JP2002175489A - 電子決済方法 - Google Patents

電子決済方法

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JP2002175489A
JP2002175489A JP2000369998A JP2000369998A JP2002175489A JP 2002175489 A JP2002175489 A JP 2002175489A JP 2000369998 A JP2000369998 A JP 2000369998A JP 2000369998 A JP2000369998 A JP 2000369998A JP 2002175489 A JP2002175489 A JP 2002175489A
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多加夫 ▼高▲橋
Takao Takahashi
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅等での決済が可能で、相手に振込口座等
の個人情報が漏れず、瞬時に送金や入金の確認ができる
電子決済方法を提供する。 【解決手段】 買い手又は売り手が電子決済センタ10
にポイント口座を開設すると、個人情報が個人情報記憶
部14に格納され、ポイント口座情報がポイント口座情
報記憶部15に格納される。ポイントは「1ポイント=
1円」で換算され、ポイント口座への入金又は換金が可
能である。買い手が顧客端末13から決済金額と送金先
の電子メールアドレスとを指定して送金要求を行うと、
管理コンピュータ11は、買い手の口座のポイント数か
ら決済金額に対応するポイント数を減算し、売り手の口
座のポイント数にそのポイント数を加算する。また、管
理コンピュータ11は、決済金額等の確認のための電子
メールを買い手が使用する顧客端末13及び売り手が使
用する顧客端末13に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して商品の購入と決済を行う電子商取引のうち電子決済
を行う電子決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、通信ネットワーク、特にインター
ネットを使用して商品の購入と決済を行う電子商取引が
注目されている。電子商取引に関しては、取引の形態に
より、一般に、企業間の取引、企業対消費者の取引、消
費者間の取引がある。従来から企業間の取引の一部は電
子化されていたが、インターネットの普及により一般消
費者を対象とした電子商取引が急拡大している。例え
ば、企業対消費者の取引においては、Webサイトなど
で消費者にものを販売する電子商店、販売仲介及びオン
ライントレード等がある。また、消費者間の取引におい
ては、Webサイト上でオークションを行うオンライン
オークションが注目を集めている。企業対消費者の取引
における商品の販売においては、決済方法として、銀行
振込、代金引換配送、コンビニエンスストアでの決済、
クレジットカード、及びウェブマネー等が用いられてい
る。また、消費者間の取引におけるオンラインオークシ
ョンにおいては、一般に銀行振込又は代金引換配送のい
ずれかが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、企業対消費
者の取引における銀行振込による決済方法では、購入者
が銀行に出向いて振込みをする必要があり不便である。
代金引換配送では、購入者が商品の受け取りの際に代金
を支払うため、代金の支払いの際に、配送者に応対する
必要があり不便である。コンビニエンスストアでの決済
では、場所や時間の制約が銀行振込と比較すれば少なく
なるとはいっても、やはりコンビニエンスストアに出向
く必要があり不便である。クレジットカードによる決済
では、クレジットカードの個人情報をネットワーク上で
送信する必要があり、セキュリティ上の課題が残ってい
る。実際、日本では、セキュリティへの不安などから、
クレジットカード決済の利用率は伸び悩んでいる。ま
た、ウェブマネーは、プリペイドカード型電子マネーで
あり、そのプリペイドカードを使用するための機器を導
入している店舗でなくては利用できない。
【0004】一方、消費者間の取引における銀行振込に
おいては、販売者が購入者に自己の口座番号等を知らせ
ることになるが、販売者と購入者とが対面しないため、
口座番号等の個人情報の通知について不安に感じる販売
者も多い。また、代金引換配送については、購入者が商
品の受け取りの際に代金を支払うため、代金の支払いの
際に、配送者に応対する必要があり、不便である。ま
た、これらの決済方法は、送金や入金の確認が即座にで
きるものではなく、送金金額間違い等が生じた場合の解
決方法が煩雑である。本発明の目的は、自宅等での決済
が可能で、相手に振込口座等の個人情報が漏れず、瞬時
に送金や入金の確認ができる電子決済方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークを利用して、買い手の使用する端末と
売り手の使用する端末との間で決済を行う電子決済方法
において、売り手の口座に売り手のポイント数を受け入
れて管理コンピュータに備えられた第1の記憶手段に売
り手の識別子と関連付けて記憶させる段階と、買い手の
口座に買い手のポイント数を受け入れて管理コンピュー
タに備えられた第2の記憶手段に買い手の識別子と関連
付けて記憶させる段階と、前記買い手が使用する端末か
ら行われる振込先の売り手の口座を識別する前記売り手
の識別子とその振込先に振込むポイント数とを指定した
振込要求を受け付ける段階と、前記指定された振込ポイ
ント数を前記買い手の口座のポイント数から減算する段
階と、前記指定された振込ポイント数を前記売り手の口
座のポイント数に加算する段階とを備えた。従って、買
い手は、買い手が使用する端末から振込先の売り手の口
座とその振込ポイント数とを指定した振込要求をするこ
とにより、買い手の口座から売り手の口座にポイントを
振込むことができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記買い手の識
別子及び前記売り手の識別子は、電子メールアドレスで
ある。従って、買い手及び売り手は、電子メールアドレ
スにより特定することができる。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記買い手が使
用する端末に前記売り手の識別子と振込ポイント数の情
報を電子メールにて送信する段階と、売り手が使用する
端末に前記買い手の識別子と振込ポイント数の情報を電
子メールにて送信する段階とをさらに備えた。従って、
買い手及び売り手に振込ポイント数及び取引相手につい
ての情報が通知される。これにより、買い手は振込間違
いを未然に防ぐことができ、売り手は振込がなされたこ
とを確認できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した電子決
済システムの実施形態をインターネットを介するオンラ
インオークションの決済において使用する場合について
説明する。
【0009】図1に示すように、電子決済センタ10は
管理コンピュータ11を備え、その管理コンピュータ1
1は、インターネット12を介して顧客が使用する端末
としての顧客端末13に接続されている。顧客端末13
は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータであっ
て、インターネット12を介して電子決済センタ10の
管理コンピュータ11と接続される。顧客端末13から
電子決済センタ10へのアクセスのためには、少なくと
も顧客ID、パスワード及び電子メールアドレスを事前
に電子決済センタ10に登録しておく必要がある。この
登録により電子決済センタ10にポイント口座が開設さ
れ、ポイントにより取引が可能となる。
【0010】次に、電子決済センタ10のシステム構成
について説明する。電子決済センタ10は、管理コンピ
ュータ11を備えている。管理コンピュータ11は図示
しないCPU、ROM及びRAM等で構成され、登録処
理プログラム、決済処理プログラム、入金処理プログラ
ム、換金処理プログラム及びその他各種プログラムに従
って各種データ処理を実行する。管理コンピュータ11
は、図2に示すように以下の各記憶部14〜19を備え
ている。
【0011】個人情報記憶部14は、個人情報として電
子メールアドレス、パスワード、氏名、住所、電話番号
及び年齢を個人毎に格納する。なお、電子メールアドレ
スが個人情報の識別子として用いられる。管理コンピュ
ータ11は、前記登録処理プログラムに従って、顧客端
末13から送信される個人情報を受け付け、個人情報記
憶部14に格納する。
【0012】ポイント口座情報記憶部15は、ポイント
口座情報として、電子メールアドレス、ポイント数及び
登録日を電子メールアドレス毎に格納する。なお、電子
メールアドレスがポイント口座情報の識別子として用い
られ、個人情報記憶部14の電子メールアドレスに対応
する。ポイント口座情報記憶部15に格納されているポ
イント数は、前記決済処理プログラム、入金処理プログ
ラム又は換金処理プログラムに従って、加算又は減算さ
れる。
【0013】取引履歴情報記憶部16は、取引履歴情報
として、電子メールアドレス、取引年月日、入金ポイン
ト数、出金ポイント数、差引残高ポイント数、取引内容
及び取引先電子メールアドレスを取引毎に格納する。な
お、電子メールアドレスは、個人情報記憶部14の電子
メールアドレスに対応する。前記決済処理プログラム等
に従って、前記ポイント口座情報記憶部15のポイント
数の加算又は減算が行われた場合に、取引履歴情報記憶
部16に前記取引履歴情報が格納される。
【0014】振込情報記憶部17は、振込情報として、
氏名、電話番号、振込金額及び振込金額反映済フラグを
銀行口座への振込毎に格納する。なお、振込情報記憶部
17の氏名及び電話番号は、個人情報記憶部14の氏名
及び電話番号に対応する。銀行振込によりポイント口座
への入金が行われる場合、管理コンピュータ11は、前
記入金処理プログラムに従って、銀行等から振込情報を
受け付け、振込情報記憶部17に格納する。そして、振
込金額をポイント数に変換して、ポイント口座情報記憶
部15のポイント数に加算する。入金処理が終了する
と、振込金額反映フラグがONにされる。
【0015】クレジット情報記憶部18は、クレジット
情報として、電子メールアドレス、クレジットカード会
社、クレジットID、パスワード及び入金額をクレジッ
トカードによる入金毎に格納する。なお、クレジット情
報記憶部18の電子メールアドレスは、個人情報記憶部
14の電子メールアドレスに対応する。クレジットカー
ドによりポイント口座への入金が行われる場合、管理コ
ンピュータ11は、前記入金処理プログラムに従って、
顧客端末13から送信されたクレジット情報をクレジッ
ト情報記憶部18に格納する。そして、入金額をポイン
ト数に変換してポイント口座情報記憶部15のポイント
数に加算する。なお、クレジット情報により、契約され
ている金融機関口座との間で決済が行われる。
【0016】換金情報記憶部19は、換金情報として、
電子メールアドレス、振込方法種別、銀行コード、支店
コード口座種別、口座番号、換金ポイント数及び換金済
フラグを顧客によるポイントの換金要求毎に格納する。
なお、換金情報記憶部19の電子メールアドレスは、個
人情報記憶部14の電子メールアドレスに対応する。管
理コンピュータ11は、前記換金処理プログラムに従っ
て、顧客端末13からのポイントの換金要求を受け付
け、換金情報を換金情報記憶部19に格納する。そし
て、ポイント口座情報記憶部15のポイント数から換金
ポイント数及び所定の手数料分のポイント数を減算す
る。なお、換金した金額は、当該金融機関口座に振込ま
れ、又は、郵便為替に変換される。換金処理が終了する
と、換金済フラグがONにされる。
【0017】次に、顧客端末13の表示部に表示される
表示画面について、図3〜図5に従って説明する。図4
に示すように、登録画面30には、氏名入力ボックス3
1、電子メールアドレス入力ボックス32、パスワード
入力ボックス33、パスワード確認用入力ボックス3
4、住所入力ボックス35、電話番号入力ボックス3
6、年齢入力ボックス37、紹介者電子メールアドレス
入力ボックス38、送信ボタン39及びリセットボタン
40が設けられている。送信ボタン39は、登録画面3
0で入力した情報を管理コンピュータ11に送信する場
合にクリックされ、リセットボタン40は、入力した情
報をリセットする場合にクリックされる。
【0018】図5に示すように、口座画面50には、氏
名51、前回利用日52、登録されている電子メールア
ドレス53、ポイント口座情報としての電子メールアド
レス54(登録されている電子メールアドレス53と同
じ)、初回登録日55、現在残高ポイント数56、入出
金ポイント数明細情報57及び各表示画面にリンクする
リンク58が設けられている。入出金ポイント数明細情
報57としては、取引日付、入金ポイント数、出金ポイ
ント数、差引残高ポイント数及び取引内容が取引毎に直
近の10件までが表示される。
【0019】図3に示すように、送金画面60には、送
金先電子メールアドレス入力ボックス61、金額入力ボ
ックス62、決済日入力ボックス63、送信ボタン64
及びリセットボタン65が設けられている。決済日入力
ボックス63には、決済の予約を行う場合に決済日を入
力し、即時決済の場合は入力を省略する。送信ボタン6
4は、送金画面60において入力した情報を管理コンピ
ュータ11に送信する場合にクリックされ、リセットボ
タン65は入力した情報をリセットする場合にクリック
される。
【0020】次に、上記のように構成された電子決済シ
ステムの作用を説明する。本電子決済システムへの顧客
の登録によるポイント口座の開設は、登録処理プログラ
ムに従って、個人情報記憶部14及びポイント口座情報
記憶部15に各項目を格納することにより行われる。顧
客は、顧客端末13から図4に示す登録画面30に従っ
て登録情報を入力し、管理コンピュータ11に送信す
る。管理コンピュータ11は、個人情報記憶部14及び
ポイント口座情報記憶部15に各項目を格納する。これ
により、ポイント口座が開設される。ポイント口座への
入金は、入金処理プログラムに従って、クレジットカー
ドでの入金又は銀行振込により行われる。ポイント数と
金額との換算額は、本実施形態では「1ポイント=1
円」である。また、ポイントの換金は、換金処理プログ
ラムに従って、金融機関口座への振込又は郵便為替によ
り行われる。なお、取引の内容は取引履歴情報記憶部1
6に格納され、図5に示す口座画面50により顧客端末
13の表示部に表示される。
【0021】次に決済処理について説明する。本電子決
済システムにおける決済では、買い手のポイント口座の
ポイント数から決済金額に対応するポイント数が減算さ
れ、売り手のポイント口座のポイント数に決済金額に対
応するポイント数が加算される。ここで、ポイント口座
のポイント数とは、ポイント口座情報記憶部15のポイ
ント数をいう。オンラインオークションにおいて、落札
者が決済方法として本電子決済システムによる決済を選
択すると、本電子決済システムが提供するWebサイト
のトップページ(図示せず)が落札者が使用する顧客端
末13の表示部に表示される。そして、決済処理プログ
ラムに従って、決済処理が行われる。
【0022】次に、決済処理について図6に従って説明
する。ここでは、説明の便宜上、売り手の顧客(出品
者)が使用する顧客端末13を売り手端末13aと呼
び、買い手の顧客(落札者)が使用する顧客端末13を
買い手端末13bと呼ぶ。
【0023】図6に示すように、買い手顧客が買い手端
末13bから決済手続のために電子メールアドレス及び
パスワードを入力し、管理コンピュータ11にアクセス
する(S601)。管理コンピュータ11は、電子メー
ルアドレス及びパスワードを個人情報記憶部14の電子
メールアドレス及びパスワードと照合して顧客の認証を
行う(S603)。それらが一致した場合、認証され
(S603でYES)、管理コンピュータ11は画面情
報を送信し、買い手端末13bの表示部に図3に示す送
金画面60を表示させる(S604)。一方、認証され
ない場合(S603でNO)、管理コンピュータ11
は、入力内容が登録されていない旨を買い手端末13b
の表示部に表示し、再度入力を促す。
【0024】一方、認証された買い手顧客は、買い手端
末13bから、送金先の電子メールアドレスとしての売
り手顧客の電子メールアドレス、決済金額及び決済日を
入力し、管理コンピュータ11に送信する(S60
5)。管理コンピュータ11は、入力項目をチェック
し、チェックOKの場合(S606でYES)、ポイン
ト口座情報記憶部15を買い手顧客の電子メールアドレ
スにより検索して買い手顧客のポイント数を抽出し、買
い手顧客のポイント数が決済金額として入力された決済
ポイント数以上であるかどうかを確認する(S60
7)。買い手顧客のポイント数が決済ポイント数未満の
場合(S607でNO)、管理コンピュータ11は、買
い手端末13bにポイント口座への入金依頼を行う電子
メールを送信し(S608)、買い手顧客は入金完了後
に再度、決済処理を行う。
【0025】買い手顧客のポイント数が決済ポイント数
以上である場合(S607でYES)、管理コンピュー
タ11は、決済ポイント数を購入額として設定し(S6
09)、購入額の確認のための電子メールを買い手端末
13bに送信する(S610)。買い手顧客は、購入額
を確認し、承認する場合は、買い手端末13bから管理
コンピュータ11に承認する旨を返信する(S61
1)。購入額が確認されると、管理コンピュータ11
は、ポイント口座情報記憶部15の買い手顧客のポイン
ト数から決済ポイント数を減算し、同ポイント口座情報
記憶部15に格納する(S612)。また、管理コンピ
ュータ11は、ポイント口座情報記憶部15の売り手顧
客のポイント数に決済ポイント数を加算し、同ポイント
口座情報記憶部15に格納する(S613)。そして、
管理コンピュータ11は、決済ポイント数を売却額とし
て設定し(S614)、売却額の確認のための電子メー
ルを売り手顧客が使用する売り手端末13aに送信する
(S615)。
【0026】なお、管理コンピュータ11は、取引履歴
情報記憶部16に取引履歴情報を格納する。また、決済
日が翌日以降の場合、管理コンピュータ11は、S61
1まで処理を行い、送金情報を記憶して、決済日に買い
手顧客のポイント数が決済ポイント数以上であることを
確認した後、S612以降の処理を行う。
【0027】上記実施形態によれば、以下のような効果
を得ることができる。 (1)決済は、ポイント口座情報記憶部15に格納され
たポイント数の加算又は減算によって行うため、外部の
金融機関を介さずに売り手と買い手との間で行える。こ
れにより、電子メールアドレス及びパスワードという電
子決済センタ10が管理する情報のみによって個人認証
が可能となる。また、クレジットカードのようにクレジ
ットの有効性を確認する必要がないので、顧客のプライ
バシーは保護される。また、決済は、電子メールの送受
信のみにより行うことで、決済における顧客の手続が容
易になる。
【0028】(2)顧客は、顧客端末13において、現
在残高ポイント数56及び入出金ポイント数明細情報5
7等により容易に入出金ポイント数を確認できる。 (3)売り手顧客と買い手顧客との間で伝える個人情報
が電子メールアドレスのみであることから、取引相手に
銀行等の振込口座等についての個人情報が漏れない。こ
れにより、売り手と買い手とが対面しないインターネッ
ト取引において、個人情報の漏洩のおそれを気にせずに
取引を行うことができる。
【0029】(4)買い手顧客から売り手顧客への送金
については、売り手顧客のメールアドレス及び金額のみ
で行えることから、起こり得るトラブルは、送金金額間
違い等に限定され、トラブルが生じても履歴により容易
に解決できる。
【0030】(5)顧客は、顧客端末13から登録画面
30において登録手続をすることで、電子決済センタ1
0にポイント口座を開設し、直ちに、本電子決済システ
ムの利用を開始することができる。
【0031】(6)ポイントの換算金額を「1ポイント
=1円」としていることで、顧客はインターネット上の
取引においてポイントを現金と同様に扱うことができ
る。 (7)顧客端末13からクレジットカードに関する情報
を管理コンピュータ11に送信して、ポイント口座に入
金できるため、顧客は、ポイント口座への入金後、直ち
にそのポイントを使用することができる。
【0032】(8)銀行振込によりポイント口座に入金
できるため、顧客は、インターネット上でクレジットカ
ードID等を送信しなくてもよく、インターネット上で
のクレジットカードIDの漏洩等のセキュリティ上の問
題を回避できる。
【0033】(9)ポイントを換金可能としたことで、
顧客がポイントを現金に変換することを希望する場合に
は、ポイントを現金に変換することができる。なお、上
記実施形態は以下のように変更してもよい。
【0034】・ 顧客端末13として携帯電話や通信機
能を有する個人情報端末(PDA)等のモバイル端末を
用いてもよい。 ・ 顧客端末13と管理コンピュータ11との接続を公
衆回線、イントラネットやエクストラネット(広域エリ
アネットワーク)を用いてもよい。
【0035】・ ポイント口座情報記憶部15のポイン
ト数への加算は、所定の場合、所定のポイント数をポイ
ント口座情報記憶部15のポイント数に加算してもよ
い。例えば、顧客が本電子決済システムに新規登録した
場合、顧客の紹介により他の顧客が新規登録した場合、
顧客が提携サイトの所定のアンケートに回答した場合、
又は、顧客のポイント使用数の累計が一定数を超えた場
合等に、ポイント口座情報記憶部15のその顧客のポイ
ント数に所定のポイント数を加算する。なお、顧客の紹
介により他の顧客が新規登録した場合については、図3
の紹介者電子メールアドレス入力ボックス38に紹介者
の電子メールアドレスが入力された場合に、その紹介者
のポイント数に所定のポイント数を加算する。また、紹
介により新規登録した顧客のポイント数に所定のポイン
ト数を加算する。例えば、オンラインオークションにお
いて売り手又は買い手の紹介により他方が新規登録した
場合、売り手と買い手のポイント数に所定のポイント数
を加算する。
【0036】・ クレジット会社を介して顧客の金融機
関口座からポイント口座に入金が行われることとしても
よい。金融機関口座に関する情報としてのクレジット契
約に関する情報は、予め管理コンピュータ11に記憶し
ておく。これにより、顧客が入金手続を行わなくてもポ
イント口座に入金することができる。
【0037】・ 本電子決済システムをオンラインショ
ッピングの決済に用いてもよい。この場合、オンライン
店舗を展開する販売店が売り手に該当し、購入者が買い
手に該当する。このようにすることで、販売店は、本電
子決済システムに登録するだけで決済システムが構築で
き、入金の確認をオンラインで行うことができる。
【0038】・ 本電子決済システムをグループ決済に
用いてもよい。例えば、複数人で支払いをする場合に、
一人が現金等により支払いをし、その他の顧客が支払い
を行った顧客のポイント口座にそれぞれの支払額に応じ
たポイント数を送金する。従って、現金の持ち合わせが
ないような場合であっても、その場で決済を行うことが
できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、自宅等での決済が可能
で、相手に振込口座等の個人情報が漏れず、瞬時に送金
や入金の確認ができる電子決済方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 各記憶部のデータ構造の説明図。
【図3】 顧客端末の表示部に表示される送金画面の説
明図。
【図4】 顧客端末の表示部に表示される登録画面の説
明図。
【図5】 顧客端末の表示部に表示される口座画面の説
明図。
【図6】 本発明の実施形態の手順の説明図。
【符号の説明】
10…電子決済センタ、11…管理コンピュータ、12
…インターネット、13…顧客端末、14…個人情報記
憶部、15…ポイント口座情報記憶部、16…取引履歴
情報記憶部、17…振込情報記憶部、18…クレジット
情報記憶部、19…換金情報記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G06F 17/60 512 514 514

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを利用して、買い手の使用
    する端末と売り手の使用する端末との間で決済を行う電
    子決済方法において、売り手の口座に売り手のポイント
    数を受け入れて管理コンピュータに備えられた第1の記
    憶手段に売り手の識別子と関連付けて記憶させる段階
    と、買い手の口座に買い手のポイント数を受け入れて管
    理コンピュータに備えられた第2の記憶手段に買い手の
    識別子と関連付けて記憶させる段階と、前記買い手が使
    用する端末から行われる振込先の売り手の口座を識別す
    る前記売り手の識別子とその振込先に振込むポイント数
    とを指定した振込要求を受け付ける段階と、前記指定さ
    れた振込ポイント数を前記買い手の口座のポイント数か
    ら減算する段階と、前記指定された振込ポイント数を前
    記売り手の口座のポイント数に加算する段階とを備えた
    電子決済方法。
  2. 【請求項2】 前記買い手の識別子及び前記売り手の識
    別子は、電子メールアドレスである請求項1に記載の電
    子決済方法。
  3. 【請求項3】 前記買い手が使用する端末に前記売り手
    の識別子と振込ポイント数の情報を電子メールにて送信
    する段階と、売り手が使用する端末に前記買い手の識別
    子と振込ポイント数の情報を電子メールにて送信する段
    階とをさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の電子
    決済方法。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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