JP2005096564A - 車両用計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走行距離表示部とインジケータとを有する従来の車両用計器と比較して、インジケータに用いられる発光素子の数量を減らすことができる車両用計器を提供することを目的とする。
【解決手段】 オド、トリップをデジタル表示するオド、トリップ表示部2を有する車両用機器において、車両に異常が発生したとき、オド、トリップ表示部2に、オド、トリップ表示に替えて、「Error1」、「Error2」等を表示するようにする。なお、この「Error1」、「Error2」等の内容は、従来の車両用計器でインジケータに表示していた内容である。また、運転者に注意を促すように、「Error1」、「Error2」を表示するとき、背景12bの色をオド、トリップ表示のときと異なる色に変更する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、走行距離をデジタル表示する走行距離表示部を有する車両用計器に関するものである。
従来の車両用計器は、インジケータを有しており、このインジケータの点灯により、必要な車両情報を運転者に伝えていた。このインジケータは、透過性樹脂(レンズ)に印刷により、シンボルマークが形成され、その裏面側より、LED等の発光素子が点灯することで、必要な車両情報を表示するものである。また、1つのインジケータで1つの車両情報を表示していた。
また、従来、インジケータと走行距離を数値で表示(デジタル表示)する走行距離表示部を有する表示器とを備え、走行距離表示部に、走行距離の表示内容(表示文字)を単に切り替えて、インジケータの表示内容と同種類である表示内容を表示するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−166857号公報
前者のように、インジケータの点灯により、必要な車両情報を運転者に伝える車両用計器では、必要な情報数(シンボルマークの数)の発光素子が必要であり、その分、コストがかかっていた。
また、インジケータは、情報を知らせる必要があるときのみ点灯するものであり、通常、車両用計器の意匠部(乗員が乗車中に目視可能な領域)内に表示されていないものである。しかし、通常、表示されないものであっても、これらのスペースを確保する必要があるため、車両用計器における意匠部のデザイン制約となっていた。
本発明は、上記点に鑑み、後者の車両用計器と異なるものであって、走行距離表示部とインジケータとを有する従来の車両用計器と比較して、発光素子の数量を減らすことができる車両用計器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、走行距離表示部を制御する制御部を有し、制御部により、走行距離と、走行距離と異なる種類の情報とを、切り替えて、走行距離表示部内に表示し、かつ、走行距離と、走行距離と異なる種類の情報とを、互いに異なる色で表示することを特徴としている。
これにより、走行距離表示部に、従来の車両用計器でインジケータにより表示していた複数種類の情報を表示することができ、1つのインジケータで1つの情報を表示していた従来の車両用計器と比較して、インジケータの表示に必要な発光素子の数量を減らすことができる。この結果、車両用計器のコストダウンと、車両用計器における意匠部でのインジケータ部の省スペース化を図ることができる。
さらに、本発明では、走行距離と、走行距離と異なる種類の情報とを、互いに異なる色で表示している。これにより、走行距離表示部に表示される文字だけを単に変更して他の情報を表示する車両用計器と比較して、走行距離表示から走行距離と異なる種類の情報の表示に切り替わったとき、運転者に対して、走行距離と異なる種類の情報を容易に認識させることができる。
例えば、文字の色や、文字の背景色を変更させることで、走行距離と、走行距離と異なる種類の情報とを、互いに異なる色で表示することができる。
異なる色で表示する方法としては、例えば、請求項4に示すように、走行距離を表示するときでは表示素子を裏側から照らす光源を消灯させ、走行距離と異なる種類の情報を表示するときではその光源を点灯させる方法を採用することができる。
その他には、例えば、請求項5に示すように、表示素子を裏側から照らす光源の色を変更させる方法を採用することもできる。
また、例えば、請求項2に示すように、走行距離と異なる種類の情報として、車両の異常内容を表示することができる。
また、請求項3に示すように、走行距離表示部に異常内容を表示するとき、走行距離表示部内における異常内容を表示する領域(10)と異なる領域に、警告を意味する文字またはシンボルマーク(21)を表示することもできる。
請求項6に記載の発明では、 走行距離表示部を制御する制御部を有し、制御部により、走行距離と、車両の異常内容とを、切り替えて、走行距離表示部内の同じ領域に表示するようにし、車両の異常内容を表示するとき、走行距離表示部内における異常内容を表示する領域(10)と異なる領域に、警告を意味する文字やシンボルマーク(21)を表示することを特徴としている。
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、1つのインジケータで1つの情報を表示していた従来の車両用計器と比較して、インジケータの表示に必要な発光素子の数量を減らすことができる。この結果、車両用計器のコストダウンと、車両用計器における意匠部でのインジケータ部の省スペース化を図ることができる。
さらに、本発明では、車両の異常内容を表示するとき、表示部内における異常内容を表示する領域と異なる領域に、警告を意味する文字やシンボルマークを表示するようにしている。これにより、走行距離表示部に表示される文字だけを単に変更して他の情報を表示する車両用計器と比較して、走行距離表示から車両の異常内容の表示に切り替わったとき、運転者に対して、車両の異常を容易に認識させることができる。
請求項7に記載の発明では、表示内容を表す文字やシンボルマークで表示される表示部(31)を有し、表示部が点灯する車両用計器において、表示部を制御する制御部を有し、制御部により、表示部の点灯の仕方を変えることで、複数の表示内容を判別できるようにしたことを特徴としている。
これにより、1つの表示部(インジケータ)で複数種類の情報を表示することができるので、1つのインジケータで1つの情報を表示していた従来の車両用計器と比較して、インジケータの表示に必要な発光素子の数量を減らすことができる。この結果、車両用計器のコストダウンと、車両用計器における意匠部でのインジケータ部の省スペース化を図ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態における車両用計器の正面図を示す。
この車両用計器は、例えば、乗用車のインストルメントパネルに設置されているものである。この車両用計器は、スピードメータ(速度計)1とオド、トリップ(総走行距離・区間走行距離)表示部2とを備えている。
スピードメータ1は、見返し板3の開口部から露出している目盛り盤4と、指針5とにより車速をアナログ表示するものである。
図2、3(a)、(b)に、図1中のオド、トリップ表示部2の拡大図を示し、図4にオド、トリップ表示部2を分解したときの斜視図を示す。
オド、トリップ表示部2は、図2に示すように、表示領域の一部に、液晶表示器12からなる液晶表示部10を有している。また、オド、トリップ表示部2は、図4に示すように、レンズ11と、表示素子としての液晶表示器12と、表面上にバックライト14が設けられたPCB(プリント配線基板)13とを重ね合わせた構成となっている。
ここで、レンズ11は透光性材料、例えば、透明な樹脂により構成されており、非透光性の物質で黒色の印刷が施されている。バックライト14は、例えば、赤色のバックライト14aと、白色のバックライト14bである。これらのバックライト14a、14bはどちらか一方、もしくは両方が点灯するように制御されている。
液晶表示器12は、例えば、2枚の透明な基板間に液晶を挟んでなるものであり、2枚の基板間に電界を印加することにより、基板間の液晶を応答させることで、光の透過・不透過を制御し、表示の切り替えをするものである。
この液晶表示器12の表示方式はセグメント方式であり、細長い表示単位が8の字型に6桁分並べられている。この液晶表示器12は、いわゆるポジ型であり、背景12bに光が透過することで、数字12aが表示される。また、この液晶表示器12の背景は、表示形態を、明るいときでは反射型、暗いときでは透過型に切り替えることができるものである。すなわち、明るいときでは周囲の明かりを反射し、暗いときではバックライト14bを照射することで、背景12bを明るくし、黒い文字を表示する。
オド、トリップ表示部2は、図示しない制御部と接続されており、この制御部によって、表示の仕方や、表示内容、表示の切り替えが制御される。この制御部は例えば、マイクロコンピュータにより構成されるものである。制御部は入力端子を備えており、この入力端子に、車速センサや異常検出センサが接続されている。異常検出センサは、例えば、エンジン制御の異常を検出したり、パワーステアリングの異常を検出するものである。
このように構成されたオド、トリップ表示部2では、通常、図2に示すように、車速センサの信号に応じて、制御部により、オド(ODO)またはトリップ(TRIP)が、液晶表示部10にデジタル表示される。
一方、乗用車に何らかの異常が発生したとき、図3(a)、(b)に示すように、異常検出センサの信号に応じて、制御部により、液晶表示部10での表示が、オド、トリップ表示からエラーコード表示に切り替えられる。このとき、同時に、赤色のバックライト14aが点灯し、液晶表示部10中の背景12bの色が、オド、トリップ表示のときと異なる色となる。このようにして、オド、トリップ表示部2に異常モードが表示される。この異常モードの表示は、車両取り扱い説明書等のマニュアルに記載されているものである。これに基づいて、運転者はしかるべき対応をする。
具体的には、図3(a)、(b)に示すように、走行距離を示していたセグメントにより、液晶表示部10に、「Error1」または「Error2」が赤色の背景12bで表示される。
この背景12bの色の変更は、次のようにして行う。昼間の明るいとき、正常時(走行距離表示のとき)では、バックライト14a、14bは消灯させ、異常発生時では、赤色のバックライト14aを点灯させる。一方、夜間等の暗いとき、正常時では、白色のバックライト14bを点灯させ、異常発生時では赤色のバックライト14bを点灯させる。赤色のバックライト14aが点灯したとき、白色のバックライト14bは点灯したままか、もしくは、消灯させる。
このようにして、オド、トリップ表示のときと、異常モード表示のときの表示色を変更させる。
ここで、「Error1」は、例えば、EFI(エンジン制御)の異常を意味し、「Error2」は、例えば、EPS(パワーステアリング)の異常を意味する。したがって、このような表示がオド、トリップ表示部2にされたとき、運転者は、車両をディーラへ持ち込んでEFIまたはEPSを点検する。なお、液晶表示部10に表示する異常モードの内容は、上記したEFI、EPSの異常に限らず、他の異常内容とすることもできる。また、異常発生時の表示の種類は「Error1」、「Error2」だけでなく、もちろん、「Error3」、「Error4」のように、数字を変更したものも表示することができる。したがって、オド、トリップ表示部2において、3つ以上の異常内容を表示することもできる。
このように、本実施形態では、車両に異常が発生したとき、オド、トリップ表示部2において、オド、トリップ表示に替えて、「Error1」、「Error2」等を表示するようにしている。この「Error1」、「Error2」等の内容は、上記背景技術の欄にて説明したような文字、シンボルマーク等からなる表示部で表示していた内容である。
これにより、文字、シンボルマーク等からなる表示部により、異常内容を表示していた従来の車両用計器と比較して、文字、シンボルマーク等からなる表示部の数を減らすことができ、表示部に用いられる発光素子の数を減らすことができる。
この結果、本実施形態によれば、従来よりも。車両用計器にかかるコストを削減することができ、車両用計器における意匠部でのインジケータ部の省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態では、オド、トリップ表示部2に「Error1」、「Error2」を表示するとき、明るい場合では、バックライト14が点灯していない状態から赤色のバックライト14bを点灯させることで、また、暗い場合ではバックライト14の色を変更させることで、背景12bの色を変更させている。
仮に、オド、トリップの表示を単に「Error1」、「Error2」に切り替えただけでは、運転者が、「Error1」、「Error2」の表示になかなか気づかず、車両の異常が発生したことに気づくのが遅れる恐れがある。
これに対して、本実施形態では、運転者に注意を促すように、「Error1」、「Error2」を表示するとき、背景12bの色を変えていることから、運転者は車両に異常が発生したことをすぐに認識することができる。
(第2実施形態)
図5(a)、(b)に第2実施形態におけるオド、トリップ表示部2を示す。第1実施形態では、車両の異常が発生したときに、背景12bの色を変更して、「Error1」等を表示する場合を説明したが、背景12bの色を変更する代わりに、本実施形態のように、マスターウォーニングインジケータ21を点灯させることもできる。
本実施形態の車両用計器は、オド、トリップ表示部2のうち、液晶表示部10の隣の領域にマスターウォーニングインジケータ21が設けられている点と、バックライト14のうち、赤色のバックライト14aがなく、白色のバックライト14bのみである点が第1実施形態と異なっている。その他の構成部は、図1、2に示す車両用計器と同様である。
マスターウォーニングインジケータ21は、異常が発生したことを警告するものである。これは、レンズ11に透光性の物質でシンボルマークの形状に黒色の印刷が施されており、図示しない、例えば赤色のバックライト(光源)により、レンズ11の背後から照らされることで、シンボルマークが表示されるものである。
通常では、図2に示すように、オド、トリップ表示部2にオド、トリップが表示される。一方、乗用車に何らかの異常が発生したときでは、図5(a)、(b)に示すように、第1実施形態と同様に、液晶表示部10に「Error1」または「Error2」が表示される。このとき、同時に、オド、トリップ表示部2のうち、液晶表示部10の隣の領域において、マスターウォーニングインジケータ21が赤色に点灯する。なお、マスターウォーニングインジケータ21は、通常の状態(オド、トリップ表示)では、点灯しないため、レンズ11と同じ色(黒色)であるが、異常発生時に点灯することで赤色となる。また、背景12bの色は、通常の状態と同じ色のままである。
本実施形態では、このようにオド、トリップ表示部2のうち、液晶表示部10と異なる領域に、マスターウォーニングインジケータ21を表示させることで、運転者に注意を促すようにしている。このようにしても、第1実施形態と同様の効果を有している。
なお、本実施形態では、異常発生時では、液晶表示部10の背景12bの色が通常の状態と同じ色である場合を説明したが、背景12bを通常の状態と異なる色で表示することもできる。すなわち、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせることもできる。
(第3実施形態)
図6(a)、(b)に第2実施形態におけるオド、トリップ表示部2を示す。第1、第2実施形態では、車両の異常が発生したとき、オド、トリップ表示部2において、オド、トリップの表示を切り替えて、「Error1」等を表示するようにしていたが、図6(a)、(b)に示すように、「Error」でなく異常内容に関する文字を表示することもできる。
すなわち、図6(a)、(b)に示すように、車両に異常が発生したとき、液晶表示部10において、セグメントにより、「ABS」、「EPS」と表示することもできる。これにより、運転者等の乗員は、マニュアル等の参考書を見なくても、車両のどの部位で異常が発生したかを認識することができる。
(第4実施形態)
図7に第4実施形態における車両用計器の正面図を示す。なお、図7中の車両用計器における構造部のうち、図1中の車両用計器の構造部と同様の構造部には同一の符号を付している。
本実施形態の車両用計器は、見返し板3のうち、スピードメータ1の下側の領域に複数のインジケータ31a、31b、31c、31d、31e、31fからなるインジケータ部31が設けられている。各インジケータ31a〜31fは、レンズ(透過性樹脂)に、文字やシンボルマーク等が印刷されており、そのレンズが図示しないLED等の発光素子に背後から照らされることで、その表示内容を表示するものである。
また、車両用計器は、図示しない制御部を有している。また、この制御部には各種の検出センサが接続されており、これらの検出センサの信号に応じて、制御部により、インジケータ部31が点灯するようになっている。
ここで、図8、9にインジケータ部31中の1つのインジケータ31c、31dの拡大図を示す。図8に示すインジケータ31cは、マスターウォーニングであり、点灯の仕方を変えることができるようになっている。すなわち、点灯と点滅とを切り替えて行うことができる。なお、本明細書中、点灯とは照明が連続してついている状態を意味し、点滅とは、照明がついたり、消えたりする状態を意味する。
一方、図9に示すインジケータ31dは、ブレーキ系の共通ウォーニングであり、これも点灯の仕方を変えることができるようになっている。また、このインジケータ31dにはシンボルマークの他に、「点灯はパーキング」、「点滅はブレーキ液不足」という文字が書かれている。
そして、本実施形態の車両用計器では、車両に異常が発生したとき、制御部が、各種の検出センサからの信号に応じて、インジケータ部31を点灯させる。
このとき、図8に示すインジケータ31cでは、例えば、EFIの異常であれば点灯し、EPSの異常であれば点滅するようになっている。この場合、運転者は31cの点灯と点滅の意味する内容をマニュアル等の参考書により知ることで、異常内容を認識することができる。
一方、図9に示すインジケータ31dでは、例えば、パーキング時は点灯し、ブレーキ液が不足したときは点滅するようになっている。インジケータ31dには、あらかじめ、点灯の仕方の違い(点灯、点滅)が表示されているので、運転者は参考書を見ることなく、異常内容を認識することができる。
本実施形態では、このように制御部により、表示内容に応じてインジケータ部31の点灯の仕方を変えるようにすることで、1つのインジケータで複数種類の情報内容を表示している。
これにより、文字、シンボルマーク等からなるインジケータにより、異常内容を表示していた従来の車両用計器と比較して、文字、シンボルマーク等からなるインジケータの数を減らすことができ、インジケータに用いられる発光素子の数を減らすことができる。
この結果、本実施形態によれば、従来よりも。車両用計器にかかるコストを削減することができ、車両用計器における意匠部(車両の乗員が乗車中に目視可能な領域)でのインジケータ部の省スペース化を図ることができる。
ところで、従来の車両用計器においては、2つの情報を1つのインジケータで運転者に知らせるものがあった。例えば、ブレーキ系の共通ウォーニングを示すインジケータでは、パーキング時にパーキングブレーキに応じてこのインジケータが点灯し、また、ブレーキオイルが減ったときにおいても、このインジケータが点灯していた。
このように、従来では、インジケータの表示の仕方が1種類しかなかったので、そのインジケータが点灯したとき、パーキング、ブレーキオイルの不足のどちらを意味しているかが、即座にわからない場合があった。
これに対して、本実施形態によれば、表示内容に応じてインジケータ部31の点灯の仕方を変えているので、運転者は従来よりもすぐに表示内容を認識できる。
(他の実施形態)
第1、第2、第3実施形態では、液晶表示器12としていわゆるポジ型のものを用いる場合を説明したが、ポジ型に限らず、いわゆるネガ型である液晶表示器12を用いることもできる。ネガ型とは文字12aに光が透過し、背景12bには光が透過しないことで、文字12aが表示されるものである。この場合、異常が発生したとき、赤色のバックライト14aが点灯することで、液晶表示部10の数字12aが白色から赤色に変更される。
また、 第1、第2、第3実施形態では、背景の表示形態が反射型と透過型とが切り替えられる液晶表示器12を用いる場合を説明したが、他の表示形態のもの、例えば、透過型である液晶表示器12を用いることもできる。この場合、異常が発生したとき、赤色のバックライト14aが点灯することで、液晶表示部10の背景12bが白色から赤色に変更される。
また、第1、第2、第3実施形態では、オド、トリップ表示部2を表示するものとして、液晶表示器12を用いる場合を例として説明したが、液晶表示器12の代わりに蛍光表示管、EL表示器、LED表示器を用いることもできる。
また、上記した各実施形態では、オド、トリップ表示部2に車両の異常内容を表示する場合を例として説明したが、異常内容に限らず、乗員に知らせる内容であって、走行距離と異なる種類の情報であれば、他の内容とすることもできる。
また、上記した各実施形態では、車両用計器を乗用車に適用した場合を例として説明したが、乗用車以外の自動車、自動2輪車、農建機等に適用することもできる。
本発明の第1実施形態における車両用計器の正面図である。 図1中のオド、トリップ表示部2を拡大した図である。 図2のオド、トリップ表示部2における異常が発生したときの表示内容を示す図である。 図2のオド、トリップ表示部2を分解したときの図である。 本発明の第2実施形態におけるオド、トリップ表示部2を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるオド、トリップ表示部2を示す図である。 本発明の第4実施形態における車両用計器の正面図である。 図7中のインジケータ31cの拡大図である。 図7中のインジケータ31dの拡大図である。
符号の説明
1…スピードメータ、2…オド、トリップ表示部、3…見返し板、
4…目盛り盤、5…指針、10…液晶表示部、11…レンズ、
12…液晶表示器、12a…数字、12b…背景、
13…PCB、14…バックライト、
21…マスターウォーニングインジケータ、31…インジケータ部。

Claims (7)

  1. 車両の走行距離をデジタル表示する走行距離表示部(2)を備えてなる車両用計器において、
    前記走行距離表示部を制御する制御部を有し、
    前記制御部により、前記走行距離と、前記走行距離と異なる種類の情報とを、切り替えて、前記走行距離表示部内に表示し、かつ、前記走行距離と、前記走行距離と異なる種類の情報とを、互いに異なる色で表示することを特徴とする車両用計器。
  2. 前記走行距離と異なる種類の情報は、車両の異常内容であることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器。
  3. 前記走行距離表示部に前記異常内容を表示するとき、前記走行距離表示部内における前記異常内容を表示する領域(10)と異なる領域に、警告を意味する文字またはシンボルマーク(21)を表示することを特徴とする請求項2に記載の車両用計器。
  4. 前記走行距離表示部は、表示素子(12)と、前記表示素子を裏側から照らす光源(14)とを有しており、
    前記走行距離を表示するときでは前記光源を消灯させ、前記走行距離と異なる種類の情報を表示するときでは前記光源を点灯させることで、前記走行距離と、前記走行距離と異なる種類の情報とを、異なる色で表示するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用計器。
  5. 前記走行距離表示部は、表示素子(12)と、前記表示素子を裏側から照らす光源(14)とを有しており、
    前記光源の色を変更させることで、前記走行距離と、前記走行距離と異なる種類の情報とを、異なる色で表示するようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用計器。
  6. 車両の走行距離をデジタル表示する走行距離表示部(2)を有する車両用計器において、
    前記走行距離表示部を制御する制御部を有し、
    前記制御部により、前記走行距離と、車両の異常内容とを、切り替えて、前記走行距離表示部内の同じ領域に表示するようにし、前記車両の異常内容を表示するとき、前記走行距離表示部内における前記異常内容を表示する領域(10)と異なる領域に、警告を意味する文字やシンボルマーク(21)を表示することを特徴とする車両用計器。
  7. 表示内容を表す文字やシンボルマークで表示される表示部(31)を有し、前記表示部が点灯する車両用計器において、
    前記表示部を制御する制御部を有し、
    前記制御部により、表示部の点灯の仕方を変えることで、複数の表示内容を判別できるようにしたことを特徴とする車両用計器。
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