JP2010050669A - 音声通信システム、装置、およびプログラム - Google Patents

音声通信システム、装置、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010050669A
JP2010050669A JP2008212368A JP2008212368A JP2010050669A JP 2010050669 A JP2010050669 A JP 2010050669A JP 2008212368 A JP2008212368 A JP 2008212368A JP 2008212368 A JP2008212368 A JP 2008212368A JP 2010050669 A JP2010050669 A JP 2010050669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power saving
terminal device
voice communication
saving mode
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008212368A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuta Ashimi
竜太 芦見
Kiyotaka Imagawa
清隆 今川
Hiroshi Kawase
浩史 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008212368A priority Critical patent/JP2010050669A/ja
Priority to US12/488,906 priority patent/US20100046736A1/en
Priority to CN200910151260.8A priority patent/CN101656806A/zh
Publication of JP2010050669A publication Critical patent/JP2010050669A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/10Architectures or entities
    • H04L65/1053IP private branch exchange [PBX] functionality entities or arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1069Session establishment or de-establishment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】
PCの消費電力を抑制するためには自動的に省電力モードへ移行する機能を使用することが非常に有効であり多く使われている機能である。しかし、自動的にPCが省電力モードに移行した際は、ソフトフォンが使用することができない状態であるため、着信を該当PCで受ける事ができない問題がある。
【解決手段】
上記課題を解決するために、IP電話サーバ上の電話一覧データテーブルに、各ソフトフォン搭載PCの省電力モード状態を記憶する領域を持たせる。さらに、ソフトフォン呼び出し要求があった場合に、ソフトフォン搭載PCの省電力モード状態を確認し、もし省電力モード中であった場合は、IP電話サーバは、省電力復帰メッセージをPCに送出する。さらに、PCが省電力から復帰した後ソフトフォンの呼び出しを行う動作をする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP電話システムにおける省電力状態のPC上のIP電話を呼び出すシステム、装置、及び、プログラムに関する。
IP電話システムにて、ソフトフォンと呼ばれるIP電話ソフトウェアを使用する場合、ソフトフォンをPCにインストールして使用する。また、PCは消費電力を抑制するための省電力モードを備えており、長時間PCを操作しない場合、自動的に省電力モードに移行する機能を備える。省電力モードとは、PCが一定時間操作の入力を受けない場合に自動的に省電力状態へ移行する機能であり、消費電力を抑制するのに非常に有効であり、多く使われている機能である。
省電力モードの例として、ハードディスクや、その他のデバイスの電源をオフにすることで、消費電力を抑える方法がある。ただし、メモリには電力が供給され、実行中のデータがそのまま保持されるため、電源を完全に切った場合と異なり作業を中断した状態からの作業復帰が可能である。その他、ハードディスク上にメモリの内容を退避してから、メモリを含む各デバイスの電源をオフにする方法がある。
特許文献1には、コンピュータネットワーク上のPCに内線番号を割り当て、内線電話機として利用する際に、低消費電力のスタンバイ状態にある際に、パケットを受信すると、通常の電源状態に回復する手法が開示されている。
特開平11−110089号公報
従来技術では、スタンバイ状態のPCの電源を回復させることは可能であるが、ネットワークインタフェースに特殊な機能が必要となり、既存のPCを利用することができず、製造コストや調達コストが増大する問題がある。
または、特殊なネットワークインタフェースを用いずに、既存のネットワークインタフェースに搭載されているWAKE ON LAN(R)機能を利用したとしても、発信側端末は、着信側端末がスタンバイ状態であることを知らないため、WAKE ON LAN(R)機能を用いて着信側端末を起動させることなく、通常どおり呼接続要求を送信する。呼接続サーバも、着信側端末がスタンバイ状態であることを知らないため、WAKE ON LAN(R)機能を用いて着信側端末を起動させることなく、通常通り呼接続要求を転送してしまうため、正常に呼接続ができない。
上記課題を解決するために、IP電話サーバ上の電話一覧データテーブルに、各ソフトフォンを搭載するPCの省電力モード状態を記憶する領域を持たせ、自動的に省電力から復帰した後にソフトフォンの呼び出しを行うシステム、装置、又は、プログラムを実現する。
本発明によれば、省電力モードへの自動移行機能を利用しながら、ソフトフォンを利用した場合に、PCが省電力モードに移行した場合においても電話を受ける事ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面により詳細に説明する。
図1は本実施例を適用したシステムの概要を示したものである。本システムは、ソフトフォンの管理とソフトフォンをインストールしたPCの状態情報を管理するIP電話サーバ100と、ソフトフォンA105をインストールしたPC103と、ソフトフォンB108をインストールしたPC106と、ソフトフォンC111をインストールしたPC109と、IP電話サーバ100と各PCを接続するIPネットワーク102から構成される。
IP電話サーバ100は、ソフトフォンを管理し、IP電話サーバとして呼制御等の制御を行うソフトフォン管理部123と、各ソフトフォンをインストールしたPCが省電力モードであるか否かを管理し、各PCと制御信号のやりとりを行う省電力管理部124を有する。また、各ソフトフォンの電話番号とIPアドレスの対応と各ソフトフォンがインストールされたPCが省電力状態か否かを管理する電話一覧データテーブル101を有する。
PC103は、ソフトフォンA105の他に、PCの省電力モードへの移行と省電力モードからの復帰を行う省電力制御部104を有する。PC106、PC109も同様にそれぞれ、省電力制御部107、省電力制御部110を有する。また、ソフトフォンA105は、PC103が省電力モードから回復したことを検知する状態検知部112と、IP電話サーバ100に状態情報の通知などをする状態通知部113と、電話としての呼接続要求や着信応答、通話機能などの電話として動作するための機能を備えた電話機能部114を有する。ソフトフォンB108、ソフトフォンC111も同様の構成である。
本実施例では、ソフトフォンA105には電話番号「1111」が付与され、ソフトフォンA105をインストールしたPC103にはIPアドレス「a.a.a.a」が割り当てられているものとする。同様に、ソフトフォンB108には電話番号「2222」が付与され、ソフトフォンB108をインストールしたPC106にはIPアドレス「b.b.b.b」が割り当てられているものとする。ソフトフォンC111には電話番号「3333」が付与され、ソフトフォンC111をインストールしたPC109にはIPアドレス「c.c.c.c」が割り当てられているものとする。本実施例中のPCには、IPアドレスは一つだけ割り当てられるものとし、割り当てられたIPアドレスはそのままソフトフォンの電話番号に対応するソフトフォンのIPアドレスとなるものとする。
図2はIP電話サーバ100にて管理する電話一覧データテーブル101の構成である。各ソフトフォンの電話番号200と、電話番号200と対応する各ソフトフォンIPアドレス201と、電話番号200のソフトフォンをインストールしたPCが省電力状態か否かを表す省電力状態202を有する。省電力状態202にはPCが省電力状態であることを示す「省電力モード」か、PCが省電力状態でなく通常稼動していることを示す「通常モード」のどちらかの情報が格納される。本実施例において、電話一覧データテーブル101には、ソフトフォンA105、ソフトフォンB108、ソフトフォンC111の電話番号200と、各ソフトフォンの電話番号200に対応するソフトフォンIPアドレス201が格納されている。各ソフトフォンがIP電話サーバ100にIP電話としての登録処理を行う際に、電話番号200とソフトフォンIPアドレス201が電話一覧データテーブル101に書き込まれる。初期状態では、省電力状態202は全て、PCが通常どおり稼動していることを表す「通常モード」が書き込まれる。尚、電話一覧データテーブル101は、既存のSIPサーバの電話とIPアドレスの対応を記憶するテーブルなどに管理下の電話端末の状態を記憶する属性を付け加えてもよいし、新たなテーブルとして作成してもよい。
次に、PC106に対し一定時間処理の入力がないか、又は、ユーザが意図的にPC106を省電力モードに移行させる操作を行い、PC106が省電力モードに移行した際に、PC103にインストールされたソフトフォンA105からPC106にインストールされたソフトフォンB108に対し電話をかける場合の動作を説明する。
まず、図3は、ソフトフォンB108がインストールされたPC106が省電力モードに移行する際の動作を示したものである。PC106が省電力モードに移行する場合、PC106の省電力制御部107は、PC106上で動作するアプリケーションであるソフトフォンB108に対し、省電力モード移行確認を送信する(302)。省電力モード移行確認を状態通知部113を介して受信したソフトフォンB108は、状態通知部113を介して、IP電話サーバ100内の省電力管理部124に省電力モード移行通知を送信する(303)。省電力モード移行通知を受信した省電力管理部124は電話一覧データテーブル101のソフトフォンB108に対応するレコードの省電力状態202を「通常モード」から「省電力モード」に書き換える。その後、省電力管理部124は省電力モード移行了解を送信する(305)。省電力モード移行了解を状態通知部113を介して受信したソフトフォンB108は、状態通知部113を介して、省電力制御部107に省電力モード移行許可を送信する(306)。省電力モード移行許可を受信した省電力制御部107はこの時点でPC106を省電力モードへと移行する(307)。
従来は、PCが省電力モードに移行する際には、省電力制御部107に相当する装置もしくはソフトウェアが、起動中のアプリケーションに対し、省電力モードに移行することを通知する。PCはアプリケーションから省電力モード移行に対する返答を受信した時点で省電力モードに移行する。これに対し、本実施例では、ソフトフォンが省電力モード移行確認の通知を受信すると、これからPCが省電力モードに移行することをIP電話サーバ100に通知してから、省電力制御部113に対し、省電力モード移行許可を出す。これにより、IP電話サーバ100は常に管理下のソフトフォンのインストールされたPCが省電力状態か否かを管理することができる。
図4は、ソフトフォンA105から省電力モードのPC106上のソフトフォンB108に対して呼接続を行う際の動作を示したものである。各ソフトフォンやIP電話サーバ100の詳細な処理は後で説明する。ソフトフォンA105は電話機能部114を介し、IP電話サーバ100に通話相手であるソフトフォンB108の電話番号「2222」への発信要求を送信する(401)。IP電話サーバ100はソフトフォンB108への発信要求受付を完了すると(402)、ソフトフォンA105に対し、ソフトフォンB108を呼び出し中状態であることを通知する(403)。ステップ(403)のメッセージを電話機能部114を介して受信したソフトフォンA105は呼び出し音を受信機から鳴らす(404)。
次に、IP電話サーバ100は、発信先のPC106の省電力状態を判定する(405)。図2より、ソフトフォンB108は「省電力モード」のため、IP電話サーバ100は、ソフトフォンB108のインストールされたPC106に対し、省電力モード復帰要求を送信する(406)。この復帰要求は例えば、WAKE ON LAN(R)機能を用いても良い。ステップ(406)のメッセージを状態通知部113を介して受信したPC106は、省電力制御部107により、省電力モードからの復帰処理を行い、通常モードに移行する(407)。
PC106が省電力モードから回復し、通常モードに移行すると、ソフトフォンB108は、状態検知部118により省電力モードからの復帰を検知する(408)。次に、ソフトフォンB108は、状態通知部119を介してIP電話サーバ100に省電力モード復帰通知を送信する(409)。省電力モード復帰通知を受信したIP電話サーバ100は、電話一覧データテーブル101のソフトフォンB108に対応するレコードの、省電力状態202を「省電力モード」から「通常モード」に書き換える(410)。次にIP電話サーバ100は、ソフトフォンB108に対し、ステップ(401)の発信要求に対する呼び出し通知を送信する(411)。ステップ(411)の呼び出し通知には発信元IPアドレス「a.a.a.a」が含まれている。ソフトフォンB108は、電話機能部120により呼び出し通知を受信すると、着信音を鳴らしてユーザに通話要求があったことを知らせる(412)。
次に、ユーザが受話器を取る等の通話に応じるアクションをした場合、ソフトフォンB108から電話機能部120を介して応答通知がIP電話サーバ100に送信される(413)。応答通知を受信したIP電話サーバ100は応答通知を発信元であるソフトフォンA105に送信する(414)。ステップ(414)の応答通知には発信先IPアドレス「b.b.b.b」が含まれている。応答通知を受信したソフトフォンA105はソフトフォンB108と通話を開始する。
尚、着信側端末であるソフトフォンB108が、着信する前に、ユーザの操作等により省電力モードから復帰した場合にも、ステップ(409)と同様に状態通知部119を介してIP電話サーバ100に省電力モード復帰通知を送信する。
IP電話サーバ100が、図4で説明した省電力モード中のPC106にインストールされたソフトフォンB108へ対する呼び出し要求を受信した場合のフローチャートを図5に示す。IP電話サーバ100のソフトフォン管理部123は、ソフトフォンA105からソフトフォンB108の電話番号「2222」への発信要求を受信する(501)。発信要求を受信したソフトフォン管理部123は、電話一覧データテーブル101にて発信先電話番号「2222」が登録されているかを確認する(502)。仮に電話番号「2222」が電話一覧データテーブル101に登録されていない場合は、ソフトフォン管理部123は発信元であるソフトフォンA105に接続不可を通知する(503)。
本実施例では、電話一覧データテーブル101にて電話番号「2222」は登録されており、発信元ソフトフォンA105に対し、発信先ソフトフォンB108を呼び出し中であることを通知する(504)。次に、省電力管理部124が、電話一覧データテーブル101にて、発信先ソフトフォンB108の状態が省電力状態であるかを確認する(505)。発信先ソフトフォンB108の状態が「通常モード」である場合、ソフトフォン管理部123が電話一覧データテーブル101にて発信先ソフトフォンB108の電話番号「2222」に対応するIPアドレス「b.b.b.b」を参照し(506)、ソフトフォンB108に対して呼び出し通知を送信する(507)。
発信先ソフトフォンB108の状態が「省電力モード」である場合、省電力管理部124が、電話一覧データテーブル101にて、発信先ソフトフォンB108の電話番号「2222」に対応するIPアドレス「b.b.b.b」を参照し(508)、発信先IPアドレス「b.b.b.b」宛に省電力復帰要求を送信する(509)。ステップ(509)後、一定時間、省電力管理部124は発信先ソフトフォンB108からの省電力モード復帰通知の受信を受け付ける(510)。省電力管理部124が省電力モード復帰通知を受信しなかった場合、ソフトフォン管理部123は発信元であるソフトフォンA105に接続不可を通知する(503)。省電力管理部124は、省電力モード復帰通知を受信した場合、電話一覧データテーブル101のIPアドレス「b.b.b.b」に対応するレコードの省電力状態202を「通常モード」に更新する(511)。ステップ(511)の処理が行われるまで、ソフトフォンB108の電話番号「2222」への発信要求は、IP電話サーバ100により保持され、ソフトフォンB108に転送されない。
ステップ(511)において発信先ソフトフォンB108の状態が「通常モード」に更新された後、ソフトフォン管理部123が電話一覧データテーブル101にて発信先ソフトフォンB108の電話番号「2222」に対応するIPアドレス「b.b.b.b」を参照し(506)、ソフトフォンB108に対して呼び出し通知を送信する(507)。
図8は本実施例を適用したシステムにおける第2の概要を示したものである。本システムは、図1との相違点としてPC103,106,109はそれぞれ無線LANアクセスポイント121,122を介してIP電話サーバ100と接続されている。本実施例では、図8のような無線LAN環境での利用について説明する。PC103,106,109はノートPCやPDA端末などのモバイル端末であることを想定している。
PC103が無線LANアクセスポイント121の通信エリア内に進入した場合、ソフトフォンA105の電話機能部114は、無線LANアクセスポイント121を介して、IP電話サーバ100内のソフトフォン管理部123に対し、SIPプロトコルによる登録処理を行う。この時点で、電話一覧データテーブル101には、ソフトフォンA105のレコードが生成される。次に、PC103が一定時間操作入力を一切受けずに、省電力モードに移行する際、実施例1と同様の手順にてIP電話サーバ100にソフトフォンA105が省電力モードへ移行したことが通知される。次に無線LANアクセスポイント122の通信エリア内に存在するPC106のソフトフォンB108からソフトフォンA105に対して発信要求があった場合、IP電話サーバ100は図4で示した手順にてPC103を省電力モードから回復させ、ソフトフォンA105に対し、呼び出し通知を行う。呼び出し通知を受信したソフトフォンA105は、IP電話サーバ100を介してソフトフォンB108に応答通知を送信し、以後通話可能となる。
PC103が無線LANアクセスポイント121の通信エリアから出て、無線LANアクセスポイント122の通信エリアの通信エリアに入った場合、ソフトフォンA105の電話機能部114は、無線LANアクセスポイント122を介して、IP電話サーバ100内のソフトフォン管理部123に対し、SIPプロトコルによる登録処理を行う。登録処理として例えば、電話一覧データテーブル101のソフトフォンA105のレコードを書き換えるか、又は、電話一覧データテーブル101にソフトフォンA105のレコードを新たに再生成し、古いソフトフォンA105のレコードが削除する等が考えられる。
次に、PC103が一定時間操作入力を一切受けずに、省電力モードに移行する際、実施例1と同様の手順にてIP電話サーバ100にソフトフォンA105が省電力モードへ移行したことが通知される。次に無線LANアクセスポイント122の通信エリア内に存在するPC106のソフトフォンB108からソフトフォンA105に対して発信要求があった場合、IP電話サーバ100は図4で示した手順にてPC103を省電力モードから回復させ、ソフトフォンA105に対し、呼び出し通知を行う。呼び出し通知を受信したソフトフォンA105は、IP電話サーバ100を介してソフトフォンB108に応答通知を送信し、以後通話可能となる。
このように、無線LAN環境においても、移動先ごとに電話の登録処理と状態通知を行うことにより、省電力状態での着信が可能となる。本実施例のシステムは、フリーアドレスオフィスのみならず、公衆無線LAN環境への適応も可能である。
実施例1,2では、図4のステップ(405,406)において、IP電話サーバは、着信側のソフトフォンが省電力モードであることを確認し、省電力モードであることを確認すると省電力モード復帰要求を送信している。別の方法として、ステップ(401)の発信要求がきた場合、着信側ソフトフォンの省電力状態の判定を行わず、常に、省電力モード復帰要求を送信してから、呼び出し通知を送信してもよい。
次に、図6に実施例1,2で説明したIP電話サーバ100のハードウェア構成を示す。IP電話サーバは、CPU601,メモリ602、I/Oインタフェース603、ネットワークインタフェース604から構成される。図1のソフトフォン管理部123と、省電力管理部124と、電話一覧データテーブル101はメモリ602に格納される。CPU601はメモリ602に格納されたソフトフォン管理部123と、省電力管理部124と、電話一覧データテーブル101を参照し、本実施例で説明した処理を行う。また、IP電話サーバ100がPC103、PC106、PC109と通信する際はネットワークインタフェース604を用いる。I/Oインタフェース603はキーボードやディスプレイなどを用いた入出力のために用いる。
次に、図7にソフトフォンがインストールされたPC103のハードウェア構成を示す。PC106、109についても同じ構成となっている。PC103は、CPU701,メモリ702、I/Oインタフェース703、マイク704、スピーカー705、ネットワークインタフェース706から構成される。省電力制御部104と、ソフトフォンA105はソフトウェアとして実装され、メモリ702に格納される。CPU701はメモリ702に格納された省電力制御部104と、ソフトフォンA105のソフトウェアを実行し、実施例1,2で説明した処理を行う。また、電話として、ユーザからの音声入力を受け付けるときはマイク704を利用する。ユーザへ音声出力する場合はスピーカー705を用いる。マイク704、スピーカー705は内蔵でも外付けでもよい。PC103がIP電話サーバ100と通信する際はネットワークインタフェース706を用いる。I/Oインタフェース703はキーボードやディスプレイなどを用いた入出力のために用いる。
以上の実施例1,2の形態によると、PCが省電力モードに移行する際に、ソフトフォンが省電力モードに移行することをIP電話サーバに伝えておくことにより、IP電話サーバはソフトフォンがインストールされたPCの状態を常に把握することが可能となる。これにより、IP電話サーバは呼接続の際に、発信側端末装置の呼接続要求を転送する前に、着信側端末装置のソフトフォンをインストールしたPCを通常モードに復帰させ、呼接続要求を受信できることを確認してから、発信先ソフトフォンがインストールされたPCを省電力モードから復帰させて通話可能にすることができる。上記の処理は、電話サーバに呼接続要求を行い、他の端末装置と通話できる電話機能を備えた端末装置全般に適用可能である。
尚、実施例1,2で説明したIP電話サーバは、ソフトフォンの呼接続処理を行う機能を有しており、音声通信サーバ、通信サーバと表現することもできる。また、省電力管理部は、PCの動作モードを管理しており、動作モード管理部と表現することもできる。また、ソフトフォン管理部は、ソフトフォンのみならず、IPネットワークに接続される電話端末の呼接続処理を行うことができ、通話機能管理部、又は、呼接続管理部と表現することもできる。また、電話一覧データテーブルは、必ずしもテーブルである必要はなく、ソフトフォンの電話番号と、ソフトフォンIPアドレスと、省電力状態の対応を記憶する記憶部であればよい。
システム概要の一例 電話一覧データテーブルの一例 PC省電力モード移行時のデータシーケンスの一例 省電力モード中PCのソフトフォン呼び出し時のデータシーケンスの一例 ソフトフォン呼び出し時のIP電話サーバ100の動作フローチャートの一例 IP電話サーバのハードウェア構成の一例 電話機能を有する端末装置のハードウェア構成の一例 無線を用いたシステム概要の一例
符号の説明
100 IP電話サーバ
101 電話一覧データテーブル
102 IPネットワーク
103、106、109 PC
104、107、110 省電力制御部
105、108、111 ソフトフォン
112、115,118 状態検知部
113,116,119 状態通知部
114,117,120 電話機能部
121、122 無線LANアクセスポイント
123 ソフトフォン管理部
124 省電力管理部
601 CPU
602 メモリ
603 I/Oインタフェース
604 ネットワークインタフェース
701 CPU
702 メモリ
703 I/Oインタフェース
704 マイク
705 スピーカー

Claims (18)

  1. 通話機能を備え、消費電力を抑制する省電力モードと通常モードの2つの動作モードで動作する端末装置と通信網により接続される音声通信サーバであって、
    発信側端末装置から省電力モードで動作中の着信側端末装置に対する発信要求を受信すると、前記着信側端末装置に通常モードへ復帰させるためのメッセージを送信する動作モード管理部と、
    前記着信側端末装置から通常モードへ復帰したことを伝えるメッセージを受信すると、前記着信側端末装置に呼び出し通知を送信する通話機能管理部とを有することを特徴とする音声通信サーバ。
  2. 請求項1記載の音声通信サーバであって、
    前記通信網上において前記端末装置を特定する通信アドレスと、前記通信アドレスが示す前記端末装置の動作モードを記憶する記憶部を有することを特徴とする音声通信サーバ。
  3. 請求項2記載の音声通信サーバであって、
    前記通話機能管理部は、前記発信側端末装置から呼接続要求を受信すると、前記着信側端末を特定する通信アドレスが前記記憶部に登録されているか検索し、
    前記着信側端末の通信アドレスが登録されていた場合、前記動作モード管理部により前記記憶部の前記着信側端末の通信アドレスと対応する前記着信側端末装置の動作モードを参照し、前記記憶部の前記端末装置の動作モードが省電力モードの場合、前記着信側端末装置に通常モードへ復帰させるためのメッセージを送信することを特徴とする音声通信サーバ。
  4. 請求項3記載の音声通信サーバであって、
    前記動作モード管理部は、前記着信側端末装置から通常モードへ復帰したことを伝えるメッセージを受信すると、前記記憶部の前記端末装置の動作モードを通常モードに変更することを特徴とする音声通信サーバ。
  5. 請求項3記載の音声通信サーバであって、
    前記動作モード管理部は、前記端末装置から省電力モードへの移行通知を受信すると、前記記憶部の前記端末装置の動作モードを省電力モードに更新することを特徴とする音声通信サーバ。
  6. 通話機能を備え、消費電力を抑制する省電力モードと通常モードの2つの動作モードで動作する端末装置であって、
    一定時間ユーザからの入力がない場合に、省電力モードへ移行するための省電力制御部と、
    前記省電力モードへ移行する際に、音声通信サーバに省電力へ移行することを伝える音声通信部とを有することを特徴とする端末装置。
  7. 請求項6記載の端末装置であって、
    省電力モードで動作中に着信通知を受ける場合、前記音声通信部により前記音声通信サーバから省電力モードからの復帰を指示するメッセージを受信し、前記音声通信サーバに省電力モードからの復帰を通知するメッセージを送信し、前記着信通知を受けることを特徴とする端末装置。
  8. 請求項7記載の端末装置であって、
    前記着信通知には、発信側の前記端末装置の通信アドレスが含まれることを特徴とする端末装置。
  9. 通話機能を備え、消費電力を抑制する省電力モードと通常モードの2つの動作モードで動作する端末装置を、
    一定時間ユーザからの入力がない場合に、省電力モードへ移行するための手段と、
    前記省電力モードへ移行する際に、音声通信サーバに省電力へ移行することを伝える手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムであって、
    省電力モードで動作中に着信通知を受ける場合、前記音声通信部により前記音声通信サーバから省電力モードからの復帰を指示するメッセージを受信する手段と、
    前記音声通信サーバに省電力モードからの復帰を通知するメッセージを送信する手段と、
    前記着信通知を受ける手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムであって、
    前記着信通知には、発信側の前記端末装置の通信アドレスが含まれることを特徴とするプログラム。
  12. 音声通信システムであって、
    通話機能を備え、消費電力を抑制する省電力モードと通常モードの2つの動作モードで動作し、一定時間ユーザからの入力がない場合に、省電力モードへ移行するための省電力制御部と、前記省電力モードへ移行する際に、音声通信サーバに省電力へ移行することを伝える音声通信部とを有する端末装置と、
    発信側端末装置から省電力モードで動作中の着信側端末装置に対する呼接続要求を受信すると、着信側端末装置が省電力モードである場合、前記着信側端末装置に通常モードへ復帰させるためのメッセージを送信する動作モード管理部と、前記着信側端末装置から通常モードへ復帰したことを伝えるメッセージを受信すると、前記着信側端末装置に呼び出し通知を送信する通話機能管理部とを有することを特徴とする音声通信サーバとを有することを特徴とする音声通信システム。
  13. 請求項12記載の音声通信システムであって、
    前記音声通信サーバは、前記通信網上において前記端末装置を特定する通信アドレスと、前記通信アドレスが示す前記端末装置の動作モードを記憶する記憶部を有することを特徴とする音声通信システム。
  14. 請求項13記載の音声通信システムであって、
    前記音声通信サーバは、前記通話機能管理部により前記発信側端末装置から呼接続要求を受信すると、前記着信側端末を特定する通信アドレスが前記記憶部に登録されているか検索し、
    前記着信側端末の通信アドレスが登録されていた場合、前記動作モード管理部により前記記憶部の前記着信側端末の通信アドレスと対応する前記着信側端末装置の動作モードを参照し、当該端末装置の動作モードが省電力モードの場合、前記着信側端末装置に通常モードへ復帰させるためのメッセージを送信することを特徴とする音声通信システム。
  15. 請求項14記載の音声通信システムであって、
    前記音声通信サーバは、前記動作モード管理部により、前記着信側端末装置から通常モードへ復帰したことを伝えるメッセージを受信すると、前記記憶部の前記端末装置の動作モードを通常モードに変更することを特徴とする音声通信システム。
  16. 請求項13記載の音声通信システムであって、
    前記音声通信サーバは、前記動作モード管理部により、前記端末装置から省電力モードへの移行通知を受信すると、前記記憶部の前記端末装置の動作モードを省電力モードに更新することを特徴とする音声通信システム。
  17. 請求項12記載の音声通信システムであって、
    前記端末装置は、省電力モードで動作中に着信通知を受ける場合、前記音声通信部により前記音声通信サーバから省電力モードからの復帰を指示するメッセージを受信し、前記音声通信サーバに省電力モードからの復帰を通知するメッセージを送信し、前記着信通知を受けることを特徴とする音声通信システム。
  18. 請求項17記載の音声通信システムであって、
    前記着信通知には、発信側の前記端末装置の通信アドレスが含まれることを特徴とする音声通信システム。
JP2008212368A 2008-08-21 2008-08-21 音声通信システム、装置、およびプログラム Withdrawn JP2010050669A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212368A JP2010050669A (ja) 2008-08-21 2008-08-21 音声通信システム、装置、およびプログラム
US12/488,906 US20100046736A1 (en) 2008-08-21 2009-06-22 Voice communication system, equipment and program
CN200910151260.8A CN101656806A (zh) 2008-08-21 2009-07-01 语音通信系统、装置及程序

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212368A JP2010050669A (ja) 2008-08-21 2008-08-21 音声通信システム、装置、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010050669A true JP2010050669A (ja) 2010-03-04

Family

ID=41696409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008212368A Withdrawn JP2010050669A (ja) 2008-08-21 2008-08-21 音声通信システム、装置、およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100046736A1 (ja)
JP (1) JP2010050669A (ja)
CN (1) CN101656806A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199470A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Fujitsu Ltd 端末状態制御装置、端末状態制御プログラム、端末状態制御方法および端末状態制御システム
JP2011244280A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 通信端末
JP2012114752A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Fujitsu Ltd 端末装置、サーバ装置及び省電力プログラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102624566A (zh) * 2012-03-20 2012-08-01 华为技术有限公司 唤醒呼叫类终端的方法、装置及系统
CN104683607A (zh) * 2015-03-24 2015-06-03 深圳市有信网络技术有限公司 一种提升软电话接通率的方法及其装置
US11908291B2 (en) * 2020-07-21 2024-02-20 Freeus, Llc Reconfigurable power modes

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199470A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Fujitsu Ltd 端末状態制御装置、端末状態制御プログラム、端末状態制御方法および端末状態制御システム
JP2011244280A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 通信端末
JP2012114752A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Fujitsu Ltd 端末装置、サーバ装置及び省電力プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101656806A (zh) 2010-02-24
US20100046736A1 (en) 2010-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070263613A1 (en) System for connecting information processing devices associated with IP telephones
US20040114581A1 (en) Voice-over-IP communicator
JP2006254411A (ja) Ip通信システム、ipネットワークにおける通信制御方法およびクライアント端末、ならびにクライアントサーバ
JP2010050669A (ja) 音声通信システム、装置、およびプログラム
JP2008153774A (ja) シンクライアントシステムおよび通信装置
JP4033847B2 (ja) Ip電話システム、ネットワーク管理サーバおよびip電話機
US20100266113A1 (en) Telephone call maintenance with single party for subsequent reconnection
JP4419819B2 (ja) Ip端末装置
JP4667526B2 (ja) 連携装置、連携システム及びコンピュータプログラム
JP2008193225A (ja) サーバ装置およびプログラム
JP6602919B2 (ja) 通信サーバ
JP4734170B2 (ja) Ip電話中継装置、ip電話中継システム及びip電話中継方法
JP4273348B2 (ja) 通信端末装置及び登録サーバ
JP5303366B2 (ja) 呼接続装置、呼接続方法、および呼接続プログラム
US8041013B2 (en) Transferring multiple dialogs of a call
JP5334193B2 (ja) 内線ip電話システム
JP6082315B2 (ja) インターホンシステム
JP2005295149A (ja) 音声通話システム、ウェブブラウザ端末、パソコン端末、音声通話方法ならびに端末プログラム
JP4910832B2 (ja) 端末状態通知装置および方法、プログラム
JP5059895B2 (ja) 通信データ再生システム及び通信データ再生方法
JP5088072B2 (ja) 電話システム
JP2011124775A (ja) 通信システム
JP4621130B2 (ja) 代理応答履歴蓄積機能を有する電話システム
JP2004274169A (ja) Ip通信基地局、呼制御情報保持装置、及びこれらを備えているip通信システム
JP2009206980A (ja) 電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101216

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20111018