JP3103699B2 - 連写機能を有するデジタル電子スチルカメラ - Google Patents
連写機能を有するデジタル電子スチルカメラInfo
- Publication number
- JP3103699B2 JP3103699B2 JP05043404A JP4340493A JP3103699B2 JP 3103699 B2 JP3103699 B2 JP 3103699B2 JP 05043404 A JP05043404 A JP 05043404A JP 4340493 A JP4340493 A JP 4340493A JP 3103699 B2 JP3103699 B2 JP 3103699B2
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- Japan
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- continuous shooting
- management unit
- image
- buffer memory
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮影画像をデジタル信号
に変換して記録するデジタル電子スチルカメラに関し、
詳しくは連写撮影した画像データの記録方式に関する。
に変換して記録するデジタル電子スチルカメラに関し、
詳しくは連写撮影した画像データの記録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学的に結像した被写体像を固体
撮像素子で光電変換し、固体撮像素子から出力されるア
ナログ画像信号をデジタル化して記録するデジタル電子
スチルカメラが実用化されている。デジタル電子スチル
カメラの記憶媒体としてはメモリーカード等の半導体メ
モリが使用されており、ユーザが手ごろな価格で入手で
きるメモリーカードは一枚の記憶容量がせいぜい1〜4
メガバイト程度のものである。
撮像素子で光電変換し、固体撮像素子から出力されるア
ナログ画像信号をデジタル化して記録するデジタル電子
スチルカメラが実用化されている。デジタル電子スチル
カメラの記憶媒体としてはメモリーカード等の半導体メ
モリが使用されており、ユーザが手ごろな価格で入手で
きるメモリーカードは一枚の記憶容量がせいぜい1〜4
メガバイト程度のものである。
【0003】一方、NTSCカラーテレビジョン並の解
像力を有する画像1フレームの記録に必要とされる記憶
容量はおよそ1メガバイトであり、そのまま記録を行う
とすれば1枚のメモリーカードに数フレームの画像しか
記録できない。 そこで画像の相関性を利用して冗長度
を削減することによって、画質を損なわずに画像情報量
を1/10〜1/20に圧縮する種々の静止画像情報量
圧縮方法が実用化されてきている。
像力を有する画像1フレームの記録に必要とされる記憶
容量はおよそ1メガバイトであり、そのまま記録を行う
とすれば1枚のメモリーカードに数フレームの画像しか
記録できない。 そこで画像の相関性を利用して冗長度
を削減することによって、画質を損なわずに画像情報量
を1/10〜1/20に圧縮する種々の静止画像情報量
圧縮方法が実用化されてきている。
【0004】ここで、特開平2−248186号には、
高速連写を実現するために複数フレーム分のバッファメ
モリを設けて、連続撮影した画像データを一時的に高速
記録し、撮影終了後にバッファメモリから画像データを
読み出して符号化を行うというデジタル電子スチルカメ
ラが提案されている。
高速連写を実現するために複数フレーム分のバッファメ
モリを設けて、連続撮影した画像データを一時的に高速
記録し、撮影終了後にバッファメモリから画像データを
読み出して符号化を行うというデジタル電子スチルカメ
ラが提案されている。
【0005】また、特開昭63−287180号には、
画像記憶手段における記憶領域を循環的に変化させる手
段によって、最新の数フレームの画像を記録できるデジ
タル電子カメラが提案されており、このカメラで連写を
行うと所望の瞬間の前後数フレームの画像を撮影するこ
とが可能となる。
画像記憶手段における記憶領域を循環的に変化させる手
段によって、最新の数フレームの画像を記録できるデジ
タル電子カメラが提案されており、このカメラで連写を
行うと所望の瞬間の前後数フレームの画像を撮影するこ
とが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静止画像の
情報量を圧縮するには様々な演算を行う必要があり、専
用のハードウェアを用いたとしても実時間で符号化する
ことができず、特に高速連写ができないという問題があ
った。
情報量を圧縮するには様々な演算を行う必要があり、専
用のハードウェアを用いたとしても実時間で符号化する
ことができず、特に高速連写ができないという問題があ
った。
【0007】更に、撮影した画像を画像情報量圧縮を行
って記録したとしても撮影可能な撮影枚数は50枚程度
であるから、例えば秒5コマの高速連写を行った場合
は、せいぜい10秒間の撮影しか行えず、長時間の連続
撮影ができないという問題があった。
って記録したとしても撮影可能な撮影枚数は50枚程度
であるから、例えば秒5コマの高速連写を行った場合
は、せいぜい10秒間の撮影しか行えず、長時間の連続
撮影ができないという問題があった。
【0008】これは、従来からある銀塩フィルムカメラ
も同様に問題となっていた。ここで、特開平2−248
186号の提案によるカメラは、短時間で少枚数の連続
撮影には有効であるが、連写時に撮影する画像の枚数を
増やすにはそれだけ多くのバッファメモリを必要とし、
カメラの大型化や高価格化につながるために長時間の連
続撮影を行う場合には適していない。
も同様に問題となっていた。ここで、特開平2−248
186号の提案によるカメラは、短時間で少枚数の連続
撮影には有効であるが、連写時に撮影する画像の枚数を
増やすにはそれだけ多くのバッファメモリを必要とし、
カメラの大型化や高価格化につながるために長時間の連
続撮影を行う場合には適していない。
【0009】また、特開昭63−287180号の提案
によるカメラは、所望の瞬間の前後の画像のみを残した
い場合には有効であるが、長時間の被写体の変化を撮影
する場合には撮影開始時の画像がオーバーライトされて
消去されてしまうことになるという不都合を生じてしま
う。
によるカメラは、所望の瞬間の前後の画像のみを残した
い場合には有効であるが、長時間の被写体の変化を撮影
する場合には撮影開始時の画像がオーバーライトされて
消去されてしまうことになるという不都合を生じてしま
う。
【0010】本発明はこの様な事情を鑑みてなされたも
ので、連写撮影中に連続的に撮影した画像を記憶媒体に
記録する際、撮影途中で記憶媒体の空き容量がなくなっ
たときに、撮影した連続的なフレームを所定の間隔で間
引くようにし、既に画像データが記録されている記憶領
域を開放しながら循環的に再書き込みしていくことによ
り、記憶容量の制約によって限られた撮影枚数の中で最
適なフレームのみを残して記録することが可能なデジタ
ル電子スチルカメラを提供することを目的としている。
ので、連写撮影中に連続的に撮影した画像を記憶媒体に
記録する際、撮影途中で記憶媒体の空き容量がなくなっ
たときに、撮影した連続的なフレームを所定の間隔で間
引くようにし、既に画像データが記録されている記憶領
域を開放しながら循環的に再書き込みしていくことによ
り、記憶容量の制約によって限られた撮影枚数の中で最
適なフレームのみを残して記録することが可能なデジタ
ル電子スチルカメラを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、撮影した画像データをデジタル画像データと
して記録するデジタル電子スチルカメラにおいて、撮影
した複数フレームの画像データを記憶する画像記憶手段
と、前記画像記憶手段における空き領域を管理する空き
領域管理部と、連写撮影された各フレームの撮影順番お
よび前記画像記憶手段の記憶領域に関する情報を記憶す
る連写記録管理部と、連写中に前記空き領域管理部で前
記画像記憶手段の空き領域がないと判断された場合に
は、前記連写記録管理部の情報を読み出してあらかじめ
定められた順番のフレームが記憶されている記憶領域の
アドレスを前記空き領域管理部に転送し、前記対応する
記憶領域を空き領域として再書き込み可能とするように
制御する制御部とを具備することを特徴とするデジタル
電子スチルカメラを提供する。
するため、撮影した画像データをデジタル画像データと
して記録するデジタル電子スチルカメラにおいて、撮影
した複数フレームの画像データを記憶する画像記憶手段
と、前記画像記憶手段における空き領域を管理する空き
領域管理部と、連写撮影された各フレームの撮影順番お
よび前記画像記憶手段の記憶領域に関する情報を記憶す
る連写記録管理部と、連写中に前記空き領域管理部で前
記画像記憶手段の空き領域がないと判断された場合に
は、前記連写記録管理部の情報を読み出してあらかじめ
定められた順番のフレームが記憶されている記憶領域の
アドレスを前記空き領域管理部に転送し、前記対応する
記憶領域を空き領域として再書き込み可能とするように
制御する制御部とを具備することを特徴とするデジタル
電子スチルカメラを提供する。
【0012】
【作用】前記構成により、空き領域管理部では転送され
た記憶領域を再書き込み可能な空き領域として管理し、
新たに撮影された画像データが解放された記録領域に記
録されることにより、記憶容量の制約によって限られた
撮影枚数の中で有効なフレームの画像データを残して記
録することができる。
た記憶領域を再書き込み可能な空き領域として管理し、
新たに撮影された画像データが解放された記録領域に記
録されることにより、記憶容量の制約によって限られた
撮影枚数の中で有効なフレームの画像データを残して記
録することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例の全体構
成を示すブロック図である。レンズ1と絞り2は光学系
を構成し被写体像を結像させる。固体撮像素子3は光学
系により結像した被写体像を光電変換し、固体撮像素子
駆動回路4の制御により電気信号として出力する。A/
D変換器5は固体撮像素子3から出力されたアナログ画
像信号をデジタル信号に変換して出力する。映像信号処
理部6は前記デジタル画像信号に対して映像信号処理を
し、D/A変換器7はデジタル画像信号をアナログ画像
信号に変換する。液晶ファインダ8はアナログ画像信号
を可視像として再生する。バッファメモリ9は撮影した
画像データを複数枚一時記録する。
ついて説明する。図1は本発明の第1の実施例の全体構
成を示すブロック図である。レンズ1と絞り2は光学系
を構成し被写体像を結像させる。固体撮像素子3は光学
系により結像した被写体像を光電変換し、固体撮像素子
駆動回路4の制御により電気信号として出力する。A/
D変換器5は固体撮像素子3から出力されたアナログ画
像信号をデジタル信号に変換して出力する。映像信号処
理部6は前記デジタル画像信号に対して映像信号処理を
し、D/A変換器7はデジタル画像信号をアナログ画像
信号に変換する。液晶ファインダ8はアナログ画像信号
を可視像として再生する。バッファメモリ9は撮影した
画像データを複数枚一時記録する。
【0014】空き領域管理部10はバッファメモリ9に
おける記録可能な空き領域に関する情報を記憶、管理す
る。連写記録管理部11は連写時に得られる連続的な画
像の撮影された順番、および各フレームの画像データが
記録されているバッファメモリ9の記憶領域に関する情
報を記憶、管理する。
おける記録可能な空き領域に関する情報を記憶、管理す
る。連写記録管理部11は連写時に得られる連続的な画
像の撮影された順番、および各フレームの画像データが
記録されているバッファメモリ9の記憶領域に関する情
報を記憶、管理する。
【0015】メモリカード12はカメラ本体と着脱可能
でありバッファメモリ9に一時記録されたデジタル画像
データを記録する。CPU13は撮影動作、バッファメ
モリ9への一時記録動作、空き領域管理部10および連
写記録管理部11の動作、バッファメモリ9からメモリ
カード12への画像データの転送動作などを総括的に制
御する。
でありバッファメモリ9に一時記録されたデジタル画像
データを記録する。CPU13は撮影動作、バッファメ
モリ9への一時記録動作、空き領域管理部10および連
写記録管理部11の動作、バッファメモリ9からメモリ
カード12への画像データの転送動作などを総括的に制
御する。
【0016】次に、動作についての説明をする。図1の
デジタル電子スチルカメラは、図示しないモード設定手
段によって通常撮影モードと連写撮影モードとに設定を
切り換えることができ、このカメラで撮影を行う場合の
CPU13における制御の流れについて図3のフローチ
ャートを参照して説明する。
デジタル電子スチルカメラは、図示しないモード設定手
段によって通常撮影モードと連写撮影モードとに設定を
切り換えることができ、このカメラで撮影を行う場合の
CPU13における制御の流れについて図3のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0017】撮影者が液晶ファインダ8に表示される映
像を確認しながら所望の撮影アングルを決め、図示しな
いレリーズボタンを押すことによって撮影動作が開始さ
れ(ステップS1)、映像信号処理部6から出力される
デジタル画像データが空き領域管理部10で管理されて
いる空き領域情報をもとに指定されるバッファメモリ9
の空き領域に一時的に記録されるとともに(ステップS
2)、連写記録管理部11に撮影した画像データのバッ
ファメモリ中の記憶領域と撮影順番の情報が記録される
(ステップS3)。
像を確認しながら所望の撮影アングルを決め、図示しな
いレリーズボタンを押すことによって撮影動作が開始さ
れ(ステップS1)、映像信号処理部6から出力される
デジタル画像データが空き領域管理部10で管理されて
いる空き領域情報をもとに指定されるバッファメモリ9
の空き領域に一時的に記録されるとともに(ステップS
2)、連写記録管理部11に撮影した画像データのバッ
ファメモリ中の記憶領域と撮影順番の情報が記録される
(ステップS3)。
【0018】このとき、連写撮影モードが設定されてい
る場合には、撮影者がレリーズボタンを押し続けている
間は撮影動作が継続される(ステップS4)。
る場合には、撮影者がレリーズボタンを押し続けている
間は撮影動作が継続される(ステップS4)。
【0019】1フレームの画像がバッファメモリ9に記
録されると、CPU13は空き領域管理部10の情報を
参照して、撮影した画像データを記録することが可能な
バッファメモリ9の空き領域があるかどうかを判定し
(ステップS5)、空き領域があればステップS2に戻
り、次に撮影される画像のフレームを一時的に記録す
る。
録されると、CPU13は空き領域管理部10の情報を
参照して、撮影した画像データを記録することが可能な
バッファメモリ9の空き領域があるかどうかを判定し
(ステップS5)、空き領域があればステップS2に戻
り、次に撮影される画像のフレームを一時的に記録す
る。
【0020】一方、ステップS5で空き領域管理部10
の情報からバッファメモリ9の空き領域がないと判定さ
れると、CPU13は連写記録管理部11に記録されて
いる情報を読み出し、特定の順番で撮影されたフレーム
の記録済ヘッダ情報をリセットして、バッファメモリ9
の記憶領域の一部を開放する(ステップS6)。
の情報からバッファメモリ9の空き領域がないと判定さ
れると、CPU13は連写記録管理部11に記録されて
いる情報を読み出し、特定の順番で撮影されたフレーム
の記録済ヘッダ情報をリセットして、バッファメモリ9
の記憶領域の一部を開放する(ステップS6)。
【0021】CPU13はバッファメモリ9の記憶領域
の一部を開放すると、連写記録管理部11の撮影順番情
報を再配列して変更するとともに(ステップS7)、バ
ッファメモリ9の開放された空き領域の情報を空き領域
管理部10に転送し(ステップS8)、ステップS2に
戻る。
の一部を開放すると、連写記録管理部11の撮影順番情
報を再配列して変更するとともに(ステップS7)、バ
ッファメモリ9の開放された空き領域の情報を空き領域
管理部10に転送し(ステップS8)、ステップS2に
戻る。
【0022】連写撮影モードでは、撮影者がレリーズボ
タンを放すと撮影が終了し(ステップS4)、CPU1
3の制御によってバッファメモリ9に記録されている連
続フレームの画像データが順次読み出されてメモリカー
ド12に転送されると同時に、連写記録管理部11で管
理されている撮影順番情報がヘッダ情報の撮影コマ番号
として転送される(ステップS9)。
タンを放すと撮影が終了し(ステップS4)、CPU1
3の制御によってバッファメモリ9に記録されている連
続フレームの画像データが順次読み出されてメモリカー
ド12に転送されると同時に、連写記録管理部11で管
理されている撮影順番情報がヘッダ情報の撮影コマ番号
として転送される(ステップS9)。
【0023】また、通常撮影モードでは、最初に撮影し
たフレームの画像データがバッファメモリ9に記録され
た時点で撮影が終了し(ステップS4)、CPU13の
制御によりバッファメモリ9から画像データが読み出さ
れてメモリカード12に転送される(ステップS9)。
たフレームの画像データがバッファメモリ9に記録され
た時点で撮影が終了し(ステップS4)、CPU13の
制御によりバッファメモリ9から画像データが読み出さ
れてメモリカード12に転送される(ステップS9)。
【0024】バッファメモリ9に記録されている全ての
画像データがメモリカード12に正常に転送されると、
空き領域管理部10および連写記録管理部11の内容が
リセットされることによって、バッファメモリ9が開放
されて全ての動作が終了する(ステップS10)。
画像データがメモリカード12に正常に転送されると、
空き領域管理部10および連写記録管理部11の内容が
リセットされることによって、バッファメモリ9が開放
されて全ての動作が終了する(ステップS10)。
【0025】なお、本実施例では撮影した画像データを
バッファメモリ9に一時的に記録するように構成した例
で説明を行ったが、これは記憶保持電流の不要なフラッ
シュメモリの書き込み速度や消去速度が遅いため、高速
書き込み可能なメモリに一時記録するように構成したも
ので、本発明の構成や効果を制約するものではない。次
に、本発明の第2の実施例についてい説明する。図2は
本発明の第2の実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。ここで、図1と同一の構成部には同一の符号を付し
てある。画像圧縮部14はデジタル画像データの画像の
相関性を利用して冗長成分を除去することにより情報量
圧縮を行うように構成している。
バッファメモリ9に一時的に記録するように構成した例
で説明を行ったが、これは記憶保持電流の不要なフラッ
シュメモリの書き込み速度や消去速度が遅いため、高速
書き込み可能なメモリに一時記録するように構成したも
ので、本発明の構成や効果を制約するものではない。次
に、本発明の第2の実施例についてい説明する。図2は
本発明の第2の実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。ここで、図1と同一の構成部には同一の符号を付し
てある。画像圧縮部14はデジタル画像データの画像の
相関性を利用して冗長成分を除去することにより情報量
圧縮を行うように構成している。
【0026】次に、図4は図3におけるバッファメモリ
の記録内容のメモリカードへの転送動作(ステップS
9)を詳細に示したフローチャートであり、その動作に
ついて説明する。連写撮影モードにおけるバッファメモ
リ9への一時的記録までの撮影動作は、第1の実施例で
説明を行った通りである。連写撮影モードで撮影者がレ
リーズボタンを放し撮影動作が終了すると、CPU13
によって連写記録管理部11の連写記録管理情報の読み
出しが行われる(ステップS91)。
の記録内容のメモリカードへの転送動作(ステップS
9)を詳細に示したフローチャートであり、その動作に
ついて説明する。連写撮影モードにおけるバッファメモ
リ9への一時的記録までの撮影動作は、第1の実施例で
説明を行った通りである。連写撮影モードで撮影者がレ
リーズボタンを放し撮影動作が終了すると、CPU13
によって連写記録管理部11の連写記録管理情報の読み
出しが行われる(ステップS91)。
【0027】CPU13は読み出した連写記録管理情報
をもとにして、まずバッファメモリ9から一番目フレー
ムの画像データの読み出しを行い(ステップS92、ス
テップS93)、画像圧縮部14で画像情報量圧縮を行
った後にメモリカード12に転送する(ステップS9
4)。
をもとにして、まずバッファメモリ9から一番目フレー
ムの画像データの読み出しを行い(ステップS92、ス
テップS93)、画像圧縮部14で画像情報量圧縮を行
った後にメモリカード12に転送する(ステップS9
4)。
【0028】更に、バッファメモリ9から読み出した画
像データが正常にメモリカード12に転送されると、C
PU13はバッファメモリ9の連続フレームの未転送画
像データの有無を確認し、未転送画像データがあれば
(ステップS95)、次の順番のフレームの読み出しに
かかる(ステップS96)。
像データが正常にメモリカード12に転送されると、C
PU13はバッファメモリ9の連続フレームの未転送画
像データの有無を確認し、未転送画像データがあれば
(ステップS95)、次の順番のフレームの読み出しに
かかる(ステップS96)。
【0029】そして、以上の動作が繰り返されて、バッ
ファメモリ9に記録されている全ての画像データがメモ
リカード12に転送されると、転送動作は終了する。
ファメモリ9に記録されている全ての画像データがメモ
リカード12に転送されると、転送動作は終了する。
【0030】以上の転送動作を行うことによって、メモ
リーカードに記録される画像データが時系列的に整列す
ることになり、再生時のために特別な画像ヘッダをつけ
なくても、連続フレームが時系列的に再生されるように
なる。
リーカードに記録される画像データが時系列的に整列す
ることになり、再生時のために特別な画像ヘッダをつけ
なくても、連続フレームが時系列的に再生されるように
なる。
【0031】ここで図5を用いて、本発明と従来例との
比較説明をする。図5は、撮影した画像データを8フレ
ーム一時的に記録可能な記憶容量を持つバッファメモリ
を有するデジタル電子スチルカメラにおいて、20フレ
ームの連続撮影を行う場合の従来技術と本発明の比較説
明図である。それぞれの記録制御方式で記録を行ったと
きに、連写撮影時に撮影が行われたフレームと実際に記
憶媒体に記録されるフレームとの関係を示した。
比較説明をする。図5は、撮影した画像データを8フレ
ーム一時的に記録可能な記憶容量を持つバッファメモリ
を有するデジタル電子スチルカメラにおいて、20フレ
ームの連続撮影を行う場合の従来技術と本発明の比較説
明図である。それぞれの記録制御方式で記録を行ったと
きに、連写撮影時に撮影が行われたフレームと実際に記
憶媒体に記録されるフレームとの関係を示した。
【0032】ここで従来例としては、連写時にバッファ
メモリに一時記録した画像データを撮影終了後にメモリ
カードに転送する記録制御方式を従来例1とし、バッフ
ァメモリへ循環的に記録することによって最新の数フレ
ームを記録する記録制御方式を従来例2として示した。
メモリに一時記録した画像データを撮影終了後にメモリ
カードに転送する記録制御方式を従来例1とし、バッフ
ァメモリへ循環的に記録することによって最新の数フレ
ームを記録する記録制御方式を従来例2として示した。
【0033】従来例1の記録方式では8フレームの撮影
を行ったところで、バッファメモリの空き容量がなくな
り、撮影動作の継続が不可能となる。
を行ったところで、バッファメモリの空き容量がなくな
り、撮影動作の継続が不可能となる。
【0034】従来例2の記録方式では撮影動作が終了し
た時点で、バッファメモリには最新の8フレームの画像
が記録されているが、連写開始直後から撮影された12
フレームの画像データはオーバーライトされて失われて
しまう。
た時点で、バッファメモリには最新の8フレームの画像
が記録されているが、連写開始直後から撮影された12
フレームの画像データはオーバーライトされて失われて
しまう。
【0035】そして、本発明による記録方式では連続的
に撮影されるフレームの時間間隔と最終的に記録される
フレームの間隔とは異なるものの、連写開始から終了時
までの被写体の変化する様子を記録することができる。
に撮影されるフレームの時間間隔と最終的に記録される
フレームの間隔とは異なるものの、連写開始から終了時
までの被写体の変化する様子を記録することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明のデジタル電子スチ
ルカメラによれば、連写中に記憶媒体の空き領域と連続
的に撮影された各フレームの撮影順番および記憶領域を
管理し、連写途中で記憶媒体の空き容量がなくなると、
撮影された連続フレームを間引くように、特定フレーム
の画像データが記録されている記憶領域を解放して再書
き込みを行う記録制御により、記憶媒体の記憶容量の制
限によって限られた撮影枚数で、有効なフレームのみを
残して記録する連続撮影を行うことが可能となる。
ルカメラによれば、連写中に記憶媒体の空き領域と連続
的に撮影された各フレームの撮影順番および記憶領域を
管理し、連写途中で記憶媒体の空き容量がなくなると、
撮影された連続フレームを間引くように、特定フレーム
の画像データが記録されている記憶領域を解放して再書
き込みを行う記録制御により、記憶媒体の記憶容量の制
限によって限られた撮影枚数で、有効なフレームのみを
残して記録する連続撮影を行うことが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】本発明の実施例における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】本発明の実施例におけるバッファメモリの記録
内容をメモリカードへ転送する動作の流れを示すフロー
チャートである。
内容をメモリカードへ転送する動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図5】従来例と本発明との、連写撮影時に撮影された
画像と実際に記憶媒体に記録される画像との関係を示す
説明図である。
画像と実際に記憶媒体に記録される画像との関係を示す
説明図である。
1 レンズ 2 絞り 3 固体撮像素子 4 固体撮像素子駆動回路 5 A/D変換器 6 映像信号処理部 7 D/A変換器 8 液晶ファインダ 9 バッファメモリ 10 空き領域管理部 11 連写記録管理部 12 メモリカード 13 CPU 14 画像圧縮部
Claims (1)
- 【請求項1】撮影した複数フレームの画像データを記憶
する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段における空き領域を管理する空き領域
管理部と、 連写撮影された各フレームの撮影順番および前記画像記
憶手段の記憶領域に関する情報を記憶する連写記録管理
部と、 連写中に前記空き領域管理部で前記画像記憶手段の空き
領域がないと判断された場合には、前記連写記録管理部
の情報を読み出してあらかじめ定められた順番のフレー
ムが記憶されている記憶領域のアドレスを前記空き領域
管理部に転送し、前記対応する記憶領域を空き領域とし
て再書き込み可能とするように制御する制御部とを具備
することを特徴とする連写機能を有するデジタル電子ス
チルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05043404A JP3103699B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 連写機能を有するデジタル電子スチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05043404A JP3103699B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 連写機能を有するデジタル電子スチルカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06261280A JPH06261280A (ja) | 1994-09-16 |
JP3103699B2 true JP3103699B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=12662832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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- 1993-03-04 JP JP05043404A patent/JP3103699B2/ja not_active Expired - Fee Related
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