JP3868145B2 - 画像記録装置および電子カメラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを記録媒体に記録する画像記録装置およびその画像記録装置を用いた電子カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子カメラにおいては、撮影によって得られた被写体の画像データは、メモリカードなどの記録媒体に記録される。記録媒体の記憶容量は有限であるため、電子カメラによる撮影可能枚数を増やす目的から、画像データは圧縮してから記録するのが通常である。現在使用されている画像圧縮方式としては、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)に代表されるように、DCT(Discrete Cosine Transform)を利用した画像圧縮方式が主流である。DCTは、画像全体を8x8画素などの小さなブロックに分けて各ブロック単位で直交変換する方式である。直交変換によって周波数に変換されたブロック毎に、量子化、可変長符号化を施すことにより、データ量を減らすことができる。
【0003】
DCTを利用した画像圧縮方式は基本的には非可逆圧縮であり、圧縮率を上げるほど撮影可能枚数を増やすことが出来るが、その分、画質の劣化を招くことになる。そこで、電子カメラにおいては、高精細モード、通常モード、簡易モードといった記録画質モードを設け、撮影者が、撮影前に所望の記録画質モードを選択できるようにしているのが通常である。
【0004】
ところで、最近では、DCTに代わる新たな画像圧縮方式として、ウェーブレット変換(wavelet transform)を利用した画像圧縮方式が注目され始めている。ウェーブレット変換を利用した画像圧縮方式は、画像データを周波数成分毎に分割して符号化することにより解像度が異なる複数の画像情報を得るという階層符号化方式であり、低解像度、標準解像度、高解像度の画像情報を統一的に得ることができる。周波数成分毎の符号化であるため、全ての周波数成分の符号化データを利用せずとも、低域側の低解像度情報だけで画像を復元することができる。つまり、高域側の高解像度情報を切り捨てることによりデータ量を容易に削減することができると共に、切り捨てずに全周波数域の画像情報を利用すれば、可逆圧縮となる。
【0005】
このようなウェーブレット変換を利用した画像圧縮方式は、現在、JPEG2000として規格策定中のものであり、電子カメラにおいても、JPEG2000の早期の利用が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の電子カメラは、前述したように、撮影前に撮影者によって予め指定された記録画質モードに対応する圧縮率で撮影画像を記録するように構成されており、記録媒体に記録されている撮影済みの画像データの画質を後で変更するといった制御を行うことはできなかった。このため、記録媒体の容量等の問題から通常モードや簡易モードを指定して撮影してしまうと、どんなに上手く撮れた画像であってもそれを後で高画質画像に変更することは出来ないので、低画質画像のまま使用せざる得なかった。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、記録画質モードを自動制御することによって、記録媒体の容量が許す限り高画質の記録画質モードで撮影画像を記録できるようにし、特に高解像度情報の使用の有無によって容易に記録画質モードを変更できるという特性を持つ階層符号化された画像データの記録に最適な画像記録装置および同装置を用いた電子カメラ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、画像データを画質の異なる複数の画質モードで記録媒体に記録することが可能な画像記録手段と、利用者の操作に応じて、前記画像記録手段の記録画質を指定する記録画質モード指定手段と、前記記録媒体の未記録容量が所定量以上ある場合には、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードに関わらず、高画質の記録画質モードで前記画像データを記録するよう前記画像記録手段を制御すると共に、前記記録媒体の未記録容量が所定量よりも低下した場合には、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録した画像データの画質を、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードに変更する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
このように、記録時には、利用者が指定した記録画質モードよりも高画質の記録画質モードでの記録を行い、記録媒体の未記録容量が低下したときに利用者が指定した本来の記録画質モードに戻すという、記録画質モードの自動制御を行うことにより、電子カメラ等で撮影された撮影画像を記録媒体の容量が許す限り高画質の記録画質モードで記録することが可能となる。よって、この画像記録装置を電子カメラに適用すれば、撮影者が、「これは上手く撮れているから、もっと高画質の記録画質モードで撮影しておけばよかった」と後悔するという事態を防止することができる。
【0010】
また、階層符号化された画像データを記録する場合においては、記録媒体の未記録容量が所定量よりも低下した場合には、指定された記録画質モード以上の余分な高解像度情報を削除する、という簡単な制御で、利用者が指定した本来の記録画質モードに戻すことが可能となる。よって、記録画質モードを変えて再記録するなどの処理が不要となり、再記録による画質の劣化は生じない。
【0011】
また、上述の記録画質モードの自動制御は、電池の残存容量が所定値以下に低下したときには、その実行を禁止することが好ましい。これにより、電池動作可能時間の延長を図ることが可能となる。
【0012】
また、指定された記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録されている画像データを識別表示する手段をさらに設けることによって、その存在を容易に利用者に知らせることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る電子カメラの構成が示されている。
【0014】
この電子カメラは、CCDなどの固体撮像素子を用いて被写体像を撮影し、その撮影によって得られた画像データを圧縮して記録媒体に記録するデジタルスチルカメラであり、図示のように、レンズ部11、CCDエリアセンサ12、撮像回路13、A/D変換回路14、補正回路15、FIFOメモリ16、ビデオエンコード回路17、TFT液晶駆動回路18、画像表示用TFTパネル19、バックライトユニット20、ビデオ出力回路21、フレームメモリ22、記録媒体インターフェイス(I/F)23、記録媒体24、第1および第2の2つのCPU25,26、アクチュエータ27、アクチュエータ駆動回路28、EEPROM29、外部データインターフェイス(I/F)30、キーマトリクス31、LCD表示回路32、モード表示LCDパネル33、電源回路34、電池35、およびACアダプタ36などから構成されている。
【0015】
レンズ部11は撮影光学系を構成するためのものであり、被写体像をCCDエリアセンサ12の撮像面上に結像する。CCDエリアセンサ12の撮像面上に結像された被写体像は、CCDエリアセンサ12によって光電変換されて、電気的な画像信号に変換される。この画像信号は、CCDエリアセンサ12の撮像動作を制御するための撮像回路13を介してA/D変換回路14に送られ、そこでデジタル画像データに変換される。この画像データは、補正回路15によってホワイトバランス制御のための色補正やガンマ補正などが施された後、フレームメモリ22に格納される。
【0016】
フレームメモリ22は、CCDエリアセンサ12から取り込んだ画像データや、記録媒体24から読み出された再生対象の画像データを一時的に保持するためのメモリであり、画像圧縮/伸張処理などを初めとする各種画像処理の為の作業用メモリ領域としても利用される。
【0017】
FIFOメモリ16、ビデオエンコード回路17、TFT液晶駆動回路18、画像表示用TFTパネル19、バックライトユニット20、およびビデオ出力回路21は、モニタ表示用回路として機能する。このモニタ表示用回路は、CCDエリアセンサ12から取り込んだ被写体像の画像データを画像表示用TFTパネル19や外部のTVモニタにファインダ像として表示したり、記録媒体24に記録されている画像データを、画像表示用TFTパネル19や外部のTVモニタに再生表示するためのものである。フレームメモリ22に記録された表示対象の画像データは、FIFOメモリ16を介してビデオエンコード回路17に送られ、そこでNTSCなどのビデオ信号に変換された後、TFT液晶駆動回路18およびビデオ出力回路21に送られる。TFT液晶駆動回路18は、入力ビデオ信号に応じて画像表示用TFTパネル19を駆動制御し、表示対象の画像データをそのTFTパネル19上に表示する。ビデオ出力回路21は、ビデオ信号出力端子に必要に応じて接続される外部のTVモニタへ、入力ビデオ信号を出力する。
【0018】
記録媒体インターフェイス(I/F)23は、電子カメラ本体に着脱自在に装着される記録媒体24をリード/ライトアクセスするためのインターフェイスである。記録媒体24としては、フラッシュEEPROMを用いたメモリカードなどが用いられる。この記録媒体24は、パーソナルコンピュータなどの他の電子機器との間でファイルの互換性を取るために半導体ディスク装置として扱われ、また記録媒体24上に記録されるデータはFATファイルシステムなどのファイルシステムによってファイルとして管理される。
【0019】
第1のCPU(CPU#1)25は本電子カメラを構成する各ユニットを動作制御するためのものであり、1チップマイコンなどを用いて実現されている。この第1のCPU(CPU#1)25は、システムコントロール機能部251、電池残り容量検出部252、および電源種類判別部253などを有している。これら機能部はそれぞれ第1のCPU(CPU#1)25によって実行されるソフトウェアプログラムによって実現されている。
【0020】
システムコントロール機能部251は、電子カメラの動作全体を制御するためのものであり、キーマトリクス31を構成する各種操作スイッチ(レリーズスイッチ、モード切替スイッチなど)がユーザによって操作されると、その操作に応じて、撮影動作の制御や、記録画像の再生表示のための制御、さらには記録画質モードの切り替え制御などを行う。
【0021】
すなわち、撮影動作時には、ユーザがレリーズスイッチを用いて1stレリーズ操作(レリーズスイッチの半押し)を行うと、システムコントロール機能部251は、アクチュエータ駆動回路28を制御してアクチュエータ27のモータの回転制御を行い、合焦点位置にレンズ11の位置を調整した後(AF制御動作)、レンズ11の位置をその合焦点位置に固定する(AFロック)。この状態で、レリーズスイッチが押し込まれると(2ndレリーズ操作)、システムコントロール機能部251は、撮像回路13を制御して、CCDエリアセンサ13による本撮影動作を実行させ、そのCCDエリアセンサ13から画像データを取り込む。
【0022】
本実施形態では、本撮影動作によって得た画像データを記録媒体24に圧縮して記録するための画像圧縮方式として、ウェーブレット変換圧縮モードが用いられる。また「記録画質モード」としては、「高精細モード」、「通常モード」、「簡易モード」、の画質の異なる3つのモードが用意されている。どの「記録画質モード」を使用するかは、ユーザが指定することができる。
【0023】
「ウェーブレット変換圧縮モード」は画像データを複数の周波数域に分割して、各周波数域毎に符号化する階層符号化方式であり、解像度の低い画像情報から解像度の高い画像情報までが解像度の順に並べられた階層構造の符号化データを得ることができる。
【0024】
「高精細モード」は最も高画質の記録画質モードであり、「ウェーブレット変換圧縮モード」による階層符号化で得られた低解像度から高解像度までの全ての周波数域の画像情報が記録媒体24に記録される。「通常モード」、「簡易モード」の順で、高解像度側の画像情報の切り捨て量が増やされ、それに応じてデータ量も低減される。
【0025】
ここで、本実施形態の特徴とする記録画質モード制御の原理について説明する。本実施形態では、低解像度から高解像度までの画像情報が順に並べられたデータ構造を有するという階層符号化された画像データの特性を利用し、次のような記録画質モード制御が行われる。
【0026】
すなわち、本実施形態では、記録時には、ユーザ指定の記録画質モードに関わらず、低解像度から高解像度までの全ての周波数域の画像情報を記録して、「高精細モード」で記録を行っておき、記録媒体24の未記録容量が所定量以下になったときに初めて、余分な高解像度画像情報の部分を削除して、記録画質モードをユーザ指定の「通常モード」あるいは「簡易モード」に変更する、という制御が行われる。これにより、「これは上手く撮れているから、もっと高画質の記録画質モードで撮影しておけばよかった」と撮影者が後で後悔することを無くすことができ、また、再記録を行うことなく、高解像度画像情報の部分を削除するだけでユーザ指定の記録画質モードに変更できるので、再記録による画質の劣化を招くことも無い。
【0027】
電池残り容量検出部252は、電池35の残存容量を検出する。電池残り容量検出部252によって検出された残存容量が所定量以下になった場合には、前述の記録画質モード制御の実行は禁止され、ユーザ指定の記録モードで撮影画像の記録が行われる。
【0028】
電源種類判別部253は、ACアダプタ36からの電源によって駆動されているのか、電池35による電源によって駆動されているのかを検出するものである。ACアダプタ36からの電源によって駆動されている場合には、記録媒体24の記憶容量が許す限り、「高精細モード」で記録する制御が行われる。
【0029】
第2のCPU(CPU#2)26は、第1のCPU(CPU#1)25の制御の下に、各種画像データ処理を実行するためのものであり、1チップマイコンなどによって実現されている。第2のCPU(CPU#2)26は、画像圧縮機能部261、画像伸張機能部262、フレームメモリーコントロール機能部263、記録媒体アクセス機能部264などを有している。これら機能部はそれぞれ第2のCPU(CPU#2)26によって実行されるソフトウェアプログラムによって実現されている。
【0030】
画像圧縮機能部261は、撮影によって得られた画像データを圧縮するためのものであり、「ウェーブレット変換圧縮モード」により画像データの圧縮を行う。この場合、圧縮率、つまりどの程度高解像度側の画像情報を切り捨てるかについては、第1のCPU(CPU#1)25からの指示によって制御される。これにより、撮影によって得られた画像データを画質の異なる複数の記録画質モード(高精細モード、通常モード、簡易モード)で記録媒体24に記録することができる。画像伸張機能部262は、記録媒体24から読み出された再生対象の画像データを伸張処理する。これら圧縮/伸張処理はフレームメモリ22上で実行される。
【0031】
記録媒体アクセス機能部264は、記録媒体24上の画像データファイルをFATファイルシステムを利用して管理すると共に、第1のCPU(CPU#1)25からの指示に応じて、記録媒体24への画像データファイルの書き込み動作、および記録媒体24からの画像データファイルの読み出し動作を実行制御する。
【0032】
EEPROM29には、各種画像処理やAF/AE制御の基準となるパラメータなどが予め格納されている。ユーザによって指定された記録画質モードの情報もEEPROM29に格納される。外部データインターフェイス(I/F)30は、例えばRS232CやIEEE1394などの通信インターフェイスを介して外部のパーソナルコンピュータや他の電子機器と通信するためのものであり、各種制御情報や画像情報を授受するために用いられる。キーマトリクス31は、前述したように、レリーズスイッチ、モード切替スイッチなどを含む操作スイッチ群である。モード表示LCDパネル33は、現在設定されている動作モードの表示や、電池35の残存容量が所定容量まで低下したことを通知するための警告表示などに用いられる。モード表示LCDパネル33は、システムコントロール機能部251の制御の下、LCD表示回路32によって制御される。
【0033】
電源回路54は、電子カメラ内に収容された乾電池などの電池35や、ACアダプタ36を介して入力される外部電源、から各ユニットに動作電源を供給するための電源回路である。ACアダプタ36が接続されている時には、動作電源は、自動的に電池35から外部電源に切り替えられる。
【0034】
(ウェーブレット変換を用いた画像圧縮方式)
次に、図2を参照して、ウェーブレット変換を用いた画像圧縮方式の原理を説明する。
【0035】
ウェーブレット変換では、まず、図2(a)の入力画像信号は、水平・垂直の2次元フィルタ・バンクを用いることにより、図2(b)のような4つの成分に変換される(LL,HL,LH,HH)。LLは、水平および垂直方向共に低域の低域画像成分である。HLはいわゆる縦波成分(水平差分)と呼ばれるものであり、水平方向の周波数成分は低く、垂直方向の周波数成分だけが高い。LHは、横波成分(垂直差分)と呼ばれるものであり、垂直方向の周波数成分は低く、水平方向の周波数成分だけが高い。HHは、斜め波成分(斜め差分)と呼ばれるものであり、水平および垂直共に高域の画像成分である。
【0036】
次に、図2(b)のLL成分が、図2(c)のように、さらに4つの成分(LL,HL,LH,HH)に変換される。このようにして、低域画像成分が64x64や32x32などの低解像度になるまで、低域成分(LL)のみを再帰的に分割していくことにより、図2(d)に示すように、周波数域が異なる低解像度から高解像度までの階層構造の符号化データ(A〜J)が得られる。
【0037】
例えば、基本となる符号化データ(A)だけを使用すれば、最も低解像度の画像を復号化できる。これに、残りの符号化データ(B〜J)を順次加えるほど、復号化できる画像の解像度を高めることが出来、全ての符号化データ(A〜J)を使用すれば元の画像をそのまま復元(可逆)することができる。
【0038】
このように周波数成分毎の符号化を行う階層符号化方式においては、全ての周波数成分の符号化データを利用せずとも、低域側の低解像度の符号化データだけで画像を復元することができるので、高域側の高解像度の符号化データを切り捨てることによりデータ量を削減することができると共に、切り捨てずに全周波数域の符号化データを利用すれば、可逆圧縮を実現することができる。なお、全周波数域の符号化データを利用した場合でも、必要に応じてハフマン符号化などの可変長符号化を施すことにより、データ量を削減することができる。
【0039】
(記録媒体上の画像データの構造)
ウェーブレット変換を用いた画像圧縮方式によって階層符号化された画像データを記録媒体24に記録する場合には、図3に示すように、A,B,C,D,……Jの順で、低域側の低解像度画像データから順に優先的に記録される。このように、低解像度の画像データから順に記録を行うことにより、後ろの方の切り捨てるだけで、容易に所望の記録画質モードを得ることができる。例えば、「高精細モード」として可逆圧縮を使用する場合には、図示のように、A,B,C,D,……Jの全てのデータを記録すればよく、また、例えばJを切り捨てると「通常モード」、H,I,Jを切り捨てると「簡易モード」となる。もちろん、各記録画質モードと切り捨てる高解像度情報との関係は、任意に設定することができる。
【0040】
(記録画質モード指定処理)
次に、図4のフローチャートを参照して、本実施形態の電子カメラによって実行される記録画質モード指定処理の一連の動作について説明する。
【0041】
この記録画質モード指定処理は、電子カメラのパワーオン時や撮影・記録終了時などに自動的に行われる。また、撮影開始前などに、ユーザが記録画質モードを設定・変更するための所定の操作を行った場合にも実行される。
【0042】
ユーザがモード切替スイッチなどを用いて記録画質モードを設定・変更するための所定の操作を行った場合には(ステップS11)、第1のCPU(CPU#1)25は、ユーザによって選択された記録画質モードの種類を判別する(ステップS12,S13)。電子カメラのパワーオン時や撮影・記録終了時などには、ステップS11では、既にユーザによって指定されている記録画質モードがEEPROM29から読み出され、その種類を判別がステップS12,S13で行われることになる。
【0043】
このようにして、ユーザ指定の記録画質モードに応じて、本電子カメラの記録画質モードは「高精細モード」、「通常モード」、「簡易モード」のいずれかに設定される(ステップS14,S15,S16)。
【0044】
この後、第1のCPU(CPU#1)25は、記録媒体アクセス機能部264を通じて記録媒体24の残り容量(未記録の空き容量)を検出し(ステップS17)、設定されたユーザ指定の記録画質モードで記録できるだけの空き容量が記録媒体24に残っているか否かを判断する(ステップS18)。この判断は、例えば、撮影画像の画像データサイズを記録画質モードとCCDエリアセンサ12の解像度から予測し、それを空き容量と比較すること等によって行われる。
【0045】
ユーザによって指定された記録画質モードで新たな画像データを記録できるだけの空き容量が無い場合には(ステップS18のNO)、第1のCPU(CPU#1)25は、既に記録媒体24に記録されている画像データの中に、ユーザ指定の記録画質モードと実際に記録されている記録画質モードとが異なっている画像データがあるか否かを調べる(ステップS19)。これは、上述の記録画質モード制御方式によってユーザ指定の記録画質モードよりも高画質の画質モードで記録されている画像データを検索するための処理であり、画像データのヘッダ部などに付加された記録モード情報で与えられるユーザ指定の記録画質と、実際の画像データサイズとの関係を調べることによって行われる。
【0046】
ユーザ指定の記録画質モードと実際に記録されている記録画質モードとが異なっている画像データが存在すれば(ステップS20)、第1のCPU(CPU#1)25は、その画像データから余分な高解像度データ部を削除して、ユーザ指定の記録画質モードと実際の記録画質モードを合わせる処理を行う(ステップS20)。これにより、記録媒体24の空き容量は増加する。ユーザ指定の記録画質モードで新たな画像データを記録できるだけの空き容量が確保されるまで、ステップS19およびS20の処理は繰り返し実行される。しかし、ユーザ指定の記録画質モードで記録できるだけの空き容量が確保される前に、ユーザ指定の記録画質モードと実際に記録されている記録画質モードとが異なっている画像データが無くなった場合には(ステップS19のNO)、これ以上空き容量を増やすことが出来ないので、第1のCPU(CPU#1)25は、空き容量不足のメッセージをモード表示LCDパネル33に表示した後に(ステップS21)、処理を終了する。
【0047】
ユーザ指定の記録画質モードで記録できるだけの空き容量が確保できた場合や、予めその分の空き容量が存在していた場合には(ステップS18のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、今度は、「高精細モード」で記録できるだけの空き容量があるか否かを判断する(ステップS22)。「高精細モード」で記録できるだけの空き容量があれば(ステップS22のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、ユーザ指定の記録画質モードに関係なく、「高精細モード」を使用することを示す「高精細フラグ」をONにする(ステップS23)。
【0048】
一方、「高精細モード」で記録できるだけの空き容量が無い場合には(ステップS22のNO)、第1のCPU(CPU#1)25は、既に記録媒体24に記録されている画像データの中に、ユーザ指定の記録画質モードと実際に記録されている記録画質モードとが異なっている画像データがあるか否かを調べる(ステップS24)。ユーザ指定の記録画質モードと実際に記録されている記録画質モードとが異なっている画像データがあれば(ステップS24のYES)、前述のステップS20によって余分な高解像度データ部の削除処理が行われ、空き容量が増やされる。「高精細モード」で記録できるだけの空き容量が確保されるまで、ステップS24およびS20の処理は繰り返し実行される。このようにして空き容量の確保に成功すると(ステップS22のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、「高精細フラグ」をONにする(ステップS23)。「高精細モード」で記録できるだけの空き容量が確保される前に、ユーザ指定の記録画質モードと実際に記録されている記録画質モードとが異なっている画像データが無くなった場合には(ステップS24のNO)、これ以上空き容量を増やすことが出来ないので、第1のCPU(CPU#1)25は、「高精細フラグ」をOFFにする(ステップS25)。
【0049】
このように、本実施形態では、記録媒体24に空き容量を確保できる限り、より高画質の記録画質モードが自動的に選択される。また、ユーザ指定の記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録されている画像データから余分なデータを削除し、新たに撮影する画像に対して優先的に記憶容量の割り当てを行うという制御を行っているので、効率良く空き容量を確保することが可能となる。なお、図8の記録画質モード変更・確定処理で詳細は後述するが、ユーザ指定の記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録されている画像データであっても、高画質で残すことが必要な画像データについては、空き容量確保のための画像データから除外することができる。よって、必要な画像データについては高画質のまま維持することが可能となる。
【0050】
(撮影処理動作)
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施形態の電子カメラによって実行される撮影処理時の一連の動作について説明する。
【0051】
ユーザによって2ndレリーズ操作が行われると、第1のCPU(CPU#1)25は、撮像回路13を用いてCCDエリアセンサ12による露光動作を制御して被写体像の撮影を行い、そして撮像回路13を用いてCCDエリアセンサ12から画像データを読み込む(ステップS31)。この画像データはA/D変換回路14および補正回路15を介してフレームメモリ22に記録される。次に、第1のCPU(CPU#1)25は、第2のCPU(CPU#2)26の画像圧縮機能部261にウェーブレット変換による画像圧縮処理を実行させて、フレームメモリ22上の画像データを周波数別に階層符号化する(ステップS32)。この後、第1のCPU(CPU#1)25は、ユーザによって指定されている記録画質モードが「高精細モード」であるか否かを判別する(ステップS33)。
【0052】
ユーザ指定の記録画質モードが「高精細モード」であれば(ステップS33のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、第2のCPU(CPU#2)26の記録媒体アクセス機能264を用いて、階層符号化された画像データを記録媒体24に「高精細モード」で書き込む(ステップS35)。
【0053】
ユーザ指定の記録画質モードが「高精細モード」ではない、つまり「通常モード」または「簡易モード」であった場合には(ステップS33のNO)、第1のCPU(CPU#1)25は、まず、図4で設定された高精細フラグのON/OFF状態を判別する(ステップS34)。高精細フラグがONの場合には(ステップS34のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、ユーザ指定の記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで画像データを記録するために、ユーザ指定の記録画質モードが「高精細モード」であった場合と同様にして、階層符号化された画像データを記録媒体24に「高精細モード」で書き込む(ステップS35)。一方、高精細フラグがOFFの場合には(ステップS34のNO)、第1のCPU(CPU#1)25は、ユーザ指定の記録画質モード、つまり「通常モード」または「簡易モード」で、階層符号化された画像データを記録媒体24に書き込む(ステップS36〜S38)。
【0054】
この後、第1のCPU(CPU#1)25は、ユーザ指定の記録画質モードを再び判別し(ステップS39,S41)、ユーザ指定の記録画質モードに対応する記録モード情報を画像データファイルのヘッダ部などに書き込む(ステップS40,S42,S43)。これにより、ユーザ指定の記録画質モードと画像データファイルとの対応付けが行われる。
【0055】
(電源種別/電池残量による制御)
次に、図6のフローチャートを参照して、電子カメラの電源の状態に応じて記録画質モード制御の実行を許可又は禁止する処理について説明する。
【0056】
第1のCPU(CPU#1)25は、2ndレリーズ操作が行われると、図5で説明した実際の撮影処理動作を開始する前に、まず、電源種類判別部253を用いて現在の電子カメラの電源種別を判別し、電子カメラがACアダプタ動作中であるか否かを調べる(ステップS51,S52)。ACアダプタ36が電子カメラに接続されており、そのACアダプタ36からの電源によって電子カメラが動作している場合には(ステップS52のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、何もせずに、図5で説明した撮影処理動作に移行する。これにより、記憶容量が許す限り、高画質の記録画質モードで撮影画像を記録する処理が行われることになる。
【0057】
一方、ACアダプタ36が電子カメラに接続されておらず、電池35によって電子カメラが動作している場合には、第1のCPU(CPU#1)25は、電池残り容量検出部252を用いて電池35の残存容量を検出し(ステップS53)、その電池残存容量が予め決められた所定量以下であるか否かを判断する(ステップS54)。電池残存容量が所定量よりも多く残っている場合には、ACアダプタ動作している場合と同様に、何もせずに、図5で説明した撮影処理動作に移行する。
【0058】
一方、電池残存容量が予め決められた所定量以下である場合には(ステップS54のYES)、できるだけ余分な動作を省略して電池35による動作時間を延ばすために、第1のCPU(CPU#1)25は、高精細フラグを強制的にOFFに設定した後に(ステップS55)、図5で説明した撮影処理動作に移行する。これにより、記録媒体24の空き容量によらず、ユーザ指定の記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで画像データを記録するという制御は実行されなくなる。
【0059】
(画像データ再生処理)
次に、図7のフローチャートを参照して、記録媒体24に記録されている画像データを再生表示する場合の処理手順について説明する。
【0060】
再生モードにおいて、ユーザによって再生コマの指定が行われると(ステップS61)、第1のCPU(CPU#1)25は、その再生コマの画像データに対応する記録モード情報を記録媒体24から読み込んでユーザ指定の記録画質モードを調べた後(ステップS62)、その画像データのファイルサイズなどを調べることによって実際の記録画質モードを判別する(ステップS62)。そして、記録モード情報で示されるユーザ指定の記録画質モードと実際の記録画質モードとが異なっている場合には(ステップS64のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、「高精細モード」の画像データが存在する旨を示すアイコンまたはメッセージを、モード表示LCDパネル33や画像表示用TFTパネル19に表示すると共に、その画像データを伸張処理して画像表示用TFTパネル19に表示する(ステップS65,S66)。記録モード情報で示されるユーザ指定の記録画質モードと実際の記録画質モードとが一致する場合には(ステップS64のNO)、ステップS65の処理は行われず、ステップS66で画像データだけが再生表示される。このように、ユーザが指定した記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録されている画像データを識別表示することにより、その高画質の画像データの存在をユーザに知らせることができ、ユーザが意図した記録画質モードよりも高画質で記録されている画像データの利用が可能となる。
【0061】
(記録画質モードの変更/確定処理)
次に、図8のフローチャートを参照して、ユーザが意図した記録画質モードよりも高画質で記録されている画像データを実際に利用するための記録画質モード変更/確定処理について説明する。
【0062】
例えば、再生モードにおいて、記録画質モードの変更/確定対象のコマがユーザによって選択されると(ステップS71)、第1のCPU(CPU#1)25は、その選択された画像データについて、記録モード情報で示される記録画質モードと実際の記録画質モードとが異なっているか否かを調べる(ステップS72)。異なっていれば(ステップS72のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、メッセージ表示により、1)記録画質モードを実際の記録画質モードに変更するか、2)ユーザ指定の記録画質モードのまま確定するか、3)変更/確定処理を行わないか、をユーザに問い合わせて、ユーザからの指示を待つ。記録画質モードの変更つまり「高精細モード」への変更がユーザから要求された場合には(ステップS74のYES)、第1のCPU(CPU#1)25は、記録モード情報を「構成モード」に書き替える(ステップS75)。これにより、以降、その画像データは、「高精細モード」を指定して撮影した画像データと同様に扱うことが可能となる。一方、記録画質モードの確定がユーザから要求された場合には(ステップS74のNO)、第1のCPU(CPU#1)25は、記録モード情報で示されるユーザ指定の記録画質モード以上の余分なデータ部を削除する(ステップS76)。これにより、実際の記録画質モードが記録モード情報で示されるユーザ指定の記録画質モードに合わせられる。
【0063】
以上のように、本実施形態においては、ユーザが指定した記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録を行い、記録媒体24の未記録容量が低下したときにユーザ指定の本来の記録画質モードに戻すという記録画質モードの自動制御を行うことにより、画像データを記録した後もその圧縮率を容易に変えることができるという特性を持つ階層符号化に最適な画像記録システムを実現することができる。
【0064】
なお、本実施形態では、ユーザ指定モードが「通常モード」および「簡易モード」のどちらの場合にも「高精細モード」にしたが、ユーザ指定モードよりも高画質で記録することが肝要であるので、ユーザ指定モードが「簡易モード」の場合には「通常モード」で記録するといった制御を行っても良い。
【0065】
また、本実施形態の記録画質モード制御はコンピュータプログラムによって実行制御されるものであるので、このコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、その記録媒体を通じてコンピュータや電子機器の組み込みマイコンに導入することにより、容易に本実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の容量が許す限り高画質の記録画質モードで撮影画像を記録できるようになり、特に高解像度情報の使用の有無によって容易に記録画質モードを変更できるという特性を持つ階層符号化された画像データの記録に最適なシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で用いられるウェーブレット変換圧縮モードによる画像圧縮方式の原理を説明するための図。
【図3】同実施形態で用いられるウェーブレット変換圧縮モードによって画像データを階層符号化した場合における記録媒体上の画像データ構造を示す図。
【図4】同実施形態の電子カメラによって実行される記録画質モード指定処理の手順を示すフローチャート。
【図5】同実施形態の電子カメラによって実行される撮影処理動作の手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の電子カメラによって実行される電源種別/電池残量による制御動作の手順を示すフローチャート。
【図7】同実施形態の電子カメラによって実行される画像データ再生処理の手順を示すフローチャート。
【図8】同実施形態の電子カメラによって実行される記録画質モード変更/確定処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…撮影レンズ、12…CCDエリアセンサ、13…撮像回路、14…A/D変換回路、22…フレームメモリ、24…記録媒体、25…第1のCPU、26…第2のCPU、251…システムコントロール機能部、252…電池残り容量検出部、253…電源種類判別部、261…画像圧縮機能部、262…画像伸張機能部、264…記録媒体アクセス機能部。

Claims (5)

  1. 画像データを画質の異なる複数の画質モードで記録媒体に記録することが可能な画像記録手段と、
    利用者の操作に応じて、前記画像記録手段の記録画質を指定する記録画質モード指定手段と、
    前記記録媒体の未記録容量が所定量以上ある場合には、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードに関わらず、高画質の記録画質モードで前記画像データを記録するよう前記画像記録手段を制御すると共に、前記記録媒体の未記録容量が所定量よりも低下した場合には、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録した画像データの画質を、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードに変更する制御手段と、
    を具備することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記画像記録装置の電源として使用される電池の残存容量を検出する残存容量検出手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記残存容量手段によって検出された前記電池の残存容量が所定値以下の場合には、前記記録媒体の未記録容量が所定量以上ある場合でも、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードで画像データを記録するように前記画像記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録されている画像データを識別表示する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 前記画像記録手段は、前記画像データを階層符号化し、その階層符号化された画像データの高解像度情報の切り捨て量を記録画質モード毎に変えて記録媒体に記録するためのものであり、
    前記制御手段は、前記記録媒体の未記録容量が所定量よりも低下した場合には、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードよりも高画質の記録画質モードで記録した画像データから、前記指定された記録画質モード以上の余分な高解像度情報を削除することにより、前記記録画質モード指定手段によって指定された記録画質モードに変更することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  5. 撮像素子を用いて被写体像を撮影し、その撮影によって得られた画像データを記録媒体に記録する電子カメラ装置であって、
    前記撮影によって得られた画像データを前記記録媒体に記録するために、請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像記録装置を具備したことを特徴とする電子カメラ装置。
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