JP2005100295A - サーマルシャットダウン回路 - Google Patents

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Tadashi Kurokura
忠 黒蔵
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Abstract

【目的】 入力電源電圧が変動しても誤動作しないサーマルシャットダウン回路を提供すること。
【構成】 入力電圧の急激な変化に対してノード112電圧Vkが変化し、コンパレータ104が誤動作することを防止するために、(1)電圧比較回路の入力端子間に容量を設けることによりノード112の電圧Vkが入力電圧に依存しないようにする、又は、(2)電圧比較回路の基準電圧入力ノード112とGND間に容量を設けて、電圧Vkの変動によりコンパレータ104の動作が変化しないようにした構成とした。
【選択図】 図1

Description

この発明は,高温時にボルテージレギュレータの動作を停止させるサーマルシャットダウン回路に関する。
電源Vddを与えるとVdd以下の一定な電圧を出力する機能を持つボルテージレギュレータに内蔵されるサーマルシャットダウン回路として、図3に示すような回路が一般的に知られている。図3は高温時に端子101の電圧がLowになるActiveLowの場合の例である。例えば,特許文献1にこのような構造が開示されている。
端子100に入力電圧を印加すると定電流源102に一定の電流が流れ、ダイオード103の両端に電圧差Vfが生じている。またダイオード103の温度特性により、高温環境におかれるほど電圧差Vfは低下する。一方、基準電圧110がボルテージフォロワ105を介してノード111に印加されており、抵抗107と直列抵抗108及び109によってノード111の電圧を分割した電圧Vkがノード112にかかる電圧となる。コンパレータ104によって、ダイオード103の両端間電圧Vfと基準電圧110の抵抗分割電圧Vkが比較され、Vf>Vkの場合は端子101の電圧はHighレベルに、Vf<Vkの場合は端子101の電圧はLowレベルに変更される。ボルテージレギュレータはこのような端子101から出力される電圧によって制御される。
NchMOSトランジスタ106は、基準電圧110の抵抗分割電圧に対し、周囲温度上昇による検出時と周囲温度降下による解除時とにヒステリシスを持たせるためにある(例えば、特許文献1参照。)。
特許公開2002−108465
上の図3の回路は、端子100にかかる入力電圧が急激に変化するとボルテージフォロワ105が応答できずノード112の電圧も同様に変化する。このため、周囲温度が検出温度より低い場合においても、入力電圧が急激に上昇するとノード112の電圧Vkが上昇し、端子101の電圧をLowレベルに変更し、サーマルシャット動作を働かせてしまう。逆に、周囲温度が解除温度より高い場合においても、入力電圧が急激に降下するとノード112の電圧Vkが降下し、端子101の電圧をHighレベルに変更し、サーマルシャット動作を解除させてしまう。このように、急激な入力電圧変化に対しサーマルシャットダウン回路が誤動作してしまう現象を防止することが、この発明の目的である。
問題となる上述の現象は、入力電圧の急激な変化に対してノード112電圧Vkが変化し、コンパレータ104が誤動作することによって生じている。この発明は主に、次の2点の方法に着目し、課題の解決を図る。(1)ノード112の電圧Vkが入力電圧に依存しないようにする。(2)ノード112の電圧Vkの変動によりコンパレータ104の動作が変化しないようにする。
この発明によりサーマルシャットダウンの誤動作を防止でき、ボルテージレギュレータの正常なサーマルシャットダウン動作を行うことができる。
図1は本発明の第一の実施例を示す。温度検出回路は定電流源100とダイオード103により構成される。端子100に入力電圧を印加すると定電流源102に一定の電流が流れ、ダイオード103の両端に電圧差Vfが生じている。またダイオード103の温度特性により、高温環境におかれるほど電圧差Vfは低下する。一方、基準電圧発生手段は、基準電圧110、ボルテージフォロワ105、抵抗107、108、108が直列接続したブリーダ回路107により構成されている。基準電圧110がボルテージフォロワ105を介してノード111に印加されており、抵抗107と直列抵抗108及び109によってノード111の電圧を分割した電圧Vkがノード112にかかる電圧となる。ヒステリシス手段はNchMOSトランジスタ106により構成される。
図1に示すように、本発明においてはノード112にコンデンサ114を接続する。これにより、ノード112の電位が基準電源110の変動やその他の要因により急激に変化した場合であってもその電圧変化を減衰させることができる。これにより、コンパレータ104ではダイオード103の両端間電圧Vfとノード112にかかる入力電圧の急激な変化の影響を減衰させた電圧Vfが比較されるので、入力電圧が急激に上昇した場合でもVkは急激に上昇せずVf>Vkの場合は端子101の電圧にHighレベルが、入力電圧が急激に低下した場合でもVkは急激に低下せずVf<Vkの場合は端子101の電圧にLowレベルが出力され、正常なサーマルシャットダウン動作をさせることができる。
図2は本発明の第二の実施例を示す。ノード112及びノード113の間にコンデンサ114を接続する。これにより、入力電圧の急激な変化によってノード112の電圧が一時的に変化すると、ノード113の電圧も同様に変化しようとする。これにより、入力電圧の急激な変化によって生じるコンパレータ104の2つの入力電圧の差を打ち消す効果が得られ、誤動作を防止することができる。入力電圧の一時的な変化によってVkが変化すると、Vfにも同じ変化量が加わるため、コンパレータ104では、入力電圧が変化しVkが変化してもVkとVfを比較する動作と等価であると言える。コンデンサ114の働きは過渡的なものであり、定常時におけるコンパレータ104の動作には影響しないため、サーマルシャットダウン回路は正常に動作する。
本発明の実施形態の実施例1を示す回路のブロック図である 本発明の実施形態の実施例2を示す回路のブロック図である 従来の技術におけるサーマルシャットダウン回路の実施例を示す図である
符号の説明
100 入力電源端子
101 出力信号端子
102 定電流源
103 ダイオード
104 コンパレータ
105 ボルテージフォロワ
106 スイッチ
107 分割抵抗
108 分割抵抗
109 ヒステリシス用抵抗
110 基準電圧
111 ボルテージフォロワ105の出力端子
112 コンパレータ104の−側入力端子
113 コンパレータ104の+側入力端子
114 コンデンサ

Claims (4)

  1. 電圧比較手段は基準電圧入力端子と温度検出入力端子とを有し、基準電圧発生手段から基準電圧入力端子が信号を受け、温度検出回路から温度検出入力端子が信号を受け、前記温度検出回路が所定の温度に達したときに前記電圧比較手段が出力信号を発生するサーマルシャットダウン回路において、
    前記基準電圧入力端子とGNDとの間に、又は、前記基準電圧入力端子と前記温度検出入力端子との間に容量を設けたことを特徴とするサーマルシャットダウン回路。
  2. 前記温度検出回路は定電流源とダイオードを有し、前記定電流源と前記ダイオードの接続ノードの電圧を前記温度検出入力端子に与えることを特徴とする請求項1に記載のサーマルシャットダウン回路。
  3. 基準電圧発生回路は基準電源、ボルテージフォロワ回路、及び、電圧を抵抗により分圧するブリーダ回路を含み、ヒステリシス手段を前記電圧比較手段と前記ブリーダ回路との間に設け、前記ヒステリシス手段は、前記所定の温度に達したとき前記電圧検出手段により発生される出力の状態を維持する機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーマルシャットダウン回路。
  4. 前記ヒステリシス手段は、前記ブリーダ回路を構成する複数の抵抗のうちの少なくとも一部の抵抗と並列接続したスイッチング回路により構成し、前記スイッチング回路は前記電圧比較手段からの出力信号に応じて前記基準電圧発生回路から前記基準電圧入力端子に与える電圧を制御することを特徴とする請求項3に記載のサーマルシャットダウン回路。
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