JP2005098755A - セルライン作業管理システム - Google Patents

セルライン作業管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005098755A
JP2005098755A JP2003330486A JP2003330486A JP2005098755A JP 2005098755 A JP2005098755 A JP 2005098755A JP 2003330486 A JP2003330486 A JP 2003330486A JP 2003330486 A JP2003330486 A JP 2003330486A JP 2005098755 A JP2005098755 A JP 2005098755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
time
work
tact
actual work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003330486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4592056B2 (ja
JP2005098755A5 (ja
Inventor
Takashi Miyamoto
喬 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Canon Precision Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Precision Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc, Canon Precision Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003330486A priority Critical patent/JP4592056B2/ja
Publication of JP2005098755A publication Critical patent/JP2005098755A/ja
Publication of JP2005098755A5 publication Critical patent/JP2005098755A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592056B2 publication Critical patent/JP4592056B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

【課題】 セルライン作業の品質および作業性を向上する。
【解決手段】 I/O端末にはLED表示器および照光式押しボタンスイッチ(作業完了スイッチランプ)およびLED表示器(作業完了ランプ)がそれぞれ設けられ、ライン作業者が照光式押しボタンスイッチを押すと、内部のランプが点灯する。これによってライン作業者が照光式押しボタンスイッチを押したことを容易に観察し得る。さらに照光式押しボタンスイッチが押されると、所定の信号がプログラマブルコントローラに送られる。照光式押しボタンスイッチ内部のランプは、プログラマブルコントローラ3からの消灯信号によって消灯する。LED表示器はプログラマブルコントローラからの点灯、消灯信号によって点灯し、消灯する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、セルライン作業管理システムに関する。
従来、コンベアーを用いたライン生産工程においては、製品組立作業の遅れや、組立ラインの生産設備の停止状況等の問題を把握し、その要因を突き止めることによって、生産性と品質を改善していた。ラインの問題把握、要因分析には、IE分析管理表、設備稼働管理表、生産実績管理表が使用され、月単位、週単位、日単位で、ラインの状況を集計していた。
また工程ごとの実績作業時間を計測するためには、作業工程実績収集装置等の提案がなされていた。(例えば、特許文献1)
一方、作業効率を向上させるため、コンベアーを用いたライン生産工程に代えて、1人のライン作業者が複数の工程を受け持つ、セルライン作業が、近年多くの工場で採用されている。
ここにライン作業には、部品組み付け作業、部品供給作業、段取り作業、検査・調整作業、部品取付け作業等の作業が含まれる。
特開平10−227877号公報
コンベアーを用いたライン生産工程では、コンベアーピッチタイムを計測して実績作業時間を求めていたが、セルライン作業においては、コンベアーピッチタイムは存在しないため、作業者自身が実績作業時間を把握できず、品質の作り込み及び作業習熟度が向上しないことがあった。ここに、品質の作り込みとは、作業者の訓練によってミスを減少することによって、不良を減少し、また不良発生時にその不良を誰にも判るようにすることである。
コンベアーピッチタイムが存在しないと、従来の各種管理表を用いた作業改善手法は使えないため、改善策を策定できない。
例えば、1個のセルの実績作業時間は、個々の作業時間の遅れと進みを渾然一体として含んでおり、ライン全体の実績作業時間は極めて不透明なものとなる。さらに、ライン全体としては多様な工程が含まれており、ライン全体に対する編成効率改善は困難である。
本発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案されたもので、セルライン作業の品質および作業性を向上する、セルライン作業管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、1人のライン作業者が複数のライン工程を受け持つセルライン作業を管理するセルライン作業管理システムであって、前記ライン工程ごとに定められたタクトタイムを記憶する記憶手段と、前記ライン工程の作業開始から終了までの実績作業時間を計測する計時手段と、前記各ライン工程に対応して設けられ、前記ライン作業者が各ライン工程の作業終了時に操作するスイッチ手段と、前記スイッチ手段および計時手段を監視することによって、各ライン工程の実績作業時間を計測し、前記実績作業時間を前記タクトタイムを比較することによって、前記実績作業時間がタクトタイム以内でなかったときに前記ライン作業者に対して警告を発する警告手段とを備える。これによって、ライン作業者は実績作業時間を認識することができ、品質の作り込みと作業習熟度を向上することができる。
本発明に係るセルライン作業管理システムにおいて、前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えた回数、および前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えたときの実績作業時間を、各ライン工程について集計する集計手段を備えることが望ましい。
本発明に係るセルライン作業管理システムにおいて、前記スイッチ手段を複数のライン作業者それぞれについて設け、前記複数のライン作業者に対して同時に作業開始の指令を伝達する作業開始指令手段を備えることが望ましい。この場合、集計手段は、前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えた回数、および前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えたときの実績作業時間を各ライン工程について集計するばかりでなく、各ライン作業者について集計することが望ましい。
このような集計手段によって、各種作業改善が可能であり、例えば、前記集計手段で集計されたデータに基づいて編成ロスを求めることができる。
さらに、本発明に係るセルライン作業管理システムにおいて、前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えた回数を各ライン工程についてカウントする手段と、前記実績作業時間が前記タクトタイムを連続して越えた回数が所定値に達したときに前記タクトタイムを増加する制御手段とを備え、また、前記実績作業時間が前記タクトタイムを下回った回数を各ライン工程についてカウントする手段と、前記実績作業時間が前記タクトタイムを下回った連続回数が所定値に達したときに前記タクトタイムを減少する制御手段とを備えてもよい。これによって各ライン作業者の習熟度に応じて自動的にタクトタイムを最適化でき、作業効率を向上し得る。
本発明によれば、セルライン作業の品質および作業性を向上し得る。
次に、本発明に係るセルライン作業管理システムの実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るセルライン管理システムをインクジェットプリンタのカートリッジ組立ラインに適用した実施例を示すブロック図、図2は、図1におけるコンピュータの構成を示すブロック図、図3は、図1におけるI/O端末の制御動作を示すフローチャート、図4は、図3の処理におけるに作業完了チェックの手順を示すフローチャート、図5は、図1におけるホストコンピュータの制御動作を示すフローチャートである。
図1において、セルライン管理システムは、ライン稼動データベースとして機能するホストコンピュータ1を備え、ホストコンピュータ1には,パーソナルコンピュータ8、ディスプレイ9、キーボード10、マウス11、プリンタ12およびイーサネット(登録商標)等のローカルエリアネットワーク(LAN)13が含まれる。
ホストコンピュータ1はLAN13を通じてイントラネットに接続されている。
ホストコンピュータ1は、ローカルエリアネットワーク13を通じてデータ収集ツール2およびプログラマブルコントローラ3に接続され、プログラマブルコントローラ3は、リモート・インプット/アウトプット(I/O)ユニット(中継ボックス)4に接続されている。プログラマブルコントローラ3は、指定データメモリ3Mおよび設定タクト指定カウンタ3C1、正規作業時間指定カウンタ3C2および生産台数指定カウンタ3C3が内蔵されている。
リモートI/Oユニット4は、ケーブル配線20を通じて、3段シグナルタワー(LED表示器)5、メロディー機器6、N個のインプット/アウトプット(I/O)端末7、7、…、7、および生産管理表示装置19に接続されている。
3段シグナルタワー5は、緑色、黄色、赤色のLEDを有し、プログラマブルコントローラ3から入力される信号に呼応して各色のLEDを点灯、消燈する。
I/O端末7、7、…、7は1人のライン作業者が受け持つ複数のライン工程P、P、…、Pに対応しており、ライン作業者が複数存在するときは、各ライン作業者ごとに同様のI/O端末が設けられる。
I/O端末7、7、…、7には照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PB(作業完了スイッチランプ)およびLED表示器LED、LED、…、LED(作業完了ランプ)がそれぞれ設けられ、ライン作業者が照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBを押すと、照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PB内部のランプが点灯する。これによってライン作業者が照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBを押したことを容易に観察し得る。
さらに照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBが押されると、所定の信号がプログラマブルコントローラ3に送られる。
照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PB内部のランプは、プログラマブルコントローラ3からの消灯信号がオンとなることによって消灯する。
一方LED表示器LED、LED、…、LEDはプログラマブルコントローラ3からの点灯、消灯信号によって点灯し、消灯する。
リモートI/Oユニット4は、I/O端末7、7、…、7から、ライン工程の作業完了/作業途中データ、生産台数、平均サイクルタイム、段取り時間、5分以上の装置停止データ、その他の停止データ、ライン工程サイクルタイム、部品出庫データ等のデータを含むライン稼動データを取得する。
リモートI/Oユニット4は取得したライン稼動データをプログラマブルコントローラ3に転送し、プログラマブルコントローラ3はライン稼動データを所定のデータメモリ3Mに格納するとともに、後述するハードディスク装置18に転送する。
さらにプログラマブルコントローラ3は、3段シグナルタワー5及びメロディー機器6に、ライン稼動の開始及び停止の指令を送る。
図2において、ホストコンピュータ1は演算制御部14を有し、演算制御部14は、中央処理ユニット(CPU)、リードオンリーメモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を含むマイクロコンピュータを含む。
演算制御部14には、ディスプレイ9、キーボード10、マウス11、プリンタ12、LAN13、内部時計15、RS232C等のシリアルインターフェース(I/F)16、フレキシブルディスク17およびハードディスク装置18が接続されている。
ハードディスク装置18は、プログラマブルコントローラ3から転送されたライン稼動データを収集し、編成ロス、連続稼動観測(例えば、ライン作業者ごとのタクト推移、ラインごとのタクト推移等)が日単位で記録し、さらにライン稼動データ等の集計結果を記録する。
セルライン作業管理システムを用いたセルライン作業は以下のように実行される。
プログラマブルコントローラ3は、ホストコンピュータ1のキーボード10から、ライン工程P、P、…、Pにおける所定のタクトタイム(設定タクトデータ)が入力され、このタクトタイムはプログラマブルコントローラ3の指定データメモリ3Mに記憶される。設定タクトデータは、プログラマブルコントローラ3における設定タクト指定カウンタ3C1にロードされ、その後の調整に応じて増減される。
3段シグナルタワー5は、プログラマブルコントローラ3から作業開始の指令が入力されると緑色LEDが点灯し、ライン作業者は緑色LEDの点灯に呼応して、一連のライン工程の作業を開始する。複数のライン作業者が同一の3段シグナルタワー5の指令に従うことになっていたときは、これらライン作業者は、緑色LEDの点灯に呼応して、一斉に一連のライン工程の作業を開始する。
ライン作業者は1つのライン工程が完了するごとに、そのライン工程P、P、…、Pに対応した、I/O端末7、7、…、7の照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBを押す。例えば、ライン工程Pが完了したときには、I/O端末7の照光式押しボタンスイッチPBが押される。このときプログラマブルコントローラ3には、I/O端末7、7、…、7の照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBが押されたことが通知される。
プログラマブルコントローラ3は設置タクト指定カウンタ3Cによって、各ライン工程P、P、…、Pの作業開始から終了までの時間(実績作業時間)を計測する。プログラマブルコントローラ3は、実績作業時間を、指定データメモリ3Mに記録された各ライン工程の所定タクトタイムと比較し、タクトタイムまでに照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBが押されなかったとき、すなわち所定時刻までに作業終了を示す信号が届かなかったときは、I/O端末7、7、…、7のLED表示器LED、LED、…、LEDによって、ライン作業者に対して警告を発する。
同時に、プログラマブルコントローラ3は3段シグナルタワー5の赤色LEDを点灯するとともに、メロディー機器6から所定のメロディー(タクトオーバーメロディー)を出力することによって、実績作業時間がタクトタイムを越えたことに対する警告を発する。
プログラマブルコントローラ3は、1人のライン作業者が受け持つ一連のライン工程が完了したとき、メロディー機器6から、作業完了を示す所定のメロディーを出力する。ライン作業者は、作業完了後、最初のライン工程に戻って、ライン作業を繰り返し、ライン稼動が終了するまで、作業を続ける。
プログラマブルコントローラ3は、設定タクト指定カウンタ3Cにおいて、各ライン工程について、実績作業時間がタクトタイムを越えた(タクトオーバー)回数およびそのときの実績作業時間をカウントし、またタクトタイム内に作業を完了した回数をカウントすることによって、タクトタイムを調整する。例えば、連続3回、作業時間がタクトタイムを越えたときには、タクトタイムを0.1秒長くする等の処理を実行する。反対に、例えば、連続5回、タクトタイム内に作業を完了したときには、タクトタイムを0.1秒短くする等の処理を実行する。
これによって、各ライン作業者の作業習熟度に適合した最適タクトタイムを設定でき、作業効率を最大限に高めることができる。
一方、ライン作業者は各工程がタクトタイムを越えたときに警告を受けるため、自己の実績作業時間を認識でき、品質の作り込みと作業習熟度向上を図ることができる。
さらに、ライン作業者は、ライン工程終了の都度照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBを押して、内部のランプを点灯させるので、照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBの点灯状況を見れば、未了のライン工程は一目瞭然であり、ライン工程を飛ばすことによる欠品等を防止し得る。
本実施例の各部と特許請求の範囲の請求項の記載との対応関係を示すと、プログラマブルコントローラ3内のデータメモリは請求項の記憶手段に対応し、プログラマブルコントローラ3内の設定タクト指定カウンタ3C1は請求項の計時手段に対応し、照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBはスイッチ手段に対応し、プログラマブルコントローラ3は制御手段に対応し、I/O端末7、7、…、7のLED表示器LED、LED、…、LED、照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PB内部のランプ、3段シグナルタワー5、メロディー機器6は警告手段に対応する。
図3において、プログラマブルコントローラ3によるI/O端末7、7、…、7等の制御は以下のステップによって実行される。
ステップS1:まずポストコンピュータ1のキーボード10から設定タクトデータを入力し、設定タクトデータをプログラマブルコノトローラ3の指定データメモリ3Mに格納する。
ステップS2:ステップS1に続いて、プログラマブルコントローラ3から3段シグナルタワー5に作業開始の指令を入力し、緑色LEDを点灯する。
ステップS3:ステップS2に続いて、プログラマブルコントローラ3の設定タクト指定カウンタ3C1のカウントアップを開始し、各ライン工程について作業時間を計測する。
ステップS4:ステップS3に続いて、プログラマブルコントローラ3からメロディー機器6に所定の指令を送り、メロディー機器6から、作業完了を示す所定のメロディーを所定時間(例えば4秒間)出力する。
ステップS5:ステップS4に続いて、作業完了チェックに移行し、個々のI/O端末7、7、…、7について照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PBが押されたか否かをチェックする。ステップS5はI/O端末7、7、…、7の個数だけ繰り返される。
図4において、ステップS5の作業完了チェックは、以下のステップにより実行される。ここに、工程Pに対する作業完了チェックを代表的に説明する。
ステップS20:まずI/O端末7の照光式押しボタンスイッチPBが所定時間(例えば0.7秒)以上オフになるまで待機し、所定時間以上オフになったときにはステップS21に移行する。
ステップS21:ステップS20に続いて、照光式押しボタンスイッチPBがオンになったか否か判断し、照光式押しボタンスイッチPBがオンでないときはステップS26に移行し、照光式押しボタンスイッチPBがオンのときはステップS22に移行する。
ステップS22:メロディー機器6にタクトオーバーメロディーを出力させるための、プログラマブルコントローラ3からの信号を停止し、ステップS23に移行する。
ステップS23:3段シグナルタワー5の赤色LEDを消燈するための、プログラマブルコントローラ3からの消灯信号をオフとし、ステップS24に移行する。
ステップS24:I/O端末7の照光式押しボタンスイッチPBにおけるLED表示器を点灯するための点灯信号をオフとし、ステップS25に移行する。
ステップS25:I/O端末7の照光式押しボタンスイッチPB内ランプを点灯する点灯をオンとし、ステップS5に戻る。
ステップS26:タクトカウンタのカウント値が設定タクトデータを越えたか否かを判断し、カウント値が設定タクトデータに達していないときはステップS21に戻る。一方、カウント値が設定タクトデータに達したときは、ステップS27に移行する。
ステップS27:I/O端末7の照光式押しボタンスイッチPBにおけるLED表示器を点灯する点灯信号をオンとし、ステップS28に移行する。
ステップS28:I/O端末7の照光式押しボタンスイッチPBにおける内部ランプを点灯する点灯信号をオンとし、ステップS29に移行する。
ステップS29:メロディー機器6にタクトオーバーメロディーを出力させるため点灯信号をオンとし、ステップS30に移行する。
ステップS30:3段シグナルタワー5の赤色LEDを点灯するための、プログラマブルコントローラ3からの点灯信号をオンとし、ステップS21に戻る。
再び図3において、ステップS6以下の処理を実行する。
ステップS6:全てのライン工程P、P、…、Pが完了したか否かを判断し、完了したときはステップS7に移行し、完了していなかったときはステップS5に戻る。
ステップS7:設定タクト指定カウンタ3C1によって所定連続回数、タクトオーバーが生じなかったか否か判断し、所定連続回数、タクトオーバーが生じなかったときには、ステップS8に移行する。連続回数が所定値に達していないときは、ステップS9に移行する。
ステップS8:設定タクト指定カウンタにおいて所定値(例えば0.1秒)に対応するカウント値を減少し、減少した値を設定タクトデータA(変数)として格納する。次にステップS35に移行する。
ステップS9:設定タクト指定カウンタ3C1によって、所定連続回数タクトオーバーが生じたか否か判断し、所定連続回数タクトオーバーが生じたときはステップS17に移行する。連続タクトオーバー回数が所定値に達していないときは、ステップS10に移行する。
ステップS10:プログラマブルコントローラ3に内蔵された正規作業時間の指定カウンタ3C2および生産台数の指定カウンタ3C3に数値を格納し、ステップS11に移行する。
ステップS11:設定タクト指定カウンタ3C1に、各ライン工程の実績作業時間のデータを格納し、ステップS12に移行する。
ステップS12:I/O端末7、7、…、7におけるLED表示器LED、LED、…、LEDおよび照光式押しボタンスイッチPB、PB、…、PB内ランプの消灯信号をオンにし、作業完了ランプおよび作業完了スイッチ内ランプを消灯する。
ステップS13:ステップS12に続いて、設定タクト指定カウンタ3C1をリセットし、次回の実績作業時間計測に備える。
ステップS14:ステップS13に続いて、生産管理表示装置19にカウント値を出力し、表示する。
ステップS15:一連のライン工程による作業が完了したか否かを判断する。作業継続中にはライン稼動開始コイル(図5)がオンになり、作業が終了すると、ライン稼動開始コイルがオフになる。ライン稼動開始コイルがオフのときには、ステップS16に移行し、ライン稼動開始コイルがオンのときにはステップS3に戻る。
ステップS16:3段シグナルタワー5における緑色LEDの消灯信号をオンとし、一連のライン工程管理を完了する。その後待機状態となり、ライン稼動開始コイルが再度オンデータとなったときにライン作業管理が再開される。
ステップS17:設定タクト指定カウンタにおいて所定値(例えば0.1秒)に対応するカウント値を増加して、設定タクトデータA(変数)として格納する。
ステップS18:設定タクトデータAが、現在の設定タクトデータよりも大か否か判断し、当初の設定タクトデータよりも大であったときはステップS19に移行する。設定タクトデータAが当初の設定タクトデータ以下であったときはステップS10に移行する。
ステップS19:設定タクトデータAを設定タクトデータに代入する。
ステップS35:ステップS8で算出された設定タクトデータAを設定タクトデータに代入し、ステップS10に移行する。
図5において、ホストコンピュ−タ1は以下の各ステップにより制御動作を実行する。
ステップS31:あらかじめ設定された作業開始時刻が現在時刻と等しくなったか否か判断し、現在時刻と等しいときはステップS32に移行する。作業開始時刻が現在時刻と等しくないときは、ステップS33にジャンプする。
ステップS32:ライン稼動開始コイルのデータをオンとし、ステップS33に移行する。
ステップS33:あらかじめ設定された作業終了時刻が現在時刻と等しくなったか否か判断し、現在時刻と等しいときはステップS34に移行する。作業終了時刻が現在時刻と等しくないときは、ステップS31に戻る。
ステップS34:ライン稼動開始コイルのデータをオフとし、ステップS31に戻る。
以上の実施例は、インクジェットプリンタのカートリッジ組立ラインに関するものであったが、本発明は他の製品の生産ラインに適用でき、また、生産ライン以外の多様な作業のラインにおいても使用できる。
本発明に係るセルライン管理システムをカートリッジ組立ラインに適用した実施例を示すブロック図である。 図1におけるコンピュータの構成を示すブロック図である。 図1におけるI/O端末の制御動作を示すフローチャートである。 図3の処理におけるに作業完了チェックの手順を示すフローチャートである。 図1におけるホストコンピュータの制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ホストコンピュータ
2 プログラマブルコントローラ
3 3段シグナルタワー
4 メロディー機器
〜7 I/O端末

Claims (7)

  1. 1人のライン作業者が複数のライン工程を受け持つセルライン作業を管理するセルライン作業管理システムであって、
    前記ライン工程ごとに定められたタクトタイムを記憶する記憶手段と、
    前記ライン工程の作業開始から終了までの実績作業時間を計測する計時手段と、
    前記各ライン工程に対応して設けられ、前記ライン作業者が各ライン工程の作業終了時に操作するスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段および計時手段を監視することによって、各ライン工程の実績作業時間を計測し、前記実績作業時間を前記タクトタイムを比較することによって、前記実績作業時間がタクトタイム以内でなかったときに前記ライン作業者に対して警告を発する警告手段と、
    を備えたセルライン作業管理システム。
  2. 前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えた回数、および前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えたときの実績作業時間を、各ライン工程について集計する集計手段を備えた請求項1記載のセルライン作業管理システム。
  3. 前記スイッチ手段を複数のライン作業者それぞれについて設け、前記複数のライン作業者に対して同時に作業開始の指令を伝達する作業開始指令手段を備えた請求項1または2記載のセルライン作業管理システム。
  4. 前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えた回数、および前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えたときの実績作業時間を、各ライン工程および各ライン作業者について集計する集計手段を備えた請求項3記載のセルライン作業管理システム。
  5. 前記集計手段で集計されたデータに基づいて編成ロスを求める編成ロス演算手段を備えた請求項1乃至4のいずれかに記載のセルライン作業管理システム。
  6. 前記実績作業時間が前記タクトタイムを越えた回数を各ライン工程についてカウントする手段と、前記実績作業時間が前記タクトタイムを連続して越えた回数が所定値に達したときに前記タクトタイムを増加する制御手段と、を備えた請求項1乃至5のいずれかに記載のセルライン作業管理システム。
  7. 前記実績作業時間が前記タクトタイムを下回った回数を各ライン工程についてカウントする手段と、前記実績作業時間が前記タクトタイムを下回った連続回数が所定値に達したときに前記タクトタイムを減少する制御手段と、を備えた請求項1乃至6のいずれかに記載のセルライン作業管理システム。
JP2003330486A 2003-09-22 2003-09-22 セルライン作業管理システム Expired - Fee Related JP4592056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003330486A JP4592056B2 (ja) 2003-09-22 2003-09-22 セルライン作業管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003330486A JP4592056B2 (ja) 2003-09-22 2003-09-22 セルライン作業管理システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005098755A true JP2005098755A (ja) 2005-04-14
JP2005098755A5 JP2005098755A5 (ja) 2009-08-27
JP4592056B2 JP4592056B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=34459432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003330486A Expired - Fee Related JP4592056B2 (ja) 2003-09-22 2003-09-22 セルライン作業管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4592056B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140625A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Omron Corp 生産管理装置、生産管理システム、生産管理方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2008114655A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Denso Corp 車両用照明制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06268A (ja) * 1992-06-23 1994-01-11 Brother Ind Ltd 工程編成装置
JPH085414A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Hitachi Ltd 作業分析装置
JPH10227877A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Fuji Xerox Co Ltd 組立作業装置及びこれを用いた工数実績収集装置
JPH10286730A (ja) * 1997-02-12 1998-10-27 Sharp Corp 工程内生産状況管理装置および記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06268A (ja) * 1992-06-23 1994-01-11 Brother Ind Ltd 工程編成装置
JPH085414A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Hitachi Ltd 作業分析装置
JPH10286730A (ja) * 1997-02-12 1998-10-27 Sharp Corp 工程内生産状況管理装置および記録媒体
JPH10227877A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Fuji Xerox Co Ltd 組立作業装置及びこれを用いた工数実績収集装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140625A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Omron Corp 生産管理装置、生産管理システム、生産管理方法、制御プログラム、および記録媒体
JP4736733B2 (ja) * 2005-11-15 2011-07-27 オムロン株式会社 生産管理装置、生産管理システム、生産管理方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2008114655A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Denso Corp 車両用照明制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4592056B2 (ja) 2010-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7854377B2 (en) Data collection system
US5446672A (en) Machine monitoring system
CN101169633A (zh) 运转状态监测装置、运转状态监测方法及程序
CN204086505U (zh) 一种led灯具智能老化测试系统
TWI791897B (zh) 報告系統
JP4496153B2 (ja) データ収集システム、分岐装置、データ収集装置、分岐方法、データ収集方法およびプログラム
JP4592056B2 (ja) セルライン作業管理システム
JP6628109B2 (ja) 信号表示灯システムおよびそのための信号表示灯
WO2006136503A1 (en) Control and diagnostic unit for pneumatic tool
JP2004011722A (ja) 往復移動部の動作状態監視装置
JPH07257712A (ja) ピッキング用表示装置
JP2012146250A (ja) 監視装置
CN210006182U (zh) 一种黄磷生产车间的有害气体浓度监测及报警系统
TWI443591B (zh) 巡檢管理系統及方法
JP6926703B2 (ja) 電力量管理システム、電力量モニタ認識プログラム及び記録媒体
US20210225330A1 (en) Notification device and notification system
JP2007257590A (ja) 火災報知設備用機器
JP5015018B2 (ja) 組合せ秤
WO2021019656A1 (ja) 監視装置および監視システム
KR20070031612A (ko) 반도체 제조 설비의 지능형 시그널 타워
JP3111529U (ja) 生産管理盤
JP2005284552A (ja) 電子機器
JP5085299B2 (ja) 組合せ秤
JPH0484400A (ja) 機器の寿命表示装置
JP3066233U (ja) 警報タイマ―装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060614

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060622

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060627

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100910

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4592056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees