JP2005090096A - 手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】形状が複雑であっても安価で寸法精度の良い加工成形が可能な合成樹脂を使用して成形加工した手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供するもので、該エンドキャップは構成部材の端部に圧入するだけで強固に構成部材の端部に固着できるので、ビスによる螺着作業工程を不要とし、且つ大きなカバー部分やビス頭が外部意匠として生じない美しいエンドキャップを提供する。
【解決手段】角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップにおいて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面を設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、該V字型リブは少なくとも一個以上設けられる。
【選択図】図6

Description

本発明は主として、アルミ押出形材からなる構成部材を組み合わせて製作するバルコニー手摺、廊下手摺、面格子、目隠しルーバーの各構成部材、即ち、笠木、横桟、支柱、格子、ルーバー等の構成部材用エンドキャップに関するものである。
尚、エンドキャップ以外にも広く、例えば継手ジョイント類などにも適用されうることは勿論である。
一般に、笠木、横桟、支柱、格子、ルーバー等の構成部材は、それぞれ角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ等及びそれらの組み合わせなどからなる形状を有しており、これらに専用の構成部材をアルミ押出成型機により押出成型した長尺材から切断して適宜長さの構成部材を作り出している。
図32乃至図40は上記構成部材のアルミ押出形材断面形状例を示しており、図32はカマボコ型といわれる手摺用笠木、図33は手摺用楕円型笠木、図34は手摺用丸型笠木である。
手摺用笠木は、その底辺部に支柱やパネルを接合するための平部50を有しているものが一般的形状で、上記手摺用笠木はバルコニー手摺、廊下手摺、トップレール等に用いられるため、該手摺用笠木の端部やコーナー部分で図30乃至図32に示す断面形状を露わにしてしまうので、該端部には、所謂端部仕舞としてエンドキャップが用いられている。
図35は面格子の立子やルーバーの構成部材、図36は同様に面格子の立子やルーバー、手摺の横桟用構成部材等に使用され、図35や図36の構成部材は本体51とカバー材52とに分割して製作されており、本体51を取付ビス53にて支柱や支持部材に螺設され、該取付ビス53の頭を隠すためにカバー材52がそれぞれ本体51に後付けにて嵌着される構成となっている。
而して、図35や図36に示す構成部材は、一定間隔を有して連続して取り付けられる立子や横桟、並びにルーバーを形成する構成部材で、立子に於いては各部材の上端部及び下端部には必ずエンドキャプが必要であり、ルーバーに於いても両端部には必ずエンドキャップが必要となる。
図37はアルミ押出形材からなる平角パイプの断面、図38は角パイプの断面、図39は丸パイプの断面、図40は楕円パイプの断面を示し、図37平角パイプや図38の角パイプは、竪格子構成部材や横桟等に使用されることが多い。
図39の丸パイプ、並びに図40の楕円パイプはそれぞれの形状を外周面で支持可能なブラケットを介して支柱等にに装着され、手摺用笠木構成部材として主に使用され、該構成部材の端部には断面形状部を覆うエンドキャプ端部が用いられる。
斯くして、図32乃至図40に示した断面形状を有する構成部材は、手摺、面格子、目隠しルーバー等に組み立てると、該端部や終了部にて構成部材の切断面が露わになる納まり結果が生じることがあり、該断面形状部は美しく構成し、また、人の手等に損傷を与えないように合成樹脂やアルミダイキャスト、またはアルミ板材等で製作されたエンドキャップにて覆うこととなる。
図41乃至図43は、従来のエンドキャップ形状例を示すもので、図41は前記カマボコ型笠木54のエンドキャップ55を示している。該エンドキャップ55は笠木54の端部を覆うカバー部分56と蓋部57とからなり、前記カバー部分56が笠木54端部に嵌着され、ビス58a、58bにて固着するものであるが、ビス58a、58bとカバー部分56が外観上に現れてしまうのでデザイン的に美しいものといえない。
また、ビス58a、58bは経年と共に緩んできたり、外れてしまうことが多くあり、これらの欠点を解消する方法が模索されている。
図42は、手摺の丸立子等に用いられる比較的径の小さな構成部材用エンドキャップ59を示し、60は構成部材となる立子、61a、62bは、押出形材として成形する際に予め設けてあるビス受け部である。図42は、単なる蓋形状のキャップ59にビス孔62a、62bを穿設してビス63a、63bにて、前記立子60のビス受け部61a、62bに固着する型式のエンドキャップである。
図42のエンドキャップ59は、アルミ板材等でも簡単に作ることができ、図41の従来例に比較して、カバー部分56がないためにシンプルな構成ではあるが、ビス63a、63bのビス頭は外部側に露出してしまい、立子60の両端部に現れるために非常にうるさいデザインとなる。
而して、エンドキャップの固着用の手段として、ビスを使用しないエンドキャップ64の従来例が図43に示されている。図43は、手摺等の竪格子等に用いられる平角パイプ65であり、該平角パイプ65の端部に嵌着されるエンドキャップ64は、蓋部66と嵌合部67とから構成されている。
前記嵌合部67には、リブ状突起64a、64bが突設されており、該リブ状突起64a、64bが、エンドキャップ64を平角パイプ65内径部に圧入した場合に嵌合部67と平角内径部内でクサビの役割を果たし、エンドキャップ64が平角パイプ65の端部に嵌着される。
図43に示す従来例は、意匠上問題のあったビス止めによるエンドキャップ固着方法をビスなし工法に変換した一例である。然しながら、リブ状突起のクサビによるエンドキャップの固着は、手摺、面格子、ルーバー等多くの場合建物の外部側設備で熱膨張と収縮を繰り返す部材であり、経年と共にリブ状クサビ効果が効かなくなり、エンドキャップが構成部材から抜脱してしまうことが非常に多い。
本発明が解決しようとする課題は、形状が複雑であっても安価で寸法精度の良い成形加工が可能な合成樹脂、例えば、ABS樹脂やAES樹脂を使用して成形加工した手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供するもので、該エンドキャップは、主としてアルミ製構成部材の端部に圧入するだけで強固に構成部材の端部に固着でき、ビスによる螺着作業を軽減でき、大きなカバー部分やビス頭が外部意匠として生じない美しいエンドキャップを提供するものである。
また本発明のエンドキャップは、様々な断面形状や内径形状を有する構成部材に対応できる汎用型固着機構を有する新規なエンドキャップを提供することにある。
尚、エンドキャップ以外にも広く、例えば継手ジョイント類などにもそのまま適用しうることは勿論であるが、念のため申し述べておく。
本発明の基本は、角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブは少なくとも一個または複数個設けることを最も主要な特徴としている。
また本発明は、同じく角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設けた手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供した。
更に、本発明は、同上角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、該V字型リブの他端は前記蓋部内部側に当接した形状にて一体化されて形成され、該V字型リブを有する嵌合部が前記構成部材の端部内径部に嵌挿されした手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供した。
なお本発明のエンドキャップは、該エンドキャップの固着手段としてV字型リブを設け、該V字型リブは嵌合部に少なくとも一個または複数個設けられ、該V字型リブと嵌合部を加算した形状が構成部材の内径より大きく設定されて製作することにより、該嵌合部を前記構成部材内径部に挿着したとき前記V字型リブの二股先端部が広がり嵌合部が圧着されることも好もしい。
更には、これら角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、該V字型リブの他端は前記蓋部内部側に対して溝切りされており少なくともV字型リブ断面は蓋部内部側と切り離されて形成されていることも特徴としている。
尚、この場合に、前記V字型リブが形成されていない類似形状面の端部内径部に当接する面に、調整用突起を1個又は複数個形成し、該調整用突起が、嵌合部を構成材内径部に挿着する際必要に応じ切削されるよう構成することも好もしいと云える。
また、前記V字型リブの形状では二股先端部が広がり嵌合部が圧着される形状のみならず該二股先端部のV字型リブ内に複数のリブを形成した形状となし、該リブの形状にて嵌合部の圧着力を大きくしたことも特徴とする。
のみならず、本発明のエンドキャップは、該エンドキャップの固着手段として、V字型リブを設け、該V字型リブは嵌合部に少なくとも一個または複数個設けられ、該V字型リブと嵌合部を加算した形状が構成部材の内径より大きく設定して製作することにより、該嵌合部を前記構成部材内径部に挿着したとき前記V字型リブの二股先端部が広がり嵌合部が圧着され、更に嵌合部が構成部材内径部に圧入されるとV字型リブ先端部が構成部材の切断面切り口により切削され構成部材内径部に嵌着されることをも特徴としている。
斯くして、本発明においては、蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、該V字型リブにより前記構成部材と嵌合部を圧接して蓋部を構成部材端部に固着するもである。
本発明のエンドキャップは、構成部材の端部に圧入するだけで強固に構成部材の端部に固着でき、ビスによる螺着作業を軽減でき、大きなカバー部分やビス頭が外部意匠として生じない美しい手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供することができた。
また本発明のエンドキャップは、様々な断面形状や内径形状を有する構成部材にも対応できる固着機構を有する新規なエンドキャップを提供することができた。
尚、本発明の構成は、エンドキャップの他、例えば継手ジョイント類などにもそのまま適用されうるので、その用途は広く極めて有用であったことも、念のため附言しておく。
本発明の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップは、構成部材の端部に圧入するだけで強固に構成部材の端部に固着できるという目的を実現でき、且つ、本発明の構成は様々な断面形状を有する構成部材のエンドキャップ製作に対応しうる。
本発明の実施例1を図1の平面図、図2の正面図、図3の右側面図、図4の左側面図、図5の背面図、図6の納まり説明図、そして図6の部分拡大図である図7、図8(a)、(b)にて説明する。
本発明の実施例1は従来例の説明において取り上げた図23の構成部材、即ち一定間隔を有して連続して取り付けられる立子や横桟、並びにルーバーを形成する構成部材用エンドキャップである。
図1乃至図8において、1は合成樹脂一体成形のエンドキャップを示し、該エンドキャップは蓋部2と嵌合部3とからなり、該蓋部2は図6に示されたアルミ製の構成部材4の断面形状を塞ぐ蓋形状を有している。前記蓋部2の裏面5から突設された形状の嵌合部3は、嵌挿される前記構成部材4の端部内径部6に挿着可能な小異寸法の類似形状面7a、7bと、構成部材4の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙8a、8bを生じる間隙面9a、9bを設け、該嵌合部3の間隙面9a、9bに間隙面9a、9b基部より広がるV字型リブ10a、10b、10c、10d、10e突出して設け、該V字型リブ10a、10b、10c・・・は少なくとも一個または複数個設けることを最も主要な特徴としている。
即ち、V字型リブ10a、10bを間隙8a、8bより多少大きめに製作することにより嵌合部3が構成部材4の端部内径部6に挿着されたとき、前記V字型リブ10a、10bはその二股先端部の巾を広げるとともに該V字型リブ10a、10bと対向して設けられた類似形状面7bを端部内径部6に圧接する。
同様にV字型リブ10c、10d、10eはその二股先端部の巾を拡げると共に該V字型リブ10c、10d、10eと対向して設けられた類似形状面7aを構成部材4の端部内径部6に圧接する。
従って、嵌合部3と一体化されて形成されている蓋部2は、構成部材4の端部に四辺で圧接され強固に固着されている。
図7は図2の部分拡大図であり、図8(a)は図7のA−A断面図、図8(b)は図7のB−B断面図を示している。図において構成部材4の端部内径部6に嵌合部3が装着された時のV字型リブ10a、10b、10c・・・の働きを説明する。
図7及び図8(a)、(b)において、2はエンドキャップの蓋部、3は嵌合部、10a、10b、10c・・・はV字型リブ、想像線にて示す4は構成部材、同じく6は端部内径部である。
図7におけるa部分は嵌合部3先端部に形成された外径形状の小さい挿着ガイド部であり、該挿入ガイド部aは嵌合部3の先端部分からテーパー状でV字型リブ10a、10b、10c・・・の先端部まで滑らかにテーパー状が続いているか、或いは、V字型リブ自体が欠き取られテーパー状を形成して挿着ガイド部aを形成している。
図7のb部分は、V字型リブ10bが前記装着ガイド部aから連続して立ち上がり、図7及び図8の如く構成部材4の内径より多少大きく突接されているV字型リブ10bの部分である。圧入される嵌合部3のV字型リブbの部分は図8(a)の如くV字型リブ10bの二股先端部の巾Wを巾W’と広げるとともに嵌合部3を矢印方向に押圧して構成部材4の内径部に圧接される。
図7のc部分では、初めはV字型リブ10が前記b部分と同様に該二股の先端部を巾W’と拡げるがV字型リブの端部が前記蓋部2の裏面に一体化していることにより徐々に巾Wを拡げることができなくなり、該V字型リブ先端部は装着される構成部材4の内径部小口で徐々に切粉11の如く薄く削られることになる。
図8(b)はこの状態を示しており、アルミ押出形材の構成部材4の切断面は精度も良く鋭い形状を有していることから、嵌合部3の圧入により、前記V字型リブ10の二股先端部は薄く削られ、該切削部分では非常に精度の良い固着が実現する。
斯くして、本発明のエンドキャップは、嵌合部3において他端に構成部材4の断面形状を覆う蓋部2を有し、該蓋部2裏面から突設された形状の嵌合部3は嵌挿される前記構成部材4の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面7a、7bと構成部材4の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙8a、8bを生じる間隙面9a、9bを設け、該嵌合部3の間隙面9a、9bに間隙面基部より広がるV字型リブ10a、10b、10c・・・を突出して設け、また該V字型リブ10a、10b、10c・・・を少なくとも一個または複数個設け、更には該V字型リブ10a、10b、10c・・・の構成部材4への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設けたものである。
本発明のエンドキャップに於いては、該エンドキャップの固着手段としてV字型リブ10a、10b、10c・・・を設け、該V字型リブ10a、10b、10c・・・は嵌合部3に少なくとも一個または複数個設けられ、また該V字型リブ10a、10b、10c・・・と嵌合部3を加算した形状を構成部材4の内径より大きく設定して製作することにより、該嵌合部3を前記構成部材4内径部に挿着したとき前記V字型リブ10a、10b、10c・・・の二股先端部が広がり嵌合部3が強固に圧着されることとなり、抜脱することのないエンドキャップを提供することができた。
また、本発明のエンドキャップに於いて、嵌合部3は他端に構成部材4の断面形状を覆う蓋部2を有し、該蓋部2裏面から突設された形状の嵌合部3は嵌挿される前記構成部材4の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面7a、7bと構成部材4の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙8a、8bを生じる間隙面9a、9bを設け、且つ該嵌合部3の間隙面9a、9bに間隙面基部より広がるV字型リブ10a、10b、10c・・・を突出して設け、また該V字型リブ10a、10b、10c・・・を少なくとも一個または複数個設け、更には該V字型リブ10a、10b、10c・・・の構成部材4への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、その上、該V字型リブ10a、10b、10c・・・の他端は前記蓋部2内部側に当接した形状にて一体化形成され、該V字型リブ10a、10b、10c・・・を有する嵌合部3が前記構成部材4の端部内径部に嵌挿されるように構成している。
従って、本発明のエンドキャップに於いては、該エンドキャップの固着手段として、V字型リブを設け、該V字型リブは嵌合部3に少なくとも一個または複数個設けられ、また該V字型リブ10a、10b、10c・・・と嵌合部3を加算した形状が構成部材4の内径より大きくなるよう設定して製作することにより、該嵌合部3を前記構成部材4内径部に挿着したとき前記V字型リブ10a、10b、10c・・・の二股先端部が広がり嵌合部3が圧着され、更に嵌合部3他端が蓋2の内部側に当接した形状にて一体化されているため、前記嵌合部3が構成部材4内径部奥に圧入されるとV字型リブ10a、10b、10c・・・先端部が構成部材4の切断面切り口により切削され、該切削部分では非常に精度の良い固着が実現することとなる。
上述の実施例1はV字型リブ10a、10b、10c・・・が隣接二辺中の一辺に二個、他辺に三個形成されている実施例に基づき説明したが、本発明においては、構成部材の大きさ形状により、V字型リブ10a、10b、10c・・・の個数は任意に選択でき、極端な例では、V字型リブ10を一辺の間隙面9aに一個だけ設けてその他の辺乃至面には端部内径部6に圧接する面接触部だけを構成すれば、本発明の要旨は達成することができる。
本発明の実施例2を図9の平面図、図10の正面図、図11の右側面図、図12の左側面図、図13の背面図、図14の納まり説明図にて説明する。
本発明の実施例2は従来例の説明において取り上げた図31の構成部材、即ち手摺用笠木に使用される楕円型笠木を形成する構成部材用エンドキャップである。
図9乃至図14において、1はエンドキャップを示し、該エンドキャップは蓋部2と嵌合部3とからなり、該蓋部2は図14に図示された構成部材4の断面形状を塞ぐ蓋形状を有している。
前記蓋部2の裏面5から突設された小楕円形状の嵌合部3は嵌挿される前記構成部材4の端部内径部6に挿着可能なフラット形状面7と構成部材4の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙8を生じる間隙面9を設け、該嵌合部3の間隙面9に間隙面9基部より広がるV字型リブ10a、10b、10c、10d、10eを略放射状に突出して設けている。
本発明の実施例2のエンドキャップは、前記V字型リブ10a、10b、10c・・・を嵌合部3固着手段として5個設けている。該V字型リブ10a、10b、10c・・・は嵌合部3に複数個設けられ、該V字型リブ10a、10b、10c・・・と嵌合部3を加算した形状が構成部材4の内径より大きくなるよう設定して製作することにより、該嵌合部3を前記構成部材4内径部に挿着したとき前記V字型リブ10a、10b、10c・・・の二股先端部が広がり嵌合部3が圧着されることを最も主要な特徴としている。
また、実施例2のエンドキャップは、該エンドキャップの固着手段として、V字型リブを設け、該V字型リブは嵌合部3に複数個設けられ、また該V字型リブ10a、10b、10c・・・と嵌合部3を加算した形状が構成部材4の内径より大きくなるよう設定して製作することにより、該嵌合部3を前記構成部材4内径部に挿着したとき前記V字型リブ10a、10b、10c・・・の二股先端部が広がり嵌合部3が圧着され、更に嵌合部3他端が蓋部2の内部側に当接した形状にて一体化されているため、前記嵌合部3が構成部材4内径部奥に圧入されるとV字型リブ10a、10b、10c・・・先端部が構成部材4の切断面切り口により切削され、該切削部分では非常に精度の良い且つ強い固着が実現する。
而して、実施例1、または実施例2は他の実施例にも容易に応用可能なことを明瞭に示しており、その要部断面として図15乃至図23に示す如く様々な断面形状を持つ構成部材4に対応可能である。
図15乃至図23において、図15はカマボコ型笠木の構成部材用、図16は実施例2にて詳説した楕円笠木の構成部材用、図17は丸型笠木の構成部材用、に実施した例それぞれを示している。
図18乃至図20は、竪格子やルーバー等の構成部材で、その特徴は、嵌合部3の二辺にV字型リブ10a、10b、10c・・・が設けられ、それぞれ対向する2辺が該V字型リブ10a、10b、10c・・・にて圧接されている。
また図21乃至図23は、角パイプ、丸パイプ、楕円タイプ等の構成部材4で、それらは、構成部材4の略中央部に挿着される嵌合部3が放射状に複数のV字型リブ10a、10b、10c・・・を有しており、該V字型リブ10a、10b、10c・・・がそれぞれの構成部材4に挿着され一体化された蓋部2を強固にエンドキャップとして固着している構成を提供している。
本発明の実施例3を図24の平面図、図25の正面図、図26の右側面図、図27の左側面図、図28の背面図、図29の納まり説明図にて説明する。
本発明の実施例3は取付ボルトが見えないように工夫された面格子用構成材、または、パネル枠等に用いられる構成部材用のエンドキャップである。
図24乃至図29において、1はエンドキャップを示し、該エンドキャップは蓋部2と嵌合部3とからなり、該蓋部2は図29に図示された構成部材4の断面形状を塞ぐ蓋形状を有している。前記蓋部2の裏面5から突設された形状の嵌合部3は嵌挿される前記構成部材4の端部内径部6に挿着可能な小異寸法の類似形状面7a、7b、7cと構成部材4の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙8を生じる間隙面9を設け、また該嵌合部3の間隙面9に間隙面9基部より広がるV字型リブ10を突出して設け、更に該V字型リブ10は少なくとも一個または複数個設けることを最も主要な特徴としている。
斯くして、実施例3の特徴は、角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状または前記形状の組み合わせからなる構成部材4の端部切断面を塞ぐための蓋部2と嵌合部3とからなるエンドキャップ1において、該嵌合部3は他端に前記構成部材4の断面形状を覆う蓋部2を有し、該蓋部2裏面から突設された形状の嵌合部3は嵌挿される前記構成部材4の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面7a、7b、7cと構成部材4の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙8を生じる間隙面9を設け、該嵌合部3の間隙面9に間隙面基部より広がるV字型リブ10を突出して設け、該V字型リブ10を少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブ10の構成部材4への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、更に該V字型リブ10の他端は前記蓋部内部側に対して溝12が溝切りされており少なくともV字型リブ10断面は蓋部2内部側と切り離されて形成されいる手摺並びに面格子等に於ける構成部材4のエンドキャップ1を提供している。
本実施例3においては、実施例1及び2の如く嵌合部3他端が蓋2の内部側に当接した形状にて一体化されていないため、前記嵌合部3が構成部材4内径部奥に圧入されるとV字型リブ10先端部が構成部材4の切断面切り口により切削されることはなく、V字型リブ10はあくまでも嵌合部3構成部材4の端部内径部に固着するための手段として構成されている。
また、本実施例3においては、前記類似形状面7a、7b等の端部内径部に当接する面に調整用突起13a、13bを設け、該調整用突起13a、13bが、嵌合部3を構成材4内径部に挿着する際に必要に応じ切削され、その結果として実施例1及び2と同様強い固着効果が生じるように構成されている。
本発明の実施例4を図30並びに図31の部分拡大断面図にて説明する。本発明の実施例4は、前記嵌合部3に突設して設けられるV字型リブ10の断面形状に関するものである。
図30に於いて、嵌合部3から突設して設けられたV字型リブ10は、それぞれ先端部にてもう一度二股に分かれた形状を構成し、V字型リブ10内に複数個のリブ先端部L1、L2、L3、L4、を設けた。そして該V字型リブ10の形状にて嵌合部3の圧着力を大きくしている。
図31に於いては、嵌合部3から突設して設けられたV字型リブ10内にリブを増設した形状、例えば2本のリブを基部より突設して、リブ先端部L1、L2、L3、L4、を設けた。そして該V字型リブ10の形状にて嵌合部3の圧着力を大きくしている。
斯くして実施例4は、他の実施例のように嵌合部3に突設される前記V字型リブ10の形状を二股先端部が広がり嵌合部が圧着されるという形状のみならず、図30並びに図31の如く、二股先端部のV字型リブ内に複数のリブを形成した形状となし、該リブの形状にて嵌合部の圧着力を大きくして、大きな断面形状を有する笠木やルーバーに於いても、本発明が利用できるようにしたものである。
而して、本発明は、角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップにおいて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面を設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、該V字型リブは少なくとも一個または複数個設けた手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供できた。
また本発明は、角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップにおいて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面を設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設けた手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供できた。
更に、本発明は、角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップにおいて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面を設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、該V字型リブの他端は前記蓋部内部側に当接した形状にて一体化されて形成され、該V字型リブを有する嵌合部が前記構成部材の端部内径部に嵌挿される手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提供できた。
また、本発明は、具体的な実施例として、角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップにおいて、該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面を設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、該V字型リブの他端は前記蓋部内部側にたいして溝切りされており少なくともV字型リブ断面は蓋部内部側と切り離されて形成されいる形状の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップをも提供している。
尚、上記の場合に溝切りによる欠点を解消するための調整用突起を形成することも提供されている。
また、前記V字型リブは嵌合部に少なくとも一個または複数個設けられ、該V字型リブと嵌合部を加算した形状が構成部材の内径より大きくなるよう設定して製作することにより、該嵌合部を前記構成部材内径部に挿着したとき前記V字型リブの二股先端部が広がり嵌合部が圧着される構成の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提案できた。
更に、前記V字型リブの形状は二股先端部が広がり嵌合部が圧着される形状のみならず該二股先端部のV字型リブ内に複数のリブを形成した形状となし、該リブの形状にて嵌合部の圧着力を大きくした構成の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップをも提案できた。
更にまた、本発明は、前記V字型リブは嵌合部に少なくとも一個または複数個設けられ、該V字型リブと嵌合部を加算した形状を構成部材の内径より大きく設定して製作することにより、該嵌合部を前記構成部材内径部に挿着したとき前記V字型リブの二股先端部が広がり嵌合部が圧着され、更に嵌合部が構成部材内径部に圧入されるとV字型リブ先端部が構成部材の切断面切り口により切削され構成部材内径部に嵌着される構成を有する手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップを提案できた。
斯くして、本発明は、上述の具体的な構成を明記して、アルミ押出形材からなる構成部材を組み合わせて製作するバルコニー手摺、廊下手摺、面格子、目隠しルーバーの各構成部材、即ち、笠木、横桟、支柱、格子、ルーバー等の構成部材用エンドキャップを製作するもので、様々な形状を有する各構成部材のエンドキャップ製作に対応でき、その産業上の利用価値は多大なものがある。また、エンドキャップ以外の、例えば継手ジョイント類などにも適用しうるので、その利用範囲は極めて広い。
実施例1を説明する平面図である。 実施例1を説明する正面図である。 実施例1を説明する右側面図である。 実施例1を説明する左側面図である。 実施例1を説明する背面図である。 実施例1を説明する納まり説明図である。 図2の部分拡大図である。 図7のA−A断面図である。 図7のB−B断面図である。 実施例2を説明する平面図である。 実施例2を説明する正面図である。 実施例2を説明する右側面図である。 実施例2を説明する左側面図である。 実施例2を説明する背面図である。 実施例2を説明する納まり説明図である。 本発明をカマボコ型笠木に実施した例を示す説明図である。 本発明を楕円型笠木に実施した例を示す説明図である。 本発明を丸型笠木に実施した例を示す説明図である。 本発明を竪格子やルーバー部材に実施した例を示す説明図である。 本発明を竪格子やルーバー部材に実施した例を示す説明図である。 本発明を平角パイプに実施した例を示す説明図である。 本発明を角パイプに実施した例を示す説明図である。 本発明を丸パイプに実施した例を示す説明図である。 本発明を楕円パイプに実施した例を示す説明図である。 実施例3を説明する平面図である。 実施例3を説明する正面図である。 実施例3を説明する右側面図である。 実施例3を説明する左側面図である。 実施例3を説明する背面図である。 実施例3を説明する納まり説明図である。 実施例4を説明する要部部分拡大説明図である。 実施例4を説明する要部部分拡大説明図である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 アルミ押出形材断面形状例である。 従来形状例を示す模式図である。 従来形状例を示す模式図である。 従来形状例を示す模式図である。
符号の説明
1 エンドキャップ
2 蓋部
3 嵌合部
4 構成部材
5 蓋部の裏面
6 端部内径部
7,7a,7b,7c 類似形状面
8,8a,8b,8c 間隙
9,9a,9b,9c 間隙面
10,10a,10b,10c・・・ V字型リブ
11 切粉
12 溝
13 調整用突起

Claims (8)

  1. 角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、
    該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブは少なくとも一個または複数個設けること、
    を特徴とする手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  2. 角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、
    該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設けたこと、
    を特徴とする手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  3. 角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、
    該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、該V字型リブの他端は前記蓋部内部側に当接した形状にて一体化されて形成され、該V字型リブを有する嵌合部が前記構成部材の端部内径部に嵌挿されたこと、
    を特徴とする手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  4. 角パイプ、平角パイプ、丸パイプ、楕円パイプ形状等または前記形状の組み合わせからなる構成部材の端部切断面を塞ぐための蓋部と嵌合部とからなるエンドキャップに於いて、
    該嵌合部は他端に前記構成部材の断面形状を覆う蓋部を有し、また該蓋部裏面から突設された形状の嵌合部は嵌挿される前記構成部材の端部内径部に挿着可能な小異寸法の類似形状面と構成部材の端部に挿着されたとき一部に適宜な間隙を生じる間隙面とを設け、該嵌合部の間隙面に間隙面基部より広がるV字型リブを突出して設け、また該V字型リブを少なくとも一個または複数個設け、該V字型リブの構成部材への挿着先端部をテーパー状にして挿着時のガイドを設け、該V字型リブの他端は前記蓋部内部側に対して溝切りされており少なくともV字型リブ断面は蓋部内部側と切り離されて形成されていること、
    を特徴とする手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  5. 前記V字型リブが形成されていない類似形状面の端部内径部に当接する面に、調整用突起を1個又は複数個形成し、該調整用突起が、嵌合部を構成材内径部に挿着する際必要に応じ切削されるよう構成したこと、
    を特徴とする手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  6. 前記V字型リブは嵌合部に少なくとも一個または複数個設けられ、該V字型リブと嵌合部を加算した形状が構成部材の内径より大きく設定されて製作することにより、該嵌合部を前記構成部材内径部に挿着したとき前記V字型リブの二股先端部が広がり嵌合部が圧着されること、
    を特徴とした請求項1乃至請求項5記載の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  7. 前記V字型リブの形状は二股先端部が広がり嵌合部が圧着される形状のみならず該二股先端部のV字型リブ内に複数のリブを形成した形状となし、該リブの形状にて嵌合部の圧着力を大きくしたこと、
    を特徴とした請求項1乃至請求項6記載の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
  8. 前記V字型リブは嵌合部に少なくとも一個または複数個設けられ、該V字型リブと嵌合部を加算した形状が構成部材の内径より大きく設定されて製作することにより、該嵌合部を前記構成部材内径部に挿着したとき前記V字型リブの二股先端部が広がり嵌合部が圧着され、更に嵌合部が構成部材内径部に圧入されるとV字型リブ先端部が構成部材の切断面切り口により切削され構成部材内径部に嵌着されること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項7記載の手摺並びに面格子等に於ける構成部材のエンドキャップ。
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JP2014145251A (ja) * 2014-05-21 2014-08-14 Toppan Cosmo Inc 建築用ルーバー
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