JP2003251008A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2003251008A
JP2003251008A JP2002053765A JP2002053765A JP2003251008A JP 2003251008 A JP2003251008 A JP 2003251008A JP 2002053765 A JP2002053765 A JP 2002053765A JP 2002053765 A JP2002053765 A JP 2002053765A JP 2003251008 A JP2003251008 A JP 2003251008A
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probability
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JP2002053765A
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English (en)
Inventor
Koji Inagaki
浩司 稲垣
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2002053765A priority Critical patent/JP2003251008A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 これから取得される変動表示情報に基づく複
数の変動図柄における停止図柄の図柄組み合わせを予告
することが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 始動入賞口12への入賞により取得され
る変動表示情報と複数の報知パターン選択テーブルから
選択された一つの報知パターン選択テーブルに基づいて
報知パターン選択を行い、かかる報知パターン選択によ
って選択された報知パターンに基づく複数の変動図柄1
8の変動により、複数の変動図柄18における停止図柄
の図柄組み合わせの予告報知を行うと共に、次回の報知
パターン選択に用いられる報知パターン選択テーブルの
選択を、今回の報知パターン選択により選択された報知
パターンに基づいて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、パチンコ球が始動入賞口に入賞
することにより変動表示情報が取得され、かかる変動表
示情報に基づいて遊技領域に設けられた図柄表示装置に
て複数の変動図柄が変動をし、それら複数の変動図柄が
変動表示情報に基づく図柄組み合わせで停止するパチン
コ機に係り、特に、複数の変動図柄の停止図柄の図柄組
み合わせを予告報知するパチンコ機に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】従来から、パチンコ球が始動入賞口に入賞
すると変動表示情報が取得され、かかる変動表示情報に
基づいて遊技領域の略中央に設けられたCRTやLCD
等を用いた種々の図柄表示装置にて複数の変動図柄が変
動をし、該変動表示情報が遊技者に有利な特別遊技状態
が発生する情報を含んでいる場合には複数の変動図柄が
予め定められた特別遊技状態の図柄組み合わせで停止す
ると共に、図柄表示装置を介して所定の映像を表示する
一方、変動表示情報が遊技者に有利な特別遊技状態が発
生する情報を含んでいない場合には複数の変動図柄が特
別遊技状態の図柄組み合わせと異なる図柄組み合わせで
停止するパチンコ機が、提案されている。
【0003】また、複数の変動図柄の停止図柄の図柄組
み合わせを予告報知するパチンコ機も提案されている。
そして、そのようなパチンコ機のなかでも、複数の変動
図柄が特別遊技状態の図柄組み合わせで停止する可能性
が高いことを予告報知するパチンコ機は、遊技者に対し
て特別遊技状態が発生する期待感を抱かせることが出来
るのであり、特に、連続して予告を行う場合には、遊技
者に対して特別遊技状態が発生する期待感を一層抱かせ
ることが出来るのである。
【0004】ところで、複数の変動図柄が特別遊技状態
の図柄組み合わせで停止する可能性が高いことを予告す
る方法としては、例えば、変動表示情報に基づいて複数
の図柄の変動処理を行うことが不可能な状態下でパチン
コ球が始動入賞口に入賞した場合に、かかるパチンコ球
の始動入賞口への入賞に基づいて取得された変動表示情
報を所定数まで順次記憶して保留する保留手段を利用
し、かかる保留手段によって保留された変動表示情報が
特別遊技状態が発生する情報を含んでいる場合には、か
かる特別遊技状態が発生する情報を含んでいる変動表示
情報より以前に保留された特別遊技状態が発生しない情
報を含んでいる変動表示情報に基づいて複数の変動図柄
の変動を行う際に予告する方法が考えられる。
【0005】ところが、上述の如き保留手段を利用した
予告方法においては、保留手段によって保留されている
変動表示情報に基づいて予告を行うようになっているこ
とから、例えば、保留が途切れた後で取得された変動表
示情報が特別遊技状態が発生する情報を含んでいる場合
には、遊技者に対して複数の変動図柄が特別遊技状態の
図柄組み合わせで停止する可能性が高いことを予告する
ことが出来なくなってしまう。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、これから取得される変動表示情報に基づく
複数の変動図柄の停止図柄の図柄組み合わせを予告報知
することが出来る、新規な構造のパチンコ機を提供する
ことにある。
【0007】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することが出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0008】先ず、本発明の第一の態様は、パチンコ球
が始動入賞口に入賞することにより変動表示情報が取得
され、該変動表示情報に基づいて遊技領域に設けられた
図柄表示装置にて複数の変動図柄が変動をし、該変動表
示情報が遊技者に有利な特別遊技状態が発生する情報を
含んでいる場合には該複数の変動図柄が予め定められた
特別遊技状態の図柄組み合わせで停止すると共に、該図
柄表示装置を介して所定の映像を表示する一方、該変動
表示情報が遊技者に有利な特別遊技状態が発生する情報
を含んでいない場合には該複数の変動図柄が前記特別遊
技状態の図柄組み合わせと異なる図柄組み合わせで停止
せしめられるようになっており、更に、該複数の変動図
柄における停止図柄の図柄組み合わせの予告報知を行う
ようになっているパチンコ機において、前記複数の変動
図柄の変動を決定する報知パターンが複数あり、それら
複数の報知パターンの選択確率が互いに異なるように設
定された複数の報知パターン選択テーブルから予め選択
された一つの報知パターン選択テーブルと前記変動表示
情報に基づいて選択された一つの該報知パターンに基づ
く前記複数の変動図柄の変動により、前記予告報知が行
われた後、該複数の変動図柄を該変動表示情報に基づく
図柄組み合わせで停止せしめる一方、次回の該報知パタ
ーン選択に用いられる該報知パターン選択テーブルの選
択が、今回の該報知パターン選択によって選択された該
報知パターンに基づいて行われることを、特徴とする。
【0009】このような本態様に従うパチンコ機におい
ては、次回の報知パターン選択に用いられる報知パター
ン選択テーブルが、今回の報知パターン選択によって選
択された報知パターンに基づいて、複数の報知パターン
の選択確率が互いに異なるように設定された複数の報知
パターン選択テーブルから選択されるようになっている
ことから、今回の報知パターン選択によって選択された
報知パターンと次回の報知パターン選択によって選択さ
れる報知パターンに関連性をもたせることが出来るので
あり、それによって、これから取得される変動表示情報
に基づく複数の変動図柄における停止図柄の図柄組み合
わせの予告報知と、連続して選択される複数の報知パタ
ーンに関連性をもたせることが出来るのである。
【0010】ここにおいて、本態様における報知パター
ンとは、複数の変動図柄が変動を開始してから全て停止
するまでの複数の変動図柄の変動をいうものとする。
【0011】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に係るパチンコ機において、前記報知パターン選択
が一回行われる毎に、前記報知パターン選択テーブルが
変更せしめられることを、特徴とする。このような本態
様に従うパチンコ機においては、連続した報知パターン
選択が同一の報知パターン選択テーブルに基づいて行わ
れないことから、連続した報知パターン選択によって選
択された複数の報知パターンに関連性をもたせることが
容易に出来るのである。
【0012】また、本発明の第三の態様は、前記第一又
は第二の態様に係るパチンコ機において、前記複数の報
知パターンが前記複数の変動図柄における停止図柄の図
柄組み合わせの予告を行う報知パターンと該複数の変動
図柄における停止図柄の図柄組み合わせの予告を行わな
い報知パターンを含んで構成されていることを、特徴と
する。このような本態様に従うパチンコ機においては、
予告報知を行うことに対する信頼性の向上を図ることが
出来るのである。なお、本態様における予告を行う報知
パターンや予告を行わない報知パターンは、それぞれ、
一つであっても良いし、複数であっても良い。
【0013】また、本発明の第四の態様は、前記第一乃
至第三の何れかの態様に係るパチンコ機において、前記
予告報知により前記複数の変動図柄が前記特別遊技状態
の図柄組み合わせで停止する可能性が高いことを報知す
ることを、特徴とする。このような本態様に従うパチン
コ機においては、遊技者に対して特別遊技状態が発生す
る期待感を抱かせることが出来るのである。
【0014】また、本発明の第五の態様は、前記第三又
は第四の態様に係るパチンコ機において、前記報知パタ
ーン選択が遊技者に有利な特別遊技状態が発生する情報
を含んだ前記変動表示情報と前記報知パターン選択テー
ブルに基づいて行われる場合には、前記予告を行う報知
パターンが選択される確率が高くなっていることを、特
徴とする。このような本態様に従うパチンコ機において
は、予告報知を行うことに対する信頼性を一層向上する
ことが出来るのである。
【0015】また、本発明の第六の態様は、前記第三乃
至第五の何れかの態様に係るパチンコ機において、前記
報知パターン選択が遊技者に有利な特別遊技状態が発生
する情報を含んでいない前記変動表示情報と前記報知パ
ターン選択テーブルに基づいて行われる場合には、前記
予告を行わない報知パターンが選択される確率が高くな
っていることを、特徴とする。このような本態様に従う
パチンコ機においては、予告報知を行うことに対する信
頼性を一層向上することが出来るのである。
【0016】また、本発明の第七の態様は、前記第三乃
至第六の何れかの態様に係るパチンコ機において、前回
の前記報知パターン選択により前記予告を行う報知パタ
ーンが選択されており、且つ、今回の前記報知パターン
選択が遊技者に有利な特別遊技状態が発生する情報を含
んだ前記変動表示情報と前記報知パターン選択テーブル
に基づいて行われる場合には、今回の該報知パターン選
択において、前回の該報知パターン選択により選択され
た該予告を行う報知パターンと所定の関係を有する該予
告を行う報知パターンが選択される確率が高くなってい
ることを、特徴とする。このような本態様に従えば、前
回の予告を行う報知パターンと所定の関係を満たす予告
を行う報知パターンによって複数の変動図柄が変動する
場合には、遊技者に対して特別遊技状態が発生する可能
性が高いことを予告することが出来るのである。
【0017】また、本発明の第八の態様は、前記第七の
態様に係るパチンコ機において、前記所定の関係が同一
の前記予告を行う報知パターンが連続して選択されるこ
ととなっていることを、特徴とする。このような本態様
に従えば、前回の予告を行う報知パターンと同一の予告
を行う報知パターンで複数の変動図柄が変動する場合に
は、遊技者に対して、特別遊技状態が発生する可能性が
高いことを予告することが出来るのである。
【0018】また、本発明の第九の態様は、前記第三乃
至第八の何れかの態様に係るパチンコ機において、前記
報知パターン選択により選択された前記予告を行う報知
パターンが所定の条件を満たした場合には、次回の該報
知パターン選択が該所定の条件を満たした場合にのみ選
択される特別な報知パターン選択テーブルと前記変動表
示情報に基づいて行われることを、特徴とする。このよ
うな本態様に従うパチンコ機においては、特別の報知パ
ターン選択テーブルにおける複数の報知パターンの選択
確率を適当に調節することにより、特別な報知パターン
選択テーブルと変動表示情報に基づいて選択される報知
パターンと、所定の条件を満たした報知パターンとの間
に関連性をもたせることが出来るのである。なお、本態
様における特別な報知パターン選択テーブルとは、かか
る特別な報知パターン選択テーブルと遊技者に有利な特
別遊技状態が発生する情報を含んだ変動表示情報に基づ
いて行われる報知パターン選択により、特定の報知パタ
ーンが選択されるようになっており、また、かかる特別
な報知パターン選択テーブルと遊技者に有利な特別遊技
状態が発生する情報を含んでいない変動表示情報に基づ
いて行われる報知パターン選択により、特定の報知パタ
ーン以外の報知パターンが選択されるようになっている
報知パターン選択テーブルである。
【0019】また、本発明の第十の態様は、前記第九の
態様に係るパチンコ機において、前記報知パターン選択
が前記特別な報知パターン選択テーブルと遊技者に有利
な特別遊技状態が発生する情報を含んだ前記変動表示情
報に基づいて行われる場合には、該報知パターン選択に
よって選択される前記報知パターンは、一つに特定され
た前記予告を行う報知パターンとされていることを、特
徴とする。このような本態様に従うパチンコ機において
は、特別な報知パターン選択テーブルと変動表示情報に
基づいて選択される一つに特定された予告を行う報知パ
ターンと所定の条件を満たした予告を行う報知パターン
との間に関連性をもたせつつ、複数の変動図柄を特別遊
技状態の図柄組み合わせで停止せしめることが出来るの
であり、それによって、所定の条件を満たした予告を行
う報知パターンに基づいて複数の変動図柄が変動した後
に、かかる所定の条件を満たした予告を行う報知パター
ンと関連がある一つに特定された予告を行う報知パター
ンで複数の変動図柄が変動する場合には、遊技者に対し
て、特別遊技状態が確実に発生することを予告すること
が出来るのである。従って、本態様に従うパチンコ機に
おいては、これから取得される特別遊技状態が発生する
情報を含んだ変動表示情報に対しても、つじつまのあっ
た連続予告を行うことが出来るのである。なお、本態様
において、一つに特定された予告を行う報知パターンと
は、所定の条件を満たした予告のある報知パターンと特
別な関係がある報知パターンである。
【0020】また、本発明の第十一の態様は、前記第九
又は第十の態様に係るパチンコ機において、前記所定の
条件が同一の前記予告を行う報知パターンが複数回連続
して選択されることとなっている場合には、該所定の条
件を満たした場合にのみ選択される前記特別な報知パタ
ーン選択テーブルと遊技者に有利な特別遊技状態が発生
する情報を含んだ前記変動表示情報に基づいて行われる
前記報知パターン選択により選択される前記報知パター
ンは、複数回連続して選択された該予告を行う報知パタ
ーンと同じとされていることを、特徴とする。このよう
な本態様に従うパチンコ機においては、同一の予告を行
う報知パターンで複数の変動図柄が複数回変動した後
に、更に同一の予告を行う報知パターンに基づいて複数
の変動図柄が変動する場合には、遊技者に対して特別遊
技状態が確実に発生することを予告することが出来るの
である。従って、本態様に従うパチンコ機においては、
これから取得される特別遊技状態が発生する情報を含ん
だ変動表示情報に対しても、つじつまのあった連続予告
を行うことが出来るのである。
【0021】また、本発明の第十二の態様は、前記第三
乃至第十一の態様に係るパチンコ機において、前記報知
パターン選択により前記予告を行わない報知パターンが
選択された場合には、次回の該報知パターン選択に用い
られる前記報知パターン選択テーブルが予め定められて
いることを、特徴とする。このような本態様に従えば、
パチンコ機の設計を容易にすることが出来るのである。
【0022】また、本発明の第十三の態様は、前記第一
乃至第十二の何れかの態様に係るパチンコ機において、
前記複数の変動図柄が前記特別遊技状態の図柄組み合わ
せで停止した場合には、次回の前記報知パターン選択が
予め定められた前記報知パターン選択テーブルと前記変
動表示情報に基づいて行われることを、特徴とする。こ
のような本態様に従えば、パチンコ機の設計を容易にす
ることが出来るのである。
【0023】また、本発明の第十四の態様は、前記第一
乃至第十三の何れかの態様に係るパチンコ機において、
前記図柄表示装置を制御する表示制御回路によって前記
報知パターン選択が行われていることを、特徴とする。
このような本態様に従えば、パチンコ機の設計が容易に
出来るのである。
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0025】先ず、図1には、本発明の一実施形態とし
てのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機1
0は、パチンコ球が始動入賞口12に入賞すると変動表
示情報が取得され、かかる変動表示情報に基づいて遊技
領域14に設けられた図柄表示装置としての特別図柄表
示装置16にて複数(本実施形態では3つ)の変動図柄
18が変動をし、かかる変動表示情報が遊技者に有利な
特別遊技状態としての大当たりが発生する情報を含んで
いる場合には複数の変動図柄18が大当たりの図柄組み
合わせで停止した後、大入賞口20が所定回数続けて開
くと共に、特別図柄表示装置16に大当たり映像が表示
されるようになっている。
【0026】より詳細には、パチンコ機10の下端部に
は、下板22が配設されており、かかる下板22の上方
に位置して、中枠24が幅方向(図1中左右方向)一方
の端部を中心に回動可能な状態で外枠26に装着されて
いる。また、中枠24の後側(図1中裏側)には、遊技
領域14を構成する遊技盤28を保持せしめる額縁形状
の図示しない取付枠が固定されており、遊技盤28が取
付枠によって保持された状態下において、遊技盤28の
前面には、取付枠および中枠24を通して前方に露出せ
しめられている。また、中枠24の内周面には、矩形状
の保持枠30が固定されており、保持枠30内には、矩
形状の金枠32が幅方向(図1中左右方向)一方の端部
を中心に、保持枠30に対して回動可能に配設されてい
る。更に、金枠32には、ガラス板が組み付けられてお
り、それによって、遊技盤28の前方がガラス板によっ
て覆われている。更にまた、中枠24の前面には、幅方
向(図1中左右方向)一方の側に位置して枠鍵34が装
着されており、かかる枠鍵34によって中枠24と金枠
32を閉状態に保持することが可能となっている。
【0027】また、中枠24の下端部には、下皿36が
固定されている。更に、この下皿36の右下部には、発
射ハンドル38が回動可能に装着されており、発射ハン
ドル38の後方(図1中紙面の裏側)には、図示しない
発射モータが装着されている。また、かかる発射モータ
の回転軸には、クランク機構を介して槌が連結されてお
り、発射ハンドル38が周方向一方の側に回動操作され
ると、発射モータに電源が与えられて、槌が軸を中心に
繰り返し回動するようになっている。
【0028】また、中枠24内には、下端部に位置して
横長な皿板40が幅方向(図1中左右方向)一方の端部
を中心に回動可能に装着されており、かかる皿板40に
は、上皿42が固定されている。そして、この上皿42
内にパチンコ球が貯溜されるようになっており、発射ハ
ンドル38の回動操作に伴って回動する槌によって上皿
42に貯溜されたパチンコ球が弾かれるようになってい
る。
【0029】また、遊技盤28の前面には、外レール4
4および内レール46が固定されており、槌によって弾
かれたパチンコ球が外レール44と内レール46の間を
通って遊技盤28の上部に案内されて、遊技盤28の前
面に突設された複数の障害釘48に当たりながら落下す
る。更に、遊技盤28の前面中央部分には、合成樹脂材
によって形成された台板50が固定されており、かかる
台板50には、特別図柄表示装置16が固定されてい
る。この特別図柄表示装置16は、カラー液晶表示器か
らなるものであり、かかる特別図柄表示装置16には、
「1」〜「9」までの9種類の数字図柄と「オウム」,
「カメレオン」および「コウモリ」の3種類の図柄の合
計12種類の変動図柄18が、左列,中列および右列の
3列に表示されるようになっている。なお、本実施形態
では、複数の変動図柄18は、左列,右列,中列の順番
で停止するようになっている。
【0030】また、特別図柄表示装置16の下方には、
始動入賞口12が設けられており、かかる始動入賞口1
2にパチンコ球が入賞すると、入賞によって取得された
変動表示情報に基づいて特別図柄表示装置16に表示さ
れる複数の変動図柄18が変動するようになっている。
更に、変動表示情報に基づく複数の変動図柄18の変動
処理が実行できない状態、即ち、複数の変動図柄18が
変動している状態や特別図柄表示装置16に大当たり映
像が表示されている状態においてパチンコ球が始動入賞
口12に入賞した場合には、入賞個数が所定数(本実施
形態では4個)まで後述する保留カウンタ90によって
記憶されて保留されるようになっており、保留カウンタ
90に記憶されているカウンタ値が、特別図柄表示装置
16の上端部に設けられた複数個(本実施形態では4
個)の保留ランプ52によって表示される。また、始動
入賞口12の下方には、大入賞口20が設けられてお
り、特別図柄表示装置16に大当たり図柄や大当たり映
像が表示されている際に、開閉するようになっている。
【0031】このようなパチンコ機10は、図2に示さ
れている制御回路部54によって制御されている。この
制御回路部54には、制御回路部54を制御するCPU
56,制御プログラムや制御処理に必要なデータおよび
各種処理データ等を格納するためのメモリ58と、入力
ポート60および出力ポート62が設けられており、こ
れらCPU56,メモリ58,入力ポート60および出
力ポート62は、バス線64により相互に接続されてい
る。
【0032】また、入力ポート60には、始動入賞口1
2に設けられて入賞したパチンコ球を検出する始動入賞
口スイッチ66,大入賞口20内に設けられて大入賞口
20へ入賞したパチンコ球のカウントを行うカウントス
イッチ68,大入賞口20内に設けられて大入賞口20
の開放を継続するためのVゾーンへ入賞したパチンコ球
の検出を行う特別領域通過スイッチ70およびパチンコ
機10の裏側に設けられて変動図柄18の大当たり発生
確率を切換スイッチ等で設定変更する確率設定装置72
等が接続されている。更に、出力ポート62には、特別
図柄表示装置16への図柄表示を行う表示制御回路とし
ての表示制御回路部74,大入賞口20の扉開閉用ソレ
ノイドを駆動するソレノイド駆動回路76,保留ランプ
52を点灯する保留ランプ点灯回路78等が接続されて
いる。
【0033】また、メモリ58には、ソフトウェア上で
発生するタイマ割り込みの割り込み信号毎に「0」から
「299」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納され
る大当たりカウンタ80,ソフトウェア上で発生するタ
イマ割り込みの割り込み信号毎に「0」から「172
8」まで繰り返し1ずつ加算した数値が格納される図柄
選択カウンタ82,ソフトウェア上で発生するタイマ割
り込みの割り込み信号毎に「0」から「399」まで繰
り返し1ずつ加算した数値が格納される変動パターン選
択カウンタ84が設けられている。これら大当たりカウ
ンタ80,図柄選択カウンタ82および変動パターン選
択カウンタ84は、何れも、「0」から「上限値」まで
1ずつ加算した後、再び、「0」に戻るようになってい
る。また、メモリ58には、始動入賞口12に入賞した
時の大当たりカウンタ80,図柄選択カウンタ82およ
び変動パターン選択カウンタ84のカウンタ値が記憶さ
れるカウンタ値記憶エリア86が設けられている。更
に、メモリ58には、大当たりカウンタ値と図柄選択カ
ウンタ値に基づいて選択された停止図柄のデータと変動
パターン情報としての変動パターン選択カウンタ値に基
づいて選択された変動パターンのデータが記憶される変
動開始情報記憶エリア88が設けられている。更にま
た、メモリ58には、特別図柄表示装置16において、
複数の変動図柄18が変動している状態や大当たり映像
が表示されている状態で、始動入賞口スイッチ66を介
してパチンコ球の始動入賞口12への入賞を検出した場
合には、始動入賞口12に入賞したパチンコ球の入賞個
数が所定数までカウントされる保留カウンタ90が設け
られている。
【0034】ここにおいて、大当たりカウンタ80,図
柄選択カウンタ82,変動パターン選択カウンタ84お
よび保留カウンタ90のカウンタ値は、起動時に「0」
に設定される。また、保留カウンタ90は、パチンコ球
が始動入賞口12に入賞する毎に一つずつ加算されてい
く一方、複数の変動図柄18の変動処理が開始される毎
に、或いは、複数の変動図柄18が停止する毎に一つず
つ減算されていく。更に、保留ランプ点灯回路78を介
して、保留カウンタ90のカウンタ値に対応した数の保
留ランプ52が点灯するようになっている。
【0035】また、メモリ58には、大当たりカウンタ
80で取得されたカウンタ値が大当たりかハズレかを判
定する当たり判定データテーブル92(図3参照)が記
憶される当たり判定記憶エリア94,大当たり図柄の選
択に係る大当たり図柄選択データテーブル96(図4参
照)が記憶される大当たり図柄記憶エリア98,ハズレ
図柄がリーチハズレ図柄か完全ハズレ図柄かを判定する
ハズレ判定データテーブル100(図5参照)が記憶さ
れるハズレ判定記憶エリア102,リーチハズレ図柄の
選択に係るリーチハズレ図柄選択データテーブル104
(図6参照)が記憶されるリーチハズレ図柄記憶エリア
106,完全ハズレ図柄の選択に係る完全ハズレ図柄選
択データテーブル108(図7参照)が記憶される完全
ハズレ図柄記憶エリア110,大当たり時における変動
パターンの選択に係る大当たり変動パターンデータテー
ブル112(図8参照)が記憶される大当たり変動パタ
ーン記憶エリア114,リーチハズレ時における変動パ
ターンの選択に係るリーチハズレ変動パターンデータテ
ーブル116(図9参照)が記憶されるリーチハズレ変
動パターン記憶エリア118が設けられている。更に、
メモリ58には、保留数が4個の状態、即ち、最大保留
状態下における完全ハズレ変動パターンと保留数が0〜
3個の何れかの状態、即ち、保留許容状態下における完
全ハズレ変動パターンが記憶されている。なお、本実施
形態では、最大保留状態下での完全ハズレ変動パターン
と保留許容状態下での完全ハズレ変動パターンは、何れ
も、1種類しか設けられていない。
【0036】続いて、これらのデータテーブルについて
説明する。先ず、図3には、当たり判定データテーブル
92が示されている。この当たり判定データテーブル9
2は、大当たりカウンタ80のカウンタ値を示す「大当
たりカウンタ値」と、この「大当たりカウンタ値」に対
応する「当たり判定」から構成されており、かかる当た
り判定データテーブル92に基づいて大当たりカウンタ
80で取得されたカウンタ値が大当たりかハズレかを判
定するようになっている。
【0037】また、図4には、大当たり図柄選択データ
テーブル96が示されている。この大当たり図柄選択デ
ータテーブル96は、図柄選択カウンタ82のカウンタ
値を示す「図柄カウンタ値」と、この「図柄カウンタ
値」に対応する「大当たり図柄」から構成されており、
かかる大当たり図柄選択データテーブル96に基づいて
図柄選択カウンタ82で取得されたカウンタ値に対応す
る大当たり図柄が選択されようになっている。ここにお
いて、大当たり図柄とは、大当たり図柄として予め定め
られた3つの変動図柄18の図柄組み合わせであり、特
に本実施形態では、3つの変動図柄18の図柄が互いに
同じ図柄とされているものをいう。
【0038】さらに、図5には、ハズレ判定データテー
ブル100が示されている。このハズレ判定データテー
ブル100は、図柄選択カウンタ82のカウンタ値を示
す「図柄カウンタ値」と、この「図柄カウンタ値」に対
応する「ハズレ判定」から構成されており、かかるハズ
レ判定データテーブル100に基づいて、図柄選択カウ
ンタ82で取得されたカウンタ値がリーチハズレか完全
ハズレかを判定するようになっている。
【0039】また、図6には、リーチハズレ図柄選択デ
ータテーブル104が示されている。このリーチハズレ
図柄選択データテーブル104は、図柄選択カウンタ8
2のカウンタ値を示す「図柄カウンタ値」と、この「図
柄カウンタ値」に対応する「リーチハズレ図柄」によっ
て構成されており、かかるリーチハズレ図柄選択データ
テーブル104に基づいて、図柄選択カウンタ82で取
得されたカウンタ値に対応するリーチハズレ図柄が選択
されるようになっている。ここにおいて、リーチハズレ
図柄とは、リーチハズレ図柄として予め定められた3つ
の変動図柄18の図柄組み合わせであり、特に本実施形
態では、1番目に停止する変動図柄18と2番目に停止
する変動図柄18が互いに同じ図柄で停止するリーチ状
態が発生した後に、大当たり図柄と異なる図柄の組み合
わせで停止するものをいい、具体的には、例えば、12
1等が、それである。
【0040】さらに、図7には、完全ハズレデータテー
ブル108が示されている。この完全ハズレデータテー
ブル108は、図柄選択カウンタ82のカウンタ値を示
す「図柄カウンタ値」と、この「図柄カウンタ値」に対
応する「完全ハズレ図柄」によって構成されており、か
かる完全ハズレデータテーブル108に基づいて、図柄
選択カウンタ82で取得されたカウンタ値に対応する完
全ハズレ図柄が選択されるようになっている。ここにお
いて、完全ハズレ図柄とは、完全ハズレ図柄として予め
定められた3つの変動図柄18の図柄組み合わせであ
り、特に本実施形態では、大当たり図柄と異なり、且
つ、リーチハズレ図柄とも異なる図柄の組み合わせをい
うものとする。具体的には、例えば、3つの変動図柄1
8が、123等のように互いに異なる図柄で停止するも
のや、例えば、112等のように、1番目に停止する変
動図柄18と2番目に停止する変動図柄18が互いに異
なるものをいうものとする。
【0041】上述の説明から明らかなように、本実施形
態では、特別遊技状態の図柄組み合わせと異なる図柄組
み合わせ、即ち、大当たり図柄組み合わせと異なる図柄
組み合わせは、リーチハズレ図柄と完全ハズレ図柄によ
って構成されている。
【0042】また、図8には、大当たり変動パターンデ
ータテーブル112が示されている。この大当たり変動
パターンデータテーブル112は、変動パターン選択カ
ウンタ84のカウンタ値を示す「変動パターン選択カウ
ンタ値」と、この「変動パターン選択カウンタ値」に対
応する「リーチパターン」によって構成されており、か
かる大当たり変動パターンデータテーブル112に基づ
いて、変動パターン選択カウンタ84で取得されたカウ
ンタ値に対応するリーチパターンが選択されるようにな
っている。ここにおいて、本実施形態では、リーチパタ
ーンとして、大当たりリーチα,β,γの何れか一つが
選択されるようになっている。
【0043】また、図9には、ハズレリーチパターン選
択データテーブル116が示されている。このハズレリ
ーチパターン選択データテーブル116は、変動パター
ン選択カウンタ84のカウンタ値に対応する「変動パタ
ーン選択カウンタ値」と、この「変動パターン選択カウ
ンタ値」に対応する「リーチパターン」によって構成さ
れており、かかるリーチハズレ変動パターン選択データ
テーブル116に基づいて変動パターン選択カウンタ8
4で取得されたカウンタ値に対応したリーチパターンが
選択されるようになっている。ここにおいて、本実施形
態では、リーチパターンとして、リーチハズレα,β,
γの何れか一つが選択されるようになっている。
【0044】また、表示制御回路部74には、図10に
示されているように、制御回路部54のCPU56から
の制御信号に従って複数の変動図柄18の変動の開始お
よび停止を行う表示用CPU120,制御プログラムや
制御処理に必要なデータ及び各種処理データ等を格納す
るための表示用メモリ122が設けられている。更に、
表示用メモリ122には、ソフトウェア上で発生するタ
イマ割り込みの割り込み信号毎に「0」〜「100」ま
で繰り返し1ずつ加算した数値が格納される報知パター
ン選択カウンタ124が設けられている。この報知パタ
ーン選択カウンタ124は、「0」から「100」まで
1ずつ加算した後、再び、「0」に戻るようになってい
ると共に、報知パターン選択カウンタ124のカウンタ
値は、起動時に「0」に設定されるようになっている。
更にまた、表示用メモリ122には、変動開始情報が表
示用メモリ122に着信した際に取得される報知パター
ン選択カウンタ124のカウンタ値を記憶するカウンタ
値記憶エリア147、表示用メモリ122に着信した変
動表示情報を記憶する変動開始情報記憶エリア149、
報知パターン選択によって選択された報知パターンを記
憶する報知パターン記憶エリア151が設けられてい
る。
【0045】また、表示用メモリ122には、報知パタ
ーンの選択に係る報知パターン選択テーブルS126
(図11参照)が記憶される報知パターン選択テーブル
S記憶エリア128,報知パターンの選択に係る報知パ
ターン選択テーブルA130(図15参照)が記憶され
る報知パターン選択テーブルA記憶エリア132,報知
パターンの選択に係る報知パターン選択テーブルB13
4(図16参照)が記憶される報知パターン選択テーブ
ルB記憶エリア136,報知パターンの選択に係る報知
パターン選択テーブルC138(図17参照)が記憶さ
れる報知パターン選択テーブルC記憶エリア140,報
知パターンの選択に係る特別な報知パターン選択テーブ
ルとしての報知パターン選択テーブルAA142(図1
8参照)が記憶される報知パターン選択テーブルAA記
憶エリア144,報知パターンの選択に係る特別な報知
パターン選択テーブルとしての報知パターン選択テーブ
ルBB146(図19参照)が記憶される報知パターン
選択テーブルBB記憶エリア148,報知パターンの選
択に係る特別な報知パターン選択テーブルとしての報知
パターン選択テーブルCC150(図20参照)が記憶
される報知パターン選択テーブルCC記憶エリア152
が、設けられている。このことから明らかなように、本
実施形態では、複数の予告選択テーブルは、報知パター
ン選択テーブルS,A,B,C,AA,BB,CCによ
って構成されている。
【0046】続いて、これらの報知パターン選択テーブ
ルについて説明する。先ず、図11には、報知パターン
選択テーブルS126が示されている。この報知パター
ン選択テーブルS126は、変動開始情報に含まれてい
る変動パターンのデータ、即ち、大当たり変動パターン
データテーブル112やリーチハズレ変動パターンデー
タテーブル116に基づいて選択されたリーチパター
ン,最大保留状態下の完全ハズレ変動パターンおよび保
留許容状態下での完全ハズレ変動パターンと、報知パタ
ーン選択カウンタ124によって得られた報知パターン
選択カウンタ124の「報知パターン選択カウンタ値」
と、それら「変動パターン」および「報知パターン選択
カウンタ値」に対応する「報知パターン」によって構成
されており、かかる報知パターン選択テーブルS126
に基づいて変動開始情報に含まれている変動パターンと
報知パターン選択カウンタ124のカウンタ値に対応し
た報知パターンが選択されるようになっている。
【0047】ここにおいて、本実施形態では、報知パタ
ーンA,B,C,Nの4種類の中から報知パターンが選
択されるようになっている。報知パターンAは、図12
に示されているように、複数の変動図柄18の変動開始
から停止までの間に、特別図柄表示装置16の画面上に
存在するワニ154が口をパクパクさせるようになって
おり、ワニ154が口をパクパクさせることによって、
遊技者に対して、複数の変動図柄18が大当たり図柄の
組み合わせで停止する可能性が高いことを予告報知する
のである。また、報知パターンBは、図13に示されて
いるように、複数の変動図柄18の変動開始から停止ま
での間に、特別図柄表示装置16の画面上に子ザル15
6が登場するようになっており、かかる子ザル156の
登場によって、遊技者に対して、複数の変動図柄18が
大当たり図柄の組み合わせで停止する可能性が高いこと
を予告報知するのである。更に、報知パターンCは、図
14に示されているように、複数の変動図柄18の変動
開始から停止までの間に、特別図柄表示装置16の画面
上を極楽鳥158が横切るようになっており、極楽鳥1
58が画面を横切ることによって、遊技者に対して、複
数の変動図柄18が大当たり図柄の組み合わせで停止す
る可能性が高いことを予告するのである。また、報知パ
ターンNは、報知パターンA,B,Cのように、複数の
変動図柄18の変動開始から停止までの間において、複
数の変動図柄18が大当たり図柄の図柄組み合わせで停
止する可能性が高いことを予告しないようになってい
る。即ち、報知パターンNでは、複数の変動図柄18の
変動開始から停止までの間において、ワニ154が口を
パクパクさせたり、子ザル156が登場したり、或い
は、極楽鳥158が画面を横切ったりすることがないの
である。このことから明らかなように、本実施形態で
は、報知パターンNによって予告を行わない報知パター
ンが構成されており、報知パターンA,B,Cによって
予告を行う報知パターンが構成されている。
【0048】なお、本実施形態では、この報知パターン
選択テーブルS126は、電源が入ることによって用意
される報知パターン選択テーブルであり、電源投入直後
は、かかる報知パターン選択テーブルS126に基づい
て報知パターンが選択されるようになっている。また、
本実施形態では、何れかの報知パターン選択テーブルに
基づいて報知パターンNが選択された後や、複数の変動
図柄が大当たり図柄の組み合わせで停止した後に行われ
る報知パターンの選択の際に、報知パターン選択テーブ
ルS126が使用される。
【0049】そして、本実施形態では、報知パターン選
択テーブルS126において、変動パターンが保留許容
状態下での完全ハズレ変動パターンである場合には、報
知パターンNが選択される確率は91%とされており、
報知パターンA,B,Cが選択される確率はそれぞれ3
%とされている。また、本実施形態では、変動パターン
が最大保留状態下での完全ハズレ変動パターンである場
合には、報知パターンNが選択される確率は88%とさ
れており、報知パターンA,B,Cが選択される確率は
それぞれ4%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンがハズレリーチαである場合には、報知パタ
ーンNが選択される確率は50%とされていると共に、
報知パターンAが選択される確率は30%とされてお
り、また、報知パターンB,Cが選択される確率はそれ
ぞれ10%とされている。また、本実施形態では、変動
パターンがハズレリーチβである場合には、報知パター
ンNが選択される確率は50%とされていると共に、報
知パターンBが選択される確率は30%とされており、
また、報知パターンA,Cが選択される確率はそれぞれ
10%とされている。更に、本実施形態では、変動パタ
ーンがハズレリーチγである場合には、報知パターンN
が選択される確率は50%とされていると共に、報知パ
ターンCが選択される確率は30%とされており、ま
た、報知パターンA,Bが選択される確率はそれぞれ1
0%とされている。更に、本実施形態では、変動パター
ンが大当たりリーチαである場合には、報知パターンN
が選択される確率は30%とされていると共に、報知パ
ターンAが選択される確率は60%とされており、ま
た、報知パターンB,Cが選択される確率はそれぞれ5
%とされている。また、本実施形態では、変動パターン
が大当たりリーチβである場合には、報知パターンNが
選択される確率は30%とされていると共に、報知パタ
ーンBが選択される確率は60%とされており、また、
報知パターンA,Cが選択される確率はそれぞれ5%と
されている。更に、本実施形態では、変動パターンが大
当たりリーチγである場合には、報知パターンNが選択
される確率は30%とされていると共に、報知パターン
Cが選択される確率は60%とされており、また、報知
パターンA,Bが選択される確率はそれぞれ5%とされ
ている。上述の説明から明らかなように、本実施形態で
は、変動パターンが大当たりリーチα,β,γの何れか
である場合には、予告を行う報知パターンA,B,Cの
何れかが選択されやすくなっており、特に、変動パター
ンが大当たりリーチαの場合には、報知パターンAが選
択されやすくなっていると共に、変動パターンが大当た
りリーチβの場合には、報知パターンBが選択されやす
くなっており、また、変動パターンが大当たりリーチγ
の場合には、報知パターンCが選択されやすくなってい
る。また、本実施形態では、変動パターンが保留許容状
態若しくは最大保留状態での完全ハズレである場合や、
リーチハズレα,β,γの何れかである場合には、報知
パターンNが選択され易くなっている。
【0050】また、図15には、報知パターン選択テー
ブルA130が示されている。この報知パターン選択テ
ーブルA130は、変動開始情報に含まれている「変動
パターン」と報知パターン選択カウンタ124の「報知
パターン選択カウンタ値」と、それら「変動パターン」
および「報知パターン選択カウンタ値」に対応する「報
知パターン」によって構成されており、かかる報知パタ
ーン選択テーブルA130に基づいて変動開始情報に含
まれている変動パターンのデータと報知パターン選択カ
ウンタ124のカウンタ値に対応した報知パターンが選
択されるようになっている。また、報知パターン選択テ
ーブルA130は、前回の報知パターン選択によって報
知パターンAが選択された場合に選択されるようになっ
ている。
【0051】ここにおいて、本実施形態では、報知パタ
ーン選択テーブルA130において、変動パターンが保
留許容状態下での完全ハズレである場合には、報知パタ
ーンNが選択される確率は91%とされていると共に、
報知パターンAが選択される確率は1%とされており、
また、報知パターンB,Cが選択される確率はそれぞれ
4%とされている。更に、本実施形態では、変動パター
ンが最大保留状態下での完全ハズレである場合には、報
知パターンNが選択される確率は88%とされていると
共に、報知パターンAが選択される確率は2%とされて
おり、また、報知パターンB,Cが選択される確率はそ
れぞれ5%とされている。また、本実施形態では、変動
パターンがハズレリーチαである場合には、報知パター
ンNが選択される確率は50%とされていると共に、報
知パターンAが選択される確率は10%とされており、
また、報知パターンB,Cが選択される確率はそれぞれ
20%とされている。また、本実施形態では、変動パタ
ーンがハズレリーチβである場合には、報知パターンN
が選択される確率は50%とされており、報知パターン
Aが選択される確率は5%とされている。また、報知パ
ターンBが選択される確率は25%とされており、報知
パターンCが選択される確率は20%とされている。更
に、本実施形態では、変動パターンがハズレリーチγで
ある場合には、報知パターンNが選択される確率は50
%とされており、報知パターンAが選択される確率は5
%とされている。また、報知パターンBが選択される確
率は20%とされており、報知パターンCが選択される
確率は25%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンが大当たりリーチαである場合には、報知パ
ターンNが選択される確率は30%とされていると共
に、報知パターンAが選択される確率は66%とされて
おり、また、報知パターンB,Cが選択される確率はそ
れぞれ2%とされている。また、本実施形態では、変動
パターンが大当たりリーチβである場合には、報知パタ
ーンNが選択される確率は30%とされており、報知パ
ターンAが選択される確率は20%とされている。ま
た、報知パターンBが選択される確率は48%とされて
おり、報知パターンCが選択される確率は2%とされて
いる。更に、本実施形態では、変動パターンが大当たり
リーチγである場合には、報知パターンNが選択される
確率は30%とされており、報知パターンAが選択され
る確率は20%とされている。また、報知パターンBが
選択される確率は2%とされており、報知パターンCが
選択される確率は48%とされている。上述の説明から
明らかなように、本実施形態では、変動パターンが大当
たりリーチα,β,γの何れかである場合には、予告を
行う報知パターンA,B,Cの何れかが選択されやすく
なっており、特に、変動パターンが大当たりリーチαの
場合には、報知パターンAが選択されやすくなっている
と共に、変動パターンが大当たりリーチβの場合には、
報知パターンBが選択されやすくなっており、また、変
動パターンが大当たりリーチγの場合には、報知パター
ンCが選択されやすくなっている。また、本実施形態で
は、変動パターンが保留許容状態若しくは最大保留状態
での完全ハズレである場合や、リーチハズレα,β,γ
の何れかである場合には、報知パターンNが選択され易
くなっている。
【0052】また、図16には、報知パターン選択テー
ブルB134が示されている。この報知パターン選択テ
ーブルB134は、変動開始情報に含まれている「変動
パターン」と報知パターン選択カウンタ124の「報知
パターン選択カウンタ値」とそれら「変動パターン」と
「報知パターン選択カウンタ値」に対応する「報知パタ
ーン」によって構成されており、かかる報知パターン選
択テーブルB134に基づいて変動開始情報に含まれて
いる変動パターンのデータと報知パターン選択カウンタ
124のカウンタ値に対応した報知パターンが選択され
るようになっている。また、報知パターン選択テーブル
B134は、前回の報知パターン選択によって報知パタ
ーンBが選択されることによって、選択されるようにな
っている。
【0053】ここにおいて、本実施形態では、変動パタ
ーンが保留許容状態下での完全ハズレである場合には、
報知パターンNが選択される確率は91%とされている
と共に、報知パターンBが選択される確率は1%とされ
ており、また、報知パターンA,Cが選択される確率は
それぞれ4%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンが最大保留状態下での完全ハズレである場合
には、報知パターンNが選択される確率は88%とされ
ていると共に、報知パターンBが選択される確率は2%
とされており、また、報知パターンA,Cが選択される
確率はそれぞれ5%とされている。更に、本実施形態で
は、変動パターンがハズレリーチαである場合には、報
知パターンNが選択される確率は50%とされており、
報知パターンAが選択される確率は25%とされてい
る。また、報知パターンBが選択される確率は5%とさ
れており、報知パターンCが選択される確率は20%と
されている。また、本実施形態では、変動パターンがハ
ズレリーチβである場合には、報知パターンNが選択さ
れる確率は50%とされていると共に、報知パターンB
が選択される確率は10%とされており、また、報知パ
ターンA,Cが選択される確率はそれぞれ20%とされ
ている。更に、本実施形態では、変動パターンがハズレ
リーチγである場合には、報知パターンNが選択される
確率は50%とされており、報知パターンAが選択され
る確率は20%とされている。また、報知パターンBが
選択される確率は5%とされており、報知パターンCが
選択される確率は25%とされている。更に、本実施形
態では、変動パターンが大当たりリーチαである場合に
は、報知パターンNが選択される確率は30%とされて
おり、報知パターンAが選択される確率は48%とされ
ている。また、報知パターンBが選択される確率は20
%とされており、報知パターンCが選択される確率は2
%とされている。また、本実施形態では、変動パターン
が大当たりリーチβである場合には、報知パターンNが
選択される確率は30%とされていると共に、報知パタ
ーンBが選択される確率は66%とされており、また、
報知パターンA,Cが選択される確率はそれぞれ2%と
されている。更に、本実施形態では、変動パターンが大
当たりリーチγである場合には、報知パターンNが選択
される確率は30%とされており、報知パターンAが選
択される確率は2%とされている。また、報知パターン
Bが選択される確率は20%とされており、報知パター
ンCが選択される確率は48%とされている。上述の説
明から明らかなように、本実施形態では、変動パターン
が大当たりリーチα,β,γの何れかである場合には、
予告を行う報知パターンA,B,Cの何れかが選択され
やすくなっており、特に、変動パターンが大当たりリー
チαの場合には、報知パターンAが選択されやすくなっ
ていると共に、変動パターンが大当たりリーチβの場合
には、報知パターンBが選択されやすくなっており、ま
た、変動パターンが大当たりリーチγの場合には、報知
パターンCが選択されやすくなっている。また、本実施
形態では、変動パターンが保留許容状態若しくは最大保
留状態での完全ハズレである場合や、リーチハズレα,
β,γの何れかである場合には、報知パターンNが選択
され易くなっている。
【0054】また、図17には、報知パターン選択テー
ブルC138が示されている。この報知パターン選択テ
ーブルC138は、変動開始情報に含まれている「変動
パターン」と報知パターン選択カウンタ124の「報知
パターン選択カウンタ値」とそれら「変動パターン」お
よび「報知パターン選択カウンタ値」に対応する「報知
パターン」によって構成されており、かかる報知パター
ン選択テーブルC138に基づいて変動開始情報に含ま
れている変動パターンのデータと報知パターン選択カウ
ンタ124のカウンタ値に対応した報知パターンが選択
されるようになっている。また、報知パターン選択テー
ブルC138は、前回の報知パターン選択によって報知
パターンCが選択されることによって、選択される。
【0055】ここにおいて、本実施形態では、変動パタ
ーンが保留許容状態下での完全ハズレである場合には、
報知パターンNが選択される確率は91%とされている
と共に、報知パターンCが選択される確率は1%とされ
ており、また、報知パターンA,Bが選択される確率は
それぞれ4%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンが最大保留状態下での完全ハズレである場合
には、報知パターンNが選択される確率は88%とされ
ていると共に、報知パターンCが選択される確率は2%
とされており、また、報知パターンA,Bが選択される
確率はそれぞれ5%とされている。更に、本実施形態で
は、変動パターンがハズレリーチαである場合には、報
知パターンNが選択される確率は50%とされており、
報知パターンAが選択される確率は25%とされてい
る。また、報知パターンBが選択される確率は20%と
されており、報知パターンCが選択される確率は5%と
されている。また、本実施形態では、変動パターンがハ
ズレリーチβである場合には、報知パターンNが選択さ
れる確率は50%とされており、報知パターンAが選択
される確率は20%とされている。また、報知パターン
Bが選択される確率が25%とされており、報知パター
ンCが選択される確率は5%とされている。更に、本実
施形態では、変動パターンがハズレリーチγである場合
には、報知パターンNが選択される確率は50%とされ
ていると共に、報知パターンCが選択される確率は10
%とされており、また、報知パターンA,Bが選択され
る確率はそれぞれ20%とされている。更に、本実施形
態では、変動パターンが大当たりリーチαである場合に
は、報知パターンNが選択される確率は30%とされて
おり、報知パターンAが選択される確率は48%とされ
ている。また、報知パターンBが選択される確率は2%
とされており、報知パターンCが選択される確率は20
%とされている。また、本実施形態では、変動パターン
が大当たりリーチβである場合には、報知パターンNが
選択される確率は30%とされており、報知パターンA
が選択される確率は2%とされている。また、報知パタ
ーンBが選択される確率は48%とされており、報知パ
ターンCが選択される確率は20%とされている。更
に、本実施形態では、変動パターンが大当たりリーチγ
である場合には、報知パターンNが選択される確率は3
0%とされていると共に、報知パターンCが選択される
確率は66%とされており、また、報知パターンA,B
が選択される確率はそれぞれ2%とされている。上述の
説明から明らかなように、本実施形態では、変動パター
ンが大当たりリーチα,β,γの何れかである場合に
は、予告を行う報知パターンA,B,Cの何れかが選択
されやすくなっており、特に、変動パターンが大当たり
リーチαの場合には、報知パターンAが選択されやすく
なっていると共に、変動パターンが大当たりリーチβの
場合には、報知パターンBが選択されやすくなってお
り、また、変動パターンが大当たりリーチγの場合に
は、報知パターンCが選択されやすくなっている。ま
た、本実施形態では、変動パターンが保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレである場合や、リーチ
ハズレα,β,γの何れかである場合には、報知パター
ンNが選択され易くなっている。
【0056】また、図18には、報知パターン選択テー
ブルAA142が示されている。この報知パターン選択
テーブルAA142は、変動開始情報に含まれている
「変動パターン」と報知パターン選択カウンタ124の
「報知パターン選択カウンタ値」とそれら「変動パター
ン」および「報知パターン選択カウンタ値」に対応する
報知パターンによって構成されており、かかる報知パタ
ーン選択テーブルAA142に基づいて変動開始情報に
含まれている変動パターンのデータと報知パターン選択
カウンタ124のカウンタ値に対応した報知パターンが
選択されるようになっている。また、報知パターン選択
テーブルAA142は、報知パターン選択テーブルA1
30に基づく報知パターン選択によって報知パターンA
が選択された場合に選択される。
【0057】ここにおいて、本実施形態では、変動パタ
ーンが保留許容状態下での完全ハズレである場合には、
報知パターンNが選択される確率は90%とされている
と共に、報知パターンAが選択される確率は0%とされ
ており、また、報知パターンB,Cが選択される確率は
それぞれ5%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンが最大保留状態下での完全ハズレである場合
には、報知パターンNが選択される確率は88%とされ
ていると共に、報知パターンAが選択される確率は0%
とされており、また、報知パターンB,Cが選択される
確率はそれぞれ6%とされている。また、本実施形態で
は、変動パターンがハズレリーチαである場合には、報
知パターンNが選択される確率は50%とされていると
共に、報知パターンAが選択される確率は0%とされて
おり、また、報知パターンB,Cが選択される確率はそ
れぞれ25%とされている。また、本実施形態では、変
動パターンがハズレリーチβである場合には、報知パタ
ーンNが選択される確率は50%とされており、報知パ
ターンAが選択される確率は0%とされている。また、
報知パターンBが選択される確率は35%とされてお
り、報知パターンCが選択される確率は15%とされて
いる。更に、本実施形態では、変動パターンがハズレリ
ーチγである場合には、報知パターンNが選択される確
率は50%とされており、報知パターンAが選択される
確率は0%とされている。また、報知パターンBが選択
される確率は15%とされており、報知パターンCが選
択される確率は35%とされている。更に、本実施形態
では、変動パターンが大当たりリーチαである場合に
は、報知パターンAが選択される確率は100%とされ
ており、報知パターンN,B,Cが選択される確率はそ
れぞれ0%とされている。また、本実施形態では、変動
パターンが大当たりリーチβである場合には、報知パタ
ーンAが選択される確率は100%とされており、報知
パターンN,B,Cが選択される確率は0%とされてい
る。更に、本実施形態では、変動パターンが大当たりリ
ーチγである場合には、報知パターンAが選択される確
率は100%とされており、報知パターンN,B,Cが
選択される確率はそれぞれ0%とされている。
【0058】上述の説明から明らかなように、本実施形
態では、報知パターン選択テーブルAA142におい
て、変動パターンが大当たりリーチα,β,γの何れか
である場合にのみ、報知パターンAが選択されるように
なっている。また、本実施形態では、変動パターンが保
留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレである
場合や、リーチハズレα,β,γの何れかである場合に
は、報知パターンNが選択され易くなっている。
【0059】また、図19には、報知パターン選択テー
ブルBB146が示されている。この報知パターン選択
テーブルBB146は、変動開始情報に含まれている
「変動パターン」と報知パターン選択カウンタ124の
「報知パターン選択カウンタ値」とそれら「変動パター
ン」および「報知パターン選択カウンタ値」に対応する
報知パターンによって構成されており、かかる報知パタ
ーン選択テーブルBB146に基づいて変動開始情報に
含まれている変動パターンのデータと報知パターン選択
カウンタ124のカウンタ値に対応した報知パターンが
選択されるようになっている。また、報知パターン選択
テーブルBB146は、報知パターン選択テーブルB1
34に基づく報知パターン選択によって報知パターンB
が選択された場合に選択される。
【0060】ここにおいて、本実施形態では、変動パタ
ーンが保留許容状態下での完全ハズレである場合には、
報知パターンNが選択される確率は90%とされている
と共に、報知パターンBが選択される確率は0%とされ
ており、また、報知パターンA,Cが選択される確率は
それぞれ5%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンが最大保留状態下での完全ハズレである場合
には、報知パターンNが選択される確率は88%とされ
ていると共に、報知パターンBが選択される確率は0%
とされており、また、報知パターンA,Cが選択される
確率はそれぞれ6%とされている。更に、本実施形態で
は、変動パターンがハズレリーチαである場合には、報
知パターンNが選択される確率は50%とされており、
報知パターンAが選択される確率は35%とされてい
る。また、報知パターンBが選択される確率は0%とさ
れており、報知パターンCが選択される確率は15%と
されている。また、本実施形態では、変動パターンがハ
ズレリーチβである場合には、報知パターンNが選択さ
れる確率は50%とされていると共に、報知パターンB
が選択される確率は0%とされており、また、報知パタ
ーンA,Cが選択される確率はそれぞれ25%とされて
いる。更に、本実施形態では、変動パターンがハズレリ
ーチγである場合には、報知パターンNが選択される確
率は50%とされており、報知パターンAが選択される
確率は15%とされている。また、報知パターンBが選
択される確率は0%とされており、報知パターンCが選
択される確率は35%とされている。更に、本実施形態
では、変動パターンが大当たりリーチαである場合に
は、報知パターンBが選択される確率は100%とされ
ており、報知パターンN,A,Cが選択される確率はそ
れぞれ0%とされている。また、本実施形態では、変動
パターンが大当たりリーチβである場合には、報知パタ
ーンBが選択される確率は100%とされており、報知
パターンN,A,Cが選択される確率は0%とされてい
る。更に、本実施形態では、変動パターンが大当たりリ
ーチγである場合には、報知パターンBが選択される確
率は100%とされており、報知パターンN,A,Cが
選択される確率はそれぞれ0%とされている。
【0061】上述の説明から明らかなように、本実施形
態では、報知パターン選択テーブルBB146におい
て、変動パターンが大当たりリーチα,β,γの何れか
である場合にのみ、報知パターンBが選択されるように
なっている。また、本実施形態では、変動パターンが保
留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレである
場合や、リーチハズレα,β,γの何れかである場合に
は、報知パターンNが選択され易くなっている。
【0062】また、図20には、報知パターン選択テー
ブルCC150が示されている。この報知パターン選択
テーブルCC150は、変動開始情報に含まれている
「変動パターン」と報知パターン選択カウンタ124の
「報知パターン選択カウンタ値」とそれら「変動パター
ン」および「報知パターン選択カウンタ値」に対応する
報知パターンによって構成されており、かかる報知パタ
ーン選択テーブルCC150に基づいて変動開始情報に
含まれている変動パターンのデータと報知パターン選択
カウンタ124のカウンタ値に対応した報知パターンが
選択されるようになっている。また、報知パターン選択
テーブルCC150は、報知パターン選択テーブルC1
38に基づく報知パターン選択によって、報知パターン
Cが選択された場合に採用される。
【0063】ここにおいて、本実施形態では、変動パタ
ーンが保留許容状態下での完全ハズレである場合には、
報知パターンNが選択される確率は90%とされている
と共に、報知パターンCが選択される確率は0%とされ
ており、また、報知パターンA,Bが選択される確率は
それぞれ5%とされている。更に、本実施形態では、変
動パターンが最大保留状態下での完全ハズレである場合
には、報知パターンNが選択される確率は88%とされ
ていると共に、報知パターンCが選択される確率は0%
とされており、また、報知パターンA,Bが選択される
確率はそれぞれ6%とされている。更に、本実施形態で
は、変動パターンがハズレリーチαである場合には、報
知パターンNが選択される確率は50%とされており、
報知パターンAが選択される確率は35%とされてい
る。また、報知パターンBが選択される確率は15%と
されており、報知パターンCが選択される確率は0%と
されている。また、本実施形態では、変動パターンがハ
ズレリーチβである場合には、報知パターンNが選択さ
れる確率は50%とされており、報知パターンAが選択
される確率は15%とされている。また、報知パターン
Bが選択される確率が35%とされており、報知パター
ンCが選択される確率は0%とされている。更に、本実
施形態では、変動パターンがハズレリーチγである場合
には、報知パターンNが選択される確率は50%とされ
ていると共に、報知パターンCが選択される確率は0%
とされており、また、報知パターンA,Bが選択される
確率はそれぞれ25%とされている。更に、本実施形態
では、変動パターンが大当たりリーチαである場合に
は、報知パターンCが選択される確率は100%とされ
ており、報知パターンN,A,Bが選択される確率はそ
れぞれ0%とされている。また、本実施形態では、変動
パターンが大当たりリーチβである場合には、報知パタ
ーンCが選択される確率は100%とされており、報知
パターンN,A,Bが選択される確率は0%とされてい
る。更に、本実施形態では、変動パターンが大当たりリ
ーチγである場合には、報知パターンCが選択される確
率は100%とされており、報知パターンN,A,Bが
選択される確率はそれぞれ0%とされている。
【0064】上述の説明から明らかなように、本実施形
態では、報知パターン選択テーブルCC150におい
て、変動パターンが大当たりリーチα,β,γの何れか
である場合にのみ、報知パターンCが選択されるように
なっている。また、本実施形態では、変動パターンが保
留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレである
場合や、リーチハズレα,β,γの何れかである場合に
は、報知パターンNが選択され易くなっている。
【0065】また、上述の説明から明らかなように、本
実施形態では、複数の報知パターン選択テーブルにおい
て、各変動パターンにおける各報知パターンの選択確率
が互いに異なるように設定されている。
【0066】次に、制御回路部54における始動入賞口
12にパチンコ球が入賞した際の始動入賞口処理につい
て、図21に基づいて、説明する。先ず、ステップ(以
下、Sという)1において、CPU56は、始動入賞口
12へのパチンコ球の入賞、即ち、始動入賞口スイッチ
66からのパチンコ球の検出信号が入力されたか否かを
判定する判定処理を行う。そして、始動入賞口スイッチ
66からのパチンコ球の検出信号が入力されていない場
合(S1:NO)には、処理を終了する。
【0067】一方、始動入賞口スイッチ66からのパチ
ンコ球の検出信号が入力された場合(S1:YES)に
は、S2において、カウント値取得処理を実行する。こ
のカウント値取得処理は、始動入賞口スイッチ66から
パチンコ球の検出信号が入力された時の大当たりカウン
タ80に記憶されているカウンタ値を大当たりカウンタ
値として、図柄選択カウンタ82に記憶されているカウ
ンタ値を図柄選択カウンタ値として、変動パターン選択
カウンタ84に記憶されているカウンタ値を変動パター
ン選択カウンタ値として、それぞれ、カウンタ値記憶エ
リアに記憶する。なお、変動図柄18の変動中や大当た
り映像の表示中に入賞した場合には、かかる入賞時に取
得された各カウンタ値が、入賞した順番で最大4組まで
カウンタ値記憶エリアに記憶されるようになっている。
【0068】次に、S3において、CPU56は、大当
たりか否かを判定する判定処理を実行する。この大当た
り判定処理は、先ず、カウンタ値記憶エリアから大当た
りカウンタ値を読み出す。そして、この大当たりカウン
タ値と当たり判定データテーブル92に基づいて当たり
判定処理を行う。大当たりの場合(S3:YES)に
は、S4において、カウンタ値記憶エリア86から図柄
選択カウンタ値を読み出し、かかる図柄選択カウンタ値
に対応する大当たり図柄を大当たり図柄記憶エリア98
に記憶されている大当たり図柄選択データテーブル96
から選択する。また、CPU56は、カウンタ値記憶エ
リア86から変動パターン選択カウンタ値を読み出し、
かかる変動パターン選択カウンタ値に対応する変動パタ
ーンを、大当たり変動パターン記憶エリア114に記憶
されている大当たり変動パターンデータテーブル112
から選択する。
【0069】ここにおいて、大当たり図柄の選択は、図
柄選択カウンタ80のカウンタ値を大当たり図柄選択デ
ータテーブル96のカウンタ値とし、かかるカウンタ値
に対応する大当たり図柄の図柄データを読み込む。ま
た、変動パターンの選択は、変動パターン選択カウンタ
値を大当たり変動パターンデータテーブル112のカウ
ンタ値とし、かかるカウンタ値に対応する変動パターン
のデータを読み込む。そして、S5において、この読み
込んだ停止図柄のデータと変動パターンのデータを表示
用CPU120に図柄変動開始を指示するための変動開
始情報として変動開始情報記憶エリア88に記憶する。
【0070】一方、S3において、ハズレと判定された
場合(S3:NO)には、S6において、リーチハズレ
か完全ハズレかを判定するハズレ判定処理を実行する。
このハズレ判定処理は、先ず、カウンタ値記憶エリア8
6から大当たりカウンタ値を読み出す。そして、この大
当たりカウンタ値とハズレ判定データテーブル100に
基づいてハズレ判定処理を行う。リーチハズレと判定さ
れた場合(S6:YES)には、S7において、カウン
タ値記憶エリア86から図柄選択カウンタ値を読み出
し、かかる図柄選択カウンタ値に対応するリーチハズレ
図柄をリーチハズレ図柄記憶エリア106に記憶されて
いるリーチハズレ図柄選択データテーブル104から選
択する。また、CPU56は、カウンタ値記憶エリア8
6から変動パターン選択カウンタ値を読み出し、かかる
変動パターン選択カウンタ値に対応する変動パターン
を、リーチハズレ変動パターン記憶エリア118に記憶
されているリーチハズレ変動パターン選択テーブル11
6から選択する。
【0071】ここにおいて、リーチハズレ図柄の選択
は、図柄選択カウンタ82のカウンタ値をリーチハズレ
図柄選択データテーブル116のカウンタ値とし、かか
るカウンタ値に対応するリーチハズレ図柄の図柄データ
を読み込む。また、変動パターンの選択は、変動パター
ン選択カウンタ84をリーチハズレ変動パターンデータ
テーブル116のカウンタ値とし、かかるカウンタ値に
対応する変動パターンのデータを読み込む。そして、S
5において、この読み込んだ停止図柄データと変動パタ
ーンのデータを、表示用CPU120に複数の変動図柄
18の変動開始を指示する変動開始情報として、変動開
始情報記憶エリア88に記憶する。
【0072】一方、S6において、完全ハズレと判定さ
れた場合(S6:NO)には、S8において、カウンタ
値記憶エリア86から図柄選択カウンタ値を読み出し、
かかる図柄選択カウンタ値に対応する完全ハズレ図柄を
完全ハズレ図柄記憶エリア110に記憶されている完全
ハズレ図柄選択データテーブル108から選択する。こ
こにおいて、完全ハズレ図柄の選択は、図柄選択カウン
タ82のカウンタ値を完全ハズレ図柄選択データテーブ
ル108のカウンタ値とし、かかるカウンタ値に対応す
る完全ハズレ図柄の図柄データを読み込む。また、CP
U56は、保留カウンタ90のカウンタ値を参照して、
メモリ58に記憶されている保留許容状態若しくは最大
保留状態での完全ハズレ変動パターンの変動パターンデ
ータを読み込む。そして、S5において、この読み込ん
だ停止図柄データと変動パターンデータを、表示用CP
U120に複数の変動図柄18の変動開始を指示する変
動開始情報として、変動開始情報記憶エリア88に記憶
する。
【0073】次に、S9において、CPU56は、変動
開始情報記憶エリア88から変動開始情報を読み出し、
変動開始情報を表示制御回路部74の表示用CPU12
0に出力する。
【0074】続いて、表示制御回路74の表示用CPU
120が実行する図柄表示処理について、図22に基づ
いて、説明する。先ず、S11において、表示用CPU
120は、制御回路部54から変動開始情報が入力され
ているか否かを判定する入力判定処理を行う。そして、
表示用CPU120は、制御回路部54から変動開始情
報が入力されていない場合(S11:NO)には、処理
を終了する。
【0075】一方、表示用CPU120は、制御回路部
54から変動開始情報が入力されている場合(S11:
YES)には、S12において、変動開始情報を表示用
メモリ122に設けられた変動開始情報記憶エリア14
9に記憶する。また、S13において、変動開始情報が
表示用CPU120に入力された際の報知パターン選択
カウンタ124のカウンタ値を報知パターン選択カウン
タ値として表示用メモリ122に設けられたカウンタ値
記憶エリア147に記憶する。そして、S14におい
て、変動開始情報に含まれている変動パターンのデータ
と報知パターン選択カウンタ値を表示用メモリ122か
ら読み出し、それら変動パターンのデータと報知パター
ン選択カウンタ値と表示用メモリ122の報知パターン
選択テーブル記憶エリアに記憶されている報知パターン
選択テーブルに基づいて、報知パターンを選択する。
【0076】この報知パターンの選択は、先ず、制御回
路部54のCPU56から送信された変動開始情報に含
まれている変動パターンのデータを、表示用メモリ12
2の報知パターン選択テーブル記憶エリア128に記憶
されている報知パターン選択テーブル126の変動パタ
ーンとすると共に、報知パターン選択カウンタ値を報知
パターン選択テーブル126のカウンタ値とし、それら
変動パターンとカウンタ値に対応する報知パターンを表
示用メモリ122に設けられた報知パターン記憶エリア
151に記憶する。
【0077】そして、S15において、表示用CPU1
20は、表示用メモリ122に記憶されている報知パタ
ーンを読み出し、かかる報知パターンに基づいて、特別
図柄表示装置16にて複数の変動図柄18の変動を開始
する。また、表示用CPU120は、制御回路部54の
CPU56から停止信号が入力された場合には、S16
において、複数の変動図柄18の変動を停止して、変動
開始情報の停止図柄データに基づく図柄を表示して処理
を終了する。そこにおいて、変動開始情報が大当たり図
柄の停止図柄データを含んでいる場合には、大当たり図
柄の表示後に、所定の大当たり映像が表示される。
【0078】続いて、報知パターンの選択に用いられる
報知パターン選択テーブルの選択処理について、図23
に基づいて、説明する。先ず、S21において、基準と
なる報知パターン選択テーブルS126に基づいて、報
知パターン選択処理Sが実行される。かかる報知パター
ン選択処理Sは、変動開始情報に含まれている変動パタ
ーンのデータを、報知パターン選択テーブルS126の
変動パターンとすると共に、変動開始情報の表示用CP
U120への入力時に取得された報知パターン選択カウ
ンタ124のカウンタ値を報知パターン選択テーブルS
126のカウンタ値とし、それら変動パターンとカウン
タ値に対応する報知パターンを選択する。このことから
明らかなように、本実施形態では、大当たりカウンタ
値,図柄選択カウンタ値,変動パターン選択カウンタ
値,それらのカウンタ値に基づいて決定された停止図柄
のデータ,変動パターンのデータおよび報知パターン選
択カウンタ値によって、変動表示情報が構成されてい
る。
【0079】そして、S21において、保留許容状態若
しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハ
ズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づい
て報知パターン選択処理Sが行われ、かかる報知パター
ン選択処理Sにより報知パターンNが選択された場合
や、大当たりリーチα,β,γの何れかに基づいて報知
パターン選択処理Sが行われた場合には、次回の報知パ
ターン選択処理は、報知パターン選択テーブルSに基づ
く報知パターン選択処理S(S21)となる。
【0080】また、S21において、報知パターンAが
選択された場合には、S22において、報知パターン選
択テーブルA130に基づいて、報知パターン選択処理
Aが実行される。かかる報知パターン選択処理A130
は、変動開始情報に含まれている変動パターンのデータ
を、報知パターン選択テーブルA130の変動パターン
に対応させると共に、変動開始情報の表示用CPU12
0への入力時に取得された報知パターン選択カウンタ1
24の報知パターン選択カウンタ値を報知パターン選択
テーブルA130のカウンタ値に対応させ、それら変動
パターンとカウンタ値に対応する報知パターンを選択す
る。また、本実施形態では、報知パターン選択処理A
は、前回の報知パターン選択処理が報知パターン選択テ
ーブルAA142以外の報知パターン選択テーブルで保
留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変動
パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変動パタ
ーンに基づいて行われ、かかる報知パターン選択処理に
より、報知パターンAが選択された場合に行われる。こ
こにおいて、本実施形態では、今回の変動開始情報に含
まれている変動パターンのデータが保留許容状態若しく
は最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレ
リーチα,β,γの何れかの変動パターンであり、且
つ、前回の変動開始情報に含まれている変動パターンの
データと同じであれば、今回の報知パターン選択処理A
によって報知パターンAが選択される確率は、前回の報
知パターン選択処理によって報知パターンAが選択され
る確率よりも低く設定されている。また、本実施形態で
は、今回の報知パターン選択処理Aが大当たりリーチ
α,β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われる
場合には、今回の報知パターン選択処理Aによって報知
パターンAが選択される確率が、前回の報知パターン選
択処理が大当たりリーチα,β,γの何れかに基づいて
行われる場合に報知パターンAが選択される確率よりも
高く設定されており、それによって、2回連続して報知
パターンAで図柄変動処理が行われた場合には、複数の
変動図柄18が大当たり図柄の組み合わせで停止する可
能性が高くなっているのである。
【0081】そして、今回の報知パターン選択処理Aが
保留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変
動パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変動パ
ターンによって実行されて、かかる報知パターン選択処
理Aにより、再び、報知パターンAが選択された場合に
は、S25において、報知パターン選択テーブルAA1
42に基づく報知パターン選択処理AAが実行される。
かかる報知パターン選択処理AAは、変動開始情報に含
まれている変動パターンのデータを、報知パターン選択
テーブルAA142の変動パターンに対応させると共
に、変動開始情報の表示用CPU120への入力時に取
得された報知パターン選択カウンタ124のカウンタ値
を報知パターン選択テーブルAA142のカウンタ値に
対応させ、それら変動パターンとカウンタ値に対応する
報知パターンを選択する。また、本実施形態では、報知
パターン選択処理AAは、前回の報知パターン選択処理
Aが保留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレ
の変動パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変
動パターンに基づいて行われ、かかる報知パターン選択
処理Aにより、報知パターンAが選択された場合に行わ
れる。ここにおいて、本実施形態では、今回の変動開始
情報に含まれている変動パターンのデータが大当たりリ
ーチα,β,γの何れかの変動パターン以外であれば、
今回の報知パターン選択処理AAによって報知パターン
Aが選択されないようになっている。即ち、本実施形態
では、今回の報知パターン選択処理AAが大当たりリー
チα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われ
る場合には、今回の報知パターン選択処理AAによって
報知パターンAが必ず選択されるようになっており、そ
れによって、3回連続して同じ報知パターンAで図柄変
動処理が行われた場合には、必ず複数の変動図柄18が
大当たり図柄の組み合わせで停止することとなる。
【0082】また、S21において、報知パターンBが
選択された場合には、S23において、報知パターン選
択テーブルB134に基づいて、報知パターン選択処理
Bが実行される。かかる報知パターン選択処理Bは、変
動開始情報に含まれている変動パターンのデータを、報
知パターン選択テーブルB134の変動パターンに対応
させると共に、変動開始情報の表示用CPU120への
入力時に取得された報知パターン選択カウンタ124の
カウンタ値を報知パターン選択テーブルB134のカウ
ンタ値に対応させ、それら変動パターンとカウンタ値に
対応する報知パターンを選択する。また、本実施形態で
は、報知パターン選択処理Bは、前回の報知パターン選
択処理が報知パターン選択テーブルBB146以外の報
知パターン選択テーブルで保留許容状態若しくは最大保
留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレリーチ
α,β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われ、
かかる報知パターン選択処理により、報知パターンBが
選択された場合に行われる。ここにおいて、本実施形態
では、今回の変動開始情報に含まれている変動パターン
のデータが保留許容状態若しくは最大保留状態での完全
ハズレの変動パターンやハズレリーチα,β,γの何れ
かの変動パターンであり、且つ、前回の変動開始情報に
含まれている変動パターンのデータと同じであれば、今
回の報知パターン選択処理Bによって報知パターンBが
選択される確率は、前回の報知パターン選択処理によっ
て報知パターンBが選択される確率よりも低く設定され
ている。また、本実施形態では、今回の報知パターン選
択処理Bが大当たりリーチα,β,γの何れかの変動パ
ターンに基づいて行われる場合には、今回の報知パター
ン選択処理Bによって報知パターンBが選択される確率
が、前回の報知パターン選択処理が大当たりリーチα,
β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われる場合
に報知パターンBが選択される確率よりも高く設定され
ており、それによって、2回連続して同じ報知パターン
Bで図柄変動処理が行われた場合には、複数の変動図柄
18が大当たり図柄の組み合わせで停止する可能性が高
くなっているのである。
【0083】そして、今回の報知パターン選択処理Bが
保留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変
動パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変動パ
ターンによって実行されて、かかる報知パターン選択処
理Bにより、再び、報知パターンBが選択された場合に
は、S26において、報知パターン選択テーブルBB1
46に基づく報知パターン選択処理BBが実行される。
かかる報知パターン選択処理BBは、変動開始情報に含
まれている変動パターンのデータを、報知パターン選択
テーブルBB146の変動パターンに対応させると共
に、変動開始情報の表示用CPU120への入力時に取
得された報知パターン選択カウンタ124のカウンタ値
を報知パターン選択テーブルBB146のカウンタ値に
対応させ、それら変動パターンとカウンタ値に対応する
報知パターンを選択する。また、本実施形態では、報知
パターン選択処理BBは、前回の報知パターン選択処理
Bが保留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレ
の変動パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変
動パターンに基づいて行われ、かかる報知パターン選択
処理Bにより、報知パターンBが選択された場合に行わ
れる。ここにおいて、本実施形態では、今回の変動開始
情報に含まれている変動パターンのデータが大当たりリ
ーチα,β,γの何れかの変動パターン以外であれば、
今回の報知パターン選択処理BBによって報知パターン
Bが選択されないようになっている。即ち、本実施形態
では、今回の報知パターン選択処理BBが大当たりリー
チα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われ
る場合には、今回の報知パターン選択処理BBによって
報知パターンBが必ず選択されるようになっており、そ
れによって、3回連続して同じ報知パターンBで図柄変
動処理が行われた場合には、必ず複数の変動図柄18が
大当たり図柄の組み合わせで停止することとなる。
【0084】また、S21において、報知パターンCが
選択された場合には、S24において、報知パターン選
択テーブルC138に基づいて、報知パターン選択処理
Cが実行される。かかる報知パターン選択処理Cは、変
動開始情報に含まれている変動パターンのデータを、報
知パターン選択テーブルC138の変動パターンに対応
させると共に、変動開始情報の表示用CPU120への
入力時に取得された報知パターン選択カウンタ124の
カウンタ値を報知パターン選択テーブルC138のカウ
ンタ値に対応させ、それら変動パターンとカウンタ値に
対応する報知パターンを選択する。また、本実施形態で
は、報知パターン選択処理Cは、前回の報知パターン選
択処理が報知パターン選択テーブルCC150以外の報
知パターン選択テーブルで保留許容状態若しくは最大保
留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレリーチ
α,β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われ、
かかる報知パターン選択処理により、報知パターンCが
選択された場合に行われる。ここにおいて、本実施形態
では、今回の変動開始情報に含まれている変動パターン
のデータが保留許容状態若しくは最大保留状態での完全
ハズレの変動パターンやハズレリーチα,β,γの何れ
かの変動パターンであり、且つ、前回の変動開始情報に
含まれている変動パターンのデータと同じであれば、今
回の報知パターン選択処理Bによって報知パターンCが
選択される確率は、前回の報知パターン選択処理によっ
て報知パターンCが選択される確率よりも低く設定され
ている。また、本実施形態では、今回の報知パターン選
択処理Cが大当たりリーチα,β、γの何れかの変動パ
ターンに基づいて行われる場合には、今回の報知パター
ン選択処理Cによって報知パターンCが選択される確率
が、前回の報知パターン選択処理が大当たりリーチα,
β,γの何れかに基づいて行われる場合に報知パターン
Cが選択される確率よりも高く設定されており、それに
よって、2回連続して同じ報知パターンCで図柄変動処
理が行われた場合には、複数の変動図柄18が大当たり
図柄の組み合わせで停止する可能性が高くなっているの
である。
【0085】そして、今回の報知パターン選択処理Cが
保留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変
動パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変動パ
ターンによって実行されて、かかる報知パターン選択処
理Cにより、再び、報知パターンCが選択された場合に
は、S27において、報知パターン選択テーブルCC1
50に基づく報知パターン選択処理CCが実行される。
かかる報知パターン選択処理CCは、変動開始情報に含
まれている変動パターンのデータを、報知パターン選択
テーブルCC150の変動パターンに対応させると共
に、変動開始情報の表示用CPU120への入力時に取
得された報知パターン選択カウンタ124のカウンタ値
を報知パターン選択テーブルCC150のカウンタ値に
対応させ、それら変動パターンとカウンタ値に対応する
報知パターンを選択する。また、本実施形態では、報知
パターン選択処理CCは、前回の報知パターン選択処理
Cが保留許容状態若しくは最大保留状態での完全ハズレ
の変動パターンやハズレリーチα,β,γの何れかの変
動パターンに基づいて行われ、かかる報知パターン選択
処理Cにより、報知パターンCが選択された場合に行わ
れる。ここにおいて、本実施形態では、今回の変動開始
情報に含まれている変動パターンのデータが大当たりリ
ーチα,β,γの変動パターン以外であれば、今回の報
知パターン選択処理CCによって報知パターンCが選択
されないようになっている。即ち、本実施形態では、今
回の報知パターン選択処理CCが大当たりリーチα,
β,γの何れかの変動パターンに基づいて行われる場合
には、今回の報知パターン選択処理CCによって報知パ
ターンCが必ず選択されるようになっており、それによ
って、3回連続して報知パターンCで図柄変動処理が行
われた場合には、必ず複数の変動図柄18が大当たり図
柄の組み合わせで停止することとなる。
【0086】また、S22において、保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズ
レリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて
報知パターン選択処理Aが行われ、かかる報知パターン
選択処理Aにより報知パターンNが選択された場合や、
大当たりリーチα,β,γの何れかに基づいて報知パタ
ーン選択処理Aが行われた場合には、次回の報知パター
ン選択処理は、報知パターン選択テーブルS126に基
づく報知パターン選択処理S(S21)となる。更に、
S22において、保留許容状態若しくは最大保留状態で
の完全ハズレの変動パターンやハズレリーチα,β,γ
の何れかの変動パターンに基づいて報知パターン選択処
理Aが行われ、かかる報知パターン選択処理Aにより報
知パターンBが選択された場合には、次回の報知パター
ン選択処理は、報知パターン選択テーブルB134に基
づく報知パターン選択処理B(S23)となる。更に、
S22において、保留許容状態若しくは最大保留状態で
の完全ハズレの変動パターンやハズレリーチα,β,γ
の何れかの変動パターンに基づいて報知パターン選択処
理が行われ、かかる報知パターン選択処理Aにより報知
パターンCが選択された場合には、次回の報知パターン
選択処理は、報知パターン選択テーブルC138に基づ
く報知パターン選択処理C(S24)となる。
【0087】また、S23において、保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズ
レリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて
報知パターン選択処理Bが行われ、かかる報知パターン
選択処理Bにより報知パターンNが選択された場合や、
大当たりリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基
づいて報知パターン選択処理Bが行われた場合には、次
回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択テーブ
ルS126に基づく報知パターン選択処理S(S21)
となる。更に、S23において、保留許容状態若しくは
最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレリ
ーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて報知
パターン選択処理Bが行われ、かかる報知パターン選択
処理Bにより報知パターンAが選択された場合には、次
回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択テーブ
ルA130に基づく報知パターン選択処理A(S22)
となる。更に、S23において、保留許容状態若しくは
最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレリ
ーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて報知
パターン選択処理Bが行われ、かかる報知パターン選択
処理Bにより報知パターンCが選択された場合には、次
回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択テーブ
ルC138に基づく報知パターン選択処理C(S24)
となる。
【0088】また、S24において、保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズ
レリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて
報知パターン選択処理Cが行われ、かかる報知パターン
選択処理Cにより報知パターンNが選択された場合や、
大当たりリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基
づいて報知パターン選択処理Cが行われた場合には、次
回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択テーブ
ルS126に基づく報知パターン選択処理S(S21)
となる。更に、S24において、保留許容状態若しくは
最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレリ
ーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて報知
パターン選択処理Cが行われ、かかる報知パターン選択
処理Cにより報知パターンAが選択された場合には、次
回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択テーブ
ルA130に基づく報知パターン選択処理A(S22)
となる。更に、S24において、保留許容状態若しくは
最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズレリ
ーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて報知
パターン選択処理Cが行われ、かかる報知パターン選択
処理Cにより報知パターンBが選択された場合には、次
回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択テーブ
ルB134に基づく報知パターン選択処理B(S23)
となる。
【0089】また、S25において、保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズ
レリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて
報知パターン選択処理AAが行われ、かかる報知パター
ン選択処理AAにより報知パターンNが選択された場合
や、大当たりリーチα,β,γの何れかの変動パターン
に基づいて報知パターン選択処理AAが行われた場合に
は、次回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択
テーブルS126に基づく報知パターン選択処理S(S
21)となる。更に、S25において、保留許容状態若
しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハ
ズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づい
て報知パターン選択処理AAが行われ、かかる報知パタ
ーン選択処理AAにより報知パターンBが選択された場
合には、次回の報知パターン選択処理は、報知パターン
選択テーブルB134に基づく報知パターン選択処理B
(S23)となる。更に、S25において、保留許容状
態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターン
やハズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基
づいて報知パターン選択処理AAが行われ、かかる報知
パターン選択処理AAにより報知パターンCが選択され
た場合には、次回の報知パターン選択処理は、報知パタ
ーン選択テーブルC138に基づく報知パターン選択処
理C(S24)となる。
【0090】また、S26において、保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズ
レリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて
報知パターン選択処理BBが行われ、かかる報知パター
ン選択処理BBにより報知パターンNが選択された場合
や、大当たりリーチα,β,γの何れかの変動パターン
に基づいて報知パターン選択処理BBが行われた場合に
は、次回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択
テーブルS126に基づく報知パターン選択処理S(S
21)となる。更に、S26において、保留許容状態若
しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハ
ズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づい
て報知パターン選択処理BBが行われ、かかる報知パタ
ーン選択処理BBにより報知パターンAが選択された場
合には、次回の報知パターン選択処理は、報知パターン
選択テーブルA130に基づく報知パターン選択処理A
(S22)となる。更に、S26において、保留許容状
態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターン
やハズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基
づいて報知パターン選択処理BBが行われ、かかる報知
パターン選択処理BBにより報知パターンCが選択され
た場合には、次回の報知パターン選択処理は、報知パタ
ーン選択テーブルC138に基づく報知パターン選択処
理C(S24)となる。
【0091】また、S27において、保留許容状態若し
くは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハズ
レリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づいて
報知パターン選択処理CCが行われ、かかる報知パター
ン選択処理CCにより報知パターンNが選択された場合
や、大当たりリーチα,β,γの何れかの変動パターン
に基づいて報知パターン選択処理CCが行われた場合に
は、次回の報知パターン選択処理は、報知パターン選択
テーブルS126に基づく報知パターン選択処理S(S
21)となる。更に、S27において、保留許容状態若
しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターンやハ
ズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基づい
て報知パターン選択処理CCが行われ、かかる報知パタ
ーン選択処理CCにより報知パターンAが選択された場
合には、次回の報知パターン選択処理は、報知パターン
選択テーブルA130に基づく報知パターン選択処理A
(S22)となる。更に、S27において、保留許容状
態若しくは最大保留状態での完全ハズレの変動パターン
やハズレリーチα,β,γの何れかの変動パターンに基
づいて報知パターン選択処理CCが行われ、かかる報知
パターン選択処理CCにより報知パターンBが選択され
た場合には、次回の報知パターン選択処理は、報知パタ
ーン選択テーブルB134に基づく報知パターン選択処
理B(S23)となる。
【0092】このようなパチンコ機10においては、始
動入賞口12にパチンコ球が入賞する(S1)と、この
入賞した時の大当たりカウンタ80,図柄選択カウンタ
82および変動パターン選択カウンタ84の各カウンタ
値が読み込まれ、各カウンタ値が入賞した順番で最大4
組までカウンタ値記憶エリア86に記憶される(S
2)。
【0093】また、変動図柄18の変動処理は、カウン
タ値記憶エリア86に最先に記憶された「大当たりカウ
ンタ値」,「図柄選択カウンタ値」および「変動パター
ン選択カウンタ値」を読み出し、この大当たりカウンタ
値が所定の大当たり数値の場合(S3:YES)には、
大当たり図柄と大当たり変動パターンが決定され(S
4)、かかる大当たり図柄と大当たり変動パターンが変
動開始情報として変動開始情報記憶エリア88に記憶さ
れる(S5)。そして、変動開始情報記憶エリア88に
記憶された変動開始情報を読み出し、かかる変動開始情
報を表示用CPU120に送信し(S9)、表示用CP
U120は、変動開始情報の着信時に取得された報知パ
ターン選択カウンタ124のカウンタ値と、変動開始情
報に含まれている大当たり変動パターンと、前回の報知
パターン選択処理で選択された報知パターンに基づいて
決定された今回の報知パターン選択テーブルに基づい
て、報知パターン選択処理を行い(S14)、かかる報
知パターン選択処理によって選択された報知パターンに
従って複数の変動図柄18の変動を開始し(S15)、
それによって、特別図柄表示装置16にて複数の変動図
柄18が変動を開始する。その後、表示用CPU120
は、CPU56からの変動停止信号によって報知パター
ンに基づく図柄変動処理を終了する(S16)と共に、
大当たり図柄に基づく図柄表示処理を行う。それによっ
て、特別図柄表示装置16にて変動図柄18の変動が停
止すると共に、大当たり図柄が表示される。
【0094】ここにおいて、前々回の図柄変動処理と前
回の図柄変動処理がリーチハズレ図柄又は完全ハズレ図
柄の情報を含んだ変動開始情報に基づいて行われ、且
つ、前々回の図柄変動処理における報知パターンと前回
の図柄変動処理における報知パターンとが同じである場
合には、今回の図柄変動処理の報知パターンは、前々回
および前回と同じ報知パターンで行われることとなる。
【0095】また、リーチハズレの場合(S6:YE
S)には、リーチハズレ図柄とリーチハズレ変動パター
ンが決定され(S7)、かかるリーチハズレ図柄とリー
チハズレ変動パターンが変動開始情報として変動開始情
報記憶エリア88に記憶される(S5)。そして、変動
開始情報記憶エリア88に記憶された変動開始情報を読
み出し、かかる変動開始情報を表示用CPU120に送
信し(S9)、表示用CPU120は、変動開始情報の
着信時に取得された報知パターン選択カウンタ124の
カウンタ値と、変動開始情報に含まれているリーチハズ
レ変動パターンと、前回の報知パターン選択処理で選択
された報知パターンに基づいて決定された今回の報知パ
ターン選択テーブルに基づいて、報知パターン選択処理
を行い(S14)、かかる報知パターン選択処理によっ
て選択された報知パターンに従って複数の変動図柄18
の変動を開始し(S15)、それによって、特別図柄表
示装置16にて複数の変動図柄18が変動を開始する。
その後、表示用CPU120は、CPU56からの変動
停止信号によって報知パターンに基づく図柄変動処理を
終了する(S16)と共に、リーチハズレ図柄に基づく
図柄表示処理を行う。それによって、特別図柄表示装置
16にて変動図柄18の変動が停止すると共に、リーチ
ハズレ図柄が表示される。
【0096】ここにおいて、前々回の図柄変動処理と前
回の図柄変動処理がリーチハズレ図柄又は完全ハズレ図
柄の情報を含んだ変動開始情報に基づいて行われ、且
つ、前々回の図柄変動処理における報知パターンと前回
の図柄変動処理における報知パターンとが同じである場
合には、今回の図柄変動処理の報知パターンは、前々回
および前回と異なる報知パターンで行われることとな
る。
【0097】また、完全ハズレの場合(S6:NO)に
は、完全ハズレ図柄と完全ハズレ変動パターンが決定さ
れ(S8)、かかる完全ハズレ図柄と完全ハズレ変動パ
ターンが変動開始情報として変動開始情報記憶エリア8
8に記憶される(S5)。そして、変動開始情報記憶エ
リア88に記憶された変動開始情報を読み出し、かかる
変動開始情報を表示用CPU120に送信し(S9)、
表示用CP120は、変動開始情報の着信時に取得され
た報知パターン選択カウンタ124のカウンタ値と、変
動開始情報に含まれている完全ハズレ変動パターンと、
前回の報知パターン選択処理で選択された報知パターン
に基づいて決定された今回の報知パターン選択テーブル
に基づいて、報知パターン選択処理を行い(S14)、
かかる報知パターン選択処理によって選択された報知パ
ターンに従って複数の変動図柄18の変動を開始し(S
15)、それによって、特別図柄表示装置16にて複数
の変動図柄18が変動を開始する。その後、表示用CP
U120は、CPU56からの変動停止信号によって報
知パターンに基づく図柄変動処理を終了する(S16)
と共に、完全ハズレ図柄に基づく図柄表示処理を行う。
それによって、特別図柄表示装置16にて変動図柄18
の変動が停止すると共に、完全ハズレ図柄が表示され
る。
【0098】ここにおいて、前々回の図柄変動処理と前
回の図柄変動処理がリーチハズレ図柄又は完全ハズレ図
柄の情報を含んだ変動開始情報に基づいて行われ、且
つ、前々回の図柄変動処理における報知パターンと前回
の図柄変動処理における報知パターンとが同じである場
合には、今回の図柄変動処理の報知パターンは、前々回
および前回と異なる報知パターンで行われることとな
る。
【0099】上述の如きパチンコ機10においては、次
回の報知パターン選択に用いられる報知パターン選択テ
ーブルが、今回の報知パターン選択処理で選択された報
知パターンに基づいて、複数の報知パターン選択テーブ
ルのなかから選択されるようになっていることから、今
回の報知パターン選択処理によって選択された報知パタ
ーンと次回の報知パターン選択処理によって選択される
報知パターンとの間に関連性をもたせることが出来るの
である。従って、本実施形態のパチンコ機10において
は、これから取得される変動表示情報に基づく複数の変
動図柄18における停止図柄の図柄組み合わせの予告報
知と、連続して選択される複数の報知パターンとに関連
性をもたせることが出来るのである。
【0100】特に、本実施形態では、複数の変動図柄1
8が大当たり図柄で停止する可能性が高いことを予告す
る報知パターンA,B,Cのうち、何れか一つの報知パ
ターンに基づいて複数の変動図柄18が2回連続して変
動した場合には、大当たりが発生する情報を含む変動表
示情報に基づいて報知パターン選択が行われる際に必ず
2回連続して選択された報知パターンと同一の報知パタ
ーンが選択されるようになっている所定の報知パターン
選択テーブルAA,BB,CCを利用して次回の報知パ
ターン選択が行われるようになっていることから、これ
から取得される大当たりが発生する情報を含んだ変動表
示情報に対しても、つじつまのあった連続予告を行うこ
とが出来るのである。
【0101】以上、本発明の一実施形態について詳述し
てきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、
かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、
限定的に解釈されるものではない。
【0102】例えば、前記実施形態では、同じ報知パタ
ーンが3回連続して選択されると必ず、大当たりが報知
されるようになっていたが、4回以上連続して同じ報知
パターンが選択された場合に必ず大当たりが報知される
ようにしても良いし、或いは、2回連続して同じ報知パ
ターンが選択された場合に必ず大当たりが報知されるよ
うにしても良い。また、複数の報知パターンが所定の順
番で選択された場合、具体的には、例えば、前記実施形
態において、報知パターンが報知パターンA,報知パタ
ーンB,報知パターンCの順番で選択された場合に、必
ず大当たりを報知するようにしても良い。
【0103】また、前記実施形態では、予告がある報知
パターンが3つとされていたが、かかる予告がある報知
パターンは4つ以上であっても良いし、1つ或いは2つ
であっても良い。更に、前記実施形態では、ハズレリー
チパターンや大当たりリーチパターンがそれぞれ3つと
されていたが、かかるハズレリーチパターンや大当たり
リーチパターンはそれぞれ4つ以上であっても良いし、
2つであっても良い。
【0104】さらに、各種報知パターン選択テーブルに
おける各報知パターンが選択される確率は、前記実施形
態のものに限定されない。
【0105】また、大当たりカウンタ80の上限値,図
柄選択カウンタ82の上限値,変動パターン選択カウン
タ84の上限値および報知パターン選択カウンタ124
の上限値は、前記実施形態のものに限定されない。更
に、変動図柄18の種類や総数等も、前記実施形態のも
のに限定されない。
【0106】さらに、前記実施形態では、報知パターン
選択カウンタのカウンタ値は、変動開始情報が表示用メ
モリに着信した際に取得されるようになっていたが、パ
チンコ球が始動入賞口に入賞した時に取得するようにし
ても良い。
【0107】また、前記実施形態では、予告を行う報知
パターンA、B,Cは、複数の変動図柄18が大当たり
図柄で停止する確率が高いことを予告するようになって
いたが、複数の変動図柄18がリーチ図柄で停止する確
率が高いことを予告するようにしても良い。
【0108】また、前記実施形態では、予告は複数の変
動図柄18の変動中に特別図柄表示装置18にて特定の
キャラクタが出現することによって行われていたが、複
数の変動図柄18の変動中に背景を変更することや遊技
盤28等に設けられたランプ等を点灯乃至点滅すること
によって予告を行っても良い。更に、予告用の表示装置
を別途設けて、かかる表示装置で予告を行っても良い。
【0109】加えて、前記実施形態では、第1種パチン
コ機について、本発明を適用したものの一具体例を示し
たが、本発明は、第3種パチンコ機に適用することも可
能であることは、言うまでもない。
【0110】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0111】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたパチンコ機においては、次回の報知
パターン選択に用いられる報知パターン選択テーブルが
今回の報知パターン選択によって選択された報知パター
ンに基づいて複数の報知パターン選択テーブルから選択
されることから、今回の報知パターン選択によって選択
された報知パターンと次回の報知パターン選択によって
選択される報知パターンに関連性をもたせることが出来
るのであり、それによって、これから取得される変動表
示情報に基づく複数の変動図柄18における停止図柄の
図柄組み合わせの予告報知と、連続して選択される複数
の報知パターンとに関連性をもたせることが出来るので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のパチンコ機全体を示す正
面図である。
【図2】図1に示されたパチンコ機の制御システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】図1に示されたパチンコ機を構成する大当たり
カウンタで取得したカウンタ値に基づいて大当たりか否
かを判定する際に採用される当たり判定データテーブル
の一具体例を示す図である。
【図4】図1に示されたパチンコ機を構成する図柄選択
カウンタで取得したカウンタ値に基づいて大当たり図柄
を選択する際に採用される大当たり図柄選択データテー
ブルの一具体例を示す図である。
【図5】図1に示されたパチンコ機を構成する変動パタ
ーン選択カウンタで取得したカウンタ値に基づいて大当
たりの変動パターンを選択する際に採用される大当たり
変動パターン選択データテーブルの一具体例を示す図で
ある。
【図6】図1に示されたパチンコ機を構成する図柄選択
カウンタで取得したカウンタ値に基づいてリーチハズレ
か完全ハズレかを判定する際に採用されるハズレ判定デ
ータテーブルの一具体例を示す図である。
【図7】図1に示されたパチンコ機を構成する図柄選択
カウンタで取得したカウンタ値に基づいてハズレリーチ
図柄を選択する際に採用されるハズレリーチ図柄選択デ
ータテーブルの一具体例を示す図である。
【図8】図1に示されたパチンコ機を構成する図柄選択
カウンタで取得したカウンタ値に基づいて完全ハズレ図
柄を選択する際に採用される完全ハズレ図柄選択データ
テーブルの一具体例を示す図である。
【図9】図1に示されたパチンコ機を構成する変動パタ
ーン選択カウンタで取得したカウンタ値に基づいてリー
チハズレ変動パターンを選択する際に採用されるリーチ
ハズレ変動パターン選択データテーブルの一具体例を示
す図である。
【図10】図2に示された表示制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、前回の報知パターン選択処理において報知パタ
ーンNが選択された場合等に選択される報知パターン選
択テーブルSの一具体例を示す図である。
【図12】本実施形態における報知パターンAの一具体
例を示す図である。
【図13】本実施形態における報知パターンBの一具体
例を示す図である。
【図14】本実施形態における報知パターンCの一具体
例を示す図である。
【図15】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、前回の報知パターン選択処理において報知パタ
ーンAが選択された場合に選択される報知パターン選択
テーブルAの一具体例を示す図である。
【図16】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、前回の報知パターン選択処理において報知パタ
ーンBが選択された場合に選択される報知パターン選択
テーブルBの一具体例を示す図である。
【図17】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、前回の報知パターン選択処理において報知パタ
ーンCが選択された場合に選択される報知パターン選択
テーブルCの一具体例を示す図である。
【図18】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、報知パターン選択テーブルAに基づく報知パタ
ーン選択処理において報知パターンAが選択された場合
に選択される報知パターン選択テーブルAAの一具体例
を示す図である。
【図19】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、報知パターン選択テーブルBに基づく報知パタ
ーン選択処理において報知パターンBが選択された場合
に選択される報知パターン選択テーブルBBの一具体例
を示す図である。
【図20】図1に示されたパチンコ機における報知パタ
ーン選択処理に用いられる報知パターン選択テーブルに
おいて、報知パターン選択テーブルCに基づく報知パタ
ーン選択処理において報知パターンCが選択された場合
に選択される報知パターン選択テーブルCCの一具体例
を示す図である。
【図21】図1に示されたパチンコ機の始動入賞口処理
を示すフローチャートである。
【図22】図1に示されたパチンコ機の変動図柄の表示
制御処理を示すフローチャートである。
【図23】図1に示されたパチンコ機の報知パターン選
択テーブルの選択処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 パチンコ機 12 始動入賞口 14 遊技領域 16 特別図柄表示装置 18 変動図柄 124 報知パターン選択カウンタ 126 報知パターン選択テーブルS 130 報知パターン選択テーブルA 134 報知パターン選択テーブルB 138 報知パターン選択テーブルC 142 報知パターン選択テーブルAA 146 報知パターン選択テーブルBB 150 報知パターン選択テーブルCC

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が始動入賞口に入賞すること
    により変動表示情報が取得され、該変動表示情報に基づ
    いて遊技領域に設けられた図柄表示装置にて複数の変動
    図柄が変動をし、該変動表示情報が遊技者に有利な特別
    遊技状態が発生する情報を含んでいる場合には該複数の
    変動図柄が予め定められた特別遊技状態の図柄組み合わ
    せで停止すると共に、該図柄表示装置を介して所定の映
    像を表示する一方、該変動表示情報が遊技者に有利な特
    別遊技状態が発生する情報を含んでいない場合には該複
    数の変動図柄が前記特別遊技状態の図柄組み合わせと異
    なる図柄組み合わせで停止せしめられるようになってお
    り、更に、該複数の変動図柄における停止図柄の図柄組
    み合わせの予告報知を行うようになっているパチンコ機
    において、 前記複数の変動図柄の変動を決定する報知パターンが複
    数あり、それら複数の報知パターンの選択確率が互いに
    異なるように設定された複数の報知パターン選択テーブ
    ルから予め選択された一つの報知パターン選択テーブル
    と前記変動表示情報に基づいて選択された一つの該報知
    パターンに基づく前記複数の変動図柄の変動により、前
    記予告報知が行われた後、該複数の変動図柄を該変動表
    示情報に基づく図柄組み合わせで停止せしめる一方、次
    回の該報知パターン選択に用いられる該報知パターン選
    択テーブルの選択が、今回の該報知パターン選択によっ
    て選択された該報知パターンに基づいて行われることを
    特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記報知パターン選択が一回行われる毎
    に、前記報知パターン選択テーブルが変更せしめられる
    請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記複数の報知パターンが、前記複数の
    変動図柄における停止図柄の図柄組み合わせの予告を行
    う報知パターンと該複数の変動図柄における停止図柄の
    図柄組み合わせの予告を行わない報知パターンを含んで
    構成されている請求項1又は2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記予告報知により前記複数の変動図柄
    が前記特別遊技状態の図柄組み合わせで停止する可能性
    が高いことを報知する請求項1乃至3の何れかに記載の
    パチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記報知パターン選択が遊技者に有利な
    特別遊技状態が発生する情報を含んだ前記変動表示情報
    と前記報知パターン選択テーブルに基づいて行われる場
    合には、前記予告を行う報知パターンが選択される確率
    が高くなっている請求項3又は4に記載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】 前記報知パターン選択が遊技者に有利な
    特別遊技状態が発生する情報を含んでいない前記変動表
    示情報と前記報知パターン選択テーブルに基づいて行わ
    れる場合には、前記予告を行わない報知パターンが選択
    される確率が高くなっている請求項3乃至5の何れかに
    記載のパチンコ機。
  7. 【請求項7】 前回の前記報知パターン選択により前記
    予告を行う報知パターンが選択されており、且つ、今回
    の前記報知パターン選択が遊技者に有利な特別遊技状態
    が発生する情報を含んだ前記変動表示情報と前記報知パ
    ターン選択テーブルに基づいて行われる場合には、今回
    の該報知パターン選択において、前回の該報知パターン
    選択により選択された該予告を行う報知パターンと所定
    の関係を有する該予告を行う報知パターンが選択される
    確率が高くなっている請求項3乃至6の何れかに記載の
    パチンコ機。
  8. 【請求項8】 前記所定の関係が同一の前記予告を行う
    報知パターンが連続して選択されることとなっている請
    求項7に記載のパチンコ機。
  9. 【請求項9】 前記報知パターン選択により選択された
    前記予告を行う報知パターンが所定の条件を満たした場
    合には、次回の該報知パターン選択が該所定の条件を満
    たした場合にのみ選択される特別な報知パターン選択テ
    ーブルと前記変動表示情報に基づいて行われる請求項3
    乃至8の何れかに記載のパチンコ機。
  10. 【請求項10】 前記報知パターン選択が前記特別な報
    知パターン選択テーブルと遊技者に有利な特別遊技状態
    が発生する情報を含んだ前記変動表示情報に基づいて行
    われる場合には、該報知パターン選択によって選択され
    る前記報知パターンは、一つに特定された前記予告を行
    う報知パターンとされている請求項9に記載のパチンコ
    機。
  11. 【請求項11】 前記所定の条件が同一の前記予告を行
    う報知パターンが複数回連続して選択されることとなっ
    ている場合には、該所定の条件を満たした場合にのみ選
    択される前記特別な報知パターン選択テーブルと遊技者
    に有利な特別遊技状態が発生する情報を含んだ前記変動
    表示情報に基づいて行われる前記報知パターン選択によ
    り選択される前記報知パターンは、複数回連続して選択
    された該予告を行う報知パターンと同じとされている請
    求項9又は10に記載のパチンコ機。
  12. 【請求項12】 前記報知パターン選択により前記予告
    を行わない報知パターンが選択された場合には、次回の
    該報知パターン選択に用いられる前記報知パターン選択
    テーブルが予め定められている請求項3乃至11の何れ
    かに記載のパチンコ機。
  13. 【請求項13】 前記複数の変動図柄が前記特別遊技状
    態の図柄組み合わせで停止した場合には、次回の前記報
    知パターン選択が予め定められた前記報知パターン選択
    テーブルと前記変動表示情報に基づいて行われる請求項
    1乃至12の何れかに記載のパチンコ機。
  14. 【請求項14】 前記図柄表示装置を制御する表示制御
    回路によって前記報知パターン選択が行われている請求
    項1乃至13の何れかに記載のパチンコ機。
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