JP2005102335A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子スチル・カメラなどの撮影装置の使い勝手の向上を図る。
【解決手段】 連続撮影により得られた画像を一時的に記憶する記憶手段(22)と、前記記憶手段から読み出された画像を記録媒体(26)に書き込む書き込み手段(28)とを有し、第1のモードが選択されている場合は、連続撮影を停止した後に、最後に撮影された画像を表示し、第2のモードが選択されている場合は、連続撮影を停止した後に、前記記憶手段内の複数の画像をまとめて表示する撮影装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子スチル・カメラなどの撮影装置に関する。
固体撮像素子により被写体像を電気信号に変換し、記録媒体に記録する電子スチル・カメラは、周知である。撮影画像情報の記録媒体には、当初、小型フレキシブル磁気ディスクが提案されたが、その後、半導体メモリの大容量化により半導体メモリを使用する装置も提案された。また、近年、小型(2インチ以下)のハード・ディスク装置が実用化され、軽量でもあることから、電子スチル・カメラ記録媒体として注目されている。
電子スチル・カメラは、従来の、銀塩フィルムを記録媒体とするスチル・カメラと同様に、1回のレリーズ操作で単一の被写体像を撮影する単写モードと、レリーズ・ボタンを押し続けることにより所定時間間隔で連続的に被写体像を撮影する連写モードとを具備する。
1画面の記録情報量が比較的膨大になることから、最終的な記録媒体であるフレキシブル磁気ディスク、固体メモリ装置又はハード・ディスク装置への転送速度(書き込み速度)は、撮像素子及びその出力を記録処理する回路の処理速度に比べて遅い。その転送速度を実質的に高速化する手段として、中間に複数枚の撮影画像情報を一時記憶できるバッファ・メモリを設け、連写モードの撮影画像情報をバッファリングする構成が提案されている。
ところが、電子スチル・カメラは、従来の銀塩フィルム・カメラに代わるものとして、手軽に持ち運びできるものでなければならず、上記バッファ・メモリに多くの容積を割き、カメラを大きくしてしまうことはできない。半導体メモリの集積度が向上して大容量の半導体メモリ素子を入手できるようになったとはいえ、多量に使用すればコストの上昇を招く。
したがってバッファ・メモリの容量を小さくせざるを得ないがバッファ・メモリの容量が充分でない場合には連続記録中にバッファ・メモリの残り記録容量が不足し、記録が不能となってしまい使い勝手が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明は、電子スチル・カメラなどの撮影装置の使い勝手の向上を図ることを目的とする。例えば、連続撮影を停止した後に、連続撮影により得られた複数の画像をまとめて表示できるようにすることを目的とする。
本発明に係る撮影装置は、例えば、連続撮影により得られた画像を一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段から読み出された画像を記録媒体に書き込む書き込み手段とを有し、連続撮影を停止した後に、連続撮影により得られた複数の画像をまとめて表示する表示モードを有する。
本発明によれば、撮影装置の使い勝手を向上させることができる。例えば、連続撮影を停止した後に、連続撮影により得られた複数の画像をまとめて表示することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。10は撮影レンズ、12は絞り及びシャッタなどの光量制御部材、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14の出力をサンプル・ホールドするサンプル・ホールド(S/H)回路、18はS/H回路16の出力をディジタル信号に変換するA/D変換回路、20はA/D変換回路18の出力に圧縮、変調などの記録処理を施す記録処理回路である。
22は記録処理回路20の出力を画面単位で記憶するバッファ・メモリであり、例えば半導体メモリ24はバッファ・メモリ22の書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御回路である。なお、本実施例では、理解を容易にするため、記録処理回路20は、1画面当たりの圧縮後のデータ量が一定になる固定長符号化により撮影画像を圧縮するものとし、バッファ・メモリ22は8バンクあり、全体で最大8画面分の圧縮画像情報を記憶できるものとしている。
26は最終的な記録媒体である例えばハード・ディスク装置、28はバッファ・メモリ22からメモリ制御回路24により読み出された撮影画像情報をハード・ディスク装置26に書き込むためのインターフェース回路である。ハード・ディスク装置以外にも、フレキシブル磁気ディスクの駆動装置、光ディスク駆動装置、光磁気ディスク駆動装置、及びEEPROMやバッテリバックアップされたDRAMなどからなる固体メモリ装置であってもよい。固体メモリ装置としては、カード状にされたメモリ・カードが知られている。
尚、本実施例におけるバッファ・メモリ22への書き込み速度はハード・ディスク装置26への書き込み速度よりも遅い。したがってバッファ・メモリ22は複数画面8画面分の容量を有する。又最終的な記録媒体としては一時記憶手段の書き込み速度よりも書き込み速度の遅い媒体であれば本発明は有効である。
又、記録媒体として一時記憶手段よりも書き込み速度が遅くない場合であっても途中の処理回路、例えば情報量の圧縮回路の処理速度が一時記憶手段の書き込み速度より遅ければやっぱり本発明は有効である。
30は全体を制御するシステム制御回路である。システム制御回路30はマイクロコンピュータからなり、動作プログラムの変更により、機能を拡張変更することができる。31はシステム制御回路30の動作に必要な諸定数(後述する閾値V1、V2、V3など)を記憶するメモリである。
32はシステム制御回路30の制御下で、撮像素子14、S/H回路16及びA/D変換回路18に、それぞれ駆動に必要なクロック・パルスを供給するパルス発生回路である。
34は撮影スタンバイ(測光、測色、合焦制御など)をシステム制御回路30に指示する撮影スタンバイ・スイッチ、36は撮影(撮像素子14を露光し、その電荷信号を読み出してハード・ディスク装置に記録する。)をシステム制御回路30に指示する撮影スイッチである。撮影スタンバイ・スイッチ34及び撮影スイッチ36は、所謂レリーズ・ボタンに組み込まれており、当該レリーズ・ボタンを中段まで押し込むと、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンになり、最後まで押し込むと撮影スイッチ36がオンになるようになっている。
また、38は例えば単写モードや連写モードかなどの各種の動作モードを設定し、種々の指示をシステム制御回路30に入力するための操作装置である。操作装置38は、所定数の操作ボタン又は操作スイッチを具備する。
図1における画像情報の流れを簡単に説明する。撮影レンズ10による光学像は光量制御部材12により撮像素子14の撮像面(光電変換面)に入射する。撮像素子14は光学像を電気信号に変換する。撮像素子14の出力はS/H回路16によりサンプル・ホールドされ、A/D変換回路18によりディジタル信号に変換される。記録処理回路20は、A/D変換器18から出力されるディジタル画像信号に、ホワイト・バランス調整、圧縮処理及び変調などの記録処理を施し、その出力はメモリ制御回路22の制御下で、バッファ・メモリ22の8個のバンクM0〜M7の内の、空いたバンクに順次書き込まれる。
メモリ制御回路24は、バッファ・メモリ22に書き込まれたデータをハード・ディスク装置26の書き込み速度に応じて順番に読み出し、インターフェース回路28を介してハード・ディスク装置26に供給する。ハード・ディスク装置26は、インターフェース回路28からのデータを順次、記憶していく。このようにして、撮影画像の圧縮データがハード・ディスク装置26に記録される。
図2は、図1の動作フローチャートを示す。図2を参照して、本実施例の動作を説明する。なお、まず操作装置38により、連写モードが設定されている場合の動作について説明する。連写モードでは、通常、撮影スイッチ36をオン状態に保持している間、連続撮影状態、即ち、一定時間間隔毎に被写体を撮影し記録する動作状態になる。
先ず、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンになると(S1)、露出制御、ホワイトバランス調整、焦点調節などの撮影スタンバイ動作を実行する(S2)。その後、撮影スイッチ36がオンにならずに(S3)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオフになれば(S4)、再度、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンになるのを待つ(S1)。撮影スイッチ36がオンにならなくても(S3)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンの間は、撮影スイッチ36がオンになるのを待つ(S4)。
撮影スイッチ36がオンになると(S3)、操作装置38において連続記録モードが設定されている場合、システム制御回路30は、メモリ制御回路24を介して、バッファ・メモリ22の残容量が所定の閾値V1以上であるか否かを調べる(S5)。閾値V1はメモリ31に予め記憶されている。V1以上であれば(S5)、撮影する(S6)。即ち、撮像素子14を露光し、その電荷信号を読み出し、回路16、18、20、24を介してバッファ・メモリ22に書き込む。このようにバッファ・メモリ22に書き込まれたデータは、上述したように、ハード・ディスク装置26に同期して読み出され、インターフェース回路28を介してハード・ディスク装置26に印加され、書き込まれる。
なお、操作装置38により連続記録モードが設定されていない場合には、バッファ・メモリ22に1画面分の空き容量さえあれば、記録を可能とする。
撮影(S6)の後、バッファ・メモリ22の残容量を調べ(S7)、これが第2の閾値V2に等しいか否かを判別する。なお、閾値V2は閾値V1より小さく、1枚若しくは数枚分に相当する記憶容量値である。
メモリ22の残容量が第2の閾値V2に等しくなければ(S7)、S5を実行することなく撮影スイッチ36がオンの間(S10)、撮影(S6)及びメモリ22の残容量のチェック(S7)を繰り返す。即ち、連続撮影を行なう。その間に、撮影スイッチ36がオフになれば(S10)、再び撮影スイッチ36及び撮影スタンバイ・スイッチ34を調べ(S3、S4)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオフになれば(S4)、S1に戻る。
メモリ22の残容量が閾値V2に等しければ(S7)、連写を止めて単写モードと同様に動作する。即ち、撮影スイッチ36がオフになるのを待ち(S8)、撮影スイッチ36がオフになった後、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンのままであれば(S9)、再び撮影スイッチ36がオンになるのを待ち(S3)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオフであれば(S9)、再び撮影スタンバイ・スイッチ34がオンになるのを待つ(S1)。
メモリ22の残容量が閾値V1未満である場合(S5)、残容量がゼロか否かを調べる(S11)。残容量がゼロの場合、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンならば(S13)、撮影スイッチ36がオンになるのを待ち(S3)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオフならば(S13)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンになるのを待つ(S1)。残容量がゼロでなければ(S11)、1回の撮影を行ない(S12)、撮影スイッチ36のオフを待つ(S8)。
上記説明から分かるように、閾値V1は、連写記録の開始時において連写が可能な残り枚数に相当するメモリ容量、閾値V2は、連写を中止する残り枚数に相当するメモリ容量である。これらの閾値V1、V2はメモリ31に固定的に記憶されていてもよいし、又は操作装置38の操作により変更可能に記憶されていてもよい。使用上は、後者が便利である。
バッファ・メモリ22の残容量がV1以上であれば、連写が許可され、連写中にメモリ22の残容量が閾値V2に等しくなったところで、連写を中止する。バッファ・メモリ22の残容量がV2以下でも単写は可能であり、その間にバッファ・メモリ22からハード・ディスク装置26への転送が進み、バッファ・メモリ22の残容量が閾値V1以上になれば、再び、連写が可能になる。連写モードの撮影開始時にバッファ・メモリ22の残容量がV1未満でも、それがゼロでない限り、単写が可能である。
このようにして、連写できる実質的枚数は、バッファ・メモリ22の書き込み速度とハード・ディスク装置26の書き込み速度との差、及び閾値V1により決定される。連写が不可能になっても、単独撮影を行なえるので、シャッタ・チャンスをみすみす見逃すことはなくなる。
図1に示す実施例の変更動作のフローチャートを図3に示す。図2と同じステップには同じ符号を付してあり、具体的にはS6とS7の間に、S20〜S23が挿入されている。この変更例では、連写の最大枚数Kを予め決めておく、Kは操作装置38により変更自在であり、メモリ31に記憶される。K枚連写する前に、メモリ22の残容量がV2になれば連写を中止する。K枚連写した後では、一旦撮影スイッチ36のオフを待つことにより、連写の中止を使用者に強制する。
以下、図3を具体的に説明する。最初の撮影(S6)迄は、図2と同じである。最初の撮影後、連写枚数が設定値Kに到達したか否かを調べ(S20)、設定値Kまでになっていなければ、バッファ・メモリ22の残容量が閾値V2に等しいか否かを調べる(S21)。V2に等しい場合、連写を中止し、撮影スイッチ36のオフを待つ(S8)。V2に等しくない場合(S21)、撮影スイッチ36がオンの間、撮影を繰り返し(S22、S6、S20、S21)、撮影スイッチ36がオフになれば(S22)、再び、撮影スイッチ36がオンになるのを待つ(S3)。
連写枚数が設定値Kに等しくなれば(S20)、撮影スイッチ36がオフになるのを待ち、メモリ22の残容量が閾値V2に等しいか否かを調べる(S7)。S7以降は図2と同じである。
この実施例で設定している連写枚数の上限値Kを、通常の連写の際の撮影枚数をカバーする程度にすることにより、不必要に長い時間、連写してしまうのを防止できる。一旦、連写を中止した後、再び連写を開始する間にも、メモリ22に記憶されるデータはハード・ディスク装置26に転送されているので、次回の連写開始時には、メモリ22の残容量が増す。メモリ22の残容量がV1以上になっていれば、連写できる。
以上の説明から容易に理解できるように、本実施例によれば、一時記憶手段に所定量の空きを残して連続記録を中止するので、当該一時記憶手段から最終記録媒体に画像情報を転送する間にも、画像情報を当該一時記憶手段に取り込むことができる。即ち、スチル・カメラの場合には、単写が可能であり、シャッタ・チャンスをみすみす見逃すことがなくなる。
図4、図5は図1に示す実施例の更に別の変更動作のフローチャートである。かかるフローチャートを実行するに際して本実施例においては複数の連写速度を選択可能であり、かかる連写速度を切り換える手段を操作部38備えている。以下動作について説明する。
次に連写速度によって前述の所定量を変える実施例について図4を用いて説明する。図4において撮影スイッチ36がオンになると(S3)、操作装置38において予め連続記録モードが設定されている場合、システム制御回路30は、メモリ制御回路24を介してバッファ・メモリ22の残容量が所定量V1以上であるか否かを調べる(S5)。所定量V1はメモリ31に予め記憶されているメモリ残容量が所定量V1以上であれば連続記録モードが高速連写モードになっているか調べる(S6)。高速連写モードになっていれば撮影をし(S7)所定時間t1待ち(S8)、メモリの残容量が所定量V2以上か調べ(S9)、所定量V2以上であり、撮影スイッチ36がオンであれば(S10)撮影をつづける。すなわち連写を行う連続記録モードが低速連写モードであれば、撮影をし(S12)所定時間t2待ち(S13)、メモリの残容量が所定量V3以上か調べ(S14)、所定量V3以上であり、撮影スイッチ36がオンであれば(S15)撮影をつづける。すなわち連写を行う、ここでt1<t2とする。すなわち、所定時間t1待って撮影をつづける方がt2待つよりも高速な連写が可能になる。
S9、S14においてメモリの残容量がそれぞれ所定量V2、所定量V3より小さくなったら連写停止の表示をする(S11)。撮影スイッチ36がオフになると(S16)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンならS3へ、オフならS1へ進む(S17)。
S5においてメモリの残容量が所定量V1より小さければ、メモリの残容量が0かどうか調べ(S18)、0でなければ撮影をしてS16へ進む。0の時は撮影ができないことを表示して(S20)、撮影スイッチ36がオフになれば(S21)S3へ進む。
上記説明から分かるように、所定量V1は連写可能なメモリ残容量、所定量V2は高速連写を中止するメモリ残容量、所定量V3は低速連写を中止するメモリ残容量である。尚、本実施例においてV2>V3としている。又、これらの所定量はメモリに固定的に記憶されていてもよいし、操作装置38の操作により変更可能に記憶されていてもよい。
次にメモリ残容量が所定量になったら高速連写を低速連写に自動的に切り換える例について説明する。図5において、S1〜S6は図4と同じであるので説明を省略する。メモリの残容量が所定量V2より大きければ図4と同様にして高速連写をする(S7)、小さければ低速連写モードになる、すなわち低速連写であることを表示し(S12)、撮影し(S13)、所定時間t2待ち(S14)、メモリの残容量が所定量V3より小さくなったら(S15)連写停止の表示をする(S17)。
ここで所定量V1>所定量V2>所定量V3である。すなわち高速連写モードで連写中にメモリ残容量が所定量V2になったら連写モードを低速連写モードに自動的に切り換えて連写を継続し、メモリ残容量が所定量V3になったところで連写を停止する。
図6は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図である。図6において40は後述するモニタにメモリ22に記憶されている画像データを表示するためにリモコン24とモニタをつなぐインターフェース、42は画像を表示するモニタ、43は後述の圧縮等の処理を行うためのDSPである。
本実施例は1画像の画像圧縮に要する時間が連写間隔よりも長い場合に有効な方法である。本実施例では、記録処理回路20内では、ホワイトバランス調整、γ補正等、リアルタイムで実行可能な処理のみ行なった後、メモリ制御回路24によってバッファ・メモリ22の8個のバンクM0〜M7内の空いたバンクに順次書き込まれる。
1コマ撮影においては撮像し、上記WB、γ等のリアルタイム処理をし、バッファ22に書き込まれた後ただちにメモリ制御回路24によって再び読み出され、DSP43によって、圧縮等処理時間を要する処理を行なう(例えばJPEG方式の圧縮等のような圧縮方式を採用した場合、DCTを行った後の係数列をエントロピー符号化をする前に一旦、バッファ22内の空領域に保持しておくことにより、エントロピー符号化後のデータ量に応じて圧縮率を変化させる時の処理時間を短縮することができる)。このような構成の画像記録装置の動作のフローチャートを図7に示す。
以下図7を用いて動作の詳細について説明する。
撮影スタンバイ・スイッチ34がオンならば(S1)撮影スタンバイをする(S2)。次にメモリの残容量が0かどうか調べ(S3)0であれば撮影不能の表示をして(S4)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンならばS3へ、オフならばS1へ進む。メモリ残容量が0でなければ撮影不能表示を消去して(S6)、撮影スイッチ36がオンになれば(S7)メモリ残容量を調べ(S9)V1以上であればS11へ、V1より小さければS10へ進む。S11へ進んだ場合、撮影スイッチ36がオンのままであれば撮影をつづけ、バッファ・メモリ22へデータを格納する。つまり連写を実行する。
S9からS10へフローが分岐した場合はフローはS10、S15以降へすすみ単写になる。又、S11へ進み撮影をした時にメモリ残容量がV2より小さくなれば(S12)連写停止の表示をする(S14)。次に撮影した画像データをDSP43により圧縮する際のデータ、例えばDCT処理の全係数データ、即ち直交変換後のデータを作成し(S15)、バッファ・メモリ22の空き領域、つまり連写停止後の残量分の領域に記憶する(S16)。
次いで直交変換後のデータを所定の係数で量子化し、ハフマン符号化し(S17)、得られたデータをハード・ディスク26に記録(S18)し、撮影スイッチ36がオフ、かつバッファ・メモリ22内のデータが処理されハード・ディスクに記録されるまで(S19〜S21)、前述のS15〜S18を実行する。メモリ22内のデータを処理した場合にはフローはS21からS22に分岐し、S14において表示した連写停止表示を消去し、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンであるか否かを判別し(S23)、オンの場合にはS3へ、オフの場合にはS1へフローは戻る。
次に本発明の更に別の実施例について図8を用いて説明する。図8はかかる実施例の動作の変形例を示したフローチャートである。
本実施例では図7の実施例に撮像して記録した画像をただちに再生しモニタする機能を付加したものであり、所定残量を残した、バッファ内に連写した一連の画像をマルチ画又は、合成画として保持することで連写した画像をモニタしやすくしたものである。
以下本実施例の動作を図8を用いて説明する。図8においてまず撮影スタンバイ・スイッチ34が、オンであれば(S1)、撮影スタンバイをしてバッファ・メモリ22を介すことなく最終撮影画像を直接メモリ制御24からモニタに表示する(S61)。
次にバッファ・メモリ22の残容量が0かどうか調べ(S31)、0であれば撮影不能の表示、警告をする(S53)。バッファ・メモリ22の残容量が0でなければ撮影不能表示を消去して(S32)、撮影スイッチ36がオンになれば(S33)、メモリ残容量が所定量V1以上かどうか調べる(S35)。V1 より小さければ単写をし(S52)、モニタに表示する(S67)V1以上であれば、撮影をする(S36)。
次にメモリ残容量が所定量V2になったかどうか調べ(S7)、V2でなく撮影スイッチ36がオンであれば(S10)撮影をつづける。V2になったら連写を停止し(S8)、モニタ表示モードが通常の表示モードであれば(S61)、最終撮影画像をバッファ・メモリ22から再生して表示する(S67)。通常表示モードでなければマルチ画モードか合成画モードかを調べ(S62)、バッファ・メモリ22の残り容量V2を用いて合成画モードであれば合成画を作成して(S63)、モニタに表示する(S64)。マルチ画モードであれば前述のバッファ・メモリ22の残り容量V2を用いてマルチ画を作成して(S65)モニタに表示する(S66)。この表示は撮影スタンバイ・スイッチ34がオンの間表示され、撮影スタンバイ・スイッチ34がオフになると表示を全て消去して(S24)S1へ進む。
尚、本実施例における合成画モードとはメモリ22に記憶している画像のうちの1つと、前記バッファ・メモリ22を介することのない画像とを合成し、再びバッファ・メモリ22内の残り容量V2に記録するモードである。
又、マルチ画モードとはメモリ22に記憶している複数の画像をマルチ画にし、バッファ・メモリ22内の残り容量に記録するモードである。
尚、S64、S66、S67以降においては図7において前述したS15〜S23と同じフローを実行する。
以上の実施例に依ればバッファ・メモリの容量を有効に活用して簡単な構成で種々の画像編集が行え、しかも画像記録の機会を逃すことがない。
又画像編集としては上述の例に限らず、他の編集例えば画像の拡大や縮小、斜体等であってもよい。
以上の実施例はクレームの範囲内で種々変更が可能である。
本発明の第1実施例の構成ブロック図である。 図1の第1の動作フローチャートである。 図1の第2の動作フローチャートである。 図1の第3の動作フローチャートである。 図1の第4の動作のフローチャートである。 第2の実施例の構成ブロック図である。 図6の第1の動作フローチャートである。 図6の第2の動作フローチャートである。

Claims (5)

  1. 連続撮影により得られた画像を一時的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出された画像を記録媒体に書き込む書き込み手段とを有し、
    連続撮影を停止した後に、連続撮影により得られた複数の画像をまとめて表示する表示モードを有することを特徴とする撮影装置。
  2. 連続撮影を停止した後に、連続撮影により得られた最後の画像を表示する表示モードをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 連続撮影を停止するか否かを前記記憶手段の残容量に応じて決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 連続撮影を停止した場合は、連続撮影により得られた画像が全て前記記録媒体に書き込まれるまで連続撮影を停止することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の撮影装置。
  5. 前記記録媒体は、ハード・ディスク装置であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の撮影装置。
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