JP2005100163A - 引落不能情報管理方法及び引落不能情報管理プログラム - Google Patents
引落不能情報管理方法及び引落不能情報管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】利用者端末10及び収納企業システム20は、銀行ホストシステム30に接続されている。銀行ホストシステム30の管理コンピュータ31は、引落結果情報記憶部41を備えるメールサーバ40に接続されている。管理コンピュータ31は、収納企業システム20からの依頼に基づいて口座引落を行い、引落不能となった情報を引落結果情報記憶部41に記録する。そして、この情報を収納企業システム20に通知する。収納企業システム20は、引落結果情報記憶部41に記録された情報を確認し、メール送信依頼を行う。そして、収納企業システム20からのメール送信依頼に基づき、メールサーバ40は、利用者に対して引落不能通知メールを送信する。
【選択図】 図1
Description
前記利用者に通知する引落不能に関する情報を管理する引落不能情報管理プログラムであって、前記管理コンピュータを、前記収納企業システムからの依頼に基づいて、前記利用者の口座から引落を実行する引落実行手段、前記利用者の口座から引落ができなかった引落不能に関する引落結果を前記引落結果情報記憶部に記録する引落結果記録手段、及び前記引落結果情報記憶部に記録された前記引落結果を前記収納企業システムに対して通知することにより、前記利用者端末に対する引落結果の通知の要否判断を促す報告手段として機能させることを要旨とする。
請求項1又は8に記載の発明によれば、管理コンピュータは、口座引落を実行し、利用者端末に送信できるように引落不能を記録する。すなわち、管理コンピュータは、口座引落の実行から、引落不能となった利用者の利用者端末に送信できる情報の記録までを行う。このため、収納企業システムは、引落不能の情報を利用者に通知するために、管理コンピュータから引き継いだ引落不能に関する情報を用いて、収納企業は引落不能に関する情報を迅速に利用者に通知することができる。その結果、引落不能となった代金の回収を迅
速に行うことができる。
る代金回収の消し込みを効率的に行うことができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を、図1〜図13を用いて、各種代金の自動口座引落を利用している場合に生じた引落不能に関する引落不能情報管理方法及び引落不能情報管理プログラムについて説明する。本実施形態では、引落不能を生じた口座の名義人である利用者が、自分の利用者端末を用いてバンキング処理が行う場合について説明する。ここでは、図1に示すように、利用者の利用者端末10が用いられる。
り排出したりするために用いられる。更に、現金自動預払機50はタッチパネルを備え、このタッチパネルを介して利用者に対して情報を表示したり、利用者から指示を受け付けたりする。
図2に示すように、預金口座管理情報記憶部32には、銀行の預金口座に関する預金口座情報320が記録されている。この預金口座情報320は、顧客が預金口座を開設したときに預金口座管理情報記憶部32に記録される。また、預金口座情報320は、預金口座識別子、顧客識別子、顧客名、暗証番号、口座残高及びメールアドレスに関するデータ領域から構成されている。
顧客名データ領域には、この預金口座の名義人の名前に関するデータが記録される。
メールアドレスデータ領域には、顧客の利用者端末のメールアドレスのデータが記録される。このメールアドレスに対してメールを送信することにより、顧客に情報を送信することができる。
顧客識別子データ領域には、引落不能であった顧客を特定するための識別子に関するデータが記録される。
金額データ領域には、引落不能になった金額に関するデータが記録されている。
名義人名データ領域には、振込専用口座の名義人に関するデータが記録される。本実施形態では、この名義人名データ領域には、収納企業名、引落不能の内容(例えば、「水道料金7月分」など)及び振込人である利用者の名前に関するデータが記録される。このデータ領域は、名義人名情報記録領域として機能する。
更に、図1に示すように、銀行ホストシステム30は、メールサーバ40の引落結果情報記憶部41に接続されている。このメールサーバ40は、収納企業システム20からの指示に基づいて、引落結果を利用者端末10に送信する。このメールサーバ40は、引落結果情報記憶部41を有する。
振込専用口座識別子データ領域には、この収納企業の預金口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。
マルチペイメント識別子データ領域には、マルチペイメントサービスを利用して引落不
能金額を回収する場合に用いる識別子に関するデータが記録される。
次に、上記のように構成されたシステムにおける作用について、図6及び図7に基づいて説明する。ここでは、利用者端末10へのメール通知段階、利用者端末10からの処理依頼段階の順に説明する。
図6に示すように、まず、収納企業システム20は、口座引落依頼を銀行ホストシステム30に送信する(ステップS1−1)。この口座引落依頼には、収納企業内で付与された請求識別子、代金を回収する利用者の預金口座識別子、収納企業の収納企業口座識別子及び引落金額に関するデータが含まれる。更に、この口座引落依頼には、口座引落を依頼した収納企業に関する収納企業識別子及びその口座引落を実行する引落日に関するデータも含まれる。
には、引落不能になった代金を回収する収納企業が通常、使用している口座の口座識別子が記録される。
引落処理完了の通知を受けた収納企業システム20は、引落結果の確認処理を行う(ステップS1−7)。具体的には、収納企業システム20は、メールサーバ40の引落結果情報記憶部41から、引落不能となった請求識別子に関するデータを取得する。そして、収納企業システム20は、取得した請求識別子に基づいて、収納企業システム20内に記憶されている請求内容や請求先などの情報を用いて照合を行う。そして、収納企業システム20は、この照合により、引落不能である旨のメールを通知する必要のある利用者を特定する。
能情報330を特定するための識別子である。ここで、図8の電子メール510に含まれるパラメータは、収納企業識別子513と、請求識別子514とから構成される。また、図9の電子メール520に含まれるパラメータ523は、暗号化されたマルチペイメント識別子(暗号化された不能情報特定識別子)である。
次に、引落不能通知メールを受信した利用者端末から、利用者の指示によって、引落不能に対する振込が行われる処理依頼段階について、図7を参照して説明する。
そして、管理コンピュータ31は、利用者端末10に対して、ログイン画面データを送信する(ステップS2−3)。このとき送信されるログイン画面データは、通常のネットバンキングを行う場合にユーザ認証を行うための画面データと同じである。
このログイン画面550には、顧客番号入力欄551と、ログインパスワード入力欄552とが含まれる。また、ログイン画面550には、ログインボタン553及びキャンセルボタン554が含まれる。
この振込処理において、利用者端末10からの振込実行依頼に払込先情報561が含まれている場合には、管理コンピュータ31は、利用者が指定した口座の口座残高から振込金額に相当する金額を減算する。その後、管理コンピュータ31は振込に関する情報をマルチペイメント管理システムに送信し、同マルチペイメント管理システムが資金決済を行う。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態においては、管理コンピュータ31は、収納企業からの依頼に基づいて、口座引落を実行し(ステップS1−2)、利用者に引落不能通知をするための引落結果情報記憶部41に情報を記録する(ステップS1−5)。そして、管理コンピュータ31は、収納企業システム20からのメール送信依頼(ステップS1−8)に基づいて、利用者端末10に引落不能を通知する(ステップS1−9)。このため、収納企業システム20は、メールサーバ40の引落結果情報記憶部41に記憶された引落不能の情報を確認し、利用者に効率的に通知を行うことができる。その結果、利用者に引落不能に関する情報を迅速に知らせることができ、収納企業は引落不能となった代金の回収を迅速に行うことができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図14〜図18に基づいて説明するが、上記第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。第2実施形態は、上記第1実施形態と異なり、現金自動預払機50を用いて、引落不能の代金を支払う場合について説明する。また、第2実施形態では、利用者端末10として携帯電話に引落不能通知メールを送信する場合を想定する。
次に、引落不能通知を受信した利用者は、引落不能に対する振込を行う。本実施形態における振込処理は、図15に示す手順によって、現金自動預払機50を用いて行われる。
ル600を見ながら番号キー662を用いて振込金額を入力する。そして、利用者は、振込金額を確認すると、確認ボタン663を選択する。そして、現金自動預払機50は、利用者に対して現金投入を促す画面をタッチパネルに表示する。ここで、現金が投入されると、現金自動預払機50は、入力された振込金額と、投入された現金金額とを照合する。そして、照合ができた場合、現金自動預払機50は、振込実行依頼を銀行ホストシステム30に送信する(ステップS3−4)。この振込実行依頼には、振込先専用口座識別子と、振込金額とに関するデータが含まれる。
・本実施形態においては、管理コンピュータ31は、携帯電話の利用者端末10に、引落不能に関する情報を含む引落不能通知メールを送信する。利用者は、現金自動預払機50において引落不能に対する振込を行うときに、利用者端末10に記憶させた引落不能通知メールを表示させて、引落不能通知メールを確認しながら振込を行うことができる。本実施形態における利用者端末10は、通常、利用者が持ち歩いている携帯電話であるため、例えば他の用事で現金自動預払機を使用するついでに、引落不能に対する振込も行うことができる。従って、利用者は、引落不能通知メールを用いて、引落不能に対する振込を容易に行うことができる。
○上記各実施形態では、引落不能管理情報記憶部33と、引落結果情報記憶部41とを備えた。これに限らず、これらに記憶させている情報を分散して記憶させてもよいし、一体として記憶させてもよい。
20に記載されているアドレス511,521が指定された後、図18に示す再送画面700を表示させる。この再送画面700には、再送の日付を設定できるプルダウンメニュー701と、ネットバンキング接続ボタン702と、キャンセルボタン703と、再送設定ボタン704とが含まれる。ここで、ネットバンキング接続ボタン702は、利用者端末10のログイン画面550を表示するためのボタンである。キャンセルボタン703は、処理を中止するためのボタンである。再送設定ボタン704は、再送設定を行うためのボタンである。
Claims (14)
- 利用者の利用者端末と、前記利用者の口座から引落を行うことにより前記利用者から代金を回収する予定の収納企業の収納企業システムと、引落結果に関する情報を記録する引落結果情報記憶部とに接続された管理コンピュータを用いて、前記利用者に通知する引落不能に関する情報を管理する引落不能情報管理方法であって、
前記管理コンピュータが、
前記収納企業システムからの依頼に基づいて、前記利用者の口座から引落を実行する引落実行段階と、
前記利用者の口座から引落ができなかった引落不能に関する引落結果を前記引落結果情報記憶部に記録する引落結果記録段階と、
前記引落結果情報記憶部に記録された前記引落結果を前記収納企業システムに対して通知することにより、前記利用者端末に対する引落結果の通知の要否判断を促す報告段階とを備えたことを特徴とする引落不能情報管理方法。 - 前記管理コンピュータが、
前記収納企業システムから送信依頼を受信した場合、前記送信依頼に応じて、前記引落結果情報記憶部に記録された情報に基づいて、前記引落結果を前記利用者端末に対して送信する送信段階を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の引落不能情報管理方法。 - 前記管理コンピュータが、振込専用口座を振替先口座に関連付けて記録するための振込専用口座情報記憶部に更に接続されており、
前記管理コンピュータが、引落不能が生じた場合に、この引落不能に関する振替先口座に対して振込専用口座を割り当てる設定段階
を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の引落不能情報管理方法。 - 前記振込専用口座情報記憶部は、前記振込専用口座に関する名義人名情報記録領域を有し、
前記設定段階は、前記引落不能であった口座の利用者に関する情報を、前記名義人名情報記録領域に記録する段階を更に含み、
前記管理コンピュータは、前記振込専用口座に対する振込依頼を受信した場合、この振込専用口座に関連付けられた前記名義人名情報を送信する確認情報送信段階
を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の引落不能情報管理方法。 - 前記引落不能情報管理方法は、
前記管理コンピュータが、
前記引落不能を特定するための不能情報特定識別子を設定する不能情報特定識別子設定段階を更に含み、
前記送信段階は、前記不能情報特定識別子を含めた引落結果の通知を前記利用者端末に送信し、
前記利用者端末から前記不能情報特定識別子を受信した場合には、前記不能情報特定識別子に基づいて、前記利用者の引落不能に関する情報を特定する特定段階
を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の引落不能情報管理方法。 - 前記送信段階は、引落不能を特定するための情報を暗号化した不能情報特定識別子を生成する暗号化段階を更に備え、
前記特定段階は、受信した不能情報特定識別子を復号化する復号化段階を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の引落不能情報管理方法。 - 前記利用者端末に対する引落結果の通知には、バンキング処理システムのURLに、前記不能情報特定識別子を付加したアドレスを含めることを特徴とする請求項5又は6に記載の引落不能情報管理方法。
- 利用者の利用者端末と、前記利用者の口座から引落を行うことにより前記利用者から代金を回収する予定の収納企業の収納企業システムと、引落結果に関する情報を記録する引落結果情報記憶部とに接続された管理コンピュータを用いて、前記利用者に通知する引落不能に関する情報を管理する引落不能情報管理プログラムであって、
前記管理コンピュータを、
前記収納企業システムからの依頼に基づいて、前記利用者の口座から引落を実行する引落実行手段、
前記利用者の口座から引落ができなかった引落不能に関する引落結果を前記引落結果情報記憶部に記録する引落結果記録手段、及び
前記引落結果情報記憶部に記録された前記引落結果を前記収納企業システムに対して通知することにより、前記利用者端末に対する引落結果の通知の要否判断を促す報告手段
として機能させることを特徴とする引落不能情報管理プログラム。 - 前記管理コンピュータを、
前記収納企業システムから送信依頼を受信した場合、前記送信依頼に応じて、前記引落結果情報記憶部に記録された情報に基づいて、前記引落結果を前記利用者端末に対して送信する送信手段として更に機能させることを特徴とする請求項8に記載の引落不能情報管理プログラム。 - 前記管理コンピュータを、振込専用口座を振替先口座に関連付けて記録するための振込専用口座情報記憶部に更に接続されており、
前記管理コンピュータを、引落不能が生じた場合に、この引落不能に関する振替先口座に対して振込専用口座を割り当てる設定手段
として更に機能させることを特徴とする請求項8又は9に記載の引落不能情報管理プログラム。 - 前記振込専用口座情報記憶部は、前記振込専用口座に関する名義人名情報記録領域を有し、
前記設定手段を、前記引落不能であった口座の利用者に関する情報を、前記名義人名情報記録領域に記録する手段として更に機能させ、
前記管理コンピュータを、前記振込専用口座に対する振込依頼を受信した場合、この振込専用口座に関連付けられた前記名義人名情報を送信する確認情報送信手段
として更に機能させることを特徴とする請求項10に記載の引落不能情報管理プログラム。 - 前記引落不能情報管理プログラムは、
前記管理コンピュータを、
前記引落不能を特定するための不能情報特定識別子を設定する不能情報特定識別子設定手段として更に機能させ、
前記送信手段は、前記不能情報特定識別子を含めた引落結果の通知を前記利用者端末に送信し、
前記利用者端末から前記不能情報特定識別子を受信した場合には、前記不能情報特定識別子に基づいて、前記利用者の引落不能に関する情報を特定する特定手段
として更に機能させることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1つに記載の引落不能情報管理プログラム。 - 前記送信手段は、引落不能を特定するための情報を暗号化した不能情報特定識別子を生成する暗号化手段を更に備え、
前記特定手段は、受信した不能情報特定識別子を復号化する復号化手段を更に備えることを特徴とする請求項12に記載の引落不能情報管理プログラム。 - 前記利用者端末に対する前記引落結果の通知には、バンキング処理システムのURLに、前記不能情報特定識別子を付加したアドレスを含めることを特徴とする請求項12又は13に記載の引落不能情報管理プログラム。
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