JP2005088263A - 建材印刷物の製版印刷方法、印刷インキ評価装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 目標の刷り上がりを、試行錯誤に陥ることなく実現する建材印刷物の製版印刷方法および特色インキセットの評価装置を提供する。
【解決手段】 目標とする色調での印刷を実現するために、先に決定される印刷版に合わせてその都度特色を調整するのではなく、(1)使用する特色のセットを何通りか予めきめておき、このインキセットにより印刷される色の測色データをデータベース化しておいて、(2)目標とする色調を印刷で得ることが可能なインキセットを適当な基準によりまず決定し、(3)このインキセットにより、目標とする色調を印刷することが可能な版を作成しようというものである。このような発想の転換を図ることにより、印刷工程における特色の調肉作業とそれに伴う試行錯誤をなくす。
【選択図】 図3
【解決手段】 目標とする色調での印刷を実現するために、先に決定される印刷版に合わせてその都度特色を調整するのではなく、(1)使用する特色のセットを何通りか予めきめておき、このインキセットにより印刷される色の測色データをデータベース化しておいて、(2)目標とする色調を印刷で得ることが可能なインキセットを適当な基準によりまず決定し、(3)このインキセットにより、目標とする色調を印刷することが可能な版を作成しようというものである。このような発想の転換を図ることにより、印刷工程における特色の調肉作業とそれに伴う試行錯誤をなくす。
【選択図】 図3
Description
本発明は、印刷物、特に木目調板材、抽象柄壁紙等の建材印刷物のように、原稿の色域が狭く、純色インクを混合した複数の特色インクで印刷する多色刷りの印刷物に関する。
従来より、建材印刷においては多色(通常2〜4色が多い)の印刷版に対し、それぞれの版に特色を与えて印刷する。すなわち通常の印刷において使用されるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、墨(K)のプロセス4色インキの代わりに、これらを適当に混合して調製した特色インキを使用するのである。この場合、最終的な目標色で印刷できるまで印刷現場にてCMYKの各インキを調肉して試行錯誤することが一般的である。
ところが、建材印刷物のデジタル化された前工程においては、通常はCMYKモード(減法混色モード)で版面の網点面積を意識しながら制作作業を行なうことが多い。このとき
作業者は画像データのCMYK各チャネルに特定のCMYKのインキを割り当てた状態を見ながら作業する。しかし実際の印刷工程ではこの時点では存在しない特色を使用する。作業者は、特色インキを用いた状態は直接確認することができず、経験を頼りに刷り上がりを想像しながら作業を進めなければならなかった。
作業者は画像データのCMYK各チャネルに特定のCMYKのインキを割り当てた状態を見ながら作業する。しかし実際の印刷工程ではこの時点では存在しない特色を使用する。作業者は、特色インキを用いた状態は直接確認することができず、経験を頼りに刷り上がりを想像しながら作業を進めなければならなかった。
以下、従来より行われている作業フローを具体的に説明する。図1は、従来の建材印刷の作業フローを示す流れ図である。建材印刷の作業は以下の手順で進められる。
入力(S1):原稿(木材や石、版下など)をデジタルカメラまたはスキャナで入力し画像データにする。通常、ここでのカラーモードはRGBとなる。
分版・修整(S2):この作業は画像データを取込んだコンピュータ上で通常市販のフォトレタッチソフトで行われる。まず、RGBからCMYKにモード変換する。印刷は減法混色に基づくためである。ところで、通常このモード変換は、画像データを入力した装置の特性を示す入力ICCプロファイルと、印刷出力系の特性を示す出力ICCプロファイルに基づいて、入力装置に依存した色空間上の座標値であるRGBを、装置に依存しない色空間を媒介として印刷出力系に依存した色空間上の座標値であるCMYKに変換するものである。しかし、建材印刷では、前記したように実際には特色インキを用いるため、またその特色インキはこの時点では存在しないため、本当の意味でのこの段階で与えるべき出力ICCプロファイルは存在しない。そのため、出力ICCプロファイルとしては、例えばSWOP(Specification for Web Offset Publications:米国オフセット印刷標準規格)などのプロファイルを用いてとりあえずのCMYKの分版を得ることとなる。また、入力ICCプロファイルは入力に使用した機器の入力ICCプロファイルを使用することができるが、建材印刷では原稿の色を忠実に再現することが目的ではないので、入力に使用した機器の入力ICCプロファイルは破棄して適当なプロファイルで代用しても構わない。
入力(S1):原稿(木材や石、版下など)をデジタルカメラまたはスキャナで入力し画像データにする。通常、ここでのカラーモードはRGBとなる。
分版・修整(S2):この作業は画像データを取込んだコンピュータ上で通常市販のフォトレタッチソフトで行われる。まず、RGBからCMYKにモード変換する。印刷は減法混色に基づくためである。ところで、通常このモード変換は、画像データを入力した装置の特性を示す入力ICCプロファイルと、印刷出力系の特性を示す出力ICCプロファイルに基づいて、入力装置に依存した色空間上の座標値であるRGBを、装置に依存しない色空間を媒介として印刷出力系に依存した色空間上の座標値であるCMYKに変換するものである。しかし、建材印刷では、前記したように実際には特色インキを用いるため、またその特色インキはこの時点では存在しないため、本当の意味でのこの段階で与えるべき出力ICCプロファイルは存在しない。そのため、出力ICCプロファイルとしては、例えばSWOP(Specification for Web Offset Publications:米国オフセット印刷標準規格)などのプロファイルを用いてとりあえずのCMYKの分版を得ることとなる。また、入力ICCプロファイルは入力に使用した機器の入力ICCプロファイルを使用することができるが、建材印刷では原稿の色を忠実に再現することが目的ではないので、入力に使用した機器の入力ICCプロファイルは破棄して適当なプロファイルで代用しても構わない。
RGBからCMYKにモード変換した結果得られたCMYKの各版について必要に応じてレタッチ作業を行なう。レタッチする目的は、各版のボリューム調整である。すなわちある程度以上色調にボリュームがないと、グラビア版上に形成されるインキセルの容積が微小になるために印刷が不安定になることが経験的に知られている。したがって、淡い色調の分版については、印刷適性を向上させるよう全体的に調子を濃くするよう修正するのである。一方印刷時には、プロセス色のベタインキを使う代わりに、適当に薄めた色の特色インキで印刷することにより、色調を調整するのである。
刷版(S3):上記作成された減法混色系の分版データを、多色刷り用の各ユニット(印刷色数分の版胴のセット)として刷版する。すなわち、グラビアシリンダ彫刻装置に各分版データを与えるなどして色数分の印刷版(版胴)を作成する。
インキ調肉(S4):まず、目標とする印刷色と各ユニットの状態から、あたりのインキを調肉する。所望の色のインキを得るためにインキの配合を調製することを調肉するという。この工程は作業者が経験と勘を頼りに行なう熟練を要する作業である。一度の調肉で目標とする印刷色には通常ならない。実際に印刷してみないとわからない。
試し刷及び評価(S5):作成された版とインキセットを使用して印刷(試し刷)してみる。印刷結果が目標に対して許容範囲内に収まっていればそのインキセットで印刷を開始する。印刷結果が目標から外れていたら、インキの調肉(S4)に戻る。このとき、印刷結果を参照して、経験に基づき、インキ配合をどのように変えれば良いかを判断して再調製する。何度か調肉を繰り返して、それでも目標に近づかない場合、この版では目標色を出すのが難しいという判断になり、分版・修整(S2)に戻る。この場合分版データが変わるため刷版(S3)もやり直すことになる。分版・修整(S2)からのやり直しとなると、時間的にも製造コスト的にも大変なロスとなる。
刷版(S3):上記作成された減法混色系の分版データを、多色刷り用の各ユニット(印刷色数分の版胴のセット)として刷版する。すなわち、グラビアシリンダ彫刻装置に各分版データを与えるなどして色数分の印刷版(版胴)を作成する。
インキ調肉(S4):まず、目標とする印刷色と各ユニットの状態から、あたりのインキを調肉する。所望の色のインキを得るためにインキの配合を調製することを調肉するという。この工程は作業者が経験と勘を頼りに行なう熟練を要する作業である。一度の調肉で目標とする印刷色には通常ならない。実際に印刷してみないとわからない。
試し刷及び評価(S5):作成された版とインキセットを使用して印刷(試し刷)してみる。印刷結果が目標に対して許容範囲内に収まっていればそのインキセットで印刷を開始する。印刷結果が目標から外れていたら、インキの調肉(S4)に戻る。このとき、印刷結果を参照して、経験に基づき、インキ配合をどのように変えれば良いかを判断して再調製する。何度か調肉を繰り返して、それでも目標に近づかない場合、この版では目標色を出すのが難しいという判断になり、分版・修整(S2)に戻る。この場合分版データが変わるため刷版(S3)もやり直すことになる。分版・修整(S2)からのやり直しとなると、時間的にも製造コスト的にも大変なロスとなる。
結局、従来のやり方では、分版・修正(S2)およびインキ調肉(S4)において、仕上がり状態を想像しながらの勘と経験による作業に依存することになる。そのために版を作製した後に印刷の段階になって、調肉の試行錯誤が膨大になったり、さらには分版からのやり直しとなるため、非常に効率が悪い。建材印刷に特に適する画像処理装置を開示した先行文献として特許文献1があるが、製版スキャナを用いて色分解して得たCMYK画像データの線形演算計算により第1の特色Uと、特色Uを補助するCMYの各色成分を求めているだけなので、このようにして得られる分版データが制作者が望む色再現をもたらす保証はない。
特許第3314245号公報 そこで、本発明の目的は、上記試行錯誤に陥ることなく、目標の刷り上がりを実現する建材印刷物の製版印刷方法および特色インキセットの評価装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明では、発想を転換して、目標とする色調での印刷を実現するために、先に決定される版に合わせてその都度特色を調整するのではなく、(1)使用する特色のセット(以下インキセットと呼ぶ)を何通りか予め用意しておいて、(2)目標とする色再現をまず決定し、これを印刷で得ることが可能なインキセットを適当な基準により決定し、(3)このインキセットにより、目標とする色再現を印刷により得ることが可能な版を作成しようというものである。このような発想の転換を図ることにより、印刷工程における特色の調肉作業とそれに伴う試行錯誤をなくすことができるのである。
従って、上記課題を解決する第1の発明は、建材印刷物の製版印刷方法であって、
印刷に使用するインキセットを予め何通りか定めておき、そのインキセットを構成する各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせで得られる測色値データをデータベース化する第1の工程、
カラーマネジメントされたモニタおよびフォトレタッチソフトが動作する環境においてモニタを見ながら画像データを操作することにより目的の建材印刷物の目標とする色再現を決定する第2の工程、
前記インキセットから所定の基準により前記目標とする色再現を再現可能な最良のインキセットを使用インキセットとして選択する第3の工程、
前記フォトレタッチソフトが動作する環境に、前記使用インキセットのカラープロファイルを設定して、前記フォトレタッチソフトのモード変換機能を利用することにより、前記目標とする色再現を前記使用インキセットで印刷再現するための分版データを得る第4の工程、
を順に実行する手順を含むことを特徴とする建材印刷物の製版印刷方法である。
印刷に使用するインキセットを予め何通りか定めておき、そのインキセットを構成する各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせで得られる測色値データをデータベース化する第1の工程、
カラーマネジメントされたモニタおよびフォトレタッチソフトが動作する環境においてモニタを見ながら画像データを操作することにより目的の建材印刷物の目標とする色再現を決定する第2の工程、
前記インキセットから所定の基準により前記目標とする色再現を再現可能な最良のインキセットを使用インキセットとして選択する第3の工程、
前記フォトレタッチソフトが動作する環境に、前記使用インキセットのカラープロファイルを設定して、前記フォトレタッチソフトのモード変換機能を利用することにより、前記目標とする色再現を前記使用インキセットで印刷再現するための分版データを得る第4の工程、
を順に実行する手順を含むことを特徴とする建材印刷物の製版印刷方法である。
上記第2の工程における「カラーマネジメントされたモニタおよびフォトレタッチソフトが動作する環境」とは、フォトレタッチソフトの出力プロファイルに設定されている出力系を用いて画像データを印刷したときの色再現と、モニタ上に現われる色再現が許容誤差範囲内で一致するように設定し調整されたコンピュータ使用環境のことである。第2の工程では、作業者は、このような環境で作業するため、モニタ画面の見える色で建材印刷物の色再現をイメージすることができる。第2の工程で得られる画像およびそのデータをそれぞれ、目標画像、目標画像データと呼ぶことにする。この工程で決定される「目標とする色再現」とは、目標画像データをカラーマネジメントされたモニタで表示した場合に現れる色再現のことである。
第3の工程では目標とする色再現を再現することが可能な最適なインキセットを選択する(前記(2))。使用インキセットを決定する基準として、インキセットの演色範囲と目標とする色再現の色分布範囲を基準となる色空間上で比較し、インキセットの演色範囲が目標とする色再現の色分布範囲をどれだけ包含しているか、インキセットの演色範囲と目標とする色再現の色分布範囲とが共通する領域の大きさ、の2つの観点を用いることが考えられる。
また、前記第4の工程は、使用インキセットから目標とする色再現の分版データを得る(前記(3))ための最も確実で簡単な方法である。今日製版作業に使用されるコンピュータのOS(オペレーティングシステム)および市販フォトレタッチソフトはカラーマネジメントに対応しているため、使用インキのカラープロファイルを指定すれば、前記フォトレタッチソフトのモード変換機能(RGB等からCMYKへのモード変換)により、正確な分版データを得ることができる。
課題を解決するための第2の発明は、第1の発明に係る建材印刷物の製版印刷方法における第3の工程において、使用インキセットを決定するために使用するインキセット評価装置であって、
各インキセットを構成する各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせで得られる測色値データを保持し、インキセットを指定することにそのインキセットにより得られた測色値データを抽出できるよう構成したインキセットデータベースと、
基準となる色空間の座標値に相当する値で表した画像データを目標とする色再現を表すデータとして読込み、そのデータを内蔵する記憶領域に保持する画像データ読込み手段と、
前記目標とする色再現を表すデータと前記インキセットデータベースに保持されたデータから各インキセットの適合性を評価する1つ以上の指標を計算する評価値計算手段と、
インキセット毎に算出した指標値を表示出力する表示出力手段と、を備えることを特徴とするものである。
各インキセットを構成する各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせで得られる測色値データを保持し、インキセットを指定することにそのインキセットにより得られた測色値データを抽出できるよう構成したインキセットデータベースと、
基準となる色空間の座標値に相当する値で表した画像データを目標とする色再現を表すデータとして読込み、そのデータを内蔵する記憶領域に保持する画像データ読込み手段と、
前記目標とする色再現を表すデータと前記インキセットデータベースに保持されたデータから各インキセットの適合性を評価する1つ以上の指標を計算する評価値計算手段と、
インキセット毎に算出した指標値を表示出力する表示出力手段と、を備えることを特徴とするものである。
より具体的には、前記インキセット評価装置の前記評価値計算手段は、
各インキセットの演色範囲が目標とする色再現の色分布範囲を包含する度合を表す包含画素%、
目標とする色再現に属する色の一部がインキセットの演色範囲からはみ出す場合における最大乖離色差、
目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲をどの程度活用しているかの度合を示す色域活用%、の各指標をインキセットごとに計算するよう構成してもよい。
各インキセットの演色範囲が目標とする色再現の色分布範囲を包含する度合を表す包含画素%、
目標とする色再現に属する色の一部がインキセットの演色範囲からはみ出す場合における最大乖離色差、
目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲をどの程度活用しているかの度合を示す色域活用%、の各指標をインキセットごとに計算するよう構成してもよい。
前記包含画素%は、目標画像データの中でインキセットの演色範囲に含まれる画素の、目標画像データの全画素に対する割合である。前記最大乖離色差は、インキセットの演色範囲からはみ出す画素のうちで、インキセットの演色範囲の境界面から最も離れた画素のその境界面からの乖離度合を色差で表現した値である。色域活用%は、標準色空間上でインキセットの演色範囲に対して、インキセットの演色範囲と目標とする色再現の色分布範囲の共通する領域が占める割合を示す値である。
また、前記インキセットデータベースを、幾つかの種類の原反に各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせを印刷して得られる測色値データを保持し、インキセットと原反の組合わせを指定することによりその原反に印刷した場合の測色値データを抽出できるよう構成することにより、前記インキセット評価装置は、原反の種類を考慮してインキセットを評価できるように構成してもよい。
インキセットデータベースを具備した前記インキ評価装置と、カラーマネジメントされたフォトレタッチソフトを利用する本発明の方法によれば、経験や勘に依存し、あるいは試行錯誤に陥ることなく所望の色調の建材印刷物を容易に得ることが可能となる。
以下、本発明に係る建材印刷物の製版印刷方法を図面を用いて説明してゆく。まず、第2の発明に係るインキ評価装置を詳しく説明する。
図4は、インキ評価装置10の構成を説明するブロック図である。インキ評価装置10は、画像データ読込み手段11、評価値計算手段12、表示出力手段13、モニタ14、入力指示手段15、インキセットデータベース19から構成される。画像データ読込み手段11は、目標画像データを読込み所定の記憶領域にデータを保持する。評価値計算手段12は、入力指示手段15により指定された目標画像データと原反の種別に対してインキセットデータベース19を参照して最良のインキセットを選択するための指標を計算する。詳細は後述する。計算結果は表示出力手段13によりモニタ14等に表示出力される。
インキセットデータベース19について説明する。インキセットは、代表的な特色の組合せを例えば10セットから100セット程度予め選定しておく。インキセットを構成する各インキの測色値、測色時の測定条件等、インキ調肉のレシピ(調肉の元となる原インキの種類、原インキ及び溶剤等をどのように配合したか等の記録)は、当該インキセットと関係付けられてデータベース19に記録される。そしてインキセットを構成する各色の様々な濃度%の組合せの色パッチを含んだカラーチャートを刷版し、この版を用いて上記各インキセットを使用して印刷したテストチャートについて、分光測色計等を用いてテストチャート中の各色パッチを測色することで、そのインキセットの表現可能な色域がデバイスに依存しない基準となる表色系で把握できる。以下の説明では表色系としては印刷業界でよく用いられる国際照明委員会(CIE)が定めたCIE1976L*a*b*表色系を用いるものとして説明する。従って、インキセットデータベース19では、インキセットを指定すると、そのインキセットの表現可能な色域がL*a*b*で表された測色値データの集まりとして抽出される。
評価値計算手段12について説明する。評価値計算手段12は、目標画像データに含まれるL*a*b*で表された画素値データの集まりと特定のインキセットについて抽出されるL*a*b*で表された測色値データの集まりとを比較して、包含判定、包含画素%、最大乖離色差、色域活用%を計算する。
包含判定、包含画素%について:印刷に使用するインキセットの演色範囲は、通常、目標とする色再現により得られる色の分布範囲、すなわち目標画像データの座標値の分布範囲を全て包含すべきである。これを示すのが包含判定、包含画素%である。目標画像データの画素値が全てインキセットの演色範囲の内部に位置するのであれば、包含画素%は100%である。包含画素%が100%のときに限り包含判定は○となる。目標画像データの中にインキセットの演色範囲の内部に収まらない画素値がある場合は、内部に収まる画素数を目標画像データの全画素数で除した値に100をかけた数値を包含画素%として算出する。この時包含画素%は、100未満の正の値を取る。
ある画素(L*,a*,b*)がインキセットの演色範囲の内部に収まるかどうかの判定は次のように行なう。目標画像データのある画素Ptに対して、インキセットの演色範囲を表すデータとして保持されている測色値データから適当な4データQ1、Q2、Q3、Q4を、標準の色空間上で、これら4点を頂点として定まる4面体の内部にPtが位置するように選ぶことができるとき、画素Ptは当該インキセットの演色範囲の内部であると判定する。
点が4面体の内部に位置するか否か単に図形的な問題としてプログラミング可能である。具体的には図5の位置関係にある4面体Q1Q2Q3Q4と画素Ptについて、
Q1Pt = a・Q1Q2 + b・Q1Q3 + c・Q1Q4
とする、a + b + c <= 1 を満たす、負でない数a、b、cが選べる時、点Ptは4面体Q1Q2Q3Q4の内部に位置する。但し、Q1Qkは点Q1から点Qkの向きを持つ線分Q1Qkの長さをノルムとして持つベクトル、Q1Ptも同様に点Q1から点Ptの向きを持つ線分Q1Ptの長さをノルムとして持つベクトルである。
Q1Pt = a・Q1Q2 + b・Q1Q3 + c・Q1Q4
とする、a + b + c <= 1 を満たす、負でない数a、b、cが選べる時、点Ptは4面体Q1Q2Q3Q4の内部に位置する。但し、Q1Qkは点Q1から点Qkの向きを持つ線分Q1Qkの長さをノルムとして持つベクトル、Q1Ptも同様に点Q1から点Ptの向きを持つ線分Q1Ptの長さをノルムとして持つベクトルである。
最大乖離色差について:目標画像データの中にインキセットの演色範囲からはみ出す標準色空間上の座標値をとる画素がある場合の、そのはみ出しの程度を表す指標である。標準色空間上でインキセットの演色範囲の外側に位置する画素Ptについて、Ptと測色値Qk(k=1,2,・・)の色差ΔEktを計算し、この最小値を画素Ptの乖離色差ΔEtとする。外側に位置する画素Pt(t=1,2,・・)の全てについてのΔEtをそれぞれ計算し、それらのうちの最大値を最大乖離色差とする。
色域活用%について:色域活用%は、そのインキセットの演色範囲のうちどの程度が印刷時に活用されるのかを示す指標である。インキセットの演色範囲に包含されているある画素Ptについて、すべての測色値Qk(k=1,2,・・)との色差ΔEを計算し、その中で最小のΔEを与える測色値Qminをその画素の最近接測色値とする。インキセットの演色範囲に包含されている全ての画素Ptについて再近接測色値をそれぞれ求める。すべての測色値数をNとし、いずれか1つ以上の、そのインキセットの演色範囲の内部に位置する画素の最近接測色値となっている測色値の数をMとすると、色域活用%Rは、
R=(M/N)×100
により算出される。Rは100以下の正の数であるが、目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲の中に大きく広がっている場合はMが大きくなるため、Rも大きくなり100に近づく。逆に、目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲の中の局所的な範囲にとどまる場合はMは小さくなり、Rも小さくなる。
R=(M/N)×100
により算出される。Rは100以下の正の数であるが、目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲の中に大きく広がっている場合はMが大きくなるため、Rも大きくなり100に近づく。逆に、目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲の中の局所的な範囲にとどまる場合はMは小さくなり、Rも小さくなる。
インキ評価装置10は、例えばパーソナルコンピュータに画像データ読込み手段11、評価値計算手段12、表示出力手段13として動作するプログラムを搭載することで実現することができる。インキセットデータベース19は、最も単純な実現形態は、インキセットの識別名をファイル名としたデータファイルの集まりとしてパーソナルコンピュータ内蔵ハードディスクに記録しておくことで実現できる。図6に表示出力手段13により出力されるインキ評価結果の表示出力例を示す。作業者は、この出力結果から、最適なインキセットを決定すればよい。図6の出力結果を見れば、包含判定が○であれば、より印刷適性が優れた版が作成できる可能性を考慮して、より色域活用%値の大きいインキセットを選択するということが容易にできる。
インキセットデータベース19は、異なる種類の原反に、カラーチャートを印刷して測色データを集めることにより原反の種類とインキセットの組合わせにより測色値データを抽出できるように構成することもできる。このようなインキセットデータベース19を具備したインキ評価装置10は、原反の種類を考慮してインキセットを評価することが可能となる。
以上インキ評価装置10を詳しく説明した。次に、インキ評価装置10を活用した第1の発明に係る建材印刷物の製版印刷方法を説明する。図2は、第1の発明に係る製版印刷方法の作業の流れを表したフローチャートである。このフローチャートにしたがって以下に説明する。
入力(S11):原稿(板材や石、版下など)をデジタルカメラまたはスキャナで入力し画像データにする。通常、この画像データはRGBモードのデータとして得られる。
修整(S12):ステップS11で入力した画像データをフォトレタッチソフトで開いて修正作業を行なう。この作業は装置に依存しない表色系で作業を行なう。そのため、フォトレタッチソフト使用時の画像のカラーモードはL*a*b*モードに変換してから作業する。このカラーモード変換時には使用した入力装置の入力ICCプロファイルを参照して行なっても良いが、建材印刷物では原稿の色を忠実に再現することが目的ではなく色調もデザインの要素であるので、入力ICCプロファイルは破棄しても構わない。また、作業者がレタッチ結果から得られる色の表現をモニタの色により確認可能とするために、使用するモニタは正しくカラーマネジメントしておく。作業者は、モニタの色の見えを手がかりとしてフォトレタッチソフトの様々な画像処理機能を利用してこれから作製する建材印刷物の色調をデザインする。作業者が作業を終了した段階で画像データを保存すると、L*a*b*の画素値で画像データが記録される。この結果、目標画像データが得られ、「目標とする色再現」が決定される。
インキ評価(S13):目標画像データをインキ評価装置10に読取らせることにより、目標とする色再現により現れる色の分布データをインキ評価装置10に与えてインキ評価を行なう。作業者は、インキ評価の結果得られる各指標値を比較して最適なインキセットを使用インキセットとして選択する。
分版(S14):ステップS13にて選択された使用インキセットのICCプロファイルをDTP作業コンピュータ或いはフォトレタッチソフトに設定して、L*a*b*からCMYKへのモード変換を実行する。このモード変換によりCMYKに分版された画像データ(形式的にはCMYKデータ)を得る。しかしこのCMYKデータは名目的なものであって、実際は、選択された特色インキセットの分版画像データである。この分版画像データは、モニタが正しくカラーマネジメントされているならば、目標画像データをモニタに表示させた時に現れる色調が、使用インキセットで印刷した場合に、印刷物として再現されるように分版された使用インキセットの各色の分版データである。
図3は、入力(S11)から分版(S14)までの手順の流れをまとめたイメージ図である。分版データが得られた後は、刷版、印刷へと作業を進めることになる。
刷版(S15):上記作成された減法混色系の分版データを、多色刷り用の各ユニット(印刷色数分の版胴のセット)とすべく刷版する。
インキ調肉(S16):ステップS13により選択された使用インキセットを調肉(準備)する。インキセットデータベース作成時の調肉レシピを用いればよい。
試し刷及び評価(S17):作成された版とインキセットを使用して印刷してみる。印刷結果が目標に対して許容範囲内に収まっていればそのインキセットで印刷を開始する。演色範囲が目標とする色再現の色分布範囲よりも狭いインキセットを使用せざるをえなかった場合など印刷結果に不満が残る場合は、微調整としてインキ調肉(S16)に戻る。
以上が、本発明に係る印刷製版方法の作業フローである。この作業フローによっても微調整としてのインキ調肉(S16)を行う場合はある。しかし、使用するインキセットは、もともと定義されていたインキセットのうちから選択したものであり、調肉レシピがあること、また、印刷版は、カラーマネジメントされたフォトレタッチソフトにより出力されたものであることから、目標とする色再現を表す色の分布と、インキセットの測色値データから合理的な方法に得られた版であること、等から、従来方法のように試行錯誤を繰り返すことはなくなるものと考えられる。版の作り直しまで戻るという事態は生じないものと考えられる。
10 インキ評価装置
11 画像データ読込み手段
12 評価値計算手段
13 表示出力手段
14 モニタ
15 入力装置
19 インキセットデータベース
11 画像データ読込み手段
12 評価値計算手段
13 表示出力手段
14 モニタ
15 入力装置
19 インキセットデータベース
Claims (5)
- 建材印刷物の製版印刷方法であって、
印刷に使用するインキセットを予め何通りか定めておき、そのインキセットを構成する各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせで得られる測色値データをデータベース化する第1の工程、
カラーマネジメントされたモニタおよびフォトレタッチソフトが動作する環境においてモニタを見ながら画像データを操作することにより目的の建材印刷物の目標とする色再現を決定する第2の工程、
前記インキセットから所定の基準により前記目標とする色再現を再現可能な最良のインキセットを使用インキセットとして選択する第3の工程、
前記フォトレタッチソフトが動作する環境に、前記使用インキセットのカラープロファイルを設定して、前記フォトレタッチソフトのモード変換機能を利用することにより、前記目標とする色再現を前記使用インキセットで印刷再現するための分版データを得る第4の工程、
を順に実行する手順を含むことを特徴とする建材印刷物の製版印刷方法。 - 請求項1に記載の建材印刷物の製版印刷方法において、第3の工程の使用インキセットを決定する基準として、インキセットの演色範囲と目標とする色再現の色分布範囲を基準となる色空間上で比較し、インキセットの演色範囲が目標とする色再現の色分布範囲をどれだけ包含しているか、インキセットの演色範囲と目標とする色再現の色分布範囲とが共通する領域の大きさ、の2つの観点から使用インキセットを決定することを特徴とする建材印刷物の製版印刷方法。
- 請求項1に記載の建材印刷物の製版印刷方法における第3の工程において、使用インキセットを決定するために使用するインキセット評価装置であって、
各インキセットを構成する各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせで得られる測色値データを保持し、インキセットを指定することによりそのインキセットにより得られた測色値データを抽出できるよう構成したインキセットデータベースと、
基準となる色空間の座標値に相当する値で表した画像データを目標とする色再現として読込み、そのデータを内蔵する記憶領域に保持する画像データ読込み手段と、
目標とする色再現のデータと前記インキセットデータベースに保持されたデータから各インキセットの適合性を評価する1つ以上の指標を計算する評価値計算手段と、
インキセット毎に算出した指標値を表示出力する表示出力手段と、を備えるインキセット評価装置。 - 請求項3に記載のインキセット評価装置であって、前記評価値計算手段は、
各インキセットの演色範囲が目標とする色再現の色分布範囲を包含する度合を表す包含画素%、目標とする色再現に属する色の一部がインキセットの演色範囲からはみ出す場合における最大乖離色差、目標とする色再現の色分布範囲がインキセットの演色範囲をどの程度活用しているかの度合を示す色域活用%、
の各指標をインキセットごとに計算するものであることを特徴とするインキセット評価装置。 - 請求項3に記載のインキセット評価装置であって、前記インキセットデータベースは、幾つかの種類の原反に各インキの様々な網点パーセントの掛け合わせを印刷して得られる測色値データを保持し、インキセットと原反の組合わせを指定することによりその原反に印刷した場合の測色値データを抽出できるよう構成したデータベースであって、原反の種類を考慮してインキセットを評価できるようにしたことを特徴とするインキセット評価装置。
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