JP2009087983A - 固体撮像装置及び固体撮像装置製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及び固体撮像装置製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズの配置によらず望遠側,広角側の何れの場合も感度シェーディングを改善することができる固体撮像装置を提供する。
【解決手段】固体撮像装置10は、フォトダイオード(PD)12、層内レンズ36、マイクロレンズ39等から構成される。フォトダイオード12は、半導体基板21に2次元に配列されて設けられ、マイクロレンズ39,層内レンズ36によって導かれる入射光51a,bを信号電荷へと光電変換する。マイクロレンズ39は、フォトダイオード12が配列された撮像領域の周辺部分で、中心位置が撮像領域の中央の方向にシフトするようにスケーリングした配置に設けられている。層内レンズ36は、撮像領域の中央からの距離に応じて、撮像領域の周辺部分では、真上から見たときの大きさ,厚さ,曲率半径が大きくなるようにスケーリングされて設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、2次元に配列されたフォトダイオードに効率良く光を集光するためにスケーリングして配置されたマイクロレンズを有する固体撮像装置に関し、さらに詳しくは、マイクロレンズとともに層内レンズが設けられた固体撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の電子式カメラにはCCD(Charge Coupled Device)型やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像装置が用いられている。
近年では、固体撮像装置の小型化,高画素化が進んでいる。これにともなって開口面積が小さくなったフォトダイオードに、被写体からの光を効率良く集光し、感度を向上させることを目的として、固体撮像装置内にはマイクロレンズが設けられている。このマイクロレンズは、2次元に配列されたフォトダイオードの各々に対応するように2次元に配列して設けられる。
また、固体撮像装置のフォトダイオードは2次元に配列して設けられているから、この配列の中央付近のフォトダイオードに入射する光の角度と、周辺部分のフォトダイオードに入射する光の角度とが異なる。したがって、単純に各々のフォトダイオードの直上にマイクロレンズを配置しても、中央部分のフォトダイオードへの集光効率と比較して、周辺部分のフォトダイオードへの集光効率は悪く、いわゆる感度シェーディングが生じてしまう。こうしたことから、マイクロレンズは各々のフォトダイオードの直上に設けられるのではなく、周辺部分のマイクロレンズほど対応するフォトダイオードよりも中央寄りの配置となるように、フォトダイオードの配列に対してスケーリングされた配列で設けられる。
一方、上述のようなマイクロレンズだけでなく、フォトダイオードが形成される半導体上の層構造の中に、より集光効率を高めるためのレンズ、いわゆる層内レンズが設けられた固体撮像装置が知られている。この層内レンズは、一般に、転送電極の段差を覆うように薄いリフロー膜を設けることで生じるフォトダイオードの開口部上の凹部に、高屈折率材料からなる層を設けることで作製される。
近年では、フォトダイオードが配列された撮像領域の中央部分と周辺部分とで、この層内レンズを曲率が異なるように形成したり(特許文献1)、周辺部分の層内レンズの面形状を非対称に形成することにより(特許文献2)、さらに周辺部分のフォトダイオードの集光効率を向上させ、感度シェーディングを改善した固体撮像装置が知られている。
また、固体撮像装置は、カラー画像を得るために、例えばRGBのカラーフィルタで各々のフォトダイオードを覆い、各フォトダイオードはいずれか1色の光を光電変換するように設けられている。したがって、層内レンズを全ての色のフォトダイオードに共通の形状に設けると、波長に応じて集光効率が異なってしまうため、いわゆる色シェーディングが生じる。こうしたことから、層内レンズの曲率形状を、RGB各色ごとに異なる曲率形状となるように形成することで、色シェーディングを軽減する固体撮像装置が知られている(特許文献3)。
特開2001−196568号公報 特開2002−151670号公報 特開2006−93456号公報
上述のような固体撮像装置は、内視鏡やデジタルカメラなど様々な撮像装置に搭載される。これらの撮像装置、例えばデジタルカメラには、ズーム比の特に大きなズームレンズ、すなわち超望遠,超広角のズームレンズの搭載が強く望まれている。このようなズーム比の大きなズームレンズを搭載する撮像装置では、撮像領域の周辺部分に位置するフォトダイオードに入射する被写体からの光の角度は、望遠側と広角側とで大きく異なる。
前述のように、フォトダイオードの配列に対してスケーリングした配列にマイクロレンズを設けたり、曲率形状が撮像領域の中央部分と周辺部分とで異なるように層内レンズを配置したり、撮像領域の周辺部分における層内レンズの曲率形状が非対称になるように層内レンズを設けるなどの調節をすれば、比較的小さなズーム比のズームレンズを用いる撮像装置においても、感度シェーディングはある程度は軽減される。
しかしながら、近年求められているズーム比の大きい超望遠,超広角のレンズでは、撮像領域の周辺部分に位置するフォトダイオードへの光の入射角度が望遠側と広角側とで大きく異なるために、前述のような従来の方法では望遠側で感度シェーディングを改善し、かつ、広角側においても感度シェーディングを改善することは困難である。
例えば、撮像領域の周辺部分に配置されたフォトダイオードに光が最も傾斜して入射する広角端で感度シェーディングを改善するように、マイクロレンズの配置や層内レンズの曲率形状等を調節すれば、撮像領域内の全てのフォトダイオードに略垂直に光が入射する望遠端では層内レンズ等が十分に機能せず入射光の一部が転送電極を覆う遮光膜に遮られるなどして、かえって感度シェーディングが顕著に生じてしまう。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、望遠側と広角側とでともに感度シェーディングを改善する固体撮像装置、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、2次元配列された複数のフォトダイオードの各々に被写体からの光を集光させるように、前記フォトダイオードの配列に対して配置がスケーリングされたマイクロレンズを有する固体撮像装置であり、前記フォトダイオードと前記マイクロレンズとの間に、各々の前記フォトダイオードごとに層内レンズを設けるとともに、前記層内レンズは、前記フォトダイオードが配列された撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど真上から見たときの大きさを大きくしたことを特徴とする。
また、前記層内レンズは、前記撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど厚くなるようにしたことを特徴とする。
また、前記層内レンズは、前記撮像領域の中央部分に設けられたものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど曲率半径を大きくしたことを特徴とする。
また、前記層内レンズは、前記撮像領域の中央部分に設けられたものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど、対応する前記フォトダイオードの中心位置から前記撮像領域の中央部分の方向に中心位置が偏っていることを特徴とする。
前記層内レンズは、上凸レンズであることを特徴とする。
本発明の固体撮像装置製造方法は、複数のフォトダイオードを2次元に配列して設けるとともに、前記フォトダイオードを駆動する回路を半導体基板に形成するフォトダイオード形成ステップと、前記フォトダイオードが配列された撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分のものほど真上から見たときの大きさが大きい層内レンズを各々の前記フォトダイオードに対応して設ける層内レンズ形成ステップと、前記フォトダイオードの配列に応じて配置がスケーリングされたマイクロレンズを設けるマイクロレンズ形成ステップと、を備えることを特徴とする。
また、前記層内レンズ形成ステップは、前記撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど真上から見たときの大きさが大きい異方的なレジストパターンを設ける異方的レジストパターニングステップと、前記異方的レジストパターニングステップで設けられた前記レジストパターンを転写するように、前記フォトダイオードの中央部分と周辺部分とで均一な条件でエッチングを行う均一エッチングステップと、を備えることを特徴とする。
また、異方的な前記レジストパターンは、前記撮像領域の中央部分に位置するものとよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど、対応する前記フォトダイオードの中心位置から前記撮像領域の中央部分の方向に中心位置が偏っていることを特徴とする。
また、前記層内レンズ形成ステップは、前記フォトダイオード形成ステップで設けられた前記フォトダイオードの位置に応じて、前記フォトダイオードの配列の中央部分と周辺部分とで寸法が同一のレジストパターンを設ける等方的レジストパターニングステップと、前記フォトダイオードの配列の中央部分と周辺部分とでエッチングガスの濃度分布が異なるように調節してエッチングを行う不均一エッチングステップと、を備えることを特徴とする。
また、前記撮像領域の中央部分をエッチングするエッチングガスの濃度と比較して、前記撮像領域の周辺部分をエッチングするエッチングガスの濃度が低くなるように、前記不均一エッチングステップは前記エッチングガスの濃度分布を調節することを特徴とする。
本発明によれば、望遠側と広角側とでともに感度シェーディングを改善する固体撮像装置、及びその製造方法を提供することができる。
[固体撮像装置]
図1に示すように、固体撮像装置10は、インターライン転送方式のCCD型イメージセンサであり、フォトダイオード(PD)12、垂直CCD16、水平CCD17、出力アンプ18など半導体基板21上に設けられた各部から構成される。
フォトダイオード12は、被写体からの光をその強度に正確に比例した信号電荷へと変換する光電変換素子であり、2次元に配列して設けられている。具体的には、フォトダイオード12は、正方格子状に配列されており、横方向(X方向)に所定間隔に並べて設けられているとともに、これに直交する縦方向(Y方向)にもまた所定間隔で並べて設けられている。また、フォトダイオード12上にはRGB何れか1色の光を透過するカラーフィルタが設けられており、各フォトダイオード12は、被写体からの光のうちRGB何れか1色の成分だけを光電変換するように設けられている。このように、フォトダイオード12が配列された領域が撮像領域22であり、固体撮像装置10の前方に設けられたレンズ等によって、この撮像領域22に被写体像が結像される。
垂直CCD16は、フォトダイオード12に蓄積された信号電荷を読み出し、縦方向(Y方向)に転送するCCDであり、フォトダイオード12の各列に設けられている。また、垂直CCD16の終端には、各垂直CCD16に共通の水平CCD17が接続されている。
水平CCD17は、信号電荷を横方向(X方向)に転送するCCDであり、各々の垂直CCD16の終端に接続されている。また、水平CCD17は、垂直CCD16の列ごとに順に信号電荷を受け取り、転送する。
出力アンプ18は、水平CCD17の終端に設けられており、水平CCD17によって転送されてきた信号電荷を、その電荷量に応じた電圧信号に変換する。この出力アンプ18の出力する電圧信号が、画像処理回路(図示しない)で処理されることによって、被写体の画像データとなる。
図2に示すように、半導体基板21はn型のシリコン基板であり、n型基層26の表層にp型ウェル層27が形成されている。また、このp型ウェル層27には、信号電荷を蓄積するn型の蓄積層28、p型の不純物が高濃度にドープされた高濃度p型(p+)層29、電荷転送チャネル31などが形成されている。
フォトダイオード12は、半導体基板21の厚さ方向に設けられた蓄積層28と高濃度p型層29とのpn接合からなり、半導体基板21の表層に埋め込み型のフォトダイオードとして設けられる。このフォトダイオード12は、前述のように所定の間隔で2次元に配列されている。
電荷転送チャネル31は、このフォトダイオード12に隣接するようにp型ウェル層27内に設けられたn型のチャネルであり、前述の垂直CCD16を構成する。すなわち、電荷転送チャネル31は、フォトダイオード12の配列のY方向(図2では紙面に垂直な方向)に延在して設けられており、信号電荷はこの電荷転送チャネル31に読み出され、転送される。また、この電荷転送チャネル31は、p型ウェル層27と高濃度p型層29とによって対応するフォトダイオード12の列の各蓄積層28から離間して設けられている。同様に、電荷転送チャネル31は、p型ウェル層27によって隣接する他列のフォトダイオード12の蓄積層28から離間して設けられている。
半導体基板21上には、ゲート絶縁膜32、転送電極33、遮光膜42、第1平坦化層34、マイクロレンズ39、第2平坦化層37、カラーフィルタ38、マイクロレンズ39などが設けられている。
ゲート絶縁膜32は、半導体基板21の全面に一様に設けられており、酸化シリコンなどの透光性の材料からなる。このゲート絶縁膜32は、p型ウェル層27内に形成された電荷転送チャネル31等の各部と、転送電極33との間を絶縁する。
転送電極33は、ポリシリコン等の導電性材料からなり、電荷転送チャネル31のポテンシャルを調節するゲート電極として設けられている。この転送電極33は、電荷転送チャネル31とともに垂直CCD16を構成する。すなわち、転送電極33に印加する電圧が調節されることにより、蓄積層28から電荷転送チャネル31への信号電荷の読み出しや、電荷転送チャネル31内での信号電荷の転送が制御される。また、転送電極33は、電荷転送チャネル31に沿ってフォトダイオード12の列間に設けられているとともに、これに垂直な方向、すなわちフォトダイオード12の行間にも同様に設けられており、各フォトダイオード12間を縫うように縦横に設けられている。これら縦横に設けられた転送電極33間には、層間絶縁膜41が設けられている。
遮光膜42は、タングステン等の遮光性材料からなり、転送電極33を覆うように設けられている。被写体からの光は撮像領域22の全体に入射するが、遮光膜42は、転送電極33や電荷転送チャネル31などフォトダイオード12以外の各部をこの被写体からの光から遮蔽し、スミア等の発生を防止する。一方、遮光膜42は、フォトダイオード12の直上には設けられず、開口43が形成されている。したがって、この開口43からフォトダイオード12に入射する光が光電変換され、信号電荷となる。
第1平坦化層34は、例えばBPSG(Boron Phosphorous Silicate Glass)等の透光性材料からなる。この第1平坦化層34は、転送電極33,遮光膜42,フォトダイオード12の開口43などの半導体基板21上の堆積物全体を覆い、転送電極33等の堆積物による凹凸と比較して十分な厚さに設けられる。また、第1平坦化層34の上面は、熱処理やCMP(Chemical Mechanical Polishing)などにより一様に平坦化されている。
層内レンズ36は、第1平坦化層34上に設けられた上に凸面を向けたレンズであり、被写体からの光を効率良くフォトダイオード12へと導く。この層内レンズ36は、各々のフォトダイオード12に対応する位置に配列して設けられている。また、後述するように、層内レンズ36は、フォトダイオード12の配列に応じて、真上から見たときの大きさ,厚さ,曲率半径等がスケーリングされている。
第2平坦化層37は、第1平坦化層34の上に、層内レンズ36を覆うように設けられている。この第2平坦化層37は、第1平坦化層34と同様にBPSG等の透光性材料からなり、層内レンズ36の厚さと比較して十分な厚さに設けられ、その表面は熱処理やCMPによって平坦化されている。
カラーフィルタ38は、第2平坦化層37上に設けられており、撮像領域22に入射する光のうち、所定の色を選択的に透過させる。このカラーフィルタ38は、赤色を透過するフィルタ、緑色を透過するフィルタ、青色を透過するフィルタからなり、これら各色のフィルタは各々のフォトダイオード12に入射する光が透過する位置に応じて、隙間なく配列されている。また、カラーフィルタ38は透明な樹脂材料からなり、透過させる色に応じて部分的に所定の顔料が含有されている。
マイクロレンズ39は、カラーフィルタ38上に設けられた上に凸面を向けたレンズであり、被写体からの光を効率良くフォトダイオード12へと導く。このマイクロレンズ39は、各々のフォトダイオード12に対応する位置に配列して設けられている。また、マイクロレンズ39の配列は、フォトダイオード12の配列に応じてスケーリングされている。
例えば、撮像領域22の中央部分では、マイクロレンズ39はフォトダイオード12の直上に設けられ、マイクロレンズ39の中心位置はフォトダイオード12の中心位置と略一致するように設けられている(図2)。同時に、層内レンズ36の中心位置もフォトダイオード12の中心位置に略一致するように設けられている。
また、撮像領域22の中央部分では、固体撮像装置10の撮像領域22に被写体像を結像させるズームレンズ(以下、単にズームレンズと称す)が望遠側の配置であるか広角側の配置であるかによらず、入射光51aは撮像領域22に略垂直に入射する。この入射光51aは、マイクロレンズ39や層内レンズ36によって屈曲され、収斂され、フォトダイオード12に入射する。
一方、図3に示すように、撮像領域22の周辺部分では、マイクロレンズ39は、その中心位置がフォトダイオード12の直上から撮像領域22の中央側寄りとなるようにスケーリングされた配置に設けられている。例えば、フォトダイオード12の中心位置とマイクロレンズ39の中心位置との間隔をdとすれば、撮影領域22の中央に近いほどdの値は小さく、撮影領域22の周辺部分ほどdの値が大きくなるように、マイクロレンズ39は配置されている。
層内レンズ36は、撮像領域22の周辺部分においても、中心位置がフォトダイオード12の中心位置に一致するように設けられている。しかし、こうした撮像領域22の周辺部分に位置する層内レンズ36は、撮像領域22の中央部分に位置する層内レンズ36と比較して、固体撮像装置10を真上から見た場合の大きさ、厚さ、曲率半径等がスケーリングして設けられている。具体的には、周辺部分に位置する層内レンズ36は、中央部分に位置する層内レンズ36よりも、真上から見たときの大きさ(径)は大きく、厚さは厚く、そして、曲率半径は大きい。このことは、撮像領域22の中央部分と周辺部分との差異にとどまらない。すなわち、各々の層内レンズ36は、撮像領域22の中央を基準として、この撮像領域22の中央からの距離に応じて、真上から見たときの大きさは大きく、厚さは厚く、曲率半径は大きくなるようにスケーリングして設けられている。
前述のように、撮像領域22の中央部分では、望遠側であろうと広角側であろうと入射光51aは撮像領域22に略垂直に入射するが、図3(A)に示すように、撮像領域22の周辺部分では、ズームレンズが広角側に配置されているほど、入射光51bは撮像領域22に傾斜して入射する。固体撮像装置10の層内レンズ36は、撮像領域22の周辺部分に位置するほど、径が大きく、厚く、曲率半径が大きくなるようにスケーリングして設けられているから、撮像領域22に斜めに入射する入射光51bは、この層内レンズ36やマイクロレンズ39等によって屈曲され、収斂され、遮光膜42などに遮られることなくフォトダイオード12に到達する。
さらに、図3(B)に示すように、撮像領域22の周辺部分においても、ズームレンズが望遠側に配置されていると、入射光51aは撮像領域22に垂直に入射する。このとき、層内レンズ36が、大きさ,厚さ,曲率半径等がスケーリングして設けられているために、撮像領域22の周辺部分に垂直に入射する入射光51aもまた、この層内レンズ36やマイクロレンズ39によって屈曲され、収斂され、遮光膜42などに遮られることなくフォトダイオード12に到達する。
一方、図4に示すように、固体撮像装置56には、撮像領域22の周辺部分においても、撮像領域22の中央部分と同様のスケールで配列された層内レンズ57が設けられているとする。すなわち、層内レンズ57は、大きさ,厚さ,曲率半径等のスケールが中央部分のものと周辺部分のものとで全く同様に設けられているとする。また、図4(A)に示すように、ズームレンズが広角側に配置されている場合に、撮像領域22の周辺部分に斜めに入射する入射光51bが、遮光膜42等に遮られることなくフォトダイオード12に到達するように、層内レンズ57は大きさ,厚さ,曲率半径等が定められている。
このとき、図4(B)に示すように、ズームレンズを望遠側に配置すると、撮像領域22の周辺部分であっても、入射光51aは撮像領域22に略垂直に入射する。しかし、層内レンズ57は、撮像領域22の周辺部分であってもその中央部分のものと同じスケールで設けられているから、マイクロレンズ39や層内レンズ57によって屈曲,収斂された入射光51aの一部は遮光膜42等に遮られ、フォトダイオード12には到達しない。
以上のように、固体撮像装置10は、撮像領域22の中央を基準として、この撮像領域22の中央からの距離に応じて、層内レンズ36の寸法をスケーリングして設けられているから、この固体撮像装置10に被写体像を結像させるズームレンズが、広角側,望遠側の何れに配置されていようとも入射光をフォトダイオード12へと導くことができる。すなわち、ズームレンズが望遠側,広角側のいずれの場合であっても感度シェーディングを改善することができる。
[固体撮像装置の製造方法]
上述の固体撮像装置10を製造する場合には、まず、半導体基板21に埋め込み型のフォトダイオード12やこのフォトダイオード12を制御する回路等を形成する(フォトダイオード形成ステップ)。具体的には、図5に示すように、n型のシリコンからなる半導体基板21の表層に、イオン注入などによりp型の不純物を一様にドープし、p型ウェル層27を形成する。さらに、n型の蓄積層28と高濃度p型層29とをpn接合を、イオン注入などにより半導体基板21の表層に形成し、フォトダイオード12を形成する。このとき、同様にしてフォトダイオード12に隣接するように電荷転送チャネル31を設ける。こうしてフォトダイオード12の形成された半導体基板21上に、フォトダイオード12を駆動する回路等、すなわちゲート絶縁膜32や転送電極33、層間絶縁膜41、遮光膜42等をパターニングする。このように形成されるフォトダイオード12は、前述のように2次元に配列されている。
次に、図6に示すように、転送電極33や遮光膜42といった半導体基板21に設けられた構造物と比較して十分な厚みとなるようにBPSGを堆積させる。そして、このBPSGの表面を熱処理とCMPにより平坦化し、第1平坦化層34を形成する。
こうして形成された第1平坦化層34の上には、層内レンズ36を形成する(層内レンズ形成ステップ)。具体的には、図7に示すように、第1平坦化層34の上に、層内レンズ36となるレンズ材料61、例えば透明な樹脂を堆積する。
さらに、このレンズ材料61の上にレジストを塗布し、マスク62を用いてこのレジストをパターニングする(異方的レジストパターニングステップ)。ここで用いるレジストは、後述するエッチングの速度がレンズ材料61と略等しくなるように選択される。また、このとき用いるマスク62は、図8に示すように、中央のマスクパターン63aを基準とすると、この中央のマスクパターン63aからの距離に応じてマスクパターン63aを拡大したマスクパターン63b,cが設けられている。すなわち、中央のマスクパターン63aを周囲に配置されたマスクパターン63bは、中央のマスクパターン63aと比較してサイズが大きくなっている。また、周辺部分に配置されたマスクパターン63cは、マスクパターン63a,bと比較して最も大きなパターンとなっている。また、マスク62に設けられたマスクパターン63a〜cの配列は、フォトダイオード12の配列に対応して縦横に配列されている。
半導体基板21に既に形成されているフォトダイオード12の配列に対して、マスク62を正確に位置合わせし、塗布したレジストを露光,現像し、パターニングすると、図9に示すように、マスク62のマスクパターン63a〜cと同様のレジストパターンがレンズ材料61上に残る。こうして形成されるレジストパターン64は、層内レンズ36に対応するように、図9(A)に示すように撮像領域22の中央部分では小さく、図9(B)に示すように撮像領域22の周辺部分では中央部分のレジストパターン64と比較して大きい。すなわち、レジストパターン64は、撮像領域22の中央からの距離に応じて大きさの異なる異方的なパターンとなっている。また、レジストパターン64は、撮像領域22の何れの部分においても、各レジストパターン64の中心位置とフォトダイオード12の中心位置は一致している。
このように層内レンズ36に対応して設けられたレジストパターン64は、熱フローにより溶融され、図10に示すように、表面が層内レンズ36の面形状そのものに対応するレンズ母型66が形成される。このレンズ母型66は、図10(A)に示すように、撮像領域22の中央部分では溶融前のレジストパターン64の大きさを反映したものとなっている。また、図10(B)に示すように、撮像領域22の周辺部分では、溶融前のレジストパターン64の大きさを反映し、中央部分のレンズ母型66と比較して、真上から見たときの大きさ(径)が大きく、厚さは厚く、曲率半径は大きいものとなっている。すなわち、レンズ母型66は、撮像領域22の中央からの距離に応じて、大きさ,厚さ,曲率半径等がスケーリングされている。
こうして形成されたレンズ母型66をマスクとして、撮像領域22の全域で均一な条件下でレンズ材料61をエッチングすることにより、レンズ母型66の形状をレンズ材料61に転写し、層内レンズ36を形成する(均一エッチングステップ)。具体的には、図11(A),(B)に示すように、撮像領域22の中央部分及び周辺部分とで同じ条件でドライエッチングを行う。例えば、エッチングガス67の濃度,噴射速度等の条件は、撮像領域22の中央部分(図11(A))と撮像領域22の周辺部分(図11(B))とで等しくなるように調節されており、撮像領域22の全面で均一なエッチングが行われる。このとき、レジストのエッチング速度はレンズ材料61のエッチング速度と等しくなるように選ばれているから、レンズ母型66とレンズ材料61とは略均一な速度でエッチングされる。したがって、エッチングが進行するにしたがって徐々にレンズ母型66の形状がレンズ材料61に転写される。
このエッチングは、レンズ母型66の配置されていない平坦部分が第1平坦化層34に達するまで行われると、図12(A),(B)に示すように、第1平坦化層34上にはレンズ母型66の形状が正確に転写された層内レンズ36が形成される。したがって、層内レンズ36は、その中心位置が各々フォトダイオード12の中心位置と一致しているともに、撮像領域22の中央部分のもの(図12(A))と比較して、撮像領域22の周辺部分のもの(図12(B))ほど、真上から見たときの大きさ(径),厚さ,曲率半径が何れも大きくなるようにスケーリングされている。
こうして層内レンズ36が形成されると、前述の第1平坦化層34の形成と同様にして、層内レンズ36を覆うように第2平坦化層37が形成される。この第2平坦化層37の上には、フォトダイオード12の配列に対応するように、カラーフィルタ38及びマイクロレンズ39を形成する。カラーフィルタ38は、赤色,緑色,青色のフィルタを順に形成する。また、前述の層内レンズ36と同様に、レンズ材料を堆積し、このレンズ材料上にレジストからなるレンズ母型を設け、このレンズ母型の形状を転写するようにドライエッチングを行い、マイクロレンズ39を形成する。
マイクロレンズ39及びカラーフィルタ38の配列は、フォトダイオード12の配列に対応しているが、撮像領域22の中央部分に設けられるものの中心位置が対応するフォトダイオード12の中心位置と略一致する一方で、撮像領域22の周辺部分に設けられるものの中心位置は対応するフォトダイオード12の中心位置よりも中央部分寄りに配置されている。すなわち、撮像領域22の中央からの距離に応じて、中心位置が撮像領域22の中央に近づくように、スケーリングされた位置に設ける。
以上のように、撮像領域22の中央からの距離に応じてサイズが大きくなるレジストパターンを形成し、これを熱処理してレンズ母型66を形成し、撮像領域22の全面で均一な条件となるようにエッチングして層内レンズ36を形成するから、撮像領域22の中央部分のものと比較して撮像領域22の周辺部分のものほど、真上から見たときの大きさ(径),厚さ,曲率半径が各々大きくなるように層内レンズ36を設けることができる。また、こうした層内レンズ36を設けることにより、ズームレンズが広角側,望遠側の何れの配置であっても感度シェーディングを改善することができる。
上述の固体撮像装置の製造方法は、撮像領域22の中央からの距離に応じて大きさ,厚さ,曲率半径等がスケーリングされたレジストパターン64及びこれを熱処理したレンズ母型66を設け、撮像領域22の全域で一様な条件化でエッチングを行い層内レンズ36を形成するが、これに限らず、レジストパターン64やこれを熱処理したレンズ母型66は、撮像領域22の全域で同じ形状のものであっても良い。
例えば、レンズ材料61上に塗布したレジストをパターニングする(等方的レジストパターニングステップ)。このとき、図13に示すように、中央のマスクパターン71aを基準として、その周囲に位置するマスクパターン71b,cがこの中央のマスクパターン71と同じサイズのパターンとなっているマスク72を用いる。
このマスク72を用いてパターニングされたレジストパターン73は、図14に示すように、撮像領域22の全域、すなわち中央部分でも周辺部分でも同様の大きさとなる。すなわち、レジストパターン73は、撮像領域22内の位置によらず等方的なパターンとなっている。
したがって、このレジストパターン73を熱処理して形成されたレンズ母型74は、撮像領域22内の位置にかかわらず、図15に示すように、直上から見た大きさ,厚さ,曲率半径等が全て等しく形成される。各々のレンズ母型74の中心位置は、対応するフォトダイオード12の中心位置と一致するように形成されている。
そして、形成されたレンズ母型74をマスクとして、撮像領域22の位置に応じた条件で、このレンズ母型74の形状を転写するようにエッチングして層内レンズ36を形成する(不均一エッチングステップ)。すなわち、図16(A)に示すように、撮像領域22の中央付近では、濃度や噴射速度等が所定条件のエッチングガス76aによってエッチングを行う。一方、図16(B)に示すように、撮像領域22の周辺部分では、撮像領域22の中央付近のエッチングガス76aと比較して、例えば濃度の低いエッチングガス76bとなるように調節された状態でエッチングを行い、大きさ,厚さ,曲率半径等がスケーリングされた層内レンズ36を形成する。
このように、撮像領域22の全域で形状等の等しいレンズ母型74をマスクとするかわりに、撮像領域22の中央からの距離に応じてエッチングガスの濃度が低くなるように、撮像領域22内の位置に応じて不均一な条件に調節してエッチングを行うことで、前述と同様に、大きさ,厚さ,曲率半径等が撮像領域22の中央からの距離に応じてスケーリングされた層内レンズ36を形成することができる。
なお、撮像領域22の全域で共通のサイズ等のレンズ母型74をマスクとし、エッチング条件を撮像領域22内で変化させることで層内レンズ36を形成する場合には、上述のように、エッチングガス67の濃度分布を変化させることに限らず、噴射速度等の他の各種条件を調節しても良い。
なお、上述の実施形態では、層内レンズ36の寸法、直上から見たときの大きさ,厚さ,曲率半径が撮像領域22の中央からの距離に応じてスケーリングされている例を示すが、これに限らず、撮像領域22の中央からの距離に応じて各々の層内レンズ36の配置をもスケーリングして設けても良い。
すなわち、図17(A)に示すように、撮像領域22の中央部分ではフォトダイオード12の中心位置と、層内レンズ36の中心位置、マイクロレンズ39の中心位置は略一致するように配置する。このとき、図17(B)に示すように、撮像領域22の周辺部分ではフォトダイオード12の中心位置に対して、層内レンズ36の中心位置は撮像領域22の中央の方向にシフトして配置し、また、マイクロレンズ39の中心位置も、撮像領域22の中央の方向にシフトして配置する。
また、レジストパターンを形成するときに、予めパターンの配置がスケーリングされたマスクを用いることで、フォトダイオード12に対する配置をもスケーリングされた層内レンズ36は作製される。
このように、真上から見たときの大きさ,厚さ,曲率半径だけでなく、対応するフォトダイオード12に対する配置をもスケーリングして層内レンズ78を配置することによって、ズームレンズが広角側,望遠側の何れの配置であっても容易に感度シェーディングを改善することができる。
なお、上述の実施形態では、フォトダイオードが正方格子状に配列された例を示すが、これに限らず、ハニカム配列であっても良い。また、上述の実施形態では、固体撮像装置10はCCD型の固体撮像装置であるが、これに限らず、CMOS型の固体撮像装置であっても良い。
固体撮像装置の構成を示す概略図である。 撮像領域中央部分の撮像領域中央を通るI−I線に沿った断面図である。 撮像領域周辺部分のI−I線に沿った断面図である。 層内レンズの大きさ等がスケーリングされていない場合の撮像領域周辺部分における入射光の様子を示す断面図である。 フォトダイオードを形成する様子を示す断面図である。 第1平坦化層を形成する様子を示す断面図である。 レンズ材料を堆積する様子を示す断面図である。 マスクに設けられたパターンの様子を示す説明図である。 レジストをパターニングする様子を示す断面図である。 レンズ母型を形成する様子を示す断面図である。 撮像領域内で均一な条件のエッチングにより層内レンズを形成する様子を示す断面図である。 形成された層内レンズの様子を示す断面図である。 一様なレジストパターンを形成する時に用いるマスクの様子を示す説明図である。 撮像領域内で一様なレジストパターンの様子を示す断面図である。 撮像領域内で一様なレンズ母型の様子を示す断面図である。 撮像領域内で不均一な条件でエッチングすることにより層内レンズを形成する様子を示す断面図である。 層内レンズの中心位置がスケーリングされて配置される様子を示す断面図である。
符号の説明
10 固体撮像装置
12 フォトダイオード
21 半導体基板
22 撮像領域
36,78 層内レンズ
39 マイクロレンズ
62,72 マスク
63a〜c,71a〜c マスクパターン
64,73 レジストパターン
66,74 レンズ母型
67,76a,b エッチングガス

Claims (10)

  1. 2次元配列された複数のフォトダイオードの各々に被写体からの光を集光させるように、前記フォトダイオードの配列に対して配置がスケーリングされたマイクロレンズを有する固体撮像装置において、
    前記フォトダイオードと前記マイクロレンズとの間に、各々の前記フォトダイオードごとに層内レンズを設けるとともに、前記層内レンズは、前記フォトダイオードが配列された撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど真上から見たときの大きさを大きくしたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記層内レンズは、前記撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど厚くしたことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記層内レンズは、前記撮像領域の中央部分に設けられたものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど曲率半径を大きくしたことを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記層内レンズは、前記撮像領域の中央部分に設けられたものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど、対応する前記フォトダイオードの中心位置から前記撮像領域の中央部分の方向に中心位置が偏っていることを特徴とする請求項1ないし3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記層内レンズは、上凸レンズであることを特徴とする請求項1ないし4に記載の固体撮像装置。
  6. 複数のフォトダイオードを2次元に配列して設けるとともに、前記フォトダイオードを駆動する回路を半導体基板に形成するフォトダイオード形成ステップと、
    前記フォトダイオードが配列された撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分のものほど真上から見たときの大きさが大きい層内レンズを各々の前記フォトダイオードに対応して設ける層内レンズ形成ステップと、
    前記フォトダイオードの配列に応じて配置がスケーリングされたマイクロレンズを設けるマイクロレンズ形成ステップと、
    を備えることを特徴とする固体撮像装置製造方法。
  7. 前記層内レンズ形成ステップは、
    前記撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど真上から見たときの大きさが大きい異方的なレジストパターンを設ける異方的レジストパターニングステップと、
    前記異方的レジストパターニングステップで設けられた前記レジストパターンを転写するように、前記フォトダイオードの中央部分と周辺部分とで均一な条件でエッチングを行う均一エッチングステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置製造方法。
  8. 異方的な前記レジストパターンは、前記撮像領域の中央部分に位置するものよりも、前記撮像領域の周辺部分に位置するものほど、対応する前記フォトダイオードの中心位置から前記撮像領域の中央部分の方向に中心位置が偏っていることを特徴とする請求項7記載の固体撮像装置製造方法。
  9. 前記層内レンズ形成ステップは、
    前記フォトダイオード形成ステップで設けられた前記フォトダイオードの位置に応じて、前記フォトダイオードの配列の中央部分と周辺部分とで寸法が同一のレジストパターンを設ける等方的レジストパターニングステップと、
    前記フォトダイオードの配列の中央部分と周辺部分とでエッチングガスの濃度分布が異なるように調節してエッチングを行う不均一エッチングステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置製造方法。
  10. 前記撮像領域の中央部分をエッチングするエッチングガスの濃度と比較して、前記撮像領域の周辺部分をエッチングするエッチングガスの濃度が低くなるように、前記不均一エッチングステップは前記エッチングガスの濃度分布を調節することを特徴とする請求項9に記載の固体撮像装置製造方法。
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