JP2012205223A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャッチホン音などのきっかけ音で通話切断後、所定時間内は当該相手先からの着信に対しては、ユーザ操作に依らず自装置側で自動的に話中応答を返却することができる通信装置を提供する。
【解決手段】本発明の通信装置は、回線に接続して通信処理を行う通信手段15と、通信手段15を用いて相手先との通話中に送信する音声に擬似イベント音を挿入する挿入手段11aと、挿入手段11aにより擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後、所定時間内は前記擬似イベント音を挿入した通話の相手先からの着信に対しては、自動的に話中応答処理を実行するよう通信手段15を制御する制御手段11と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通話中に擬似イベント音を通話相手先に送信する通信装置に関するものであり、特に、自動的に話中応答を返却する機能を備えた通信装置に関するものである。
現在、通話中に何らかの理由により早く通話を終了したい場合に、特定キーを押下するなどのユーザ操作によって、自電話装置内で生成したキャッチホン音やドアホン音、携帯電話着信音などの擬似イベント音を通話相手先にも聞かせることにより、電話を切るきっかけにする機能が実用化されている。
例えば、下記特許文献1(特開2003−18080号公報)に開示された移動通信端末では、通話中にノイズを擬似的に発生させ、あたかも電波が悪いために通話が途中で切れてしまったという状況をつくりだすことにより、通話相手に不快感を与えることなく簡易かつ速やかに通話を切断できることが示されている。
特開2003−18080号公報
しかしながら、このような装置では、キャッチホン音をきっかけとして通話を切断後、すぐに当該通話相手先が電話をかけ直してきた場合には、電話が着信状態に遷移してしまうと辻褄が合わずに不自然であり、そのため当該通話相手先に不信感を抱かせてしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解消することを課題とするものであり、キャッチホン音などのきっかけ音で通話切断後、所定時間内は当該相手先からの着信に対しては、ユーザ操作に依らず自装置側で自動的に話中応答を返却することができる通信装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、回線に接続して通信処理を行う通信手段と、前記通信手段を用いて相手先との通話中に送信する音声に擬似イベント音を挿入する挿入手段と、前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後、所定時間内は前記擬似イベント音を挿入した通話の相手先からの着信に対しては、自動的に話中応答処理を実行するよう前記通信手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後の経過時間を計測する計時手段をさらに備え、前記制御手段は、前記擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後に、経過時間を計測するよう前記計時手段を制御し、前記通信手段が回線からの着信信号を受信した際に、前記計時手段が予め定められた所定時間を計時していなければ、前記制御手段は、前記擬似イベント音を挿入した通話の相手先からの着信に対しては、自動的に話中応答処理を実行するよう前記通信手段を制御することを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、本願の請求項1または請求項2に係る発明において、前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断が行われた場合に、当該通話の相手先を識別するための識別情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記制御手段は、前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後、所定時間内に前記通信手段が着信信号を受信した場合に、当該着信に含まれる相手先の識別情報と前記記憶手段に記憶された識別情報とを比較し、一致すると判定すると、自動的に話中応答処理を実行するよう前記通信手段を制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、キャッチホン音などの擬似イベント音で通話切断後、所定時間以内は、当該擬似イベント音を挿入した通話相手先の電話番号からの着信に対しては、ユーザ操作によらず通信装置側で自動的に話中応答を返却し、着信状態に遷移しないようにする構成としたため、キャッチホン音を理由として電話を切ったにもかかわらず、擬似イベント音を挿入した通話相手先が直ちに電話をかけ直してきた場合であっても着信状態となってしまうことがなく、擬似イベント音を挿入した通話の相手先に不信感を抱かれる危険性を回避することが可能となる。
請求項2に係る発明においては、キャッチホン音などの擬似イベント音による通話切断直後から計測手段による計測時間が予め定められた所定時間を超過していない場合には、当該擬似イベント音を挿入した通話の相手先の電話番号からの着信に対しては、ユーザ操作によらず通信装置側で自動的に話中応答を返却し、着信状態に遷移しないようにする構成としたため、キャッチホン音を理由として電話を切ったにもかかわらず、擬似イベント音を挿入した通話の相手先が直ちに電話をかけ直してきた場合であっても着信状態となってしまうことがなく、擬似イベント音を挿入した通話の相手先に不信感を抱かれる危険性を回避することができ、より利便性の高い通信装置を提供することが可能となる。
請求項3に係る発明においては、キャッチホン音などの擬似イベント音による通話切断直後は、通話切断時に登録された擬似イベント音を挿入した通話の相手先の電話番号からの着信に対しては、ユーザ操作によらず通信装置側で自動的に話中応答を返却し、着信状態に遷移しないようにする構成としたため、キャッチホン音を理由として電話を切ったにもかかわらず、擬似イベント音を挿入した通話の相手先が直ちに電話をかけ直してきた場合であっても着信状態となってしまうことがなく、擬似イベント音を挿入した通話相手先に不信感を抱かれる危険性を回避することができ、より利便性の高い通信装置を提供することが可能となる。
本発明の実施例に係る電話システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施例に係るIP電話装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るIP電話装置の着信応答処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る話中応答処理シーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施例に係る着信応答処理シーケンスを示すシーケンス図である。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのIP電話装置を例示するものであって、本発明をこのIP電話装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の通信装置にも等しく適応し得るものである。
図1は、本発明の実施例に係る電話システムの概略構成を示す図である。電話システムは、IP(Internet Protocol)電話装置100、有線LAN41、PSTN(Public Switched Telephone Networks)網51、加入者電話機52、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ(=呼制御サーバ)61、IP電話ルータ62、ゲートウェイ63、及びIP電話網71を含むように構成されている。
IP電話装置100は、有線LAN41に接続されることにより、電話網を介した音声通信やFAX通信が可能な通信装置である。なお、IP電話装置100の内部構造の詳細については後述する。
有線LAN41は、IP電話装置100、SIPサーバ61、IP電話ルータ62、及びゲートウェイ63等が有線接続されたローカルのネットワークである。上述の各装置は有線LAN41に接続されることにより、相互に通信が可能となっている。なお、有線LAN41を構成する物理的な手段としては、例えばツイストペアケーブルを用いた10BASE−T(IEEE802.3iとして標準化)や100BASE−TX(IEEE802.3uとして標準化)等があげられる。
PSTN網51は、一般の加入者電話回線ネットワークである。PSTN網51は、末端に加入者電話機52を接続し、回線交換方式で通信相手に接続して音声通話を行うのに用いられる。加入者電話装置52は、電話加入者がPSTN網51を用いて他の加入者電話装置やIP電話装置100と音声通話を行うための電話装置である。
SIPサーバ61は、有線LAN41に接続されたIP電話装置100との通信の制御を、SIPを用いて行う通信制御装置である。SIPは、転送機能や発信者番号通知機能などを備えた通話制御プロトコルの一種であり、同系統のプロトコルと比較して接続にかかる時間が短いという特徴を持つ。
SIPサーバ61は、IP電話装置100等のSIPクライアントがアドレスを登録するレジスタサーバ、クライアントに代わってアドレスを検索するプロキシサーバ、クライアントから受け取った接続要求を別のアドレスに転送するリダイレクトサーバなどの機能を備えている。
IP電話ルータ62は、複数のIPネットワークを相互接続するためのネットワーク中継装置である。具体的には、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルでいうネットワーク層(第3層)やトランスポート層(第4層)の一部のプロトコルを解析して転送を行う。本実施形態では、IP電話ルータ62は有線LAN41とIP電話網71との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。
ゲートウェイ63は、プロトコル体系が異なるネットワーク間を相互接続するためのプロトコル変換器である。本実施形態のゲートウェイ63は、有線LAN41とPSTN網51とを接続し、SIP等のシグナリングプロトコルを用いてシグナル変換を行うことにより、両ネットワーク間での通信を可能とする。
IP電話網71は、電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用した通信網である。用いる通信回線としてはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の、いわゆるブロードバンド回線が利用される。
なおVoIPとは、音声を各種符号化方式で圧縮してパケットに変換し、IPネットワークでリアルタイム伝送する技術である。これによりIP電話網71は音声通話サービスの他、画像の送受信を行うテレビ電話サービス等も提供可能である。
次に、本発明の実施例にかかるIP電話装置の構成について説明する。
図2は、本発明の実施例にかかるIP電話装置100の要部構成を示すブロック図である。IP電話装置100は、本体部10と、受話器20とを含むように構成されている。本体部10は少なくとも、制御部11(=制御手段)、メモリ12(=記憶手段)、表示部13、操作部14、通信制御部15(=通信手段)、時計回路16(=計時手段)、及び信号処理部17を含んでいる。また受話器20は、スピーカ21、及びマイク22を含んでいる。
なお、本体部10と受話器20との接続方式は、有線ケーブル(不図示)を用いて接続する形態でもよいし、相互に無線部(不図示)を備えることにより無線通信を用いて接続する形態でもよい。
制御部11は、IP電話装置100の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発信の実施、或いは着信の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部11は、制御部11が備える演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される機能部として、きっかけ音挿入部11a(=挿入手段)、登録部11b、カウンタ部11cを備えている。
きっかけ音挿入部11aは、操作部14からのユーザ操作によって、キャッチホン音などの擬似イベント音であるきっかけ音を発生させ、後述する信号処理部17に一定時間挿入する。これにより、通話相手先に擬似イベント音(きっかけ音)を聞かせることができるため、電話を切るきっかけとすることができる。なお、きっかけ音挿入部11aは、ユーザが操作部14を操作している(例えば、所定キーを押下している)間だけ擬似イベント音を発生させ、信号処理部17に挿入させるように構成してもよい。
登録部11bは、操作部14からのユーザ操作によって、きっかけ音挿入部11aが擬似イベント音を挿入させたことで通話が切断された場合に、メモリ12に対して切断された通話における相手先を識別するための識別情報である特定の相手先の加入者電話機52に割り当てられている電話番号や特定の相手先のIP電話装置100に割り当てられているIPアドレスの登録処理を行う。なお、登録部11bは、操作部14からのユーザ操作によって、きっかけ音挿入部11aが擬似イベント音を発生させた時点において、その後に切断された通話における相手先の電話番号等をメモリ12に対して登録処理を行なうように構成してもよい。
カウンタ部11cは、きっかけ音挿入部11aにより挿入された擬似イベント音によって通話切断処理が行なわれた場合に、通話切断完了後の経過時間を時計回路16によりカウントする。そしてカウント時間(=計測時間)が所定の時間、例えば30分を超えた場合に、制御部11は、後述するように、通信制御部15がネットワークに接続されたSIPサーバ61と通信を行なうことにより着信が受信された際に、通信制御部15に対して全ての相手先からの着信に対する通常の着信応答処理の実施を指示する。
また、カウント時間が所定の時間を超えていない場合に、制御部11は、後述するように、通信制御部15がネットワークに接続されたSIPサーバ61と通信を行なうことにより着信が受信された際に、通信制御部15に対して特定の相手先(すなわち、擬似イベント音によって通話切断処理を行なった通話相手先)からの着信に対する話中応答処理の実施を指示し、特定の相手先以外からの着信に対する通常の着信応答処理の実施を指示する。
なお、所定時間の長さは、予め工場出荷時等に定められてメモリ12または制御部11が実行するプログラムの内部等に記録されているものとする。あるいは、操作部14からユーザが所望する所定時間の長さを設定してメモリ12に記録させてもよい。きっかけ音挿入部11aにより挿入された擬似イベント音によって新たな通話切断処理が行なわれた場合に、カウンタ部11cはカウント時間の初期化を行なった後、再びカウントを開始する。
メモリ12は、IP電話装置100が保持する各種データを一時的に記録する媒体である。メモリ12は制御部11によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、操作部14によってユーザから受けた指示命令や特定の相手先を識別するための電話番号等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
表示部13は、IP電話装置100が保持する各種情報、例えば着信時における発信側電話番号等をユーザに対して表示する。表示部13は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。
操作部14は、ユーザが本体部10を用いてIP電話装置100の操作を行うためのものである。操作部14は、きっかけ音挿入部11aが擬似イベント音を発生させて信号処理部17に挿入するためのユーザ指示や、通信を行うための各種操作、例えば通話を行う相手の電話番号の入力等を受け付ける。操作部14は通常、数字キーやリダイヤルキー等の複数の操作キーを含むように構成されている。
通信制御部15は、IP電話装置100を電話回線に接続するための通信インタフェースである。通信制御部15は、ネットワークに接続されたSIPサーバ61と通信を行うことにより、音声通話の着信処理や発信処理等を実施することが可能である。
時計回路16は、現在時刻を計時するための回路であり、例えば所定の周波数による発振出力を行う水晶振動子を用いて計時を行う。また時計回路16は、時刻情報だけではなく、現在の月日や曜日といった暦に関連する暦情報の管理を行うことも可能である。
信号処理部17は、通信制御部15により入力された音声データの復号処理を行う。復号により得られた音声信号はスピーカ21に与えられる。また信号処理部17は、マイク22より入力された音声信号やきっかけ音挿入部11aにより挿入された擬似イベント音に所定の符号化処理を施して音声データを作成し、通信制御部15に与える。これにより音声データは、PSTN網51を介して接続されるその他の通信装置に送信される。
受話器20に含まれるスピーカ21は、通話音声を出力する音声出力装置である。またマイク22は、通話音声を入力する音声入力装置である。
次に、以上のように構成されるIP電話装置100を用いた着信応答処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
先ず、制御部11は、着信信号の受信待ち状態において、通信制御部15によりSIPサーバ61から着信のINVITEメッセージを受信したか否かを判定する(ステップS11)。制御部11は、通信制御部15がINVITEメッセージを受信したと判定した場合(ステップS11、YES)、通信制御部15により受信されたINVITEメッセージに基づき、着信した相手先電話番号とメモリ12に登録されているきっかけ音で通話切断した相手先の電話番号とを比較して、受信された着信がきっかけ音で通話切断した相手先からの着信であるか否かを判定する(ステップS12)。
そして、きっかけ音で通話切断した相手先からの着信である場合には(ステップS12のYES)、カウンタ部11cが時計回路16によりカウントした計測時間に基づき、きっかけ音による通話切断後の経過時間が所定時間内であるか否かを判定する(ステップS13)。経過時間が所定時間内である場合には(ステップS13のYES)、自動的に話中応答処理を行い(ステップS14)、処理を終了する。
ここで、図4は、話中応答処理の一例を示したシーケンス図である。図4の例では、IP電話システムの代表的な呼制御プロトコルであるSIPによる話中応答シーケンスを示している。なお、通常はIP電話装置と相手先電話機との間にSIPサーバが存在しているが、説明を簡略化するためにここでは記載を省略する。
相手先の加入者電話機52からIP電話装置100に対して発信操作が行なわれると、INVITEメッセージが送信される(フェーズF41)。これを受けたIP電話装置100は、INVITEメッセージに含まれる送信元電話番号やIPアドレス等に基づき、着信を受け付けず話中応答処理を行ない、相手先の加入者電話機52に対して486BusyHereメッセージが送信される(フェーズF42)。
そして、相手先の加入者電話機52において486BusyHereメッセージを受信したことを示すACKをIP電話装置100に対して返却する(フェーズF43)。これにより、相手先の加入者電話機52において話中音(ビジートーン)を鳴動する。
一方、制御部11は、ステップS12において受信された着信がきっかけ音で通話切断した相手先からでない場合には(ステップS12のNO)、あるいは、ステップS13においてきっかけ音による通話切断後の経過時間が所定時間内でない場合には(ステップS13のNO)、通常の着信応答処理を行い(ステップS15)、処理を終了する。
ここで、図5は、着信応答処理の一例を示したシーケンス図である。図5の例では、IP電話システムの代表的な呼制御プロトコルであるSIPによる着信応答シーケンスを示している。なお、図4と同様に説明を簡略化するためにここではSIPサーバの記載を省略する。
相手先の加入者電話機52からIP電話装置100に対して発信操作が行なわれると、INVITEメッセージが送信される(フェーズF51)。これを受けたIP電話装置100は、INVITEメッセージに含まれる送信元電話番号やIPアドレス等に基づき、着信を受け付けて着信状態になり、相手先の加入者電話機52に対して180Ringingメッセージが送信される(フェーズF52)。相手先の加入者電話機52ではこれを受けて呼出中状態になる。
次に、IP電話装置100において受話器20を上げるなど応答操作を実行されると、すると、相手先の加入者電話機52に対して200OKメッセージが送信される(フェーズF53)。
そして、相手先の加入者電話機52において200OKメッセージを受信したことを示すACKをIP電話装置100に対して返却する(フェーズF54)。これにより、IP電話装置100と相手先の加入者電話機52との間に双方向音声通話が確立する。
以上に説明した本実施形態によれば、キャッチホン音などの擬似イベント音(きっかけ音)による通話切断直後は、当該相手先からの着信に対して、ユーザ操作によらずIP電話装置側で自動的に話中応答する。このため、キャッチホン音を理由として電話を切ったにもかかわらず、直ちに電話をかけ直してきてしまった通話相手先に不信感を抱かれる危険性を回避することができる。
なお、上記実施例では、通信装置としてIP電話装置100を例に説明したが、これに限るものではなく、広域通信網に接続可能なIP電話装置であれば、これ以外の通信装置において本発明を実施する形態でもよい。例えば、携帯電話、インターネット電話、親子電話等において実施する形態であってもよい。
100・・・IP電話装置
10・・・本体部
11・・・制御部
11a・・・きっかけ音挿入部
11b・・・登録部
11c・・・カウンタ部
12・・・メモリ
13・・・表示部
14・・・操作部
15・・・通信制御部
16・・・時計回路
17・・・信号処理部
20・・・受話器

Claims (3)

  1. 回線に接続して通信処理を行う通信手段と、
    前記通信手段を用いて相手先との通話中に送信する音声に擬似イベント音を挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後、所定時間内は前記擬似イベント音を挿入した通話の相手先からの着信に対しては、自動的に話中応答処理を実行するよう前記通信手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後の経過時間を計測する計時手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後に、経過時間を計測するよう前記計時手段を制御し、
    前記通信手段が回線からの着信信号を受信した際に、前記計時手段が予め定められた所定時間を計時していなければ、前記制御手段は、前記擬似イベント音を挿入した通話の相手先からの着信に対しては、自動的に話中応答処理を実行するよう前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断が行われた場合に、当該通話の相手先を識別するための識別情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記挿入手段により擬似イベント音を挿入した通話の通話切断後、所定時間内に前記通信手段が着信信号を受信した場合に、当該着信に含まれる相手先の識別情報と前記記憶手段に記憶された識別情報とを比較し、一致すると判定すると、自動的に話中応答処理を実行するよう前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
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