JP2005091755A - 顕微鏡用アフォーカルズームレンズ - Google Patents

顕微鏡用アフォーカルズームレンズ Download PDF

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Abstract

【課題】全長を抑えて高変倍比化と変倍全域での収差性能を向上とを同時に満たすとともに、低倍端から高倍端での射出瞳の変動及び周辺光量などの光量低下を抑えて、光学系としてのシステム性を向上させることができる顕微鏡用アフォーカルズームレンズを提供する。
【解決手段】物体側から順に、正、負、負、正、負の屈折力を有する5つのレンズ群G1〜G5からなる顕微鏡用アフォーカルズームレンズである。
低倍端から高倍端への変倍の際に、第1レンズ群G1と第5レンズ群G5が固定され、第2レンズ群G2が像側へ、第4レンズ群G4が物体側へ移動する。
第2レンズ群G2の焦点距離をF2、第3レンズ群G3の焦点距離をF3としたとき、次の条件式を満足する。
0≦F2/F3≦2.5
第3レンズ群G3は、物体側に凹面を向けた少なくとも1つの負レンズL31で構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微鏡用アフォーカルズームレンズに関するものである。
従来の顕微鏡用アフォーカルズームレンズとしては、例えば、次の特許文献1〜3において提案されたものがある。これらのものはいずれも、物体側から順に、正、負、正、負の屈折力を有する4つのレンズ群で構成されている。
特公平06−77014号公報 特開平11−95099号公報 特開2001−154092号公報
しかし、これら従来のアフォーカルズームレンズのように、物体側から順に、正、負、正、負の4つのレンズ群で構成したのでは、15倍を上回る変倍化を行おうとすると全長を長くせざるを得なくなってしまう。その結果、実体顕微鏡などの装置に用いた場合には装置全体が大型化し、アイポイント位置が高くなって操作性やシステム性を損なう。
一方、あえて全長を抑えながら高変倍比化を行うと各レンズ群の屈折力がきつくなり、特に主に変倍作用を行う負屈折力の第2レンズ群と変倍による像位置を一定にするための第3レンズ群の屈折力がきつくなるために、変倍全域での収差補正を行うのが困難になる。また、高変倍比化によって、低倍端と高倍端とでの射出瞳の変動量が大きくなり、周辺光量のケラレ等の制限が起きる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、全長を抑えて高変倍比化と変倍全域での収差性能を向上とを同時に満たすとともに、低倍端から高倍端での射出瞳の変動及び周辺光量などの光量低下を抑えて、光学系としてのシステム性を向上させることができる顕微鏡用アフォーカルズームレンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による顕微鏡用アフォーカルズームレンズは、物体側から順に、正、負、負、正、負の屈折力を有する5つのレンズ群からなる顕微鏡用アフォーカルズームレンズであって、低倍端から高倍端への変倍の際に、第1レンズ群と第5レンズ群が固定され、第2レンズ群が像側へ、第4レンズ群が物体側へ移動することを特徴としている。
また、本発明による顕微鏡用アフォーカルズームレンズは、第2レンズ群の焦点距離をF2、第3レンズ群の焦点距離をF3としたとき、次の条件式(1)を満足することを特徴としている。
0≦F2/F3≦2.5 …(1)
また、本発明による顕微鏡用アフォーカルズームレンズは、前記第3レンズ群が、物体側に凹面を向けた少なくとも1つの負レンズで構成されていることを特徴としている。
本発明のアフォーカルズームレンズによれば、従来の4群構成のアフォーカルズームレンズに比べて、全長を抑えて15倍を上回る高変倍比化と変倍全域での収差補正を実現したアフォーカルズームレンズが得られる。
また、第3レンズ群を移動群とすることにより、変倍全域での収差性能がより向上するとともに低倍端から高倍端での射出瞳の位置の変動を抑え、周辺光量などの光量低下を抑えることができ、光学系のシステム性が向上する。
実施例の説明に先立ち、本発明の作用効果について説明する。
本発明のアフォーカルズームレンズのように、物体側から順に、正、負、負、正、負の屈折力を有する5つのレンズ群で構成し、低倍端から高倍端への変倍の際に第1レンズ群と第5レンズ群を固定し、第2レンズ群が物体側から像側へ移動し、第4レンズ群が像側から物体側へ移動する構成とする。
従来の4群構成のアフォーカルズームにおける変倍作用として作用する第2レンズ群と比較すると、本発明のアフォーカルズームの変倍作用は、第2レンズ群の負の屈折力だけでなく、第2レンズ群と第3レンズ群の2つのレンズ群が変倍作用として働く。この本発明の構成によれば、変倍作用の負の屈折力を強くして高変倍比化が可能で、かつ、第2レンズ群と第3レンズ群の2つの負屈折力に分散させる5群のレンズ構成にすることで、15倍を上回る高変倍比化と小型化とを同時に達成することが可能となる。なお、第3レンズ群は変倍時に固定するように構成してもよいが、移動するように構成すれば、変倍全域での収差性能がより向上するとともに、低倍端から高倍端までの変倍時における射出瞳位置の変動を抑え、周辺光量などのケラレ等による光量低下を防止でき、光学系のシステム性が向上する。
条件式(1)はズーム全域で収差補正を適正に行うことができるようにするための条件式である。
条件式(1)の下限値を下回ると、変倍比を高くとることができず、しかも、高倍側での収差補正が難しくなる。
一方、条件式(2)の上限値を上回ると、第3レンズ群の屈折力が大きくなり過ぎて、低倍端側での収差補正が難しくなる。あるいはアフォーカルズームの全長が長くなって好ましくない。
本発明による顕微鏡用アフォーカルズームレンズにおいて、第1レンズ群の焦点距離をF1、低倍端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離をF23L、高倍端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離をF23Hとしたとき、次の条件式(2)又は(3)を満足することを特徴としている。
前記第2レンズ群は、変倍時に光軸上を移動するので低倍端と高倍端では、第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離は異なる。
1≦F23L/F23H≦3 …(2)
3≦|F1/F23L|≦15 …(3)
上記条件式(2)を満足すると、低倍端側での第2レンズ群、第3レンズ群の合成焦点距離が高倍端での第2レンズ群、第3レンズ群の合成焦点距離よりも短くなる。従って、低倍端での変倍作用の負屈折力が強くなって、低倍端での焦点距離をより短くすることができる。
また、高倍端と低倍端での第2レンズ群と第3レンズ群の負の屈折力がバランス良く最適化されるので、低倍端と高倍端での収差をより補正することが可能となる。
さらに、条件式(3)を満足すると、低倍端において第1レンズ群と第2レンズ群が干渉することなく、低倍端の軸外収差および高倍端の球面収差を良好に補正することが可能となる。
条件式(2)の下限値を下回ると、第3レンズ群の負の屈折力が弱くなり、第2レンズ群の屈折力が強くなるので低倍端での収差性能が悪化するか、アフォーカルズームレンズの全長が長くなる。
一方、条件式(2)の上限値を上回ると、第2レンズ群あるいは第3レンズ群の負屈折力が強くなりすぎて、ズーム全域での収差補正が困難になるので好ましくない。
条件式(3)の下限値を下回ると、15倍以上の変倍比を実現するのが困難となる、あるいは、第1レンズ群と第2レンズ群が低倍端で干渉するので好ましくない。
一方、条件式(3)の上限値を上回ると、低倍端での軸外収差性能が悪化、もしくは、高倍端での軸上性能が悪化するので好ましくない。
本発明のアフォーカルズームレンズにおいて、低倍端での第1レンズ群の物体側レンズ面から第3レンズ群の物体側レンズ面までの間隔をD3L、アフォーカルズームレンズの全長をD0とすると、次の条件式(4)を満足するとより好適である。
0.3≦D3L/D0≦0.7 …(4)
条件式(4)を満足すると、変倍時に移動する第2レンズ群と第4レンズ群の移動量を最適化し、低倍端で第4レンズ群が第5レンズ群に干渉することなく、また、高倍端で第2レンズ群が第3レンズ群に、第4レンズ群が第3レンズ群に、それぞれ干渉することなく、高変倍比化とアフォーカルズームレンズの小型化を実現することが可能となる。
条件式(4)の上限値を上回ると、第4レンズ群の移動量が少なくなって変倍比が低くなるか、第4レンズ群が第5レンズ群に干渉してしまう。あるいは第4レンズ群の屈折力が強くなって低倍端での球面収差の補正が困難になる。
条件式(4)の下限値を下回ると、第2レンズ群の移動量が少なくなって変倍比が低くなるか、第2レンズ群が第1レンズ群もしくは第3レンズ群に干渉してしまう。あるいは、第2レンズ群の屈折力が強くなって低倍端の軸外収差と高倍端の球面収差が悪化して好ましくない。
また、本発明のアフォーカルズームレンズのように、第3レンズ群を、物体側に凹面を向けた少なくとも1つの負レンズで構成すれば、ズーム全域での非点収差とコマ収差を効果的に補正できる。
さらに上記構成において、前記第3レンズ群の焦点距離をF3、物体側に凹面を向けた曲率半径をR3、前記負レンズの屈折率をng3、変倍比をZとしたとき、次の条件式(5),(6)を満足するのが好ましい。
7≦RG3/F3・Z≦30 …(5)
1.65≦ng3 …(6)
条件式(5)を満足すると、10倍を超える変倍比に応じた適切な第3レンズ群のレンズ面のベンディング形状が与えられ、ズーム全域でのコマ収差を良好に補正することが可能となる。
条件式(6)を満足するとペッツバール和を抑え、像面湾曲を補正するのに好適である。
条件式(5)の上限値を上回ると、第3レンズ群内の負レンズの第4レンズ群側レンズ面の曲率半径が小さくなって、低倍端から中間状態で第3レンズ群内の負レンズによって発生する球面収差とコマ収差が大きくなりすぎて好ましくない。
条件式(5)の下限値を下回ると、第3レンズ群内の負レンズの第2レンズ群側に凹面を向けた面の曲率半径が小さくなって、ズーム全域で第3レンズ群の負レンズによって発生する球面収差、コマ収差が大きくなりすぎて好ましくない。
条件式(6)の下限値を下回ると、像面湾曲が悪化し、第2レンズ群側の凹面の曲率半径がきつくなって低倍端での軸外収差と中間から高倍端での球面収差が悪化するので好ましくない。
その他、本発明のアフォーカルズームレンズにおいては、第2レンズ群と第4レンズ群との間に開口絞りを設けると、各ズーム領域でのケラレを適正に抑えることができるので好ましい。
次に、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本発明のアフォーカルズームレンズは、後述の図11、及び数値データ6に示す結像レンズを組み合わせて用いる。前記結像レンズの焦点距離は211.675mmであり、結像レンズの像側にプリズム光学系が配置されている。
また本発明のアフォーカルズームレンズは、図12(a)に示すように対物レンズ2と結像レンズ光学系4および接眼レンズ5と組み合わせることでガリレオタイプ(平行光学系)の実体顕微鏡光学系を構成することができ、また図12(b)に示すように、無限遠補正光学系の対物レンズ2と本発明のアフォーカルズームレンズ3、結像レンズ光学系4、および接眼レンズ5を組み合わせることで、顕微鏡ズーム光学系として構成が可能である。
図1は本発明の第1実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。図2は第1実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。
第1実施例のアフォーカルズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、開口絞りSと、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5とで構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凸レンズL11と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12との接合レンズと、物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL13とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との接合レンズと、両凹レンズL23とで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凹レンズL31で構成されている。
第4レンズ群G4は、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43との接合レンズとで構成されている。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズで構成されている。
低倍端から高倍端へと変倍する際には、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と開口絞りSと第5レンズ群G5は位置が固定され、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第4レンズ群G4は像側から物体側へ移動するようになっている。
次に、第1実施例のアフォーカルズームレンズを構成する光学部材の数値データを示す。
なお、第1実施例の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1、νd2、…は各レンズのアッべ数、F1、F2・・・は各レンズ群の焦点距離、FLは全系焦点距離、NAは開口数を表している。
なお、これらの記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値データ1
1=67.1073
1=4.15 nd1=1.497 νd1=81.54
2=-48.4555
2=2 nd2=1.71736 νd2=29.52
3=-182.742
3=0.25
4=42.6536
4=2.9 nd4=1.56907 νd4=71.3
5=∞
5=D5
6=24.9018
6=4.05 nd6=1.76182 νd6=26.52
7=-27.9083
7=1.5 nd7=1.72916 νd7=54.68
8=15.5066
8=2.0814
9=-37.4483
9=1.8 nd9=1.755 νd9=52.32
10=33.1991
10=D10
11=-23.7456
11=1.83 nd11=1.7847 νd11=26.29
12=103.6318
12=1
13=∞(開口絞り)
13=D13
14=162.471
14=2.6 nd14=1.603 νd14=65.44
15=-42.4593
15=0.2
16=47.3698
16=1.6 nd16=1.834 νd16=37.16
17=24.9751
17=3.1 nd17=1.497 νd17=81.54
18=-53.5454
18=D18
19=-55.8574
19=1.6 nd19=1.7552 νd19=27.51
20=-31.8024
20=1.5 nd20=1.741 νd20=52.64
21=746.0709
ズームデータ
低倍端 中間 高倍端
FL 54mm 360mm 864mm 変倍比:16
NA 0.03195 0.02533 0.01273
全長 95mm 95mm 95mm
射出端位置 -359.0 -238.7 -220.6
D5 0.367 20.459 24.018
D10 25.963 5.871 2.313
D13 36.010 21.627 4.948
D18 0.498 14.881 31.560
焦点距離
F1= 50.55
F2=-19.57
F3=-24.47
F4= 32.47
F5=-71.00
F1/F3=-2.07
F2/F3= 0.80
F4/F3=-1.33
F5/F3= 2.90
F23L=-6.91
F23H=-10.49
F23L/F23H=1.52
|F1/F23L|=7.32
D3L/D0=0.47
(RG3/F3)・Z=15.53
ng3=1.7847
図3は本発明の第2実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。図4は第2実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。
第2実施例のアフォーカルズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、開口絞りSと、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5とで構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凸レンズL11と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12との接合レンズと、物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL13とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との接合レンズと、両凹レンズL23とで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凹レンズL31で構成されている。
第4レンズ群G4は、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43との接合レンズとで構成されている。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズで構成されている。
低倍端から高倍端へと変倍する際には、第1レンズ群G1と第5レンズ群G5は位置が固定され、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第3レンズ群G3は開口絞りSとともに像側から物体側へ移動し、第4レンズ群G4は像側から物体側へ移動するようになっている。第3レンズ群G3が変倍時に移動することで、射出瞳位置の変動を抑える光学系を実現している。
次に、第2実施例のアフォーカルズームレンズを構成する光学部材の数値データを示す。
数値データ2
1=78.1429
1=3.986 nd1=1.497 νd1=81.54
2=-50.641
2=2 nd2=1.71736 νd2=29.52
3=-177.066
3=0.25
4=45.3027
4=2.5638 nd4=1.56907 νd4=71.3
5=∞
5=D5
6=46.1166
6=2.7744 nd6=1.7847 νd6=26.29
7=-23.4179
7=1.5103 nd7=1.741 νd7=52.64
8=21.0177
8=1.8346
9=-31.1044
9=1.8 nd9=1.755 νd9=52.32
10=43.9016
10=D10
11=-23.4911
11=1.8 nd11=1.7725 νd11=49.6
12=2180.678
12=2.0345
13=∞(開口絞り)
13=D13
14=224.1202
14=2.1284 nd14=1.56907 νd14=71.3
15=-35.8633
15=0.2
16=44.0038
16=1.5835 nd16=1.834 νd16=37.16
17=22.9718
17=3.4756 nd17=1.497 νd17=81.54
18=-48.68
18=D18
19=-78.5752
19=1.6 nd19=1.76182 νd19=26.52
20=-46.7222
20=1.6 nd20=1.72916 νd20=54.68
21=2058.414
ズームデータ
低倍端 中間 高倍端
FL 54mm 360mm 648mm 変倍比:12
NA 0.032 0.025 0.01852
全長 85.5mm 85.5mm 85.5mm
射出端位置 -231.4 -223.0 -216.9
D5 0.400 26.062 29.523
D10 36.291 4.934 0.999
D13 17.386 11.982 3.570
D18 0.282 11.380 20.267
焦点距離
F1= 54.48
F2=-17.72
F3=-30.07
F4= 30.92
F5=-106.95
F1/F3=-1.81
F2/F3= 0.59
F4/F3=-1.03
F5/F3= 3.56
F23L=-6.30
F23H=-10.82
F23L/F23H=1.72
|F1/F23L|=8.64
D3L/D0=0.62
(RG3/F3)・Z=9.37
ng3=1.7725
図5は本発明の第3実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。図6は第3実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。
第3実施例のアフォーカルズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、開口絞りSと、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5とで構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凸レンズL11と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12との接合レンズと、物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL13とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との接合レンズと、両凹レンズL23とで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凹レンズL31で構成されている。
第4レンズ群G4は、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43との接合レンズとで構成されている。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズで構成されている。
低倍端から高倍端へと変倍する際には、第1レンズ群G1と開口絞りSと第5レンズ群G5は位置が固定され、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第3レンズ群G3は第2レンズ群G2との間隔が一旦狭まった後に少し広がるように像側から物体側へ移動し、第4レンズ群G4は像側から物体側へ移動するようになっている。第3レンズ群G3が変倍時に移動することで、射出瞳位置の変動を抑える光学系を実現している。
次に、第3実施例のアフォーカルズームレンズを構成する光学部材の数値データを示す。
数値データ3
1=80.2951
1=3.7959 nd1=1.497 νd1=81.54
2=-55.7625
2=2.6 nd2=1.72825 νd2=28.46
3=-185.593
3=0.25
4=55.2449
4=2.5513 nd4=1.56907 νd4=71.3
5=∞
5=D5
6=34.9024
6=3.2865 nd6=1.7847 νd6=26.29
7=-26.0188
7=1.4898 nd7=1.741 νd7=52.64
8=21.4048
8=1.7059
9=-37.9087
9=1.7856 nd9=1.741 νd9=52.64
10=24.7416
10=D10
11=-24.9718
11=1.8 nd11=1.741 νd11=52.64
12=631.4463
12=D12
13=∞(開口絞り)
13=D13
14=78.5147
14=2.6378 nd14=1.56907 νd14=71.3
15=-44.4687
15=0.2
16=32.7895
16=1.65 nd16=1.834 νd16=37.16
17=18.486
17=4.0922 nd17=1.497 νd17=81.54
18=-42.954
18=D18
19=-44.0524
19=1.8628 nd19=1.7552 νd19=27.51
20=-24.3713
20=1.6 nd20=1.741 νd20=52.64
21=89.3433
ズームデータ
低倍端 中間 高倍端
FL 45mm 360mm 1250mm 変倍比:27.8
NA 0.032 0.025 0.00096
全長 100mm 100mm 100mm
射出端位置 -237.1 -233.5 -211.0
D5 0.392 33.819 36.692
D10 26.206 2.041 4.789
D12 15.901 6.638 1.018
D13 25.007 23.710 0.925
D18 1.187 2.484 25.269
焦点距離
F1= 62.31
F2=-17.75
F3=-32.38
F4= 26.49
F5=-39.8076
F1/F3=-1.92
F2/F3= 0.55
F4/F3=-0.82
F5/F3= 1.23
F23L=-7.56
F23H=-10.53
F23L/F23H=1.39
|F1/F23L|=8.24
D3L/D0=0.44
(RG3/F3)・Z=21.44
ng3=1.741
図7は本発明の第4実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。図8は第4実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。
第4実施例のアフォーカルズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、開口絞りSと、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5とで構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凸レンズL11と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12との接合レンズと、物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL13とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との接合レンズと、両凹レンズL23とで構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側が凹面で像側が平面の平凹レンズL31’で構成されている。
第4レンズ群G4は、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43との接合レンズとで構成されている。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズで構成されている。
低倍端から高倍端へと変倍する際には、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と開口絞りSと第5レンズ群G5は位置が固定され、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第4レンズ群G4は像側から物体側へ移動するようになっている。第3レンズ群G3が変倍時に移動することで、射出瞳位置の変動を抑える光学系を実現している。
次に、第4実施例のアフォーカルズームレンズを構成する光学部材の数値データを示す。
数値データ4
1=51.4154
1=4.0083 nd1=1.43875 νd1=94.93
2=-46.1254
2=2 nd2=1.68893 νd2=31.07
3=-139.727
3=0.25
4=52.2809
4=2.1703 nd4=1.603 νd4=65.44
5=∞
5=D5
6=63.3929
6=3.5049 nd6=1.7847 νd6=26.29
7=-19.3362
7=1.5103 nd7=1.741 νd7=52.64
8=16.1879
8=1.3419
9=-18.7999
9=1.8 nd9=1.755 νd9=52.32
10=95.7422
10=D10
11=-213.202
11=1.8 nd11=1.834 νd11=37.16
12=∞
12=1
13=∞(開口絞り)
13=D13
14=277.7207
14=1.8148 nd14=1.56907 νd14=71.3
15=-60.8805
15=0.2
16=71.4519
16=0.968 nd16=1.834 νd16=37.16
17=38.4312
17=2.686 nd17=1.43875 νd17=94.93
18=-65.9166
18=D18
19=-123.656
19=1.5 nd19=1.76182 νd19=26.52
20=-73.6322
20=1.4 nd20=1.741 νd20=52.64
21=2395.896
ズームデータ
低倍端 中間 高倍端
FL 54mm 360mm 864mm 変倍比:16.0
NA 0.03 0.025 0.01273
全長 97mm 97mm 97mm
射出端位置 -259.6 -253.9 -228.1
D5 0.368 27.168 29.776
D10 29.982 3.182 0.574
D13 29.478 27.569 -0.255
D18 9.218 11.126 38.951
焦点距離
F1= 52.02
F2=-12.78
F3=-255.64
F4= 51.91
F5=-161.579
F1/F3=-0.20
F2/F3= 0.05
F4/F3=-0.20
F5/F3= 0.63
F23L=-10.92
F23H=-12.10
F23L/F23H=1.11
|F1/F23L|=4.77
D3L/D0=0.48
(RG3/F3)・Z=13.34
ng3=1.834
図9は本発明の第5実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。図10は第5実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。
第5実施例のアフォーカルズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3、開口絞りSと、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5とで構成されている。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凸レンズL11と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL12との接合レンズと、物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズL13とで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズL21と両凹レンズL22との接合レンズと、両凹レンズL23とで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凹レンズL31と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL32とで構成されている。
第4レンズ群G4は、両凸レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42と両凸レンズL43との接合レンズとで構成されている。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52’との接合レンズで構成されている。
低倍端から高倍端へと変倍する際には、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と開口絞りSと第5レンズ群G5は位置が固定され、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第4レンズ群G4は像側から物体側へ移動するようになっている。
次に、第5実施例のアフォーカルズームレンズを構成する光学部材の数値データを示す。
数値データ5
1=62.9444
1=3.7346 nd1=1.43875 νd1=94.93
2=-46.3547
2=1.8217 nd2=1.68893 νd2=31.07
3=-180.974
3=0.25
4=33.7155
4=2.8449 nd4=1.56907 νd4=71.3
5=∞
5=D5
6=52.1293
6=3.2408 nd6=1.7847 νd6=26.29
7=-29.0932
7=1.3025 nd7=1.741 νd7=52.64
8=19.2144
8=2.1443
9=-60.3387
9=1.8 nd9=1.755 νd9=52.32
10=556.9835
10=D10
11=-15.2124
11=1.4 nd11=1.788 νd11=47.37
12=22.7388
12=1.4606 nd12=1.68893 νd12=31.07
13=130.3733
13=3
14=∞(開口絞り)
14=D14
15=107.7266
15=2.2666 nd15=1.56907 νd15=71.3
16=-36.2893
16=0.2
17=40.7491
17=1.6709 nd17=1.834 νd17=37.16
18=23.1439
18=2.7546 nd18=1.43875 νd18=94.93
19=-97.7421
19=D19
20=-55.2552
20=1.6731 nd20=1.68893 νd20=31.07
21=-28.8866
21=1.3157 nd21=1.741 νd21=52.64
22=-579.261
ズームデータ
低倍端 中間 高倍端
FL 54mm 360mm 864mm 変倍比:16.0
NA 0.032 0.025 0.01273
全長 98mm 98mm 98mm
射出端位置 -422.8 -239.5 -222.9
D5 0.404 19.610 23.433
D10 23.819 4.614 0.791
D14 40.413 22.512 4.303
D19 0.483 18.385 36.593
焦点距離
F1= 45.62
F2=-28.99
F3=-16.11
F4= 34.62
F5=-77.0173
F1/F3=-2.83
F2/F3= 1.80
F4/F3=-2.15
F5/F3=10.03
F23L=-6.65
F23H=-9.89
F23L/F23H=1.49
|F1/F23L|=6.86
D3L/D0=0.42
(RG3/F3)・Z=15.11
ng3=1.788
次に各実施例における所定データの一覧を表1に示す。
図11は上記各実施例のアフォーカルズームレンズに組み合わせる結像レンズの一構成例を示す光軸に沿う断面図である。
本構成例の結像レンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズLk1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズLk2と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズLk3との接合レンズとで構成されている。
上記各実施例のアフォーカルレンズに組み合わせる場合には、結像レンズの像側にプリズム光学系(図示省略)を配置して結像レンズ光学系として組み合わせる。
次に、図11の結像レンズ光学系を構成する光学部材の数値データを示す。なお、この数値データには、結像レンズの像側に配置したプリズム光学系のデータを含んでいる。
数値データ6
FL 211.675mm
1=37.966
1=3 nd1=1.51742 νd1=52.43
2=134.562
2=2.08
3=31.192
3=3.5 nd3=1.48749 νd3=70.23
4=340.249
4=2 nd4=1.58267 νd4=46.42
5=24.76
5=22
6=∞
6=100 nd6=1.51633 νd6=64.14
7=∞
7=0
8=∞
8=65 nd8=1.56883 νd8=56.36
9=∞
9=53.2061
10=∞(像面)
10=0
このように、本発明のアフォーカルズームレンズは特許請求の範囲に記載された発明の他に次に示すような特徴を備えている。
(1)前記第2レンズ群と前記第4レンズ群との間に、開口絞りを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
本発明の第1実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。 第1実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。 本発明の第2実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。 第2実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。 本発明の第3実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。 第3実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。 本発明の第4実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。 第4実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。 本発明の第5実施例にかかるアフォーカルズームレンズの光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を示している。 第5実施例にかかるアフォーカルズームレンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図であり、(a)は低倍端、(b)は中間、(c)は高倍端での状態を夫々示している。 上記各実施例のアフォーカルズームレンズに組み合わせる結像レンズの一構成例を示す光軸に沿う断面図である。 上記各実施例のアフォーカルズームレンズと図11の結像レンズを備えた実体顕微鏡光学系の全体構成を示す概念図である。
符号の説明
1 標本
2 対物レンズ
3 アフォーカルズームレンズ
4 結像レンズ光学系
5 接眼レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L11,L21,L41,L43 両凸レンズ
L12,L52’ 物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ
L13 物体側が凸面で像側が平面の平凸レンズ
L22,L23,L31,L52 両凹レンズ
L31’ 物体側が凹面で像側が平面の平凹レンズ
L42 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
L51 物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ
Lk1,Lk2 物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ
Lk3 物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
S 開口絞り

Claims (7)

  1. 物体側から順に、正、負、負、正、負の屈折力を有する5つのレンズ群からなる顕微鏡用アフォーカルズームレンズであって、
    低倍端から高倍端への変倍の際に、第1レンズ群と第5レンズ群が固定され、第2レンズ群が像側へ、第4レンズ群が物体側へ移動することを特徴とする顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
  2. 第2レンズ群の焦点距離をF2、第3レンズ群の焦点距離をF3としたとき、次の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
    0≦F2/F3≦2.5 …(1)
  3. 前記第3レンズ群が、物体側に凹面を向けた少なくとも1つの負レンズで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
  4. 低倍端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離をF23L、高倍端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離をF23Hとしたとき、次の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1又は3に記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
    1≦F23L/F23H≦3 …(2)
  5. 第1レンズ群の焦点距離をF1、低倍端における第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離をF23Lとしたとき、次の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1又は4に記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
    3≦|F1/F23L|≦15 …(3)
  6. 低倍端での第1レンズ群の物体側レンズ面から第3レンズ群の物体側レンズ面までの間隔をD3L、アフォーカルズームレンズの全長をD0としたとき、次の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1又は5に記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
    0.3≦D3L/D0≦0.7 …(4)
  7. 前記第3レンズ群の焦点距離をF3、前記負レンズの物体側に凹面を向けた曲率半径をRG3、前記負レンズの屈折率をng3、変倍比をZとしたとき、次の条件式(5)及び(6)を満足することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の顕微鏡用アフォーカルズームレンズ。
    7≦RG3/F3・Z≦30 …(5)
    1.65≦ng3 …(6)
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