JP2005101921A - Ip電話端末およびip電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的なハブを用いてIPネットワークを構築するIP電話システムにおいて、有効な省電力化を図る。
【解決手段】IP電話端末のそれぞれは、省電力モードのときに、インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、キー操作検出手段でキー操作入力が検出されたとき、またはタイマー手段で、省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段を備える。少なくとも、タイマー手段での検出に基づいて、通常モードに移行したときには、IP電話端末が接続されていることをIP電話制御サーバに通知する。IP電話制御サーバ装置は、IPネットワークを通じて受けた着信の宛先とされているIP電話端末に、電力モード切替パケットを送った後、着信通知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、インターネットやイントラネットのようなIP(Internet Protocol)ネットワークを利用して音声信号を送る技術であるVoIP(Voice over Internet Protocol)を用いて電話通信を行なうようにするIP電話システムおよびこのIP電話システムに用いるIP電話端末に関する。
インターネットやイントラネットのようなIPネットワークを利用して音声信号を送る技術であるVoIPを用いて中継交換を行ない、電話通信サービスを行なうようにするIP電話が提供されている。
このIP電話においては、例えば特許文献1(特開2003−32379号公報)などに記載されているように、発信側と受信側とはそれぞれに割り当てられたIPアドレスを用いて、電話音声をIPパケットにより伝送することにより、通話が可能となるものであり、安価な通話料で通話が可能となるため、普及が拡大している。
上記の特許文献は、次の通りである。
特開2003−32379号公報
ところで、IP電話では、LAN(Local Area Network;ローカルエリアネットワーク)を通じて、パケット化された音声データをリアルタイムで伝送する必要があるため、制御用のCPU(Central Processing Unit)として、高速の能力が高いものが必要になると共に、イーサネット(登録商標)などの高速のLAN用のLSI(Large−Scale Integration)を必要とする。
上述の高速のCPUや、LAN用のLSIは、消費電力が大きい。このため、IP電話端末における消費電力は、従来のボタン電話システムのボタン電話端末に比べて、2〜3倍になってしまい、通信を行なっていない待機時にも大量の電力を消費してしまうという問題がある。
ボタン電話システムにおいては、ボタン電話端末の未使用時には主装置から各ボタン電話端末への電力の供給を中止したり(例えば特開平9−139782号公報参照)、主装置からボタン電話端末への供給電圧を、待機状態と通信中状態とで切り替えたり(特開2001−16368公報参照)するものが提案されている。そこで、これらの技術をIP電話システムに対しても適用することが考えられる。
例えば、パワー・オーバー・イーサネット(登録商標)技術により、IP電話制御サーバ装置からIP電話端末に電力を供給するIP電話システムの場合には、IP電話制御サーバ装置からのIP電話端末への電力供給を停止することが可能であるので、前者の技術を、このIP電話システムにも適用することが考えられる。
この場合のIP電話システムにおいては、着信の場合には、特定のIP電話端末には、IP電話制御サーバ装置から電力供給を開始して起動し、呼出音を鳴動させることは可能である。しかし、IP電話端末の待機状態では、当該IP電話端末に電力が供給されていないので、発信ができないという問題がある。
また、後者の技術をIP電話システムに適用することも考えられるが、その場合には、IP電話制御サーバ装置とIP電話端末とを直接接続したり、SNMP(Simple Network Management Protocol)等で遠隔給電制御可能なスイッチングハブを使用したりする必要があり、一般のスイッチングハブを用いてLANを構築することができないという問題がある。
この発明は、以上の点にかんがみ、給電制御機能を持ったIP電話制御サーバ装置や、遠隔給電制御可能なハブを用いずに、一般的なハブを用いてIPネットワークを構築するIP電話システムにおいて、有効な省電力化を図ることができるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、
IPネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のIP電話端末と、
前記ローカルエリアネットワークに接続され、呼に関連する制御系メッセージを授受し、通信を制御するためのIP電話制御サーバ装置と、
を備えるIP電話システムであって、
前記IP電話端末のそれぞれは、
少なくとも、前記ローカルエリアネットワークに接続するためのインターフェース手段と、キー操作入力を検出するキー操作検出手段と、時間経過を検出するためのタイマー手段とを除く、各部への電力を制限する省電力モードを備えると共に、
前記省電力モードのときに、前記インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、前記キー操作検出手段で前記キー操作入力が検出されたとき、または前記タイマー手段で、前記省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段と、
少なくとも、前記タイマー手段で、前記省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したときに通常モードに移行したときには、前記IP電話制御サーバ装置との間で通信を行なって、当該IP電話端末が前記ローカルエリアネットワークに接続されていることを前記IP電話制御サーバに通知する手段と
を備え、
前記IP電話制御サーバ装置は、
前記IPネットワークを通じて着信を受け付けたときに、当該着信の宛先とされている前記IP電話端末に、前記電力モード切替パケットを、前記ローカルエリアネットワークを通じて送る手段を備える
ことを特徴とする。
上述の構成の請求項1の発明においては、高速のCPUなどの部分への電力の供給を制限する省電力モードを備え、待機状態では、この省電力モードとすることにより、IP電話端末の電力消費を削減することができる。
そして、IP電話端末では、省電力モードにおいて、キー操作入力があると通常モードに移行するので、オフフックなどの発信のためのキー入力操作に基づき、発信が可能となる。また、着信時には、IP電話制御サーバ装置から電力モード切換パケットが送られてくるので、この電力モード切換パケットをインターフェース手段を通じて受信して通常モードに移行し、着信を受けることができる。
ところで、省電力モードが長時間に亘って継続した場合に、IP電話制御サーバ装置は、ローカルエリアネットワークに当該IP電話端末が接続されているかどうかが不明になってしまう。しかし、請求項1の発明においては、IP電話端末は、タイマー手段で、省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したときには通常モードに移行して、IP電話制御サーバ装置と通信を行ない、IP電話制御サーバ装置に対して、自己のIP電話端末が接続中を知らせるようにするので、IP電話制御サーバ装置は、各IP電話端末の接続状態を常に管理することができる。
また、請求項2の発明は、
IPネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のIP電話端末と、
前記ローカルエリアネットワークに接続され、呼に関連する制御系メッセージを授受し、通信を制御するためのIP電話制御サーバ装置と、
を備えるIP電話システムであって、
前記IP電話端末のそれぞれは、
少なくとも、前記ローカルエリアネットワークに接続するためのインターフェース手段と、キー操作入力を検出するキー操作検出手段とを除く、各部への電力を制限する省電力モードを備えると共に、
前記省電力モードのときに、前記インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、または前記キー操作検出手段で前記キー操作入力が検出されたとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段を備え、
前記IP電話制御サーバ装置は、
時間を計測するためのタイマー手段と、
前記IPネットワークを通じて着信を受け付けたときに、当該着信の宛先とされている前記IP電話端末に、前記電力モード切替パケットを、前記ローカルエリアネットワークを通じて送る手段と、
前記タイマー手段での時間計測結果に基づいて発信または着信が予め定められた所定時間以上なかったと判別された前記IP電話端末に対して、前記電力モード切替パケットを送る手段と、
を備えることを特徴とする。
この請求項2の発明においても、請求項1の場合と同様に、IP電話端末は、待機状態では、省電力モードとすることにより、IP電話端末の電力消費を削減することができると共に、発信および着信が可能となる。
また、この請求項2の発明においては、IP電話制御サーバ装置がタイマー手段を備え、このタイマー手段での時間計測結果に基づいて、発信または着信が予め定められた所定時間以上なかったと判別された前記IP電話端末に対しては、電力モード切替パケットを送って、当該IP電話端末を通常モードに移行させて通信を行ない、当該IP電話端末がローカルエリアネットワークに接続されているかどうかを確認する。
この発明によれば、給電制御機能を持ったIP電話制御サーバ装置や遠隔給電制御可能なハブを用いずに、一般的なハブを用いて構成したIP電話システムにおいて、待機状態におけるIP電話端末の電力の消費電力を削減することができると共に、待機状態からの発信、待機状態での着信が確実にできるという効果がある。
さらに、この発明によれば、発信や着信が予め所定時間以上ないときには、IP電話端末は通常モードに移行して、IP電話制御サーバ装置と、IP電話端末との間で通信を行なって、IP電話端末がローカルエリアネットワークに接続されていることを確認するようにしたので、省電力モードの状態が長くなって、IP電話端末がローカルエリアネットワークに接続されているどうかが不明となってしまうような事態を防止することができる。
以下、この発明によるIP電話システムおよびIP電話端末の実施形態を、図を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図2は、この第1の実施形態におけるIP電話システムの全体の概要を示すブロック図である。この例のIP電話システムは、IP電話制御サーバ装置11と、IP電話端末12の複数個と、IPゲートウエイ13と、スイッチングハブ14とによって構成される。
IP電話端末12は、マイクロコンピュータから構成される処理制御部の機能を備えると共に、ハンドセット12Hを備えている。そして、複数個のIP電話端末12のそれぞれは、スイッチングハブ14に接続されることにより、IPネットワークを構成するLAN15に接続され、このLAN15を通じてIP電話制御サーバ装置11に接続されている。
IPゲートウエイ13は、複数回線分の電話回線16を介して、電話網17と接続されると共に、スイッチングハブ14に接続されることにより、LAN15に接続される。電話回線16は、例えばISDN(Integrated Services Digital Network)回線、専用回線などを含む。
このゲートウエイ13は、電話網17とIPネットワーク15とを接続するための機能を備え、連続音声信号とIP音声パケットの相互変換を行なう。
IP電話制御サーバ装置11は、IP電話システムにおいて、電話番号とIPアドレスの対応付けや、発信時、着信時の呼制御を行なうものであり、いわばボタン電話システムの主装置に対応するものである。このIP電話制御サーバ装置11は、例えばパーソナルコンピュータで構成される。複数のIP電話端末12のそれぞれは、LAN15に接続されたときに、このIP電話制御サーバ装置11に登録される。すなわち、LAN15に接続されたIP電話端末12のそれぞれのIPアドレスおよびMAC(Media Access Conrol)アドレスは、IP電話制御サーバ装置11に記憶される。また、各IP電話端末12には、IP電話制御サーバ装置11のIPアドレスが記憶される。
このIP電話制御サーバ装置11は、IP電話システム内のゲートウエイ13や複数の電話端末12の交換管理、帯域幅の割り当て、電話番号とIPアドレスの対応付けなどを行ない、これに登録された複数個のIP電話端末による複数の電話回線16を利用した電話通信や、複数個のIP電話端末間の内線電話通信を管理する機能を有する交換管理装置の役割を果たす。
[IP電話制御サーバ装置11のハードウエア構成例]
この実施形態のIP電話制御サーバ装置11は、図3に示すようなハードウエア構成を備える。すなわち、IP電話制御サーバ装置11は、システムバス100に対して、図示を省略したCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)とを備えて構成される制御部101と、LANインターフェース(図ではインターフェースはI/Fと記載する。以下同じ)102と、ネットワーク管理メモリ103とが接続されて構成されている。
ネットワーク管理メモリ103には、LAN15に接続されたIP電話端末12のLAN上のアドレス(IPアドレスおよびMACアドレス)および当該IPアドレスとIP電話端末12の電話番号との対応などが格納されている。
IP電話制御サーバ装置11の制御部101は、着信時や発信時、さらに終話時の、呼制御のためのソフトウエアを備えている。
例えば、LAN15に接続されている他のIP電話端末からの着信や、ゲートウエイ13を通じた着信があったときには、それがどのIP電話端末12宛ての着信であるかを判別し、判別した着信IP電話端末12のIPアドレスをネットワーク管理メモリ103から認識して、当該着信を、前記判別した着信IP電話端末12に転送する。そして、着信を受けたIP電話端末12が応答したときには、着信端末と発信側との通話路を形成させるようにする制御を行なう。
また、いずれかのIP電話端末12から発信があったときには、IP電話制御サーバ装置11の制御部101は、その発信の宛先を判別し、当該発信の宛先がLAN15内の他のIP電話端末12であると判別したときには、そのIP電話端末12に着信させ、また、当該発信の宛先がLAN15の外の相手であると判別したときには、IPゲートウエイ13に当該発信を転送し、このIPゲートウエイ13から電話回線16および電話網17を通じて相手に着信させるようにする。
また、IP電話制御サーバ装置11の制御部101は、LAN15に接続されているIP電話端末12が通話中である状態において、終話要求が発せられたときには、当該通話を終話させるための制御を行なう。
また、この実施形態では、IP電話制御サーバ装置11の制御部101は、IP電話端末12から送られてくるLAN15に接続中であることを示す情報を受信して、それぞれのIP電話端末12が、前記登録後にLAN15から接続を解除されることなく、接続状態を維持しているかどうかの確認をするようにしている。このIP電話端末12の接続中状態の確認のための情報は、ネットワーク管理メモリ103に格納される。
さらに、この実施形態は、後述するように、省電力モードになっているIP電話端末12に着信を受信させるためには、当該省電力モードのIP電話端末12を通常時モードに復帰させる必要があるが、この実施形態では、当該省電力モードのIP電話端末12を通常時モードに復帰させるために方式として、WOL(Wake on LAN)を用いる。すなわち、この実施形態では、IP電話制御サーバ装置11の制御部101は、省電力モードのIP電話端末12に対して、当該IP電話端末12を通常時モードに復帰させる電力モード切替パケットを供給する機能を備える。
この電力モード切替パケットとしては、電力モードを切り替えることを指示する情報と、切り替える端末の識別情報とを含むものが用いられ、例えば、この例では、6個のFFhに続けて、MAC(Media Access Control)アドレスが16回繰り返されるマジックパケットを用いる。
そして、この実施形態では、IP電話端末12宛ての着信があったときには、IP電話制御サーバ装置11は、この着信の通知に先立ち、電力モード切替パケットを、当該着信IP電話端末12に送って、省電力モードであるIP電話端末12を通常時モードに復帰させるようにする。なお、通常時モードであるIP電話端末12が、当該電力モード切替パケットを受信したときには、当該電力モード切替パケットは無視される。
[電話端末12のハードウエア構成例]
図1は、この実施形態のIP電話システムにおけるIP電話端末12のハードウエア構成例を示すものである。この実施形態の電話端末12は、端末本体12MBと、ハンドセット12Hとからなる。
端末本体12MBは、この実施形態では、商用交流電源を用いる電源部220を備え、電力モードとして、電源部220からの電源電圧がすべての部位に供給されてすべて動作可能状態となる通常時モードと、電源部220からの電源電圧が必要最小限の部位のみにしか供給されない省電力モードとを備える。ハンドセット12Hは、図示を省略したが、送話器を構成するマイクロホンと、送話アンプと、受話器を構成するスピーカと、受話アンプとを備えている。
そして、端末本体12MBは、コンピュータを搭載して構成されており、システムバス200に対して、CPU、ROMおよびRAMを備える制御部201と、LANインターフェース202と、操作入力インターフェース203と、タイマー部204と、ディスプレイコントローラ205と、コーデック部206と、I/Oポート207が接続されている。
また、省電力モード時と通常時モード時とでリレー接点222を切り替えて、電源部220からの電源電圧の各部への供給を制御するためのリレードライブ回路221と、リレー接点222を通常時モード時(リレー接点オン状態)に切り替える信号をリレードライブ回路221に供給するためのオア回路223とを備える。
LANインターフェース202は、スイッチングハブ14に接続されている。LANインターフェース202は、LAN15を通じて送られてくるパケット化データを取り込んで受信バッファに順次に蓄積し、また、送信バッファに蓄積されている音声データの送信パケットを、LAN15の空きを確認しながら、LAN15に順次に送出する機能を備える。
制御部201は、LANインターフェース202により取り込まれ、受信バッファから読み出されたパケット化データを分解して、制御データや音声データを得る機能(ソフトウエア)と、送信する制御データや所定時間分毎の音声データをパケット化したパケット化データを生成し、送信バッファに転送する機能(ソフトウエア)を有する。
なお、このパケット分解処理機能や生成処理機能は、DSP(Digital Signal Processor)により構成することもできる。
また、この実施形態では、LANインターフェース202は、LAN15を通じてマジックパケットを受信したか否かを検出する機能を備えており、マジックパケットを受信したときには、「1」に立ち上がる検出信号SLを出力する。この検出信号SLは、オア回路223を通じてリレードライブ回路221に供給されている。
操作入力インターフェース203には、テンキー、ファンクションキー、カーソルキー、置き台からのハンドセット12Hの上げ下げに応じてオン・オフするフックスイッチ、その他の操作キーを含む操作入力部208が接続されている。制御部201は、操作入力インターフェース203を介して操作入力部208を通じて使用者がいずれの入力キーを操作したかを認識し、その認識結果に基づいて、キー入力操作に応じた処理を実行する。
また、この実施形態では、操作入力インターフェース203は、いずれかのキー(フックスイッチを含む)が操作されたときに、「1」に立ち上がる操作検出信号SUを出力する。この操作検出信号SUは、オア回路223を通じてリレードライブ回路221に供給されている。
タイマー部204は、この例では、現在時刻の情報を発生すると共に、種々のタイマー時間の計測を行なう。タイマー部204は、この例では、IP電話端末12において、着信や発信が無い状態および操作入力部208を通じたユーザからの操作入力が無い状態の継続時間(以下、無入力継続時間という)を計測する機能(以下、無入力継続時間タイマーという)を備える。
制御部201は、後述するように、タイマー部204で計測された無入力継続時間を監視し、無入力継続時間が、予め定めた所定時間Ta以上経過したかどうか判別し、前記所定時間Ta以上経過したと判別したときには、このIP電話端末12を、後述するように、通常時モードから省電力モードに切り替えるように制御する。
また、タイマー部204は、端末本体12MBが省電力モードである状態を継続している時間(以下、省電力モード継続時間という)を計測する機能(以下、省電力モード継続時間タイマーという)を備える。この実施形態においては、タイマー部204は、省電力モード継続時間が予め定められた所定時間Tb以上になったときに、例えば「1」に立ち上がるタイムアップ検出信号STを出力する。このタイムアップ検出信号STは、オア回路223を通じてリレードライブ回路221に供給されている。
省電力モード継続時間の計測は、省電力モードの状態が、あまりにも長いと、IP電話制御サーバ装置11で、IP電話端末12がLAN15に接続されているかどうかが不確かになるため、省電力モードを継続しているときであっても、所定時間Tb毎に、IP電話端末12を通常時モードに移行させ、IP電話制御サーバ装置11にアクセスさせて、当該IP電話端末12がLAN15に接続されていることを通知するために行なう。したがって、所定時間Tbは、省電力モードに切り替えるための無入力継続時間の閾値Taよりは長く、かつ、IP電話制御サーバ装置11で、IP電話端末12がLAN15に接続されているかどうかが不確かにならない程度の時間に設定される。
ディスプレイコントローラ205には、ディスプレイ209が接続されており、このディスプレイ209の表示画面には、制御部201の制御にしたがった表示が行われる。この例では、ディスプレイ209としてLCD(Liquid Crystal Display)が用いられており、表示画面を明るくするためのバックライト210が設けられている。
コーデック部206は、パケット分解されて得られた音声データをアナログ音声信号に変換してハンドセット2Hに供給し、また、ハンドセット2Hから入力されるアナログ音声信号をデジタル信号に変換して取り込む機能を備える。
I/Oポート207は、制御部201により、前述のタイマー部204で計測された無入力継続時間が所定時間Ta以上となったことを検知したときに、省電力モードに切り替えるための電力モード切替信号を出力するためのポートである。この電力モード切替信号は、I/Oポート207を通じてリレードライブ回路221に供給されている。
この実施形態のIP電話端末12は、前述したように、電力モードとして、通常時モードと省電力モードとを備える。そして、前述したリレードライブ回路221およびリレー接点222は、通常時モードと省電力モードとを切り替えるための切替回路を構成する。
リレー接点222は、通常時モードでは、オンとされ、電源部220からの電源電圧が、本体端末12MB内のすべての部位に供給されてすべて動作可能状態となる。また、省電力モードでは、リレー接点222はオフとされ、この例においては、制御部201と、コーデック部206と、バックライト210とには電源電圧は供給されず、電力消費が削減される。
前述したように、この実施形態では、通常モード時においては、着信や発信が無い状態および操作入力部208を通じたユーザからの操作入力が無い状態の継続時間である無入力継続時間がタイマー部204で計測され、制御部201は、当該無入力継続時間が予め定められた時間以上経過したことを検知すると、I/Oポート207を通じて電力モード切替信号をリレードライブ回路221に供給する。
すると、リレードライブ回路221は、オン状態であったリレー接点222をオフ状態に切り替える。これにより、本体端末12MBは、省電力モードに移行する。なお、操作入力部208に、省電力モードキーを設け、この省電力モードキーが操作されたときには、制御部201は、無入力継続時間が前記所定時間Ta以上経過していないときにも、通常時モードから省電力モードに移行させるように、I/Oポート207を通じて電力モード切替信号をリレードライブ回路221に供給するようにしても良い。
そして、端末本体12MBでは、省電力モードにおいて、次の3通りの事象のいずれかが発生すると、端末本体12MBは、省電力モードから通常時モードに復帰する。
(1)LANインターフェース202で、IP電話制御サーバ装置11からLAN15を通じて、電力モード切替パケットとしてのマジックパケットを受け取ったとき。
このときには、LANインターフェース202は、前述したように「1」に立ち上がる検出信号SLを出力するので、この検出信号SLがオア回路223を通じてリレードライブ回路221に供給される。リレードライブ回路221は、この検出信号SLに応じて、リレー接点222をオンに戻す。これにより、端末本体12MBは、省電力モードから通常時モードに復帰する。
(2)操作入力部208を通じて、何等かのキー操作(オフフック操作を含む)がなされたとき。
このときには、操作入力インターフェース203は、前述したように「1」に立ち上がる操作検出信号SUを出力するので、この操作検出信号SUがオア回路223を通じてリレードライブ回路221に供給される。リレードライブ回路221は、この操作検出信号SUに応じて、リレー接点222をオンに戻す。これにより、端末本体12MBは、省電力モードから通常時モードに復帰する。
(3)タイマー部204の省電力モード計測時間タイマーが所定時間Tb以上になったことを検出したとき。
このときには、タイマー部204は、前述したように「1」に立ち上がる検出信号STを出力するので、この検出信号STがオア回路223を通じてリレードライブ回路221に供給される。リレードライブ回路221は、この検出信号STに応じて、リレー接点222をオンに戻す。これにより、端末本体12MBは、省電力モードから通常時モードに復帰する。
図4は、当該通常時モードに復帰したときのIP電話端末12の端末本体12MBにおける処理動作を説明するためのフローチャートである。
すなわち、制御部201は、通常時モードに復帰にすると、先ず、IP電話制御サーバ装置11にアクセスし、自端末がLANに接続中であることを通知するための通信を行なう(ステップS1)。前述したように、IP電話制御サーバ装置11のIPアドレスは、予め、IP電話端末12のそれぞれの制御部201に内蔵するメモリに記憶されている。
次に、制御部201は、無入力継続時間タイマーをリセットして、初期値から当該無入力継続時間タイマーをスタートさせる(ステップS2)。
そして、制御部201は、着信があったか否か判別し(ステップS3)着信があったと判別したときには、無入力継続時間タイマーでの時間計測を停止し(ステップS4)、着信処理ルーチンを実行する(ステップS5)。
そして、制御部201は、当該着信に基づく通信が終了するのを待ち(ステップS6)、通信が終了したと判別したときには、ステップS2に戻り、無入力継続時間タイマーをリセットして、初期値からスタートさせる。このとき、ステップS5では、着信を通知する鳴動を行ない、ステップS6では、その着信に応答した場合には、通話の終了を待つ。また、着信に応答しない場合は、ステップS6では、相手切断による通信終了を待つ。
ステップS3で、着信は無いと判別したときには、制御部201は、発信操作などの操作入力を検出したか否か判別し(ステップS7)、操作入力を検出したと判別したときには、無入力継続時間タイマーでの時間計測を停止し(ステップS8)、操作入力が何であるかを識別する(ステップS9)。そして、制御部201は、識別した操作入力に応じた処理を実行する(ステップS10)。
そして、当該操作入力に応じた処理の終了を待って(ステップS11)、ステップS2に戻り、無入力継続時間タイマーをリセットして、初期値からスタートさせる。ステップS10での処理が発信処理である場合には、ステップS11では、当該発信処理により通話がなされたときには、その終話まで待つ。
また、ステップS7で、操作入力が検出されなかったと判別したときには、制御部201は、無入力継続時間タイマーの計測時間(無入力継続時間)を参照し、前記所定時間Taを超えていないかどうか判別する(ステップS12)。無入力継続時間が前記所定時間Taを超えたと判別したときには、制御部201は、I/Oポート207から電力モード切替信号を出力し、リレー接点222をオフにして、端末本体12MBを省電力モードに切り替える(ステップS13)。以上で、この処理ルーチンを終了する。
以上のように、通常時モードに復帰すると、先ず、端末本体12MBは、IP電話制御サーバ装置11に対して、自端末がLANに接続中であることを通知するための通信を行なう。したがって、省電力モード時に、発信や着信がなく、また、ユーザからの操作入力もないときには、タイマー部204での省電力継続時間タイマーでの計測結果に基づいて、時間Tbごとに端末本体12MBは、自端末がLANに接続中であることを通知するための通信を行なう。
このため、この実施形態では、省電力モードが長時間に亘って、継続するような状況のときであっても、一定時間TbごとにIP電話制御サーバ装置11には、自端末が接続されているかどうかの通知をするので、IP電話制御サーバ装置11は、当該IP電話端末12がLAN15に接続されているかどうか、確実に知ることが可能である。
なお、上述の例では、通常時モードに切り替わったときには、端末本体12MBは、常にIP電話制御サーバ装置11に、自端末がLAN15に接続されていることを通知するための通信を行なうようにした。しかし、省電力モードから通常モードへの復帰が、IP電話制御サーバ装置11からの電力モード切替パケットによるものであるときには、IP電話制御サーバ装置11は、当該電力モード切替パケットを供給した後に、着信通知のパケットをIP電話端末12に送るので、LAN15にIP電話端末12が接続されていれば、当該着信に対する何等かのメッセージがIP電話端末12からIP電話制御サーバ装置11に返ってくる。
したがって、当該IP電話端末12からの着信に対する応答により、IP電話制御サーバ装置11は、IP電話端末がLAN15に接続されているかどうかを知ることができる。よって、省電力モードから通常モードへの復帰が、IP電話制御サーバ装置11からの電力モード切替パケットによるものであるときには、IP電話端末12は、LAN15に接続されていることを通知するためのIP電話制御サーバ装置11へのアクセスを省略しても良い。
また、この実施形態では、IP電話制御サーバ装置11は、各IP電話端末12の電力モードが、省電力モードの状態か、通常時モードの状態かは管理していない。このため、IP電話端末12への着信時には、IP電話制御サーバ装置11は、先ず、電力モード切替パケットを着信IP電話端末12に送り、その後、着信通知をするようにする。
しかし、例えば各IP電話端末12から省電力モードに移行する際に、IP電話制御サーバ装置11に通知するなどすることにより、IP電話制御サーバ装置11が、LAN15に接続されているすべてのIP電話端末12のそれぞれについての電力モードを管理するようにすることもできる。その場合には、IP電話制御サーバ装置11は、着信IP電話端末が省電力モードになっているときにのみ、着信通知に先立ち、電力モード切替パケットを、当該着信IP電話端末12に送るようにすることができる。
なお、省電力モードから通常時モードに復帰させるためには、LANインターフェース202、操作入力インターフェース203および操作入力部208、タイマー部204に電源が投入されていれば良い。したがって、図1の例において、ディスプレイコントローラ205およびディスプレイ209にも、省電力モードにおいては電源電圧を供給しないようにしてもよい。
[第2の実施形態]
上述の第1の実施形態では、IP電話制御サーバ装置11に対して、LAN15を通じてIP電話端末12のそれぞれが接続されているかどうかは、IP電話端末12のそれぞれから、IP電話制御サーバ装置11にアクセスして通知するようにした。
これに対して、この第2の実施形態は、IP電話制御サーバ装置11側からIP電話端末12のそれぞれに対してLAN15を通じて接続されているかどうかの問合せをするようにする。
この第2の実施形態においては、ハードウエア構成は、第1の実施形態とほぼ同様に構成することができる。ただし、IP電話端末12の端末本体12MBにおいては、タイマー部204に対する電源電圧は、常時、供給するように構成する必要はなく、省電力モードの時には、供給しないように構成して、消費電力を第1の実施形態よりもさらに削減することができる。
この第2の実施形態におけるIP電話制御サーバ装置11からのIP電話端末12への接続状態の確認のための通信の方法としては、次のような幾つかの方法が可能である。
[第1の例]
第1の例においては、IP電話制御サーバ装置11は、すべてのIP電話端末12に対して共通の1個のタイマー部を備え、当該タイマー部で、予め定めた時間Tcを計測し、当該時間Tcごとに、すべてのIP電話端末12に対して、LAN15を通じて接続されているかどうかの問合せをするようにする。そして、IP電話制御サーバ装置11は、この問合せに対する応答があれば、当該IP電話端末12は、接続されていると判断し、応答がなければ、接続されていないと判断するようにする。
[第2の例]
第2の例においては、第1の例と同様に、共通の1個のタイマー部を用いて予め定めた時間Tcごとに、IP電話端末12に対して、LAN15を通じて接続されているかどうかの問合せをするようにするのであるが、時間Tcの間に、発信や着信があったIP電話端末に対しては、当該問合せを不要とするものである。時間Tcの間に、発信や着信があったIP電話端末12は、少なくとも、時間Tc以内であれば、接続が確認されているからである。
[第3の例]
第3の例においては、IP電話制御サーバ装置11は、当該IP電話制御サーバ装置11に登録されたIP電話端末12のそれぞれについて、タイマー部を設け、各IP電話端末12ごとに、LAN15を通じて接続されているかどうかの問合せのタイミングを管理するようにする。
すなわち、この例においては、IP電話制御サーバ装置11は、各IP電話端末12毎のタイマー部は、対応するIP電話装置12に対する着信や発信があったときに、時間計測を停止させ、終話などの通信終了を確認したときに、当該タイマー部をリセットして再スタートさせるようにする。
この第3の例によれば、きめ細かくIP電話端末12の接続確認をすることができる。
[変形例]
上述の実施形態においては、通常モードと省電力モードとを切り替える手段としては、リレーを用いたが、トランジスタやFET等の半導体スイッチング素子を用いるようにしてもよい。
この発明によるIP電話システムの実施形態の外洋を示す図である。 この発明によるIP電話システムの実施形態におけるIP電話制御サーバ装置の一例のブロック図である。 この発明によるIP電話システムの実施形態におけるIP電話端末の一例のブロック図である。 この発明によるIP電話システムの実施形態におけるIP電話端末の一例の処理動作を説明するための図である。
符号の説明
11 IP電話制御サーバ装置
12 IP電話端末
13 ゲートウエイ
14 スイッチングハブ
15 LAN

Claims (4)

  1. IP(Internet protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のIP電話端末と、
    前記ローカルエリアネットワークに接続され、呼に関連する制御系メッセージを授受し、通信を制御するためのIP電話制御サーバ装置と、
    を備えるIP電話システムであって、
    前記IP電話端末のそれぞれは、
    少なくとも、前記ローカルエリアネットワークに接続するためのインターフェース手段と、キー操作入力を検出するキー操作検出手段と、時間経過を検出するためのタイマー手段とを除く、各部への電力を制限する省電力モードを備えると共に、
    前記省電力モードのときに、前記インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、前記キー操作検出手段で前記キー操作入力が検出されたとき、または前記タイマー手段で、前記省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段と、
    少なくとも、前記タイマー手段で、前記省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したときに通常モードに移行したときには、前記IP電話制御サーバ装置との間で通信を行なって、当該IP電話端末が前記ローカルエリアネットワークに接続されていることを前記IP電話制御サーバに通知する手段と
    を備え、
    前記IP電話制御サーバ装置は、
    前記IPネットワークを通じて着信を受け付けたときに、当該着信の宛先とされている前記IP電話端末に、前記電力モード切替パケットを、前記ローカルエリアネットワークを通じて送る手段を備える
    ことを特徴とするIP電話システム。
  2. IP(Internet protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のIP電話端末と、
    前記ローカルエリアネットワークに接続され、呼に関連する制御系メッセージを授受し、通信を制御するためのIP電話制御サーバ装置と、
    を備えるIP電話システムであって、
    前記IP電話端末のそれぞれは、
    少なくとも、前記ローカルエリアネットワークに接続するためのインターフェース手段と、キー操作入力を検出するキー操作検出手段とを除く、各部への電力を制限する省電力モードを備えると共に、
    前記省電力モードのときに、前記インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、または前記キー操作検出手段で前記キー操作入力が検出されたとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段を備え、
    前記IP電話制御サーバ装置は、
    時間を計測するためのタイマー手段と、
    前記IPネットワークを通じて着信を受け付けたときに、当該着信の宛先とされている前記IP電話端末に、前記電力モード切替パケットを、前記ローカルエリアネットワークを通じて送る手段と、
    前記タイマー手段での時間計測結果に基づいて発信または着信が予め定められた所定時間以上なかったと判別された前記IP電話端末に対して、前記電力モード切替パケットを送る手段と、
    を備えることを特徴とするIP電話システム。
  3. IP(Internet protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続されるIP電話端末であって、
    少なくとも、前記ローカルエリアネットワークに接続するためのインターフェース手段と、キー操作入力を検出するキー操作検出手段と、時間経過を検出するためのタイマー手段とを除く、各部への電力を制限する省電力モードを備えると共に、
    前記省電力モードのときに、前記インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、前記キー操作検出手段で前記キー操作入力が検出されたとき、または前記タイマー手段で、前記省電力モードになってから予め定められた所定時間の経過を検出したとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段を備える
    ことを特徴とするIP電話端末。
  4. IP(Internet protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続されるIP電話端末であって、
    少なくとも、前記ローカルエリアネットワークに接続するためのインターフェース手段と、キー操作入力を検出するキー操作検出手段とを除く、各部への電力を制限する省電力モードを備えると共に、
    前記省電力モードのときに、前記インターフェース手段を通じて電力モード切替パケットを受信したとき、または前記キー操作検出手段で前記キー操作入力が検出されたとき、のいずれかのときに、すべての部位に電力を供給する通常モードに移行する手段を備える
    ことを特徴とするIP電話端末。
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