JP2020051097A - 建物の低床部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】低床部において断熱性能に分布がなく、製作手間のかかる開口を具備しない断熱材フォームが施工手間をかけることなく設置されることにより形成される、建物の低床部構造を提供すること。【解決手段】一般床部100と、一般床部100よりも低い位置にある低床部200と、低床部200の周囲にあって低床部200と一般床部100を繋ぐ低壁部300と、を同一階に有する建物における、建物の低床部構造500であって、低床部構造500は、床材10と、床材10を支持して基盤Kの上に立設される床束材20とを有し、床束材20は、基盤Kに載置されるベース21と、ベース21から上方に突設する軸材22と、軸材22に固定されて床材10を支持する支持プレート24とを有し、ベース21と支持プレート24の間でかつ軸材22の側方に断熱材フォーム40が配設され、軸材22と断熱材フォーム40の間に隙間がない。【選択図】図8

Description

本発明は、建物の低床部構造に関する。
図1に示すように、住宅の例えば一階のリビングのある居室を高さの異なる一般床部と低床部とから構成し、底床部をリビングとして使用し、一般床部をダイニングや台所として使用する形態の住宅がある。高さの異なる低床部と一般床部とは、20cm乃至50cm程度の高さの低壁部により繋がれる。リビングが一般床部よりも低い低床部に存在することから、リビングにおける天井までの高さが自ずと高くなり、開放感のあるリビングが形成される。さらに、リビングの周囲が低壁部により包囲されていることから、リビング空間が周囲に包み込まれるように癒された心地良さが得られる。尚、このように同一階に低床部と一般床部を備えた住宅構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−190029号公報
上記する低床部では、図2に示すように、土間コンクリート等の基盤の上にプラスチック製の床束材(所謂、プラ束と言い、以下、プラ束と称する)が例えば格子状に配設され、プラ束が挿通される開口を備えた断熱材フォームがプラ束と干渉しないようにして敷設される。図3に明りょうに示すように、プラ束は末広がりのプラスチック製の本体を有し、その天端には例えば平面視正方形の木製の大引受けが取り付けられている。
このように平面視正方形の大引受けを天端に備えたプラ束が挿通されるように、断熱材フォームに設けられる開口も、この大引受けの平面視形状と相補的な形状でかつ同寸法を有している。尚、対応する開口にプラ束を挿通させながら基盤上に断熱材フォームが敷設された後、基盤とともに断熱材フォームを上下で挟むようにして大引受けの上に床下地材が載置され、床下地材の上に捨貼が載置され、捨貼の上にフロア仕上げ材が載置される等により従来の低床部構造が形成される。
この低床部構造においては、図2に示すように、プラ束とその周囲の断熱材フォームの間に一般に隙間が形成される。そのため、隙間のある領域と隙間の無い断熱材フォームの存在する領域との間で断熱性能が異なり、低床部において断熱性能に分布が生じるといった課題が生じている。さらに、断熱材フォームの各所にプラ束を挿通するための開口を形成することから、この開口の形成のための加工手間がかかり、この加工手間が施工費用の増加に繋がり得るといった課題も生じている。さらに、断熱材フォームに開設されている開口にプラ束を挿通させながら断熱材フォームを敷設する施工にも手間がかかるとともに、開口の存在しない場所にはプラ束を配設できないことから、プラ束の位置や数を臨機に変更できないといった制約がある。
本発明は上記する問題に鑑みてなされたものであり、低床部において断熱性能に分布がなく、製作手間のかかる開口を具備しない断熱材フォームが施工手間をかけることなく設置されることにより形成される、建物の低床部構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明による建物の低床部構造の一態様は、
一般床部と、該一般床部よりも低い位置にある低床部と、該低床部の周囲にあって該低床部と該一般床部を繋ぐ低壁部と、を同一階に有する建物における、建物の低床部構造であって、
前記低床部構造は、床材と、床材を支持して基盤の上に立設される床束材と、を有し、
前記床束材は、前記基盤に載置されるベースと、該ベースから上方に突設する軸材と、該軸材に固定されて前記床材を支持する支持プレートと、を有し、
前記ベースと前記支持プレートの間で、かつ前記軸材の側方に断熱材フォームが配設されており、
前記軸材と前記断熱材フォームの間に隙間が無いことを特徴とする。
本態様によれば、基盤と床材の間に配設される断熱材フォームが、床束材を構成するベースと支持プレートの間で、かつ軸材の側方に配設され、軸材と断熱材フォームとの間に隙間が無いことにより、断熱性能に分布がなく、全体的に均質な断熱性能を有する建物の低床部構造を提供することができる。ここで、適用される断熱材フォームは、加工手間のかかる床束材を挿通させるための開口を有していない。また、低床部と一般床部を繋ぐ「低壁部」は、例えば障子戸等を備えた外壁等の一般の壁よりも高さが低く、かつ低い位置にある壁を指称している。
また、本発明による建物の低床部構造の他の態様は、前記断熱材フォームに前記軸材が貫通していることを特徴とする。
本態様によれば、断熱材フォームに対して床束材を構成する軸材が貫通していることにより、断熱材フォームと軸材との間に隙間の無い状態で双方が密着することとなり、全体的に均質な断熱性能を有する低床部構造を形成することができる。ここで、「貫通している」とは、文字通り、定型の断熱材フォームに対して軸材を貫通させることを意味している。例えば、全ての床束材から支持プレートを取り外した状態でベースを土間コン等の基盤に固定し、各床束材の軸材の上から断熱材フォームを落とし込むことにより、各軸材が断熱材フォームに刺さり、断熱材フォームを貫通して土間コン上に断熱材フォームが敷設される。このように断熱材フォームが敷設された状態において、軸材の頭部が断熱材フォームの上面よりも上方に突出するように断熱材の厚みと軸材の高さを調整しておく。断熱材フォームの上面から突出している各床束材の軸材の頭部に対して、断熱材フォームを挟むようにして支持プレートを取り付けることにより、複数の床束材との間に隙間の無い状態で、複数の断熱材フォームが敷設されてなる低床部構造を形成できる。
また、断熱材フォームに対して床束材を構成する軸材を貫通させることから、床束材の数や設置位置を自在に変更することが可能となり、手間のかかる開口の加工は一切不要となる。
また、本発明による建物の低床部構造の他の態様は、複数の隣接する前記断熱材フォームの間に前記軸材が配設されていることを特徴とする。
本態様によれば、例えば所定寸法の断熱材フォームを並べて敷設する場合において、隣接する断熱材フォームの端面の間に床束材(を構成する軸材)を配設することにより、断熱材フォームと軸材との間に隙間の無い状態で双方が密着することとなり、全体的に均質な断熱性能を有する低床部構造を形成することができる。例えば、平面視が正方形もしくは矩形で同寸法の断熱材フォームを敷設する場合、隣接する格子状の端辺ラインが予め特定できることから、この格子状の端辺ライン上に床束材を設置することにより、その後に各床束材を挟むようにして各断熱材フォームを敷設することができる。
本態様においても、全ての床束材から支持プレートを取り外した状態でベースを土間コン等の基盤に固定し、各床束材の軸材を挟むようにして複数の断熱材フォームを敷き並べていく。このように断熱材フォームが敷設された状態において、断熱材フォームの上面から突出している各床束材の軸材の頭部に対して、断熱材フォームを挟むようにして支持プレートを取り付けることにより、複数の床束材との間に隙間の無い状態で、複数の断熱材フォームが敷設されてなる低床部構造を形成できる。
また、本発明による建物の低床部構造の他の態様は、前記床束材が鋼製束材であり、
前記軸材が直線状を呈し、該軸材と前記支持プレートが螺合して該支持プレートの高さが調整自在であることを特徴とする。
本態様によれば、プラ束に比べて高剛性の鋼製束材を適用することにより、束材の数を低減することができる。また、軸材が直線状であることから、断熱材フォームに貫通させ易く、隣り合う断熱材フォームの界面において隙間の無い状態を形成し易い。さらに、軸材と支持プレートが螺合して支持プレートの高さが調整自在であることにより、様々な厚みの断熱材フォームに対応することができ、断熱材フォームとの間に隙間の無い状態で支持プレートを設置することができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の建物の低床部構造によれば、低床部において断熱性能に分布がなく、製作手間のかかる開口を具備しない断熱材フォームを施工手間をかけることなく設置することにより形成できる。
高さの異なる一般床部と低床部とを有する一階の居室を示す模式図である。 低床部において、格子状に配設された複数のプラ束が複数の断熱材フォームの開口に挿通されて断熱材フォームが敷設されている状態を説明する模式図である。 断熱材フォームの開口にプラ束が挿通されている状態を拡大して示す図である。 実施形態に係る低床部構造を形成する床束材の一例の斜視図である。 実施形態に係る低床部構造を形成する、床束材と断熱材フォームの構成の一例を示す模式図である。 断熱材フォームに鋼製束材が貫通されている状態を拡大して示す図である。 実施形態に係る低床部構造を形成する、床束材と断熱材フォームの構成の他の例を示す模式図である。 実施形態に係る低床部構造の一例を一般床部構造の一例とともに示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る低床部構造について添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[実施形態に係る低床部構造]
図1、図4乃至図8を参照して、実施形態に係る低床部構造について説明する。ここで、図4は、実施形態に係る低床部構造を形成する床束材の一例の斜視図であり、図5は、実施形態に係る低床部構造を形成する、床束材と断熱材フォームの構成の一例を示す模式図である。また、図6は、断熱材フォームに鋼製束材が貫通されている状態を拡大して示す図である。
実施形態に係る低床部構造は、図1に示すように、高さの異なる一般床部と低床部とから構成される住宅の一階の居室における、低床部の構造である。底床部はリビングとして使用され、一般床部はダイニングや台所として使用される。低床部と一般床部は、20cm乃至50cm程度の高さの低壁部により繋がれている。図1では、低床部の一端にソファが設置されている。図1からも明らかなように、一般床部に比べて低床部は20cm乃至50cm程度高さが低くなることから、天井までの高さはその分だけ高くなり、開放感のあるリビングが形成される。
図4に示すように、低床部を構成する床束材20は鋼製束材であり、基盤に載置されるベース21と、ベース21から上方に突設する軸材22と、軸材22に固定されて床材(図示せず)を支持する支持プレート24とを有する。基盤は一般に土間コン等により形成され、平面視方形のベース21の各隅角部近傍に開設されているピン孔21aを介してコンクリートピン等の固定手段が打ち込まれてベース21が基盤に固定される。
軸材22は細長の円柱状を呈し、少なくとも上方には螺子切り23が設けられており、この螺子切り23に螺合して高さ調整自在な支持プレート24がY方向に昇降し、所望の位置において固定ナット25が締め付けられて支持プレート24の位置決めがなされるようになっている。
図5に示す床束材20と断熱材フォーム40の構成の一例は、予め基盤Kに固定されている床束材20のうち、支持プレート24が取り外されていて軸材22が上方に突出している床束材20に対して、断熱材フォーム40を上方からX1方向に落とし込み、断熱材フォーム40に各軸材22を貫通させて断熱材フォーム40を敷設する方法により形成される。図示例の構成では、各断熱材フォーム40に対して四本の床束材20が貫通されている。ここで、断熱材フォーム40は、例えば押出法によるポリスチレンフォームなどを適用することができる。
断熱材フォーム40に各軸材22を貫通させることにより、軸材22の頭部が断熱材フォーム40の上面よりも上方に突出する。断熱材フォーム40の上面から突出している各軸材22の頭部に対して、断熱材フォーム40を挟むようにして支持プレート24をX2方向に取り付ける(螺合させる)。このように軸材22の頭部に支持プレート24を取り付けることにより、図6に示すように、軸材22と断熱材フォーム40との間に隙間の無い状態で、断熱材フォーム40をベース21と支持プレート24とで挟持した構造を形成できる。従って、図3に示す従来の構造のように、断熱材フォームの有する開口とプラ束との間に隙間が設けられていることに起因して、隙間のある領域と隙間の無い断熱材フォームの存在する領域との間で断熱性能が異なり、低床部において断熱性能に分布が生じるといった課題は生じない。
また、図5と図2を比較すると明らかなように、実施形態に係る低床部構造を形成する断熱材フォーム40は図2に示す断熱材フォームのように開口を備えていないことから(備える必要がないことから)、この開口の形成に加工手間がかかり、この加工手間が施工費用の増加に繋がるといった課題も生じない。
また、図2に示す従来例では、断熱材フォームに開設されている開口にプラ束を挿通させながら断熱材フォームを敷設する施工にも手間がかかるとともに、開口の存在しない場所にはプラ束を配設できないことから、プラ束の位置や数を臨機に変更できないといった制約がある。しかしながら、図5からも明らかなように、断熱材フォーム40に対して床束材20を構成する軸材22を貫通させることから、断熱材フォーム40の敷設は極めて容易であり、床束材20の数や設置位置は自在に変更することが可能になる。
さらに、プラ束に比べて高剛性の鋼製束材20を適用することにより、束材の数を低減することができる。また、図2及び図3に示す末広がり状の本体を有するプラ束と異なり、鋼製束材20の軸材22が直線状であることから、断熱材フォーム40に貫通させ易い。さらに、軸材22と支持プレート24が螺合して支持プレート24の高さが調整自在であることにより、様々な厚みの断熱材フォーム40に対応することができ、断熱材フォーム40との間に隙間の無い状態で支持プレート24を設置することが可能になる。
一方、図7には、実施形態に係る低床部構造を形成する、床束材と断熱材フォームの構成の他の例を示している。図示例は、複数の隣接する断熱材フォーム40の間に、床束材20の軸材22が配設されている(介在している)形態である。図示例の断熱材フォーム40はいずれも、平面視正方形で同寸法のものが使用される。従って、各断熱材フォーム40を隣接するようにして敷設した際に、格子状の端辺ラインが予め特定される。そこで、この格子状の端辺ライン上に床束材20を設置しておき、各床束材20の軸材22を挟むようにして各断熱材フォーム40を敷設していく。そして、断熱材フォーム40の敷設後、図7に示すように、断熱材フォーム40の上面から上方に突出している軸材22の頭部に対して支持プレート24を取り付けることにより、床束材20を構成する。
図7に示す形態においても、複数の床束材20との間に隙間の無い状態で、複数の断熱材フォーム40が敷設される。また、床束材20を挟むようにして各断熱材フォーム40を敷設することから、極めて良好な施工性が享受できる。
次に、図8を参照して、図5もしくは図7に示す床束材20と断熱材フォーム40の構成を含む、低床部構造の一例を示す。ここで、図8は、実施形態に係る低床部構造の一例を一般床部構造の一例とともに示す縦断面図である。
図8には、図1に示す一般床部と低床部の各構造を連続的に示しており、一般床部100と、一般床部100よりも低い位置にある低床部200と、低床部200の周囲にあって低床部200と一般床部100を繋ぐ低壁部300とがあり、土間コン等の基盤Kの上に各部が形成されている。
一般床部100は、コンクリートピン等の固定手段70により脚部が基盤Kに固定されている長尺の鋼製束材30にて大引き80が支持され、大引き80に床材10が支持されることにより形成されている。床材10は、下方から順に、床下地材11、捨貼12、及びフロア仕上げ材13が積層され、相互に接着等によって固定されることによりその全体が形成される。
大引き80の周囲であって床材10の下方位置には、断熱材フォーム60が配設されている。尚、ここに配設される断熱材は、断熱材フォームの他に、グラスウールやロックウール等が充填されてなる充填断熱材であってもよい。
一般床部100は、低床部200よりも20cm乃至50cm程度高い位置にあり、断熱材フォーム60の下方には空気層Gが形成されており、この空気層Gが一般床部の保温層の機能を有している。
低壁部300は、室内側に間仕切りパネル50を有し、その背面に断熱材フォーム60が配設されてその全体が形成される。また、間仕切りパネル50の下端は低床部200の上に載置される。
低床部200は、基盤Gにベース21が固定手段70にて固定されている複数の鋼製束材20により床材10が支持されるとともに、鋼製束材20との間で隙間の無い状態で断熱材フォーム40が敷設されることによりその全体が形成される。床材10の構成は一般床部100の床材10と同様である。
鋼製束材20と断熱材フォーム40の構成は、図5に示すように軸材22が断熱材フォーム40を貫通する形態であってもよいし、図7に示すように軸材22が隣接する断熱材フォーム40の界面に配設される形態であってもよい。いずれの形態であっても、床束材20と断熱材フォーム40との間に隙間が無く、従って全体的に均質な断熱性能を有する低床部構造500が形成される。また、断熱材フォーム40の敷設が容易であり、効率的に敷設できることから、良好な施工性の下で低床部構造500を形成することが可能となる。
尚、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、ここで示した構成に本発明が何等限定されるものではない。この点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10:床材、11:床下地材、12:捨貼、13:フロア仕上げ材、20:床束材(鋼製束材)、21:ベース、22:軸材、23:螺子切り、24:支持プレート、25:固定ナット、30:床束材、40:断熱材フォーム、50:間仕切りパネル、60:断熱材フォーム、100:一般床部、200:低床部、300:低壁部、500:低床部構造、K:基盤

Claims (4)

  1. 一般床部と、該一般床部よりも低い位置にある低床部と、該低床部の周囲にあって該低床部と該一般床部を繋ぐ低壁部と、を同一階に有する建物における、建物の低床部構造であって、
    前記低床部構造は、床材と、床材を支持して基盤の上に立設される床束材と、を有し、
    前記床束材は、前記基盤に載置されるベースと、該ベースから上方に突設する軸材と、該軸材に固定されて前記床材を支持する支持プレートと、を有し、
    前記ベースと前記支持プレートの間で、かつ前記軸材の側方に断熱材フォームが配設されており、
    前記軸材と前記断熱材フォームの間に隙間が無いことを特徴とする、建物の低床部構造。
  2. 前記断熱材フォームに前記軸材が貫通していることを特徴とする、請求項1に記載の建物の低床部構造。
  3. 複数の隣接する前記断熱材フォームの間に前記軸材が配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の建物の低床部構造。
  4. 前記床束材が鋼製束材であり、
    前記軸材が直線状を呈し、該軸材と前記支持プレートが螺合して該支持プレートの高さが調整自在であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物の低床部構造。
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