JP2014060704A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データに対する印刷処理の効率を向上させる画像処理装置を提供する。
【解決手段】取得されたモノクロ画像データを、グレイラインの階調とカラー空間の座標値とが対応付けられた第1ルックアップテーブルにより、カラー画像データに変換する。その変換されたカラー画像データに対して印刷に対応した画像処理を実行し、画像処理が実行されたカラー画像データを、カラー空間の座標値と色材色空間の座標値とが対応付けられた第2ルックアップテーブルにより、色材色データに変換する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷に対応した画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
近年、グレイインクなど多色インクを搭載したインクジェットプリンタの登場により、モノクロ画像を印刷可能なカラープリンタが広く知られている。一般的に、カラープリンタでは、カラー画像を色材色に展開する上で3次元ルックアップテーブル(3DLUT)を参照することにより色材色展開処理を行っている。特許文献1には、カラー画像処理の色材色展開処理により、色域を制限した無彩色近辺の色再現領域(スモールガマット)を利用してモノクロ画像データを処理する方法が記載されている。
一般的に、モノクロ画像は、カラー画像に比べて、微細な階調表現が要求される。そのため、モノクロ画像データに対しては、カラー画像データ以上の階調再現制御が必要とされる。そこで、モノクロ画像を印刷可能なプリンタの色材色展開処理では、カラー画像処理に必要な格子点数より多くの格子点を3DLUTに実装する必要がある。
米国特許第6,459,501号公報
特許文献1では、色域を制限したスモールガマットにより画質改善を実現しているが、格子点数はカラー画像処理と同じであるので、階調再現制御の能力も、カラー画像処理と同じである。また、より多くの格子点を実装したモノクロ画像処理を、カラー画像処理と別に構成することも考えられる。しかしながら、カラー画像処理と別のハードウエア構成を設けることは、回路規模の増大の原因となる。また、カラー画像処理において、階調再現制御の高いモノクロ画像データの画質に合わせて、より多くの格子点を実装することが考えられる。しかしながら、3DLUTの格子点数が多くなるとやはり、回路規模の増大の原因となる。また、ソフトウエアによる処理の点からも、メモリ容量が増大するので、印刷処理の効率を低下させてしまうことになる。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、画像データに対する印刷処理の効率を向上させる画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、画像処理装置であって、モノクロ画像を記録媒体に記録するモノクロモードとカラー画像を記録媒体に記録するカラーモードとを設定する設定手段と、前記設定手段によりモノクロモードが設定された場合に、所定の階調数の色の要素の信号値でモノクロ画像の階調を示すモノクロ画像データを、前記複数の色の要素の信号値の組で表される中間画像データに変換する変換手段と、前記変換手段による変換によって得られた前記中間画像データを、前記複数の色の要素の信号値と前記モノクロ画像を記録媒体に記録するための色材の量との対応関係に基づいて前記モノクロ画像を前記記録媒体に記録するための色材の量を決定する決定手段に転送する転送手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、画像データに対する印刷処理の効率を向上させることができる。
画像処理システムの構成を示す図である。 モノクロ画像データの印刷設定画面の一例を示す図である。 画像処理システムにおける画像処理部の構成を示す図である。 入力値の位置を説明するための図である。 1DLUTの一例を示す図である。 1DLUTの3DLUTへの対応付けの一例を示す図である。 1DLUTが対応付けられた3DLUTの概念を示す図である。 1−3変換テーブルの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[実施形態1]
[画像処理システムの構成]
図1は、本発明に係る実施形態におけるモノクロ画像のパターン印刷を実行するための画像処理システムの構成を示す図である。CPU101は、ホストコンピュータ100全体を制御する。ROM102は、ホストコンピュータ100の各コントローラ類を制御するためのプログラムや、そのプログラム中で使用されるデータを記憶する。HDDコントローラ104は、ハードディスク105に対するデータの書込み/読出し等のデータ制御を行なう。ハードディスク105は、ホストコンピュータ100上で動作するOS、アプリケーション、そのアプリケーションで使用されるデータを記憶する。RAM103は、ハードディスク105からHDDコントローラ104を介してロードされたOSやアプリケーションを記憶する。RAM103にロードされたOSやアプリケーションは、CPU101により実行される。また、RAM103は、各アプリケーションの実行時のワークエリアとしても使用される。
プリンタ107は、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)以外の色材として、淡シアン(Lc)、淡マゼンタ(Lm)、濃グレイ(Gy)、淡グレイ(Lg)を使用したカラーモードの印刷が可能なカラープリンタである。カラープリンタとしては、例えば、インクジェット方式のインクジェット記録装置が用いられても良い。インタフェースコントローラ106は、プリンタ107とホストコンピュータ100との間のデータ送受信を行なう。ユーザがアプリケーション上で印刷コマンドを実行すると、ハードディスク105に記憶されているプリンタドライバを使用して印刷データを生成し、インタフェースコントローラ106を介してプリンタ107に印刷データを送信する。印刷データとは、例えばRGBデータや色材色データである。ディスプレイコントローラ108は、ディスプレイ装置109を制御する。入力デバイスコントローラ110は、CPU101の制御により、ホストコンピュータ100のユーザから入力デバイス111による指示入力を受付ける。入力デバイス111は、例えば、キーボードやポインティングデバイスである。ホストコンピュータ100のユーザは、ディスプレイ装置109や入力デバイス111を使用して、ホストコンピュータ100上で動作するアプリケーション上で対話的な操作を行なうことができる。
[画像処理の一例]
ユーザは、ディスプレイ装置109、入力デバイス111を使用して、パターン印刷等様々な画像処理を実行するためのアプリケーションを起動する。そのアプリケーションは、例えばハードディスク105に記憶されている。例えば、CPU101は、印刷の対象であり、所定の階調数を有するモノクロ画像データを取得する。CPU101は、例えば、モノクロ画像データを直接外部から取得しても良いし、RGB画像データを入力し、所定のRGB比率でグレースケール化することにより、モノクロ画像データを取得しても良い。
図2は、モノクロ画像データに基づいてパターン印刷を行うためのアプリケーションにより表示されるGUIの一例を示す図である。ユーザは、図2の設定画面上で、パターン印刷でパラメータの値を複数通り変化させる際の中心となる色調、明るさ、コントラスト等のパラメータを設定することができる。リストボックス301は、ユーザが色調のプリセットを選択する際に使用される。リストボックス301には、「純黒調」、「温黒調」、「冷黒調」等のプリセットがユーザ選択可能に表示される。さらに、設定画面は、ユーザが色調を調整可能なように、黄色−青方向の色調を調整するためのパラメータX302と、シアン−赤方向の色調を調整するためのパラメータY303とを表示する。色調パラメータX302、色調パラメータY303は、リストボックス301の各色調プリセットと連携しており、ユーザが色調プリセットを変更すると、色調パラメータX303と色調パラメータY303の値も連動して変化する。ユーザがパターン印刷ボタン304を押下すると、パターン印刷で変化させるパラメータの詳細設定画面(不図示)をさらに開く。図2の設定画面上で設定された各パラメータは、ハードディスク105のデータ領域に記憶される。CPU101は、図2の設定画面上で設定されたパラメータをハードディスク105のデータ領域から読み出し、各パラメータ値に基づいて、パターン印刷画像データや画像処理パラメータを生成する。生成されたパターン印刷画像データ及び画像処理パラメータは、I/Fコントローラ106を介して、プリンタ107に送信される。
[カラー画像の場合の処理]
図3は、画像処理システムにおける画像処理部の構成を示す図である。以下、画像データは、カラー画像の場合には、各色8ビットの24ビットデータ、モノクロ画像の場合には、8ビットデータとして説明する。ホストコンピュータ600は、画像処理部の構成のうち、カラー信号入力部601、モノクロ信号入力部602、カラーマッチング部604、画像編集部606、1−3変換部605、パターン印刷情報設定部603、色材色係数生成部607を有する。ホストコンピュータ600は、色材色変換テーブルデータベース(DB)608、印刷情報DBも有している。また、プリンタ615は、画像処理部の構成のうち、色材色展開処理部610、色材色係数設定部609、ハーフトーニング部613、印刷制御部614、印刷情報係数設定部612を有する。図3では、以上のように図示しているが、ホストコンピュータ600が色材色展開処理部610及び色材色係数設定部609とをさらに有するようにしても良い。
まず、カラー画像の場合について説明する。カラー信号入力部601は、カラー画像のRGBデータ(各色8ビットの24ビットデータ)を入力し、カラーマッチング部604に出力する。カラーマッチング部604は、3次元ルックアップテーブル(3DLUT)により、例えば、標準sRGB空間からデバイスRGB空間に色変換する。3DLUTは、例えば17値刻みの16格子点(即ち、16×16×16=4096格子点)上で出力値として色変換パラメータ(RGB値)を設定しており、格子点間のRGB各値については、補間計算により算出する。3DLUTの色変換パラメータは、記録媒体、印刷モードにより異なり、例えば、予め作成してハードディスク105に記憶しておき、必要に応じて読み出して各格子点に設定される。画像編集部606は、パターン印刷を行う場合に、複数の各パターン印刷画像データを用いて1つの画像データにレイアウト処理する。画像編集部606は、パターン印刷を行わない場合には、印刷画像データを拡大・縮小処理を実行して所望の画像サイズに変倍する。
画像編集部606で処理されたデバイスRGB空間のRGBデータと、プリンタ615で行われる画像処理のための画像処理パラメータと、プリンタ制御パラメータとがプリンタ615に転送される。色材色展開処理部610は、デバイスRGB空間のRGBデータを、3DLUTにより、色材色空間に対応した色材色データに色変換する。ここで、色材色とは、例えば、CMYKにLc、Lm、Gy、Lgを加えた8色である。色材色展開処理部610の3DLUTも、17値刻みの16格子点(4096格子点)上で出力値として色変換パラメータを設定しており、格子点間のRGBデータについては、補間計算により算出する。色材色展開処理部610の3DLUTの色変換パラメータは、記録媒体、印刷モードにより異なる。3DLUTの色変換パラメータは、例えば、予め作成してハードディスク105上の色材色変換テーブルDB608に記憶しておき、必要に応じて色材色係数設定部609により読み出されて各格子点に設定される。
ハーフトーニング部613は、色材色展開処理部610で色変換された色材色データを、ED法等により2値化する。そして、印刷制御部614は、印刷パス分解等、印刷に必要な処理を実行して記録媒体に印刷する。ハーフトーニング部613、印刷制御部614で使用される各画像処理パラメータも、記録媒体、印刷モードにより異なる。例えば、予め作成してハードディスク105上の印刷情報DB611に記憶しておき、必要に応じて印刷情報係数設定部612により読み出され、ハーフトーニング部613、印刷制御部614に設定される。
以上、カラー画像の場合の画像処理について説明した。モノクロ画像データをR=G=Bのカラー画像データとして画像処理することも可能である。しかしながら、一般的に、カラー画像と比較してモノクロ画像は、階調表現を特に重視する。従って、モノクロ画像データをカラー画像データに変換して上述の構成により画像処理する場合には、3DLUTの格子点数を16から32又は64に増やして、印刷の階調特性を細かく制御可能にする必要がある。しかしながら、その結果、回路規模が増大し、製品コストの増大の原因となってしまう。
[モノクロ画像の場合の処理]
そこで、本実施形態においては、モノクロ画像のパターン印刷(モノクロモードでの記録)について、以下のように画像処理を行う。まず、モノクロ信号入力部602は、8ビットデータであるモノクロ画像データを入力し、1−3変換部605に出力する。また、パターン印刷情報設定部603は、図2の設定画面上で設定されたパターン印刷のための各パラメータをハードディスク105から読み出し、パターン印刷に必要な情報であるパターン印刷情報を設定する。ここで、パターン印刷情報は、例えば、パターン画像数、各パターン画像の配置、各パターン画像のサイズ、各パターン画像についての色調整パラメータ、各パターン画像についての色材色変換テーブルの3DLUTへの格納位置情報である。色材色変換テーブルの3DLUTへの格納位置情報については後述する。パターン印刷情報設定部603は、1−3変換部605、画像編集部606、色材色係数生成部607それぞれに、パターン印刷情報を送信する。
1−3変換部605は、モノクロ画像データを入力し、1−3変換テーブルを用いて、グレイライン上の各グレイ階調値をカラー空間内のRGB信号値に変換する。変換されたRGB信号値は、後段の色材色展開処理部610の3DLUTの入力値のRGB信号値に対応する。また、1−3変換テーブルについては後述する。1−3変換部605の変換は、パターン画像数分行われる。画像編集部606は、1−3変換部605により変換されたパターン画像数分のRGBデータ(中間画像データ)を入力し、パターン印刷情報設定部603により設定された各パターン画像の配置、各パターン画像のサイズに従って、各パターン画像を1つの画像データに合成する。
色材色展開処理部610は、画像編集部606から送信されたRGBデータを色材色信号に変換する。この色材色信号は印刷処理に使用される色材の量に対応する。その際に使用される3DLUTは、図4(a)に示すように、RGB各軸を16格子点で表現された4096個の格子点を有する。色材色展開処理部610で使用する3DLUTは、その格子点数の点では従来と同じである。しかしながら、画像編集部606から送信された各RGB信号値の座標点に、色材色係数設定部609により設定された色材色データの値が出力値として対応付けられている(格納されている)。先述の「色材色変換テーブルの3DLUTへの格納位置情報」とは、3DLUTにおいて、画像編集部606から送信された各RGB信号値の表わす各座標と、色材色データとの対応付けをいう。本実施形態においては、画像編集部606から送信された各RGB信号値は、図6の0番目に示すような矢印の向きに従った値となっている。図6は、本実施形態における第2ルックアップテーブル、第2の対応関係の一例を示す。言い換えれば、そのようなRGB信号値となるように、1−3変換部605により、グレイ階調値を変換しているということである。そして、図6の0番目に示すような矢印の向きに従って、各座標点には、色材色データの値が対応付けられている。つまり、そもそも図5に示すようなグレイ階調値と色材色データとが対応付けられた1次元ルックアップテーブル(1DLUT)であるところを、グレイ階調値を一旦、1−3変換テーブルでRGBデータとする。そして、さらに、3DLUTを用いて、各RGB信号値に対応する色材色データに変換する(色材の量の決定)。本実施形態では、そのような構成により、モノクロ画像とカラー画像について、色材色変換処理の構成を同一とすることができる。そして、例えば、各パターン画像を合成して1つの画像データとするような画像処理において、色材色データではなくRGBデータを扱うので、データ量も低減することができる。また、後述するが、色材色展開処理部610による色材色展開処理において通常の3DLUTにおける補間計算を行えば、従来の1DLUTにおける補間計算と同じ結果を得ることができる。従って、従来と同様のモノクロ画像についての階調制御も可能である。色材色展開処理部610により色変換された色材色データは、カラー画像の場合と同じように、ハーフトーニング部613、印刷制御部614を介して印刷処理される。
色材色係数生成部607は、パターン印刷情報設定部603により設定された各パターン画像の色調整パラメータと、色材色変換テーブルの3DLUTへの格納位置情報とに従って、色材色展開処理部610により使用される3DLUTを生成する。色材色係数生成部607は、色材色変換テーブルDB608から、図2の設定画面で指定された色調(X,Y)に対応したモノクロ画像用の色材色変換テーブルを取得する。色材色変換テーブルDB608は、例えば、図5に対応した色材色変換テーブル(1DLUT)であり、図2の設定画面上で指定可能な全ての色調について、記録媒体ごとに記憶している。色材色係数生成部607は、色材色変換テーブルDB608から取得した色材色変換テーブルの各グレイ階調値に対応する出力値(色材色信号値)を、パターン印刷情報設定部603により設定された格納位置情報に従って、RGB空間内に対応付けていく。色材色変換テーブルDB608は、図2の設定画面上で指定可能な全ての色調について記憶していると説明した。しかしながら、図2の設定画面上で指定された色調に対応する色材色変換テーブルを、色材色変換テーブルDB608に既に記憶されている色材色変換テーブルから補間計算を行うことにより算出するようにしても良い。ホストコンピュータ600の色材色係数生成部607により生成された3DLUTは、プリンタ615の色材色係数設定部609に送信される。そして、色材色係数設定部609は、その送信された3DLUTを、色材色展開処理部610に設定する。
[色材色係数生成部の動作]
従来、入力値がグレイ階調値(即ち、入力値が1チャンネル)のモノクロ画像データについて色材色展開処理を行う場合には、1DLUTによる色材色展開処理を行って色材色データに変換し、その後、ハーフトーン処理を行っていた。このようにカラー画像データについての3DLUTによる色材色展開処理とは別の構成であったので、回路規模が大きくなり製品コストに影響していた。
本実施形態においては、1−3変換部605及び色材色係数生成部607と、カラー画像データについて使用する色材色展開処理部610とを組み合わせて、モノクロ画像データについて色材色展開処理を行う。つまり、本実施形態においては、モノクロ画像データ(8ビット、256階調)の色材色展開処理を1DLUTを用いて行うのではなく、色材色展開処理部610の色材色変換テーブル(3DLUT)を用いて行う。その結果、従来、モノクロ画像データについて別の構成とすることによる回路規模の増大を防ぐことをねらいとしている。本実施形態において、「チャンネル」という言葉は、画像データの信号を表しており、例えば、1チャンネルとはモノクロ画像信号、3チャンネルはRGB信号、4チャンネルはCMYK信号を意味している。RGB、CMYK以外にも、他の画像データの信号を表す、例えば、YCbCr、Lab、XYZ等であっても良い。
[色材色展開処理部610における3DLUTの生成]
次に、色材色展開処理部610で使用される3DLUTの生成について説明する。図5に示すような従来、モノクロ画像データについて使用される1DLUTは、各グレイ階調値に色材色データが対応付けられている。本実施形態においては、色材色係数生成部607は、各グレイ階調値をRGB空間内に対応付けていく。その際に、色材色係数生成部607は、図8の各グレイ階調値を、RGB空間内で連続して隣接する格子点に順に対応付けていく。ここで、連続して隣接する格子点とは、RGB空間内で隣り合う2つの格子点を結ぶ線分上にある入力値に対する出力値を補間計算により算出する場合に、その2つの格子点からのみ補間計算を行うような位置関係にある格子点を意味する。
例えば、3DLUTの補間計算が四面体補間で行われているとして説明する。四面体補間では、まず、入力値d(r,g,b)が3DLUTの各格子点と比較することにより、どの立方体に含まれるかを特定する。図4(a)は、特定された立方体の各格子点と入力値dとの位置関係を示す。入力値dの出力値(r’,g’,b’)は、次式(1)により算出される。
(r’,g’,b’)=(r0’,g0’,b0’)+c1×Δr/(r1−r0)+c2×Δg/(g1−g0)+c3×Δb/(b1−b0) ・・・(1)
ここで、(r0’,g0’,b0’)は、格子点(r0,g0,b0)の出力値である。また、係数c1〜c3は、入力値dが、図4Bに示す6つの四面体(T0〜T5)のうちいずれの四面体に含まれるかにより、以下のように算出される。ここで、(R’,G’,B’)rxgxbxは、格子点(rx,gx,bx)における出力値を表す。
・入力値dが四面体T0に含まれる場合、即ち、Δr/(r1−r0) ≧ Δg/(g1−g0) ≧ Δb/(b1−b0)が成り立つ場合。
c1=(R’,G’,B’)r1g0b0−(R’,G’,B’)r0g0b0
c2=(R’,G’,B’)r1g1b0−(R’,G’,B’)r1g0b0
c3=(R’,G’,B’)r1g1b1−(R’,G’,B’)r1g1b0
・入力値dが四面体T1に含まれる場合、即ち、Δr/(r1−r0) ≧ Δb/(b1−b0) ≧ Δg/(g1−g0)が成り立つ場合。
c1=(R’,G’,B’)r1g0b0−(R’,G’,B’)r0g0b0
c2=(R’,G’,B’)r1g1b1−(R’,G’,B’)r1g0b1
c3=(R’,G’,B’)r1g0b1−(R’,G’,B’)r1g0b0
・入力値dが四面体T2に含まれる場合、即ち、Δg/(g1−g0) ≧ Δr/(r1−r0) ≧ Δb/(b1−b0)が成り立つ場合。
c1=(R’,G’,B’)r1g1b0−(R’,G’,B’)r0g1b0
c2=(R’,G’,B’)r0g1b0−(R’,G’,B’)r0g0b0
c3=(R’,G’,B’)r1g1b1−(R’,G’,B’)r1g1b0
・入力値dが四面体T3に含まれる場合、即ち、Δg/(g1−g0) ≧ Δb/(b1−b0) ≧ Δr/(r1−r0)が成り立つ場合。
c1=(R’,G’,B’)r1g1b0−(R’,G’,B’)r0g1b1
c2=(R’,G’,B’)r0g1b0−(R’,G’,B’)r0g0b0
c3=(R’,G’,B’)r0g1b1−(R’,G’,B’)r0g1b0
・入力値dが四面体T4に含まれる場合、即ち、Δb/(b1−b0) ≧ Δr/(r1−r0) ≧ Δg/(g1−g0)が成り立つ場合。
c1=(R’,G’,B’)r1g0b1−(R’,G’,B’)r0g0b1
c2=(R’,G’,B’)r1g1b1−(R’,G’,B’)r1g0b1
c3=(R’,G’,B’)r0g0b1−(R’,G’,B’)r0g0b0
・入力値dが四面体T5に含まれる場合、即ち、Δb/(b1−b0) ≧ Δg/(g1−g0) ≧ Δg/(r1−r0)が成り立つ場合。
c1=(R’,G’,B’)r1g1b1−(R’,G’,B’)r0g1b1
c2=(R’,G’,B’)r0g1b1−(R’,G’,B’)r0g0b1
c3=(R’,G’,B’)r0g0b1−(R’,G’,B’)r0g0b0
上述したが、連続して隣接する格子点とは、式(1)において、2つの格子点のみを使用して補間計算されるような2つの格子点の組をいう。図4(b)に示す各場合においては、以下の格子点の各組が該当する。
・入力値dが四面体T0に含まれる場合には、(r0,g0,b0)と(r1,g0,b0)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b0)の組。
・入力値dが四面体T1に含まれる場合には、(r0,g0,b0)と(r1,g0,b0)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g0,b1)の組。
・入力値dが四面体T2に含まれる場合には、(r0,g0,b0)と(r0,g0,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g0,b1)の組。
・入力値dが四面体T3に含まれる場合には、(r0,g0,b0)と(r0,g1,b0)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b0)の組。
・入力値dが四面体T4に含まれる場合には、(r0,g0,b0)と(r0,g1,b0)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r0,g1,b1)の組。
・入力値dが四面体T5に含まれる場合には、(r0,g0,b0)と(r0,g0,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r1,g1,b1)の組、(r0,g0,b0)と(r0,g1,b1)の組。
つまり、上記の格子点の各組の線分上にある入力値について補間計算を行う場合には、(式1)の計算において、上記の2つの格子点以外の格子点の係数(Δr、Δg、Δbのうち少なくともいずれか)がゼロになる。従って、実際には、2つの格子点間での線形補間の計算となる。本実施形態においては、そのような位置関係にある連続した格子点に順に、図5の1DLUTの色材色データをグレイ階調値の順に対応付けていく。そのような構成により、3DLUTにおいて補間計算が行われても、従来の1DLUTの処理と同様の出力結果を得ることができる。以上、四面体補間を例に説明したが、例えば8点補間処理でも同様であり、2つの格子点からのみ線形補間が行われるような位置関係にある2つの格子点であれば良い。
ここで、3DLUTに対して1DLUTを対応付けた例を説明する。図6は、3DLUTに対して1DLUTを対応付けた例を説明するための図である。例えば、ここで、図6の「0番目」の矢印の原点には、図5のグレイ階調値0に対応する色材色データを対応付ける。そして、「0番目」の矢印に沿った隣の格子点に、図5のグレイ階調値8に対応する色材色データを対応付ける。さらに、「0番目」の矢印に沿った隣の格子点に、図5のグレイ階調値17に対応する色材色データを対応付ける。そのような対応付けを進めて、「0番目」の矢印に沿ったR軸上255の格子点には、図5のグレイ階調値123に対応する色材色データを対応付ける。その後、G軸上に沿った隣の格子点に、図5のグレイ階調値132に対応する色材色データを対応付ける。その後、「0番目」の矢印に沿った隣の格子点に、図5のグレイ階調値140に対応する色材色データを対応付ける。以降、図5のグレイ階調値255まで、上記の対応付けを続ける。
本実施形態においては、3DLUTは、16×16×16=4096個の格子点を持つとしている。従って、図5に示すような32個の格子点を持つ1DLUTを128個、対応付けることができる。1DLUTの3DLUTへの対応付けの方法は、図6では、RGの各基準軸で定められるRG平面上で対応付けているが、例えば、BR平面であっても良い。つまり、上述の、2つの格子点からのみ線形補間が行われるような位置関係にある2つの隣接する格子点を連続して対応付けていくことができるのであれば良い。以上で説明した形態では、モノクロ画像用の色材色変換テーブルの格子点数(32個)をカラー画像用の色材色展開3DLUTの各軸の格子点の数(16個)よりも多くしているため、モノクロ画像に必要な微細な階調表現を再現することができる。
上述の「色材色変換テーブルの3DLUTへの格納位置情報」において、例えば、図6に示すように、格納位置が0番目から127番目までのアドレスで指定されている。図6は、B軸の値を固定した場合のRG平面で、R=G=0(原点)の位置から、G軸上の各アドレスに、各色調に対応した1DLUTの色材色データが対応付けられている。図6に示すように、RGB空間内に、0番目〜127番目までの合計128個(即ち、128種類の色調)の1DLUTが対応付けられている。
図7は、色材色係数生成部607が、例えば、4種類のモノクロ画像用の色材色変換テーブル(1DLUT)を対応付けた3DLUTのイメージを示す図である。図7に示すように、0番目から3番目のアドレスの各格子点にモノクロ画像用の1DLUTが対応付けられている。このように、プリンタの色材色展開処理において、複数種類の色調のモノクロ画像の色材色変換テーブル(1DLUT)を1つの3DLUTに対応付けているので、1度の処理で複数種類の色調についての色材色展開処理を行なうことになる。その結果、各階調について色材色展開処理を行う場合に比べて印刷速度を向上させることができる。
[1−3変換部における1−3変換テーブルの生成]
次に、1−3変換部605において使用される1−3変換テーブルの生成について説明する。1−3変換部605は、入力されたモノクロ画像データを1−3変換テーブルを用いて、中間画像データであるRGBデータに色変換する。そして、その色変換されたRGBデータに対応する色材色データは、図6及び図7で説明したような3DLUTから得られる。
本実施形態においては、例えば、図6の「0番目」の矢印に沿って各該当するグレイ階調値と、そのRGB座標値とを対応付けたテーブルを1−3変換テーブルとして生成する。つまり、原点0に該当するグレイ階調値0と、その点のRGB=(0、0、0)とを対応付ける。そして、R軸上隣の格子点に該当するグレイ階調値17と、その点のRGB=(34,0,0)とを対応付ける。このような対応付けを続けていくと、図8の「0番目」で示される1−3変換テーブルが得られる。つまり、図6の「0番目」の矢印に沿ったRGB座標値の変化は、図8の「0番目」の1−3変換テーブルに示されるようになる。
例えば、モノクロ画像データに対してパターン印刷処理を行う際には、まず、モノクロ画像データを1−3変換部605により、RGBデータに変換される。例えば、グレイ階調値16は、RGB=(34,0,0)というRGBデータに変換されるわけである。そして、後段のプリンタ107の色材色展開処理部610において、3DLUT内でRGB=(34,0,0)に対応付けられた色材色データが得られる。その得られる色材色データは、当然のことながら、図5内でグレイ階調値17に対応する色材色データとなる。以上のようにして得られた1−3変換テーブルで変換された画像データの画素のRGB値にはR=G=Bでない画素が含まれることになる。
本実施形態において、1−3変換部605での変換は、1つの1−3変換テーブルにより、パターン数分、複数回の1−3変換を行っても良いし、複数の1−3変換テーブルそれぞれにより1−3変換を行う構成であっても良い。また、本実施形態では、モノクロ画像、カラー画像の色を表現するための所定数の色の要素がR、G、Bの3つの信号値で表されるRGBデータを対象として説明を行ったが、色を表現する要素はR、G、Bに異なる要素をさらに加えたものであってもよい。
[実施形態2]
実施形態1では、3DLUTの格子点以外の入力値については、隣接する格子点による補間計算により算出する方法を説明した。本実施形態では、モノクロ画像データの階調値全てに対応する格子点データを保持する方法を説明する。例えば、モノクロ画像データが8ビットデータの256階調であるとすると、256個の格子点データをモノクロ画像用テーブルとして使用する。つまり、モノクロ画像データの256階調値全てに対しての格子点データを3DLUTに保持する。その場合には、3DLUTでの格子点データを参照するだけですみ、補間計算が発生しない。よって、モノクロ画像データ用の格子点データを3DLUTに格納する際に、実施形態1の場合のように、隣接する格子点の位置に対応付ける必要がない。つまり、3DLUTのランダムな格子点位置に1DLUTの格子点データを対応付けることができる。例えば、3DLUTの格子点数を16×16×16=4096個とすると、256格子点の1DLUTは、3DLUTに16個対応付け可能であり、その場合には、最大16個種類のパターン印刷を実行することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又はコンピュータ読取可能な各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 画像処理装置であって、
    モノクロ画像を記録媒体に記録するモノクロモードとカラー画像を記録媒体に記録するカラーモードとを設定する設定手段と、
    前記設定手段によりモノクロモードが設定された場合に、所定の階調数の色の要素の信号値でモノクロ画像の階調を示すモノクロ画像データを、前記複数の色の要素の信号値の組で表される中間画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段による変換によって得られた前記中間画像データを、前記複数の色の要素の信号値と前記モノクロ画像を記録媒体に記録するための色材の量との対応関係に基づいて前記モノクロ画像を前記記録媒体に記録するための色材の量を決定する決定手段に転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数の色の要素はR、G、Bであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変換手段は、グレイラインの階調とカラー空間の座標値とを対応づける第1ルックアップテーブルに基づいて、前記モノクロ画像データを前記中間画像データに変換することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記カラー空間内の2つの基準軸で定められる平面上の座標値と、前記モノクロ画像の階調値に対応する前記モノクロ画像を記録するための色材の量と、を対応づける第2ルックアップテーブルに基づいて、前記色材の量を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記カラー空間内の前記平面上の各座標値は、前記第1ルックアップテーブルにおける当該各座標値に対応するグレイラインの階調の順に並んでいることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記モノクロ画像データは、1つの色の要素として、所定の階調数の信号値で示されるデータであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記複数の色の要素のうちの1つの色の要素の座標値は、前記中間画像データの各画素について同じであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
    モノクロ画像を記録媒体に記録するモノクロモードとカラー画像を記録媒体に記録するカラーモードとを設定する設定工程と、
    前記設定工程においてモノクロモードが設定された場合に、所定の階調数の色の要素の信号値でモノクロ画像の階調を示すモノクロ画像データを、前記複数の色の要素の信号値の組で表される中間画像データに変換する変換工程と、
    前記変換工程における変換によって得られた前記中間画像データを、前記複数の色の要素の信号値と前記モノクロ画像を記録媒体に記録するための色材の量との対応関係に基づいて前記モノクロ画像を前記記録媒体に記録するための色材の量を決定する決定手段に転送する転送工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記複数の色の要素はR、G、Bであることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記変換工程は、グレイラインの階調とカラー空間の座標値とを対応づける第1ルックアップテーブルに基づいて、前記モノクロ画像データを前記中間画像データに変換することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記決定工程においては、前記カラー空間内の2つの基準軸で定められる平面上の座標値と、前記モノクロ画像の階調値に対応する前記モノクロ画像を記録するための色材の量と、を対応づける第2ルックアップテーブルに基づいて、前記色材の量を決定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記カラー空間内の前記平面上の各座標値は、前記第1ルックアップテーブルにおける当該各座標値に対応するグレイラインの階調の順に並んでいることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  13. 前記モノクロ画像データは、1つの色の要素として、所定の階調数の信号値で示されるデータであることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  14. 前記複数の色の要素のうちの1つの色の要素の座標値は、前記中間画像データの各画素について同じであることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  15. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. グレイラインの階調と色材色空間の座標値とが対応付けられた1次元ルックアップテーブルを取得する取得手段と、
    カラー空間の各座標値と、前記1次元ルックアップテーブルの色材色空間の各座標値とを対応付けることによりルックアップテーブルを生成する第1生成手段と、
    前記1次元ルックアップテーブルの色材色空間の各座標値を、前記カラー空間の各座標値に置き換えることによりルックアップテーブルを生成する第2生成手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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