JP2005090949A - 特にガラス物品処理用のオーブンおよびガラス物品の熱処理方法 - Google Patents
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- F27D7/04—Circulating atmospheres by mechanical means
Abstract
【課題】改良型オーブン、特にPDPの大量生産用のトンネル・オーブンを提供する。
【解決手段】加熱された流体を再循環させる手段を含む、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される熱処理装置を提供する。本装置は、少なくとも第1、第2領域を備えた加熱チャンバと、吸入チャンバと排出ダクトを備えたポンプとを含んでおり、ダクトと吸入チャンバが加熱チャンバと流体連通しており、ポンプの上流または下流に配置された流体加熱器と、排出ダクトを通ってポンプから離れる加熱流体を加熱チャンバの選択された領域へと誘導する、または加熱流体を加熱チャンバの選択された領域から吸入チャンバを通じてポンプに進入させる第1ダイバータ手段とを含む。本発明は、さらに、加熱された流体を加熱チャンバ内に再循環させる手段を含む熱処理装置を使用して、PDP又はガラス製品を熱処理する方法であって、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される方法を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】加熱された流体を再循環させる手段を含む、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される熱処理装置を提供する。本装置は、少なくとも第1、第2領域を備えた加熱チャンバと、吸入チャンバと排出ダクトを備えたポンプとを含んでおり、ダクトと吸入チャンバが加熱チャンバと流体連通しており、ポンプの上流または下流に配置された流体加熱器と、排出ダクトを通ってポンプから離れる加熱流体を加熱チャンバの選択された領域へと誘導する、または加熱流体を加熱チャンバの選択された領域から吸入チャンバを通じてポンプに進入させる第1ダイバータ手段とを含む。本発明は、さらに、加熱された流体を加熱チャンバ内に再循環させる手段を含む熱処理装置を使用して、PDP又はガラス製品を熱処理する方法であって、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される方法を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、熱処理装置に関し、詳細には、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)もしくはガラス製品全般の連続処理用のトンネル型オーブンなど、板ガラス物品処理用のオーブンに関する。本発明は、また、ガラス製品、特にPDPの熱処理方法に関する。
ガラス物品の熱処理用のオーブンは公知である。そのような公知のオーブンは、処理すべきガラス物品がその中に配置されるチャンバと、ガラス物品に空気を吹き付けるように構成された空気循環システムとを含む。ある特定の形態のオーブンでは、処理される物品の選択された部分へ空気を誘導するために、バッフルがいくつか設けられている。そのような公知のオーブンでは、チャンバ内に吹き込まれた空気すべてを抜き出すために、多くの場合チャンバの底部に空気排出口が配置されている。公知のオーブンは温度分布が一様でないという問題を抱えている。プラズマ・ディスプレイ・パネルの加熱と冷却時には、製品の温度均一性をできる限り一様にすることが重要である。
国際出願WO03/106358号
本発明の目的は、改良型オーブン、特にPDPの大量生産用のトンネル・オーブンを提供することである。
本発明の一態様によれば、加熱された流体を再循環させる手段を含む、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される熱処理装置が提供される。本熱処理装置は、少なくとも第1領域と第2領域を備えた加熱チャンバと、吸入チャンバおよび排出ダクトを備えたポンプとを含んでおり、ダクトと吸入チャンバが加熱チャンバと流体連通しており、本熱処理装置はさらに、ポンプの上流または下流に配置された流体加熱器と、排出ダクトを通ってポンプから離れる加熱流体を加熱チャンバの選択された領域へと誘導する、または加熱流体を加熱チャンバの選択された領域から吸入チャンバを通じてポンプに進入させる第1ダイバータ(diverter)手段とを含む。
本発明の他の態様によれば、加熱された流体を加熱チャンバ内に再循環させる手段を含む熱処理装置を使用して、プラズマ・ディスプレイ・パネルもしくはガラス製品を熱処理する方法であって、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される方法が提供される。
ガラス物品、例えばPDPの熱処理用のオーブンは、PDPがその中を輸送されるトンネル構造を含むことが好ましい。この輸送は、連続的な輸送か断続的な(スタート・ストップ)輸送のいずれでもよい。トンネル・オーブンは、温度制御システムによって調整される、加熱および/または冷却システムをそれぞれ備えたいくつかのオーブン区域を含むことが好ましい。PDPは、モータ駆動式のファン・インペラによって各オーブン区域内を循環されるプロセス空気によって、加熱/冷却される。プロセス空気は、熱処理されている物品を流れていくが、加熱すべき主要表面に概ね平行な方向で流れていくことが好ましい。本発明は、製品室内部の循環空気の方向をある時間間隔で変更して、PDPのより高い温度均一性を達成するという原理を含んでいる。
PDPを、オーブン内でキャリア上に支持することが好ましい。空気流システムと組み合わせたPDPの位置は、いくつかの方法で配置することができる。
水平に(数層に)重ね合わせる。プロセス空気流は、右側の空気チャネルから左側のチャネルへと流れて、反転させられる。
輸送方向に対して縦方向に垂直に配置する。プロセス空気流は、右側の空気チャネルから左側のチャネルへと流れて、反転させられる。
輸送方向に対して縦方向に垂直に配置する。プロセス空気流は、上側の空気チャネルから下側のチャネルへと流れて、反転させられる。
ある角度に傾けて配置する。プロセス空気流は、右側の空気チャネルから左側のチャネルへと流れて、反転させられる。
水平に(数層に)重ね合わせる。プロセス空気流は、右側の空気チャネルから左側のチャネルへと流れて、反転させられる。
輸送方向に対して縦方向に垂直に配置する。プロセス空気流は、右側の空気チャネルから左側のチャネルへと流れて、反転させられる。
輸送方向に対して縦方向に垂直に配置する。プロセス空気流は、上側の空気チャネルから下側のチャネルへと流れて、反転させられる。
ある角度に傾けて配置する。プロセス空気流は、右側の空気チャネルから左側のチャネルへと流れて、反転させられる。
加熱サイクル中、プロセス空気の温度はPDPの温度よりも高い。この温度差によって、プロセス空気が熱的な対流エネルギーをPDPへと移動させる。このエネルギー移動によって、PDPの温度が増加し、プロセス空気の温度が減少する。製品室では、上流のプロセス空気は、下流のプロセス空気よりも高温である。この現象も、特定のPDP上に温度差をもたらすことになる。プロセス空気の供給側に近いPDP縁部は、プロセス空気の排気側に近い縁部よりも高温である。本発明は、製品室の空気流の方向を特定の間隔をおいて反転させることで、加熱と冷却サイクル中のPDPの温度を均一にするという原理を含んでいる。
本発明が効果的かつ均一な加熱/冷却に寄与する典型的なプロセスは次の通りである。
PDPの前面板と背面板のフリット・シーリング
PDPの排気とガス充填
PDPのフリット・シーリング、排気、ガス充填の組合せ
板ガラス・パネル全般の加熱と冷却
PDPの前面板と背面板のフリット・シーリング
PDPの排気とガス充填
PDPのフリット・シーリング、排気、ガス充填の組合せ
板ガラス・パネル全般の加熱と冷却
本発明の装置と方法は、熱処理プロセスについて、より高い歩留まりおよび/またはより短いプロセス時間に寄与する。
空気の方向の反転は、いくつかのシステムによって達成することができる。ここで、本発明の一実施形態について、添付の略図に即してより詳細に説明する。
国際出願WO03/106358号は、直列に配置されたいくつかのオーブン・モジュールと、PDPがオーブン内を移動するときに個々のPDPをその上で支持する真空カートとを含む、ガラス物品処理用のA1オーブンについて記載している。この基本的な配置は、本発明に適している。ただし、本発明では、装置内の加熱流体の流れが異なっており、したがって図1、図2は、加熱すべき物品に対する加熱流体の流れの方向を左から右(図1)または右から左(図2)にすることができることを示している。図1〜図6は、どのようにして流れの方向を周期的に反転できるかを概略的に示している。
図1は、本発明の一実施形態によるオーブン10の側断面を示す。オーブン10は、外殻構造12を含んでおり、この外殻構造12は、連続的な床区域14(図を参照)を備えるか、または真空カートの支持アームなどを収容するための中央の長手方向開口部を備えている。オーブン10は、加熱チャンバ16、第1フロー・チャネル18、第2フロー・チャネル20、ファン・アセンブリ22をさらに含む。ファン・アセンブリ22は、排出チャンバ/ダクト26と吸入チャンバ28とを備えた電動ファン24を含んでおり、当該ファンが、加熱流体を装置内に循環させるのに必要な圧力差を生み出す。排出チャンバ26は、第1フロー・ダイバータ30と第2フロー・ダイバータ32を有しており、これら第1/第2フロー・ダイバータを作動させて、ファン22の排出口からそれぞれ第1フロー・チャネル18へまたは第2フロー・チャネル20へと流れの方向を変更することができる。同様に、吸入チャンバ28は、第3フロー・ダイバータ34と第4フロー・ダイバータ36を有しており、これら第3/第4フロー・ダイバータを作動させて、循環流体をそれぞれ第1フロー・チャネル18または第2フロー・チャネル20からファンへと引き込むことができる。フロー・ダイバータは、シャフトの周りの回転動作によって作動させることができる。さらに、第1、第3フロー・ダイバータは共通のシャフト38を有し、第2、第4フロー・ダイバータは別の共通のシャフト40を有している。共通でなくても差し支えない。
したがって、シャフト38、40が第1位置にあるときには、加熱流体がPDPの上を左から右に流れ(図1参照)、第2フロー・チャネル20を上昇し、(開いた)ダイバータ36を通り、吸入チャンバ28を介してファン24に達し、その後ファン24から出て、排出ダクト/チャンバ26を介して(開いた)ダイバータ30を通り、第1フロー・チャネル18を下降する。シャフト38、40がこの第1位置にあるときには、ダイバータ32、34は閉位置にある。
シャフト38、40が第2位置にあるときには、加熱流体がPDPの上を右から左に流れ(図2参照)、第1フロー・チャネル18を上昇し、(開いた)ダイバータ34を通り、吸入チャンバ28を介してファン24に達し、その後ファン24から出て、排出ダクト/チャンバ26を介して(開いた)ダイバータ32を通り、第2フロー・チャネル20を下降する。シャフト38、40がこの第2位置にあるときには、ダイバータ30、36は閉位置にある。
したがって、シャフト38、40を作動させることによって、PDPの上の加熱流体の流れ方向を反転させることができる。循環流体は、その再循環流路内のいくつかの地点で直接的または間接的に加熱することができる。そのような加熱は、吸入チャンバ28内で実施されることが好ましいが、ファン排出口の下流など、他の場所で実施することもできる。後者は、ファンが耐えることのできる最大温度付近もしくはそれよりも高い温度まで流体が加熱される場合に、好ましいことがある。
第1フロー・チャネル18と第2フロー・チャネル20は、それぞれ、再循環加熱流体の流れをPDPの平らな面Pに平行な方向に誘導する働きをする、複数の細長い開口部50、52を有することが好ましい。
図3〜図6は、前述した流れ方向の反転を達成するのに使用できる、ダクト構造およびフロー・ダイバータの配置の一例を示す。
図3、図4は、それぞれ図1、図2に示したファン・アセンブリ22の断面A−AとC−Cである。図3は、ファン・アセンブリ22内で中央に位置決めされたファン24を示す。2つの排出ポート26は、ファン24から出てくる流体をフロー・ダイバータ30、32へと誘導し、そこ(図3に示した位置)から、第1フロー・チャネル18に達して下降する。フロー・ダイバータ30、32が90°の角度を回転するように、これらダイバータを作動させると(図2参照)、ダクト26を介してファン24から出てくる加熱流体が、第2フロー・チャネル20の上部へと誘導されて、そのチャネルを下降する。
図5、図6は、それぞれ図1、図2のファン・アセンブリ22の断面B−BとD−Dを示す。フロー・ダイバータ34、36が図5に示した位置にあるときには、加熱流体は、第2フロー・チャネル20の上部から出て、直接に、または中間のチャネル58を介して、内側のチャンバ28に進入することができる。ダイバータを90°の角度で回転させることによってこれらダイバータを作動させると(図6参照)、第1フロー・チャネル18の上部を離れる加熱流体が、直接に、または中間のチャネル60を介して、吸入チャンバ28に進入する。
したがって、使用時には、ダイバータ弁が図3と図5に示した位置、または図4と図6に示した位置にある。
ダイバータ弁30、32、34、36は、様々な形態にすることができる。したがって、ダイバータ弁は、図5、図6に示したような回転ゲートにすることができ、または図3、図4に示した湾曲部材にすることができる。あるいは、回転するダイバータ・アセンブリを、同等の弁機構の他の何らかの形態、例えば部材の軸方向運動によって作動される2方弁に置き換えることもできる。シャフト38、40は、例えば空気圧式の作動装置を用いて、事前に設定された時間間隔で自動的に作動させることができる。
図3〜図6は、2つのファン排出ダクトが使用される配置を示しているが、他の配置も可能であり、例えば、ダクトを1つだけ、または2つより多く設けることもできる。同様に、第1フロー・チャネルまたは第2フロー・チャネルから吸入チャンバ28へと達する2つの流路が設けられた配置は、単一のフロー・チャネルまたは2つより多くのフロー・チャネルを備えた配置に置き換えることができる。
本発明は、ガラス物品の熱処理に特に適しているが、このタイプのオーブンとの使用だけに限定されない。本発明は、物品の均一な加熱を達成することが望ましい任意のオーブン炉などに使用することができる。当該装置は、多くの場合、周囲圧力付近で動作するが、これは必ずしも必須ではなく、適切に囲いをしたオーブンを用いて、当該装置および当該装置の使用方法を大気圧より高いまたは低い圧力で適用することができる。
当該装置および当該方法の有効性は、適切な時間後に加熱流体の流れ方向を反転させることに依存している。PDPの熱処理では、出現時間が10〜300秒を超えないように流れ方向を変更すべきであり、40〜80秒を超えない時間が好ましいことがわかっている。PDPの熱処理では、オーブンの温度が20〜600℃の範囲内にあることが好ましく、30〜500℃がより好ましい。
10 オーブン、12 外殻構造、16 加熱チャンバ、18 第1フロー・チャネル、20 第2フロー・チャネル、22 ファン・アセンブリ、24 電動ファン、26 排出チャンバ、排出ダクト、排出ポート、28 吸入チャンバ、30 第1フロー・ダイバータ、32 第2フロー・ダイバータ、34 第3フロー・ダイバータ、36 第4フロー・ダイバータ、38 シャフト、40 シャフト、50 開口部、52 開口部
Claims (15)
- 加熱された流体を再循環させる手段を含み、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更される熱処理装置であって、少なくとも第1領域と第2領域を備えた加熱チャンバと、吸入チャンバと排出ダクトを備えたポンプとを含んでおり、前記ダクトと前記吸入チャンバが前記加熱チャンバと流体連通しており、前記熱処理装置がさらに、前記ポンプの上流または下流に配置された流体加熱器と、前記排出ダクトを通って前記ポンプから離れる加熱流体を前記加熱チャンバの選択された領域へと誘導する、または加熱流体を前記加熱チャンバの選択された領域から前記吸入チャンバを通じて前記ポンプに進入させる第1ダイバータ手段とを含む熱処理装置。
- 第2ダイバータ手段を含んでおり、前記第2ダイバータ手段が前記第1ダイバータ手段と協働して、使用時にポンプを介して加熱流体の流れを第1領域から第2領域に、または第2領域から第1領域に誘導できる働きをする請求項1に記載の装置。
- 複数の排出ダクトを備えたポンプを含み、前記第1ダイバータ手段が、それらの排出ダクトを通じて流体を一度に前記加熱チャンバの選択された領域へと誘導する請求項1または2のいずれか一項に記載の装置。
- 前記ダイバータ手段が、前記吸入チャンバに流体が進入する地点もしくはその付近、または前記排出ダクトから流体が出てくる地点もしくはその付近に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
- 前記ダイバータ手段が、平らなゲートまたは湾曲したゲートを含む請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記ゲートが回転可能に取り付けられ、第1位置から第2位置へと回転すると、流れの方向が前記加熱チャンバの第1領域から第2領域へと変更される請求項5に記載の装置。
- 前記フロー・ダイバータが2方弁を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
- プラズマ・ディスプレイ・パネルの熱処理用のオーブンを含む請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
- 加熱された流体を加熱チャンバ内に再循環させる手段を含む熱処理装置を使用して、プラズマ・ディスプレイ・パネルもしくはガラス製品を熱処理する方法であって、加熱された流体の流れ方向が熱処理中に周期的に変更されることを特徴とする方法。
- 前記流体が空気である請求項9に記載の方法。
- 前記空気がファンによって循環される請求項10に記載の方法。
- 前記空気がファンに進入する前または進入した後で加熱される請求項11に記載の方法。
- 前記流れ方向が、前記再循環流体の流路内に配置されたフロー・ダイバータまたは弁を使用して変更される請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フロー・ダイバータまたは弁が、前記流体を循環させるのに使用されるファンの(1つまたは複数の)出口ダクト内に配置されている請求項13に記載の方法。
- 前記フロー・ダイバータまたは弁が、前記流体を循環させるのに使用されるファンの流体進入チャンバもしくはその付近に配置されている請求項13に記載の方法。
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