JP2010145969A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画撮影に対応した露光制御を可能にし、且つ、静止画撮影に適したシャッタ動作を行うことができるようにすること。
【解決手段】光量調整装置は、羽根部材と、ステッピングモータと、制御部を備えている。羽根部材は、絞り開口を形成し、ステッピングモータは、羽根部材を移動させて絞り開口を開閉させる。制御部は、ステッピングモータの駆動を制御し、絞り開口を閉じる場合は、ステッピングモータに作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した(A点)後にステッピングモータの回転速度を速くする。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズを介して取り込まれる光の量を調整する光量調整装置及びその光量調節装置を用いた撮像装置に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置には、レンズを介して取り込まれた光の量を調整する光量調整装置が設けられている。一般に、光量調整装置は、レンズの光軸上に配置される羽根部材と、この羽根部材を移動させて絞り開口の径を変化させる駆動部を有している。
光量調整装置の駆動部としては、例えば、ステッピングモータが用いられている。
従来の撮像装置では、光量調整装置のステッピングモータを常に一定の速度で駆動させ、開口を開放状態から全閉状態に変化させることにより静止画を撮影していた。ところが、開口を開放状態から全閉状態にするまでの羽根部材の移動量が大きいと、開口を通過する光量の変化が波を打つような曲線になり、露光時間が長くなる。
露光時間(シャッタ速度)が長くなると、露光の再現性が低下し、画像の画質が劣化してしまう。また、シャッタ速度が撮像装置の垂直同期信号の周期よりも長くなると、露光中に画像の切り替りが発生してしまうため、撮像装置の露光制御が煩雑になってしまう。
ここで、開口を通過する光量の変化について、図7を参照して説明する。図7は、ステッピングモータを常に一定の速度で駆動させた場合における実際の光量変化とマイクロコンピュータからの指令通りの光量変化との関係を示す図である。
例えば、ステッピングモータの駆動軸と、この駆動軸の回転を羽根部材の移動に変換する部材との間に摩擦抵抗が生じる。そのため、実際の光量変化は、動作の開始を示す指令がステッピングモータに伝わったタイミング(トリガ)から遅れて開始される(状態a)。そして、指令通りの光量変化に追いつこうとして、ステッピングモータの駆動速度が速くなり、実際の光量変化は、指令通りの光量変化よりも速く変化する(状態b)。
その後、指令通りの光量変化に追いつくと、指令通りの光量変化よりも速く変化することはできないため、ステッピングモータの駆動速度が遅くなり、実際の光量変化は、過渡応答しながら指令通りの光量変化と略等しい速さで変化する(状態c)。このように、実際の光量変化は、指令通りの光量変化に対して過渡応答するため、波を打つような曲線になり、露光時間が長くなる。
上述したような露光時間が長くなることを回避するには、ステッピングモータの電気的周期を短くすることが考えられる。ステッピングモータの電気的周期を短くする技術としては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された技術では、2組の電磁石への通電条件で決定される光量調節状態におけるコイルへの通電位相よりも、電気角で90度、閉じ方向へ進んだ通電位相を閉じ状態へ駆動する際の初期通電位相としている。
特開2004−12938号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術のように、ステッピングモータの電気周期を短くすると、ステッピングモータの回転角度に対する光量変化が大きくなってしまう。そのため、このようなステッピングモータを用いた光量調整装置では、ステッピングモータの停止精度及び回路の分解能によって露光の分解能が制約される。
露光の分解能が制約されると、動画の撮影に対応した露光制御を行うことが難しくなり、適切な露光量を得ることができなくなる。したがって、撮像装置にステッピングモータの電気周期を短くした光量調整装を撮像装置に適用すると、撮影された動画に露出オーバー或いは露出アンダーが生じ易くなるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、動画撮影に対応した露光制御を可能にし、且つ、静止画撮影に適したシャッタ動作を行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の光量調整装置は、羽根部材と、ステッピングモータと、制御部を備えている。羽根部材は、絞り開口を形成し、ステッピングモータは、羽根部材を移動させて絞り開口を開閉させる。制御部は、ステッピングモータの駆動を制御し、絞り開口を閉じる場合は、ステッピングモータに作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後にステッピングモータの回転速度を速くする。
本発明の撮像装置は、レンズ鏡筒と、レンズ鏡筒を支持する装置本体を備えている。レンズ鏡筒には、レンズと、レンズを介して取り込まれる光の量を調整する光量調整装置とが設けられている。そして、光量調整装置は、羽根部材と、ステッピングモータと、制御部を有している。光量調整装置の羽根部材は、絞り開口を形成し、ステッピングモータは、羽根部材を移動させて絞り開口を開閉させる。制御部は、ステッピングモータの駆動を制御し、絞り開口を閉じる場合は、ステッピングモータに作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後にステッピングモータの回転速度を速くする。
本発明の光量調整装置及び撮像装置では、絞り開口を閉じる場合に、ステッピングモータに作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後でステッピングモータの回転速度を速くする。これにより、ステッピングモータを一定の速度で回転させて絞り開口を閉じる場合よりも、絞り開口を閉じるまでに要する時間が短くなる。しかも、ステッピングモータの電気的周期を短くする必要がなく、動画撮影に対応した露光制御を可能にする。
本発明の光量調整装置及び撮像装置によれば、動画撮影に対応した露光制御を可能にし、且つ、静止画撮影に適したシャッタ動作を行うことができる。
以下、本発明の撮像装置を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
[撮像装置の構成]
まず、本発明の撮像装置の一実施形態を示す撮像装置の構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の撮像装置の一実施形態の構成例を示すブロック図である。
撮像装置1は、光学的な像をCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子で電気的な信号に変換して情報記録媒体に記録可能に構成されている。また、撮像装置1は、固体撮像素子で変換された電気的な信号に基づいて、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示部に画像を表示するようになっている。
撮像装置1は、レンズ鏡筒2と、このレンズ鏡筒2を支持する装置本体3を備えている。レンズ鏡筒2は、光軸L上に配置された6組のレンズ群5〜10と、レンズ群5〜10を介して取り込まれる光の量を調整する光量調整装置4と、レンズ群5〜10を固定又は移動可能に支持する鏡筒ケース12とを有している。
第1レンズ群5は、鏡筒ケース12に固定されており、被写体に対向される。この第1レンズ群5を通過した光は、第2レンズ群6に入射する。第2レンズ群6は、第1の移動枠14に固定されている。この第1の移動枠14は、鏡筒ケース12に設けられた第1のアクチュエータ15により、光軸L方向へ所定範囲内で進退移動可能に構成されている。
第1のアクチュエータ15は、モータ16と、このモータ16の回転軸として設けられたねじ軸17と、このねじ軸17に係合される送りナット18を有している。送りナット18は、第1の移動枠14に固定されることにより、ねじ溝が延びる方向へ移動できないようになっている。
モータ16を駆動させると、ねじ軸17の回転力が送りナット18に伝達される。これにより、送りナット18は、所定位置で回転するねじ軸17の軸方向へ移動し、送りナット18と共に第1の移動枠14が光軸L方向へ移動する。つまり、第2レンズ群6は、ねじ軸17の回転方向に応じて第1レンズ群5に近づく方向と第3レンズ群7に近づく方向とに選択的に移動される。なお、鏡筒ケース12には、第2レンズ群6の位置を検出するセンサ19が設けられている。
第3レンズ群7は、鏡筒ケース12に固定されている。この第3レンズ群7と第2レンズ群6との間には、光量調整装置4の調整装置本体41が配置されている。この調整装置本体41については、後で説明する。第3レンズ群7を通過した光は、第4レンズ群8に入射する。第4レンズ群8は、第2の移動枠21に固定されている。この第2の移動枠21は、鏡筒ケース12に設けられた第2のアクチュエータ22により、光軸L方向へ所定範囲内で進退移動可能に構成されている。
第2のアクチュエータ22は、第1のアクチュエータ15と同様に、モータ23と、このモータ23の回転軸として設けられたねじ軸24と、このねじ軸24に係合される送りナット25を有している。この第2のアクチュエータ22の動作は、第1のアクチュエータ15の動作と同じである。つまり、第4レンズ群8は、ねじ軸24の回転方向に応じて第3レンズ群7に近づく方向と第5レンズ群9に近づく方向とに選択的に移動される。なお、鏡筒ケース12には、第4レンズ群8の位置を検出するセンサ26が設けられている。
第5レンズ群9は、鏡筒ケース12に固定されている。第5レンズ群9を通過した光は、第6レンズ群10に入射する。第6レンズ群10は、振動等によって生じる像のぶれを補正するための補正レンズである。この第6レンズ群10は、像ぶれ補正装置27の一部を構成している。
像ぶれ補正装置27は、装置本体3に手の震え等によるぶれが生じたときに、そのぶれに対応して第6レンズ群10を移動させて像ぶれを補正する。この像ぶれ補正装置27は、第6レンズ群10を保持するレンズ保持枠28と、レンズ保持枠28を光軸Lに直交する平面上で移動させる補正用アクチュエータ29を備えている。
補正用アクチュエータ29は、例えば、レンズ保持枠28に固定されるマグネットと、レンズ保持枠28を移動可能に支持する支持部材(不図示)に固定されるコイルから構成される。また、像ぶれ補正装置27には、第6レンズ群10の位置を検出するセンサ30が設けられている。
第6レンズ群10の後方には、固体撮像素子31が配置されている。この固体撮像素子31は、取付用アダプタ(不図示)に固定されており、この取付用アダプタを介して鏡筒ケース12に取り付けられている。固体撮像素子31は、6組のレンズ群5〜10を含む光学系によって導かれた被写体の像(光)を電気的な画像信号に変換する。また、装置本体3には、制御部32が設けられている。この制御部32については、後で説明する。
[光量調整装置の構成]
次に、光量調整装置4の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図2は、光量調整装置4の調整装置本体41を示す斜視図である。
図1に示すように、光量調整装置4は、調整装置本体41と、ステッピングモータ42と、撮像装置1に設けた制御部32の一部を構成するマイクロプロセッサ51及びステッピングモータ駆動回路56を備えている。つまり、光量調整装置4の制御部は、マイクロプロセッサ51と、ステッピングモータ駆動回路56から構成されている。
図2に示すように、調整装置本体41は、ベース部44と、一対の羽根部材45,46と、一対の羽根部材45,46の移動を案内する移動機構(不図示)を備えている。
ベース部44は、適当な厚みを有する略長方形の板体からなり、固定ねじ(図示せず)によって鏡筒ケース12に固定されている。ベース部44の一方の面44aは、第2レンズ群6に対向され、他方の面は第3レンズ群7に対向される。このベース部44の略中央には、光路用孔47が設けられている。また、ベース部44の一方の面44aには、モータ取付台43を介してステッピングモータ42が固定されている。
一対の羽根部材45,46は、略長方形のシート状に形成されており、ベース部44の他方の面に配置されている。本実施の形態では、ポリエチレンテレフタレートにカーボンを混合したものによって一対の羽根部材45,46を形成し、帯電防止が図られている。羽根部材45,46は、光路用孔47に対向する位置において、絞り開口48を形成する。この絞り開口48は、一対の羽根部材45,46の移動により大きさが変化する。なお、調整装置本体41には、絞り開口48の口径を検出するセンサ49が設けられている。
調整装置本体41の移動機構は、一対の羽根部材45,46にそれぞれ設けられたカム溝(不図示)と、このカム溝にそれぞれ係合される2つのカムピンを有するアーム(不図示)からなっている。アームは、ステッピングモータ42の駆動軸に固定されている。
ステッピングモータ42の駆動軸が回転することによりアームが回動し、カムピン及びカム溝を介して羽根部材45,46が互いに逆向きに直線移動するようになっている。羽根部材45,46が互いに逆向きに直線移動すると、絞り開口48は、開放状態又は全閉状態の何れかの状態になる。つまり、絞り開口48の状態は、マイクロプロセッサ51がステッピングモータ42を駆動制御することで変化する。なお、開放状態において、絞り開口48は、予め定められた複数の口径のうちの何れかの口径になる。
なお、移動機構は、ステッピングモータ42の駆動軸が回転することにより羽根部材45,46を移動させるものであればよく、従来から知られているさまざまな構造を採用することができる。
[制御部の構成]
次に、装置本体3に設けられた制御部32の構成について、図1を参照して説明する。
制御部32は、マイクロプロセッサ51と、信号処理回路52と、第1のアクチュエータ駆動回路53と、第2のアクチュエータ駆動回路54と、補正用アクチュエータ駆動回路55と、ステッピングモータ駆動回路56を有している。
マイクロプロセッサ51は、制御部32の中心的な役割を担っている。このマイクロプロセッサ51は、メモリ58を備えている。メモリ58は、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)からなる。ROMには、マイクロプロセッサ51において実行されるプログラムや、その処理に必要なデータ等が格納されている。RAMは、マイクロプロセッサ51がプログラムを実行する際に一時的にデータを格納するために使用される。
マイクロプロセッサ51には、センサ19,26,30,49が接続されている。さらに、マイクロプロセッサ51には、信号処理回路52と、第1のアクチュエータ駆動回路53と、第2のアクチュエータ駆動回路54と、補正用アクチュエータ駆動回路55と、ステッピングモータ駆動回路56が接続されている。
信号処理回路52は、鏡筒ケース12に取り付けられた固体撮像素子31に増幅器(図示せず)を介して接続されている。固体撮像素子31から出力された電気信号は、増幅器によって増幅され、信号処理回路52に入力される。信号処理回路52は、供給された電気信号を処理して画像信号を生成し、マイクロプロセッサ51に出力する。
マイクロプロセッサ51は、信号処理回路52から供給された画像信号に基づいて画像データを生成し、モニタ駆動部(図示せず)に出力する。また、マイクロプロセッサ51は、生成した画像データを、情報記録媒体(図示せず)に記録したり、情報記録媒体に記録された画像データを読み出したりする。
マイクロプロセッサ51は、センサ19で検出された第2レンズ群6の位置と、信号処理回路52から供給された画像信号などに基づいて所定の演算処理を行い、第2レンズ群6を移動させるための制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を第1のアクチュエータ駆動回路53へ出力する。第1のアクチュエータ駆動回路53は、第1のアクチュエータ15のモータ16に接続されている。この第1のアクチュエータ駆動回路53は、供給された制御信号に基づいてモータ16を駆動させ、第2レンズ群6を光軸L方向に移動させる。
マイクロプロセッサ51は、センサ26で検出された第4レンズ群8の位置と、信号処理回路52から供給された画像信号などに基づいて所定の演算処理を行い、第4レンズ群8を移動させるための制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を第2のアクチュエータ駆動回路54へ出力する。第2のアクチュエータ駆動回路54は、第2のアクチュエータ22のモータ23に接続されている。この第2のアクチュエータ駆動回路54は、供給された制御信号に基づいてモータ23を駆動させ、第4レンズ群8を光軸L方向に移動させる。
マイクロプロセッサ51は、センサ30で検出された第6レンズ群10の位置と、装置本体3に生じた振動と、信号処理回路52から供給された画像信号などに基づいて所定の演算処理を行い、第6レンズ群10を移動させるための制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を補正用アクチュエータ駆動回路55へ出力する。なお、装置本体3に生じた振動は、ジャイロセンサや加速度センサなどの振動検出部(不図示)によって検出される。
補正用アクチュエータ駆動回路55は、補正用アクチュエータ29(例えば、コイル)に接続されている。この補正用アクチュエータ駆動回路55は、マイクロプロセッサ51から供給された制御信号に基づいて補正用アクチュエータ29を駆動させ、光軸L方向に直交する方向に第6レンズ群10を移動させる。
マイクロプロセッサ51は、センサ49で検出された絞り開口48の口径と、シャッタ動作の指令、信号処理回路52から供給された画像信号などに基づいて所定の演算処理を行い、一対の羽根部材45,46を移動させるための制御信号を生成する。そして、生成した制御信号をステッピングモータ駆動回路56へ出力する。
ステッピングモータ駆動回路56は、ステッピングモータ42に接続されている。このステッピングモータ駆動回路56は、供給された制御信号に基づいてステッピングモータ42を駆動させ、一対の羽根部材45,46によって形成される絞り開口48の口径を変化させる。
マイクロプロセッサ51のメモリ58には、絞り開口48の各口径から全閉状態にする場合のステッピングモータ42の回転速度と、各口径に応じた最高速度とが予め格納されている。マイクロプロセッサ51は、ステッピングモータ42の回転速度と、各口径に応じた最高速度に基づいて所定の演算処理を行い、絞り開口48を開放状態から全閉状態にする(シャッタ動作を行う)ための制御信号を生成する。
マイクロプロセッサ51は、シャッタ動作におけるステッピングモータ42の回転角が以下の条件式を満たす場合に、シャッタ動作の途中からステッピングモータ42の回転速度を速くするような制御信号を生成する。
ステッピングモータ42の回転角≧(360/着磁極数)×コイルの数
上記条件式の右辺である(360/着磁極数)×コイルの数は、ステッピングモータ42の電気的周期の1周期に相当する。つまり、マイクロプロセッサ51は、シャッタ動作においてステッピングモータ42の電気的周期が1周期以上あるとき、シャッタ動作の途中からステッピングモータ42の回転速度を速くするような制御信号を生成する。
そして、ステッピングモータ42の回転速度の切り替えは、ステッピングモータ42に作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後に行うように設定されている。このような制御信号に基づいてシャッタ動作を行うと、ステッピングモータ42の回転速度を一定にした指令でシャッタ動作を行う場合よりも、シャッタ動作を速く完了させることができる。なお、メモリ58には、ステッピングモータ42の電気的周期が1周期以上ある各口径に対応する回転速度の切り替え時間と、切り替え後の回転速度が格納されている。
[測定例]
次に、ステッピングモータ42の回転速度を速くしたときの絞り開口48が全閉状態になるまでの時間について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、ステッピングモータ42の回転速度を速くする切り替え時間(タイミング)を変化させ、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間を測定した測定結果を示す表である。図4は、回転速度を一定にした指令で絞り開口48を全閉状態にした場合の光量の変化を示す図である。
この測定では、ステッピングモータ42の回転速度を速くする切り替え時間を変化させ、絞り開口48が所定の開放状態から全閉状態になるまでの時間(シャッタ時間)を測定した。本実施の形態において、切り替え時間Tは、回転速度を一定にした指令でシャッタ動作を行う場合において、シャッタ動作の開始から光量が90%になったときまでの時間(以下、「基準時間」という)T1を用いて表す。すなわち、切り替え時間Tは、
T=αT1
によって表す。
なお、切り替え時間Tを表すための基準時間は、基準時間T1に限定されるものではなく、任意に設定することができる。例えば、切り替え時間Tを表すための基準時間は、シャッタ動作の開始から光量が80%になったときの時間T2としてもよい。その場合、切り替え時間Tは、
T=βT2
により表される。
本実施の形態では、T2=1.3T1となる。
また、本実施の形態では、切り替え時間T後のステッピングモータ42の回転速度(第2の回転速度)を、切り替え時間Tより前のステッピングモータ42の回転速度(第1の回転速度)の約1.3倍に設定している。なお、本発明に係る第2の回転速度は、ステッピングモータ単体の自起動電圧、カム溝の圧力角、羽根部材に対する摩擦負荷などを考慮して適宜設定することができる。
以下、回転速度を一定にした指令で絞り開口48を開放状態から全閉状態になるまでの時間を「従来の全閉状態になるまでの時間」という。
図3に示すように、αが0.5である(T=0.5T1)ときは、一対の羽根部材45,46(シャッタ)が動かなかった。この理由は、一対の羽根部材45,46とアームとの間に静止摩擦が生じている状態でステッピングモータ42の回転速度を早くしても、そのときのトルクが静止摩擦の抵抗よりも小さいからである。したがって、切り替え時間Tは、静止摩擦が生じている時間内に設定することはできない。
一方、αが0.6である(T=0.6T1)ときは、図4に示すA点であり、ステッピングモータ42に作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した時間を示している。したがって、T=0.6T1の場合は、一対の羽根部材45,46(シャッタ)が動作する。このとき、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間は、従来の全閉状態になるまでの時間の90.8%であった。つまり、T=0.6T1にすると、従来の全閉状態になるまでの時間よりも速く全閉状態になった。
例えば、αが1.5である(T=1.5T1)場合は、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間が従来の全閉状態なるまでの時間の79.7%になり、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間が最も短かった。このとき、従来の全閉状態なるまでの時間に対する切り替え時間Tの割合が25.6%になる。したがって、従来の全閉状態なるまでの時間に対する切り替え時間Tの割合を約25%に設定すると、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間を効率よく短縮することができる。
また、αが3.0である(T=3.0T1)の場合は、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間が従来の全閉状態なるまでの時間の97.4%になった。つまり、T=3.0T1にすると、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間は、従来の全閉状態なるまでの時間と略同じになる。したがって、切り替え時間Tは、3.0T1以下にすることが好ましい(T≦3.0T1)。
T=3.0T1の場合は、従来の全閉状態なるまでの時間に対する切り替え時間Tの割合が51.1%になる。したがって、従来の全閉状態なるまでの時間に対する切り替え時間Tの割合を約50%(約半分)以下に設定すると、絞り開口48が全閉状態になるまでの時間を、従来の全閉状態なるまでの時間よりも短くすることができる。
[本実施の形態における光量変化]
次に、本実施の形態における光量の変化について、図5を参照して説明する。
図5(a)は、本実施の形態のシャッタ動作の光量変化と、従来のシャッタ動作の光量変化を示す図である。図5(b)は、ステッピングモータ42の回転速度を切り替える本実施の形態に係る指令に応じた駆動波形と、ステッピングモータ42の回転速度を一定にする従来の指令に応じた駆動波形を示す図である。
図5(a)に示す本実施の形態に係る光量変化は、T=1.5T1に設定した場合の光量変化である。切り替え時間Tでステッピングモータ42の回転速度を速くすると、光量は、波を打つような曲線にならずに滑らかに変化する。そのため、シャッタ動作が完了するまでに要する時間を、従来よりも短くすることができる。つまり、切り替え時間Tでステッピングモータ42の回転速度を速くすると、シャッタ動作を従来よりも速く完了させることができる。
一方、図5(b)に示すように、本実施の形態に係る指令に応じた駆動波形の周期(電気的周期)は、切り替え時間T後に短くなる。しかしながら、シャッタ動作が完了するまでのステッピングモータ42の回転角は変わらない。そのため、本実施の形態に係る指令に応じた駆動波形の数と、従来の指令に応じた駆動波形の数は変わらない。
例えば、本実施の形態に係る指令に応じた駆動波形の1周期より短い時間でシャッタ動作が完了する場合は、1周期より長い時間でシャッタ動作が完了する場合よりも、切り替え時間Tからシャッタ動作が完了するまでの時間が短くなる。そのため、駆動波形の1周期よりも短い時間でシャッタ動作が完了する場合は、切り替え時間Tでステッピングモータ42の回転速度を速くしても、従来よりもシャッタ時間を短くすることが難しくなる。
したがって、切り替え時間Tでステッピングモータ42の回転速度を速くする制御は、駆動波形(電気的周期)の1周期よりも長い時間でシャッタ動作が完了する場合に行うことが好ましい。
[静止画撮影処理]
次に、撮像装置1の制御部32によって行われる静止画撮影処理ついて、図6を参照して説明する。
図6は、制御部32によって行われる静止画撮影処理の例を示すフローチャートである。
撮像装置1の電源がオンされると、マイクロプロセッサ51は、露出設定を行う(ステップS1)。この処理では、撮影する環境に応じた露出値が設定される。次にマイクロプロセッサ51は、設定された露出値に基づいて、絞り値を決定する(ステップS2)。絞り値は、絞り開口48の口径を示す値である。したがって、ステップS2の処理により、絞り開口48の口径が決定される。
次に、マイクロプロセッサ51は、決定された口径の絞り開口48を開放状態から全閉状態にするまでに、ステッピングモータ42の電気的周期が1周期以上あるか否かを判別する(ステップS3)。絞り開口48を全閉状態にするまでに電気的周期が1周期以上あると判別したとき、マイクロプロセッサ51は、絞り値に応じたシャッタスピードをメモリ58から読み出す(ステップS4)。
その後、シャッタボタン(不図示)が操作されると、マイクロプロセッサ51は、ステッピングモータ42の駆動速度を変化させて羽根部材45,46を動作させる(ステップS5)。
つまり、マイクロプロセッサ51は、絞り開口48(シャッタ)の閉じ動作開始から切り替え時間Tが経過した後にステッピングモータ42の駆動速度を速くするような制御信号(指令)を生成し、ステッピングモータ駆動回路56へ出力する。そして、ステッピングモータ駆動回路56は、供給された制御信号に基づいてステッピングモータ42を駆動させ、一対の羽根部材45,46を移動させる。これにより、絞り開口48が全閉状態になり、シャッタ動作が完了する。
このシャッタ動作において、ステッピングモータ42は、切り替え時間Tが経過した後に回転速度を速くするような指令に基づいて駆動される。そのため、マイクロプロセッサ51からの指令がステッピングモータ42の駆動に対するブレーキになることを防止又は抑制することができる。その結果、絞り開口48を通過する光量は、波を打つような曲線にならずに滑らかに変化し、回転速度を一定にした指令に基づくシャッタ動作よりもシャッタ時間(速度)を速くすることができる。
一方、ステップS3の処理において、絞り開口48を全閉状態にするまでに電気的周期が1周期以上ではないと判別したとき、マイクロプロセッサ51は、絞り値に応じたシャッタスピードをメモリ58から読み出す(ステップS7)。
その後、シャッタボタンが操作されると、マイクロプロセッサ51は、ステッピングモータ42を一定の速度で動作させる(ステップS8)。つまり、マイクロプロセッサ51は、ステッピングモータ42を一定の速度で動作させる制御信号(指令)を生成し、ステッピングモータ駆動回路56へ出力する。そして、ステッピングモータ駆動回路56は、供給された制御信号に基づいてステッピングモータ42を駆動させ、一対の羽根部材45,46を移動させる。これにより、絞り開口48が全閉状態になり、シャッタ動作が完了する。
このシャッタ動作では、ステッピングモータ42の回転角が電気的周期の1周期に対応する回転角よりも小さい。つまり、ステッピングモータ42の電気的周期の1周期よりも短い時間でシャッタ動作が完了する。そのため、マイクロプロセッサ51からの指令がステッピングモータ42の駆動に対するブレーキになる前に、シャッタ動作が完了する。
ステップS5の処理の後、又はステップS8の処理の後、マイクロプロセッサ51は、画像を取り込み、その画像を情報記録媒体に記録する(ステップS9)。つまり、マイクロプロセッサ51は、信号処理回路52から供給された画像信号に基づいて画像データを生成し、その画像データを情報記録媒体に記録する。
[実施形態の効果]
本実施の形態の光量調整装置及び撮像装置によれば、絞り開口48を閉じる場合に、ステッピングモータ42に作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後でステッピングモータ42の回転速度を速くする。これにより、マイクロプロセッサ51からの指令がステッピングモータ42の駆動に対するブレーキになることを防止又は抑制することができる。したがって、実際の光量変化が指令どおりの光量変化に対して過渡応答することを抑制することができる。
その結果、回転速度を一定にした指令に基づくシャッタ動作よりもシャッタ時間(速度)を速くすることができ、静止画撮影に適したシャッタ動作を行うことができる。しかも、ステッピングモータ42の電気的周期を短くする必要がなく、動画撮影に対応した露光制御を可能にする。
本実施の形態の光量調整装置及び撮像装置によれば、絞り開口48を開放状態から全閉状態にするまでのステッピングモータ42の電気的周期が1周期以上ある場合に、その動作の途中でステッピングモータ42の回転速度を速くする。これにより、回転速度を一定にした指令に基づくシャッタ動作よりもシャッタ時間(速度)を確実に速くすることができる。
一方、絞り開口48を開放状態から全閉状態にするまでのステッピングモータ42の電気的周期が1周期よりも短い場合に、回転速度を一定にした指令に基づいてステッピングモータ42を駆動させる。つまり、動作の途中でステッピングモータ42の回転速度を速くしても、シャッタ時間を短くする効果が期待できない場合は、動作の途中でステッピングモータ42の回転速度を速くする制御を行わない。これにより、光量調整装置及び撮像装置の消費電力を抑えることができる。
[変形例]
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態においては、2枚の羽根部材を有する光量調整装置を例に説明したが、本発明の光量調節装置としては、1枚の羽部材を有するものであってもよく、また、3枚以上の羽根部材を有するものであってもよい。
上述した実施の形態では、アームを介してステッピングモータ42の駆動を2枚の羽根部材に伝える構成としたが、本発明に係る移動機構としては、ギアを介してステッピングモータ42の駆動を羽根部材に伝える構成としてもよい。
上述した実施の形態では、撮影した画像を情報記録媒体に記録可能な撮像装置を例に説明した。しかしながら、本発明に係る撮像装置としては、撮影した画像が記録されるハードディスクドライブを備える構成にすることもできる。
上述した実施の形態では、予め切り替え時間Tを設定し、メモリ58に記憶させる構成としたが、本発明に係る光量調整装置及び撮像装置としは、予め切り替え時間Tを設定しなくてもよい。例えば、ステッピングモータ42の駆動軸に作用するトルクを検出するセンサを設け、そのセンサによって検出されたトルクの値に基づいて切り替え時間Tを決定してもよい。
上述した実施の形態では、撮像装置1の制御部32が、光量調整装置4の制御部を兼ねる構成としたが、本発明に係る光量調整装置4の制御部としては、撮像装置1の制御部32とは別に設ける構成としてもよい。その場合は、光量調整装置4の制御部を調整装置本体41に設けることができる。
本発明の撮像装置の一実施形態の構成例を示すブロック図である。 本発明の光量調整装置の一実施形態に係る調整装置本体示す斜視図である。 本発明の光量調整装置の一実施形態に係るステッピングモータの回転速度を速くする切り替え時間を変化させたときのシャッタ時間を測定した測定結果を示す表である。 本発明の光量調整装置の一実施形態に係るステッピングモータを一定の回転速度で駆動するように制御してシャッタ動作を行った場合の光量の変化を示す図である。 図5(a)は本発明の光量調整装置の一実施形態におけるシャッタ動作の光量変化と、従来のシャッタ動作の光量変化を示す図、図5(b)は本発明の光量調整装置の一実施形態におけるステッピングモータの回転速度を切り替える指令に応じた駆動波形と、従来の指令に応じた駆動波形を示す図である。 本発明の撮像装置の一実施形態における制御部によって行われる静止画撮影処理の例を示すフローチャートである。 ステッピングモータを常に一定の速度で駆動させた場合における実際の光量変化とマイクロコンピュータからの指令通りの光量変化との関係を示す図である。
符号の説明
1…撮像装置、 2…レンズ鏡筒、 3…装置本体、 4…光量調整装置、 12…鏡筒ケース、 32…制御部、 41…調整装置本体、 42…ステッピングモータ、 43…モータ取付台、 44…ベース部、 45,46…羽根部材、 47…光路用孔、 48…絞り開口、 49…センサ、 51…マイクロプロセッサ、 56…ステッピングモータ駆動回路、 58…メモリ、 L…光軸、 T…切り替え時間、 T1…基準時間

Claims (6)

  1. 絞り開口を形成する羽根部材と、
    前記羽根部材を移動させて前記絞り開口を開閉させるステッピングモータと、
    前記ステッピングモータの駆動を制御し、前記絞り開口を閉じる場合は、前記ステッピングモータに作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後に前記ステッピングモータの回転速度を速くする制御部と、
    を備える光量調整装置。
  2. 前記絞り開口を開放状態から全閉状態にするまでの前記ステッピングモータの電気的周期は、1周期以上である請求項1記載の光量調整装置。
  3. 前記前記ステッピングモータの回転速度を速くする切り替え時間は、前記ステッピングモータに駆動を開始する指令が届いてから前記絞り開口が全閉状態になるまでの時間の約半分より短く設定される請求項2記載の光量調整装置。
  4. 前記前記ステッピングモータの回転速度を速くする切り替え時間は、前記ステッピングモータに駆動を開始する指令が届いてから前記絞り開口が全閉状態になるまでの時間の約1/4に設定される請求項3記載の光量調整装置。
  5. 前記ステッピングモータの回転速度を速くする切り替え時間は、前記ステッピングモータの回転速度を一定にした場合の光量が所定の値になったときの時間を基準に表される請求項4記載の光量調整装置。
  6. レンズと前記レンズを介して取り込まれる光の量を調整する光量調整装置とが設けられたレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒を支持する装置本体と、を備え、
    前記光量調整装置は、
    絞り開口を形成する羽根部材と、
    前記羽根部材を移動させて前記絞り開口を開閉させるステッピングモータと、
    前記ステッピングモータの駆動を制御し、前記絞り開口を閉じる場合は、前記ステッピングモータに作用する抵抗が静止摩擦から動摩擦に変化した後に前記ステッピングモータの回転速度を速くする制御部と、
    を有する撮像装置。
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