JP4793041B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
次に、第2の発明の記録装置は、撮像素子を有し、画像を撮像素子に記録する記録装置であって、上記撮像素子を載置する載置台と、該載置台を移動自在に支持し前記載置台が移動するときに、外力に抗する摩擦力を発生する摩擦部材を備えた支持手段と、上記載置台を上記支持手段上で移動させる駆動手段と、装置本体若しくは装置本体の一部の振動を検知する検知手段と、該検知手段の検知に基づき上記駆動手段の動作量を決定する駆動制御手段と、上記載置台の移動量を検知する移動量検知手段と、を有し、上記駆動制御手段は、上記移動量検知手段により上記載置台が所定の動作量を移動したことが検知された時に、上記駆動手段の駆動を停止し、撮影開始に先立って上記移動量検知手段による上記載置台の位置検知結果が所定範囲内にないときに上記駆動手段を駆動して上記載置台を所定位置に移動させ、前記支持手段は、前記駆動手段の駆動が停止された状態では前記外力に抗する摩擦力によって前記載置台を停止した状態で支持するように構成される。
(第1の実施の形態)
図1は、記録装置としての例えばデジタルカメラにおける手ぶれ補正機構1の概略構成を示している。この手ぶれ補正機構1は、CCD(撮像素子)4を搭載するステージ21と、このステージ21を、ガイド部21a,21bを介してY方向(図1の上下方向)に移動自在に支持する略平行なシャフト24a,24bを有している。このステージ21は、装置本体側に装着されたバネ(捩りコイルバネ)22の弾性力により、ガイド部21bを介してシャフト24bに向けて常時付勢力が付与されている。
同図において、シャフト24aに支持されたガイド部21a(図2の左側)には、バネ(圧縮)23によって軸方向の押圧力が付与されている。そして、ステージ21がY方向(図2の上下方向)に移動しようとするとき、1対のバネ(圧縮)23,23の付勢力によって、ガイド部21aにはステージ21を常時中心側(後述するホームポジション側)に復帰させる力が作用している。
同図において、ステージ21のY方向の一端側(図3の下方向)には、Z方向(図3の右方向)に突出する壁面21cが形成されていて、この壁面21cで囲まれた空間にコイル27が収容されている。一方、このコイル27を所定間隔を隔てて両側から挟むように、永久磁石(NS)25とヨーク26が対向配置されている。
この手ぶれ補正機構1は、手ぶれ状態を検出する移動量検出部(角速度センサ)11と、この移動量検出部11にて検出された信号を取り込む制御部(CPU)10と、この制御部10で演算された駆動力信号を取り込むアクチュエータドライバ12と、このアクチュエータドライバ12によって駆動されるアクチュエータ20と、ステージ21の実際の移動位置を検出する位置検出部14と、を備えている。
上記構成により、ユーザにて発生した手ぶれ状態は、移動量検出部(角速度センサ)11から電圧値の可変データとして制御部10に入力され、ここで、どれくらいの力でアクチュエータ20を駆動するのかを判断(演算)した後、その指令信号をアクチュエータドライバ12に出力してアクチュエータ20を駆動する。また、ステージ21の移動位置を位置検出部14で監視し、制御部(CPU)10において、所望の位置に移動するように制御する。
最初に、ユーザがデジタルカメラ等のシャッタを押し始めると、ハードウェア割り込みが発生し、本実施の形態の「手ぶれ補正制御プログラム」が呼び出される。この「手ぶれ補正制御プログラム」において、S1(ステップ1)では、手ぶれ補正を行うか否かはユーザが指定するため、ここで「手ぶれ補正」モード中かどうかが判断される。
次に、S2では、移動量検出部(角速度センサ)11によって検出された手ぶれの移動量を、電圧値のアナログデータとして取得し、S3に進む。このS3では、検出された手ぶれの移動量を4ビットのディジタルデータの補正値として算出し、S4に進む。S4では、算出した補正値より、アクチュエータ20の駆動に必要な電流値と通電時間を取得し、S5に進む。
アクチュエータ20への通電を弱通電にすると、ステージ21に対する推進力と持ち上げ力が弱くなるため、及びマット28の摩擦力の作用により、ステージ21の移動も停止される。なお、ここで「弱通電」とは、図6で求めた電流値又は電圧を下げたり、パルス駆動方法を採る等の手段で駆動することをいう。
本変形例においては、S1〜S5まで、及びS9とS10は、前述した図5のフローチャートと同様であるので、その説明を省略する。
(第2の実施の形態)
図12は、第2の実施の形態のフローチャートを示している。
すなわち、図5のフローチャートのS7においては、アクチュエータ20への通電を弱通電としていたのを、本実施の形態のS7では通電停止としている。これにより、ステージ21をマット28の摩擦力で重力に抗して所望の位置に留めるようにしたものである。
また、図5のフローチャートのS11においては、アクチュエータ20をOffとしていたのを、本実施の形態では、これに相当するステップを削除している。その理由は、S7でアクチュエータ20への通電を停止しているので、もはやアクチュエータ20をOffにする必要はないからである。
この変形例では、第1の実施の形態の変形例である図11のフローチャートと以下の点で相違する。
また、図12及び図13に示したフローチャートでは、ステージ21が所望の位置に達したときにアクチュエータ20への通電を完全にオフにしているが、次の撮影のときに、図14のフローチャートに示した処理を行う点に特徴を有している。
なお、以上説明した第1と第2の実施形態の手ぶれ補正動作においては、CCD4(ステージ21)を上下方向(Y方向)に移動させる例(縦ブレ)について説明したが、これに限ることなく、例えばCCD4を横方向(X方向)に移動させる例(横ブレ)においても適用することができる。
4 CCD(撮像素子)
10 制御部(CPU)
11 移動量検出部(角速度センサ)
12 アクチュエータドライバ
14 位置検出部
15 電源部
20 アクチュエータ
21 ステージ
21a ガイド部
21b ガイド部
22 バネ
23 バネ
24a シャフト
24b シャフト
25 永久磁石
26 ヨーク
27 コイル
28 マット
Claims (4)
- 撮像素子を有し、該撮像素子に画像を記録する記録装置であって、
前記撮像素子を載置する載置台と、
該載置台を移動自在に支持しその移動するときに外力に抗する摩擦力を発生する摩擦部材を備えた支持手段と、
前記載置台を印加エネルギーに応じて前記支持手段上で移動させる駆動手段と、
装置本体又は装置本体の一部の振動を検知する検知手段と、
該検知手段の検知に基づき前記駆動手段の動作量を決定する駆動制御手段と、
前記載置台の移動量を検知する移動量検知手段と、を有し、
前記駆動制御手段は、前記移動量検知手段により前記載置台が所定量移動したことが検知されたことに基づき、前記駆動手段への印加エネルギーを小さく設定し、
前記支持手段は、前記駆動手段への印加エネルギーが小さく設定された状態では前記外力に抗する摩擦力によって前記載置台を停止した状態で支持する
ことを特徴とする記録装置。 - 前記外力はバネの付勢力である、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 撮像素子を有し、画像を撮像素子に記録する記録装置であって、
前記撮像素子を載置する載置台と、
該載置台を移動自在に支持し前記載置台が移動するときに外力に抗する摩擦力を発生する摩擦部材を備えた支持手段と、
前記載置台を前記支持手段上で移動させる駆動手段と、
装置本体若しくは装置本体の一部の振動を検知する検知手段と、
該検知手段の検知に基づき前記駆動手段の動作量を決定する駆動制御手段と、
前記載置台の移動量を検知する移動量検知手段と、を有し、
前記駆動制御手段は、前記移動量検知手段により前記載置台が所定の動作量移動したことが検知された時に、前記駆動手段の駆動を停止し、撮影開始に先立って前記移動量検知手段による前記載置台の位置検知結果が所定範囲内にないときに前記駆動手段を駆動して前記載置台を所定位置に移動させ、
前記支持手段は、前記駆動手段の駆動が停止された状態では前記外力に抗する摩擦力によって前記載置台を停止した状態で支持する
ことを特徴とする記録装置。 - 前記外力は重力である、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
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JP2006076507A JP4793041B2 (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 記録装置 |
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