JPH0837637A - ディジタルスチルカメラ - Google Patents
ディジタルスチルカメラInfo
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- JPH0837637A JPH0837637A JP6170800A JP17080094A JPH0837637A JP H0837637 A JPH0837637 A JP H0837637A JP 6170800 A JP6170800 A JP 6170800A JP 17080094 A JP17080094 A JP 17080094A JP H0837637 A JPH0837637 A JP H0837637A
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- JP
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- unit
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- conversion
- frame
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- Image Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ディジタルスチルカメラに関し、
低廉化および小型化をはかりつつ動作速度を高めること
を目的とする。 【構成】 入力されたアナログ画像信号をディジタル画
像信号に変換するA/D変換手段11と、そのディジタ
ル画像信号にコマ毎に圧縮符号化処理を施して符号を生
成する画像符号化手段13と、画像符号化手段13が生
成した符号の記憶領域を有する記憶手段15と、被写体
を光学的にとらえて光電変換を行い、画像符号化手段1
3が行うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間以上の
時間で1コマ分のアナログ画像信号を出力する撮像手段
17と、撮像手段17、A/D変換手段11および画像
符号化手段13を圧縮符号化処理の処理単位に並行して
駆動して画像符号化手段が生成した符号を取り込み、か
つ領域管理を行ってその領域管理の下で記憶手段15に
記録する制御手段19とを備えて構成される。
低廉化および小型化をはかりつつ動作速度を高めること
を目的とする。 【構成】 入力されたアナログ画像信号をディジタル画
像信号に変換するA/D変換手段11と、そのディジタ
ル画像信号にコマ毎に圧縮符号化処理を施して符号を生
成する画像符号化手段13と、画像符号化手段13が生
成した符号の記憶領域を有する記憶手段15と、被写体
を光学的にとらえて光電変換を行い、画像符号化手段1
3が行うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間以上の
時間で1コマ分のアナログ画像信号を出力する撮像手段
17と、撮像手段17、A/D変換手段11および画像
符号化手段13を圧縮符号化処理の処理単位に並行して
駆動して画像符号化手段が生成した符号を取り込み、か
つ領域管理を行ってその領域管理の下で記憶手段15に
記録する制御手段19とを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体の画像を圧縮符
号化して記録媒体に記録するディジタルスチルカメラに
関する。
号化して記録媒体に記録するディジタルスチルカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理技術が著しく進歩し、そ
の技術を適用したAV機器は低廉化されて広く普及しつ
つある。このような状況において、従来単にハードコピ
ーとしての写真をとることが目的であったスチルカメラ
にはこれらのAV機器と画像情報を交換できる機能が要
求され、このような機能を有するディジタルスチルカメ
ラの実用化および商品化が図られつつある。
の技術を適用したAV機器は低廉化されて広く普及しつ
つある。このような状況において、従来単にハードコピ
ーとしての写真をとることが目的であったスチルカメラ
にはこれらのAV機器と画像情報を交換できる機能が要
求され、このような機能を有するディジタルスチルカメ
ラの実用化および商品化が図られつつある。
【0003】図4は、従来のディジタルスチルカメラの
構成例を示す図である。図において、撮像部51は、C
CD等の固体撮像素子から構成されてレンズ52を介し
て被写体の結像面に配置され、その出力は信号処理回路
53、A/D変換器54、フレームメモリ55、画像圧
縮回路56およびインタフェース回路(I/F)57を
介してメモリカード58のバス端子に接続される。信号
処理回路53、A/D変換器54、フレームメモリ5
5、画像圧縮回路56およびインタフェース回路57の
制御入力にはそれぞれ制御部59の第一ないし第五の出
力が接続され、その制御部59の第六の出力は駆動回路
60を介して撮像部51の制御入力に接続される。制御
部59の入力にはレリーズスイッチ61の接点が接続さ
れ、その制御部59の第七の出力は液晶その他の表示素
子からなる表示部62の入力に接続される。なお、制御
部59は、後述の動作において各部を統括制御する手順
を与えるソフトウエアとそのソフトウエアを実行するプ
ロセッサとに併せて、そのプロセッサの入出力デバイス
として付加されたクロックやタイミング信号の発生回路
から構成される。
構成例を示す図である。図において、撮像部51は、C
CD等の固体撮像素子から構成されてレンズ52を介し
て被写体の結像面に配置され、その出力は信号処理回路
53、A/D変換器54、フレームメモリ55、画像圧
縮回路56およびインタフェース回路(I/F)57を
介してメモリカード58のバス端子に接続される。信号
処理回路53、A/D変換器54、フレームメモリ5
5、画像圧縮回路56およびインタフェース回路57の
制御入力にはそれぞれ制御部59の第一ないし第五の出
力が接続され、その制御部59の第六の出力は駆動回路
60を介して撮像部51の制御入力に接続される。制御
部59の入力にはレリーズスイッチ61の接点が接続さ
れ、その制御部59の第七の出力は液晶その他の表示素
子からなる表示部62の入力に接続される。なお、制御
部59は、後述の動作において各部を統括制御する手順
を与えるソフトウエアとそのソフトウエアを実行するプ
ロセッサとに併せて、そのプロセッサの入出力デバイス
として付加されたクロックやタイミング信号の発生回路
から構成される。
【0004】このような構成のディジタルスチルカメラ
では、レリーズスイッチ61が半押し状態となると、図
示されない電源制御回路を介して制御部59、インタフ
ェース回路57およびメモリカード58に駆動電力が供
給される。
では、レリーズスイッチ61が半押し状態となると、図
示されない電源制御回路を介して制御部59、インタフ
ェース回路57およびメモリカード58に駆動電力が供
給される。
【0005】制御部59は、このようにして駆動電力が
供給されると、メモリカード58の未記録領域のサイズ
を予め決められた値で除して整数部を抽出することによ
り残コマ数を求めて表示部62に出力する(図5(1))。
供給されると、メモリカード58の未記録領域のサイズ
を予め決められた値で除して整数部を抽出することによ
り残コマ数を求めて表示部62に出力する(図5(1))。
【0006】さらに、制御部59は、継続してレリーズ
スイッチ61の接点の状態を監視し、そのレリーズスイ
ッチが全押し状態となったことを認識すると、上述した
残コマ数が「0」であるか否か判定する。制御部59
は、このような判定により残コマ数が「0」でない場合
には撮影が可能であると認識し、駆動回路60、撮像部
51、信号処理回路53、A/D変換器54、フレーム
メモリ55および画像圧縮回路56に電力を供給し、こ
れらが動作可能となるまで待機する(図5(2))。
スイッチ61の接点の状態を監視し、そのレリーズスイ
ッチが全押し状態となったことを認識すると、上述した
残コマ数が「0」であるか否か判定する。制御部59
は、このような判定により残コマ数が「0」でない場合
には撮影が可能であると認識し、駆動回路60、撮像部
51、信号処理回路53、A/D変換器54、フレーム
メモリ55および画像圧縮回路56に電力を供給し、こ
れらが動作可能となるまで待機する(図5(2))。
【0007】さらに、制御部59は、符号テーブル、量
子化テーブル等のパラメータの設定を行い、これらのセ
ットアップ(図5(3))が終了すると撮影動作を開始す
る。なお、このようなセットアップに要する時間につい
ては各部の立ち上がり応答時間によって決定され、例え
ば、撮像部51では100mS 程度となる。したがって、デ
ィジタルスチルカメラでは、従来から、レリーズスイッ
チ61が全面的に押された時点からシャッタレリーズに
至るタイムラグを極力短くする種々の工夫が施されてい
る。
子化テーブル等のパラメータの設定を行い、これらのセ
ットアップ(図5(3))が終了すると撮影動作を開始す
る。なお、このようなセットアップに要する時間につい
ては各部の立ち上がり応答時間によって決定され、例え
ば、撮像部51では100mS 程度となる。したがって、デ
ィジタルスチルカメラでは、従来から、レリーズスイッ
チ61が全面的に押された時点からシャッタレリーズに
至るタイムラグを極力短くする種々の工夫が施されてい
る。
【0008】撮影動作の過程では、制御部59は、図示
されないシャッタを所定のシャッタ速度で駆動する(図
5(4))。このようなシャッタ、レンズ52および図示さ
れない絞りを介して得られる被写体の光学像は、所定の
光学的な処理が施され撮像部51に与えられる。
されないシャッタを所定のシャッタ速度で駆動する(図
5(4))。このようなシャッタ、レンズ52および図示さ
れない絞りを介して得られる被写体の光学像は、所定の
光学的な処理が施され撮像部51に与えられる。
【0009】撮像部51は、このような光学像を光電変
換して蓄積し、かつ画像信号として出力する(図5
(5))。信号処理回路53は、このようにして撮像部51
から与えられる画像信号に増幅、ホワイトバランス、γ
処理その他の信号処理を順次施すことによりアナログ画
像信号を出力する。なお、撮像部51から画像信号が出
力され始めるタイミングは、撮像部51の垂直同期信号
に同期しているために、その撮像部の露光の終了時点に
対して遅延する。したがって、制御部59は、シャッタ
レリーズを垂直同期信号に同期させて行ったり、撮像部
51の露光終了時点でこのような垂直同期信号の位相を
初期設定することにより、このような遅延を最小限に抑
える。
換して蓄積し、かつ画像信号として出力する(図5
(5))。信号処理回路53は、このようにして撮像部51
から与えられる画像信号に増幅、ホワイトバランス、γ
処理その他の信号処理を順次施すことによりアナログ画
像信号を出力する。なお、撮像部51から画像信号が出
力され始めるタイミングは、撮像部51の垂直同期信号
に同期しているために、その撮像部の露光の終了時点に
対して遅延する。したがって、制御部59は、シャッタ
レリーズを垂直同期信号に同期させて行ったり、撮像部
51の露光終了時点でこのような垂直同期信号の位相を
初期設定することにより、このような遅延を最小限に抑
える。
【0010】A/D変換器54は、上述したアナログ画
像信号を取り込んで逐次ディジタル信号に変換し、フレ
ームメモリ55に蓄積する(図5(6))。したがって、該
当するコマのディジタル画像信号は、撮像部51の読み
出し所要時間Tr 内に並行してフレームメモリ55に格
納される。
像信号を取り込んで逐次ディジタル信号に変換し、フレ
ームメモリ55に蓄積する(図5(6))。したがって、該
当するコマのディジタル画像信号は、撮像部51の読み
出し所要時間Tr 内に並行してフレームメモリ55に格
納される。
【0011】制御部59は、該当する1コマ分を構成す
るディジタル画像信号の全てがフレームメモリ55に蓄
積されたことを認識し(図5(7))、画像圧縮回路54を
起動する。このようにして起動された画像圧縮回路54
は、先行してフレームメモリ55に蓄積されたディジタ
ル信号を所定の順序で読み出し、圧縮符号化処理を施し
て符号を生成する(図5(8))。
るディジタル画像信号の全てがフレームメモリ55に蓄
積されたことを認識し(図5(7))、画像圧縮回路54を
起動する。このようにして起動された画像圧縮回路54
は、先行してフレームメモリ55に蓄積されたディジタ
ル信号を所定の順序で読み出し、圧縮符号化処理を施し
て符号を生成する(図5(8))。
【0012】このような圧縮符号化処理の過程では、そ
の処理のアルゴリズムが複雑であるために、一般に、そ
の処理の演算所要時間TC と撮像部51の読み出し所要
時間Tr(例えば、NTSC方式に適応させて駆動される
撮像部では、33msとなる。)との間には TC >Tr の不等式が成立する。したがって、撮像部51から出力
され、A/D変換された画像信号は、一旦フレームメモ
リ55に全て蓄積される。さらに、画像圧縮回路56
は、このようにしてフレームメモリ55に先行して蓄積
された画像信号をその画像圧縮回路の最大処理速度で読
み出して画像圧縮処理を施す。したがって、フレームメ
モリ55は、信号処理回路53の処理速度と画像圧縮回
路54の処理速度との差を吸収するバッファメモリとし
て機能する。
の処理のアルゴリズムが複雑であるために、一般に、そ
の処理の演算所要時間TC と撮像部51の読み出し所要
時間Tr(例えば、NTSC方式に適応させて駆動される
撮像部では、33msとなる。)との間には TC >Tr の不等式が成立する。したがって、撮像部51から出力
され、A/D変換された画像信号は、一旦フレームメモ
リ55に全て蓄積される。さらに、画像圧縮回路56
は、このようにしてフレームメモリ55に先行して蓄積
された画像信号をその画像圧縮回路の最大処理速度で読
み出して画像圧縮処理を施す。したがって、フレームメ
モリ55は、信号処理回路53の処理速度と画像圧縮回
路54の処理速度との差を吸収するバッファメモリとし
て機能する。
【0013】制御部59は、このようにして生成された
符号をインタフェース回路55を介してメモリカード5
8に残存する未記録領域に記録していく。さらに、制御
部59は、画像圧縮回路54によって生成された符号の
末尾の語が未記録領域に書き込まれたことを認識する
と、該当するコマの撮影動作を完結する(図5(9))。
符号をインタフェース回路55を介してメモリカード5
8に残存する未記録領域に記録していく。さらに、制御
部59は、画像圧縮回路54によって生成された符号の
末尾の語が未記録領域に書き込まれたことを認識する
と、該当するコマの撮影動作を完結する(図5(9))。
【0014】また、制御部59は、このようにして撮影
動作を完結すると、その時点でメモリカード58に残存
する未記録領域のサイズを求め、そのサイズを上述した
符号の標準的な長さとして予め設定された基準語長で除
して得られる整数部を残コマ数として表示部62に出力
する。レリーズスイッチの接点が開くと、所定の時間幅
(例えば、16秒間)のタイマが起動し、その所定時間
が経過するとカメラの電源は全てオフとなって停止す
る。
動作を完結すると、その時点でメモリカード58に残存
する未記録領域のサイズを求め、そのサイズを上述した
符号の標準的な長さとして予め設定された基準語長で除
して得られる整数部を残コマ数として表示部62に出力
する。レリーズスイッチの接点が開くと、所定の時間幅
(例えば、16秒間)のタイマが起動し、その所定時間
が経過するとカメラの電源は全てオフとなって停止す
る。
【0015】なお、このような表示部62の表示面に
は、このような残コマ数に併せて撮影されたコマの数、
シャッタースピード、絞りの値その他が表示されるが、
これらの表示項目については、本願に直接関連しないも
のであるから以下ではその説明を省略する。
は、このような残コマ数に併せて撮影されたコマの数、
シャッタースピード、絞りの値その他が表示されるが、
これらの表示項目については、本願に直接関連しないも
のであるから以下ではその説明を省略する。
【0016】また、制御部57は、上述したように画像
圧縮回路56から出力される符号をメモリカードに記録
する過程でそのアドレスがメモリカードの最終アドレス
を超えたことを検出した場合には、該当するコマの符号
がオーバフローしたので、表示部62にその旨を示すエ
ラー表示を出力して撮影動作を中断する。
圧縮回路56から出力される符号をメモリカードに記録
する過程でそのアドレスがメモリカードの最終アドレス
を超えたことを検出した場合には、該当するコマの符号
がオーバフローしたので、表示部62にその旨を示すエ
ラー表示を出力して撮影動作を中断する。
【0017】さらに、制御部57は、自動露光(AE)
や自動焦点(AF)の機能を有する場合には、レリーズ
スイッチ61が半押し状態となった後上述したセットア
ップが完了するまでの期間(図5(1)〜(4))に、これらの
機能を実現する処理を並行して行うが、このような機能
については、本願に直接関連ないものであるからここで
はその説明を省略する。
や自動焦点(AF)の機能を有する場合には、レリーズ
スイッチ61が半押し状態となった後上述したセットア
ップが完了するまでの期間(図5(1)〜(4))に、これらの
機能を実現する処理を並行して行うが、このような機能
については、本願に直接関連ないものであるからここで
はその説明を省略する。
【0018】また、ディジタル画像信号の全てがフレー
ムメモリ55に格納された時点と画像圧縮回路56がそ
のディジタル信号を読み出す時点との間には、制御部5
9の演算所要時間や画像圧縮回路56の応答時間その他
による遅延時間が生じる。しかし、このような遅延時間
については、一般に、上述した撮像部51の読み出し所
要時間Tr や圧縮符号化処理の所要時間TC に比較して
十分小さいので、ここではその説明を省略する。
ムメモリ55に格納された時点と画像圧縮回路56がそ
のディジタル信号を読み出す時点との間には、制御部5
9の演算所要時間や画像圧縮回路56の応答時間その他
による遅延時間が生じる。しかし、このような遅延時間
については、一般に、上述した撮像部51の読み出し所
要時間Tr や圧縮符号化処理の所要時間TC に比較して
十分小さいので、ここではその説明を省略する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のディジタルスチルカメラでは、フレームメモリ5
5は、その記憶素子としてダイナミックRAMが用いら
れた場合にはリフレッシュ制御回路を含み、かつ格納さ
れた情報が更新されない状態でもリフレッシュ動作等に
伴って電力を消費するために、信号処理回路53の処理
速度と画像圧縮回路54の処理速度との差が吸収される
ことと引換えに、回路規模と消費電力とが大きくなって
いた。
従来のディジタルスチルカメラでは、フレームメモリ5
5は、その記憶素子としてダイナミックRAMが用いら
れた場合にはリフレッシュ制御回路を含み、かつ格納さ
れた情報が更新されない状態でもリフレッシュ動作等に
伴って電力を消費するために、信号処理回路53の処理
速度と画像圧縮回路54の処理速度との差が吸収される
ことと引換えに、回路規模と消費電力とが大きくなって
いた。
【0020】また、上述した記憶素子としてスタティッ
クRAMを用いることも可能であるが、このような場合
には、フレームメモリ55に要求される記憶容量が数百
キロバイト程度の大きな値であるために、同様にして消
費電力は大きかった。
クRAMを用いることも可能であるが、このような場合
には、フレームメモリ55に要求される記憶容量が数百
キロバイト程度の大きな値であるために、同様にして消
費電力は大きかった。
【0021】さらに、このようなフレームメモリについ
ては、回路規模やコストの増加を抑える要求により、デ
ュアルポートRAMを適用したり書き込みと読み出し動
作との並行動作を可能とする付加回路を設けることは許
容されなかった。したがって、フレームメモリ55より
前段と後段との動作が時間軸上で直列に行われ、単位コ
マ当たりの撮影所要時間の短縮が阻まれていた。
ては、回路規模やコストの増加を抑える要求により、デ
ュアルポートRAMを適用したり書き込みと読み出し動
作との並行動作を可能とする付加回路を設けることは許
容されなかった。したがって、フレームメモリ55より
前段と後段との動作が時間軸上で直列に行われ、単位コ
マ当たりの撮影所要時間の短縮が阻まれていた。
【0022】本発明は、低廉化および小型化を図りつつ
動作速度が高められるディジタルスチルカメラを提供す
ることを目的とする。
動作速度が高められるディジタルスチルカメラを提供す
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜3に
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、入力されたアナログ画像信号をディジタル変換
してディジタル画像信号を出力するA/D変換手段11
と、A/D変換手段11によって出力されたディジタル
画像信号にコマ毎に圧縮符号化処理を施して符号を生成
する画像符号化手段13と、画像符号化手段13によっ
て生成された符号の記憶領域を有する記憶手段15と、
被写体を光学的にとらえて光電変換を行い、画像符号化
手段13が行うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間
以上の時間で1コマ分のアナログ画像信号を出力する撮
像手段17と、撮像手段17、A/D変換手段11およ
び画像符号化手段13を圧縮符号化処理の処理単位に並
行して駆動してその画像符号化手段によって生成された
符号を取り込み、かつ記憶領域の領域管理を行ってその
領域管理の下で記憶手段15に記録する制御手段19と
を備えたことを特徴とする。
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、入力されたアナログ画像信号をディジタル変換
してディジタル画像信号を出力するA/D変換手段11
と、A/D変換手段11によって出力されたディジタル
画像信号にコマ毎に圧縮符号化処理を施して符号を生成
する画像符号化手段13と、画像符号化手段13によっ
て生成された符号の記憶領域を有する記憶手段15と、
被写体を光学的にとらえて光電変換を行い、画像符号化
手段13が行うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間
以上の時間で1コマ分のアナログ画像信号を出力する撮
像手段17と、撮像手段17、A/D変換手段11およ
び画像符号化手段13を圧縮符号化処理の処理単位に並
行して駆動してその画像符号化手段によって生成された
符号を取り込み、かつ記憶領域の領域管理を行ってその
領域管理の下で記憶手段15に記録する制御手段19と
を備えたことを特徴とする。
【0024】請求項2に記載の発明は、被写体を光学的
にとらえて光電変換を行い、アナログ画像信号を出力す
る撮像手段21と、撮像手段21によって出力されたア
ナログ画像信号をディジタル変換してディジタル画像信
号を出力するA/D変換手段23と、A/D変換手段2
3によって出力されたディジタル画像信号を取り込み、
撮像手段21がアナログ画像信号1コマ分を出力するた
めに要する時間以下の演算処理時間でコマ毎に圧縮符号
化処理を施して符号を生成する画像符号化手段25と、
画像符号化手段25によって生成された符号の記憶領域
を有する記憶手段27と、撮像手段21、A/D変換手
段23および画像符号化手段25を圧縮符号化処理の処
理単位に並行して駆動してその画像符号化手段によって
生成された符号を取り込み、かつ記憶領域の領域管理を
行ってその領域管理の下で記憶手段27に記録する制御
手段29とを備えたことを特徴とする。
にとらえて光電変換を行い、アナログ画像信号を出力す
る撮像手段21と、撮像手段21によって出力されたア
ナログ画像信号をディジタル変換してディジタル画像信
号を出力するA/D変換手段23と、A/D変換手段2
3によって出力されたディジタル画像信号を取り込み、
撮像手段21がアナログ画像信号1コマ分を出力するた
めに要する時間以下の演算処理時間でコマ毎に圧縮符号
化処理を施して符号を生成する画像符号化手段25と、
画像符号化手段25によって生成された符号の記憶領域
を有する記憶手段27と、撮像手段21、A/D変換手
段23および画像符号化手段25を圧縮符号化処理の処
理単位に並行して駆動してその画像符号化手段によって
生成された符号を取り込み、かつ記憶領域の領域管理を
行ってその領域管理の下で記憶手段27に記録する制御
手段29とを備えたことを特徴とする。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のディジタルスチルカメラにおいて、記
録制御手段には、撮像手段、A/D変換手段および画像
符号化手段の何れかに対する駆動電力の供給を断続する
手段を含むことを特徴とする。
請求項2に記載のディジタルスチルカメラにおいて、記
録制御手段には、撮像手段、A/D変換手段および画像
符号化手段の何れかに対する駆動電力の供給を断続する
手段を含むことを特徴とする。
【0026】
【作用】請求項1に記載の発明にかかわるディジタルス
チルカメラでは、制御手段19が、撮影時に撮像手段1
7、A/D変換手段11および画像符号化手段13を圧
縮符号化処理の処理単位に並行して駆動する。このよう
にして駆動される撮像手段17は、画像符号化手段が行
うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間以上の時間で
1コマ分のアナログ画像信号を出力する。このようなア
ナログ画像信号は、A/D変換手段12によって順次デ
ィジタル変換され、さらに、画像符号化手段13によっ
て圧縮符号化処理が施されて符号に変換される。制御手
段19は、記憶手段15の記憶領域について領域管理を
行うことにより、上述した符号を未記録領域に記録す
る。
チルカメラでは、制御手段19が、撮影時に撮像手段1
7、A/D変換手段11および画像符号化手段13を圧
縮符号化処理の処理単位に並行して駆動する。このよう
にして駆動される撮像手段17は、画像符号化手段が行
うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間以上の時間で
1コマ分のアナログ画像信号を出力する。このようなア
ナログ画像信号は、A/D変換手段12によって順次デ
ィジタル変換され、さらに、画像符号化手段13によっ
て圧縮符号化処理が施されて符号に変換される。制御手
段19は、記憶手段15の記憶領域について領域管理を
行うことにより、上述した符号を未記録領域に記録す
る。
【0027】すなわち、制御手段19の配下において、
撮像手段17が画像符号化手段13に同期し、かつその
画像符号化手段、A/D変換手段11および制御手段1
9と共に並行して稼働するので、撮像に応じて得られる
画像信号をディジタル変換し、さらに、圧縮符号化して
記録する一連の流れ作業がパイプライン処理として実現
される。
撮像手段17が画像符号化手段13に同期し、かつその
画像符号化手段、A/D変換手段11および制御手段1
9と共に並行して稼働するので、撮像に応じて得られる
画像信号をディジタル変換し、さらに、圧縮符号化して
記録する一連の流れ作業がパイプライン処理として実現
される。
【0028】したがって、従来例においてA/D変換手
段11と画像符号化手段13との間に設けられていたフ
レームメモリを介さずに高速の撮影が可能となり、かつ
回路規模の低減と消費電力の節減とが図られる。
段11と画像符号化手段13との間に設けられていたフ
レームメモリを介さずに高速の撮影が可能となり、かつ
回路規模の低減と消費電力の節減とが図られる。
【0029】請求項2に記載の発明にかかわるディジタ
ルスチルカメラでは、制御手段29が、撮影時に撮像手
段21、A/D変換手段23および画像符号化手段25
を圧縮符号化処理の処理単位に並行して駆動する。この
ようにして駆動される画像符号化手段25は、撮像手段
21からA/D変換手段23を介して与えられるディジ
タル画像信号を取り込み、その撮像手段が光電変換の結
果として1コマ分のアナログ像信号を出力するために要
する時間以下の演算処理時間で圧縮符号化処理を施して
符号を生成する。制御手段29は、記憶手段27の記憶
領域について領域管理を行うことにより、上述した符号
を未記録領域に記録する。
ルスチルカメラでは、制御手段29が、撮影時に撮像手
段21、A/D変換手段23および画像符号化手段25
を圧縮符号化処理の処理単位に並行して駆動する。この
ようにして駆動される画像符号化手段25は、撮像手段
21からA/D変換手段23を介して与えられるディジ
タル画像信号を取り込み、その撮像手段が光電変換の結
果として1コマ分のアナログ像信号を出力するために要
する時間以下の演算処理時間で圧縮符号化処理を施して
符号を生成する。制御手段29は、記憶手段27の記憶
領域について領域管理を行うことにより、上述した符号
を未記録領域に記録する。
【0030】すなわち、制御手段29の配下において、
画像符号化手段25が撮像手段21に同期し、かつその
撮像手段、A/D変換手段23および制御手段29と共
に並行して稼働するので、撮像に応じて得られる画像信
号をディジタル変換し、さらに、圧縮符号化して記録す
る一連の流れ作業がパイプライン処理として実現され
る。
画像符号化手段25が撮像手段21に同期し、かつその
撮像手段、A/D変換手段23および制御手段29と共
に並行して稼働するので、撮像に応じて得られる画像信
号をディジタル変換し、さらに、圧縮符号化して記録す
る一連の流れ作業がパイプライン処理として実現され
る。
【0031】したがって、従来例においてA/D変換手
段23と画像符号化手段25との間に設けられていたフ
レームメモリを介さずに高速の撮影が可能となり、かつ
回路規模の低減と消費電力の節減とが図られる。
段23と画像符号化手段25との間に設けられていたフ
レームメモリを介さずに高速の撮影が可能となり、かつ
回路規模の低減と消費電力の節減とが図られる。
【0032】請求項3に記載の発明にかかわるディジタ
ルスチルカメラでは、記録制御手段は、撮像手段、A/
D変換手段および画像符号化手段が並行して駆動される
期間にこれらの手段に対する駆動電力の供給を行い、こ
のような期間が経過するとその駆動電力の供給を停止す
る。
ルスチルカメラでは、記録制御手段は、撮像手段、A/
D変換手段および画像符号化手段が並行して駆動される
期間にこれらの手段に対する駆動電力の供給を行い、こ
のような期間が経過するとその駆動電力の供給を停止す
る。
【0033】したがって、請求項1、2に記載のディジ
タルスチールカメラに比べて、撮影が行われていない状
態における無駄な電力の消費が抑えられる。
タルスチールカメラに比べて、撮影が行われていない状
態における無駄な電力の消費が抑えられる。
【0034】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、請求項1〜3に記載の発明
に対応した実施例を示す図である。 図において、図4
に示す従来例とのハードウエア構成の相違点は、フレー
ムメモリ55が実装されず、A/D変換器54の出力が
画像圧縮回路56の入力に直結され、制御部59に代え
て制御部31が備えられ、撮像部51に代えて撮像部3
2が備えられ、駆動回路60に代えて駆動回路33が備
えられた点にある。
て詳細に説明する。図2は、請求項1〜3に記載の発明
に対応した実施例を示す図である。 図において、図4
に示す従来例とのハードウエア構成の相違点は、フレー
ムメモリ55が実装されず、A/D変換器54の出力が
画像圧縮回路56の入力に直結され、制御部59に代え
て制御部31が備えられ、撮像部51に代えて撮像部3
2が備えられ、駆動回路60に代えて駆動回路33が備
えられた点にある。
【0035】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、A/D変換器54はA/D変換
手段11(23)に対応し、画像圧縮回路56は画像符号
化手段13(25)に対応し、メモリカード58は記憶手
段15(27)に対応し、レンズ52、撮像部32および
駆動回路33は撮像手段17(21)に対応し、制御部3
1およびインタフェース回路57は制御手段19(29)
に対応する。
の対応関係については、A/D変換器54はA/D変換
手段11(23)に対応し、画像圧縮回路56は画像符号
化手段13(25)に対応し、メモリカード58は記憶手
段15(27)に対応し、レンズ52、撮像部32および
駆動回路33は撮像手段17(21)に対応し、制御部3
1およびインタフェース回路57は制御手段19(29)
に対応する。
【0036】図3は、本実施例の動作タイミングチャー
トである。本発明の特徴は、本実施例では、制御部31
が実行するソフトウエアの処理手順と、その処理手順に
基づいて駆動される撮像部32の動作態様と特性とにあ
る。
トである。本発明の特徴は、本実施例では、制御部31
が実行するソフトウエアの処理手順と、その処理手順に
基づいて駆動される撮像部32の動作態様と特性とにあ
る。
【0037】以下、図2および図3を参照して請求項1
〜3に記載の発明に個別に対応した本実施例の動作を説
明する。請求項1に記載の発明に対応した実施例では、
制御部31は、レリーズスイッチ61が半押し状態とな
って駆動電力が供給されると、メモリカード58の未記
録領域のサイズに基づいて残コマ数を求めて表示部62
に出力する(図3(1))。制御部31は、レリーズスイッ
チ61が全押し状態となったことを認識し(図3(2))、
かつ上述した残コマ数が「0」でない場合には後続のコ
マの撮影が可能であると判断し、駆動回路33、撮像部
32、信号処理回路53、A/D変換器54および画像
圧縮回路56に駆動電力をし、これらが動作可能となる
まで待機する。
〜3に記載の発明に個別に対応した本実施例の動作を説
明する。請求項1に記載の発明に対応した実施例では、
制御部31は、レリーズスイッチ61が半押し状態とな
って駆動電力が供給されると、メモリカード58の未記
録領域のサイズに基づいて残コマ数を求めて表示部62
に出力する(図3(1))。制御部31は、レリーズスイッ
チ61が全押し状態となったことを認識し(図3(2))、
かつ上述した残コマ数が「0」でない場合には後続のコ
マの撮影が可能であると判断し、駆動回路33、撮像部
32、信号処理回路53、A/D変換器54および画像
圧縮回路56に駆動電力をし、これらが動作可能となる
まで待機する。
【0038】さらに、制御部31は、符号テーブルや量
子化テーブル等のパラメータの設定を行い、これらのセ
ットアップ(図3(3))が終了すると撮影動作を開始す
る。なお、このような撮影動作の開始に至る各部の一連
の動作については、図4に示す従来例と同じであるか
ら、ここでは、図3に図5と同じ番号(1)〜(4)を付与し
て示し、ここではその詳細な説明を省略する。
子化テーブル等のパラメータの設定を行い、これらのセ
ットアップ(図3(3))が終了すると撮影動作を開始す
る。なお、このような撮影動作の開始に至る各部の一連
の動作については、図4に示す従来例と同じであるか
ら、ここでは、図3に図5と同じ番号(1)〜(4)を付与し
て示し、ここではその詳細な説明を省略する。
【0039】撮影動作の過程では、制御部31は図示さ
れないシャッタを所望のシャッタ速度で駆動し、そのシ
ャッタ、レンズ52および図示されない絞りを介して得
られる被写体の光学像は所定の光学的な処理が施されて
撮像部32に与えられる。
れないシャッタを所望のシャッタ速度で駆動し、そのシ
ャッタ、レンズ52および図示されない絞りを介して得
られる被写体の光学像は所定の光学的な処理が施されて
撮像部32に与えられる。
【0040】撮像部32は、上述した光学像を光電変換
する(図3(5))が、画像圧縮回路56が行う圧縮符号化
処理の演算所要時間TC 以上の時間に渡って、その光電
変換により蓄積された電荷を確実に保持する特性を有す
る。
する(図3(5))が、画像圧縮回路56が行う圧縮符号化
処理の演算所要時間TC 以上の時間に渡って、その光電
変換により蓄積された電荷を確実に保持する特性を有す
る。
【0041】駆動回路33は、上述したように制御部3
1によって制御され、画像圧縮回路56が行う圧縮符号
化処理に同期し、かつ上述した撮像部32の特性に適応
したタイミングで撮像部32を駆動する。撮像部32
は、先行して行われた露光により蓄積された電荷をこの
ようなタイミングで順次出力することにより画像信号を
生成する。
1によって制御され、画像圧縮回路56が行う圧縮符号
化処理に同期し、かつ上述した撮像部32の特性に適応
したタイミングで撮像部32を駆動する。撮像部32
は、先行して行われた露光により蓄積された電荷をこの
ようなタイミングで順次出力することにより画像信号を
生成する。
【0042】信号処理回路53は、このようにして生成
された画像信号に増幅、ホワイトバランス、γ処理その
他の信号処理を施してアナログ画像信号を出力する。さ
らに、A/D変換器54、画像圧縮回路56およびイン
タフェース回路57は、それぞれ上述したのアナログ画
像信号をディジタル信号に変換する動作、そのディジタ
ル信号に圧縮符号化処理を施して符号を生成する動作、
制御部31の制御の下でこのような符号をメモリカード
58に記録する処理を並行して行う(図3(6))。
された画像信号に増幅、ホワイトバランス、γ処理その
他の信号処理を施してアナログ画像信号を出力する。さ
らに、A/D変換器54、画像圧縮回路56およびイン
タフェース回路57は、それぞれ上述したのアナログ画
像信号をディジタル信号に変換する動作、そのディジタ
ル信号に圧縮符号化処理を施して符号を生成する動作、
制御部31の制御の下でこのような符号をメモリカード
58に記録する処理を並行して行う(図3(6))。
【0043】このように本実施例によれば、撮像部32
は、画像圧縮回路56が行う圧縮符号化処理の演算所要
時間TC に対して Tr ′≧TC の不等式が成立する読み出し所要時間Tr ′を有する
が、実際の読み出し時には、後段に配置された信号処理
回路53、A/D変換器54、画像圧縮回路56および
インタフェース部57は撮像部32の読み出しに同期し
てパイプライン方式により駆動されるので、圧縮処理の
演算処理時間はTC からTC′ に変わり、 Tr ′=TC′ および TC ′≧TC の両式が成り立つ。したがって、Tr ′=TC のときが
最も高速に動作することになる。
は、画像圧縮回路56が行う圧縮符号化処理の演算所要
時間TC に対して Tr ′≧TC の不等式が成立する読み出し所要時間Tr ′を有する
が、実際の読み出し時には、後段に配置された信号処理
回路53、A/D変換器54、画像圧縮回路56および
インタフェース部57は撮像部32の読み出しに同期し
てパイプライン方式により駆動されるので、圧縮処理の
演算処理時間はTC からTC′ に変わり、 Tr ′=TC′ および TC ′≧TC の両式が成り立つ。したがって、Tr ′=TC のときが
最も高速に動作することになる。
【0044】すなわち、撮像部32から画像圧縮回路5
6に至る各段における動作のタイミングおよび速度が統
一されるので、このようなタイミングや速度の差を吸収
するために従来例に設けられていたフレームメモリ55
を含まずにディジタルスチルカメラが構成される。
6に至る各段における動作のタイミングおよび速度が統
一されるので、このようなタイミングや速度の差を吸収
するために従来例に設けられていたフレームメモリ55
を含まずにディジタルスチルカメラが構成される。
【0045】したがって、従来例においてフレームメモ
リ55の介在によって大きくなっていた回路規模や消費
電力が低減され、かつ撮影速度が高められる。なお、1
コマの撮影終了に伴ってレリーズスイッチ61の接点が
完全に開放された時点以降の動作については、従来例と
同じであるから、ここでは、図5と同じ番号(10)を図3
に付してその詳細な説明を省略する。
リ55の介在によって大きくなっていた回路規模や消費
電力が低減され、かつ撮影速度が高められる。なお、1
コマの撮影終了に伴ってレリーズスイッチ61の接点が
完全に開放された時点以降の動作については、従来例と
同じであるから、ここでは、図5と同じ番号(10)を図3
に付してその詳細な説明を省略する。
【0046】以下、請求項2に記載の発明に対応した本
実施例の動作を説明する。本実施例と上述した請求項1
に記載の発明に対応した実施例との構成の相違点は、撮
像部32および駆動回路33に代えてそれぞれ従来例と
同じ撮像部51および駆動回路60が備えられ、かつ画
像圧縮回路56に代えて画像圧縮回路34が備えられた
点にある。
実施例の動作を説明する。本実施例と上述した請求項1
に記載の発明に対応した実施例との構成の相違点は、撮
像部32および駆動回路33に代えてそれぞれ従来例と
同じ撮像部51および駆動回路60が備えられ、かつ画
像圧縮回路56に代えて画像圧縮回路34が備えられた
点にある。
【0047】請求項2に記載の発明に対応した実施例で
は、このような構成の相違点があるが、図3(1)〜(5)に
示す動作については、同じであるから、ここではその説
明を省略する。
は、このような構成の相違点があるが、図3(1)〜(5)に
示す動作については、同じであるから、ここではその説
明を省略する。
【0048】画像圧縮回路34は、撮像部51の画像信
号の読み出し時間Tr 以内に1コマ当たりの圧縮符号化
処理を完結できる処理速度を有する。また、制御部31
は駆動回路60に併せて信号処理回路53、A/D変換
器54、画像圧縮回路34およびインタフェース57を
同時に起動し、このようにして起動された駆動回路60
は従来例と同様にして撮像部51を駆動する。したがっ
て、撮像部51の出力には、その撮像部の動作速度で画
像信号が得られる。
号の読み出し時間Tr 以内に1コマ当たりの圧縮符号化
処理を完結できる処理速度を有する。また、制御部31
は駆動回路60に併せて信号処理回路53、A/D変換
器54、画像圧縮回路34およびインタフェース57を
同時に起動し、このようにして起動された駆動回路60
は従来例と同様にして撮像部51を駆動する。したがっ
て、撮像部51の出力には、その撮像部の動作速度で画
像信号が得られる。
【0049】一方、信号処理回路53はこのようにして
生成される画像信号に増幅、ホワイトバランス、γ処理
その他の信号処理を施してアナログ画像信号を出力し、
A/D変換器54はそのアナログ画像信号をディジタル
信号に変換する。さらに、画像圧縮回路56は、上述し
た撮像部51、信号処理回路53およびA/D変換器5
4の動作に並行してこのようなディジタル信号に圧縮符
号化処理を施し、符号を生成する。インタフェース回路
57は、制御部31の制御の下でこのような符号を取り
込み、メモリカード58に記録する(図3(6))。
生成される画像信号に増幅、ホワイトバランス、γ処理
その他の信号処理を施してアナログ画像信号を出力し、
A/D変換器54はそのアナログ画像信号をディジタル
信号に変換する。さらに、画像圧縮回路56は、上述し
た撮像部51、信号処理回路53およびA/D変換器5
4の動作に並行してこのようなディジタル信号に圧縮符
号化処理を施し、符号を生成する。インタフェース回路
57は、制御部31の制御の下でこのような符号を取り
込み、メモリカード58に記録する(図3(6))。
【0050】このように本実施例によれば、撮像部51
の読み出し時間Tr と画像圧縮回路34が行う圧縮符号
化処理の演算所要時間TC との間には、Tr ≧TCの不
等式が成立するので、撮像部51の読み出し時間を長く
することなく信号処理回路53、A/D変換器54、画
像圧縮回路34およびインタフェース部57を並列に駆
動することができる。
の読み出し時間Tr と画像圧縮回路34が行う圧縮符号
化処理の演算所要時間TC との間には、Tr ≧TCの不
等式が成立するので、撮像部51の読み出し時間を長く
することなく信号処理回路53、A/D変換器54、画
像圧縮回路34およびインタフェース部57を並列に駆
動することができる。
【0051】すなわち、撮像部51から画像圧縮回路3
4に至る各段における動作のタイミングおよび速度が統
一されるので、このようなタイミングや速度の差を吸収
するために従来例に設けられていたフレームメモリ55
を含まずにディジタルスチルカメラが構成され、回路規
模や消費電力を低減しつつ撮影速度が高められる。
4に至る各段における動作のタイミングおよび速度が統
一されるので、このようなタイミングや速度の差を吸収
するために従来例に設けられていたフレームメモリ55
を含まずにディジタルスチルカメラが構成され、回路規
模や消費電力を低減しつつ撮影速度が高められる。
【0052】以下、請求項3に記載の発明に対応した本
実施例の動作を説明する。請求項3に記載の発明に対応
した実施例では、制御部31は、駆動回路33(6
0)、信号処理回路53、A/D変換器54、画像圧縮
回路56(34)およびインタフェース部57が並行し
て動作する期間のみに、これらの各部に駆動電力を供給
する。
実施例の動作を説明する。請求項3に記載の発明に対応
した実施例では、制御部31は、駆動回路33(6
0)、信号処理回路53、A/D変換器54、画像圧縮
回路56(34)およびインタフェース部57が並行し
て動作する期間のみに、これらの各部に駆動電力を供給
する。
【0053】したがって、上述した請求項1、2に記載
の発明に対応した実施例に比較して、さらに消費電力の
節減がはかられる。なお、ここでは、JPEG方式に基
づく画像圧縮符号化が適用されているが、本発明はこの
ような符号化方式に限定されず、被写体の特徴に応じて
所望の圧縮率および速度で確実に可変長の符号が得られ
るならば、例えば、画素単位にADPCM方式を適用す
ることによりパルス列を求め、そのパルス列にハフマン
符号化処理を施す方式を適用してもよく、さらに、動画
に適応した高能率符号化方式を適用してもよい。
の発明に対応した実施例に比較して、さらに消費電力の
節減がはかられる。なお、ここでは、JPEG方式に基
づく画像圧縮符号化が適用されているが、本発明はこの
ような符号化方式に限定されず、被写体の特徴に応じて
所望の圧縮率および速度で確実に可変長の符号が得られ
るならば、例えば、画素単位にADPCM方式を適用す
ることによりパルス列を求め、そのパルス列にハフマン
符号化処理を施す方式を適用してもよく、さらに、動画
に適応した高能率符号化方式を適用してもよい。
【0054】また、上述した各実施例では、撮像部32
(51)の読み出し時間Tr が画像圧縮回路56(3
4)が行う圧縮符号化処理の演算所要時間TC とほぼ同
じ値に設定されているが、本発明はこのような設定に限
定されず、その撮像部と画像圧縮回路とが同期して駆動
され、かつ圧縮符号化処理の演算所要時間が長くなるこ
とによって発生する撮影速度の低下分が許容されるなら
ば、前者が後者より大きな値となってもよい。
(51)の読み出し時間Tr が画像圧縮回路56(3
4)が行う圧縮符号化処理の演算所要時間TC とほぼ同
じ値に設定されているが、本発明はこのような設定に限
定されず、その撮像部と画像圧縮回路とが同期して駆動
され、かつ圧縮符号化処理の演算所要時間が長くなるこ
とによって発生する撮影速度の低下分が許容されるなら
ば、前者が後者より大きな値となってもよい。
【0055】さらに、上述した各実施例では、メモリカ
ード56がJEIDA規格に適合しているが、本発明は
このような記憶媒体に限定されず、撮影速度の低下が許
容範囲内に抑えられるならば、例えば、フロッピディス
ク等の着脱可能な記録媒体を用いてもよい。
ード56がJEIDA規格に適合しているが、本発明は
このような記憶媒体に限定されず、撮影速度の低下が許
容範囲内に抑えられるならば、例えば、フロッピディス
ク等の着脱可能な記録媒体を用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、2に記載
の発明では、撮影時に撮像手段、A/D変換手段および
画像符号化手段が同期してパイプライン処理を行うこと
により、従来例においてA/D変換手段と画像符号化手
段との間に設けられていたフレームメモリを介さずに高
速に撮影を行い、かつ回路規模を削減と消費電力の節減
とが図られる。
の発明では、撮影時に撮像手段、A/D変換手段および
画像符号化手段が同期してパイプライン処理を行うこと
により、従来例においてA/D変換手段と画像符号化手
段との間に設けられていたフレームメモリを介さずに高
速に撮影を行い、かつ回路規模を削減と消費電力の節減
とが図られる。
【0057】したがって、これらの発明にかかわるディ
ジタルスチルカメラでは、電池を交換せずに撮影可能な
コマ数が増加すると共に、低廉化および小型化が図ら
れ、さらに、被写体との相対的な距離や方向が変化しつ
つある状態にもタイミングを逃すことなく円滑に撮影が
行われる。
ジタルスチルカメラでは、電池を交換せずに撮影可能な
コマ数が増加すると共に、低廉化および小型化が図ら
れ、さらに、被写体との相対的な距離や方向が変化しつ
つある状態にもタイミングを逃すことなく円滑に撮影が
行われる。
【0058】また、請求項3に記載の発明では、上述し
たパイプライン処理が行われる期間のみに撮像手段その
他に駆動電力が供給され、消費電力が節減される。した
がって、請求項1〜請求項3に記載の発明が適用された
ディジタルスチルカメラでは、性能が向上して撮影に要
するコストの低減が図られ、かつ撮影作業の環境や効率
が高められる。
たパイプライン処理が行われる期間のみに撮像手段その
他に駆動電力が供給され、消費電力が節減される。した
がって、請求項1〜請求項3に記載の発明が適用された
ディジタルスチルカメラでは、性能が向上して撮影に要
するコストの低減が図られ、かつ撮影作業の環境や効率
が高められる。
【図1】請求項1〜3に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
ある。
【図2】請求項1〜3に記載の発明に対応した実施例を
示す図である。
示す図である。
【図3】本実施例の動作タイミングチャートである。
【図4】従来のディジタルスチルカメラの構成例を示す
図である。
図である。
【図5】従来のディジタルスチルカメラの動作タイミン
グチャートである。
グチャートである。
11,23 A/D変換手段 13,25 画像符号化手段 15,27 記憶手段 17,21 撮像手段 19,29 制御手段 31,59 制御部 32,51 撮像部 33,60 駆動回路 34,56 画像圧縮回路 52 レンズ 53 信号処理回路 54 A/D変換器 55 フレームメモリ 57 インタフェース回路(I/F) 58 メモリカード 61 レリーズスイッチ 62 表示部
Claims (3)
- 【請求項1】 入力されたアナログ画像信号をディジタ
ル変換してディジタル画像信号を出力するA/D変換手
段と、 前記A/D変換手段によって出力されたディジタル画像
信号にコマ毎に圧縮符号化処理を施して符号を生成する
画像符号化手段と、 前記画像符号化手段によって生成された符号の記憶領域
を有する記憶手段と、 被写体を光学的にとらえて光電変換を行い、前記画像符
号化手段が行うコマ毎の圧縮符号化処理の演算所要時間
以上の時間で1コマ分の前記アナログ画像信号を出力す
る撮像手段と、 前記撮像手段、前記A/D変換手段および前記画像符号
化手段を前記圧縮符号化処理の処理単位に並行して駆動
してその画像符号化手段によって生成された符号を取り
込み、かつ前記記憶領域の領域管理を行ってその領域管
理の下で前記記憶手段に記録する制御手段とを備えたこ
とを特徴とするディジタルスチルカメラ。 - 【請求項2】 被写体を光学的にとらえて光電変換を行
い、アナログ画像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段によって出力されたアナログ画像信号をデ
ィジタル変換してディジタル画像信号を出力するA/D
変換手段と、 前記A/D変換手段によって出力されたディジタル画像
信号を取り込み、前記撮像手段が前記アナログ画像1コ
マ分を出力するために要する時間以下の演算処理時間で
コマ毎に圧縮符号化処理を施して符号を生成する画像符
号化手段と、 前記画像符号化手段によって生成された符号の記憶領域
を有する記憶手段と、 前記撮像手段、前記A/D変換手段および前記画像符号
化手段を前記圧縮符号化処理の処理単位に並行して駆動
してその画像符号化手段によって生成された符号を取り
込み、かつ前記記憶領域の領域管理を行ってその領域管
理の下で前記記憶手段に記録する制御手段とを備えたこ
とを特徴とするディジタルスチルカメラ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のディジ
タルスチルカメラにおいて、 記録制御手段には、 撮像手段、A/D変換手段および画像符号化手段の何れ
かに対する駆動電力の供給を断続する手段を含むことを
特徴とするディジタルスチルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170800A JPH0837637A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ディジタルスチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170800A JPH0837637A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ディジタルスチルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0837637A true JPH0837637A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15911590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170800A Pending JPH0837637A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ディジタルスチルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0837637A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7013288B1 (en) * | 2000-05-26 | 2006-03-14 | Dialog Semiconductor Gmbh | Methods and systems for managing the distribution of image capture devices, images, and prints |
US7158945B1 (en) * | 2000-03-24 | 2007-01-02 | Eastman Kodak Company | System and method for providing image products and/or services |
US8046270B2 (en) | 2000-05-19 | 2011-10-25 | Eastman Kodak Company | System and method for providing image products and/or services |
CN110493490A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 索尼半导体解决方案公司 | 摄像装置及摄像系统 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6170800A patent/JPH0837637A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9497333B2 (en) | 1999-06-02 | 2016-11-15 | Intellectual Ventures Fund 83 Llc | System and method for providing customized product configuration and service plan options for a camera device |
US7158945B1 (en) * | 2000-03-24 | 2007-01-02 | Eastman Kodak Company | System and method for providing image products and/or services |
US8612308B2 (en) | 2000-03-24 | 2013-12-17 | Intellectual Ventures Fund 83 Llc | System and method for providing a configured camera, image products, and services |
US8046270B2 (en) | 2000-05-19 | 2011-10-25 | Eastman Kodak Company | System and method for providing image products and/or services |
US8589241B2 (en) | 2000-05-19 | 2013-11-19 | Intellectual Ventures Fund 83 Llc | System and method for facilitating imaging services using a service identification number stored in an image capture device |
US7013288B1 (en) * | 2000-05-26 | 2006-03-14 | Dialog Semiconductor Gmbh | Methods and systems for managing the distribution of image capture devices, images, and prints |
CN110493490A (zh) * | 2018-05-15 | 2019-11-22 | 索尼半导体解决方案公司 | 摄像装置及摄像系统 |
CN110493490B (zh) * | 2018-05-15 | 2024-05-17 | 索尼半导体解决方案公司 | 摄像装置及摄像系统 |
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