JP2014017638A - LUT(LookUpTable)作成装置、画像データ変換装置、LUT作成方法及びLUT作成プログラム - Google Patents

LUT(LookUpTable)作成装置、画像データ変換装置、LUT作成方法及びLUT作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】CMYK以外の特色のみで色再現する画像データを印刷する際の特色インキの使用量を削減し、印刷コストを抑制することを課題とする。
【解決手段】CMYK以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUTを作成する。第1画像データに基づいて前記複数の特色により色再現される色を、前記複数の特色の一部とKにより色再現することが可能であるか否かを判定し、色再現可能である場合には、前記複数の特色により印刷されたカラーチャートの測色値と、前記複数の特色の一部とKにより印刷されたカラーチャートの測色値とに基づいてLUTを作成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、カラー印刷におけるアクロマチック製版の技術分野に関する。
従来、カラー印刷分野では一般的に有彩色であるC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)と、無彩色であるK(Key Plate)の4色のインキを用いて色を表現している。CMYKはプロセスカラーと呼ばれ、カラー印刷の基本色となっている。一方で、近年、CMYの3色の有彩色で表現される色の中の一部を、Kで置き換えるアクロマチック製版(Achromatic Printing)と呼ばれる技法が確立している。アクロマチック製版によれば、インキの全体的な使用量を減少させることができるため、インキに掛かるコストを削減することができるとともに、インキを乾燥させる際のコストを削減することができる。また、グレーの安定性が向上し、紙面へのインキののりも良好になるという効果が期待できる。
また、プロセスカラーでは表現できないような鮮やかな色を表現する場合などには、特別に生成されたプロセスカラーとは異なる色の特色インキを用いて印刷が行われており、特色インキを用いたカラー印刷に係る技術も多く開示されている。例えば、特許文献1には、特色或いは更に墨Kを含む入力信号(例えば、YMCKO(Orange)G(Green))から、特色或いは更に墨Kを含む出力信号(例えば、YMCKR(Red)G)に変換する色変換処理であって、入力における特色量(O、Gの量)、墨量(Kの量)と、出力における特色量(R、Gの量)、墨量(Kの量)とを一致させる技術が開示されている。このように、アクロマチック印刷の分野においては、CMYK或いはCMYKOG等で色再現する色データについて、CMYの一部を墨Kに置換した色データに変換する技術が多数開示されている。
一方で、一部のカラー印刷分野では、CMYKを使用せずに、特色インキのみを使って印刷する場合がある。例えば、木目調を表現するカラー印刷では、複数のこげ茶系の特色インキを用いて印刷を行う場合がある。
特許第4238992号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術などの従来の技術は、CMYKを使用せずに特色インキのみを使う印刷に関する技術ではないため、特色インキのみにより色再現する画像データを使って印刷する場合にCMYKのインキより高価とされる特色インキの使用量を減らすことができず、印刷コストを抑制することが困難であった。
本発明は、このような問題等に鑑みて為されたもので、CMYK以外の特色のみにより色再現する画像データを印刷する際の特色インキの使用量を削減し、印刷コストを抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Key Plate)以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUT(Look Up Table)を作成するLUT作成装置であって、前記第1画像データで色再現される色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷された印刷物の測色値を取得する第1取得手段と、前記複数の特色における一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第2取得手段と、前記複数の特色にそれぞれ対応する複数の特色インキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第3取得手段と、前記第2取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲の中に、前記第1取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲が含まれる場合に、前記第2取得手段により取得された測色値と、前記第3取得手段により取得された測色値に基づいて前記LUTを作成する作成手段と、を備えることを特徴する。
また、本発明は、請求項1に記載のLUT作成装置であって、前記第2取得手段は、前記複数の特色におけるKに最も近似する特色以外の一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得することを特徴とする。
さらに、本発明は、請求項1又は2に記載のLUT作成装置であって、前記測色値がL*a*b*値であることを特徴とする。
さらにまた、本発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載のLUT作成装置で作成されたLUTに基づいて、前記第1画像データを前記第2画像データに変換する変換手段を備えることを画像データ変換装置である。
さらにまた、本発明は、C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Key Plate)以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUT(Look Up Table)を作成するLUT作成装置におけるLUT作成方法であって、前記第1画像データで色再現される色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷された印刷物の測色値を取得する第1取得工程と、前記複数の特色における一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第2取得工程と、前記複数の特色にそれぞれ対応する複数の特色インキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第3取得工程と、前記第2取得工程により取得された測色値により示される色再現範囲の中に、前記第1取得工程により取得された測色値により示される色再現範囲が含まれる場合に、前記第2取得工程により取得された測色値と、前記第3取得工程により取得された測色値に基づいて前記LUTを作成する作成工程と、を含むことを特徴する。
さらにまた、本発明は、C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Key Plate)以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUT(Look Up Table)を作成するLUT作成装置に含まれるコンピュータを、前記第1画像データで色再現される色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷された印刷物の測色値を取得する第1取得手段、前記複数の特色における一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第2取得手段、前記複数の特色にそれぞれ対応する複数の特色インキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第3取得手段、前記第2取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲の中に、前記第1取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲が含まれる場合に、前記第2取得手段により取得された測色値と、前記第3取得手段により取得された測色値に基づいて前記LUTを作成する作成手段、として機能させることを特徴するLUT作成プログラムである。
本発明によれば、CMYK以外の特色のみで色再現する第1画像データを、当該複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUTが作成されることから、当該LUTを用いて第1画像データを第2画像データに変換してから画像を印刷することにより、特色インキの使用量を削減し、印刷コストを抑制することができる。
色データ変換装置1の機能を説明するための概念図である。 色データ変換装置1の構成を示すブロック図である。 色データ変換装置1の制御部11によるLUT(Look Up Table)作成処理の一例を示すフローチャートである。 色データ変換装置1の制御部11による色データ変換処理の一例を示すフローチャートである。 色データ変換装置1による色データ変換処理が行われる前後のインキ使用量の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態は本願発明を色データ変換装置1に適用した実施形態である。
図1に示すように、本実施形態の色データ変換装置1(「LUT作成装置」、「画像データ変換装置」の一例。)は、3色の特色(特色A、特色B、特色C)により色を再現する変換前画像データBD(「第1画像データ」の一例。)を、2色の特色(特色A、特色B)と墨Kにより色を再現する変換後画像データAD(「第2画像データ」の一例。)に変換するためのLUTを作成する。また、色データ変換装置1は、作成したLUTを用いて、変換前画像データBDを変換後画像データADに変換する。変換前画像データBDは、各ピクセルについて特色3色の濃度の組合せにより色を再現するようになっており、一方、変換後画像データADは、特色2色と墨Kの濃度の組合せにより色を再現するようになっている。色データ変換装置1は、変換前画像データBDに基づいて印刷された印刷物と、変換後画像データADに基づいて印刷された印刷物の見た目が変わらないようなLUTを作成する。
次に、色データ変換装置1の構成について説明する。図2に示すように、色データ変換装置1は、制御部11、記憶部12、インターフェース部13、表示部14、及び操作部15を備えている。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard disk drive)等により構成されており、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の各種プログラムを記憶する。特に、本実施形態の記憶部12には、LUT作成処理や色データ変換処理などの各種処理を実行するアプリケーションプログラムが記憶されている。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体にコンピュータ読み取り可能に記録されて外付けドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
インターフェース部13は他の装置や機器との間で送受信されるデータの窓口の役割を果たす。例えば、インターフェース部13は、図示しない測色器から得られた測色値データを受信する際のデータ変換等を行う。測色器は、印刷機で印刷されたカラーチャートを測色し、L*a*b*値(「測色値」の一例。)を取得する計測機器である。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成されており、オペレータが色データ変換装置1を操作する際の操作画面等を表示する。また、操作部15は、例えば、キーボードやマウス等により構成されており、オペレータの操作を受け付け、操作内容を示す操作信号を制御部11に送信する。
制御部11は、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、作業用のRAM(Random Access Memory)、及び図示しない発振回路等を備えて構成されており、操作部15から受信した操作信号に基づいて、オペレータの操作内容に応じた処理を行う。なお、制御部11は、LUT作成処理や色データ変換処理を実行するアプリケーションプログラムを読み込み実行することにより、本発明の第1取得手段、第2取得手段、第3取得手段、作成手段及び変換手段として機能する。
次に、図3を用いて、制御部11によるLUT作成処理について説明する。なお、図3に示す処理が開始される前までに、次の(i)〜(iii)のL*a*b*値を記憶部12に記憶させておくこととする。
(i)のL*a*b*値:変換前画像データBDに基づいて3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷した目的印刷物のL*a*b*
(ii)のL*a*b*値:3色(特色A、特色B、特色C)の特色から最も墨Kに近似する特色C(本実施形態では特色Cが最も墨Kに近似していることとする。)を除いた2色の特色インキと墨Kインキの3色のインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*
(iii)のL*a*b*値:3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*
なお、(ii)における最も墨Kに近似する特色の特定については、人間が視覚に基づいて行うこととしてもよいし、L*a*b*値に基づいてコンピュータが行うこととしてもよい。また、(i)〜(iii)で印刷される印刷物、カラーチャートは同じ条件で印刷されたものとする。さらに、(i)〜(iii)のL*a*b*値はそれぞれの印刷物又はカラーチャートを測色器で測色することにより得られるL*a*b*値とする。さらにまた、(ii)、(iii)のカラーチャートは、例えば、各色の網点濃度を5段階(0%,25%,50%,75%,100%)に変化させた場合の組合せ分(5段階であれば、5^3=125個)のパッチを含んで構成されているものとする。
まず、制御部11は、記憶部12に記憶されている3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷された目的印刷物のL*a*b*値((i)のL*a*b*値)を取得する(ステップS1)。次いで、制御部11は、記憶部12に記憶されている2色の特色インキと墨Kインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((ii)のL*a*b*値)を取得する(ステップS2)。
次いで、制御部11は、3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷された目的印刷物を、2色の特色インキと墨Kインキで色再現可能であるか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、制御部11は、3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷された目的印刷物のL*a*b*値((i)のL*a*b*値)で示される色再現範囲が、2色の特色インキと墨Kインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((ii)のL*a*b*値)で示される色再現範囲に含まれていれば、色再現可能であると判定する。より具体的には、制御部11は、それぞれのL*a*b*値におけるa*b*値を参照して一方の色再現範囲が他方の色再現範囲に含まれるか否かを判定する。
制御部11は、ステップS3の処理において、色再現可能でないと判定した場合には(ステップS3:NO)、LUTを作成することができないことを示すエラーメッセージを表示部14に表示させ(ステップS6)、LUT作成処理を終了する。一方、制御部11は、色再現可能であると判定した場合には(ステップS3:YES)、3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((iii)のL*a*b*値)を取得する(ステップS4)。次いで、制御部11は、ステップS2の処理で取得したL*a*b*値と、ステップS4の処理で取得したL*a*b*値に基づいて、LUTを作成し(ステップS5)、LUT作成処理を終了する。
次に、図4を用いて、制御部11による色データ変換処理について説明する。なお、図4に示す処理が開始される前までに、変換前画像データBDと、LUT作成処理で作成した変換前画像データBD用のLUTを記憶部12に記憶させておくこととする。
まず、制御部11は、記憶部12が記憶している変換前画像データBDを取得する(ステップS11)。次いで、制御部11は、取得した変換前画像データBDを、記憶部12に記憶されている変換前画像データBD用のLUTを用いて変換し、変換後画像データADを作成する(ステップS12)。次いで、制御部11は、作成した変換後画像データADを記憶部12に記憶させ(ステップS13)、色データ変換処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の色データ変換装置1は、CMYK以外の複数の特色により色再現する変換前画像データを、当該複数の特色における一部の特色と墨Kにより色再現する変換後画像データに変換するためのLUTを作成する。具体的には、制御部11が、3色(特色A、特色B、特色C)の特色における一部の特色(特色A、特色B)にそれぞれ対応する特色インキと墨Kインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((ii)のL*a*b*値)と、3色の特色インキで印刷した目的印刷物のL*a*b*値((i)のL*a*b*値)を取得し、前者のL*a*b*値により示される色再現範囲の中に後者のL*a*b*値により示される色再現範囲が含まれる場合に、特色インキのみで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((iii)のL*a*b*値)と、特色インキ及び墨Kインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((ii)のL*a*b*値)に基づいて、LUTを作成する。
本実施形態の色データ変換装置1によれば、図5に示すように、特色Aインキ、特色Bインキ及び特色Cインキにより変換前画像データを印刷した場合と比較して、特色Aインキ、特色Bインキ及び墨Kインキにより変換後画像データを印刷した場合の方が、各インキの使用量が少なくなる。特に、特色インキはCMYKのインキより高価であることからコストの削減効果が高くなる。また、光の影響を受けにくい墨Kインキを用いて印刷物が印刷されることから、特色インキのみで印刷された印刷物と比較して、異なる光源環境下で当該印刷物を観察した場合の色相の差が小さくなる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、特色3色で色再現する変換前画像データBDを、特色2色と墨Kで色再現する変換後画像データADに変換するLUTを作成することとしたが、以下のように、複数の特色により色再現する変換前画像データを、複数の特色における一部の特色と墨(K)により色再現する変換後画像データに変換するためのLUTを作成する構成としてもよい。
例えば、特色5色で色再現する変換前画像データを、特色4色と墨Kで色再現する変換後画像データに変換するLUTを作成することとしてもよい。この場合、制御部11はステップS1の処理で、5色の特色インキで印刷された目的印刷物のL*a*b*値を取得し、ステップS2の処理で、4色の特色インキと墨Kインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値を取得することとする。そして、制御部11はステップS3の処理で、4色の特色インキと墨Kインキで、5色の特色インキで印刷された目的印刷物を色再現可能であるか判定する。このとき制御部11は色再現可能と判定した場合には、5色の特色インキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値を取得し(ステップS4)、LUTを作成する(ステップS5)。なお、ステップS2では、制御部11は特色5色のうち墨Kに最も近似する特色を墨Kに置換して印刷されたカラーチャートのL*a*b*値を取得することとする。
また、例えば、特色7色で色再現する変換前画像データを、特色6色と墨Kで色再現する変換後画像データに変換するLUTを作成することとしてもよい。この場合、制御部11はステップS1の処理で、7色の特色インキで印刷された目的印刷物のL*a*b*値を取得し、ステップS2の処理で、6色の特色インキと墨Kインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値を取得することとする。そして、制御部11はステップS3の処理で、6色の特色インキと墨Kインキで、7色の特色インキで印刷された目的印刷物を色再現可能であるか判定する。このとき制御部11は色再現可能と判定した場合には、7色の特色インキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値を取得し(ステップS4)、LUTを作成する(ステップS5)。なお、ステップS2では、制御部11は特色7色のうち墨Kに最も近似する特色と2番目に近似する特色を墨Kに置換して印刷されたカラーチャートのL*a*b*値を取得することとする。
なお、上記実施形態では、LUT作成処理のステップS3の処理において、変換前画像データBDに基づいて3色(特色A、特色B、特色C)の特色インキで印刷した目的印刷物のL*a*b*値((i)のL*a*b*値)と、2色の特色インキと墨Kインキの3色のインキで印刷されたカラーチャートのL*a*b*値((ii)のL*a*b*値)を比較することにより、変換前画像データBDを2色の特色インキと墨Kインキで色再現可能であるか否かを判定しているが、(i)のL*a*b*値の代わりに、変換前画像データBDの色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色を印刷した印刷物を測色器で測色することにより得られるL*a*b*値を用いることとしてもよい。すなわち、ステップS3の処理では、2色の特色インキと墨Kインキで目的印刷物を色再現できるか否かを判定することができればよいことから、変換前画像データBDの色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷されていれば、色再現範囲の中間に位置する色は印刷されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、「測色値」の一例としてL*a*b*値を用いたが、XYZ値を用いることとしてもよい。
1 色データ変換装置
11 制御部
12 記憶部
13 インターフェース部
14 表示部
15 操作部
BD 変換前画像データ
AD 変換後画像データ

Claims (6)

  1. C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Key Plate)以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUT(Look Up Table)を作成するLUT作成装置であって、
    前記第1画像データで色再現される色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷された印刷物の測色値を取得する第1取得手段と、
    前記複数の特色における一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第2取得手段と、
    前記複数の特色にそれぞれ対応する複数の特色インキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第3取得手段と、
    前記第2取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲の中に、前記第1取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲が含まれる場合に、前記第2取得手段により取得された測色値と、前記第3取得手段により取得された測色値に基づいて前記LUTを作成する作成手段と、
    を備えることを特徴するLUT作成装置。
  2. 請求項1に記載のLUT作成装置であって、
    前記第2取得手段は、前記複数の特色におけるKに最も近似する特色以外の一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する、
    ことを特徴とするLUT作成装置。
  3. 請求項1又は2に記載のLUT作成装置であって、
    前記測色値がL*a*b*値であることを特徴とするLUT作成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のLUT作成装置で作成されたLUTに基づいて、前記第1画像データを前記第2画像データに変換する変換手段を備えることを画像データ変換装置。
  5. C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Key Plate)以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUT(Look Up Table)を作成するLUT作成装置におけるLUT作成方法であって、
    前記第1画像データで色再現される色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷された印刷物の測色値を取得する第1取得工程と、
    前記複数の特色における一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第2取得工程と、
    前記複数の特色にそれぞれ対応する複数の特色インキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第3取得工程と、
    前記第2取得工程により取得された測色値により示される色再現範囲の中に、前記第1取得工程により取得された測色値により示される色再現範囲が含まれる場合に、前記第2取得工程により取得された測色値と、前記第3取得工程により取得された測色値に基づいて前記LUTを作成する作成工程と、
    を含むことを特徴するLUT作成方法。
  6. C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Key Plate)以外の複数の特色により色再現する第1画像データを、前記複数の特色における一部の特色とKにより色再現する第2画像データに変換するためのLUT(Look Up Table)を作成するLUT作成装置に含まれるコンピュータを、
    前記第1画像データで色再現される色再現範囲の少なくとも限界範囲を示す色が印刷された印刷物の測色値を取得する第1取得手段、
    前記複数の特色における一部の特色にそれぞれ対応する特色インキとKインキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第2取得手段、
    前記複数の特色にそれぞれ対応する複数の特色インキで印刷されたカラーチャートの測色値を取得する第3取得手段、
    前記第2取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲の中に、前記第1取得手段により取得された測色値により示される色再現範囲が含まれる場合に、前記第2取得手段により取得された測色値と、前記第3取得手段により取得された測色値に基づいて前記LUTを作成する作成手段、
    として機能させることを特徴するLUT作成プログラム。
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