WO2015146004A1 - 撮像装置 - Google Patents

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Definitions

  • the buffer 300 functions as an image processing unit (not shown) and a work memory for the CPU 503.
  • the buffer 300 temporarily stores image data picked up by the CMOS sensor 501.
  • the buffer 300 can be realized by a DRAM, a ferroelectric memory, or the like, and is an example of a recording unit.
  • the CPU 503 controls the entire digital camera 10.
  • the CPU 503 includes an internal memory that records information necessary for shooting.
  • the CPU 503 may be configured with a hard-wired electronic circuit or a microcomputer.
  • the front curtain 31 and the rear curtain 21 are retracted from the opening 11 between the frames in continuous shooting (time S109). After the front curtain 31 and the rear curtain 21 are retracted from the opening 11, the front curtain 31 is set, and the next frame imaging operation is started.
  • the CPU 503 When the CPU 503 accepts the pressing operation of the release button 507, the CPU 503 detects whether or not the storage amount of the buffer 300 is equal to or greater than a predetermined threshold B1 (step T306). When the storage amount of the buffer 300 is not equal to or greater than the predetermined threshold B1 (No in Step T306), the CPU 503 returns to Step T201 and continues the photographing operation.
  • the storage amount threshold value B1 of the buffer 300 is configured to be larger than the threshold value B2, but the present disclosure is not limited to this.
  • the switching condition may be adjusted so that the threshold value B1 is smaller than the threshold value B2, or the threshold value B1 and the threshold value B2 may be the same value.

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Abstract

 本開示の撮像装置は、画像データを生成する撮像部と、撮像部により得られた画像データを記録する記録部と、撮像部により得られた画像データのリアルタイム動画像であるライブビュー画像と、記録部に記録される静止画像であるアフタービュー画像と、を表示可能な表示部と、撮像部及び表示部を制御する制御部と、を備える。制御部は、撮像部に第1周期で連続的に撮像動作を行わせた後、第1周期よりも長い第2周期で撮像部に連続的に撮像動作を行わせ、撮像部が第1周期で撮像動作を行っているときは表示部に第1表示状態を取らせる一方、撮像部が第2周期で撮像動作を行っているときは表示部に第1表示状態とは異なる第2表示状態を取らせる。

Description

撮像装置
 本開示は、連写撮影可能な撮像装置のシャッタ駆動に関する。
 特許文献1には、チャージモータの回転方向を切り換えることでノーマリオープン駆動、ノーマリクローズ駆動を切り替えるシャッタ機構が開示されている。
国際公開第2013/027420号
 本開示は、一連の連写撮影時において連写速度が低下した際に好適な表示をすることが可能な撮像装置の提供を目的とする。
 本開示における撮像装置は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像部と、撮像部により得られた画像データを記録する記録部と、撮像部により得られた画像データのリアルタイム動画像であるライブビュー画像と、記録部に記録される静止画像であるアフタービュー画像と、を表示可能な表示部と、撮像部及び表示部を制御する制御部と、を備える。制御部は、撮像部に第1周期で連続的に撮像動作を行わせた後、第1周期よりも長い第2周期で撮像部に連続的に撮像動作を行わせ、撮像部が第1周期で撮像動作を行っているときは表示部に第1表示状態を取らせる一方、撮像部が第2周期で撮像動作を行っているときは表示部に第1表示状態とは異なる第2表示状態を取らせる。
 本開示によれば、一連の連写撮影時において連写速度が低下した際に好適な表示をすることが可能な撮像装置を提供することができる。
実施の形態1におけるデジタルカメラの電気構成図 実施の形態1におけるメカシャッタとチャージブロックの構成図 実施の形態1におけるメカシャッタの構成図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリオープン駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリオープン駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリオープン駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリオープン駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリクローズ駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリクローズ駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリクローズ駆動時の概略図 実施の形態1におけるメカシャッタのノーマリクローズ駆動時の概略図 実施の形態1におけるデジタルカメラのノーマリオープン撮像動作のタイムチャート 実施の形態1におけるデジタルカメラのノーマリクローズ撮像動作のタイムチャート 実施の形態1におけるデジタルカメラの動作フローチャート 実施の形態1におけるデジタルカメラの表示態様を示す概略図 実施の形態2におけるデジタルカメラの動作フローチャート 実施の形態2におけるデジタルカメラの表示態様を示す概略図 実施の形態3におけるバッファの保存量を示す概要図 実施の形態3におけるデジタルカメラの動作フローチャート
 以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
 なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
 〔1.実施の形態1〕
 以下、図1~図8を用いて実施の形態1に係るデジタルカメラ10について説明する。デジタルカメラ10は、撮像装置の一例である。
 〔1-1.構成〕
 〔1-1-1.デジタルカメラの構成〕
 以下、図1、図2A及び図2Bを用いて実施の形態1に係るデジタルカメラ10の構成を説明する。
 図1は、デジタルカメラ10の電気的構成の要部を示す図である。デジタルカメラ10は、交換レンズ600と、カメラボディ700とを含む。カメラボディ700は、メカシャッタ100、チャージブロック200、バッファ300、ポジションセンサ400、CMOSセンサ501、モニタ502、CPU503、メモリカード505を挿入するスロット504、電源506、レリーズ釦507を含む。
 交換レンズ600は、カメラボディ700に着脱可能なレンズである。交換レンズ600は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、手振れ補正レンズ、絞りなどの光学系を有する。交換レンズは、光学系を駆動する駆動部を有する。
 バッファ300は、図示しない画像処理部やCPU503のワークメモリとして機能する。例えば、バッファ300は、CMOSセンサ501により撮像された画像データを一時的に保存する。バッファ300は、DRAM、強誘電体メモリなどで実現でき、記録部の一例である。
 ポジションセンサ400は、メカシャッタ100の先幕及び後幕が所定の位置に移動したことを検出できる位置に配置されている。ポジションセンサ400は、フォトインタラプタなどで実現可能である。
 CMOSセンサ501は、撮像素子の一例である。CMOSセンサ501は、交換レンズ600により形成される被写体の光学像から光電変換により画像データを生成する。CMOSセンサ501は、静止画データおよび動画データの取得を行うことができる。取得された動画データは、ライブビュー(Live View:LV)画像の表示にも用いられる。
 モニタ502は、CMOSセンサ501から得られた画像データを表示する。また、モニタ502は、画像データと共にデジタルカメラ10の撮影条件、操作メニュー等を表示することもできる。モニタ502は、液晶ディスプレイなどで実現できる。
 CPU503は、デジタルカメラ10全体を制御する。また、CPU503は、撮影に必要な情報等を記録する内部メモリを含む。CPU503は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータなどで構成してもよい。
 スロット504は、メモリカード505を着脱可能である。スロット504は、CPU503から送信される制御信号に基づいて、メモリカード505を制御する。具体的には、スロット504は、メモリカード505に画像データを格納することができる。また、スロット504はメモリカード505から画像データを出力することができる。
 電源506は、デジタルカメラ10全体の稼働に必要な電力を供給する。電源506は、例えば、乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また、電源506は、電源コードにより外部から供給される電力をデジタルカメラ10に供給するものであってもよい。
 レリーズ釦507は、二段式の操作釦である。使用者がレリーズ釦507を半押し操作すると、CPU503は画像の所定の位置において合焦処理を行う。使用者がレリーズ釦507を全押し操作すると、CPU503はメカシャッタ100を駆動してCMOSセンサ501への露光を制御する。その後、CPU503は画像データをメモリカード505に格納する。デジタルカメラ10が連写モードに設定されているとき、使用者がレリーズ釦507を押下(全押し)している間、所定の時間間隔で画像データを記録し続ける。
 〔1-1-2.シャッタ部の構成〕
 図2Aは、メカシャッタ100とチャージブロック200の構成図である。図2Bは、メカシャッタ100を被写体側から見た模式図である。
 メカシャッタ100は、先幕31及び後幕21を有する一般的なフォーカルプレーンシャッタである。メカシャッタ100は、開口11を有するベース部材、先幕31、後幕21等を備えている。
 開口11は、メカシャッタ100に設けられた、光を通す穴である。メカシャッタ100を被写体側から見ると、開口11の先にCMOSセンサ501が配置されている。
 後幕21はメカシャッタ100内に上下方向に移動可能に配置されている。後幕21はシャッタ駆動機構85により上下方向に移動可能に支持されている。また、先幕31はメカシャッタ100内に上下方向に移動可能に配置されている。先幕31はシャッタ駆動機構85により上下方向に移動可能に支持されている。本実施の形態では、後幕21が開口11の上方に退避し、先幕31が開口11の下方に退避するが、後幕21および先幕31の配置が逆であってもよい。
 後幕用電磁石26は、電磁石である。後幕用電磁石26は、通電状態と非通電状態とを取る。後幕用電磁石26は、後幕21の一端を吸着保持する際に通電状態となる。後幕用電磁石26が非通電状態であるとき、後幕21の一端は後幕用電磁石26に吸着されない。後幕用電磁石26は、通電状態と非通電状態とを切り換えることで後幕21の保持状態を制御する。
 先幕用電磁石36は、電磁石である。先幕用電磁石36は、通電状態と非通電状態とを取る。先幕用電磁石36は、先幕31の一端を吸着保持する際に通電状態となる。先幕用電磁石36が非通電状態であるとき、先幕31の一端は先幕用電磁石36に吸着されない。先幕用電磁石36は、通電状態と非通電状態とを切り換えることで先幕31の保持状態を制御する。
 チャージブロック200は、シャッタ駆動機構85、チャージモータ201、フレキシブルケーブル800を有する。
 シャッタ駆動機構85はメカシャッタ100に対して後幕21および先幕31を移動可能に支持している。シャッタ駆動機構85は、図示しない先幕走行バネ、先幕セットバネ、後幕走行バネ、後幕セットバネおよび駆動レバーを有している。先幕走行バネは後幕21を上方に走行させるための弾性力を後幕21に付与する。先幕セットバネは後幕21を下方に走行させるための弾性力を後幕21に付与する。先幕走行バネの弾性力は先幕セットバネの弾性力よりも大きいので、先幕セットバネの弾性力に逆らって後幕21は上方に走行することができる。後幕走行バネは先幕31を上方に走行させるための付勢力を先幕31に付与する。駆動レバーは、チャージブロック200に対して回転可能に支持されている。駆動レバーを駆動すると、先幕走行バネおよび後幕走行バネが圧縮されて、後幕21および先幕31を走行させるための弾性力がチャージされる。上述したチャージ動作は、チャージモータ201を巻き上げることにより行われる。
 チャージモータ201は、シャッタ駆動機構85に駆動力を与える。チャージモータ201に備えられたギア(不図示)は、シャッタ駆動機構85内のギア(不図示)と噛み合う。チャージモータ201を巻き上げることで、シャッタ駆動機構85のチャージ動作が行われる。チャージモータ201は例えば直流モータで実現できる。チャージモータ201は、CPU503により制御される。
 フレキシブルケーブル800は、回路パターンが構成されている。フレキシブルケーブル800は、CPU503やポジションセンサ400等と接続されている。フレキシブルケーブル800は、可撓性に優れたフレキシブルプリント基板(FPC)などで実現できる。
 なお、交換レンズ600及びCMOSセンサ501は、撮像部の一例である。モニタ502は、表示部の一例である。CPU503は、制御部の一例である。メカシャッタ100は、シャッタ機構の一例である。
 〔1-2.動作〕
 本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、チャージモータ201の回転方向を切り換えることでノーマリオープン撮像動作とノーマリクローズ撮像動作とを切り替えることができる。具体的には、チャージモータ201が正回転すると、シャッタ駆動機構85はノーマリオープン撮像動作を行うように先幕31及び後幕21を駆動する。チャージモータ201が負回転すると、シャッタ駆動機構85はノーマリクローズ撮像動作をするように先幕31及び後幕21を駆動する。
 ノーマリオープン撮像動作とは、連写撮影時において、撮像動作を行うための準備動作中に先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態を取る撮像動作である。ノーマリクローズ撮像動作とは、連写撮影時において、撮像動作を行うための準備動作中に先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態を取らない撮像動作である。詳しくは以下で説明する。
 〔1-2-1.ノーマリオープン撮像動作〕
 図3A~図3D及び図5を用いて、ノーマリオープン撮像動作について説明する。図3A~図3Dは、ノーマリオープン撮像動作中のメカシャッタ100の駆動の様子を示す図である。図5は、ノーマリオープン撮像動作中のデジタルカメラ10の動作タイムチャートである。
 図3A~図3Dを用いてデジタルカメラ10が撮影動作を行う際のメカシャッタ100の動作について説明する。デジタルカメラ10が撮影モードであるとき、使用者によるレリーズ釦の押下操作を受け付けるまでは、後幕21、先幕31は、共に開口11から退避した状態で保持される(図3A)。このとき、メカシャッタ100は図3Aに示す状態となり、開口11から進入した光はCMOSセンサ501で結像される。
 使用者がレリーズ釦507を全押し操作(ON)すると、先幕31が開口11を覆う(図3B)。これにより、デジタルカメラ10はCMOSセンサ501に光が届かない状態となる。先幕31が開口11を覆う際の機械的動作が安定した後、先幕31及び後幕21が走行する。このとき、図3Cに示すように後幕21は先幕31と隙間を開けて、先幕31を追うように走行する。なお、露光時間が所定時間より長く設定されているときは、先幕31の走行が終了してから所定時間後に後幕21が走行する。CMOSセンサ501は、先幕31と後幕21の隙間から被写体像を取り込む。
 走行動作が完了すると、後幕21が開口11を覆うように保持される(図3D)。これにより、デジタルカメラ10はCMOSセンサ501に光が届かない状態となる。このとき、CPU503はCMOSセンサ501から画像データを取り込む。デジタルカメラ10は、画像データの取り込みが終了してから再度撮像可能な状態へ移行する。デジタルカメラ10が連写モードに設定されている時、使用者がレリーズ釦507を押下操作している間、上記動作を繰り返す。
 以上説明したように、ノーマリオープン撮像動作では、連写撮影を行う度に図3Aに示すような、開口11から先幕31及び後幕21が退避した状態を取る。
 図5を用いて、ノーマリオープン撮像動作を行う際のタイムチャートを説明する。デジタルカメラ10が連写モードであるとき、メカシャッタ100は開いた状態で、使用者からのレリーズ釦507の押下を待つ。このとき、デジタルカメラ10はCMOSセンサ501により得られるLV画像をモニタ502に表示する(タイムS000)。
 使用者がレリーズ釦507を押下すると、先幕用電磁石36及び後幕用電磁石26が通電状態(ON)となる(タイムS100)。また、タイムS100でチャージモータ201も通電状態(ON)となる。
 チャージモータ201が通電状態となると、チャージモータ201はシャッタ駆動機構85のチャージを開始する(前駆動)。シャッタ駆動機構85のチャージが完了すると(タイムS101)、シャッタ駆動機構85は先幕31を駆動し、図3Bの状態にセットする(先幕セット)。
 先幕セットが完了すると(タイムS102)、チャージモータ201はショートブレーキ(SB)を行う。先幕31をセットする際に、先幕31は、バネを含むシャッタ駆動機構85により駆動されるので、先幕セットが完了した後も微小振動する。この微小振動が次の動作に影響を与える可能性があるので、先幕31をセットし終えた後、先幕31が安定するまで所定時間待機する(安定待ち1)。ここで所定時間とは、先幕31の微小振動が減衰するのに十分な時間であり、デジタルカメラ10に予め決められた時間である。
 先幕31が安定すると、CPU503は先幕用電磁石36への通電を解除(OFF)する(タイムS103)。先幕用電磁石36への通電が解除されると、先幕31の吸着保持状態が解除され、シャッタ駆動機構85によって開口11から退避する。
 所定時間(シャッタスピード)経過後、CPU503は後幕用電磁石26への通電を解除(OFF)する(タイムS104)。後幕用電磁石26への通電が解除されると、後幕21の吸着保持状態が解除され、シャッタ駆動機構85によって後幕21が開口11を塞ぐ(タイムS105)。
 タイムS103からS105までの間、開口11は図3Cに示すように一部が先幕31及び後幕21に覆われていない状態となる(露光)。この部分でCMOSセンサ501に光が取り込まれる。本実施の形態では、タイムS103からS105までに要する時間を露光時間と呼ぶこととする。露光時間は、先幕31の走行が開始してから、後幕21の走行が終了するまでの時間を指す。露光時間は、使用者の設定等により決定されるシャッタスピードと、先幕31及び後幕21の走行速度と、によって決定される。なお、シャッタスピードとは、通常、先幕31の走行が開始してから後幕21の走行が開始するまでの時間(タイムS103~S104)を指す。
 先幕31が完全に開口11から退避し、かつ、後幕21が開口11を完全に塞ぐと(タイムS105)、図3Dに示すように開口11が後幕21によって塞がれた状態となる。このとき、CMOSセンサ501へ進入する光は後幕21によって遮断される。タイムS103からS105の露光動作の際に、先幕31及び後幕21は共にバネを含むシャッタ駆動機構85によって駆動される。従って、露光動作が終了した後も先幕31及び後幕21は微小振動する。この微小振動が後の動作に影響を与える可能性があるので、先幕31及び後幕21が安定するまで所定時間待機する(安定待ち2)。ここで所定時間とは、先幕31及び後幕21が安定するのに十分な時間であり、デジタルカメラ10により予め決められている時間である。
 先幕31及び後幕21が安定すると、CPU503はCMOSセンサ501から画像データの読み出し(ON)を行う(タイムS106)。画像データの読み出しと並行して、所定時間(余裕時間)経過後に、次のコマの撮像に備えてチャージモータ201によりシャッタ駆動機構85がチャージ(ON)される(タイムS107)。タイムS106からS107の余裕時間については後述する。ここで、チャージに要する時間はチャージモータ201がシャッタ駆動機構85をチャージする際の機械的要因により決定される時間である。
 チャージ動作と連動して、CPU503は、先幕用電磁石36及び後幕用電磁石26を通電させる。また、シャッタ駆動機構85は、後幕21を開口11から退避させる(タイムS108)。後幕21が開口11から退避すると、後幕21は後幕用電磁石26に吸着保持される。そして、シャッタ駆動機構85は、開口11を覆うように先幕31のセットを開始する(タイムS109)。先幕31のセットが完了すると(タイムS110)、先幕31は先幕用電磁石36に吸着保持される。後幕21及び先幕31のセットが完了すると、チャージモータ201にショートブレーキをかけて後幕21及び先幕31が安定するのを待つ。即ち、タイムS110はタイムS102と対応している。後幕21をセットする動作(タイムS108からS109)は、実際にはチャージ動作と連動して行われる。
 ここで、余裕時間(タイムS106からS107)について説明する。上述したように、チャージ時間とは機械的要因により決定される時間である。また、メカシャッタ100のシーケンスは、画像データの読み出しとは関係を持たずに行われている。即ち、メカシャッタ100は画像データの読み出し動作が終了したか否かに依らず、チャージが終了すれば後幕21のセットを開始する。このとき、画像データの読み出しが終了する前にチャージが終了して後幕セットが開始されてしまうと、画像データの読み出し中にCMOSセンサ501が光を検出してしまう。すると、読み出し中の画像データが乱れてしまう可能性がある。
 余裕時間はこのような状況を防ぐために設定されている。画像データの読み出しに要する時間は、画像データの形式によって決まっているため、余裕時間とチャージ時間を足した時間(タイムS106からS108)の間に画像データの読み出しが終了するように、CPU503は余裕時間を決定する。
 上述したように、ノーマリオープン撮像動作では、連写撮影の各コマの間で、先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態を有する(タイムS109)。先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態を経て先幕31をセットし、次のコマの撮像動作に移る。
 〔1-2-2.ノーマリクローズ撮像動作〕
 図4A~図4D及び図6を用いて、ノーマリクローズ撮像動作について説明する。図4A~図4Dは、ノーマリクローズ撮像動作中のメカシャッタ100の駆動の様子を示す図である。図6は、ノーマリクローズ撮像動作中のデジタルカメラ10の動作タイムチャートである。
 図4A~図4Dを用いてデジタルカメラ10が撮影動作を行う際のメカシャッタ100の動作について説明する。図4A~図4Cは、図3B~図3Dにそれぞれ対応する。ノーマリクローズ撮像動作においては、図4Cに示す露光動作完了状態から次の撮像動作に移る際に、図4Dに示すように、後幕21の開口11からの退避と、先幕31のセット動作とが同時に行われる。その後図4Aに示すような、先幕31が開口11を覆った状態となり、次のコマの撮像を開始する。これにより、連写撮影の各コマ間において、先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態を取らない。
 図6を用いて、ノーマリクローズ撮像動作を行う際の撮像動作のタイムチャートを説明する。なお、図5と同様の動作については、同じ番号を付与して説明を省略する。
 使用者によりレリーズ釦507が押下されると(タイムS100)、チャージモータ201が正回転(ON(+))して前駆動を開始する(タイムS100からS101)。その後、1コマ目の撮像(タイムS103からS105)を行う。撮像された画像データの読み出し動作が開始されてから(タイムS106)所定時間経過後にチャージ動作を開始する(タイムS207)。このとき、チャージモータ201に流す電流はタイムS100のときとは逆向きとなる。これにより、チャージモータ201は負回転(ON(-))し、メカシャッタ100はノーマリクローズ撮像動作を行うことができるようになる。
 ノーマリクローズ撮像動作では、先幕31及び後幕21が開口11を覆ったままセットされるので(図4D)、デジタルカメラ10は画像データの読み出し動作と後幕・先幕セット動作とを同時に行うことができる。従って、ノーマリクローズ撮像動作では、余裕時間を短くすることができる。そして、デジタルカメラ10は、画像データの読み出し動作が終了(タイムS209)する前に先幕31及び後幕21のセット動作を開始する(タイムS208)。その後、デジタルカメラ10はノーマリオープン撮像動作時と同様に幕の安定を待ち、次のコマの撮像動作に移行する。ノーマリクローズ撮像動作では、タイムS209がタイムS102と対応している。
 〔1-2-3.連写撮影時の表示切替動作〕
 次に、図7及び図8を用いて、連写撮影時の表示切替動作について説明する。図7は、表示切替動作のフローチャートである。図8は、表示切替動作の概要図である。
 まず、図8を用いて連写撮影時の表示切替動作の概要について説明する。本実施の形態に係るデジタルカメラ10は使用者により高速連写を指示された際、撮影時間の短縮が可能なノーマリクローズ駆動による連写撮影を選択する。
 使用者によりレリーズ釦507が押下されると(タイムS301)、デジタルカメラ10は撮影を開始する。このとき、連写撮影の1コマが撮像される毎に、その撮像動作の後にアフタービュー(After View:AV)画像をモニタ502に表示する。連写撮影により撮像された画像データは、一度、バッファ300に格納された後、メモリカード505に保存される。メモリカード505に保存された画像データは、バッファ300から削除される。このとき、メモリカード505に保存されるのに要する時間は、バッファ300に格納されるのに要する時間に比べて長い。従って、ある枚数撮像したときに、メモリカード505への保存が追い付かずにバッファ300のデータ容量がフルになってしまうことが考えられる。ここで、バッファ300のデータ容量がフルになるとは、空き容量(残容量)が全く無い場合だけでなく、1コマ分の画像データを保存するための容量が無い場合も含む概念である。
 バッファ300のデータ容量がフルとなってしまうと、撮像により得られた画像データを格納する空き容量がないので、デジタルカメラ10はこれ以上撮像できない状態となる。このとき、メモリカード505に画像データが保存されるのを待ってバッファ300に空き容量を確保し、次の撮像を行う必要が生じる。そのため、デジタルカメラ10は、バッファ300の空き容量を確保するための時間分撮像動作を待機する。結果、連写撮影のコマ速が低下する。以下では、このように撮像動作を待機することで連写コマ速を低下させることを、連写にブレーキをかける、を称することとする。
 上述したように、バッファ300がフルになることに起因して連写撮影のコマ速が低下した場合、ノーマリクローズ撮像動作を行う必要性がなくなる。また、連写撮影のコマ速が低下すると、モニタ502に表示されるAV画像とAV画像の間の時間間隔が長くなってしまい、被写体を捉えることが困難になるなど、使用者にとって使い勝手が悪い。従って、本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、バッファ300がフルになると、ノーマリクローズ駆動からノーマリオープン駆動に撮像動作に切り替える。ノーマリオープン駆動に切り替えることにより、メカシャッタ100は連写撮影の各コマ間において先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態をとるので、LV画像の表示を行うことができる。
 図8において、タイムS303のときにバッファ300がフルになったとする。すると、デジタルカメラ10は、撮像動作をノーマリオープン駆動に切り替える。バッファ300がフルなので、デジタルカメラ10はバッファ300の空き容量が確保できるまで待機し、その後撮像する。撮像動作中はLV画像の表示ができないので、モニタ502にはブラックアウト(Black Out:BO)画像を表示する。また、次の待機動作中にLV画像を表示する。このようにすることで、本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、連写コマ速が低下しても、実際の被写体の様子とモニタ502に表示される画像との間の時間的なかい離を抑制することができる。
 連写撮影時の表示切替動作について、図7を用いてより詳細に説明する。デジタルカメラ10が連写モードに設定されていると、デジタルカメラ10は、使用者によりレリーズ釦507が押下されるか否かを監視する(ステップT100)。レリーズ釦507が押下されると(ステップT100におけるYes)、デジタルカメラ10はノーマリクローズ撮像動作を行う(ステップT101)。撮像された画像データは、一度、バッファ300に格納される(ステップT102)。画像データがバッファ300に格納されると、CPU503は、画像データのメモリカード505への書き込み動作を行う(ステップT103)。メモリカード505への書き込み動作とともに、CPU503は、バッファ300に格納された画像データをモニタ502にAV画像として表示する(ステップT104)。その後、レリーズ釦507が押下され続けているかを監視する(ステップT105)。レリーズ釦507の押下が解除されていると(ステップT105におけるNo)、デジタルカメラ10は、使用者による次の撮影指示を待つ。
 レリーズ釦507が押下されていると(ステップT105におけるYes)、CPU503は、バッファ300がフルであるか否かを監視する(ステップT106)。バッファ300がフルでないとき(ステップT106におけるNo)、CPU503は、再度ノーマリクローズ撮像動作を行う(ステップT101)。バッファ300がフルであるとき(ステップT106におけるYes)、デジタルカメラ10は、ノーマリオープン撮像動作を行う(ステップT107)。このとき、モニタ502にはBO画像が表示される。また、このとき、図示していないが、バッファ300に十分な空き容量が確保されるまで待機する。撮像された画像データは、バッファ300に一時保存される(ステップT108)。その後、ノーマリクローズ撮像動作時と同様に、メモリカード505への書き込み(ステップT109)が行われる。メモリカード505への書き込みと共に、CPU503は、CMOSセンサ501により生成される画像データをもとにLV画像をモニタ502に表示する(ステップT110)。
 〔1-3.効果等〕
 以上説明したように、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、バッファ300に十分な空き容量が確保できている間はノーマリクローズ撮像動作を行って高速連写をする。また、デジタルカメラ10は、バッファ300がフルになると、ノーマリオープン撮像動作による低速連写を行うと共にLV画像とBO画像とを切り替えて表示する。このように構成することで、連写コマ速が低下しても、実際の被写体の様子とモニタ502に表示される画像との間の時間的なかい離を抑制することができる。すなわち、連写速度が低下しても使用者が被写体を追うことができる。
 〔2.実施の形態2〕
 図9及び図10を用いて本開示の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と同じ部分に関しては、図面の対応する箇所に同じ番号を付し、重複する説明を省略する。
 実施の形態2におけるデジタルカメラ10は、バッファ300に十分な空き容量がある場合の高速連写の際においてもノーマリオープン撮像動作を行う。以下にその詳細を説明する。
 〔2-1.動作〕
 図9は、実施の形態2におけるデジタルカメラ10の連写撮影時のフローチャートである。図10は、実施の形態2におけるデジタルカメラ10の連写撮影時の表示切替動作の概要を示す図である。
 まず、図10を用いて表示切替動作の概要について説明する。実施の形態1と異なり、デジタルカメラ10は、バッファ300に十分な空き容量があるような撮影開始時等においてもノーマリオープン撮像動作を行う。このとき、メカシャッタ100は連写撮影中に、図3Aに示すような先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態をとる。従って、デジタルカメラ10は、モニタ502にLV画像を表示することができる。
 しかし、連写速度が非常に高速である場合において、各コマの撮像をする度にモニタ502にLV画像を表示すると、使用者はLV画像を十分に認識できない可能性がある。なぜなら、高速連写時において、LV画像表示可能な図3Aの状態となっている時間が非常に短いからである。
 そこで、本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、ノーマリオープン駆動で撮像していても、バッファ300がフルになるまではモニタ502にAV画像を表示する(図10のタイムS402~S403)。そして、デジタルカメラ10は、タイムS403においてバッファ300がフルとなった後は、実施の形態1と同様に待機動作を設けてLV画像とBO画像の表示を行う。また、デジタルカメラ10は図3Aに示すような、先幕31及び後幕21が開口11から退避した状態で待機動作を行う。
 図9のフローチャートに示すように、本実施の形態におけるデジタルカメラ10の連写撮影においては、バッファ300に十分な空き容量がある場合の撮像動作(ステップT201)とバッファ300に十分な空き容量がない場合の撮像動作(ステップT207)が共にノーマリオープン駆動により行われる。ステップT201、T207以外は実施の形態1の図7に示すフローチャートと同様であるため説明を省略する。
 〔2-2.効果等〕
 以上説明したように、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、バッファ300に十分な空き容量が確保できている間は、ノーマリオープン撮像動作を行って高速連写をするとともに、モニタ502にAV画像を表示する。また、デジタルカメラ10は、バッファ300がフルになると、ノーマリオープン撮像動作による低速連写を行うと共にLV画像とBO画像とを切り替えて表示する。このように構成することにより、連写コマ速が低下した場合には待機時間にLV画像を表示させるので、使用者は被写体を適切に追うことが可能になる。
 〔3.実施の形態3〕
 図11及び図12を用いて本開示の実施の形態3について説明する。なお、実施の形態1及び2と同じ部分に関しては、図面の対応する箇所に同じ番号を付し、重複する説明を省略する。
 〔3-1.動作〕
 図11は、バッファ300の空き容量の概要を示す図である。本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、バッファ300の空き容量に応じて連写時の表示切替動作を行う。
 連写撮影によって順次得られる画像データは、都度、バッファ300に格納される。最初の一枚目の撮影により得られた画像データがバッファ300に格納されるまでは、バッファ300内の画像データを格納するディレクトリは空である。即ち、図11に示すバッファ保存量はゼロ(0)である。
 連写撮影が開始されると、図11の矢印に示すように、バッファ300に画像データが順次格納されていく。このとき、バッファ300に一旦格納された画像データは、順次、メモリカード505に保存されていく。しかし、画像データがメモリカード505に保存されるのに要する時間は、画像データがバッファ300に格納されるのに要する時間より長いので、バッファ300の保存量は次第に多くなっていくことがある。
 本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、バッファ300の保存量が所定の閾値B1より多くなると、連写撮影にブレーキをかけてコマ速を低下させ、モニタ502に表示させる画像を切り替える。具体的な切替動作については後述する。
 連写撮影にブレーキをかけてコマ速を低下させた状態でさらに連写撮影を継続して行うと、次第にバッファ300に格納される画像データのデータ量が減少することがある。これは、メモリカード505への保存に要する時間よりも長い時間連写撮影にブレーキをかけることで実現できる。
 本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、バッファ300の保存量が所定の閾値B2より少なくなると、連写撮影のブレーキを解除し、モニタ502に表示させる画像を再び切り替える。具体的な切替動作については後述する。
 なお、図11に示すように、閾値B1は閾値B2よりも大きい方が好ましい。閾値B2の方が閾値B1より大きい値であると、バッファ保存量が閾値B2を下回り、撮影動作のブレーキを解除した後、再度ブレーキを掛ける判定を行うためにはバッファ保存量が閾値B1を下回っている必要がある。すると、閾値B1を下回らずにバッファ保存量がフルになってしまい、撮影を継続できない状態となる可能性がある。
 次に図12を用いて、本実施の形態におけるデジタルカメラ10の連写撮影時の表示切替動作について説明する。図12のステップT105までは、図9と同様の動作を行うものとして、説明を省略する。
 CPU503は、レリーズ釦507の押下操作を受け付けると、バッファ300の保存量が所定の閾値B1以上であるかを検知する(ステップT306)。バッファ300の保存量が所定の閾値B1以上でないとき(ステップT306におけるNo)、CPU503は、ステップT201に戻って撮影動作を継続する。
 バッファ300の保存量が所定の閾値B1以上であるとき(ステップT306におけるYes)、CPU503は次のコマの撮像動作と共に、モニタ502にBO画像を表示する(ステップT307)。このとき、図示していないが、バッファ300に十分な空き容量が確保されるまで待機する。撮像された画像データは、バッファ300に一時保存される(ステップT308)。その後、メモリカード505への書き込み(ステップT309)が行われる。メモリカード505への書き込みと共に、CPU503は、CMOSセンサ501により生成される画像データをもとにLV画像をモニタ502に表示する(ステップT310)。
 メモリカード505への書き込みが終了すると、CPU503は、バッファ300の保存量が閾値B2以下であるかを検出する(ステップT311)。バッファ300の保存量が閾値B2以下でないとき(ステップT311におけるNo)、CPU503は、レリーズ釦507が押下されているかを検知する(ステップT312)。レリーズ釦507が押下されていると(ステップT312におけるYes)、CPU503はステップT307に示す動作を行う。レリーズ釦507が押下されていないとき(ステップT312におけるNo)、CPU503は、ステップT100に戻り、次の撮影指示を待つ。
 バッファ300の保存量が閾値B2以下であるとき(ステップT311におけるYes)、即ち、バッファ300に十分な空き容量が確保されていると判断するとき、CPU503は、レリーズ釦507が押下されているかを検知する(ステップT313)。レリーズ釦507が押下されている時(ステップT313におけるYes)、CPU503はステップT201に示す撮像動作を行う。レリーズ釦507が押下されていないとき(ステップT313におけるNo)、CPU503は、ステップT100に戻り、次の撮影指示を待つ。
 〔3-2.効果等〕
 以上説明したように、本実施の形態におけるデジタルカメラ10は、バッファ300の保存量に閾値を設け、バッファ300の保存量に応じて撮像動作及びモニタ502の表示を切り替える構成とした。このようにすることで、バッファ300がフルになる前に撮影動作にブレーキを掛けることができるので、バッファ300への負担を軽減することができる。更に、バッファ300に十分な空き容量が確保されるまで撮影動作のブレーキを解除しないので、不必要な表示切替の頻度を軽減することができる。
 なお、本実施の形態において、バッファ300の保存量の閾値B1が閾値B2より大きい量となるように構成したが、本開示はこれに限定されるものではない。閾値B1が閾値B2より小さい値として切替条件を調整しても構わないし、閾値B1と閾値B2を同じ値としても構わない。
 また、本実施の形態では、バッファ300の保存量に対して閾値を設けたが、バッファ300の残容量に対して閾値を設けても良い。
 また、本実施の形態において、撮像動作は共にノーマリオープン撮像動作であるとしたが、本開示はこれに限定されるものではない。実施の形態1のようにノーマリオープン撮像動作とノーマリクローズ撮像動作とを切り替えるものとしても構わない。
 〔4.他の実施形態〕
 以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1~3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1~3で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
 実施の形態1~3におけるデジタルカメラ10は、バッファ300の保存量がフルになる、或いは所定量を上回った場合、撮像動作中はモニタにBO画像を表示するものとしたが、本開示はこれに限定されるものではない。デジタルカメラ10は、このような場合にモニタにAV画像を表示するようにしても構わないし、撮影条件などの所定のデータを表示させるようにしても構わない。または、デジタルカメラ10は、LV画像のラストフレームの画像を表示するようにしても構わない。
 実施の形態1~3におけるデジタルカメラ10は、フォーカルプレーンシャッタ機構を有するものとしたが、本開示はこれに限定されるものではない。デジタルカメラ10は、電子先幕・メカ後幕の単幕シャッタを用いても構わない。また、デジタルカメラ10は、電子シャッタのみを用いても構わない。
 実施の形態1~3におけるデジタルカメラ10は、バッファ300の保存量に応じてシャッタ駆動及びモニタ表示を切り替える構成としたが、本開示はこれに限定されるものではない。チャージモータ201が熱を帯びた場合や、機械的要因などにより連写の撮影速度を落とす必要が生じた場合に、モニタ表示を切り替えるようにしても構わない。
 実施の形態1~3では、レンズ交換式のデジタルカメラ10であるとしたが、本開示はこれに限定されるものではない。レンズ一体式のデジタルカメラや、スマートフォンなどを用いるようにしても構わない。
 本開示は、連写可能な撮像装置、特にデジタルカメラ、スマートフォンなどに適用可能である。
 10 デジタルカメラ
 11 開口
 21 後幕
 26 後幕用電磁石
 31 先幕
 36 先幕用電磁石
 85 シャッタ駆動機構
 100 メカシャッタ
 200 チャージブロック
 201 チャージモータ
 300 バッファ
 400 ポジションセンサ
 501 CMOSセンサ
 502 モニタ
 503 CPU
 504 スロット
 505 メモリカード
 506 電源
 507 レリーズ釦
 600 交換レンズ
 700 カメラボディ

Claims (10)

  1.  被写体を撮像して画像データを生成する撮像部と、
     前記撮像部により得られた画像データを記録する記録部と、
     前記撮像部により得られた画像データのリアルタイム動画像であるライブビュー画像と、前記記録部に記録される静止画像であるアフタービュー画像と、を表示可能な表示部と、
     前記撮像部及び前記表示部を制御する制御部と、を備え、
     前記制御部は、
      前記撮像部に第1周期で連続的に撮像動作を行わせた後、前記第1周期よりも長い第2周期で前記撮像部に連続的に撮像動作を行わせ、
      前記撮像部が前記第1周期で撮像動作を行っているときは前記表示部に第1表示状態を取らせる一方、
      前記撮像部が前記第2周期で撮像動作を行っているときは前記表示部に前記第1表示状態とは異なる第2表示状態を取らせる、
    撮像装置。
  2.  前記制御部は、前記第1表示状態として、撮像動作に連動して前記アフタービュー画像を前記表示部に表示させる、
     請求項1に記載の撮像装置。
  3.  前記制御部は、前記撮像部が前記第2周期で連続的に撮像動作を行っているとき、各撮像動作の間に待機動作を設け、
     前記第2表示状態として撮像動作時と待機動作時とで異なる画像を前記表示部に表示させる、
     請求項1に記載の撮像装置。
  4.  前記制御部は、前記第2表示状態として、待機動作時には前記表示部に前記ライブビュー画像を表示させる、
     請求項3に記載の撮像装置。
  5.  前記制御部は、前記第2表示状態として、撮像動作中には前記表示部に前記撮像部で撮像された画像を表示しない、
     請求項4に記載の撮像装置。
  6.  前記制御部は、前記第2表示状態として、撮像動作中には前記表示部に前記アフタービュー画像を表示する、
     請求項4に記載の撮像装置。
  7.  前記撮像部は、開口と、前記開口を覆う状態と前記開口から退避した状態とに駆動可能な先幕及び後幕を有するシャッタ機構を更に備え、
     前記制御部は、撮像動作に移る準備動作中に、前記先幕及び前記後幕が前記開口から退避した状態を取るノーマリオープン駆動と、前記先幕及び前記後幕が前記開口から退避した状態を取らないノーマリクローズ駆動とを前記シャッタ機構に選択的に行わせ、
     前記撮像部が前記第1周期で撮像動作を行っているときは前記シャッタ機構にノーマリクローズ駆動をさせる一方、
     前記撮像部が前記第2周期で撮像動作を行っているときは前記シャッタ機構にノーマリオープン駆動をさせる、
     請求項1に記載の撮像装置。
  8.  前記記録部は、前記撮像部により得られた画像データを一時的に格納するバッファであり、
     前記制御部は、前記バッファの保存量が第1の量を閾値として、前記撮像部を前記第1周期で駆動させるか、前記第2周期で駆動させるかを制御する、
     請求項1に記載の撮像装置。
  9.  前記制御部は、前記バッファの保存量に応じて前記撮像部を前記第2周期で駆動させている際に、
     前記バッファの保存量である第2の量を閾値として、前記撮像部を前記第2周期で駆動させるか、前記第1周期で駆動させるかを制御する、
     請求項8に記載の撮像装置。
  10.  前記第1の量は、前記第2の量より多い量である、
     請求項9に記載の撮像装置。
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