JP2005101452A - マイクロレンズとその製造方法及び固体撮像素子とその製造方法 - Google Patents

マイクロレンズとその製造方法及び固体撮像素子とその製造方法 Download PDF

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和明 小川
Akira Suganuma
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Abstract

【課題】 隣り合うレンズ間のスペースが小さいマイクロレンズを製造する。
【解決手段】 (a)面上に、エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストを塗布し、紫外領域の光または電子ビームによる露光及び現像を行って、パターニングされた単位レジストを形成する。(b)工程(a)においてパターニングされた単位レジストに熱処理を施し、マイクロレンズの形状を与える。(c)工程(b)においてマイクロレンズの形状を与えられた単位レジストの少なくとも表面部分にイオン注入を行い、耐熱化されたマイクロレンズを得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロレンズとその製造方法に関する。また、マイクロレンズを備える固体撮像素子とその製造方法に関する。
図3(A)は、固体撮像素子を組み込んだ固体撮像装置の主要部を示すブロック図であり、図3(B)は、固体撮像素子の構成を示す概略的な平面図である。また、図3(C)は、マイクロレンズを備える固体撮像素子の画素配列部の一部の概略を示す断面図である。
図3(A)を参照する。固体撮像装置は、画素ごとに入射した光量に応じて信号電荷を発生し、発生した信号電荷に基づく画像信号を供給する固体撮像素子51、固体撮像素子51を駆動するための駆動信号(転送電圧等)を発生し、固体撮像素子51に供給する駆動信号発生装置52、固体撮像素子51から供給された画像信号にノイズ低減、ホワイトバランス、データ圧縮等の処理を行う出力信号処理装置53、出力信号処理装置53に接続され、画像信号を記憶する、たとえば記憶カードである記憶装置54、画像信号を表示する、たとえば液晶表示装置である表示装置55、画像信号を外部に伝送するインターフェイスである伝送装置56、必要に応じて画像信号を表示するテレビジョン57を含んで構成される。
固体撮像素子は、大別してCCD型とMOS型とを含む。CCD型は画素で発生した電荷をCCDで転送する。MOS型は、画素で発生した電荷をMOSトランジスタで増幅して出力する。特に限定されないが、以下、CCD型を例にとって説明する。
なお、駆動信号発生装置52から固体撮像素子51に供給される信号は、水平CCD駆動信号、垂直CCD駆動信号、出力アンプ駆動信号及び基板バイアス信号である。
図3(B)を参照する。固体撮像素子は、たとえば行列状に配置された複数の感光部62、複数の垂直CCD部64、複数の垂直CCD部64に電気的に結合された水平CCD部66、及び水平CCD部66の端部に設けられ、水平CCD部66からの出力電荷信号を増幅する増幅回路部67を含んで構成される。なお、画素配列部61は感光部62及び垂直CCD部64を含んで構成される。
感光部62は、光電変換素子(フォトダイオード)及び読み出しゲートを含んで構成される。光電変換素子は、入射した光量に応じて信号電荷を発生、蓄積する。蓄積された信号電荷は、読み出しゲートから垂直CCD部64に読み出され、垂直CCD部64内(垂直転送チャネル)を、水平CCD部66に向かう方向(垂直方向)に転送される。垂直CCD部64の末端まで転送された信号電荷は、水平CCD部66内(水平転送チャネル)を水平方向に転送され、増幅回路部67で増幅されて外部に取り出される。
図3(C)を参照する。たとえばn型のシリコン基板である半導体基板81に形成されたp型のウエル層82に、n型の不純物添加領域で構成される光電変換素子71、及びその隣にp型の読み出しゲート72を介して、n型領域の垂直転送チャネル73が形成されている。垂直転送チャネル73上方には絶縁膜74を介して、垂直転送電極75が形成されている。隣り合う光電変換素子71間にはp型のチャネルストップ領域76が形成されている。
チャネルストップ領域76は、光電変換素子71、垂直転送チャネル73等の電気的な分離を行うための領域である。絶縁膜74は、半導体基板81表面上に、たとえば熱酸化による酸化シリコン膜、その上にたとえばCVDによる窒化シリコン膜、たとえばこの窒化シリコン膜表面を熱酸化して得られる酸化シリコン膜が、下からこの順に積層されたONO膜である。垂直転送電極75は、たとえばポリシリコンで形成される第1層垂直転送電極及び第2層垂直転送電極を含む。垂直転送電極75上には、たとえばポリシリコンの熱酸化により得られる絶縁性の酸化シリコン膜77が形成されている。垂直CCD部64は、垂直転送チャネル73、及びその上方の絶縁膜74、垂直転送電極75を含んで構成される。
垂直転送電極75上方には、絶縁性の酸化シリコン膜77を介して、たとえばタングステンにより遮光膜79が形成されている。遮光膜79には、光電変換素子71の上方に開口部79aが形成されている。遮光膜79上には、窒化シリコン膜78が形成されている。
入射光量に応じて光電変化素子71で発生した信号電荷は、読み出しゲート72から水平転送チャネル73に読み出され、垂直転送電極75へ印加される駆動信号(転送電圧)により、垂直転送チャネル73内を転送される。遮光膜79は、上述のように各光電変換素子71上方に開口部79aを有し、画素配列部61に入射する光が光電変換素子71以外の領域に入射するのを防止する。
遮光膜79上方には、たとえば酸化シリコンでつくられた平坦化層83aが形成され、その平坦な表面上に、たとえば赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色のカラーフィルタ層84が形成される。その上を平坦化するために、更に平坦化層83bが形成される。平坦な表面を有する平坦化層83b上には、たとえばマイクロレンズ用のフォトレジストで作られるマイクロレンズ85が形成される。マイクロレンズ85は、各光電変換素子71の上方に、たとえば微小な半球状の凸レンズが配列されたものである。マイクロレンズ85は入射光を光電変換素子71に集光する。マイクロレンズ85で集束される光は、カラーフィルタ層84を通して光電変換素子71に入射する。隣り合うマイクロレンズ85間には、無効スペース85aがある。
マイクロレンズ85を製造するために、幾つかの方法が知られている。i線に対する感光性と熱硬化性とを併せもつマイクロレンズ用のフォトレジストを、レンズの平面形状にパターニングし、その後熱処理を施して表面を球面化しレンズ形状とする方法がある。
また、透明なレンズ材料体上にマイクロレンズ用フォトレジストを塗布、パターニングし、熱処理によってレンズの原型を形成し、その後ドライエッチングでレンズ材料体に形状を転写する技術も提案されている。(たとえば、特許文献1参照。)
一方、撮像デバイスの画素の微細化に伴い、マイクロレンズ85の無効スペース85aの縮小が求められている。しかし、現在市販されているマイクロレンズ用フォトレジストはi線専用であり、解像度が低く、無効スペース85aを十分に小さくするのは困難である。
また、画素の微細化に伴い、ウエハ工程においてKrF露光装置等を用いるのが主流となり、たとえば遮光膜79の開口部79a等は、KrF露光装置等を用いて形成する。このため、マイクロレンズ85を形成するためにi線専用のフォトレジスト及びi線露光装置を使用すると、遮光膜79の開口部79aの開口パターンとマイクロレンズ85との間に装置固有のディストレーション、倍率誤差などの影響で両者の良好な位置合わせ精度を得ることが難しい。
特開平10−148704号公報
本発明の目的は、隣り合うレンズ間のスペースが小さいマイクロレンズ及びその製造方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、小型化された固体撮像素子及びその製造方法を提供することである。
更に、本発明の他の目的は、光学的特性の優れた固体撮像素子及びその製造方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、(a)面上に、エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストを塗布し、紫外領域の光または電子ビームによる露光及び現像を行って、パターニングされた単位レジストを形成する工程と、(b)前記工程(a)においてパターニングされた単位レジストに熱処理を施し、マイクロレンズの形状を与える工程と、(c)前記工程(b)においてマイクロレンズの形状を与えられた単位レジストの少なくとも表面部分にイオン注入を行い、耐熱化されたマイクロレンズを得る工程とを有するマイクロレンズの製造方法が提供される。
この製造方法によれば、隣り合うレンズ間のスペースが小さいマイクロレンズを製造することが可能である。
また、本発明の他の観点によれば、アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMAからなる群より選ばれた材料で形成されるマイクロレンズであって、表面から一定値以上の深さまで添加原子が注入され硬化されたマイクロレンズが提供される。
このマイクロレンズは隣り合うレンズ間のスペースを小さく作製し得るマイクロレンズである。
更に、本発明の他の観点によれば、(e)半導体基板に不純物を添加して、光電変換素子を形成する工程と、(f)前記光電変換素子上方を含む領域に遮光膜を形成する工程と、(g)前記遮光膜上にレジストを塗布し、露光、現像を行って、所定の位置にのみ前記レジストを残し、前記レジストをマスクとしたエッチングにより、前記遮光膜のうち前記光電変換素子上方の領域に開口部を形成する工程と、(h)前記開口部の上方を含む領域に平坦面を形成する工程と、(i)前記開口部上方の前記平坦面上にマイクロレンズを形成する工程とを有し、前記工程(i)は、(i−1)前記平坦面上に、エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストを塗布し、紫外領域の光または電子ビームによる露光及び現像を行って、パターニングされた単位レジストを形成する工程と、(i−2)前記工程(i−1)においてパターニングされた単位レジストに熱処理を施し、マイクロレンズの形状を与える工程と、(i−3)前記工程(i−2)においてマイクロレンズの形状を与えられた単位レジストの少なくとも表面部分にイオン注入を行い、耐熱化されたマイクロレンズを得る工程とを含む固体撮像素子の製造方法が提供される。
この製造方法によれば、マイクロレンズのレンズ間のスペースを小さく形成できるため、固体撮像素子を小型化することが可能である。
また、工程(g)と工程(i−1)とにおいて同一の露光装置を用いると、遮光膜の開口部とマイクロレンズとの高い位置合わせ精度を確保することができ、光学的特性の優れた固体撮像素子を製造することができる。
更に、本発明の他の観点によれば、行列状に配置され、入射光を光電変換して信号電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送チャネルと、前記垂直転送チャネルから転送される信号電荷を水平方向に転送する水平転送チャネルとを備えた半導体基板と、前記垂直転送チャネル上方に形成された垂直転送電極と、前記垂直転送電極の上方に形成され、前記光電変換素子上方の領域に開口部を有する遮光膜と、前記遮光膜の前記開口部上方に形成されたマイクロレンズとを有し、前記マイクロレンズは、アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMAからなる群より選ばれた材料で形成され、表面から一定値以上の深さまで添加原子が注入され硬化されている固体撮像素子が提供される。
この固体撮像素子は、レンズ間のスペースが小さく形成されたマイクロレンズを備え得るため、小型化することが可能である。
また、遮光膜の開口部とマイクロレンズとの位置合わせ精度の高い、光学的特性に優れた固体撮像素子である。
本発明によれば、隣り合うレンズ間のスペースが小さいマイクロレンズ及びその製造方法を提供することができる。
また、本発明によれば、小型化された固体撮像素子及びその製造方法を提供することができる。
更に、本発明によれば、光学的特性の優れた固体撮像素子及びその製造方法を提供することができる。
エキシマレーザ用または紫外線露光用のレジスト、たとえばKrFレジスト等の汎用レジストは高解像度のレンズ材料として利用され得るが、耐熱性が十分ではない。このため、レンズ形状を形成した後の組み立て工程、たとえばパッケージング工程における固体撮像素子チップのはんだ付けなどで高温(はんだ付けの場合は約220℃)に晒されると熱フロして変形することがある。本願発明者らは、レンズ形状を形成する熱処理温度では硬化性をもたない汎用レジストのうち可視光に吸収をもたないKrF、ArF等のエキシマレーザ用または紫外線露光用のレジストを用いて、耐熱性を有するマイクロレンズを作製することに成功した。
以下、固体撮像素子の製造方法を例にとり、マイクロレンズの製造方法を説明する。
図1(A)〜(D)は、マイクロレンズを備える固体撮像素子の製造方法を説明するための概略的な断面図である。
図1(A)を参照する。たとえばn型のシリコン基板である半導体基板81を準備し、その表面からp型の不純物、たとえばホウ素をイオン注入し、p型のウエル層82を形成する。
ウエル層82の表面近傍にn型不純物、たとえばリンまたはヒ素をイオン注入し、垂直転送チャネル73を形成する。またp型不純物、たとえばホウ素をイオン注入し、チャネルストップ領域76を形成する。半導体基板81上に、熱酸化によるシリコン酸化膜、CVDによる窒化シリコン膜を形成し、その表面を熱酸化してONO膜とし、絶縁膜74を形成する。
垂直転送チャネル73上方を覆うように、たとえばポリシリコンで垂直転送電極75を形成する。垂直転送電極75は、たとえば第1層と第2層の転送電極から構成される。垂直転送電極75は、絶縁膜74上にたとえばCVDでポリシリコンを堆積し、フォトリソグラフィとエッチングでポリシリコンをパターニングすることによって作製される。
垂直転送電極75をマスクとして、または垂直転送電極75や絶縁膜74上に、レジストを塗布した後、露光、現像を行って、レジストを所定位置にのみ残し、そのレジストをマスクとして、n型不純物、たとえばリンまたはヒ素、またはp型不純物、たとえばホウ素をイオン注入し、光電変換素子71、読み出しゲート72等の不純物添加領域を形成する。
また、これらとは別に、図1(A)の断面図には現れていないが、半導体基板81に、水平CCD部66、増幅回路部67等を形成する。
垂直転送電極75を熱酸化して、その表面上に酸化シリコン膜77を形成した後、その上方にたとえばタングステンで遮光膜79を形成する。遮光膜79上にレジストを塗布し、露光、現像を行って、所定の位置にのみレジストを残し、レジストをマスクとしたエッチングにより、光電変換素子71の上方に開口部79aを形成する。なお、遮光膜79の開口部79aの形成工程を含め、実施例中の露光作業には、すべてたとえばKrF露光装置を使用する。
遮光膜79の上方を含む領域に、たとえば気相成長法によりBPSGで平坦化層83aを形成する。たとえば堆積したBPSG膜を850℃でリフロすることで平坦化層83aの平坦化された表面を得る。なお、平坦化には、リフロ以外の、たとえば化学機械研磨(CMP)を用いることもできる。また、BPSGの他、不純物を添加して融点を下げた他の酸化シリコンを用いることも可能である。
平坦化層83aの平坦な表面に、たとえば赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色のカラーフィルタ層84を形成する。カラーフィルタ層84は、たとえばフォトレジスト液に粒状の色素が混じった液(顔料分散レジスト)を平坦化層83aの表面上に塗布し、露光、現像によりパターン形成し、たとえば硬化温度220℃で熱硬化させることにより形成する。赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のフィルタ層を順に形成する。
カラーフィルタ層84上に、平坦化層83bを形成する。カラーフィルタ層84は、表面に凹凸を有するためである。平坦化層83bは、たとえば透明なフォトレジストを塗布し、220℃の硬化温度で熱硬化させることによって形成する。
ここまでは従来の固体撮像素子の製造方法と同様である。続いて、平坦化層83b上にマイクロレンズ85を形成する。
平坦化層83b表面上にレジスト88、たとえば富士フィルムアーチ(株)製のKrFレジスト(GKR5315)を塗布する。このレジストは、エキシマレーザ用としてつくられたポジ型レジストである。
次に、KrF露光装置を用いて紫外領域の光を照射(縮小露光)し、現像を行って、マイクロレンズパターンを形成する。たとえば複数の矩形状の単位レジストが行列状に配置されるようなマイクロレンズパターンを形成する。たとえば1つの単位レジスト88が一辺2.5〜2.6μmの正方形状となり、隣り合う正方形状の単位レジスト88の間隔が0.2μm以下となるように、マイクロレンズパターンを形成する。
図1(B)を参照する。正方形状にパターニングされた単位レジスト88にたとえば120〜140℃の熱処理を施し、マイクロレンズに好適な球面形状を形成する。
図1(C)を参照する。好適なレンズ形状に整えられた単位レジスト88にイオン注入を行う。たとえばPイオンを加速エネルギ80keV、ドーズ量1.0×1013cm−2でイオン注入する。イオン注入を行うことによって、レンズ形状に整形された単位レジスト88が、表面からある深さまで硬化し、マイクロレンズ85が形成される。硬化する深さは、主にイオン注入時の加速エネルギに依存する。硬化する深さは0.1μm以上であることが望ましい。隣り合うマイクロレンズ85間の無効スペース85aは、たとえば0.2μm以下に形成される。
なお、イオン注入後に、マイクロレンズ85内部の感光基等を不活性化し、レンズとしての安定性を高めるため、200℃以上の温度で熱処理、または紫外線の照射を行うことが好ましい。このようにして固体撮像素子89を得る。
上記の製造方法によれば、無効スペース85aを0.2μm以下にしてマイクロレンズ85を作製できるため、固体撮像素子等、マイクロレンズを備えるデバイスを小型化することが可能となる。
また、遮光膜79の開口部79aを形成する露光装置(たとえばKrFステッパ)と同一の露光装置でマイクロレンズ85を形成することができるため、露光装置特有のレンズディストーション等の影響を軽減し、両者の良好な位置合わせ精度を得ることができる。このため光学的特性の優れた固体撮像素子を製造することができる。
図1(D)は、固体撮像素子89の実装工程の一場面を示す概略的な断面図である。パッケージされた固体撮像素子89のパッケージ97内ではリード96と固体撮像素子89のボンディングパッドはワイアボンディングされている。パッケージ97は、所定の金属配線のなされたプリント配線基板94上の所定位置に配置される。パッケージ97の外部に延びたリード96はプリント配線基板94の所定の配線部と接続される。固体撮像素子89とプリント配線基板94は電気的に接続される。はんだ付けの際の温度は、たとえば220℃である。
本願発明者らは、上記のようにエキシマレーザ用、または紫外線露光用のレジストにイオン注入を行い、表面から一定深さまでを硬化させることによって、マイクロレンズ85を作製した。そして、このように作製されたマイクロレンズ85が、パッケージング等の後工程において必要な耐熱性を有していることを確認した。
図2(A)〜(F)は、本願発明者らが行った実験結果を示す顕微鏡写真である。
図2(A)を参照する。本願発明者らは、まず、カラーフィルタ層上の平坦化層表面に、富士フィルムアーチ(株)製のKrFレジスト(GKR5315)を厚さ0.5μmに塗布し、KrF露光装置を用いて縮小露光し、現像を行って、一辺が2.69μmの正方形状の単位レジストを行列状に形成(パターニング)した。隣り合う正方形状の単位レジストの間隔は0.2μmとした。
続いて、パターニングしたKrFレジストに130〜135℃の熱処理を施し、正方形状にパターニングしたKrFレジストをレンズ形状に整形した。図2(A)に示したのは、パターニングされ、レンズ形状に整形されたKrFレジストの顕微鏡写真である。
図2(B)を参照する。本願発明者らは、比較例として、図2(A)に示したKrFレジストを220℃に加熱した。220℃は前述したように、固体撮像素子チップをはんだ付けする際の温度である。図2(B)には、加熱後の顕微鏡写真を示した。
加熱によりマイクロレンズパターンが消失し、マイクロレンズは形成されていないことがわかる。
図2(C)は、図2(A)に示したKrFレジストに、Pイオンを、加速エネルギ80keV、ドーズ量1.00×1013cm−2でイオン注入してマイクロレンズを形成し、220℃に加熱した後の顕微鏡写真である。
イオン注入により、レンズ状に整形されたKrFレジストの表面からある深さまでが硬化し、マイクロレンズが形成される。このマイクロレンズは、220℃に加熱後も良好に保たれていることがわかる。
図2(D)は、ドーズ量を1.00×1014cm−2とし、その他は図2(C)の場合と同じ条件でイオン注入及び加熱を行った後のマイクロレンズの顕微鏡写真である。加熱後もマイクロレンズは良好に保たれている。
図2(E)は、注入するイオンをArにし、その他は図2(C)の場合と同じ条件でイオン注入及び加熱を行った後のマイクロレンズの顕微鏡写真である。加熱後もマイクロレンズは良好に保たれている。
図2(F)は、注入するイオンをArにし、その他は図2(D)の場合と同じ条件でイオン注入及び加熱を行った後のマイクロレンズの顕微鏡写真である。加熱後もマイクロレンズは良好に保たれている。
図2(C)〜(F)の写真からわかるように、図1を用いて説明した製造方法によるマイクロレンズは、固体撮像素子のパッケージング等の後工程に必要な耐熱性を有している。
なお、注入するイオンがPの場合もArの場合も、ドーズ量が1.00×1015cm−2になると、220℃に加熱後のマイクロレンズにはダメージや着色が生じた。
また、B、P、Ar及びAs等半導体一般に使用されるイオンを注入することでも、パッケージング等の後工程において必要な耐熱性が得られることを確認した。
実施例においては、KrF露光装置を用い、KrFレジストでマイクロレンズを作製したが、ArFエキシマレーザ光を用いるArF露光装置等、紫外領域の光を照射する露光装置、電子ビームを用いる電子ビーム露光装置等を使用し、それぞれの装置に適したレジストでマイクロレンズを作製してもよい。使用可能なレジストとして、ArFレジスト、Deep−UVレジスト、電子ビームレジスト等がある。具体的な材料としては、アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMA等を挙げることができる。
また、イオン注入には、PやAr等の1価イオンでなく、たとえばP++、P+++等の多価イオンを用いることもできる。更に、B、P、Ar及びAs以外のイオン種を使用することもできる。作製されるマイクロレンズ中においては、それらのイオンは電気的に中和され、添加された原子として残存する。ただし、不活性ガス等の添加原子は、ほとんどマイクロレンズ中には残らないものと考えられる。
イオン注入時の加速エネルギ及びドーズ量は、マイクロレンズの厚さや要求される耐熱性に応じて変更することが望ましい。固体撮像素子に好適なマイクロレンズを作製するためには、加速エネルギを40〜200keV、ドーズ量を1×1012〜1×1014cm−2とすることが好ましいであろう。
図4(A)及び(B)は、実施例による製造方法で製造されたマイクロレンズを備える固体撮像素子の変形例を示す図である。
図4(A)を参照する。固体撮像素子は平坦化層83a内にインナレンズ90を有していてもよい。インナレンズ90は、遮光膜79の各開口部79aの上方に形成される。マイクロレンズ85とインナレンズ90を用いて入射光を光電変換素子71上に集光することにより、集光効率を高めることができる。
インナレンズ90は、たとえば以下のように製作する。
たとえば遮光膜79の開口部79a上方の平坦化層83aを800℃でリフロすることにより、レンズの下側形状を整え、その上に、シリコン窒化膜を気相成長法で積層し、開口部79a上方を埋めた後、エッチバックによりやや平坦化して、全体として下に凸形状の下側インナレンズを形成する。
下側インナレンズ上に、気相成長法で、シリコン窒化膜を厚く積層する。積層したシリコン窒化膜上に、フォトレジスト膜を塗布形成し、レジストパターンを形成(露光、現像)した後、熱処理を行い、レンズ形状のフォトレジスト膜を形成する。
レンズ形状のフォトレジスト膜をマスクとして異方性エッチングを行い、全体として上に凸形状の上側インナレンズを形成する。下側インナレンズと合わせて、全体として上下に凸形状のインナレンズ90が形成される。
図4(B)を参照する。CCD型固体撮像素子を例にとって説明したが、それ以外の固体撮像素子に適応することも可能である。各光電変換素子71にMOSトランジスタ91が接続され、各光電変換素子71の蓄積電荷を選択的に読み出すことができる構成の固体撮像素子であってもよい。
なお、実施例による製造方法で製造したマイクロレンズを備える固体撮像素子は、図3(B)に示すように感光部が正方行列状に配列された固体撮像素子であっても、また、ハニカム構造を有する固体撮像素子であってもよい。
以上、実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。たとえば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
以上説明した製造方法によるマイクロレンズは、撮像デバイス以外の光学デバイス、たとえば液晶表示デバイス等、マイクロレンズを必要とするデバイスにも使用することができる。
また、上述した固体撮像素子は、デジタルカメラ全般、またたとえば携帯電話器等のデジタルカメラの機能を備えた機器等にも用いることができる。
(A)〜(D)は、マイクロレンズを備える固体撮像素子の製造方法を説明するための概略的な断面図である。 (A)〜(F)は、本願発明者らが行った実験結果を示す顕微鏡写真である。 (A)は、固体撮像素子を組み込んだ固体撮像装置の主要部を示すブロック図であり、(B)は、固体撮像素子の構成を示す概略的な平面図であり、(C)は、マイクロレンズを備える固体撮像素子の画素配列部の一部の概略を示す断面図である。 (A)及び(B)は、実施例による製造方法で製造されたマイクロレンズを備える固体撮像素子の変形例を示す図である。
符号の説明
51 固体撮像素子
52 駆動信号発生装置
53 出力信号処理装置
54 記憶装置
55 表示装置
56 伝送装置
57 テレビジョン
61 画素配列部
62 感光部
64 垂直CCD部
66 水平CCD部
67 増幅回路部
71 光電変換素子
72 読み出しゲート
73 垂直転送チャネル
74 絶縁膜
75 垂直転送電極
76 チャネルストップ領域
77 酸化シリコン膜
78 窒化シリコン膜
79 遮光膜
79a 開口部
81 半導体基板
82 ウエル層
83a,b 平坦化層
84 カラーフィルタ層
85 マイクロレンズ
85a 無効スペース
88 単位レジスト
89 固体撮像素子
90 インナレンズ
91 MOSトランジスタ
94 プリント配線基板
95 はんだ
96 リード
97 パッケージ

Claims (25)

  1. (a)面上に、エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストを塗布し、紫外領域の光または電子ビームによる露光及び現像を行って、パターニングされた単位レジストを形成する工程と、
    (b)前記工程(a)においてパターニングされた単位レジストに熱処理を施し、マイクロレンズの形状を与える工程と、
    (c)前記工程(b)においてマイクロレンズの形状を与えられた単位レジストの少なくとも表面部分にイオン注入を行い、耐熱化されたマイクロレンズを得る工程と
    を有するマイクロレンズの製造方法。
  2. 更に、
    (d)前記工程(c)の後に、前記マイクロレンズに熱処理または紫外領域の光の照射を行う工程と
    を含む請求項1に記載のマイクロレンズの製造方法。
  3. 前記エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストが、アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMAからなる群より選ばれた材料で形成されている請求項1または2に記載のマイクロレンズの製造方法。
  4. 前記工程(a)において、複数の単位レジストを、隣り合う単位レジスト間の間隔が0.2μm以下であるようにパターニングして形成する請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロレンズの製造方法。
  5. 前記工程(c)において、B、P、ArまたはAsの1価イオンまたは多価イオンをイオン注入する請求項1〜4のいずれか1項に記載のマイクロレンズの製造方法。
  6. 前記工程(c)において、40〜200keVの加速エネルギでイオン注入を行う請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロレンズの製造方法。
  7. 前記工程(c)において、1×1012〜1×1014cm−2のドーズ量でイオン注入を行う請求項1〜6のいずれか1項に記載のマイクロレンズの製造方法。
  8. 前記工程(c)において、単位レジストの表面から0.1μm以上の深さまでイオンを注入する請求項1〜7のいずれか1項に記載のマイクロレンズの製造方法。
  9. アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMAからなる群より選ばれた材料で形成されるマイクロレンズであって、表面から一定値以上の深さまで添加原子が注入され硬化されたマイクロレンズ。
  10. 前記一定値が0.1μmである請求項9に記載のマイクロレンズ。
  11. 前記添加原子が、B、P、ArまたはAsである請求項9または10に記載のマイクロレンズ。
  12. 複数の単位マイクロレンズを含み、隣り合う単位マイクロレンズ間の間隔が0.2μm以下である請求項9〜11のいずれか1項に記載のマイクロレンズ。
  13. (e)半導体基板に不純物を添加して、光電変換素子を形成する工程と、
    (f)前記光電変換素子上方を含む領域に遮光膜を形成する工程と、
    (g)前記遮光膜上にレジストを塗布し、露光、現像を行って、所定の位置にのみ前記レジストを残し、前記レジストをマスクとしたエッチングにより、前記遮光膜のうち前記光電変換素子上方の領域に開口部を形成する工程と、
    (h)前記開口部の上方を含む領域に平坦面を形成する工程と、
    (i)前記開口部上方の前記平坦面上にマイクロレンズを形成する工程と
    を有し、
    前記工程(i)は、
    (i−1)前記平坦面上に、エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストを塗布し、紫外領域の光または電子ビームによる露光及び現像を行って、パターニングされた単位レジストを形成する工程と、
    (i−2)前記工程(i−1)においてパターニングされた単位レジストに熱処理を施し、マイクロレンズの形状を与える工程と、
    (i−3)前記工程(i−2)においてマイクロレンズの形状を与えられた単位レジストの少なくとも表面部分にイオン注入を行い、耐熱化されたマイクロレンズを得る工程と
    を含む固体撮像素子の製造方法。
  14. 前記工程(g)で行う露光と前記工程(i−1)で行う露光が、同一種の光源を用いる露光装置を用いて行われる請求項13に記載の固体撮像素子の製造方法。
  15. 更に、
    (i−4)前記工程(i−3)の後に、前記マイクロレンズに熱処理または紫外領域の光の照射を行う工程と
    を含む請求項13または14に記載の固体撮像素子の製造方法。
  16. 前記エキシマレーザ用もしくは紫外線露光用のレジストまたは電子ビーム用レジストが、アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMAからなる群より選ばれた材料で形成されている請求項13〜15のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  17. 前記工程(i−1)において、複数の単位レジストを、隣り合う単位レジスト間の間隔が0.2μm以下であるようにパターニングして形成する請求項13〜16のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  18. 前記工程(i−3)において、B、P、ArまたはAsの1価イオンまたは多価イオンをイオン注入する請求項13〜17のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  19. 前記工程(i−3)において、40〜200keVの加速エネルギでイオン注入を行う請求項13〜18のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  20. 前記工程(i−3)において、1×1012〜1×1014cm−2のドーズ量でイオン注入を行う請求項13〜19のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  21. 前記工程(i−3)において、単位レジストの表面から0.1μm以上の深さまでイオンを注入する請求項13〜20のいずれか1項に記載の固体撮像素子の製造方法。
  22. 行列状に配置され、入射光を光電変換して信号電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送チャネルと、前記垂直転送チャネルから転送される信号電荷を水平方向に転送する水平転送チャネルとを備えた半導体基板と、
    前記垂直転送チャネル上方に形成された垂直転送電極と、
    前記垂直転送電極の上方に形成され、前記光電変換素子上方の領域に開口部を有する遮光膜と、
    前記遮光膜の前記開口部上方に形成されたマイクロレンズと
    を有し、
    前記マイクロレンズは、アセタール系、エスキャップ(SCAP)系、PMMA、PGMAからなる群より選ばれた材料で形成され、表面から一定値以上の深さまで添加原子が注入され硬化されている固体撮像素子。
  23. 前記マイクロレンズは、表面から0.1μm以上の深さまで添加原子が注入され硬化されている請求項22に記載の固体撮像素子。
  24. 前記添加原子が、B、P、ArまたはAsである請求項22または23に記載の固体撮像素子。
  25. 前記マイクロレンズは、複数の単位マイクロレンズを含み、隣り合う単位マイクロレンズ間の間隔が0.2μm以下である請求項22〜24のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
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