作業に際し
て、強固に締結された蓋板3を外す必要がなく、また、
汚物であるスラツジに触れることもない。
【0023】なお、スクレーパ29を駆動する駆動軸1
5は、モータで駆動するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
強固に締結された蓋板を外すのが不要にできて作業が軽
減され、また、汚物であるスラツジに触れることなく排
出し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いるロータをスラツジ分
離作業に使用している状態の断面図である。
【図2】本実施例の排出装置にロータを載せる直前の状
態の断面図である。
【図3】本実施例装置によりスラツジの排出作業を行つ
ている状態の断面図である。
【符号の説明】
1:ロータ 3:蓋板 4:開口部 5:供給管 1
0:ケース 11:スラツジ回収容器 15:駆動軸
16:シリンダ部 17:ロツド 18:圧縮コイルば
ね 20:Xリンク 21a、21b:リンク 29:
スクレーパ 31:操作軸 32:ハンドル 33、3
4:傘歯車 36:窓孔 A:スラツジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に開口部が形成された蓋板を上面に
    被着したカツプ形のロータをモータにより縦軸回りに回
    転駆動し、スラツジの混入した被処理液を前記開口部か
    ら前記ロータ内に供給して、遠心力の作用によりスラツ
    ジを分離して前記ロータの内壁に強制的に堆積させ、清
    浄な上澄液を前記開口部から取り出すようにした遠心分
    離装置の、前記ロータ内に堆積したスラツジを排出する
    装置であつて、 前記ロータを上下逆さの姿勢で載置し得る駆動機構収納
    用のケースをスラツジ回収容器上に載置し、前記ケース
    の上面に、ハンドルまたはモータの駆動力で縦軸回りに
    回転駆動される駆動軸を突出して、該駆動軸の上端に設
    けたシリンダ部にロツドを付勢ばねにより上動付勢して
    摺動自由に嵌装し、2本のリンクをX字形に軸支したX
    リンクの前記各リンクの一端を、それぞれ前記駆動軸と
    前記ロツドとに連結するとともに、該各リンクの他端の
    間に前記ロータの内壁に摺接するスクレーパをわたして
    連結し、常には前記ロツドが上動して前記Xリンクを前
    記スクレーパが前記蓋板の前記開口部内を通過可能に閉
    じ、前記ロツドを付勢力に抗して押下することにより前
    記Xリンクを開く構成とし、また、前記ケースの上面と
    底面に、前記蓋板の開口部と前記スラツジ回収容器にそ
    れぞれ連通する窓孔を開口したことを特徴とする遠心分
    離装置におけるスラツジ排出装置。
JP17994493A 1993-06-25 1993-06-25 遠心分離装置におけるスラツジ排出装置 Pending JPH078841A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021212A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Konica Minolta Inc 静電荷像現像用トナーの製造方法
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