JP2002109232A - 支払専用口座による安全な決済方法 - Google Patents

支払専用口座による安全な決済方法

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JP2002109232A
JP2002109232A JP2000294846A JP2000294846A JP2002109232A JP 2002109232 A JP2002109232 A JP 2002109232A JP 2000294846 A JP2000294846 A JP 2000294846A JP 2000294846 A JP2000294846 A JP 2000294846A JP 2002109232 A JP2002109232 A JP 2002109232A
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Hirofumi Hisatomi
弘文 久冨
Mariko Yamaoka
満里子 山岡
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SYSTEM REVOLUTION JOHO CENTER KK
SYSTEM REVOLUTION JOHO CT KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】販売者にとっては商品配送の前に購入者による
商品代価支払いの準備の確認ができ、かつクレーム等が
ない場合には商品代価を確実に回収でき、購入者にとっ
ては商品を受領し商品の真正・品質・数量等を確認した
後支払ができる安全な決済方法を提供する。 【解決手段】代金の支払が商品の配達後あるいは役務の
提供後に行われる取引において、個別取引毎に設定され
る支払専用口座を銀行に設ける。当該支払専用口座にお
いて購入者は個々の取引を識別する情報の設定と、販売
者への支払代金の用意と、販売者が当該支払代金を受け
るための暗証データ、当該支払専用口座に振り込まれた
ことを確認するための暗証データを設定する。販売者は
購入者からの取引を識別する情報及び支払を受けるため
の暗証データを用いて支払専用口座より代金の支払を受
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、商品の配送を伴う
通信販売、商品の配送を伴いかつ代金を配達後に支払う
こととなる対面販売などの販売において、販売者にとっ
ては商品配送の前に購入者による商品代価支払いの準備
の確認ができかつクレーム等がない場合には商品代価を
確実に回収でき、購入者にとっては商品を受領し商品の
真正・品質・数量等を確認した後支払することができる
安全な決済方法を提供するものである。(なお、商品と
役務について特段の区別をしている場合以外は、「商
品」には、コンピュータ・ソフトウェアや、図書デー
タ、その他のデータベースサービスのオンラインによる
販売など、厳密には役務として捉えられるものも含むも
のである。以下同じ。)
【0002】
【従来の技術】商品の配送を伴う通信販売、商品の配送
が行われる対面販売における、購入者の支払方法として
は以下のものがある。 (a)購入者が先に商品代金を支払い、その後販売者が
購入者に商品を配送し、購入者が商品を受領する。 (b)販売者が配達する商品を購入者が受領した後、購
入者が商品の代金を販売者に支払う。 (c)購入者が商品を受け取る際に、販売者が配達する
商品と交換に商品の代金を現金にて支払う。 (d)販売者が購入者に予め一定額の支払いをさせ、予
め支払われた商品代金額の範囲内で、商品を配送しその
商品の代金の決済を行う。 (e)購入者が第三者に代金を預け、購入者が商品を受
領後その商品の真正・品質・規格等発注した商品の条件
と一致するかを確認した後、購入者が当該第三者に対
し、販売者への代金支払いの指示を出し、当該第三者か
ら販売者に対して商品の代金を支払う。前記では商品に
のみ限定したが、ソフトウェアをインターネットにおい
て送信・受領するように役務サービスを提供する場合も
同様である。
【0003】上記(a)を更に詳述すると以下のとおり
である。購入者と銀行で予め契約している電話回線を利
用したテレホン・バンキング・システムや、インターネ
ットを利用したバンキング・システム、企業の利用が多
い電話回線を利用したファーム・バンキング・システ
ム、銀行窓口におけるATM機(自動預払機)、あるい
は銀行窓口において、販売者の指定口座に現金を支払
う。販売者は購入者による現金の支払いを確認したうえ
で、販売者が購入者に商品を配送し、購入者が商品を受
領する。この方法は、販売者の「信用」を前提とした販
売方法である。この場合は、販売者が広く社会において
認知され、社会的な信用を得ていることが必要である。
駅前に大型店舗を設けるなどの資本投資を行うことによ
って、販売者は信用を勝ち取ることが可能となる。しか
し、通信販売事業の目的の一つには、現実の店舗を設け
るなど出店による販売コストの削減を行うことであり、
往々にして、購入者からの信用を得ることは困難であ
る。通信販売事業者が信用を得るためには、信用のある
販売者へ販売を委託する方法があるが、この場合には、
中間マージンがかかるため流通コストが増大することに
なる。また、販売者の信用も時々刻々と変化するもので
あり、販売者が倒産したなどの販売者の信用にかかわる
情報を、個々の取引の時点において購入者が的確に判断
することは困難である。
【0004】上記(b)を更に詳述すると以下のとおり
である。販売者が配達する商品を購入者が受領した後、
購入者と銀行で予め契約している電話回線を利用したテ
レホン・バンキング・システムや、インターネットを利
用したバンキング・システム、企業の利用が多い電話回
線を利用したファーム・バンキング・システム、銀行窓
口におけるATM機(自動預払機)、あるいは銀行窓口
において、購入者が販売者の指定口座に現金を支払う。
この方法は、購入者の「信用」を前提とした決済方法で
ある。販売者が購入者の「信用」をチェックする場合、
会員規約を設けたうえで購入者を予め会員登録などの諸
手続を経ることにより、購入者の実在、購入者の経済力
など購入者の「信用」に対する情報を販売者が知ってお
くことが必要である。そのためには、会員登録や本人確
認等、個人情報の収集、それらのデータ管理の為に莫大
な設備投資及びその維持費が必要となる。さらに、購入
者が会員登録をしていた場合においても、購入者が破産
宣告を受けたなどの経済力信用の変化や購入者のブラッ
クリスト登録の情報を、個々の取引時点においてすばや
くチェックすることは困難である。
【0005】上記(c)を更に詳述すると以下のとおり
である。この方法は、販売者の従業員あるいは配送事業
者による商品の配送と交換に、購入者が同時に代金の決
済を行うものであるが、以下の不都合がある。購入者が
不在の場合、配達時に購入者が支払代金に相当する現金
の手持ちがない場合、配達人が支払い代金を受け取るま
で、再三再度配達を繰り返す事となり、配達コストを高
めることになる。販売者の代理人である配達人及び配達
人を装った第三者による支払代金の横領等を防ぐ事は難
しく、横領等の保険による販売者に対する補償等もコス
ト高になる。また、配達人(運送会社)は、購入者に対
し商品の保証はしていない。
【0006】上記(d)を更に詳述すると以下のとおり
である。この方法は、預かり金及び商品券の購入をした
場合、その消費者に特典を与へ、預かり金及び商品券の
代金は仮想店の口座に振り込ませ、仮想店から商品を買
う場合には、この預金及び商品券の範囲で購入する事が
でき、その決済をインターネット上で行うことができ
る。この場合、予め預かり金及び商品券を購入させる方
法に於いては、仮想店業者としては安全ではあるが、そ
の仮想店に購入者が買う物がない場合は、お金が凍結さ
れ、又、自由に価格等を比較して多くの仮想店を利用す
る事ができなくなる。
【0007】上記(e)を更に詳述すると以下のとおり
である。この方法は、エスクロー・サービス(あるいは
「エスクロー・サービス」)と呼ばれ、その利用の手順
は以下のとおりである。 (1)利用者は、エスクロー・サービスを提供する業者
(以下、エスクロー事業者という)の規程に基づいた契
約書に合意し、エスクロー事業者に会員登録する。 (2)利用者は、インターネットを通じてオンライン
で、自らの氏名とパスワードをアカウント管理スクリー
ンからエスクロー事業者のサーバーにログインする。 (3)物品を売買する場合には、「新規エスクローを開
始」というアイコンをクリックする。 (4)既存の取引をチェックし、ある特定の取引に参加
する場合には、取引リストのID番号をクリックする。 (5)購入者並びに販売者の両者が取引条件に合意する
と、エスクロー事業者が代金を支払うよう購入者に通知
する。 (6)エスクロー事業者によって保管される金銭(購入
者がエスクロー事業者に支払った金銭)は、すべて無利
息の連邦保険信託に預けられる。 (7)エスクロー事業者は、購入者からのの支払を受け
ると、販売者にその旨を通知し、購入者に向けて商品を
配送させる(購入者の住所関連の情報は、販売者がエス
クロー業者のコンピュータにログインすることによって
入手する)。 (8)購入者は商品を受け取る旨をエスクロー事業者に
連絡し、一定期間の間に購入者からエスクロー事業者に
連絡がない場合は代金を送金する。 (9)購入者が受け取った商品が一定の条件を満たして
いない場合には、購入者は送られてきた状態のまま商品
を販売者に返送し、その旨を一定期間内にエスクロー事
業者に連絡する。販売者が返品された商品の受け取りを
確認した場合、エスクロー事業者は手数料を差し引いた
額を、購入者に払い戻す。エスクロー・サービスは、米
国に於いては州の財務基準や行政法の厳格な規制に基づ
いて運営され、無利子信託口座に預金されている購入者
のファンドは、法人局と独立監査人による定期的な監査
を受け、又、従業員に関しても法務省の定期的な素性確
認を受ける等、法律に基づいて運営されているが、以下
の問題点がある。日本に於いては、エスクロー・サービ
スを定めた法律がなく、このサービスに関して銀行法で
の銀行業務と規定されている為替取引の一種と見る事が
でき、銀行以外の業者がこのサービスを行う場合に法的
上のリスクを警戒して、業務の開始を躊躇している会社
もある。法的な規制がなく、誰もが自由にエスクロー・
サービスを行う事ができるとしたら、米国のように公平
な第三者としての機関とはいえなく、むしろこのサービ
ス機関が詐欺の温床となる可能性が高い。米国に於ける
エスクロー・サービスは、本来、土地取引や投資等の多
額で複雑な取引きの決済を法律で定めたサービスであ
る。その為、利用者に対してエスクロー事業者との契
約、出荷要件(宅配業者の配達証明及び販売者は配送日
に伝票あるいは確認番号をエスクロー事業者へ提出)、
販売者は返却不可の条件を提示する事ができない(生物
等の場合には、返却不可の条件が必要な場合もある等)
等、両者の取引をエスクロー事業者がすべて監視できる
ようになっている為に規制が多く、インターネットショ
ッピング等の商品等の小口取引きに於いては、利用者の
手続きが煩雑すぎる。エスクロー・サービスは基本的に
は会員制である。取引先が他のエスクロー・サービスに
加入していれば、その取引先とエスクロー・サービスを
利用する場合には、当該エスクロー・サービスに加入し
なければならない等、取引毎に夫々のエスクロー事業者
と契約しなければならない。さらに、利用者は、決済用
口座である銀行口座と、エスクロー事業者へのサービス
手数料を支払わざるをえない。エスクロー事業者も仮想
店舗業者同様、会員管理などの設備投資を余儀なくされ
る。今後、米国に於いてはオークション型の情報仲介業
者は、在庫・中古処理において企業間取引でも注目を浴
びつつあるが、エスクロー・サービスは「信用」の情報
が取りやすい企業との取引に於いてはあまり必要でない
等、そのサービス範囲が限られている。また、米国のエ
スクロー・サービスにおいても最終的には、預り金が販
売者及び購入者に支払われるかが裁判所の判決に委ねら
れており、利用者の期待にそう迅速な処理を行うことが
困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】フリーマーケット・オ
ークション・逆オークション等、地域を問わず不特定多
数の人達が、販売者や購入者として自由に参加する事が
可能な準公共的なネットワークトして存在するインター
ネット、この存在が社会の経済発展につながるものとし
て期待されている。しかしながら、販売者の「信用」を
前提とした取引に於いては、販売者に多くの負担が掛か
りすぎ多数の販売者が参加することが困難である。購入
者の「信用」を前提とした取引に於いては、多数の個人
が購入者として自由に参加することは不可能である。イ
ンターネットショッピングに於いて小規模の販売者は、
中間流通業者である仮想店舗業者に出店料及び売上に対
するマージンを支払う方法で行われており、又、仮想店
舗業者においても通常の会員管理システム及びクレジッ
トカード会社に対する照会システム等、多くの設備投資
を余儀なくされており、仮想店店舗業界も資金力の競争
となりつつある。現在、自由な個人間の取引の場を提供
しようという事で、販売者にとっては不要品を売却する
場所として、購入者にとっては欲しい物を安く購入する
場として、オークション型の情報仲介サービスがインタ
ーネット上で盛んになっている。この情報仲介業者は、
基本的にはオークションに出品されたものについての保
証もしなければ、落札後の取引や決済には一切関わら
ず、単に出品者に情報を載せる場所を貸し、決められた
時間内に1番高い価格をつけた人(落札者)を紹介する
という仕組みになっている。しかし、利用者は見知らぬ
不特定多数との取引になる為、商品の保証、支払の保証
に関して多くの不安を感じており、取引をめぐるトラブ
ルや事故も多い。また、オンライン取引を利用した詐欺
事件も報告されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における手順は以
下のとおりである。購入者の普通預金あるいは当座預金
の口座を保有する銀行において、購入者は支払代金を保
管することができ、販売者に支払代金を支払う為の専用
の口座を開設する。購入者は、個々の取引を識別するた
めの情報、販売者が支払代金を受領するための暗証デー
タを設定する。「暗証データ」とは、データの入力が正
当な権限を有する者によって行われたかどうかを識別す
るためのデータであって、3個あるいはそれ以上の数字
の組み合わせによる暗証番号、一定数以上の数字・文字
・記号の組み合わせによる暗証番号・文字・記号および
それらの複合を意味する。購入者は、個々の取引を識別
するための情報、販売者が支払代金を受領するための暗
証データの他に、当該支払代金が当該支払専用口座に振
り込まれたことを販売者が確認するための暗証データ、
販売者が支払代金を返金するための暗証データ、そのほ
かの暗証データを設定することが可能である。販売者
は、購入者から通知を受けた当該個々の取引を識別する
情報、当該支払代金が当該支払専用口座に振り込まれた
ことを確認するための暗証データを用いて、インターネ
ットあるいは電話回線などの通信回線を経由して、購入
者の預金口座を保有する銀行と通信回線によって接続さ
れるサーバーに設けられる当該支払専用口座にアクセス
し、当該支払代金が当該支払専用口座に振り込まれたこ
とを確認することができる。販売者は、購入者から通知
を受けた当該個々の取引を識別する情報と当該支払代金
を販売者が支払代金を受領するための暗証データを用い
て、インターネットあるいは電話回線などの通信回線を
経由して、購入者の預金口座を保有する銀行と通信回線
によって接続されるサーバーに設けられる当該支払専用
口座にアクセスし、当該支払代金が当該支払専用口座か
ら支払代金を受領することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を本発明の実施
例に基づいて図面を参照して説明する。図1は、購入者
(200)と販売者(300)の電子決済システムの実
施例の構成を示すブロック図である。銀行ホストコンピ
ュータ(1)には、購入者(200)の預金口座Bがあ
る。支払決済システムのサーバー(2)には、購入者
(200)の支払専用口座Aがある。支払決済システム
のサーバー(2)は、UNIX(登録商標)又はLin
ux等のオペレーティングシステム(110)、ワール
ドワイドウェブサーバー(120)、メールサーバー
(130)、音声応答サーバー(140)、データベー
スサーバー(150)等により構成される。このうち、
データベースサーバー(150)が、支払専用口座Aの
機能を果たす。銀行専用端末(400)は、パーソナル
コンピュータ等とウェブプラウザープログラム・メール
プログラム・データ通信プログラム・HTML作成プロ
グラム・JAVA(登録商標)作成プログラム・音声処
理プログラム等により構成される。支払専用口座Aを保
有する支払決済システムのサーバー(2)は、銀行専用
端末(400)とLAN(10)経由で接続される。支
払専用口座Aを保有する支払決済システムのサーバー
(2)は、銀行決済専用回線網(11)及びLAN(1
0)を経由して、購入者(200)の預金口座Bを保有
する銀行ホストコンピュータ(1)と接続される。銀行
ホストコンピュータ(1)は、販売者(300)の預金
口座Cを保有する銀行のホストコンピュータ(3)と銀
行決済専用回線網(11)で接続される。この実施例で
は販売者の預金口座を有する銀行と、購入者の預金口座
を有する銀行が別の銀行である場合を示しているが、販
売者の預金口座を有する銀行と、購入者の預金口座を有
する銀行が同一の銀行であっても差し支えない。
【0011】図2は、本発明にかかる電子決済システム
に於ける決済データの構造を示す。預金口座Bは、購入
者(200)の銀行ホストコンピュータ(1)に登録さ
れているデータである。預金口座Cは、販売者(30
0)の銀行ホストコンピュータ(3)に登録されている
データである。支払専用口座Aは、図1のサーバー
(2)に販売者(300)と購入者(200)間におい
て、購入者が発注を行う毎に、即ち購入者が1回の取引
を行う毎に発生する、個々の取引を識別する取引番号毎
に支払専用口座Aが設定される。図2の支払専用口座A
のデータ構成は、決済を行う為に必要なデータが入力さ
れる。図2に於ける支払決済システムのアクセス番号と
は、サーバー(2)にアクセスするためのインターネッ
ト(12)に於いてはURL(Unifom Reso
urce Locator)アドレス、及び電話回線
(13)に於いては電話番号等を記録する。
【0012】支払専用口座Aの設定の方法は次のとおり
である。インターネット・カタログ・雑誌等の通販手段
を通じて、販売者から購入者が商品を購入する場合の例
を図1、図2に当てはめて説明する。購入者(200)
は、パソコン・携帯電話等、図1のインターネット接続
手段(210)又は、電話・パソコン等の図1の電話回
線接続手段(220)を使用して、図2の支払決済シス
テムのサーバー(2)のアクセス番号を入力し、インタ
ーネット(12)又は、電話回線(13)から図1のサ
ーバー(2)の図2の支払決済システムからメニュー画
面(音声の場合は音声メニュー)をアクセス(以下支払
決済システムからメニュー画面をアクセス)する。メニ
ュー画面に表示される支払専用口座設定ボタンをクリッ
クすると支払専用口座設定画面が表示され、画面に従い
購入者(200)は、図2の預金口座Bの基本データ
(銀行番号・支店番号・預金番号・口座番号)・購入者
が販売者に支払う為の支払代金・購入者が販売者に発注
する為の取引番号・購入者の電話番号等を入力する。次
に、購入者は、預金口座Bの口座暗証番号を入力する
と、支払決済システムのサーバー(2)からLAN(1
0)及び銀行決済専用回線網(11)を経由して、図1
の銀行ホストコンピュータ(1)の預金口座Bへアクセ
スし、預金口座Bの口座残高B−6を照会することがで
きる。購入者が取引の代金である支払代金A−6に相当
する金額が口座残高B−6から差し引かれる。支払代金
A−6及び預金口座Bの基本データはLAN(10)及
び銀行決済専用回線網(11)を経由してサーバー
(2)の支払決済システムに送信される。同時に上記の
取引番号・購入者の電話番号等と一緒に登録される。こ
のようなプロセスを経て、支払専用口座Aが設定され
る。支払専用口座Aは、販売者が支払いを受領するため
の暗証番号(以下、支払受領暗証番号)を登録すると、
支払決済システムの図2の銀行による使用が予定される
口座無効化暗証番号が自動的に支払専用口座Aに登録さ
れ、さらに、購入者のインターネット接続手段又は、電
話回線接続手段のアクセス番号も自動的に登録される。
なお、この例における取引番号は、個々の取引を識別す
る情報の一例であり、数字の連続である番号でなくと
も、数字、記号、文字を混在させることも、一連の文字
だけを用いることもできる。支払専用口座の設定および
処理にかかる費用については、購入者がその費用を負担
すること、販売者がその費用を負担すること、両者が折
半することによることが可能である。支払専用口座開設
時に購入者が負担した費用を後に販売者が填補するとい
う方法によることもできる。さらには、銀行利用者獲得
のため、銀行が支払専用口座の設定および処理にかかる
費用を全額負担することによることもできる。本発明に
よる決済方法によれば、エスクロー・サービス事業者を
介することが不要であり、支払専用口座設定のための費
用だけですみ、簡易で安価な安全な決済方法を提供する
ことが可能となる。
【0013】販売者による支払代金入金の確認方法は次
のとおりである。販売者(300)は、インターネット
接続手段又は、電話回線接続手段を使用して、購入者
(200)から(0011)で既に知らされている支払
決済システムのアクセス番号を入力し、支払決済システ
ムからメニュー画面をアクセスし、メニュー画面の支払
確認ボタンをクリックすると支払確認画面が表示され
る。画面の指示に従い販売者(300)は、購入者(2
00)から知らされている個々の取引を識別する取引番
号を入力する。このようにして、販売者は購入者(20
0)が登録してある支払専用口座Aをアクセスすること
ができる。販売者(300)は、購入者(200)から
知らされている支払代金が支払専用口座に振り込まれた
ことを確認するための暗証番号(支払確認暗証番号)を
使用して、図2の入金の為の預金口座Cの基本データ及
び支払専用口座の支払金の有無を確認することができ
る。購入者は、支払専用口座A、支払代金が入金された
ことを確認した後、商品を配送することが可能となる。
購入者(200)は販売者(300)に対し、個々の取
引を識別する取引番号と支払確認暗証番号を通知するこ
とが必要であるが、その方法は安全性が確保された暗号
化された電子メールによることが望ましいが、それに限
定されない。
【0014】購入者によって支払われた支払代金を販売
者が受領する方法は次のとおりである。購入者(20
0)に、商品が到着後、購入者(200)は、受領した
商品の品質、数量、材質、性能など発注の内容と一致す
るかどうかをチェックすることができる。これらのチェ
ックを行った後、販売者に対して、支払を受領する暗証
番号を通知することになる。購入者は、販売者に対し
て、支払受領の暗証番号を以下の手順によって通知す
る。購入者は、インターネット接続手段又は、電話回線
接続手段を使用して、支払決済システムからメニュー画
面をアクセスし、メニュー画面の支払ボタンをクリック
すると支払画面が表示され、画面に従い預金口座Bの基
本データを入力、支払専用口座Aをアクセスし、取引番
号を入力する。支払決済システムにおいては、支払専用
口座Aに登録されている取引番号と照合が行われた後、
画面に支払代金A−6を表示する。購入者は、支払代金
A−6を確認し、販売者が支払代金を受領するための支
払受領暗証番号を入力する。この支払受領暗証番号は、
既に登録されているアクセス番号の販売者のインターネ
ット接続手段又は、電話回線接続手段にサーバー(2)
からインターネット(12)及び電話回線(13)を経
由して表示される、販売者は支払受領暗証番号を知るこ
とができる。販売者からの支払受領暗証番号はこの方法
によるほか、手紙、電話、電子メールなどによる通知で
も可能である。販売者は、インターネット接続手段又
は、電話回線接続手段を使用して、支払決済システムか
らメニュー画面をアクセスし、メニュー画面の支払代金
受領ボタンをクリックすると支払代金受領確認画面が表
示される。販売者は、画面に従い取引番号及び購入者の
電話番号を入力して、支払専用口座Aをアクセスし、預
金口座Cの基本データを入力すると支払代金A−6が表
示される。販売者が代金を確認した後、販売者から告知
された支払受領暗証番号入力すると支払専門口座Aの支
払代金A−6及び預金口座Cの基本データがサーバー
(2)からLAN(10)及び銀行決済専用回線網(1
1)を経由して銀行ホストコンピュータ(1)を経由し
て、銀行ホストコンピュータ(3)の販売者(300)
の預金口座Cに支払代金A−6の振込がなされる。
【0015】上記の実施例においては、個別取引毎に設
定される支払専用口座を銀行に設けることによって代金
の支払を行う方法を示している。購入者は販売者に対し
て、支払専用口座の所在、アクセス番号を開示し、か
つ、販売者が支払代金を受領する暗証データも開示する
ことになる。したがって、支払専用口座は、個々の個別
取引毎に設定しなければ、販売者が当該支払専用口座の
口座番号、アクセス方法、支払代金受領の暗証データを
利用して、当該支払代金以外の金銭を購入者の許諾無
く、支払を受けるおそれがある。このような弊害を防止
するため、個別取引毎に設定される支払専用口座を設け
ることが必要である。一方、販売者が当該支払代金を受
領すると同時に当該支払代金の支払を受けるための当該
暗証データを無効とする方法を採用することによって
も、上記の弊害を防止することが可能である。すなわ
ち、販売者が当該支払代金を受領すると同時に当該支払
代金の支払を受けるための当該暗証データを無効とする
ことができれば、販売者が当該支払専用口座の暗証デー
タを利用することができなくなるので、当該支払代金以
外の金銭を購入者の許諾無く、支払を受けるおそれをな
くすることができる。したがって、支払専用口座を個々
の個別取引毎に設定することに代えて、販売者が当該支
払代金を受領すると同時に当該支払代金の支払を受ける
ための当該暗証データを無効とすることによる場合に
は、特定の支払専用口座を繰り返し利用することができ
る。実施例では、支払代金が販売者の口座に送金される
例をあげているが、もとよりこの方法に限定されるもの
ではなく、支払専用口座からの支払を受領することがで
きる銀行の窓口に出向いて現金による支払いを行うこと
もできる。各種自動現金自動支払機による支払を受ける
ことも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以下の効果をもたらすもので
あり、特に、エスクロー・サービスとは異なる格段の効
果をもたらすものである。すなわち、銀行のインフラを
利用することにより、会員管理のための特別の装置・設
備を必要としない。一つの銀行に預金口座を持っておれ
ば、その銀行が本方法を採用することにより、容易に本
方法による支払専門口座を設定すること、利用すること
ができる。インターネットショッピング等、eコマース
(電子商取引)の需要の増大に備え、インターネット上
の決済の必要性が高まっている。各銀行は、インターネ
ットバンキングの普及に努めている。本発明を利用する
ことにより、安全な、オンライン取引の普及が可能とな
る。例えば、インターネットオークションに於いて、落
札者がインターネットバンキングを利用して、即座に支
払専門口座に普通預金から振替ができるというようなス
ピーディな対応が可能となる。不正利用や落札したがお
金が払えないというようなことを防ぐことができる。イ
ンターネット上の取引において、自由な個人間の取引の
場を提供する為には、販売者及び購入者の自己責任にお
いて行う事が望ましい。本方法によれば、エスクロー・
サービス事業者を利用することなく、販売者は購入者の
支払代金の用意を確認することができ、購入者は商品や
サービスを受領し確認した後、その代価を支払うことが
可能となる。本発明の方法は、電子決済のためのインフ
ラが完備されている銀行のシステムを利用する事によっ
て、販売者が支払い金額が確認でき、確実に回収が出来
る事、購入者が商品を確実に確認出来、納得して支払い
ができる事、又、販売者・購入者がお互いの決済用口座
等重要な情報を知らせる必要がない事、互いの信用の為
に多くの費用と時間を費やす信用情報等の為の設備投資
などが必要がない事、販売者・購入者や第三者の悪意が
介在できない仕組みである事等、安全で容易な決済方法
である為、地域を問わず、多数の人がインターネット等
のネットワークを利用して自由にかつ安全に商取引が行
うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子決済システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】電子決済システムに於ける決済データの構造で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品あるいは役務の代金の支払が商品の配
    達後あるいは役務の提供後に行われる商品あるいは役務
    の販売において、個別取引毎に設定される支払専用口座
    を銀行に設けることによって代金の支払を行う方法であ
    って、当該支払専用口座は購入者の預金口座を保有する
    銀行と通信回線によって接続されるサーバーに設けられ
    ており、購入者は当該支払専用口座において個々の取引
    を識別する情報を設定すること、販売者に支払う為の支
    払代金を用意することと、販売者が当該支払代金の支払
    を受けるための暗証データを設定することが可能であ
    り、販売者は当該個々の取引を識別する情報及び支払を
    受けるための当該暗証データを用いて当該支払専用口座
    より当該支払代金の支払を受けることができる方法。
  2. 【請求項2】商品あるいは役務の代金の支払が商品の配
    達後あるいは役務の提供後に行われる商品あるいは役務
    の販売において、特定の支払専用口座を銀行に設けるこ
    とによって代金の支払を行う方法であって、当該支払専
    用口座は購入者の預金口座を保有する銀行と通信回線に
    よって接続されたサーバーに設けられ、購入者は当該支
    払専用口座において個々の取引を識別する情報を設定す
    ることと、販売者に支払う為の支払代金を用意すること
    と、販売者が当該支払代金の支払を受けるための暗証デ
    ータを設定することが可能であり、販売者は当該個々の
    取引を識別する情報及び支払を受けるための当該暗証デ
    ータを用いて当該支払専用口座より当該支払代金の支払
    を受けることができ、販売者が当該支払代金を受領する
    と同時に当該支払代金の支払を受けるための当該暗証デ
    ータを無効とする方法。
  3. 【請求項3】商品あるいは役務の代金の支払が商品の配
    達後あるいは役務の提供後に行われる商品あるいは役務
    の販売において、個別取引毎に設定される支払専用口座
    を銀行に設けることによって代金の支払を行う方法であ
    って、当該支払専用口座は購入者の預金口座を保有する
    銀行と通信回線によって接続されたサーバーに設けら
    れ、購入者は当該支払専用口座において個々の取引を識
    別する情報を設定することと、販売者に支払う為の支払
    代金を用意することと、販売者が当該支払代金が当該支
    払専用口座に振り込まれたことを確認するための暗証デ
    ータ及び販売者が当該支払代金の支払を受けるための暗
    証データを設定することが可能であり、販売者は当該個
    々の取引を識別する情報と当該支払代金が当該支払専用
    口座に振り込まれたことを確認するための当該暗証デー
    タを用いて当該支払代金が当該支払専用口座に振り込ま
    れたことを確認でき、当該個々の取引を識別する情報と
    支払を受けるための当該暗証データを用いて当該支払専
    用口座より当該支払代金の支払を受けることができる方
    法。
  4. 【請求項4】商品あるいは役務の代金の支払が商品の配
    達後あるいは役務の提供後に行われる商品あるいは役務
    の販売において、特定の支払専用口座を銀行に設けるこ
    とによって代金の支払を行う方法であって、当該支払専
    用口座は購入者の預金口座を保有する銀行と通信回線に
    よって接続されたサーバーに設けられ、購入者は当該支
    払専用口座において個々の取引を識別する情報を設定す
    ることと、販売者に支払う為の支払代金を用意すること
    と、販売者が当該支払代金が当該支払専用口座に振り込
    まれたことを確認するための暗証データ及び販売者が当
    該支払代金の支払を受けるための暗証データを設定する
    ことが可能であり、販売者は当該個々の取引を識別する
    情報と当該支払代金が当該支払専用口座に振り込まれた
    ことを確認するための当該暗証データを用いて当該支払
    代金が当該支払専用口座に振り込まれたことを確認で
    き、当該個々の取引を識別する情報と支払を受けるため
    の当該暗証データを用いて当該支払専用口座より当該支
    払代金の支払を受けることができ、販売者が当該支払代
    金を受領すると同時に当該支払代金の支払を受けるため
    の当該暗証データを無効とする方法。
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