JP2005097900A - 二重床の上床貼付パネル割付方法及び二重床 - Google Patents

二重床の上床貼付パネル割付方法及び二重床 Download PDF

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Abstract

【課題】 残材が発生しやすい長辺方向の切断を最小限とし、上床用パネルを有効利用できるようし、上床用パネルの残材が産業廃棄物となるのを防止する。
【解決手段】 部屋の任意の一辺から上床用パネルの長辺が前記一辺と平行となるように複数列割り付け、最後の列を前記上床用パネルの長辺が今まで割り付けたものと直角方向となるようにする。上床用パネルを長辺方向に切断するとしても、その長さは最後の列の幅でよいので、残材の発生を最小限にできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリートスラブなどの下床の上に上床を施工する二重床における上床に貼付する上床用パネルの割付方法、及びこの方法で上床用パネルを割り付けた二重床に関する。
従来から、コンクリートスラブなどの下床の上に床支持具を配置し、その上にパーティクルボードなどの上床ベースパネルを貼付し、さらにその上に仕上げ材を貼付する二重床が知られている(特許文献1〜5参照)。
特開昭57−119055号公報 特開平10−245964号公報 特開2001−98747号公報 実開昭56−155042号公報 実開昭56−174636号公報
図8は従来の上床用パネル(上床ベースパネル)の割付方法の説明図で、壁A、B、C、Dに囲まれた2500mm×3340mmの長方形の部屋に割り付けた場合の例を示している。この場合、上床ベースパネルは最も一般的な長さ1820mm×幅600mm、厚さ20(又は25)mmのパーティクルボードである。
図8に示す割付方法は、上床ベースパネル1を壁Aの側から、上床ベースパネル1の長辺が壁Aと平行となるように6列で割り付けている。図中一点鎖線の矢印は上床ベースパネルの長辺方向及び貼り付け順序を示している。第1列と第6列の幅を420mmとしているのは、仮に第1〜5列の幅を600mmとすれば、第6列の幅が240mmとなってしまい、貼付した上床ベースパネルが不安定になって好ましくないから、(600mm+240mm)÷2=420mmとし、なるべく広い幅で上床ベースパネルが安定するようにしているからである。
このように、従来方法で上床ベースパネル1を割り付けると、上床ベースパネルを長辺方向に切断した残材が多く生じる。残材は幅が250mm以下の切り残し部分で、上床ベースパネルとしては使用不能であり、主に産業廃棄物として破棄されるものである。図8において、斜線で示した部分が残材で、長辺方向に切断した残材は180mm×1820mm、180mm×680mmが各2枚と、短辺方向に切断した残材600mm×230mmが1枚発生している。
本発明は、残材が発生しやすい長辺方向の切断を最小限とし、上床用パネルを有効利用できるようにすると共に、上床用パネルが産業廃棄物となるのを防止し環境負荷を低減することを課題としてなされたものである。
本願の請求項1の発明は、下床上に設置した床支持具上に上床用パネルを貼付する二重床の前記上床用パネルの割付方法において、部屋の任意の一辺から前記上床用パネルの長辺が前記一辺と平行となるように複数列割り付け、最後の列を前記上床用パネルの長辺が今まで割り付けたものと直角方向となるように割り付けることを特徴とする二重床の上床貼付パネル割付方法である。
最後の列をそれまでの割付方向と直角方向にしたので、上床用パネルを長辺方向に切断する可能性があるのは最後の列のみとなり、切断する長さは最後の列の幅でよいから、上床用パネルの長辺方向の切断がきわめて短いものでよく、残材の発生を最小限にすることができる。
本願の請求項2の発明は、請求項1の割付方法において、前記最後の列の幅を200mmよりも広くすることを特徴とする二重床の上床貼付パネル割付方法である。
最後の列の幅は200mm(さらに好ましくは250mm)よりも広くすることが望ましい。最後の列の幅が小さくなると、貼付した上床用パネルが不安定となって好ましくない。このような場合は、列の数を1列減らして、最後の列の幅が200mm(さらに好ましくは250mm)を超えるようにする。例えば、最後の第6列目の幅が240mmとなってしまう場合には、列の数を1列減らして第5列目を最後の列とし、第5列目の幅を240mm+600mm(パネル幅)+20mm(目地幅)=860mmとすればよい(図1参照)。
本願の請求項3の発明は、請求項1又は2の割付方法において、前記上床用パネルが上床ベースパネルであることを特徴とする二重床の上床貼付パネル割付方法である。上床ベースパネルは上床を構成する構造材(上床の荷重を受け止めて床支持具に伝達するもの)で、一般的にはパーティクルボード又は合板である。
本願の請求項4の発明は、下床上に設置した床支持具及び該床支持具上に形成した上床を有する二重床であって、請求項1〜3の割付方法で上床用パネルを割り付けたことを特徴とする二重床である。
本発明においては、上床用パネルの長辺方向の切断が最小限となるので、残材の発生が最小限となり、上床用パネルが産業廃棄物となるのを防止し環境負荷を低減することができる。
本発明において、二重床は、下床の上に所定間隔離して上床を形成したものをいう。上床用パネルは上床ベースパネルをはじめ、上床に貼付する全ての長方形状パネルを含む。上床ベースパネルは上床を構成する構造材(上床の荷重を受け止めて床支持具に伝達するもの)で、一般的にはパーティクルボード又は合板である。大きさは長方形であればよいが、一般的には455mm×1820mm、600mm×1820mm、910mm×1820mm、厚さは20mm又は25mmが一般的である。図3は最も普通である600mm×1820mmの上床ベースパネルである。上床ベースパネルを貼付した上にはさらに捨貼り支持板部(遮音シート、合板パネルなど)を貼付したり、任意の仕上材(フローリング、畳、絨毯など)を設けることができる。
図7に示すのは、上床ベースパネル1の上に遮音シート11、合板パネル12(捨て貼り)、及び仕上げ材であるフローリング13を貼付した例を示している。このような場合の遮音シート11及び合板パネル12も本発明における上床用パネルに該当し、これらの割付方法も本発明の割付方法の対象となる。また、上床ベースパネルの上に床暖房パネルを設けた場合に、その周囲に捨て貼りの合板パネルを貼付する場合の割付方法も本発明の対象となる。
床支持具は、上床を下床から浮かせて支持できるものであればよい。図4は単足の床支持具2の例で、支持板部5、受金具7、ボルト6、脚部8からなる。支持板部5は木質の板でボルト孔を有し、下面に受金具7が固定されている。受金具7は雌ねじ孔にボルト6が螺着される。脚部8は防振ゴムでボルト6の下端が挿入されている。ボルト6の上面には直径方向の溝があり、上からドライバーで回転して高さ調整が可能である。図5は複足の床支持具3で、図4と同じ機能の部材に同じ符号を付している。床支持具としては、図4の単足床支持具、図5の複足の床支持具、これらの組み合わせ、又古来の大引・根太など種々のものを用いることができる。なお、図4、5は上段に平面図、下段に断面図を示している。
図1は実施例の二重床の平面説明図、図2は図1におけるXX線断面図である。図1の居室は壁A、B、C、Dで囲まれ、大きさは2500mm×3340mmである。この居室に図3の600mm×1820mmの上床ベースパネル1を割り付ける。下床9の上に単足の床支持具2及び複足の床支持具3を適宜配置し、壁際に沿っては際根太4を設ける。際根太4は角材(木材)で、適宜間隔で設けた束10(角材)によって支持する。これらの床支持具の上に上床ベースパネル1を貼付する。
上床ベースパネルをどの壁から割り付けていくかは任意であるが、この場合は壁Aから割り付けている。上床ベースパネル1はその長辺が壁Aと平行になるように貼っていく。図中一点鎖線の矢印は、上床ベースパネル1を貼る長辺方向及び順序を示している。但し、順序は例示であって、これに限るものではない。パネル(イ)は全く切断していない、いわゆる「真物(まもの)」である。パネル(ロ)は真物を短辺方向に長さ680mmで切断したものである。パネル(ハ)はパネル(ロ)を切断した残りである。このようにして第1列〜第4列、パネル(イ)〜(リ)を貼付する。第4列を貼り終わるまで、上床ベースパネル1を長辺方向に切断する必要は全くない。なお、各列の間に目地幅20mmをとっているのは、上方から支持金具2、3のボルト6を回転して高さ調整できるようにするためである。捨て貼り合板を割り付ける場合などは、このような目地は不要となる。
図1に示すように、最後の列である第5列の幅は860mmで、250mmよりも広くとっている。仮に第5列迄同様に(パネルの長辺が壁Aと平行になるように)貼ってしまうと、最後の第6列の幅が240mmと、小さくなってしまうからで、列の数を減らして最後の列の幅を広くとっている。最後の列である第5列、すなわち、壁Aと対向する壁Cに面する列においては、上床ベースパネルの割付方向を90°変更し、上床ベースパネルの長辺が壁Aと直角方向となる向きに貼っていく。この場合は、上床ベースパネルを長辺方向に全く切断することなく、貼り終わることができる。また、仮に最後の列(第5列)の端部において長辺方向を切断する必要ができたとしても、切断する長さは最後の列の幅(860mm)でよいので、上床ベースパネルの長辺方向の切断を最小限とすることができ、残材の発生を著しく低減できる。
本発明は、正方形、長方形の部屋以外でも、概略形状が四辺形をなす部屋に適用できる。図6は台形の部屋に割り付けた例を示している。この部屋は壁A、B、C、Dからなるが、壁Cが斜めになっている。このような場合は、斜めの壁Cに対向する壁Aから割り付けていくのが好ましい。壁Aから長辺がこれと平行になるように上床ベースパネル1を貼っていき、最後の列(第5列)は今までと直角の向きに貼る。この場合、第5列の最小の幅aが200mm(さらに好ましくは250mm)よりも広くなるように、最後の列の幅を選択することが望ましい。
本発明は、マンション、事務所建築などの二重床に適用して有効なものである。下床としては、主にコンクリートスラブであるが、これに限るものではない。
実施例の二重床の上床ベースパネル割付状態を示す平面説明図である。 図1におけるXX線断面図である。 上床ベースパネル1の平面図である。 床支持具2の説明図である。 床支持具3の説明図である。 実施例の二重床の上床ベースパネル割付状態を示す平面説明図である。 二重床の他例の断面図である。 従来の二重床の上床ベースパネル割付状態を示す平面説明図である。
符号の説明
1 上床ベースパネル
2 床支持具
3 床支持具
4 際根太
5 支持板部
6 ボルト
7 受金具
8 脚部
9 下床
10 束
11 遮音シート
12 合板パネル
13 フローリング

Claims (4)

  1. 下床上に設置した床支持具上に上床用パネルを貼付する二重床の前記上床用パネルの割付方法において、部屋の任意の一辺から前記上床用パネルの長辺が前記一辺と平行となるように複数列割り付け、最後の列を前記上床用パネルの長辺が今まで割り付けたものと直角方向となるように割り付けることを特徴とする二重床の上床貼付パネル割付方法。
  2. 請求項1の割付方法において、前記最後の列の幅を200mmよりも広くすることを特徴とする二重床の上床貼付パネル割付方法。
  3. 請求項1又は2の割付方法において、前記上床用パネルが上床ベースパネルであることを特徴とする二重床の上床貼付パネル割付方法。
  4. 下床上に設置した床支持具及び該床支持具上に形成した上床を有する二重床であって、請求項1〜3の割付方法で上床用パネルを割り付けたことを特徴とする二重床。
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