JP2005088119A - 打抜きシートの紙粉除去装置 - Google Patents

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Shinya Ishibashi
真也 石橋
Naoto Morita
直人 森田
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Abstract

【課題】打抜きシートに付着する紙粉を除去することができると共に、除去された紙粉を外部に漏洩させることなく回収処理することができる紙粉除去装置を提供することである。
【解決手段】入口2および出口3を有するハウジング1内に入口2から送り込まれる打抜きシートSを、シート間に間隔をあけて出口3に向けて搬送するシート搬送装置5を設ける。シート搬送装置5によって搬送される打抜きシートSの搬送路上に打抜きシートSの幅方向に向けて高圧エアを噴射する複数のエア噴射ノズル14を設ける。ハウジング1内の上部に吸引ダクト24を接続する。エア噴射ノズル14から噴射する高圧エアの衝突によって打抜きシートSに付着する紙粉を除去し、ハウジング1内で浮遊する紙粉を吸引ダクト24内に吸引して排出させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、打抜きシートに付着する紙粉を打抜きシートの搬送時に除去する打抜きシートの紙粉除去装置に関するものである。
一般に、ビール缶やビン等の複数の商品を同時に包装するマルチパック用の包装箱は、所定の形状に打抜かれ、同時に折曲げ用の罫線が入れられたシート状のブランクを、その罫線に沿って折曲げ、組立てることによって得られる。
上記のようなブランクを連続して形成するブランク形成装置として特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
図5は上記特許文献1に記載されたブランク形成装置を示す。このブランク形成装置は、タンデムに配置された複数のグラビア印刷装置(図では最終のグラビア印刷装置のみを示す)PnによってウエブWの片面に所定のピッチで、幅方向に複列の印刷を施し、印刷処理後のウエブWを下流側に設けられたアキュームレート装置30に搬送し、そのアキュームレート装置30から送り出されるウエブWを打抜き装置31に送り込んで打抜き処理を行なうようにしている。
打抜き装置31では、例えば、図6に示すように、ウエブWの印刷部位に不連続な打抜き切断線cを幅方向に複数形成して、わずかなつなぎ部を介して打抜き屑bがつながれた複数の製品部としてのブランクaをウエブWの幅方向に複列に形成し、同時に折曲げ用の罫線dを罫入れし、その打抜き、罫入れ後のウエブWを送り込み装置32に送り込むようにしている。
送り込み装置32は上下に配置された2本のロール32a、32bから成り、その上部ロール32aによって打抜き、罫入れ後のウエブWを下向きに加圧し、ウエブWの先端部の打抜き、罫入れ部をウエブW先端から切離して打抜きシートSを形成し、その打抜きシートSを図5に示すシート搬送装置33に送り込むようにしている。
シート搬送装置33は打抜きシートSをシート間に間隔をあけて下流側に設けられたストリッピング装置34にタイミングをとって送り込むようにしている。
ストリッピング装置34では図6に示すように、複列のブランクaを互に切り離すと共に、各ブランクaにつながる打抜き屑bを分離除去し、ブランクaのみを下流側に搬送して、図示省略したパレット上に積み上げるようにしている。
上記のようなブランク形成装置においては、打抜き装置31によってウエブWに打抜き処理する際に紙粉が発生し、その紙粉がブランクaに付着していると、そのブランクaによって包装される商品に紙粉が付着するおそれがあり、商品に紙粉が付着した場合には衛生上問題となり、また、不快な感じを与えることになるため、打抜き、罫入れ処理された打抜きシートSは紙粉を除去することが行なわれる。
紙粉の除去に際し、従来のブランク形成装置においては、図5に示すように、シート搬送装置33の全体をシート出入口を有するハウジング35で覆い、そのハウジング35内に複数のエア噴射ノズルを設け、各エア噴射ノズルから噴射される高圧エアをシート搬送装置33によって搬送される打抜きシートSに衝突させて紙粉を除去するようにしている。
特許第3411544号公報
ところで、上記のような紙粉の除去装置においては、高圧エアとの衝突によって打抜きシートから除去された紙粉がハウジング35内において浮遊し、そのハウジング35に形成されたシート出入口から漏洩して大気中に浮遊するため、作業環境を悪化させると共に、床面上等に堆積して周囲を汚損させるという不都合があった。
この発明の課題は、打抜きシートから除去された粉塵を周囲に漏洩させることなく回収処理することができるようにした打抜きシートの紙粉除去装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、入口および出口が対向位置に形成されたハウジングと、前記入口からハウジング内に送り込まれる打抜き処理後の打抜きシートを出口に向けて搬送するシート搬送装置と、そのシート搬送装置によって搬送される打抜きシートに向けて高圧エアを噴射して打抜きシートに付着する紙粉を除去する複数のエア噴射ノズルとから成る打抜きシートの紙粉除去装置において、前記エア噴射ノズルから流出する高圧エアの噴射方向をシート搬送装置によって搬送される打抜きシートの幅方向とし、前記ハウジング内の上部に吸引ダクトを接続した構成を採用している。
上記のように構成すれば、エア噴射ノズルから打抜きシートの幅方向に噴射される高圧エアとの衝突によって打抜きシートに付着する紙粉を除去することができる。また、打抜きシートに衝突する高圧エアの反射流は上向きに流れ、その反射流の流れの中に紙粉が浮遊して吸引ダクト内に吸引され、その吸引ダクトから排出されることになるため、紙粉が外部に漏洩することは殆どなく、作業環境の悪化および周囲の汚損を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。図1および図2は、図5に示すブランク形成装置の打抜き装置31とストリッピング装置34間に組込まれる打抜きシートの紙粉除去装置を示している。
図示のように、ハウジング1は細長い入口2および出口3を有し、その入口2には図6に示すウエブWの打抜き、罫入れ処理された部分をウエブWから切り離す送り込み装置4が設けられている。送り込み装置4は上下に配置された2本のロール4a、4bから成り、各ロール4a、4bは矢印方向に回転され、上部ロール4aはウエブWの打抜き、罫入れ処理された先端部を下向きに押圧してウエブWから切り離すようになっており、その切り離しによって打抜き、罫入れされた打抜きシートSが形成される。
ハウジング1内には入口2から送り込まれる打抜きシートSを出口3に向けて搬送するシート搬送装置5が設けられている。
シート搬送装置5は複列のベルト6を有し、各ベルト6にはシート押圧部材としての複数の突起7が等間隔に設けられ、その突起7間の間隔は打抜きシートSの搬送方向の長さより長くなっている。
上記シート搬送装置5は入口2からシート搬送装置5の供給端部上に送り込まれる打抜きシートSの移送方向後端を突起7で押圧して、その打抜きシートSを、前後の打抜きシートSの間に間隔をあけた状態で出口3に向けて搬送するようになっている。
なお、ハウジング1の出口3には図5に示すストリッピング装置34が設けられ、打抜きシートSはストリッピング装置34の作動にタイミングを合わせて供給されるようになっている。
シート搬送装置5における各ベルト6上にはシートガイド8が設けられている。シートガイド8は打抜きシートSの搬送方向に長く延び、シート搬送装置5によって搬送される打抜きシートSの移動を案内してシートの蛇行や浮き上がりを防止し、打抜きシートSの後端が突起7から外れて送りミスが発生するのを防止している。
ここで、各シートガイド8は保持枠9によって保持され、その保持枠9はその両側前後部に平行に配置された各アーム10の一端部が連結され、各アーム10の他端部はハウジング1に取付けられたブラケット11に連結されている。また、前側のアーム10にはシリンダ12が接続され、そのシリンダ12の作動によって、保持枠9とこれに支持されている複数のシートガイド8が水平を保つ状態で上下動させられるようになっている。
シート搬送装置5によって搬送される打抜きシートSの搬送路における両側上部には2本のエア供給パイプ13が設けられている。
エア供給パイプ13は打抜きシートSの搬送方向に長く延び、そのエア供給パイプ13に、その長さ方向に間隔をおいて高圧エアを噴射する複数のエア噴射ノズル14が設けられている。
図3および図4に示すように、エア噴射ノズル14は、ノズル本体15と、そのノズル本体15の先端部に回転自在に設けられた内部中空のノズルヘッド16とから成り、ノズル本体15には後端から先端に向く軸方向の孔17と、先端部外周面から上記孔17に連通する複数の半径方向の孔18とを形成し、一方、ノズルヘッド16には、ノズル本体15の軸心を中心とする円周上に複数のエア噴射孔19を形成しており、前記ノズル本体15の軸方向孔17および半径方向孔18からノズルヘッド16の中空部20内に供給される高圧エアによりノズル本体15を中心にノズルヘッド16を回転させ、そのノズルヘッド16に形成されたエア噴射孔19のそれぞれからノズル本体15の軸方向に高圧エアを噴射させるようにしている。このため、高圧エアはラッパ状の噴射パターンでもって噴射される。
エア供給パイプ13の長さ方向に間隔をおいて設けられた複数のエア噴射ノズル14のそれぞれは、シート搬送装置5によって搬送される打抜きシートSの幅方向に向けて高圧エアを噴射する取付けとされている。
図1および図2に示すように、ハウジング1の上部には全体にわたって小孔22が形成された仕切板21の取付けによって吸音部材23が設けられている。また、ハウジング1の上部には吸引ダクト24が接続されている。吸引ダクト24は吸音部材23および仕切板21を貫通してハウジング1内に連通し、その吸引ダクト24内の排気によって吸引ダクト24の吸込み口24aに吸引力が付与されるようになっている。
いま、エア供給パイプ13に高圧エアを供給し、そのエア供給パイプ13に接続された複数のエア噴射ノズル14から高圧エアを噴射する状態において、入口2からシート搬送装置5の供給端部上に打抜きシートSが送り込まれると、この打抜きシートSはシート搬送装置5によって出口3に向けて搬送される。その搬送時、エア噴射ノズル14から噴射される高圧エアが打抜きシートSに衝突し、その衝突によって打抜きシートSに付着する紙粉が除去される。
打抜きシートSに衝突した高圧エアの反射流は、上向きに流れ、その流れ中に紙粉が浮遊する。このとき、吸引ダクト24内のエアの排気によって吸込み口24aに吸引力が付与されているため、上向きの気流中に浮遊する紙粉は吸込み口24a内に吸引され、吸引ダクト24から排出されることになる。
また、エア噴射ノズル14から噴射される高圧エアの噴射方向は、打抜きシートSの幅方向であるため、ハウジング1の入口2および出口3から流出するエアの外部への漏洩は少なく、エア噴射ノズル14から噴射される高圧エアの殆どが吸引ダクト24内に吸引されることになる。
このため、打抜きシートSから除去された紙粉が外部に漏洩することは殆どなく、紙粉の外部漏洩による作業環境の悪化や周囲の汚損を防止することができる。
この発明に係る紙粉除去装置の実施の形態を示す縦断正面図 図1に示す紙粉除去装置の縦断側面図 エア噴射ノズルの詳細を示す断面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 従来のブランク形成装置を示す概略図 ブランク形成装置によってブランクが形成される状態を段階的に示す平面図
符号の説明
1 ハウジング
2 入口
3 出口
14 エア噴射ノズル
24 吸引ダクト

Claims (1)

  1. 入口および出口が対向位置に形成されたハウジングと、前記入口からハウジング内に送り込まれる打抜き処理後の打抜きシートを出口に向けて搬送するシート搬送装置と、そのシート搬送装置によって搬送される打抜きシートに向けて高圧エアを噴射して打抜きシートに付着する紙粉を除去する複数のエア噴射ノズルとから成る打抜きシートの紙粉除去装置において、前記エア噴射ノズルから流出する高圧エアの噴射方向をシート搬送装置によって搬送される打抜きシートの幅方向とし、前記ハウジング内の上部に吸引ダクトを接続したことを特徴とする打抜きシートの紙粉除去装置。
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