JP2005099687A - 偏光プラスチックレンズ、偏光プラスチックフィルム及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏光プラスチックレンズ11は、緩やかな曲面状に形成され、それぞれ厚みの異なる一対のレンズ体12が、ヒドロキシル基を有する樹脂としてのポリビニルアルコール樹脂から形成される偏光膜13の両面に設けられて構成されている。レンズ体12はイソシアナト基又はイソチオシアナト基を有する化合物を主成分の1つとする重合原料を重合して得られるようになっている。そして、偏光プラスチックレンズ11は、レンズ体12を形成する樹脂に含有されるイソシアナト基又はイソチオシアナト基と、偏光膜13を形成する樹脂に含有されるヒドロキシル基とがウレタン結合又はチオウレタン結合によって結合された状態で形成されている。
【選択図】 図1
Description
請求項1に記載の発明の偏光プラスチックレンズによれば、レンズ体からの偏光膜の剥離を抑制することができる。
請求項3に記載の発明の偏光プラスチックレンズの製造方法によれば、偏光プラスチックレンズを容易に製造することができる。
請求項5に記載の発明の偏光プラスチックレンズの製造方法によれば、偏光プラスチックレンズの偏光膜が軟化して平坦性が損なわれることを抑制することができる。
(第1実施形態)
図1に示すように、偏光プラスチックレンズ11は、緩やかな曲面状(下に凸となる断面円弧状)に形成され、それぞれ厚みの異なる一対の合成樹脂製のレンズ体12が、ヒドロキシル基を有する樹脂としてのポリビニルアルコール樹脂から形成される偏光膜13の両面に設けられて構成されている。この偏光プラスチックレンズ11は、サングラス用のレンズ等に使用される。
図2に示すように、成形型21は下部成形型を構成し、円筒の内周面から内方へ延びる環状支持突条22を有するガスケット23及びその下部に取付けられる第1下側モールド24、環状支持突条22上に配設される円筒状の固定部材25及び上部成形型を構成し、第1固定部材25内に配設される第1上側モールド26等から構成されている。
・ 本実施形態の偏光プラスチックレンズ11は、レンズ体12を形成する樹脂に含有されるイソシアナト基又はイソチオシアナト基と、偏光膜13を形成する樹脂に含有されるヒドロキシル基とがウレタン結合又はチオウレタン結合によって結合された状態で形成されている。すなわち、レンズ体12と偏光膜13とが化学結合によって直接結合されることから、両者間の接着力が向上する。その結果、レンズ体12及び偏光膜13の熱膨張率がそれぞれ異なるときでも環境変化に伴って前記接着力が低下することなく、レンズ体12からの偏光膜13の剥離を効果的に抑制することができる。
第2実施形態は、偏光プラスチックレンズ11の製造方法の点でのみ前記第1実施形態と相違するので、その相違点を中心にして説明する。
第3実施形態では、前記第1実施形態又は第2実施形態において、レンズ原料を重合硬化させることによって、偏光プラスチックレンズ11と同一形状を有する成形体を成形した後、この成形体にアニーリング処理を施すことにより偏光プラスチックレンズ11が製造される。
(1) 第1実施形態の偏光プラスチックレンズ11を以下に示す製造方法で製造してもよい。すなわち、まず偏光膜13をガスケット23内に固定し、次いで同ガスケット23内に各モールド24、26を配設する。続いて、第1下側モールド24の内面と第1上側モールド26の内面との間に構成される第3成形凹部内にレンズ原料を充填し、上記と同様にこれを重合硬化させる。
(11) また、耐摩耗性の向上、防曇性の向上、高強度付与、耐薬品性の向上、反射防止及びファッション性付与等の目的に応じて、レンズ体12に表面研磨処理、帯電防止処理、ハードコート処理、無反射コート処理、染色処理及び調光処理等を施してもよい。なおこのとき、上記偏光プラスチックレンズ11はスポーツ用ゴーグル、溶接作業及び有機溶剤取扱い作業等における保護用メガネ、ファッション用メガネ等に使用される。
(実施例1〜6、比較例1)
下記の各例で得られた偏光プラスチックレンズ11に関し、以下の(1)〜(3)に示す物性評価を行った。但し、実施例1及び実施例2に関しては、(3)の物性評価は行わなかった。なお、各例において「部」は「質量部」を意味する。また、下記の各例では、レンズ体12への偏光膜13の密着性を確認し易くするため、偏光膜13の片面にはレンズ体12を形成しないようにした。そして、各例で得られた偏光プラスチックレンズ11のレンズ体12の屈折率、アッベ数、比重及びガラス転移温度と併せて、各物性評価の測定結果を表1に示す。
重合原料としてのm−キシリレンジイソシアナート43.5部(0.23モル、イソシアナト基0.46当量)及びペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオナート)56.5部(0.115モル、メルカプト基0.46当量)、重合触媒としてのジブチル錫ジクロライド0.01質量%、内部離型剤としてのゼレックUN0.1質量%及び紫外線吸収剤としての2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール0.02質量%を混合してレンズ原料を調製した。次いで、第1実施形態の製造方法により偏光プラスチックレンズ11を製造した。このとき、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオナート)に対するm−キシリレンジイソシアナートの官能基当量比は1.0である。
重合原料としてのm−キシリレンジイソシアナート52部(0.276モル、イソシアナト基0.552当量)及び1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)−3−メルカプトプロパン48部(0.184モル、メルカプト基0.92当量)、重合触媒としてのジブチル錫ジクロライド0.015質量%、内部離型剤としてのゼレックUN0.1質量%及び紫外線吸収剤としての2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール0.024質量%を混合してレンズ原料を調整した。次いで、図2に示す成形型21を用いて上記の製造方法により偏光プラスチックレンズ11を製造し、前記実施例1と同様に下記の(1)及び(2)の評価基準に従って性能評価を行った。このとき、1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)−3−メルカプトプロパンに対するm−キシリレンジイソシアナートの官能基当量比は1.0である。
上記実施例1で調製されたレンズ原料を十分に脱泡し、これを成形型21内に注入した後、偏光膜13を所定位置に設置した。次いで、成形型21を30℃から120℃まで徐々に昇温し、24時間かけて該レンズ原料の重合硬化を行った。その後、成形型21を徐々に冷却することにより成形体を得た。続いて、この成形体に対し、100℃で1時間のアニーリング処理を行うことにより偏光プラスチックレンズ11を製造した。
上記実施例2に対し、紫外線吸収剤を2−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール0.05質量%に変更してレンズ原料を調製した。そして、このレンズ原料を十分に脱泡し、これを成形型21内に注入した後、偏光膜13を所定位置に設置した。次いで、成形型21を30℃から120℃まで徐々に昇温し、24時間かけて該レンズ原料の重合硬化を行った。その後、成形型21を徐々に冷却することにより成形体を得た。続いて、この成形体に対し、100℃で1時間のアニーリング処理を行うことにより偏光プラスチックレンズ11を製造した。なお、本実施例4のレンズ体12のガラス転移温度は90℃であるので、ここでも前記所定範囲内の温度でアニーリング処理が行われている。
重合原料としての1,4−ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサン96.1部(0.5モル、イソシアナト基1.0当量)及び1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)−3−メルカプトプロパン87部(0.33モル、メルカプト基1.0当量)、重合触媒としてのジブチル錫ジクロライド0.01質量%、内部離型剤としてのゼレックUN0.1質量%及び紫外線吸収剤としての2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール0.05質量%を混合してレンズ原料を調製した。そして、レンズ原料を十分に脱泡し、これを成形型21内に注入した後、偏光膜13を所定位置に設置した。次いで、成形型21を30℃から100℃まで徐々に昇温し、24時間かけて該レンズ原料の重合硬化を行った。その後、成形型21を徐々に冷却することにより成形体を得た。続いて、この成形体に対し、100℃で1時間のアニーリング処理を行うことにより偏光プラスチックレンズ11を製造した。このとき、1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)−3−メルカプトプロパンに対する1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサンの官能基当量比は1.0である。なお、本実施例5のレンズ体12のガラス転移温度は95℃であるので、ここでも前記所定範囲内の温度でアニーリング処理が行われている。
重合原料としての1,4−ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサン96.1部(0.5モル、イソシアナト基1.0当量)及び1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)−3−メルカプトプロパン87部(0.33モル、メルカプト基1.0当量)、重合触媒としてのジブチル錫ジクロライド0.02質量%、内部離型剤としてのゼレックUN0.1質量%及び紫外線吸収剤としての2−(2−ヒドロキシ−5−tert−オクチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール0.05質量%を混合してレンズ原料を調製した。そして、レンズ原料を十分に脱泡し、これを成形型21内に注入した後、偏光膜13を所定位置に設置した。次いで、成形型21を30℃から130℃まで徐々に昇温し、24時間かけて該レンズ原料の重合硬化を行った。その後、成形型21を徐々に冷却することにより成形体を得た。続いて、この成形体に対し、120℃で1時間のアニーリング処理を行うことにより偏光プラスチックレンズ11を製造した。このとき、1,2−ビス(2−メルカプトエチルチオ)−3−メルカプトプロパンに対する1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサンの官能基当量比は1.0である。なお、本実施例6のレンズ体12のガラス転移温度は110℃であるので、ここでも前記所定範囲内の温度でアニーリング処理が行われている。
重合原料としてのジエチレングリコールビスアリルカーボネート100部(0.365モル)、ラジカル重合開始剤としてのジイソプロピルパーオキシジカーボネート3.0質量%及び紫外線吸収剤としての2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン0.05質量%を混合してレンズ原料を調製した。次いで、成形型21を用いて上記第1実施形態の製造方法により偏光プラスチックレンズ11を製造した。
各例で得られた偏光プラスチックレンズ11を手で把持して、該偏光プラスチックレンズ11を机に複数回ぶつけることによりレンズ体12への偏光膜13の密着状態を確認した。ここでは、レンズ体12から偏光膜13が剥離せず、密着している(○)、レンズ体12から偏光膜13が剥離する(×)という2段階で評価した。
各例で得られた偏光プラスチックレンズ11を50℃の温水に15時間浸漬させた後、該偏光プラスチックレンズ11の片面が温水中に浸されている状態で、偏光膜13の表面を指先で擦ることによりレンズ体12への偏光膜13の密着状態を確認した。ここでは、色落ちもせず、剥離もしない(◎)、部分的に色落ちするが、剥離はしない(○)、部分的に色落ちし、剥離する(×)という3段階で評価した。
各例で得られた偏光プラスチックレンズ11の重合歪みの有無を歪み計を用いて観察した。また、偏光プラスチックレンズ11をその曲面が上に凸となるようにテーブル上に載置し、該偏光プラスチックレンズ11の周辺箇所に外力を加えた。このときの偏光プラスチックレンズ11の揺動具合を目視評価し、該偏光プラスチックレンズ11の変形の有無を確認した。ここでは、重合歪みも変形もない(○)、重合歪み及び変形が僅かにみられる(△)重合歪み及び変形が顕著にみられる(×)という3段階で評価した。
(1) 前記イソシアナト基又はイソチオシアナト基を有する化合物と、ヒドロキシル基又はメルカプト基を有する化合物との配合割合は、ヒドロキシル基及びメルカプト基に対するイソシアナト基及びイソチオシアナト基の官能基当量比として0.5〜1.5に設定されている請求項1に記載の偏光プラスチックレンズ。このように構成した場合、ウレタン結合又はチオウレタン結合を確実に形成することができる。
Claims (6)
- イソシアナト基又はイソチオシアナト基を有する化合物と、ヒドロキシル基又はメルカプト基を有する化合物とを主成分とし、重合触媒を含有する重合原料を重合して得られるレンズ体が、ヒドロキシル基を有する樹脂から形成される偏光膜の両面に設けられている偏光プラスチックレンズであって、
前記レンズ体の重合原料に含有されるイソシアナト基又はイソチオシアナト基と、偏光膜を形成する樹脂に含有されるヒドロキシル基とがウレタン結合又はチオウレタン結合によって結合されていることを特徴とする偏光プラスチックレンズ。 - イソシアナト基又はイソチオシアナト基を有する化合物と、ヒドロキシル基又はメルカプト基を有する化合物とを主成分とし、重合触媒を含有する重合原料を重合して得られるフィルム体が、ヒドロキシル基を有する樹脂から形成される偏光膜の両面に設けられている偏光プラスチックフィルムであって、
前記フィルム体の重合原料に含有されるイソシアナト基又はイソチオシアナト基と、偏光膜を形成する樹脂に含有されるヒドロキシル基とがウレタン結合又はチオウレタン結合によって結合されていることを特徴とする偏光プラスチックフィルム。 - 有底筒状をなし、底部が緩やかな曲面状に形成された下部成形型と、該下部成形型に対して偏光膜を固定するための固定部材と、緩やかな曲面状をなし、下部成形型の開口部を封鎖するように嵌め込まれる上部成形型とから構成される成形型を用い、前記重合原料を下部成形型の内底面と側面とで構成される第1成形凹部内に充填するとともに、この上に偏光膜を配置してその周縁部を固定部材により下部成形型に固定した状態で、前記上部成形型の内面と偏光膜との間に構成される第2成形凹部内にさらに重合原料を充填し、又は偏光膜の周縁部を固定部材により下部成形型に固定した状態で下部成形型の内底面と上部成形型の内面との間に構成される第3成形凹部内に重合原料を充填し、その後重合原料を重合硬化することを特徴とする請求項1に記載の偏光プラスチックレンズの製造方法。
- 有底筒状をなし、底部が平坦状に形成された下部成形型と、該下部成形型に対して偏光膜を固定するための固定部材と、平坦状をなし、下部成形型の開口部を封鎖するように嵌め込まれる上部成形型とから構成される成形型を用い、前記重合原料を下部成形型の内底面と側面とで構成される第1成形凹部内に充填するとともに、この上に偏光膜を配置してその周縁部を固定部材により下部成形型に固定した状態で、前記上部成形型の内面と偏光膜との間に構成される第2成形凹部内にさらに重合原料を充填し、又は偏光膜の周縁部を固定部材により下部成形型に固定した状態で下部成形型の内底面と上部成形型の内面との間に構成される第3成形凹部内に重合原料を充填し、その後重合原料を重合硬化することを特徴とする請求項2に記載の偏光プラスチックフィルムの製造方法。
- 緩やかな曲面状に形成された一対の成形用金型と、一方の成形用金型に対して偏光膜を固定するための固定部材とから構成される成形型を用い、前記偏光膜を一方の成形用金型の底面に配置してその周縁部を固定部材により一方の成形用金型に固定し、次いで他方の成形用金型をその内面と偏光膜の一側面との間に成形凹部を有するように配置するとともに、前記一方の成形用金型に型締めした状態で成形凹部内に重合原料を充填し、その後重合原料を重合硬化することにより偏光膜の一側面にレンズ体が設けられた中間成形体が成形され、次にこの中間成形体をその偏光膜の他側面と一方の成形用金型の内面との間に新たな成形凹部を有するように配置し、この新たな成形凹部内に再度重合原料を充填し、これを重合硬化することを特徴とする請求項1に記載の偏光プラスチックレンズの製造方法。
- 内面が平坦状に形成された一対の成形用金型と、一方の成形用金型に対して偏光膜を固定するための固定部材とから構成される成形型を用い、前記偏光膜を一方の成形用金型の底面に配置してその周縁部を固定部材により一方の成形用金型に固定し、次いで他方の成形用金型をその内面と偏光膜の一側面との間に成形凹部を有するように配置するとともに、前記一方の成形用金型に型締めした状態で成形凹部内に重合原料を充填し、その後重合原料を重合硬化することにより偏光膜の一側面にフィルム体が設けられた中間成形体が成形され、次にこの中間成形体をその偏光膜の他側面と一方の成形用金型の内面との間に新たな成形凹部を有するように配置し、この新たな成形凹部内に再度重合原料を充填し、これを重合硬化することを特徴とする請求項2に記載の偏光プラスチックフィルムの製造方法。
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