JP2005087816A - 粉砕物の製造方法、装置および粉砕物 - Google Patents

粉砕物の製造方法、装置および粉砕物 Download PDF

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Abstract

【課題】
簡単な装置と操作により、香り、風味、食感などの品質の低下を防止して、効率よく粉砕を行い、無酸素、無変質で、乾燥、冷却され、品質が優れた粉砕物を製造する方法、装置および粉砕物を提供する。
【解決手段】
粉砕物の製造装置1は、対向する粉砕面2a、3a間に粉砕部4を形成するように配置された1対の粉砕盤2、3と、一方の粉砕盤2を回転させる駆動装置Mと、他方の粉砕盤3を冷却するように隣接して設けられた冷却部5と、冷却部5を通して粉砕部4に原料を供給する原料供給部6と、粉砕部4から粉砕物7を取り出す粉砕物取出部8と、冷却された不活性ガスを原料供給部6から粉砕部4に供給する不活性ガス供給部9とから構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小麦、米、そば等の食品原料、その他の原料を粉砕して、粉砕物を製造する方法、装置および粉砕物に関し、さらに詳細には対向して配置された1対の粉砕盤により原料を粉砕して粉砕物を製造する方法、装置および粉砕物に関するものである。
生物、有機物、化学物質等の食品原料、その他の原料を粉砕して、粉砕物を製造する方法として、石臼のように対向して配置された1対の粉砕盤により食品原料を粉砕して粉砕物を製造する方法がある。この方法では、対向して配置された1対の粉砕盤間に食品等の原料を供給し、少なくとも一方の粉砕盤を回転させることにより、粉砕盤間で食品原料を粉砕して粉砕物を製造している。
このような粉砕方法では、装置を小型化して効率を高くするためには、鉄製の粉砕盤を用い、これを高速回転させることが考えられるが、この場合、高速回転による発熱および酸化により、原料の成分が変質し、得られる粉砕物の香り、風味、食感などの品質が低下する。大型の装置では全体を冷却することにより、品質の低下を防止するのは比較的容易であるが、家庭用等の簡易型の装置では、全体を冷却すると装置が大型化するので好ましくない。
粉砕盤回転型の粉砕装置では、一方の粉砕盤を駆動装置により回転させる構成になっており、駆動側の粉砕盤は回転し、その駆動機構が複雑であるため、駆動側を冷却するのは困難である。反対側、すなわち固定側の粉砕盤は容易に冷却できるが、回転側の粉砕盤に冷却効果が及びにくく、粉砕物の品質の低下を防止するのは困難である。
特許文献1には、被処理物とドライアイスとを混合、破砕し、発生する二酸化炭素で気相を置換するとともに、被処理物を凍結させ、凍結物を真空乾燥する凍結乾燥方法が示されている。しかしこの方法は、1対の粉砕盤により原料を粉砕して、品質が低下を防止しながら粉砕物を製造することを示していない。
特開平11−151080号公報
本発明の課題は、簡単な装置と操作により、香り、風味、食感などの品質の低下を防止して、効率よく粉砕を行い、無酸素、無変質で、乾燥、冷却され、品質が優れた粉砕物を製造する方法、装置および粉砕物を提供することである。
本発明は次の粉砕物の製造方法、装置および粉砕物である。
(1) 1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、
駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、
粉砕盤を冷却部により冷却し、
原料供給部から原料を粉砕部に供給し、
冷却された不活性ガスを粉砕部に供給し、
不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却しながら粉砕し、
粉砕部から粉砕物を粉砕物取出部に取り出す
粉砕物の製造方法。
(2) 1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、
駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、
他方の粉砕盤を隣接して設けられた冷却部により冷却し、
冷却部を通して原料供給部から原料を粉砕部に供給し、
冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給し、
不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却しながら粉砕し、
粉砕部から粉砕物を粉砕物取出部に取り出す
粉砕物の製造方法。
(3) 1対の粉砕盤を縦方向、横方向または斜め方向に対向して配置した上記(1)または(2)記載の方法。
(4) 冷却部で二酸化炭素、氷、水、窒素または冷却素子により冷却する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の方法。
(5) 不活性ガスが二酸化炭素または窒素である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の方法。
(6) 対向する粉砕面間に粉砕部を形成するように配置された1対の粉砕盤と、
一方の粉砕盤を回転させる駆動装置と、
粉砕盤を冷却する冷却部と、
粉砕部に原料を供給する原料供給部と、
粉砕部から粉砕物を取り出す粉砕物取出部と、
冷却された不活性ガスを粉砕部に供給する不活性ガス供給部と
を含む粉砕装置。
(7) 対向する粉砕面間に粉砕部を形成するように配置された1対の粉砕盤と、
一方の粉砕盤を回転させる駆動装置と、
他方の粉砕盤を冷却するように隣接して設けられた冷却部と、
冷却部を通して粉砕部に原料を供給する原料供給部と、
粉砕部から粉砕物を取り出す粉砕物取出部と、
冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給する不活性ガス供給部と
を含む粉砕装置。
(8) 1対の粉砕盤が縦方向、横方向または斜め方向に対向して配置された上記(6)または(7)記載の装置。
(9) 冷却部が二酸化炭素、氷、水、窒素または冷却素子により冷却するようにされた上記(6)ないし(8)のいずれかに記載の装置。
(10) 不活性ガスが二酸化炭素または窒素である上記(6)ないし(9)のいずれかに記載の装置。
(11) 粉砕部は、原料を粗挽きするための深溝からなる粗挽き粉砕部と、粗挽き粉砕物を微細な粉末に調製するための浅い円弧状細溝からなる微粉末粉砕部とより構成される上記(6)ないし(10)のいずれかに記載の装置。
(12) 粗挽き粉砕部となる深溝と、微粉末粉砕部となる浅い円弧状細溝は、粉砕盤の回転数に応じて粉砕盤上で観察される微粉末の流れに一致する円弧状の溝であって、粗挽き粉砕部となる深溝と連絡している上記(11)に記載の装置。
(13) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の方法によって得られる粉砕物。
(14) 上記(13)記載の方法よって得られる粉砕物を含む加工品。
本発明において、粉砕の対象となる原料は、粉砕できるものであれば制限はないが、熱および酸化により原料の成分が変質する原料が対象として適している。このような原料としては、小麦、米、そば等の食品原料、ならびに生物、有機物、化学物質等のその他の原料が挙げられる。
本発明の粉砕物の製造方法に用いるための粉砕物の製造装置は、対向する粉砕面間に粉砕部を形成するように配置された1対の粉砕盤と、一方の粉砕盤を回転させる駆動装置と、粉砕盤を冷却する冷却部と、粉砕部に原料を供給する原料供給部と、粉砕部から粉砕物を取り出す粉砕物取出部と、冷却された不活性ガスを粉砕部に供給する不活性ガス供給部とから構成される。好ましい粉砕物の製造装置は、
対向する粉砕面間に粉砕部を形成するように配置された1対の粉砕盤と、一方の粉砕盤を回転させる駆動装置と、他方の粉砕盤を冷却するように隣接して設けられた冷却部と、冷却部を通して粉砕部に原料を供給する原料供給部と、粉砕部から粉砕物を取り出す粉砕物取出部と、冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給する不活性ガス供給部とから構成される粉砕物の製造装置である。
1対の粉砕盤の対向する粉砕面は、原料を粉砕するのに適した粗面に形成するのが好ましく、必要によりやすり状に形成される。粉砕面の表面粗度は、粉砕部の原料供給部側が粗く、粉砕物取出部側が細くなるようにするのが好ましい。粉砕部を形成する粉砕面の間隔は、原料供給部側が大きく、粉砕物取出部側が小さくなるようにするのが好ましい。好ましい粉砕部は、原料を粗挽きするための深溝からなる粗挽き粉砕部と、粗挽き粉砕物を微細な粉末に調製するための浅い円弧状細溝からなる微粉末粉砕部とより構成される。粗挽き粉砕部となる深溝と、微粉末粉砕部となる浅い円弧状細溝は、粉砕盤の回転数に応じて粉砕盤上で観察される微粉末の流れに一致する円弧状の溝であって、粗挽き粉砕部となる深溝と連絡しているのが好ましい。そば丸抜きの粉砕の場合、粗挽き粉砕部となる深溝は、幅6〜10mm、深さ0.5〜5mmであり、フライス盤等の機械加工等により形成することができる。微粉末粉砕部となる浅い円弧状細溝は、幅100〜500μm、深さ50〜50μmであり、レーザー加工、ウオータジェット加工等により形成することができる。
1対の粉砕盤は円盤状に形成するのが好ましいが、他の形状でもよい。このような粉砕盤は、縦方向、横方向または斜め方向など、任意の方向に配置することができるが、特に縦方向、または縦方向に近い斜め方向に配置すると、粉砕物の取出が容易になるので好ましい。1対の粉砕盤のうち、一方の粉砕盤を駆動装置に接続して回転式とする。他方の粉砕盤は回転させないで固定式とすると、冷却部および原料供給部の配置が容易となり好ましいが、回転式としてもよい。
冷却部は他方の粉砕盤、すなわち回転式でない方の粉砕盤に隣接して、その粉砕盤を冷却するように設けられる。原料供給部は、冷却部で原料を冷却して粉砕部に供給するように、冷却部を通して粉砕部に連絡する。原料供給部は回転式でない方の粉砕盤の中央部に連絡すると、粉砕部における原料の移動距離がほぼ等しくなるので好ましいが、他の部分でもよい。粉砕物取出部は1対の粉砕盤の周辺部、特に粉砕盤を縦方向、または縦方向に近い斜め方向に配置した場合は下部に設けると、粉砕物の取出が容易となり好ましいが、他の部分でもよい。
冷却部は冷却媒体として、二酸化炭素、氷、水、窒素または冷却素子により冷却するようにされる。このうち冷却媒体としてドライアイスを用いると、取扱が容易であり、昇華により発生する二酸化炭素をそのまま不活性ガスとして用いることができるので好ましいが、冷却した二酸化炭素でもよい。また窒素も同様の理由で液体窒素を用いることができるが、冷却した窒素でもよい。冷却媒体として氷または水を用いる場合は、二酸化炭素または窒素を不活性ガスとして用いることができる。冷却媒体として氷を用いる場合は、融解して生成する水を除去するように、冷却部を構成する。不活性ガス供給部は、冷却媒体がドライアイス、液体窒素の場合のように、気化により冷却された不活性ガスが発生する場合には、その不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給するように配置し、他の場合には別系統の冷却不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給するように配置される。
本発明の粉砕物の製造方法は、上記のような装置により、1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、粉砕盤を冷却部により冷却し、原料供給部から原料を粉砕部に供給し、冷却された不活性ガスを粉砕部に供給し、不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却しながら粉砕し、粉砕部から粉砕物を粉砕物取出部に取り出す。好ましい製造方法は、1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、他方の粉砕盤を隣接して設けられた冷却部により冷却し、冷却部を通して原料供給部から原料を粉砕部に供給し、冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給し、不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却しながら粉砕し、粉砕部から粉砕物を粉砕物取出部に取り出すことにより、粉砕物を製造する。また不活性ガスは乾燥状態で調製されているため、気化した乾燥ガスを原料および粉砕物の乾燥に利用できる。
上記の方法では、冷却部によって冷却することにより、隣接する回転しない方の粉砕盤は容易に冷却されるが、回転側の粉砕盤および原料または粉砕物に冷却効果が及びにくいので、冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給することにより、不活性ガスにより原料および回転側の粉砕盤を冷却するとともに、原料中の酸素を置換しながら粉砕を行うことができる。
この場合、粉砕盤の全体および原料を冷却するとともに、原料中の酸素を追い出し、かつ原料を乾燥させることができ、原料の品質の低下を防止することができる。また粉砕盤を高速回転させても低温に冷却することができ、効率よく粉砕を行うことができる。しかも酸素の追い出しと原料の乾燥を同時に行って、品質の低下を防止することができ、これにより回転数をさらに高速にしても低温に冷却することができ、粉砕効率を高くすることができる。
以上のとおり、本発明によれば、1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、他方の粉砕盤を隣接して設けられた冷却部により冷却し、冷却部を通して原料供給部から原料を粉砕部に供給し、冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給し、不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却および乾燥させながら粉砕するようにしたので、簡単な装置と操作により、香り、風味、食感、成分などの品質の低下を防止して、効率よく粉砕を行い、無酸素、無変質で、乾燥、冷却され、品質が優れた粉砕物を製造する方法、装置および品質が優れた粉砕物を得ることができる。本法の無酸素冷却製粉法で調整した直径数十ミクロンの微粒子は、α−アミラーゼ、GOT(グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ)などの酵素活性を良く保持しているため、ドライケミストリー法を用いたα−アミラーゼを指標とする穀類の穂発芽診断に適している。また、微粒子のα−アミラーゼ活性を測定することにより、雨害や湿害により増加するフザリウムなどの微生物に起因するDON(デオキシニバレノール)などのマイコトキシンの評価に利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は実施例1の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。
図1において、粉砕物の製造装置1は、対向する粉砕面2a、3a間に粉砕部4を形成するように配置された1対の粉砕盤2、3と、一方の粉砕盤2を回転させる駆動装置Mと、他方の粉砕盤3を冷却するように隣接して設けられた冷却部5と、冷却部5を通して粉砕部4に原料を供給する原料供給部6と、粉砕部4から粉砕物7を取り出す粉砕物取出部8と、冷却された不活性ガスを原料供給部6から粉砕部4に供給する不活性ガス供給部9とから構成される。
1対の粉砕盤2、3の対向する粉砕面2a、3aは、原料を粉砕するのに適した粗面としてやすり状に形成されている。粉砕面2a、3aの表面粗度は、粉砕部4の原料供給部6側が粗く、粉砕物取出部8側が細くなっている。粉砕部4を形成する粉砕面2a、3aの間隔dは、原料供給部6側が大きく、粉砕物取出部8側が小さくなっている。
1対の粉砕盤2、3は円盤状に形成され、縦方向に配置されているが、斜め方向に配置することもできる。1対の粉砕盤のうち、一方の粉砕盤2は駆動装置Mに接続して回転式とされている。他方の粉砕盤3は冷却部5の側壁11にねじ12で固着されて固定式とされ、冷却部5に隣接するように設けられている。回転式の粉砕盤2の周辺部にはピン状のスペーサ13が設けられ、その先端部は固定式の粉砕盤3に接して摺動し、粉砕面2a、3aの間隔dを一定に保っている。粉砕盤2、3は互いに接する方向に加圧されている。
冷却部5は粉砕盤3を冷却するように隣接して設けられ、内部に冷却媒体14としてドライアイスが収容されている。原料供給部6は、貯留部(ホッパー)15内の原料16を冷却部5で冷却して粉砕部4に供給するように、冷却部5を通して粉砕盤3の中央部を通して粉砕部4に連絡している。粉砕物取出部8は粉砕盤2、3の周辺部であって、粉砕盤2、3を縦方向に配置した状態で下部に設けられ、粉砕物7の収容容器(袋)17を保持するように配置されている。
冷却部5は冷却媒体14としてドライアイスで冷却するようにされているため、発生する二酸化炭素をそのまま冷却された不活性ガスとして用いることができる。このため冷却部5の気相部に面する原料供給部6の側壁に開口部を設け、これを不活性ガス供給部9として用い、発生する二酸化炭素をそのまま冷却された不活性ガスとして原料供給部6から粉砕部4に供給するように構成されている。冷却部5は上部に蓋18が設けられて、シール材19でシールされている。また貯留部15は上部に蓋20が設けられている。40は粉砕盤2および駆動装置M側を覆うカバーで、ガス排出孔41を有している。
上記の装置による粉砕物の製造方法は、1対の粉砕盤2、3を対向させて粉砕面2a、3a間に粉砕部4を形成し、駆動装置Mにより一方の粉砕盤2を回転させ、他方の粉砕盤3を隣接して設けられた冷却部5に収容された冷却媒体(ドライアイス)14により冷却する。この状態で貯留部(ホッパー)15から原料16を原料供給部6に供給し、冷却部5を通して原料16を冷却して粉砕部4に供給し、粉砕盤2の回転により原料16を粉砕する。
このとき摩擦熱により高温となった粉砕盤3が冷却媒体(ドライアイス)14で冷却されることにより発生する二酸化炭素を、冷却された乾燥不活性ガスとして不活性ガス供給部9から原料供給部6を通して粉砕部4に供給し、この間不活性ガスにより原料16中の酸素を置換するとともに乾燥させ、原料16および粉砕盤2を冷却しながら粉砕を行い、粉砕部4から粉砕物7を粉砕物取出部8の収容容器(袋)17に取り出す。粉砕物7を充填した収容容器(袋)17は粉砕物取出部8から取り出して、ヒートシール等により密封して製品とする。
上記の方法では、冷却部5で冷却することにより、冷却部5に隣接する固定式の粉砕盤3は容易に冷却されるが、回転側の粉砕盤2および原料16または粉砕物7に冷却効果が及びにくいので、発生する−78℃の二酸化炭素を冷却された不活性ガスとして原料供給部6から粉砕部4に供給することにより、不活性ガスにより原料16または粉砕物7および回転側の粉砕盤2を冷却するとともに、原料中の酸素を置換するとともに乾燥させながら粉砕を行うことができる。ここで供給する冷却された不活性ガスとしての二酸化炭素の量は、冷却、酸素置換および乾燥に必要な量であり、香りや風味を無駄に逃がさない程度の量とするのが好ましい。粉砕部4の周辺部から出るガスは粉砕盤2およびモータM側を冷却してガス排出孔41から排出される。
これにより粉砕盤2、3の全体と原料16および粉砕物7を冷却するとともに、原料16および粉砕物7中の酸素を追い出し、かつ原料16および粉砕物7を乾燥させることができ、原料16および粉砕物7の品質の低下を防止することができる。また粉砕盤2を高速回転させても粉砕面2a、3aを低温に冷却することができ、効率よく粉砕を行うことができる。しかも酸素の追い出しと原料の乾燥を同時に行って、品質の低下を防止することができ、これにより回転数をさらに高速にしても低温に冷却することができ、粉砕効率を高めることができる。
以上のように、実施例1の粉砕物の製造装置および製造方法によれば、簡単な装置と操作により、香り、風味、食感などの品質の低下を防止して、効率よく粉砕を行い、無酸素、無変質で、乾燥、冷却され、品質が優れた粉砕物を製造することができる。また冷却媒体14としてドライアイスで冷却するため、冷却により発生する二酸化炭素をそのまま冷却された不活性ガスとして用いることができ、他の冷却された不活性ガス源を必要としない。粉砕盤2、3を縦方向または斜め方向に配置することにより、粉砕盤2、3の周辺下端部から無酸素、無変質で、乾燥、冷却された状態の粉砕物を取り出すことができ、無酸素、無変質で、乾燥、冷却された状態で包装した製品とすることができる。
図2は実施例2の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。
図2の粉砕物の製造装置は図1のものとほぼ同様に構成されていて、冷却媒体14として液体窒素が用いられている点が相違しているだけであり、他は同様の構成となっている。
図2の装置による粉砕物の製造方法は図1の方法とほぼ同様であるが、冷却媒体14として液体窒素が用いられているので、冷却部5内の冷却媒体14としての液体窒素によって冷却することにより発生する窒素ガスを、冷却された不活性ガスとして不活性ガス供給部9から原料供給部6を通して粉砕部4に供給し、これにより原料16中の酸素を置換するとともに乾燥させ、原料16、粉砕物7および粉砕盤2を冷却しながら粉砕を行う。他の操作および作用効果は図1の方法とほぼ同様である。
図3は実施例3の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。
図3の粉砕物の製造装置は図1のものとほぼ同様に構成されているが、冷却媒体14として氷が用いられている。不活性ガス供給部9は、冷却部5の気相部に面する原料供給部6の側壁に開口部として設けられ、不活性ガス供給路21が外部から冷却部5を通して連絡し、冷却部5で冷却された不活性ガスを原料供給部6から粉砕部4に供給するように構成されている。他の構成は図1のものと同様となっている。
図3の装置による粉砕物の製造方法は図1の方法とほぼ同様であるが、冷却媒体14として氷が用いられているので、冷却部5内の冷却媒体14としての氷によって粉砕盤3および原料供給部6の原料16を冷却して粉砕を行う。一方外部から不活性ガス供給路21に窒素ガス等の不活性ガスを供給し、冷却部5で冷却された不活性ガスを原料供給部6から粉砕部4に供給することにより、原料16中の酸素を置換するとともに乾燥させ、原料16、粉砕物7および粉砕盤2を冷却しながら粉砕を行う。これにより冷却部5内の冷却媒体14による冷却と、冷却された不活性ガスの供給を独立して制御しながら粉砕を行うことができる。他の操作および作用効果は図1の方法とほぼ同様である。
図4は実施例4の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。
図4の粉砕物の製造装置は図3のものとほぼ同様に構成されているが、冷却媒体14として水、アルコール等の液状媒体が用いられていて、その一部がポンプPにより取り出されて冷却装置22で冷却され、循環路23から冷却部5に循環するようにされている。不活性ガス供給部9は、冷却部5の気相部に面する原料供給部6の側壁に開口部として設けられ、不活性ガス供給路21が外部から冷却部5を通して連絡し、冷却部5で冷却された不活性ガスを原料供給部6から粉砕部4に供給するように構成されている。他の構成は図3のものと同様となっている。
図4の装置による粉砕物の製造方法は図3の方法とほぼ同様であるが、冷却媒体14として水、アルコール等の液状媒体が用いられているので、冷却部5内の冷却媒体14としての液状媒体によって粉砕盤3および原料供給部6の原料16冷却して粉砕を行う。このとき冷却媒体14としての液状媒体の一部がポンプPにより取り出されて冷却装置22で冷却され、循環路23から冷却部5に循環し、冷却媒体14の温度を一定に保つ。一方外部から不活性ガス供給路21に窒素ガス等の不活性ガスを供給し、冷却部5で冷却された不活性ガスを原料供給部6から粉砕部4に供給することにより、原料16中の酸素を置換するとともに乾燥させ、原料16、粉砕物7および粉砕盤2を冷却しながら粉砕を行う。これにより冷却部5内の冷却媒体14による冷却と、冷却された不活性ガスの供給を独立して制御しながら粉砕を行うことができる。他の操作および作用効果は図3の方法とほぼ同様である。
図5は実施例5の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。
図5の粉砕物の製造装置は図1のものとほぼ同様に構成されているが、1対の粉砕盤2、3は横方向に配置され、対向する粉砕面2a、3a間に粉砕部4を形成している。1対の粉砕盤のうち、一方の粉砕盤2は下側に配置され、駆動装置Mに接続して回転式とされている。他方の粉砕盤3は上側に配置され、冷却部5の側壁11にねじ12で固着されて固定式とされ、冷却部5に隣接するように設けられている。回転式の粉砕盤2の周辺部にはピン状のスペーサ13が設けられ、その先端部は固定式の粉砕盤3に接して摺動し、粉砕面2a、3aの間隔dを一定に保っている。粉砕盤3は支持部25にねじ26で固着され、粉砕盤2、3を互いに接する方向に付勢している。粉砕盤2は粉砕盤3よりも小さい外周を有する。
冷却部5は粉砕盤3を冷却するようにその上部に隣接して設けられ、内部に冷却媒体14としてドライアイスが収容されている。原料供給部6は、貯留部(ホッパー)15内の原料16を冷却部5で冷却して粉砕部4に供給するように、冷却部5を通して粉砕盤3の中央部を通して粉砕部4に連絡している。粉砕物取出部8は粉砕盤2の全周辺部を含むように、粉砕盤2、3を横方向に配置した状態で下部に設けられ、粉砕盤2の全周辺部から粉砕物7を集めるように配置されている。
冷却部5は冷却媒体14としてドライアイスで冷却するようにされているので、発生する二酸化炭素をそのまま冷却された不活性ガスとして用いるために、冷却部5の気相部に面する原料供給部6の側壁に開口部を設け、これを不活性ガス供給部9として用い、発生する二酸化炭素をそのまま冷却された不活性ガスとして原料供給部6から粉砕部4に供給するように構成されている。冷却部5は上部に蓋18が設けられて、シール材19でシールされている。また貯留部15は上部に蓋20が設けられている。27は放熱部材である。
図5の装置による粉砕物の製造方法は図1の方法とほぼ同様であるが、粉砕盤2、3は横方向に配置され、粉砕盤2が水平方向に回転して粉砕が行われるので、粉砕物7は粉砕盤2の全周辺部から無酸素、無変質で、乾燥、冷却された状態で、下部に設けられた粉砕物取出部8に取り出される。粉砕物取出部8に集められた粉砕物7は、粉砕物取出部8ごと取り出され、そのまままたは蓋をして利用される。他の操作および作用効果は図1の方法とほぼ同様である。
図5は冷却媒体14としてドライアイスを用いる例であるが、図2〜4他の冷却媒体14を用いるように構造を変更して実施することができる。また粉砕盤2、3は横方向に配置されているが、横に近い傾斜状でもよい。この他粉砕盤2、3、粉砕部4、冷却部5、原料供給部6、粉砕物取出部8、不活性ガス供給部9等の細部の構成は変更可能である。
図6は粉砕盤2、3の粉砕面2a、3aの例を示す正面図である。粉砕部4として、原料を粗挽きするための深溝からなる粗挽き粉砕部と、粗挽き粉砕物を微細な粉末に調製するための浅い円弧状細溝からなる微粉末粉砕部31とが構成されるように、粗挽き粉砕部となる深溝30と、微粉末粉砕部31となる浅い円弧状細溝とを有する。微粉末粉砕部31となる浅い円弧状細溝32は、粉砕盤の回転数に応じて粉砕盤上で観察される微粉末の流れに一致するようにレーザー加工により密に形成された円弧状の溝であって、レーザー加工による細溝32によって粗挽き粉砕部となる深溝30と連絡している。通常のフライス盤による切削加工部にレーザー加工による浅い円弧状細溝を重ねると平均粒度を下げることが可能で、粉の排出が速やかで生産性を向上できる。
図7は粉砕盤2、3の粉砕面2a、3a他の例を示す正面図である。この粉砕盤2、3は、従来のフライス加工溝33を放射状に形成した粉砕盤に、図6の粗挽き粉砕部となる深溝30と、微粉末粉砕部31となる浅い円弧状細溝32を形成したものである。
本発明を用いて調製したそば粉の粒度は、平均粒度0.036±21.5mmである。市販のロール挽きのそば粉の平均粒度0.103±67.34mmおよび市販の石臼挽きのそば粉の平均粒度0.137±88.14mmと比べると、粘弾性が向上してそば粉10割の手打ち等に適している。
実施例1の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。 実施例2の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。 実施例3の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。 実施例4の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。 実施例5の粉砕物の製造装置を示す縦断面図である。 粉砕盤2、3の粉砕面2a、3aの例を示す正面図である。 粉砕盤2、3の粉砕面2a、3a他の例を示す正面図である。
符号の説明
1 製造装置
2 粉砕盤
2a 粉砕面
3 粉砕盤
3a 粉砕面
4 粉砕部
5 冷却部
6 原料供給部
7 粉砕物
8 粉砕物取出部
9 不活性ガス供給部
11 側壁
12、26 ねじ
13 スペーサ
14 冷却媒体
15 貯留部(ホッパー)
16 原料
17 収容容器(袋)
18、20 蓋
19 シール材
21 不活性ガス供給路
22 冷却装置
23 循環路
25 支持部
27 放熱部材
30 深溝
31 微粉末粉砕部
32 細溝
33 フライス加工溝
40 カバー
41 ガス排出孔
d 間隔
M 駆動装置
P ポンプ

Claims (14)

  1. 1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、
    駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、
    粉砕盤を冷却部により冷却し、
    原料供給部から原料を粉砕部に供給し、
    冷却された不活性ガスを粉砕部に供給し、
    不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却しながら粉砕し、
    粉砕部から粉砕物を粉砕物取出部に取り出す
    粉砕物の製造方法。
  2. 1対の粉砕盤の対向する粉砕面間に粉砕部を形成し、
    駆動装置により一方の粉砕盤を回転させ、
    他方の粉砕盤を隣接して設けられた冷却部により冷却し、
    冷却部を通して原料供給部から原料を粉砕部に供給し、
    冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給し、
    不活性ガスにより原料中の酸素を置換するとともに冷却しながら粉砕し、
    粉砕部から粉砕物を粉砕物取出部に取り出す
    粉砕物の製造方法。
  3. 1対の粉砕盤を縦方向、横方向または斜め方向に対向して配置した請求項1または2記載の方法。
  4. 冷却部で二酸化炭素、氷、水、窒素または冷却素子により冷却する請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 不活性ガスが二酸化炭素または窒素である請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 対向する粉砕面間に粉砕部を形成するように配置された1対の粉砕盤と、
    一方の粉砕盤を回転させる駆動装置と、
    粉砕盤を冷却する冷却部と、
    粉砕部に原料を供給する原料供給部と、
    粉砕部から粉砕物を取り出す粉砕物取出部と、
    冷却された不活性ガスを粉砕部に供給する不活性ガス供給部と
    を含む粉砕装置。
  7. 対向する粉砕面間に粉砕部を形成するように配置された1対の粉砕盤と、
    一方の粉砕盤を回転させる駆動装置と、
    他方の粉砕盤を冷却するように隣接して設けられた冷却部と、
    冷却部を通して粉砕部に原料を供給する原料供給部と、
    粉砕部から粉砕物を取り出す粉砕物取出部と、
    冷却された不活性ガスを原料供給部から粉砕部に供給する不活性ガス供給部と
    を含む粉砕装置。
  8. 1対の粉砕盤が縦方向、横方向または斜め方向に対向して配置された請求項6または7記載の装置。
  9. 冷却部が二酸化炭素、氷、水、窒素または冷却素子により冷却するようにされた請求項6ないし8のいずれかに記載の装置。
  10. 不活性ガスが二酸化炭素または窒素である請求項6ないし9のいずれかに記載の装置。
  11. 粉砕部は、原料を粗挽きするための深溝からなる粗挽き粉砕部と、粗挽き粉砕物を微細な粉末に調製するための浅い円弧状細溝からなる微粉末粉砕部とより構成される請求項6ないし10のいずれかに記載の装置。
  12. 粗挽き粉砕部となる深溝と、微粉末粉砕部となる浅い円弧状細溝は、粉砕盤の回転数に応じて粉砕盤上で観察される微粉末の流れに一致する円弧状の溝であって、粗挽き粉砕部となる深溝と連絡している請求項11に記載の装置。
  13. 請求項1ないし5のいずれかに記載の方法によって得られる粉砕物。
  14. 請求項13記載の方法よって得られる粉砕物を含む加工品。
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