JP2005087501A - 弾球遊技機 - Google Patents

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一之 小倉
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Abstract

【課題】メインCPU側の処理負担を増大させることなく、不必要な早さでリーチ無しを知らしめ大当たりの期待を早期に殺ぐ弊害を低減する。
【解決手段】表示制御手段Dに、通常変動か時短変動かを特定する主制御手段Mからの情報に基づいて変動時間の判定値を更新する判定値更新手段D1、通常変動の終盤からリーチに移行する通常リーチと時短変動の終盤からリーチに移行する時短リーチとを同時間とした複数の表示パターンの記憶手段D2、主制御手段Mからのリーチ変動指令時に更新手段D1の現時の判定値が通常変動の場合は通常リーチを、時短変動のときには時短リーチを各選択して表示させる表示パターン選択手段D3を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、じゃん球遊技機等の弾球遊技機に関する。代表的には、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、略して風営法第2条第1項第7号のぱちんこ屋や同第8号の店舗等の営業に供される弾球遊技機、これらを一般ユーザ向け仕様にした新・中古品等に関する。
この種の弾球遊技機は、遊技者の射幸心を適度に刺激するため、入賞を容易にするための特別の装置である役物(風営法施行規則第7条)を具備する。特に、アタッカ等と称する大入賞口をもつ特別電動役物を具備し、始動入賞を契機に前段で内部的に決した抽選の結果を、液晶表示装置、CRT、7セグメントLED等の電気的表示装置や、リール、ドラム等の機械式表示装置等において特別図柄の変動を経て導出し、左中右の各図柄を三つ揃い等とする大当たりにより、大入賞口を開いて大量出玉を獲得できるようにしている。
また、表示装置等での演出上の高度化に伴うCPUの処理負担を軽減すると共に公安当局指定の検査機関での検査負担を軽減するため、大当たり抽選等の重要事項はメインCPU側で決め、遊技者の利益に直結しない検査対象外としてよい演出上の制御はメインCPUと独立したサブCPU側に受け持たせ、メインCPUからサブCPUへは図柄の変動を指令する変動パターン等の演出上の指令を送り、サブCPUからメインCPUへは信号のリターンのない仕様にするのが今日の主流である。
特開2001−170285号公報 以上のような遊技機の公知例として、例えば、特許文献1記載のものが知られており、メインCPU側で大当たりの抽選を経て図柄の変動時間に対応した一つの変動パターンを選択して、これをサブCPU側に送信し、サブCPU側では、その受信した変動パターンに基づいて、図柄のコマ送り・逆送り・再変動等の組合せや、各種のリーチ予告・大当たり予告等の選択など、具体的な表示パターンを決定して表示装置上に表示させるようにしている。こうして、メインCPU側の処理負担を大きくすることなく、サブCPUにより多様な演出を実現可能にしている。
また、特許文献1記載のものは、大当たりの当選確率を通常よりも高めた確率変動遊技への移行時、所定回数又は再度の大当たりに至るまで、表示装置上の図柄の変動時間を通常よりも短縮した時短変動としており、メインCPU側では、図柄の変動時間を最短とした変動パターンを選択してサブCPU側に送信するものとしている。こうして、図柄の変動待ちとされる保留始動入賞球の消化を促し、上限を超えて抽選の対象外となるムダ始動入賞球を減らすと共に、再度の大当たりに早期に到達できるようにしている。
しかし、特許文献1記載のものは、図柄の変動時間を最短とした時短変動により時間効率を高めることはできるが、時短変動が終盤に差し掛かり、短時間の図柄変動が終わりつつあるとき、早々に、左右の図柄が二つ揃う等のリーチへの移行は無く、従って大当たりに至らないことを遊技者に知らせてしまうことになり、遊技が単調化する問題がある。
これを回避するには、通常時のリーチ変動パターンとは別に、リーチ移行前の図柄の変動時間を通常時よりも短くした時短時のリーチ変動パターンを追加することが考えられるが、これでは、メインCPU側で管理する変動パターンの数が増えると共に、メインCPU側で行う変動パターンの選択処理も繁雑となり、メインCPU側の処理負担が増大する問題が起きる。
本発明では、メインCPU側の処理負担を増大させることなく、不必要な早さでリーチ無しを知らしめ大当たりの期待を早期に殺いでしまう弊害を少なくし、遊技の単調化を防止できる弾球遊技機を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図3に示すように、始動入賞を契機に大当たりの抽選をする主制御手段M、この主制御手段Mの指令に基づいて前記抽選の結果を表示装置7上の図柄の変動を経て導出する表示制御手段Dを含む弾球遊技機を前提とする。
前記主制御手段Mから前記表示制御手段Dへの指令には、前記抽選の結果をリーチ移行前の図柄変動時間を通常値とした通常変動か時短値とした時短変動かを特定する情報を含む。
前記表示制御手段Dには、次の各手段を設けた。
前記主制御手段Mからの前記情報に基づいて変動時間の判定値を更新する判定値更新手段D1。
通常変動の終盤からリーチに移行する通常リーチと、これと総変動時間において等しく、時短変動の終盤からリーチに移行する時短リーチとを含む複数の表示パターンを記憶した表示パターン記憶手段D2。
前記主制御手段Mからリーチに移行すべき図柄の変動が指令されたとき、前記表示パターン記憶手段D2から、前記更新手段D1の現時の判定値が通常変動の場合は通常リーチを、時短変動の場合は時短リーチを各選択して表示させる表示パターン選択手段D3。
請求項2記載の発明は、請求項1における通常変動か時短変動かを特定する前記情報は、前記主制御手段Mから前記表示制御手段Dに図柄の変動を指令する図柄変動時間に対応した変動パターンPTN01〜05から成るものとした。
請求項3記載の発明は、請求項2において、前記主制御手段Mは、図柄の変動待ちとされる抽選結果未導出の保留始動入賞球が所定以上貯まったとき、時短変動の変動パターンPTN02を指令するものとした。
請求項1記載の発明によれば、通常リーチと時短リーチとは総変動時間において等しいため、主制御手段Mからのリーチに移行すべき指令は、通常時、時短時で区別せず共通にできる。このため、主制御手段Mでの処理負担の増大を防止できる。特に、ノーマルリーチ、スーパーリーチ等、変動時間が異なるリーチ態様の数が増えるほど、この効果は大きい。変動時間が異なるリーチ態様毎に、主制御手段M側で通常時と時短時とで別々の指令を構築する必要がないためである。表示制御手段Dでは、主制御手段Mからリーチに移行すべき図柄の変動が指令されると、変動時間の判定値更新手段D1の現時の判定値が時短変動の場合は、表示パターン記憶手段D2から時短リーチの表示パターンが選択されて表示される。このため、時短時に不必要な早さでリーチ無しを知らしめ大当たりの期待を殺ぐ弊害を低減できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1を一層実効あるものとできる。すなわち、通常変動か時短変動かを特定する情報は、例えば、図柄の変動待ちとされる抽選結果未導出の保留始動入賞球数や、確率変動遊技中フラグ等、通常時と時短時とを区別する素データとすることも可能ではある。しかし、リーチに移行しない通常変動と時短変動とでは、図柄変動時間に対応した変動パターンがそもそも異なり、この変動パターンにより通常変動か時短変動かを特定できる。こうして、通常変動か時短変動かを特定する情報として変動パターンを用いることにより、主制御手段Mから表示制御手段Dに前記素データ等を送る必要性を無くせる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2を一層実効あるものとできる。すなわち、請求項2は請求項1と同様に確率変動遊技中の時短にも適用できるが、請求項3では、特に、図柄の変動待ちとされる抽選結果未導出の保留始動入賞球が所定以上貯まったときの時短、所謂保留球時短を適用対象とするものである。この保留球時短は、時短期間が継続する確率変動遊技中とは異なり、保留始動入賞球の数により頻繁に通常時と切換わる。このような場合でも、主制御手段Mから表示制御手段Dへは図柄変動時間に対応した変動パターンを指令しているだけでよく、表示制御手段D側では、その指令された変動パターンにより現時の変動時間判定値を更新し、該判定値により時短変動とみなせるときは時短リーチの方を出現させ得るし、通常変動とみなせるときは通常リーチの方を出現させ得る。こうして、時短時と通常時とが頻繁に切換わっても、主制御手段Mでの処理が繁雑になることなく良好に所期の目的を達成できる。
図1は、本発明を適用するパチンコ遊技機1であり、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2(図2)を備える。本体11の前面下部には、貸球及び賞球を受止める受皿3、遊技盤2に球を打出す発射装置40のバイクグリップ式発射ハンドル4、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。受皿3には、遊技機1に隣接して設置する図示しないカードユニットと連携して球貸しする球貸ボタン31、カード返却ボタン32等を備える。フロント扉14には、飾りランプ61,62、飾りLED63,64、賞球払出等の各種表示ランプ65,66を具備する。
図2の通り、遊技盤2には、遊技領域20を区画し且つ発射ハンドル4により打出す球を導くガイドレール21、センター飾り枠22の内方において例えば左中右三列にわたり特別図柄を変動させる特別図柄表示装置を構成する液晶表示装置7、大当たりの当否抽選及びこれに基づく特別図柄の変動を起動する電動チューリップ式普通電動役物から成る始動口9、大当たり時に手前に開くアタッカと称す特別電動役物の大入賞口8、一般入賞口となる左右の袖入賞口23,24及び落し入賞口25,26、4個の風車27a〜d、盤面サイドランプ28a,bを備える。
また、始動口9の電動チューリップの開閉にかかる普通図柄抽選起動用のスイッチ付き球通過ゲート91、スイッチ無し球通過ゲート92を各備える。普通図柄表示装置90は、液晶表示装置7の左上隅に設けており、星と丸との交互点灯が丸で停止すると当り、星で停止すると外れとしている。当り時は始動口9のチューリップを1秒又は1球入賞まで開く。29は、遊技盤2での入賞を逃したアウト球を排出するアウト口である。尚、図示は適宜省略したが、遊技盤2には多数の釘200が打たれている。大入賞口8への入賞球一個当たりの賞球は例えば15個、その他の入賞口9,23〜26のそれは例えば5個に設定している。
大当たりの当選確率は例えば320分の1としている。始動口9への入賞すなわち始動入賞時に、例えば乱数範囲を0〜319としたソフト又はハード乱数庫から一つの大当たり判定用乱数を取得し、その値が大当たり値の例えば7に一致していると大当たり、これ以外は外れとしている。特別図柄は、例えば0〜9の10種の数字から成り、大当たり時、大当たり図柄抽選用乱数による抽選で選ばれた特定の数字による左中右図柄の三つ揃いが導出される。大当たり図柄として1,3,5,7,9が選ばれると、大当たり遊技終了後、次回の大当たりの当選確率を5倍の64分の1に高める確率変動遊技に突入する。大当たり図柄として0,2,4,6,8が選ばれると、大当たりの当選確率は通常の320分の1に戻る。
先の始動入賞による特別図柄の変動中や、大当たり遊技中に新たな始動入賞が発生すると、最大例えば4個まで保留始動入賞球(以下、単に保留球という)として記憶し、先の図柄変動により外れが導出された後、又は、大当たりの導出に続く大当たり遊技終了後に、順番待ちの保留球による図柄変動が起動される。保留球が上限まで貯まって空きができないうちに更に追加的に生じる始動入賞は、賞球の払出し対象となるも大当たり抽選の対象外となる。保留球数が1の場合は保留球1ランプ71のみ点灯し、保留球数が2の場合はさらに保留球2ランプ72も点灯し、保留球数が3の場合はさらに保留球3ランプ73も点灯し、保留球数が4の場合はさらに保留球4ランプ74も点灯する。
大当たり遊技時、大入賞口8は手前に開き、その1ラウンドの開放中に該大入賞口8への入賞数が上限の例えば10球に達するか、開放から例えば30秒経過すると、一旦大入賞口8は閉じる。大入賞口8への入賞球が内部の特定領域を通過し所謂V入賞が検知されると、役物連続作動装置の作動状態となり、所定インターバルの後、再び大入賞口8が開く。V入賞がないか、最終の例えば16ラウンドを経ると、大当たり遊技が終わる。
図3は、遊技機1の制御装置を示す。主制御手段Mを実装する主制御基板MBは、ROM/RAM一体型のメインCPU(100)を備え、大当たりの当否抽選及び大当たり図柄抽選を含む遊技の主要事項を決する。大入賞口8への入賞数を数えるカウントスイッチ8C、大入賞口8内の特定領域への球通過を検出する特定領域通過スイッチ8V、始動口9への入賞球を検出する始動口スイッチ9S、左右の袖入賞口23,24及び落し入賞口25,26への入賞球を各検出する左右の袖入賞口スイッチ23S,24S及び落し入賞口スイッチ25S,26S、ゲート91のゲートスイッチ9G、受皿3の満杯センサ3S、賞球の払出関連スイッチPSを入力している。出力側には、大入賞口8を開閉する大入賞口開閉ソレノイド8D、特定領域への球通過をアシストする特定領域用ソレノイド8A、始動口9の電動チューリップを開閉する電チュー開閉ソレノイド9Dを接続している。また、発射装置40を接続している。
主制御手段Mには、大当たりの当否抽選及び大当たり図柄抽選を含む大当たり抽選等手段M0、始動口9への入賞時に取得した大当たり判定用乱数を保留球数の上限内で記憶する保留始動入賞球記憶手段M1、表示制御手段Dへ図柄の変動を指令する変動パターンの記憶手段M2、一つの変動パターンを選ぶ変動パターン選択手段M3をROM/RAM上に構築している。即時図柄の変動が可能な始動入賞があると記憶手段M1の保留球0領域に、図柄変動中に始動入賞があると同保留球1領域に、保留球数1で始動入賞があると同保留球2領域に、保留球数2で始動入賞があると同保留球3領域に、保留球数3で始動入賞があると同保留球4領域に大当たり判定用乱数が各格納される。変動パターンは、通常時の外れ時に多く選ばれるリーチなし10秒変動のPTN01、時短時の外れ時に多く選ばれるリーチなし5秒変動のPTN02、ノーマルリーチ15秒変動のPTN03、ノーマルリーチ20秒変動のPTN04、スーパーリーチ200秒変動のPTN05を含む。
遊技機1の制御装置は、主制御基板MBの他、液晶表示装置7の表示制御手段Dを実装する表示制御基板DB、スピーカ51,52の音声制御手段Fを実装する音声制御基板FB、ランプ類61〜66等のランプ制御手段Lを実装するランプ制御基板LB、賞球払出装置30の払出制御手段Pを実装する払出制御基板PBを備える。これらサブ側の各制御手段D,F,L,Pは、それぞれROM/RAM一体型のサブCPU(201〜204)を備え、それぞれ、8ビットのパラレルデータb0〜b7及びストローブ信号線から成る主制御手段Mからの一方向性通信回線を介して主制御手段Mと結んでいる。これらサブ側は、専ら主制御手段Mからの指令に基づいて演出及び受動的動作の制御を受け持つ。サブ側から主制御手段Mへの信号のリターンはなく、ゴト等の不正介入の余地を排除しつつサブ側を検査対象外にできるようにしている。
図4は、始動入賞に基づく図柄変動開始時の処理を示す。主制御手段Mでの処理である。処理対象の保留球がある場合(S1)、保留球数をマイナス1して更新し(S2)、処理対象の保留球に対応する大当たり判定用乱数が大当たり値に一致しているか判定し(S3)、大当たりでない外れの場合はリーチ選択用乱数に基づいて、例えばリーチ有りの選択割合を10%としたリーチの有無の抽選をし(S4)、リーチなしの選択時(S5)、保留球数により変動パターンを選択する(S6)。保留球数が0,1の場合、リーチなし10秒変動のPTN01を選び、保留球数が2,3の場合、リーチなし5秒変動のPTN02を選ぶ。
S3で大当たりが判定されるか、外れでもS4,S5でリーチ有りが選択されると、リーチ選択用乱数に基づいて変動パターンを選択する(S7)。外れでリーチ有りの時は、例えば選択割合90%でノーマルリーチ15秒変動のPTN03が、10%でスーパーリーチ200秒変動のPTN05が各選ばれる。大当たり時は、例えば選択割合30%でノーマルリーチ15秒変動のPTN03が、30%でノーマルリーチ20秒変動のPTN04が、40%でスーパーリーチ200秒変動のPTN05が各選ばれる。
S6又はS7による変動パターンの選択後、選択した変動パターンを2バイトの変動パターン指定コマンドにより表示制御手段Dに通知する(S8)。2バイトのコマンドは、メインCPUの2回の割込み処理により表示制御手段Dに送信される。
図5は、表示制御手段Dにおける変動パターンコマンドの受信時の処理を示す。受信した変動パターンがリーチを伴わないPTN01又はPTN02の場合(S9)、表示制御手段DのRAM上に確保する変動時間判定値を各パターンに対応した番号に書き換えて保存する(S10)。例えば、通常時に対応したPTN01なら1に、時短時に対応したPTN02なら2に書き換える。尚、変動時間判定値の初期値は通常時の1としている。続いて、変動パターンに対応して表示パターン抽選テーブルを選択する(S11)。PTN01なら表1、PTN02なら表2が各選ばれる。
受信した変動パターンがPTN01又はPTN02以外のリーチを伴う場合(S9)、変動パターン及び変動時間判定値に対応して表示パターン抽選テーブルを選択する(S12)。受信した変動パターンがPTN03で、判定値が通常時のPTN01つまり番号1なら表3A、同判定値が時短時のPTN02つまり番号2なら表3Bが選ばれる。受信した変動パターンがPTN04で、判定値が通常時の1なら表4A、同判定値が時短時の2なら表4Bが選ばれる。受信した変動パターンがPTN05で、判定値が通常時の1なら表5A、同判定値が時短時の2なら表5Bが選ばれる。
S11又はS12の抽選テーブルの選択後、表示制御手段Dの乱数庫で生成される表示パターン選択用乱数に基づいて、各テーブル(表1〜表5B)毎の選択割合に応じて、一つの表示パターンを抽選し(S13)、液晶表示装置7上において表示させる(S14)。
尚、主制御手段Mは、表示制御手段Dに送信した変動パターンの変動時間に見合う待ち時間をタイマ管理しており、その待ち時間に対応した時間経過後に液晶表示装置7上に主制御装置Mで決定した停止図柄が確定的に表示されるよう、適タイミングで表示制御手段Dに図柄停止コマンド又は図柄確定コマンドを送信するものとしている。
図6は、表示制御手段DのROMに定義する表示パターンの一覧である。受信した変動パターンに応じて、細分類した数種類の表示パターンの何れかを選び、多様な演出を実現可能にしている。変動パターン毎の各表示パターンは、変動パターンで特定された同じ変動時間をもつ。
図7は、表示パターンPTN01a〜cの表示内容を示す。通常変動時間T1相当の全図柄の高速変動を経て左図柄、右図柄の順に停止させ、やや遅れて中図柄高速変動を経て中図柄を停止させる。全図柄高速変動時に、PTN01aでは予告演出はなく、PTN01bでは予告1として例えば狐のキャラクタを出現させ、PTN01cでは予告2として例えば狸のキャラクタを出現させている。
図8は、表示パターンPTN02a〜cの表示内容を示す。時短変動時間T0相当の全図柄の高速変動を経て左図柄、右図柄の順に停止させ、やや遅れて中図柄高速変動を経て中図柄を停止させる。全図柄高速変動時に、PTN02aでは予告演出はなく、PTN02bでは予告1として例えば狐のキャラクタを出現させ、PTN02cでは予告2として例えば狸のキャラクタを出現させている。
図9は、表示パターンPTN03a〜jの表示内容を示す。通常変動時間T1又は時短変動時間T0相当の全図柄の高速変動を経て左図柄、右図柄の順に停止させ、左右の図柄が揃うノーマルリーチとする。続いて、このリーチ状況下で、中図柄動作1として例えば減速スクロール等により中図柄を停止させる。全図柄高速変動時に、PTN03a又はPTN03fでは予告演出はなく、PTN03b又はPTN03gでは予告1として例えば狐のキャラクタを出現させ、PTN03c又はPTN03hでは予告2として例えば狸のキャラクタを出現させ、PTN03d又はPTN03iでは予告3として例えば背景色を変化させている。PTN03e又はPTN03jでは、リーチ発生時に予告4として例えばバニーガールのキャラクタを出現させている。
図10は、表示パターンPTN04a〜hの表示内容を示す。通常変動時間T1又は時短変動時間T0相当の全図柄の高速変動を経て左図柄、右図柄の順に仮停止させ、左右の図柄が揃うノーマルリーチとする。続いて、このリーチ状況下で、中図柄動作1として例えば減速スクロール等により中図柄を仮停止させ、その後、左中右図柄動作2として例えば全図柄再変動等を経て全図柄を停止させる。変動開始直後の全図柄高速変動時に、PTN04a又はPTN04eでは予告1として例えば狐のキャラクタを出現させ、PTN04b又はPTN04fでは予告2として例えば狸のキャラクタを出現させ、PTN04c又はPTN04gでは予告3として例えば背景色を変化させている。PTN04d又はPTN04hでは、リーチ発生時に予告4として例えばバニーガールのキャラクタを出現させている。
図11は、表示パターンPTN05a〜hの表示内容を示す。通常変動時間T1又は時短変動時間T0相当の全図柄の高速変動を経て左図柄、右図柄の順に停止させ、左右の図柄が揃う長時間対応のスーパーリーチとする。続いて、このリーチ状況下で、中図柄動作1として例えば減速スクロール等により中図柄を仮停止させ、その後、中図柄動作3として例えばコマ送り等を経て中図柄を停止させる。全図柄高速変動時に、PTN05a又はPTN05eでは予告演出はなく、PTN05b又はPTN05fでは予告2として例えば狸のキャラクタを出現させ、PTN05c又はPTN05gでは予告3として例えば背景色を変化させている。PTN05d又はPTN05hでは、リーチ発生時に予告4として例えばバニーガールのキャラクタを出現させている。
図9〜11の各表示パターンは、通常変動時間T1を経てリーチに移行する通常リーチも、時短変動時間T0を経てリーチに移行する時短リーチも、何れも変動パターンに対応した同じ変動時間である。主制御手段Mからは、通常時、時短時の区別はなく、PTN03,04,05何れかの変動パターンを送信しているだけである。表示制御手段Dでは、図5に示したように、PTN01又は02以外のリーチを伴うPTN03,04,05何れかの変動パターンが指令されると、変動時間判定値の最新の更新値が通常時に対応したPTN01の番号1なら表3A等のA群の通常リーチを、変動時間判定値の最新の更新値が時短時に対応したPTN02の番号2なら表3B等のB群の時短リーチをそれぞれ的確に選ぶ。そして、時短変動時間T0の終盤で早々にリーチ無しは確定しないため、不必要な早さで大当たりの期待を殺ぐ弊害はない。
また、通常リーチか時短リーチかは、直近に送信された変動パターンが通常時のPTN01か時短時のPTN02かにより表示制御手段D側で的確に区別しており、主制御手段Mから表示制御手段Dに特別な情報を送信する必要もない。さらに、保留球の数により通常時と時短時が頻繁に切換わっても、主制御手段Mから表示制御手段Dへは図柄変動時間に対応した変動パターンを指令しているだけでよい。
本発明弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機の斜視図。 同遊技機の遊技盤の正面図。 同遊技機の制御装置。 主制御手段の図柄変動開始時の処理フローチャート。 表示制御手段の変動パターンコマンド受信時の処理フローチャート。 表示制御手段に定義する表示パターン一覧表。 通常時外れの表示パターンPTN01a〜bの説明図。 時短時外れの表示パターンPTN02a〜bの説明図。 ノーマルリーチ1の表示パターンPTN03a〜jの説明図。 ノーマルリーチ2の表示パターンPTN04a〜hの説明図。 スーパーリーチの表示パターンPTN05a〜hの説明図。
符号の説明
M 主制御手段、 D 表示制御手段、 7 表示装置
D1 判定値更新手段、 D2 表示パターン記憶手段、D3 表示パターン選択手段

Claims (3)

  1. 始動入賞を契機に大当たりの抽選をする主制御手段、
    この主制御手段の指令に基づいて前記抽選の結果を表示装置上の図柄の変動を経て導出する表示制御手段を含む弾球遊技機において、
    前記主制御手段から前記表示制御手段への指令には、前記抽選の結果をリーチ移行前の図柄変動時間を通常値とした通常変動か時短値とした時短変動かを特定する情報を含み、
    前記表示制御手段には、
    前記主制御手段からの前記情報に基づいて変動時間の判定値を更新する判定値更新手段と、
    通常変動の終盤からリーチに移行する通常リーチと、これと総変動時間において等しく、時短変動の終盤からリーチに移行する時短リーチとを含む複数の表示パターンを記憶した表示パターン記憶手段と、
    前記主制御手段からリーチに移行すべき図柄の変動が指令されたとき、前記表示パターン記憶手段から、前記更新手段の現時の判定値が通常変動の場合は通常リーチを、時短変動の場合は時短リーチを各選択して表示させる表示パターン選択手段とを
    設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 通常変動か時短変動かを特定する前記情報は、前記主制御手段から前記表示制御手段に図柄の変動を指令する図柄変動時間に対応した変動パターンから成る請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記主制御手段は、図柄の変動待ちとされる抽選結果未導出の保留始動入賞球が所定以上貯まったとき、時短変動の変動パターンを指令する請求項2記載の弾球遊技機。
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